豊浦彰太郎のMLBブログ ”Baseball Spoken Here”

MLBをフォローして42年目の豊浦彰太郎が、その魅力を判りやすくお伝えいたします。

MLBについて、広く深く書いています。最新情報を詳細に掘り下げるというよりは、ある事実に関する自分なりの考えをお伝えすることに、主眼を置いていきたいと思います。もちろん、愛する日本の野球についても、時おり取り上げます。

2023年野球の旅 秋 ぼくの好きなLAダウンタウン

ぼくはLAが好きだ。そして、ビーチシティやテーマパークより、この街のダウンタウンが好きだ。
そのダウンタウンでお気に入りの場所を紹介したい。
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メトロプラザホテル。LAでは、ここに泊まることが多い。
比較的安いこと、空港や球場への起点となるユニオン駅に近いことがその理由だ。
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LAでもっともお気に入りの建築物。ユニオン・ステーション。
レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウ物、「プレイバック」はこの駅でのシーンから始まる。
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ハイウェイ。朝の渋滞。
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映画「LAコンフィデンシャル」でも出てくるシティホール。
昔からお気に入りの建物だった。
今まではちょっと距離を置いて見るだけでだったが、「地球の歩き方」では最新版でも、「無料でタワーの上まで登れる」と書いてあるので意を決して訪ねみたが、見事に封鎖されていた。
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シティホール周辺。
アメリカの格差拡大を実感できる。
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路上生活者は少なくない。
ニューヨークなどとは異なり、気候が温暖なため「真冬でも凍死しない」からという説もある。
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「ロサンゼルス・タイムス」ビル。
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ダブルツリーホテル・バイ・ヒルトン・ロサンゼルス。かつてはニューオータニで、1981年に「ロス疑惑」の「一美さん殴打事件」の舞台になった。
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リトル・トーキョーのオニズカ・ストリート。
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リトル・トーキョーにあるかつてはバックパッカーの聖地だったダイマル・ホテル。
ぼくも20年前に泊まったことがある。
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日系人博物館の休館。
山崎豊子の「二つの祖国」の世界だ。
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こちらはその新館。
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グランド・セントラル・マーケット。
かつてはファーマーズ・マーケット的な存在だったが、今や観光地化され、値段も立派。
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「気軽に安く美味しく」のB級グルメの聖地的場所だったが、今や4000〜5000円は掛かると思うべき。
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「ブロードウェイ」を挟んでグランド・セントラル・マーケットの向こうにある「ブラッドバリービル」。
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映画「ブレードランナー」のロケ地でもある。
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アールデコ調のインテリアが魅力だ。
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グランド・セントラル・マーケットの裏にあるエンゼルフライト。
20世紀初頭にバンカーヒルが栄えた際にそこに登るために造られたケーブルカー。
世界でもっとも短い、と言われる。
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車内は、観光バスで乗りつけた韓国人観光客で溢れていた。
ちなみに運賃は片道50セント。
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2023年野球の旅 秋 2日目 今年もドジャー・スタジアムにやってきた

現地1泊のみの弾丸ツアー、2日目の夜はドジャー・スタジアムでドジャース対パドレス戦を観戦した。
観戦後、空港に直行し帰国する。
こんな自虐的な旅をするのも、年に一度はドジャー・スタジアムを訪れたいからだ。
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ダウンタウンからドジャー・スタジアムへの交通手段としては、ユニオン駅発着の直行無料バスに優るものはない。
だけど、ぼくはトボトボと歩いて行くのが好きだ。
で、ダウンタウンからチャイナタウンを抜けチャベスラビンの丘を登って行くことにした。

