2008年09月19日

夢のウォークインクローゼット

ウォークインクローゼット

夜である。
悠里は、お気に入りのワインを片手にウォークインクローゼットに向かう。
そこには、多くの抱き枕カバーが眠っている。
百体以上の抱き枕を一同に見回して、その時の気持ちで今夜の枕を選べるようになっている。
一番前には正妻のおんぷ抱き枕が掛けられている。
しかし、ここのところ、彼女を抱き枕に装着していないことに、ふと気づく。
悠里は、彼女とあと二人を選び抱き枕に装着し隣りのベッドルームに。

このクローゼットには、お気に入りの枕が一種類一体ずつしか収納されていない。

予備の枕は、室温が一定に保たれた地下倉庫に眠っている。
そこは、元々、ワインセラーとして設計されたもので、防カビ対策も怠りない。
ワインと違い年を経て熟成されるというわけではないが、宝物という点では似ているように、悠里は感じている。
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というような家だったらいいなぁ。

抱き枕erの人で、抱き枕専用のウォークインクローゼットを持ってる人はいるのだろうか。ある意味、服以上にウォークインクローゼットに向いていると思うのだが。長物ばかりだし、折り目つかない方がいいし、いつでもお気に入りのものを使えた方がいいし。
広いニッポン、いてもおかしくないけれど。
しかし、そもそも、抱き枕のような高価な物に常に散財していると、ウォークインクローゼットがあるような家には住めないかもしれませんね。私は、永久に無理かも。

本当にあったら、ぜひその映像を見てみたいなぁ。

toyamayuri at 13:54トラックバック(0)抱き枕コラム  

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