『史上最強の哲学入門・東洋の哲人たち』(飲茶・SUN-MAGAZINE MOOK 螢泪ジン・マガジン)を読み進めている。いろいろと気に食わない本だ。第一に表紙が気に入らない。劇画調の達磨みたいな爺さんの横顔。家内はそこらに置いておくと、「気持ち悪いから裏にしろ」と命じる。私もキモい。またお釈迦様のことを「釈迦」と表記しているところもとても不愉快。いろいろな偉い先生が釈迦という呼称はおかしいと述べている。東大のインド哲学科の先生はみんな「釈尊」と呼ぶ。道元は「世尊」と敬意を込める。でも、表紙と「釈迦」を我慢すれば中身はそれほど酷くない。文章にも情熱がある。ちゃんと読める。400ページ以上もある。
さっき読んでいたところは原子の中身についての話(p124)だったが、もう一歩食い足りない。物質の剛性は電子の動きによるという話もしてほしかった。私のホームページの「新・宇宙の寸法」のなかの「原子の世界」に詳しい。ちょっと今読み直してみた。
「存在とは時間なのである」と書いてある。自分で書いた。
ということは、時間とは存在なのか?
「早いねぇ〜、もう12月だよ」とか言って、月日の経つ早さに驚き、おののき、ちょっと嫌っている。年寄りには特に早く感じる。寿命が近づいているから恐ろしい。
しかし、時間が存在なのだとすれば、月日が経つことによってわれわれは生きている。考えようによっては生きている証拠でもある。生を実感できる根本かも。「もう12月だよ。もう12日だよ」というのは生を謳歌しているのかもしれない。
生きているよぉ〜〜〜。
今日はマンション勤務の遅番。十分歩いた。今度のクロッキー会のキャンバスはあるけど、次の分が危うい。この時期は地塗りの乾きが遅から早目に準備しておかねば。
天気:晴れ
作品:F10「柿木」
161122kaki10