これはチャイナタウンの壁画。
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この辺りがいわゆるチャベスラビン。
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エントランスに着いた!ここまで約30分。
ただし、ここから座席に辿り着くまで結構時間がかかる。
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丘の上から望むダウンタウンの景観が美しい。
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最上階の「トップデッキ」から場内へ入る。
ここからフィールドレベルの自分の席まで降りて行くことになる。
多層の内野席に対し低い外野席、その背後のパームツリー、エリージャンパークの丘、さらに後方にはサンガブリエル山脈。
無粋な自立看板が増えてしまったが、まだまだ美しい。
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場内ではパドレスのバッティング・プラクティスが行われていた。
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コンコースの展示の中には、昨年亡くなったVoice of Dodgersのビン・スカリーさんに関するものの。
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ブルックリン時代の本拠地、エベッツ・フィールドの模型。
昼間パサデナで見たものより、リアリティがあった。
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1981年のフェルナンド・マニア現象が懐かしい。
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9月11日のこの日は、「消防士さん感謝デー」でもあった。
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ナショナル・アンサム。
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メジャーでは、軍人さんをヒーローとしてイニング間に紹介し、観客は拍手を送る、というセレモニーが定着しているが、この日の「ヒーロー」はぼくの斜め前に座るこの方だった。
全くノンポリのぼくだが、米国での軍人称賛ぶりには若干の抵抗もなし、とは言い切れない。
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ベッツ大将。MVP投票でもそれなりの票を集めるだろう。
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この日は本塁打も放つ大活躍。
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内野守備でもキレッキレ。
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個人的に応援している選手。ジェイソン・ヘイワード。
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マチャドはタティスJRとともにブーイング番長だ。
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ロバーツ監督、フリーマン、マンシーら。
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この日は打撃戦だったため、試合時間はちょい長め(今年の水準で)。
したがって、セブンスイニング・ストレッチ後には球場を後にしなければならなかった。
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ドジャー・スタジアムよ、さらばじゃ。
この後、ダウンタウンのユニオン駅から空港行き直行バスに乗った。
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2023年野球の旅 秋 パサデナのジャッキー・ロビンソンの足跡を訪ねて

LAでの2日目にして最終日の9月11日、昼前にダウンタウンの安宿を出て、ライトレイルのAラインでパサデナを目指した。
下車したのは、「メモリアル・パーク」駅。
そこからたっぷり30分歩いた。
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お目当てはここ、「ジャッキー・ロビンソン・センター」。
彼はパサデナ出身なのだ。
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中には、ロビンソンに関する展示がある。
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しかし、ここは博物館ではない。
あくまでコミュニティ・センターで、日本風に言えば公民館なのだが、この施設のミッションとして、この地域の多様性を尊重し育むことが挙げられている。
その意味では、ロビンソンは正に象徴的な存在だ。
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その中でも目を引くのが、ロビンソンがプレーしたブルックリン・ドジャースの本拠地であるエベッツ・フィールドのレプリカだ。
ガラスケースは目勘定では1メートル四方以上あり、結構大きい。
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これを作ったアーティストさんがサインしたボールも一緒に飾られているのだが、興味深いことにアイルランドのベルファスト出身の作者さんは、この時初めて野球ボールに触れたらしい。
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「センター」の道路を挟んだ反対側に、ロビンソンの名を冠したベースボールとフットボールのフィールドがある。
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そして、そこから約10分歩いたところに・・・

ジャッキー・ロビンソンの生家の跡地がある。
彼が生まれた家自体はとうに解体されているのだが、ちゃんとプラークがある。
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近くで見ると・・・
マックというのは、ジャッキーの兄で1936年ベルリン五輪での陸上競技200mで銀メダルを獲得したアスリートだ。
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最後に訪れたのがここ。メモリアル・パーク駅からロビンソン・センターの反対方向へ徒歩10分のシティホール前の「ロビンソン・プラザ」だ。
巨大な生首?がふたつ。ジャッキーとマックだ。
高さは2.5メーターくらいだろうか。結構デカい。
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近くで見ると、それぞれのアスリートとしての功績が掘り込まれている。
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近くの公園ではリスがたくさんいた。
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