イッキ描きブログ

菊地理の油絵作品と絵の話

周五郎の新作か?

豊橋個展のホームページの作品集は目鼻がついた。目鼻が付くと放りっぱなし、になるのが悪い癖。近日中にちゃんと最後まで仕上げる、予定。
『影法師』(百田尚樹・講談社文庫)を読んだ。江戸時代の北陸の小藩の話。最下位の武家の少年が筆頭家老にまで上り詰める。山本周五郎の新作ではないかと思わせるほどよく似ている。『ながい坂』にそっくりだ。文体も嫌らしいほどよく真似ている。テーマも『さぶ』みたいな感じ。400ページほどの中編だ。周五郎ファンのお暇な方は是非一読をおすすめしたい。逆に『影法師』を先に読んだ方は周五郎ワールドに足を踏み入れるキッカケになるかも。周五郎はいいよぉ〜〜〜。

今日は絵画教室だった。寺家(じけ)の里という谷あいの小さな田園風景を5枚描いた。『影法師』も新田開発の話。終わりのころには干拓に成功して大きな田圃が広がる。その光景を思い浮かべながら描いた。夕方から50m室内プールに行った。
天気:曇り

冊子をじゃんじゃん

完全版下が自分で作れるならいくらでも小冊子は出来る。田無の妹の家には父親の絵が所狭しと飾ってある。父の作品集も作れる。わたし自身の作品集より売れるかもしれない。
また、わたし流のギリシア彫刻やルネサンス美術の紹介もしたい。ルーベンスやレンブラントのことも書きたい。仏像や宋元の水墨画の冊子も作りたい。著作権が切れている美術品は画像として使えるはず、というか数百部のパンフに文句を言う人はいないと思う。でも、完全道楽では出来ないところが苦しい。買ってもらわなければ続かない。
というよりも、ホームページを修理しなければならない。豊橋個展の作品集もアップしなければならない、のだった。

今日は遅番だからウォーキングは合格で食事も2回。ダイエットディになるはず。
天気:晴れ
作品:F10「室内」
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フルカラー小冊子

昨日の朝は久しぶりに25m中学開放室内プールに行った。雨で肌寒かったが混んでいて泳ぎにくかったが自己メニューは消化した。曇りの誰もいない外プールは極楽だったなぁ〜〜。
『うちの夫は仕事ができない』(日本テレビ)を見終わった。小説ばかり読んでいたのでテレビはほとんど見ていなかったが、奥田英朗の短編小説に似たテーマがあったから見始めてイマイチだけど最終話まで見てしまった。仕事ができない夫役の錦戸亮は最終的に仕事ができる男だった。最終話ではキノコ狩りの小冊子を作る。私はここに注目。いまの時代、気の利いた営業マンならあの程度の小冊子はパソコンで作ってしまうのだ。私もどんどんフルカラー小冊子を作りたい。右腕(肘のあたり)がキーボード腱鞘炎らしいので、無理は出来ないけどね。

今日は敬老の日なのでマンション勤務は9時5時だった。
天気:晴れ。台風一過

女性らしい敬慕

『いちまいの絵━生きているうちに見るべき名画』(原田マハ・集英社新書)を読んでいる。図書館の本だ。今年の6月に出たばかりの新しい本なので百田尚樹に怒られる。新しい本は図書館で貸してはダメ。そういうことをすると出版社も著者も困る。というのが百田の主張で、とても納得できる。映画がDVD化されるのも半年後とかだ。このようなルールを守らなければいけない。
実は並行して百田の小説『幸福な生活』(祥伝社文庫・2013年なのでOK)も読んでいる。この短編集は1話読むごとに鳥肌が立つ。怖くて面白い。政治思想には関係なく誰でも楽しめる、と思う。
百田ルールを守らないうえに、ブログなどで批判するとますます売れなくなる。でも、私は批判するなら取り上げない。『いちまいの絵』(イマイチの絵ではない)は買ってもいいと思う。
原田の美術史には間違いも多いらしいけど、原田が西洋絵画を敬慕していることはよくわかる。メトロポリタン美術館に行き、そのなかで「マダム・セザンヌ」という企画展をやっていると知ったときの喜びは「ひさしぶりの同窓会に出かけていって、ずっと片想いをしていた憧れの人が来ていると知った━そんな感じだった」(p80)とあった。
他にも随所に女性らしい敬慕表現が散りばめられている。
26作品が取り上げられている。もちろんすべての絵に同意できるわけではないけど、全章読む予定。異意見にも耳を傾けます。

