イッキ描きブログ

菊地理の油絵作品と絵の話

2017年10月

1割打者

執筆は進まない。考えてみれば絵も同じようなものだ。私はたくさん描いているけどましなものはほとんどない。このブログにアップする絵も月に15枚。月間50枚描いたうちの15枚だけ。展覧会の写真などもアップしているから。実質的には12枚ぐらいか。年間150枚にも満たないかも。600枚のうちの150枚ということだ。25%、2割5分。高打率かも。実際に個展で展示する絵は50枚ぐらい。8.3%、8分あまり。大目に見ても1割打者だ。これでは戦力外通告されても文句も言えない。
執筆も絵画制作もままならないということ。
考えようによっては「相手にとって不足なし」とも言える。ライフワークとしては最適かも。
「やってやろうじゃないの!」

今日もマンション勤務の遅番。少し寝坊した。
天気:曇りときどき晴れ

企画は進む

昨日は雨の非番だったので『美術鑑賞入門』の原稿をいっぱい書いた。とは言っても
4ページだけで、以前書いた分の修正だから先に進んだわけじゃない。少しずつやるしかない、少しずつちゃんと進もうと思っていると、夜のドラマが励ましてくれた。『おんな城主・直虎』は与えられた職務のなかで全力で頑張る、というような話。『陸王』は私にもっと近いけど、ドラマは4代続く中小企業の社長だから資金がン千万から億の話。私の規模は5万円ぐらい。しかも手持ちの材料や設備で十分作業が進む。資金は当分要らない。とにかく原稿を作らないと印刷はその先のことだ。ロールキャンバス代や等迦会の会費もあるので、先の分からない企画に金は回らない、というかキャンバス代も会費もないけどね。なくても生きているし、企画も進められる。
さらに、百田尚樹みたいな小説家のように、資料を一から勉強する必要がない。私のなかには美術史が入り込んでいる。50年近く美術書のなかで暮らしている。どの画集のどこにどういう画像が入っているかまで知っている。何度も見ているからぼろぼろだけど十分役に立つ。美術史という広大な海を自由に泳ぎ回れる。自分一人で泳ぎまわって楽しんであの世に逝くのも悪くはないけど、多少なりとも後の人たちにこの楽しさを伝えておきたい気もある。

昨日のプールも快調ではなかった。1回ターンで潜ったとき、このまま浮かべないのではと思ったりもした。ヤバい。
今日はマンション勤務の遅番。ウォーキングや体操や筋トレは十分。
天気:晴れ
作品:F8「秋の静物」
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目に見えるものにする

企画はいいし、野望もある。時間もたっぷりある。ないのは資金と根性だけ。度胸もない。失敗ばかりの人生だものね。ここでまた勝負に出たくないよ。自分の企画を目に見えるものにして、じっと耐える。失敗しても5〜6万円。ロールキャンバス1本分。まだ払ってないけど等迦会の年会費6万円より安い。
ま、自分の企画を目に見えるものにするのが至難の業なんだよね。稀代の怠け者だからね。そのうえパソコンを打ち過ぎると右腕が痛いし。右腕を傷めちゃったら一番肝心な絵が描けないものね。

今日は非番なので、朝歩いてパンを買いに行って、夕方から歩いて25m学校温水プールに行った。帰りは靴の中までびしょ濡れ。だけど歩きと泳ぎは十分。
昨日の新聞の本の広告に「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」というのがあった。私は子供のころから朝はパンだ。牛乳は嫌いだけど低脂肪牛乳は尿酸値を下げるので毎日200佞阿蕕ぐんでいる(=本当に下がって今は正常値)。私のパンは近所の手作りパンだから多少はましだと思う。
天気:雨。台風22号大接近
写真:豊橋展20(最終回)
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少しずつ進む

そう言えば秋バラのことをすっかり忘れていた。今日からまた雨。今年はもうダメかもしれない。ガソリン代がかかるからバラ園にも行けない。バカバカしい。これじゃあジリ貧だよ。いやいや、絶対逆転サヨナラ満塁ホームランを放ってからあの世に逝く。
とにかく葛飾北斎(1760〜1849)が富嶽三十六景を出したのは72歳なんだから、まったく焦ることはない。あっ、やっぱりちょっと焦ったほうがいいかも。いや焦ってもしようがない。落ち着いて肩の力を抜いて少しずつ進もう。
横浜DeNAも逆転で日本シリーズ進出だ。あのクライマックスシリーズのシステムってどうなのかねぇ?

