美しい琥珀色の麦芽水飴

富山市古鍛冶町にある【島川あめ店】さんは、
1663年(寛文3年)に創業し、2023年の今もその製法を受け継ぎ、昔ながらの麦芽水飴を作り続けています。
創業360年という長い歴史の中、熟練の技と変わらないおいしさを守り続ける【島川あめ店】さん
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現在のご当主で第14代目 穏やかでとっても優しい、でも、仕事は一切妥協せずコツコツとの島川晋さん。
創業から360周年を記念して、6月16日〜8月7日まで、富山県民会館内にある
D&DEPARTMENT TOYAMA で企画展が開催されています

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Sweet Life 「手間をたのしみ、今日をあじわう。」

島川の麦芽水飴の材料となるのは、麦芽・澱粉(甘藷)
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富山の澄んだ水に、この二つを加え、保温しながら一晩寝かせ、5つの鉄釜を使って、高温で熱しては漉し、2日がかりで炊き上げます。

太陽が照り付ける暑い日も、雪が降る寒い日も、
長い年月、守り続けてきた製法で、「今日より明日」おいしい飴のため、
手間を惜しまず、今日も繰り返し作り続けます。

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この企画展では、【島川あめ店】の歴史を垣間見ることができます
麦芽水飴は、江戸時代から砂糖が手に入りにくい庶民の甘味料として使われ、栄養補給源としても親しまれていました

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その後、富山の主要産業であった「丸薬づくり」や、良薬口に苦し薬の苦みを和らげるのにも用いられました。
昔は富山には10軒近くあった飴屋も、今では、ここ【島川あめ店】だけとなりました。

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伝統の製法を守り続けているため、その道具たちも大切に使い続けています。
今では、この道具を作るための職人さんも減ってしまいました。
それでも、おいしい麦芽水飴のため、大事に大事に手入れして使っているのです。
そんな道具たちの一部が展示されています

360年もの長い年月、日々作り続けてこられたのは、この飴を「おいしい」と言ってくださる方々がいるから。

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この企画展では、そんな【島川あめ店】の「飴造り」と「おいしさ」のファンでもある、富山の作家さんたちによる作品が並べられています

360年目の【島川あめ店】を守るのは、14代目の島川さんと奥様の素敵なご夫婦
そして、いつも笑顔で元気のよい、家族のようなスタッフの皆さん

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飴造りの仕事は、朝早くから始まります。
暑さと釜の熱に蒸される夏、寒さでかじかむ手足を必死で動かす冬
たいへんだけれど、これも「おいしい」と言ってくれる皆様の顔が浮かぶから、毎日続けられるのです。

そして、忙しい毎日の中、大切にしているのが「お茶の時間」

奥さんがおいしいコーヒーを入れてくれます
テーブルには甘いものやしょっぱいもの、いろいろなおやつが並びます。
スタッフの皆さんと、おやつとコーヒーで一息つきながら、みんなで進捗状況や予定、新商品などの意見を出し合います、時には、訪れたお客様や業者の方も巻き込みながら

麦芽水飴を作った日は、みんなで味の確認です
「今日の飴はどう?」と、率直な意見も言い合う家族のようなスタッフに、やさしく、少し不安げに確認する島川さん。
もちろん、「今日も間違いなくおいしい」とみんなで太鼓判をおして、スタッフも島川ご夫婦もみんなが笑顔になるのです。
いつもと同じ、島川の麦芽水飴の優しい甘みに、その飴を食べた方の笑顔が想像できるから
たいへんなこともたくさんあるけれど、「お茶の時間」を一緒に過ごすことでまた、みんなでがんばれるのです

360年続く【島川あめ店】の歴史は、そんな日々の積み重ねとともに、今日もやさしく紡がれていきます。

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たくさんある【島川あめ店】の商品の一部が、こちらで購入できます

麦芽水飴はもちろん、定番のさくらあめや豆菓子、水飴をつかったお菓子もあります私のおすすめは、口どけと後味が最高な「あめ屋のマーシュ」と、暑くなる夏に必須の「麦芽塩飴」です

島川あめ店        商品やお店についての詳細は  こちら

D & DEPARTMENT  TOYAMA      詳細は  こちら



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