今日は久しぶりに田無に行った。40年前の店でも続いている店もあった。
天気:雨(台風18号接近)
作品:F20「寛」13日に描いた絵
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印刷革命

私の父が銀座で個展を開いていたころ、私が10歳ぐらいだから今から57年前。半世紀以上も昔だ。カラー印刷は驚くほどの高価格。個展の案内状を200枚ぐらい作るのに10万円ほどはかかったと記憶する。当時の貨幣価値で10万円というと、現在の50万円くらいだろうか。今は完全版下だと5000円以下で出来る。完全版下を作るのは大変だけど、パソコンが操作できれば自分でできないこともない。版下屋さんに頼んだ場合でも2万円以下で出来ると思う。
カラー印刷革命が起きている。版下もパソコンで出来ないこともない。
これは音楽界にレコードが登場したのと同じ現象かもしれない。
そうなってくると、絵画の実力がものをいう。恐ろしいと言えば恐ろしい。

今日は午前中に歯科に行って、午後からマンション勤務。
天気:曇りのち雨(台風18号接近)
父の作品:F30「芳春」1984年(父が62歳ごろの絵)
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二つの悪い夢

今年も銀座の画廊は4軒が営業を停止すると聞いた。新規開業も2軒あるにはあるらしい。ジリ貧に変わりない。20年間にわたって絵画業界は低迷を続けている。私は銀座や京橋の画廊を見歩いているわけではないけど、目を見張る新人の登場もない。
世界規模で絵画は先細り、って感じなのでは?
20数年前のバブル、40数年前の絵画ブーム。この二つの波があまりにも大きかった。その反動も大きくて長い。年配の画家や業界人は二つの悪夢を忘れない。そういう現実があったのだ。
迷うのはあまりにも当然である。
画家の腕なんてどうだっていい。何か描いてあればOK。油絵らしく塗ったくってあればなおさら文句はない。
しかし、絵画の本道が消えてなくなったわけではない。線描の鍛練と色彩の研究。古典絵画への敬慕と欠かさぬ描画。そういう本筋は決してなくならない。海上で波が荒れ狂っても海底の岩礁が微動だにしないのと同じだ。
とは言っても、絵で飯が食えないのでは話にならない。
それで私は印刷術に期待したのだ。(明日に続く)

今日は最後の晴れというので洗濯(含むモデルシーツ)とキャンバス張りと地塗り約20枚を用意した。これで豊橋個展分はなんとかなると思う。
映画『そして父になる』は明日の夜フジテレビ系で放送。私は録画だけど5回は見た。
天気:晴れ
作品:SM「酔芙蓉」
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絵画の明日

私には若いころから絵画界に対して大きな野心があった。それはカラー印刷による絵画革命、絵画の開放だ。一時期、コピーのリコーに私の趣旨を理解していただき、けっこうお力添えを頂いたこともある。
私は、音楽界を羨ましく思っていた。洋楽のことは詳しくないけど、日本の音楽界は1970年ごろから大きく進展したと思う。はっきり覚えているのは井上陽水の登場だ。若いお兄ちゃんが楽才だけで世に出ることが出来た。これはまさに正解ではないか。レコード会社や歌謡界のしがらみから一切開放されているように見えた。現実にはいろいろ大変だったのかもしれない。
続いて印象に残るのは荒井由美(松任谷由美)やサザン・オールスターズだ。その後、陸続と若者が音楽デビューしている。私でも同意できる楽曲はたくさんある。
それに対して絵画界はまったく低調。話にならない。第一、いくら精進していい絵を描いても飯が食えない。やってゆけない。これでは若い人は振り向かない。
絵は一枚一枚買っていただくシステムだからだ。一枚数万円で買ってもらっても絵描きは食っていけない。買うほうは清水の舞台から飛び降りるぐらいの大盤振る舞いだ。(明日に続く)

