10月23日から11月13日まで、全9講座に渡り、「平成27年度観光サポーター研修」を実施しています

「観光サポーター研修」は、観光客と接する機会の多い、ホテル・旅館、タクシー業従事者、県外の方と接する機会の多い企業の方などを対象として、富山市の魅力をPRできる人材の育成とホスピタリティの醸成を目的とした、当協会主催の研修会で、今年度で9回目を迎えています 
今年度の研修日程については、こちら をご覧ください


初日の10月23日には、ヾ儻講座の講師に、「富山市郷土博物館」 学芸員の萩原大輔さん、▲泪福執嶌造旅峪佞法◆嵒抻馨霾鵐咼献優浩賁膤惺察弑橘撹長の長谷川綾子さんをお迎えし、研修を行いました



ヾ儻講座 「戦国時代の富山城主・佐々成政」

ヾ儻講座では、「富山市郷土博物館」 学芸員の萩原大輔さんに、戦国時代(1580〜1585年)の4年間、富山城主であった佐々成政とは、どのような人物であったのか歴史的資料や写真をもとに、関西弁を交えた軽快な語り口で、ご講義いただきました

ご講演の冒頭には、佐々成政が詠んだとされる、恋の和歌の紹介も
「尋恋 したひゆく すかたもわかぬ  たそかれに なをたとりぬる 恋の道かな 成政」
「あなたの顔の見えない夕暮れ時でも、この恋の道を尋ねる」という意の和歌は、技巧など飾り気のない直情的な歌であり、また、漢字を使った書状などの筆跡から、成政は達筆で文武両道であったことが伺えるそう
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萩原さんの解説によると、佐々成政は、織田信長直属の親衛隊「黒母衣衆」や柴田勝家の軍事指揮下での御目付け役としての活躍から、信長から厚い信頼を経て、天正9年(1581年)に越中国主に着任、「富山城主」となったのだそうです

また、天正10年(1582年)の「本能寺の変」で信長亡き後、佐々成政は、紆余曲折を経て、豊臣秀吉に降伏
秀吉の側近くに仕え、当時、「関白」であった秀吉から、秀吉と同名の「羽柴」の名字や「侍従」の官職を授与、また、天正15年(1587年)の「九州島津攻め」の功績から、肥後国(現熊本県)大名に抜擢されるなどの厚遇を受けたそうです

天正13年(1585年)、秀吉による越中出陣「佐々攻め」にて、秀吉に降参した成政が剃髪した地とされる、「富山市民俗民芸村」(富山市安養坊)の一角には、「佐々成政剃髪址石碑」が建っているのだとか↓
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「佐々成政剃髪址石碑」のある「富山市民俗民芸村」へは、富山駅発の富山地方鉄道バス「呉羽山老人センター行」乗車、「民俗民芸村」下車、または「新桜谷町行」乗車、「安養坊」下車、徒歩5分、このほか、富山市内周遊ぐるっとBUSでも行くことができます


天正16年(1588年)に、「肥後国衆一揆」発生の原因を咎められ、一揆の首謀者と「喧嘩両成敗」として、秀吉に切腹を命じられ、佐々成政は摂津国尼崎にて、その生涯を閉じました

萩原さん曰く、佐々成政は、「長篠の戦い」等での秀でた鉄砲隊の指揮能力、「金沢城」での秀吉との直談判、徳川家康への謁見のため、厳寒期に北アルプスを越えた「さらさら越え」など、その剛毅果断な行動力により、数々の功績を挙げ、当時、天下人であった信長や秀吉も認める、武芸に長けた実力者として、その名声を天下に轟かせた 「武者の覚え」(武士の鑑)だったのだそうです↓
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富山では、「神通川」沿いの磯部堤にて、無実の側室を惨殺したとされる「小百合伝説」や富山市大山地域に伝わる「鍬崎山の埋蔵金伝説」、暴れ川「常願寺川」の氾濫を防ぐ「佐々堤」の築造、厳冬の「さらさら越え」など数々の噂や逸話が残る、佐々成政ですが、今回の講義では、戦乱の世にその名を馳せた、戦国武将としての知られざる歴史的実像を垣間見ることができました