今日はマンション勤務の遅番だった。
天気:曇りのち雨
写真:豊橋展19(18はホームページにアップ)この「向日葵」はF3です。
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企画は次々に浮かぶ

いろいろな企画を考えている。
昨日の話なら、佐伯祐三(1898〜1928)の絵と三岸好太郎(1903〜1934)の絵と長谷川利行(1891〜1940)の絵を比べる。A4いっぱいに三人のカラー図版を載せて比べてもらう。解説の文章は短くていい。これだけ安価にカラー印刷ができる時代なんだから、そういうことが自由にできる。百田尚樹ぐらい文章が書けたらさらに楽しいドキュメンタリー画集になる。文章部分だけ百田尚樹にお願いしたい。情けないね。自分で書けないものかね。ドキュメンタリー画集とかノンフィクション画集は絶対に受ける。しかも材料は美術史上にごろごろ転がっている。無限とも言える。日本の近代美術だけじゃない。西洋美術にも、東洋の水墨画にも、やまと絵にも材料は山ほどある。
最近俵屋宗達(17世紀前半)の小説が出版された。長谷川等伯(1539〜1610)の小説は長かったけど2種類読んだ。両方とも不満。原色カラー画像満載で作ったらいいのに。出来ない話じゃない。
自分でできないかなぁ〜。67歳だからなぁ〜。おっと「歳は天の恵みである。若さは生きる術である」だった。資金が10万円あればとりあえず出来ちゃう。1万円が10枚か。
これは私の巨大な野望とは別な企画だ。忙しいね。

今日は非番だった。穏やかな晴れ。寝坊して散歩してほぼ終わった。企画や野望はちっとも進まない。この秋から見なきゃなんないドラマも多いんだ。ああ、キャンバス張りや地塗りもやらなければ。
天気:晴れ
写真:豊橋展1717toyohasi22

どっちが日本一か?

八王子夢美術館の『昭和の洋画を切り開いた若い情熱』展(11月5日まで)は初期の独立展を見るようで楽しかった。「独立美術協会」は「1930年協会」から生まれた。『昭和の洋画を切り開いた若い情熱』展は1930年展の画家も多く紹介していた。
一番よかったのはポスターにもなっている佐伯祐三(1898〜1928)の《リュクサンブール公園》。20号ぐらいの絵。本物の発色は抜群だった。他の画家を圧倒していた。29歳ぐらいの絵。再渡仏したのち、死の直前の絵だ。
独立美術協会展の由来はフランスのアンデパンダン展の日本語訳ではないらしいこともわかった。アンデパンダン展は無鑑査の出展自由な会だ。ま、独立美術協会の人気は物凄かったから無鑑査にしたら会場が三段掛けの絵だらけになってしまうかも。むかし私も落選したことがある。
画家の記念写真ではみんなダブルの背広を着て胸を張って威張っている。良家の子弟が多い。道楽だ。そして西洋かぶれ、フランスかぶれだと思った。
家に帰って今の自分の絵と比べてみて、私の絵もトンチンカンではないと感じた。
長谷川利行(1891〜1940)は1930年協会展に出品し入選し受賞もしているけど利行の絵はなかった。鳥海青児(1902〜1972)も春陽会から独立美術協会に移っているが、鳥海の絵もなかった。
佐伯や三岸好太郎(1903〜1934)は年長の利行の絵を上目線で褒めているが、私は長谷川利行は日本一の油絵描きだと思う。ま、褒めているのだから文句はないけどね。

今日はマンション勤務の早番。帰ってから小1時間居眠りをして夜25m中学開放プールに車で行った。4日も泳いでなかったのにまったく泳ぎたくなかった。かなり嫌だったが喘息になると困るので行った。しかし、泳ぎ始めると快調だった。こういうこともある。
天気:晴れ
写真:豊橋展16
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いい国か?

昨日のクロッキー会は会員が少なく運営上は困るんだけど、なんかやっぱり描きやすい。ムチャクチャに楽しく描きまくった。
人体と言えばブグロー(1825〜1905)だけど、ホントまったく参考にならないよね。あんなにうまいんじゃ、ほとんど写真だもん。ブグローもモデルを見て描くこともあったと思うけど、どんな気持ちで描いたのだろうか? 私はいつも「全然描けないぃ〜〜」と嘆いている。実際に描いた自分の作品を後で見てみるとロクでもないものが多い。

衆議院選挙が終わったが、選挙って不思議だ。サンデーモーニングは毎週ベスト20入りの視聴率、朝日新聞はおそらく読売を圧倒する発行部数、中日新聞は愛知県全域というか中部地方全体に行き渡っている。サンデーモーニングも朝日も中日も、護憲、反戦、反原発、反自民というスタイル。それなのに選挙だと自民が勝つ。不思議だね。でも現実には憲法改正はとても難しいし、日本は70年以上戦争がないし、原発もほとんど動いていない(59基のうち4基稼働中)。もしかすると自民党政権て反自民路線なのでは? 物心ついてから新聞を読み続けているし、世の中を見渡しているけど、なんか日本ていい国なんだよね。ノーテンキでゴメン。ま、保守勢力は有権者の四分の一の得票数で三分の二の議席を獲得しているらしい。小選挙区制のマジックか?

