晩春の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか

これまで、富山駅周辺で見られる桜の名所(前編 後編)や、富山市内中心部の丘陵地 「呉羽山」周辺の桜の名所をご紹介してきました 

今回は、富山市内郊外の桜の名所として、富山市婦中町で見られる桜をご紹介します 


まずはじめにご紹介するのは、「富山市婦中ふるさと自然公園」です

「富山市婦中ふるさと自然公園」へは、富山駅から車で約30分、富山駅発の富山地方鉄道バス 山田・速星方面 乗車 「泉光寺」下車すぐ、で行くことができます↓

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「富山市婦中ふるさと自然公園」は、27.8haの広大な園内に、国指定史跡の前方後方墳「大塚古墳」や県指定史跡の前方後円墳「勅使塚古墳」のほか、真言宗高野山派の寺院「各願寺」、1万株のハナショウブが咲く「菖蒲園」などが点在する、歴史と自然豊かな公園です↓(左クリックで拡大)

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「各願寺」の隣にある、約200本のソメイヨシノが植えられた「桜の丘」は、富山市婦中町を代表する桜の名所です↓
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「各願寺」
大宝元年(701年)に、「北叡山」の勅額を賜り、文武天皇の第七皇子の一品親王(仏性上人)による創建された寺院
戦乱の世を経て、江戸時代には、真言宗高野山派「長沢山各願寺」として再興されました
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この「各願寺」では、富山藩の歴代藩主が、たびたび花見の宴や歌会を催したことを示す「襖絵」が残っており、このことに由来し、毎年、4月中旬に、平安の雅を再現するイベント「ふちゅう 曲水の宴」が開催されています↓
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今年で27回目を迎える、富山市婦中町の春の伝統行事で、先週、4月19日(日)に行われました
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「ふちゅう 曲水の宴」では、平安貴族の装束をまとった参宴者たちが、水辺に座して、羽觴の上に盃を乗せて流し、杯が自分の前を通り過ぎるまでに、歌題の和歌を詠みます↓
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「ふちゅう 曲水の宴」の舞台の「各願寺」から、山道を徒歩約15分ほどあがっていくと、展望塔の「婦中ふるさと創生館」のある高台に辿り着きます
この高台は、かつて、富山藩主が「各願寺」に立ち寄った際に、稲の作柄などを望んだとも言われ、富山藩主の城下眺望スポットだったのだそうです
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今もなお、咲き誇る桜の間から、富山平野を見渡すことができます↓
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各所にベンチやテーブルなどもあるので、お花見スポットとしても最適 
休日とあってか、多くの人が、休息に訪れていました↓
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高台に建つ、展望塔「婦中ふるさと創生館」↓
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「婦中ふるさと創生館」の向かいに立つのは、 「かんぽの宿 富山」
富山市街を見渡しながら、富山湾の新鮮な海の幸や展望風呂が楽しめる
宿泊施設です
※JR高山本線「速星駅」から送迎バスあり
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3階建の「婦中ふるさと創生館」内では、2階と3階が展望コーナーとなっています↓
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展望コーナーからは、群生する桜と富山平野、気象条件の良い、晴れた日には、立山連峰も一望することができます↓
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上述の「富山市婦中ふるさと自然公園」から車で約15分ほど進んでいくと、たどり着くのが「いこいの村 磯波風」です↓
いこいの村 磯波風」へは、富山市 婦中コミュニティバス(月〜土運行) 古里・音川線乗車、「いこいの村」下車、または、富山地方鉄道バス「吉谷口」下車、徒歩10分(土日祝のみ運行)で行くことができます
※送迎バスあり

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「いこいの村 磯波風」は、富山県自然博物館「ねいの里」 に隣接する、自然の中のアメニティ・リゾート↓
四季折々の富山ならではの食材を盛り込んだ御前料理や、水生庭苑を望める展望大浴場があるほか
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芝生が広がる、広大な園内には、パークゴルフ場やテニスコート、ジャンボ滑り台、変わり種自転車などのレクリエーション設備も揃っています

