豊浦彰太郎のMLBブログ ”Baseball Spoken Here”

MLBをフォローして42年目の豊浦彰太郎が、その魅力を判りやすくお伝えいたします。

MLBについて、広く深く書いています。最新情報を詳細に掘り下げるというよりは、ある事実に関する自分なりの考えをお伝えすることに、主眼を置いていきたいと思います。もちろん、愛する日本の野球についても、時おり取り上げます。

国際線空港 羽田と成田 去年と今年

アメリカにオールスターを見に行くLCC機内で、これを書いている。

コロナ前は、毎年アメリカへ野球観戦で 1〜2回、主として欧州へ仕事で1〜2回行っていたが、今回は2年4ケ月の海外になる。
ぼくはそれなりに旅慣れしているつもりなのだけれど、流石にこれだけブランクがあるとちょっと緊張する。
また、目一杯デジタルに弱いので、デジタルワクチン接種証明の取得だとか、観戦チケットのアプリダウンロードだとかにもチト苦労した。

今回はLCC便ということで久しぶりに成田空港発となったが、相変わらず空港内がガランとしているのはちょっと驚いた。
実は前日に半年ぶりに帰国する家族を迎えに羽田空港に行った際は、国際線ターミナルは結構賑わっていて、「ああ、普通の日々がほぼ戻って来たなあ」と感慨深かったのだが、それとは随分ギャップがあった。
もっとも、今回はLCCとは言えJAL系のためか、第3ターミナルではなかった。
LCCの聖地?の3タミなら、もう少し状況が違っていたのかもしれない。

印象に残っているのが、去年の7月と今年1月の羽田国際線ターミナルだ。
去年の7月はオリンピック開始の数週間前だったが、その時も帰国の家族を迎えに行ったらまるでゴーストタウン?のように人気と活気がなく、「これが五輪寸前のホストシティの空港か?」と悪寒が走る(外は酷暑だったが)ほどだった。

今年の1月、普段暮らしている国に帰るその家族を見送るため羽田に行くと、閑散としたターミナルにいるのは、束の間の帰国で家族と年末年始を過ごし、また外国に戻る日本人駐在員と見送りの家族がほとんどで、日本政府が厳しく入国を制限していたため、外国人の姿はほとんどなかった。
そして、駐在先に帰る日本人ビジネスパーソンと家族はみなセキュリティチェックに入る前、抱き合い、涙を流して別れを惜しんでいた(我が家も同様だった)。

正直なところ、もう我慢の生活は限界だ。ぼく自身は、今回の渡米をかつてのモードへの切り替えポイントとするつもりだ。

とりあえず、LAに着いたらまずはダウンタウンのホテル内にある日系旅行会社のオフィスで帰国用のPCR検査を受ける。
よもや、それで陽性とはならないだろうけど。
 

問われるロボット審判を巡る“是非”。現役審判と選手は何を語る?「ロボ審判とは異なるコールを何度もしたよ」

日米とも、相変わらず審判や判定に関する話題がネットを賑わせている。これを好機と捉えたという訳ではないだろうが、MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは2024年にロボット審判を導入する可能性に言及している。  
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ぼくが小学生だったその昔(1970年代前半だ)、21世紀ははるか先で、「21」という数字自体が未来の象徴だった。(ぼくにとっては、高橋一三や東尾修の背番号だったが)。その頃、子どもが夢に描く21世紀の代表的テクノロジーが、テレビ電話と空飛ぶクルマだった。  

その数年後、日本シリーズでは本塁打がフェアかファウルかを巡って試合が1時間19分も中断した。その4年後、打球の判定について某球団の2コーチが審判を暴行するという事件が起きた。「小突く」というレベルではなく、倒れ込んだ後も足蹴にするなど「ボッコボコ」にしたのだ。その後長い年月が流れた。

映像を伴う会話はもはや日常だし、空飛ぶクルマですらその芽は見てとれる。ビデオリプレーは一般的になり、フェアかファウルかで長時間試合が中断したり、いわんや暴行事件に至ることはあり得ない。  ストライク、ボールの判定にも大きな変化が押し寄せている。メジャーリーグは、電子機器の判断を球審が参照しコールを下す、通称ロボット審判(正式にはAutomated Ball Strike System)を提携先の独立リーグであるアトランティック・リーグでの実験を経て、現在は一部のマイナーリーグで運用している。

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「監督はクビになるため雇われる」エンジェルスのマッドン解任に見るメジャー監督の運命

「監督はクビになる(fired)ため雇われる(hired)」。こんなメジャーで古くから伝わる格言を思い起こした。
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現地時間6月7日、エンジェルスはジョー・マッドン監督を解雇した。フィリーズのジョー・ジラルディに次ぐ、今季2人目の監督解任だった。

その前日まで、マッドン率いるエンジェルスは単一シーズンでは球団史上ワールストタイの12連敗を喫していた(その連敗は最終的に14まで伸びた)。表面的に捉えると、連敗の責任として理解できなくもない。さすがに12連敗じゃあね、という訳だ。

しかし、まだシーズンは2/3以上残っていて、今シーズンから拡大されたプレーオフ進出最終枠のワイルドカード3位にまだ1.5ゲーム差だった。それどころか、27勝29敗という戦績は、開幕前それほど評価が高くなかったエンジェルスにとっては「こんなもの」かもしれない。敢えて監督が詰め腹を切らされるほどの低迷ではない。

12連敗はそこまでインパクトがあったということになるのだが、別の見方をすれば、もともとマッドンはHot Seat(危ない立場)にあったとも言える。

2019年シーズン終了後にエンジェルスから3年契約で迎え入れられたマッドンは、今季がその最終年だった。メジャーでは、フロント上層部からそれなりの評価を得ている監督は、最終年に入る前に契約延長を持ちかけられることが多いが、マッドンの場合はそうではなかったようだ。

それは、彼が指揮を執った2020年、2021年ともエンジェルスは負け越したからかもしれない。しかし、両年とも同球団は戦力的には不十分な編成で、不成績は「織り込み済み」と言えなくもない。

実はひとつ、見落とせない要素がある。マッドンをエンジェルスの監督として迎え入れた同球団GMはビリー・エプラー(現メッツGM)だったが、彼は2020年シーズン終了後に解任されている。そして、その後任に就いたのが、今回マッドンに引導を渡したペリー・ミナシアンだった。

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