2018年03月15日

わくわく創造研究部 音声配信についての質疑応答

わくわく創造研究部 音声配信について質疑応答


Q.
音声配信でわかりにくい部分があります。映像だとわかりやすくなるのでは?



A.
音声配信だと内容がわかりにくいというご指摘は、普通の感覚でいえば、もっともなことと思います。
個人的にいえば、動画/映像でちゃんと伝えられるのならば、そうしたい気持ちがあります。
ただ、映像でなく音声を採用した大きな理由がありますので、それをお伝えしたいと思います。

(中村が非常に苦しい判断を迫られてきた部分でもあります。)


1、動画は、講師と視聴者の「理解のギャップ」が生じる恐れがあること
・・「3次元」を「2次元で正確に伝える」ことは、大きな困難を伴うこと


動画/映像は、一見わかりやすいように思えるのですが、勝手に「2次元」に変換されてしまう特性があります。
これは「想像以上に大きな問題」といえるかもしれません。

カメラの前で講師は現場と同様にいつも通りに説明して、動画でちゃんと伝えた気になっているのですが、初めて見た方からは、「見たけど、よくわからない・・」という意見が多く寄せられることになります。

現場/リアルではちゃんとよく見えているのに、映像という「2次元」になった途端、「3次元としての細かい手の動き」が、多くの視聴者に伝わらない、という課題に直面してきました。

いままで多くの動画を撮ってきたのですが、手技系の映像のほとんどは、数本を残して、ほとんどボツ、壊滅状態になってしまいました。
(本当に悲惨なことで、現場にて講師経験の長い先生も、ご自身の動画映像が、想像以上に伝わりにくいことに頭を抱えていました。。)

講師と視聴者の「理解のギャップ」が生じることは致命的でもありますので、対策として、文字/言葉で(後述する教科書的に)正確に伝え、メンバーのわかる範囲で受け取ってもらうことを選択したものです。

かなり意外なことでしょうが、「動画」という方法にとって、手技など立体的な動き、3次元を正確に伝えるのが苦手なことが少しご理解いただけたでしょうか。
(よく考えてみると、医学の教科書は全て言葉と図を介して行われます。さらに手技を伝えるのは現場のみですので、非常に理にかなっている、といえるでしょう。)


もう一つの背景として、とくに一般の方は「身体の構造を、3次元の立体感覚でイメージする」ということに慣れていないからではないか、とも指摘されています。

(もちろん個人差がありますが、実際に現場で見た後、復習のために再度見る場合、動画の映像は大いに役立つ可能性はあります。)


2、見せられる姿ではない(?)

おじさん2人で、朝4時半まで収録した夜もありました。
もうそれこそ、人様に見せられる姿ではありません。笑


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上記理由により、音声であっても、できるだけ伝達の間違いが生じないよう、言葉によって、できるだけ丁寧にと心がけている次第です。


また、すぐにすべてを理解しよう、とは絶対に思わなくてよいです。
人によって理解しやすいこと、実践しやすいことは違っていますし、個性ともいえるでしょう。
私もそうですが、三年、五年経ってから「あれは、このことだったのか!」と腑に落ちることも多々あると思います。


メンバーには、一般の方から、たとえば医療に携わって30年以上の専門家もいらっしゃいますので、個人差というか、理解の度合いが違って当然だと思います。
(医学部・看護学部・医療専門校などに入学したばかりの学生さんが、知らない言葉ばかりの中で学習することをイメージしてもらうと、想像できるかもしれません)


わくわく創造研究部では、1つ1つの課題/テーマに対して、いろいろな角度から、いろんなアプローチ、いくつもの情報を提供していくので、その中から、1つずつ順次採用していってもらえれば幸いです。


とはいえ、一定数以上の要望が寄せられた場合、その案件に個別に対応していきたいと考えています。


toyoigaku at 08:00│Comments(0)clip!

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