で、モーツァルトの『弦楽四重奏曲・不協和音』を聴いた感想だけど、これは恋の曲だと思った。恋の曲というのは、恋が成就して、二人が盛り上がっている曲ではない。そんな曲はつまらない。勝手にやってくれ、ということだ。恋の曲というのは恋焦がれる思いの曲ということ。これはもちろん絵でも同じだ。作家の恋は成就してはいけない。恋とは恋焦がれること。ここに傑作の秘密がある。シューベルトの『未完成』は恋焦がれる気持ちを音楽にしたものだと、私は勝手に思っている。だけど、ヨハン=シュトラウスの『春の声』は成就した恋の曲かも。あの曲は『男はつらいよ』の沢田研二が出た映画(花も嵐も寅次郎)が印象的。沢田や田中裕子など若いみんなとドライブに出発するときにかかる。映像と音楽がぴったり合致していた。ちなみに、沢田と田中はこの映画がキッカケで結婚する。長渕剛と志穂美悦子の結婚も寅さん映画(幸福の青い鳥)がキッカケ。山田洋次は恋のキューピットか!?今日は絵の道具を持って海に行ったが、絵は描かなかった。でも1時間ぐらい海と波を見ていた。贅沢させていただきました。
作品:F3「ポーズ」
天気:晴れときどき曇り