「富山市郷土博物館」では、成政越中平定430年を記念した、平成25年度 特別展「戦国越中の覇者 佐々成政」の展覧会図録(定価1,000円 A4版 64ページ)も好評発売中↓
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富山駅南口から徒歩約10分、お城の中の博物館「富山市郷土博物館」では、佐々成政城主の戦国時代から、富山藩主「前田家」城主の江戸時代、明治時代以降まで、400年以上に渡る「富山城」の歴史を学ぶことができます
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現在、「富山市郷土博物館」では、特別展「戦国の強者 津田遠江守重久」が11月29日まで、開催中
江戸時代の加賀藩内で「一騎当千の剛の者」と称された、富山藩士「津田家」の戦国時代の当主・津田遠江守重久の生涯から、戦国〜江戸時代にかけての武家の歴史を紐解きます 特別展の詳細については、こちら のページをご覧ください
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富山市郷土博物館


住所/富山市本丸1-62
電話/076-432-7911
開館時間/9:00〜17:00、休館日/年末年始、展示替期間中
観覧料/一般210円、子供100円 (土・日・祝日は小・中学生は無料)
※特別展開催中は料金変更あり

 「富山市郷土博物館」の概要、企画展等の詳細については、富山市郷土博物館 HPをご覧ください




▲泪福執嶌臓屬もてなしの基本はマナーから〜心理学から学ぶ良い印象とは〜」

続く、▲泪福執嶌造任蓮◆嵒抻馨霾鵐咼献優浩賁膤惺察弑橘撹長の長谷川綾子さんより、好印象を与えるマナーについて、心理学の観点から、ご講義いただきました

長谷川さんの解説によると、心理学者のアルバート・メラビアンの説では、人は数秒で、視覚情報 55%と聴覚情報 38%により、相手の93%を印象付けるのだそうです
第一印象とは、何秒で決まるのかシンキングタイム、スタート
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正解はなんとわずか7秒第一印象を良くするためには、まず視覚情報として、アイコンタクトが決め手なのだとか
嘘をつくと目が泳ぐといいますが、左右に目を動かせば嘘っぽくみえ、目線が上だと、上の空のような印象を与えてしまうため、相手と対話する際は、適度に目線を下から見上げるように、視線をあわせると好ましい印象となるのだそう
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相手より目線を下にするのは、相手に敬意を払い、従うことを意味するシグナルであり、謝罪や感謝などの気持ちを表す際に行う、お辞儀にもそうした意味があるのだとか↓
また、聴覚情報としては、相手に聞こえるような速さや大きさで話すことが重要だそう普段の何気ないしぐさから、人はお互いに相手を判断しているのですネ
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また、第一印象の決め手となる、視覚・聴覚を除く、残り7%の判断基準について、カウンセリングの際に用いられる、代表的なコミュニケーション技法NLPを使って、簡単にご紹介いただきました
NLPは、Neuro(神経)、Linguistic(言語)、Programing(プログラミング)の略で、この技法では、人は大まかに、視覚(V)=イメージで物事を理解、聴覚(A)=聞いて物事を理解、触運動覚(K)=触れて物事を理解の3つの代表システムに分類可能なのだそうです

講義では、自分の主な代表システムを簡単に知るために、参加者各自で、「海」のイメージを自由に記述してみました↓
一言に「海」といっても、人によって、様々な表現があることに驚きです
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長谷川さん曰く、NLP技法による代表システムの判断には通常、2時間以上のカウンセリングが必要なのだそうで、コミュニケーションを円滑に行うためには、自分の代表システムだけで、相手と対話しないこと、また、どのシステムの相手にも合わせられるよう、アイコンタクト(A)や姿勢・動作(K)、言葉がけ(A)の3つを組み合わせながら、相手の心に寄り添った、対話を心がけることが大切なのだそうです
普段の生活にも取り入れていきたい、コミュニケーションマナーですネ

次回も、引き続き、観光サポーター研修の講座の様子をお届けします


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