今日は絵画教室もクロッキー会もない本当の非番。何の予定もない。だから、『作品集』と『美術鑑賞入門』を頑張ろうと思ったけど、八王子夢美術館に『昭和の洋画を切り開いた若い情熱』展を見に行った。初期の独立美術展を見るようでかなり楽しかった。この話はまた明日。
天気:小雨ときどき曇り
写真:豊橋展15
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有利なんだけどね

『「黄金のバンタム」を破った男』(百田尚樹・PHP文芸文庫)はボクシングのファイティング原田を中心とした世界中のいろいろなボクサーの話。百田はこの本を書くために多くの資料を読み、古いビデオで試合を再確認している。
それにしても、スポーツの臨場感を文字で表現するのはたいへんだ。さすがの百田でもけっこう苦労している。
その点、私が書いている『美術鑑賞入門』はカラー図版使い放題だからものすごく有利だ。見ればわかる。比べればわかる。逆に書くことがない。一目瞭然。これもまた困るんだよね。もちろん、美術館で実物を見るのとは違う。大きさだって横何mもある絵はA4では実感できない。それでもA4にしている点が自慢だ。ギリギリ画集サイズ。画集として鑑賞できないこともない。私としては画集としての価値も持たせたいと願っている。文字は少なくていい。美術史的なことを知りたければ他に本はいっぱいある。私の狙いは「絵」を見る喜びを味わってもらいたいことだ。

今日はクロッキー会だった。ウォーキングが不足気味。
天気:晴れ
写真:豊橋展14
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実物は楽しい

東京国立博物館・東洋館の《二祖調心図》の衣の黒い墨は嘘みたく黒い。よくもまぁあんなに真っ黒になるまで墨が磨れるものだ。黒すぎてむしろ嘘くさくない。いや石恪の真筆と主張したいわけじゃないけど、「見事な黒さだな」と感じ入ったから記したまで。この絵は国宝ではなく重要文化財だったような記憶。2〜3日前の記憶なのに曖昧だ。
そう言えば、水墨だけど細密描写の《葡萄垂架図》もあった。よく見ると虫が4匹いる(もっといるのかも)。葛飾北斎(1760〜1849)の《あやめ図》のキリギリスみたいな虫が2匹とミツバチみたいなのが2匹。小学館の『原色日本の美術(請来美術 絵画・書)』ではちょっと批判的な記述だったが、よく描けている、というか凄い業のように見えるけどね。時代は元代とあった。日本の鎌倉時代か。
それにしても、いろいろな絵に驚かされる暮らしだねぇ。こういう暮らしも長いなぁ〜。

今日はマンション勤務の早番。台風は夜中に通過したらしい。
天気:小雨のち曇りのち晴れ
写真:豊橋展13
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工人の鼓動

東京国立博物館の東洋館の古い中国の水墨画の部屋は展示替えばかりしている。どんな絵が飾ってあるかは行き当たりばったりだ。20日に行ったときは伝石恪(五代=900年代)の《二祖調心図》があった。伝因陀羅(元代末)の《寒山拾得図》もあった。そのほか宋元画の人物(道釈人物って言うんだっけ?)がずらずら並んでいた。「当たり」だった。私は老骨にムチ打って『運慶展』を見る前と見た後2回行った。滅多に見られない名品なのだ。
東洋館では宋代の青白磁も楽しみなのだが、今回は少ししか展示されていなかった。どこかの展覧会に貸し出しているのかも。
本館には伝周文(15世紀中頃)の大きな山水図があった。周文の真筆と言われる絵はないらしい。全部「伝」。陶器では江戸末期の道八の《色絵楓桜文鉢》の色彩が素晴らしかった。突然にああいう本物が見られるから東京国立博物館は楽しい。長い年月にわたる人の業だ。温かみと言うか、厳しさと言うか、それぞれの時代の工人の息遣いを超えて心臓の鼓動まで伝わってくる感じ? なんかとても嬉しいんだよね。
とにかく、東京国立博物館では重要文化財は常識。国宝もごろごろ並んでいる。

今日はマンションの9時5時。嵐でも歩く、のだ。
夜は各局選挙速報のなかEテレは『運慶』、なんとフジはボクシング中継。素晴らしい!
今ちょうど『「黄金のバンタム」を破った男』(百田尚樹・PHP文芸文庫)を読んでいる最中なので超ハッピーだった(ボクシング中継の後フジでも選挙速報をやっていた=当然か)。
天気:雨:台風21号大接近
写真:豊橋展12
17toyohasi15
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