今日はマンション勤務の早番。洗面器が持てなかった右腕はかなり回復している。ここで無理をすると大相撲休場場所みたくなっちゃうのか?
今週土曜日フジ系列で映画『そして父になる』をやる。イチオシの名画です。
天気:晴れ

海賊とよばれた男

『海賊とよばれた男』(百田尚樹・講談社文庫)は出光興産の創始者・出光佐三(いでみつさぞう)の伝記小説。名前は変えてあるがすぐわかる。前に書いたとおり、私は仙僖レンダーを貰うためにずっと出光ガソリン(=アポロガソリン)を使ってきた。最近カレンダーはくれないけど、習慣で今もガソリンは出光ばかり。出光美術館にも何回も行っている。昔は父親ともよく行った。
小説のなかの国岡商店(=出光興産)は凄い会社だ。戦争中で休業中にも店主の自腹で全国に散らばっている社員に給料を送金し続けた。戦後の混乱期に一人も首にしなかった。タイムレコーダーがない。定年がない。労働組合もない。ブラック企業と言えば言えないこともないのか? 官僚の天下りも銀行員の出向も受け入れない。理想の企業か?
百田は右翼作家と言われているけど、戦争に反対であることは明らかだ。むしろ百田の反欧米思想には大いに同意できる。地理上の発見以降、白人が有色人種にやってきたことはよくよく忘れないように繰り返し肝に銘じるべきだ。
解説で堺屋太一が小説の趣旨に反論しているけど、もう一つ弱い。
白人の支配欲は限りない。もっとも、ここにきて地球そのものの環境が危なくなっているからブレーキもかかってきたが、もう手遅れという感じもある。

今日はクロッキー会だった。右肘がとても痛く重いものが持てない。筆が動くか心配だったが、筆も動いたし、車も運転できた。
午後から歩いて町田に行き「絵画選抜展」を見て(帰りは電車)、夕方から車で50m室内プールに行った。普通に泳げた。
天気:晴れ
作品:F10「酔芙蓉」
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情けないほど描けない

今日からマンション勤務は二日連日非番。今朝はやっと酔芙蓉に向かえた。八重大輪が咲き乱れている。凄いことになっている。雨の予報だが、町田は降っていない。
1時間格闘してきたけど、描けないねぇ〜〜。
牧谿はもちろん、徐渭にもなれない。長谷川利行も嗤っている。私は長谷川より20歳近くも年上なのにせせら嗤われている。
いいけどね。
たったいま筆を持って描いているのは俺なんだから、俺の勝ちでしょ。
でも描けない。情けない。
背筋を伸ばしてでっかくなって空間ごと掴み取れ!
明日のクロッキー会の筆ならしにはなったかも。
まったく絵って難題だよ。人生かけて取り組む作業としては不足ない。

今日のウォーキングはイマイチかも。8000歩ぐらいは行ったか。今日は豊橋のギャラリーなどにDMを置いていただくために郵送した。
『海賊とよばれた男』(百田尚樹・講談社文庫)を読了。この話はまた明日。
天気:曇り

美しい!

女子バレーボールの選手は美しい。もちろんテレビでやっている日本戦ばかり見ているんだけど、外国選手も含めての「美しい」だ。輝いている。あの選手たち自身、人生で一番輝く瞬間なのかもしれない。
バレーボールにはいろいろ問題もある。有酸素運動ではない。息を止める無酸素運動。テレビで見ているだけなのに、見ている自分も思わず息を止めてしまう。
また勝敗、優劣を競う。スポーツ競技の宿命だけどね。
そういう問題点があるから一概に言えないが、もしかすると涅槃寂静集団なのかもしれない。サーブのときの荒木なんて奈良の天平仏みたいな美しい姿勢だ。
大相撲は酷いことになってきた。怪我人ばかりの休場場所か。

今日はマンション勤務の早番。朝の水浴はまだ十分気持ちいい。酔芙蓉が真っ盛りだが、早番だと描けない。明日の朝に期待しているが、雨の予報。いろいろうまくゆかない。
天気:晴れ
作品:F3「室内」なにがなんだかわからない絵。別に抽象表現に転向したわけではない。
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