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園内では、エドヒガン(4月上〜中旬)、ソメイヨシノ、シダレザクラ(4月中旬)、サトザクラ(4月中〜下旬)など、様々な種類のサクラ 約800本が群生しており、色とりどりの桜を楽しむことができます↓
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上記写真(右手)のサトザクラを間近に見た様子↓

訪れた4月10日頃は、色鮮やかにつぼみが膨らみ、開花間近といった感じでした
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こちらは、エドヒガンの様子↓
よーく見ると、下向きに咲いているのですネ
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下から見ると、花盛り
高い場所で、下向きに咲くものが多いゆえに、桜はお花見にぴったりの花なのだそうです
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最後にご紹介するのは、「富山県中央植物園」です

「富山県中央植物園」へは、富山駅から車で約20分、富山市 婦中コミュニティバス(月〜土運行) 鵜坂・朝日線乗車、「中央植物園前」下車、または、富山駅発の富山地方鉄道バス ファボーレ経由 萩の島循環線 中央植物園下車、徒歩約15分で行くことができます↓(左クリックで拡大)

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ピラミッド型のアトリウムが特徴の「富山県中央植物園」では、約25haの広大な敷地に、屋外展示室や展示温室を備えており、国内外の植物が
約5,000種以上、年間を通して、展示されています↓
園内で見られる植物やイベント案内など、「富山県中央植物園」の詳細については、富山県中央植物園 のHPをご覧ください
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「富山県中央植物園」では、4月上・中旬の土日を含む4日間に渡り、「さくらまつり」が開催されており、
今年で、4回目を迎えています
期間中は、9:00〜21:30までの特別開園(入園料 200円 ※高校生以下無料)で、コンサートや呈茶席、「とやまさくらの守の会」会員による「さくら観察会」、桜のクイズラリーなどの催し物もあり、誰でも気軽に桜に親しむことができます




植物園内にある「花のプロムナード」には、
約300mに渡って、桜並木が続いています↓
桜のトンネルみたいですネ
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園内では、ソメイヨシノやサトザクラ(3月下旬〜4月下旬)、ニ季咲き性品種(晩秋、春)など、100品種以上の桜を鑑賞することができます↓
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桜の木の下には、
ところどころ、桜にまつわる和歌が記された立札も↓
「花の色はうつりにけりないたづらに 我身世にふるながめせしまに」 小野小町
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「いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重ににほひぬるかな」 伊勢大輔 ↓
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「さくらまつり」の期間中は、夜9時半まで開園しているので、通常は見ることができない、夕暮れ〜夜の植物園内を散策することもできます↓

夕暮れの空に、薄ずく桜色も素敵ですネ

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桜並木のある「花のプロムナード」の橋の上から望む、世界の植物ゾーンの展示温室↓

水鏡に映る姿は、異国の宮殿のようです
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また、屋内施設の「サンライトホール」では、北陸新幹線開業記念企画展「富山でお花見」も、
4月29日まで開催↓
富山の桜の名所を紹介したパネルや桜の切り花が展示されています
写真は、富山県オリジナルの桜、三種(コシノフクカサネ、フタカミザクラ、コシノフユザクラ)
です
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園内で、一際、目を引いていたこの桜は、「ヤエベニシダレ」↓

「ヤエベニシダレ」は、「枝垂桜」と呼ばれる品種の一種で、京都周辺で多く栽培されており、谷崎潤一郎の小説「細雪」にも登場しているそうです
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日が落ちて、辺りが暗くなってきた頃からは、夜桜鑑賞も楽しめます

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先ほどの「ヤエベニシダレ」も、夜になると、また一味違った趣がありますネ↓

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4月24日現在、「富山県中央植物園」では、サトザクラが見頃を迎え始めているようです
園内には、黄色い桜として有名な「ウコン」をはじめ、「楊貴妃」、「江戸」、「関山」など、29種ものサトザクラがあるそう↓ 
※拡大版は、こちらから
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富山市内郊外、婦中町で見られる桜の名所、いかがでしたでしょうか
4月27日現在、「富山県中央植物園」などのサトザクラを除いて、各所とも葉桜になっているようです

次回も、引き続き、富山市内郊外で見られる桜の名所をご紹介します


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