豊浦彰太郎のMLBブログ ”Baseball Spoken Here”

MLBをフォローして42年目の豊浦彰太郎が、その魅力を判りやすくお伝えいたします。

MLBについて、広く深く書いています。最新情報を詳細に掘り下げるというよりは、ある事実に関する自分なりの考えをお伝えすることに、主眼を置いていきたいと思います。もちろん、愛する日本の野球についても、時おり取り上げます。

こんな本読んだ「新平家物語」by 吉川英治

吉川英治の大作。文庫本では全16巻だが、ぼくはkindleで読んだ。おそらくもう著作権が切れているということなのだろう、価格はなんと99円!だった。これを読み終わったのは今年のいわゆる大型連休中。読み始めたのは去年の5月なので、丸々1年掛かったことになる。読書は好きだが活字中毒という程ではない。いつも複数の本を並行して読んでいるので、読了までのペースは、まあこんなものだろう。
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もともと、平家物語のテーマである、「無常」という概念には惹かれるものがある。中学時代に授業で覚えさせられた(今でもそうなのだろうか?)、「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり・・・」は、今でも「偏に風の前の塵に同じ」まで誦じることができる。

吉川英治の「新」は、古典の「平家物語」とは異なり、壇ノ浦での平家敗北で終わっていないところがユニークだ。源氏勝利の立役者である源義経が、その後兄の頼朝に追い詰められ殺される、そしてその頼朝も死去するところまで描かれているのだ。まさに、無常、盛者必衰、栄華も春の世の夢の如し、なのだ。

また、「新」は、著者曰く「出来るだけ史実に忠実に」書かれているようで、「鵯越の逆落し」や「八艘跳び」などの眉唾的な逸話は省かれている。この点は好感が持てた。

しかし、吉川英治でも司馬遼太郎でもそうなのだが、歴史小説は基本的に小説であり、全てが史実ではない。これは致し方ないことで、記録に残っている歴史は基本的に勝者により語られた政治史であり、敗者からの視点や市井の人々に関する記録は極めて限られるからだ。
それこそ、壇ノ浦の合戦で、幼帝の安徳天皇が乳母に抱き抱えられて入水した、とされるのが事実かどうかすら、証明するものは何もないのだ。作中にも触れられているが、安徳天皇の墓とされるものは、壇ノ浦の赤間神宮だけでなく、日本中の至るところにあるという。

したがって、読者も自分が今まさに読んでいるエピソードが事実なのか創作なのかは分からない。また、登場人物も実在の人物なのか、作者が創り上げたものなのかも分からない。仮に実在であったとしても、作中に描かれた性格付けが正しいかは知る由もない。やはり、小説なのだ。

この偉大な小説を読み進めるにあたって、ちょっと違和感があった部分についても触れておこう。

それは記述方法で、基本的には一般の小説同様に物語風に語られるのだが、途中で何度も唐突に現代の(というか書かれた時代、正確には昭和20〜30年代の)歴史家的視点での解説に切り替わるのだ。

しかし、これだけのボリュームの物語を、原稿用紙に鉛筆だか、万年筆だかで綴り、途中で何度も書き直したであろう、吉川英治の労力は想像するに恐ろしい。また、多分読解も容易ではなかったであろうその原稿を読み下し、校正した当時の編集者の苦労も大いに偲ばれるところだ。まあ、それは吉川だけではなく、「ワープロ」登場以前はみなそうだったのだろうが。

チンクがやって来た!野球の旅に出れないストレスもあったかも・・・

美しすぎる老貴婦人(1986年式ジャガーXJ6)を見送って約10ケ月のこの夏、実はちゃっかり次なるクルマを買った、と言う話だ。
もちろん、おカネは1ミリ(1円というべきか)も余っていないのだが、夏休みに渡米できないフラストレーションが多少なりとも作用したことは否定しない。
購入したのはフィアット500。「500」はチンクェチェントと読む。
イタリア語で、チンクは5、チェントは100の意味だ。

ちなみにメーカー希望小売価格は200万円。
新車で買える輸入車としては、もっとも安い部類に入る。
もちろん、吝嗇なトヨラショータローとしては、それなりに値引き交渉をさせていただいた。
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肌がヒリヒリするほどの暑さのある日、納車のため電車に乗って某販売店を訪れた。
屋外でリアハッチを跳ね上げ待ち構えてくれていた。
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店内には同じカラーの仲間がウヨウヨしていた。余っていたのだろうか?
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とってもコンパクトで、スーパーの駐車場に停めるとこんなに短い。
それでも、リアシートはソコソコ広い。
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ちなみに、そのリアシートにはこの子らを乗せるのだ。
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60年ぶり13連勝のヤンキース、松井秀喜MVPの2009年以来のワールドシリーズ制覇なるか?

今季のヤンキースは、主力に故障者や不調者が相次いだこともあり、前半戦は苦戦の連続だった。7月5日時点では42勝41敗と、貯金は1のみ。首位に今季最大の10.5ゲーム差をつけられ4位に低迷していた。しかし、その後盛り返した。特に8月は、30日現在21勝7敗で勝率はなんと.750。その中でも白眉は、8月12日の「フィールド・オブ・ドリームス」ゲームで劇的なサヨナラ負けを喫した後から始まった13連勝で、これは球団史上1961年9月以来だった。
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その後3連敗したが、30日現在76勝55敗。東地区2位で、勝率.580はリーグ全体では3位だ。7月17日以降の41試合では30勝11敗で勝率.732。これは、全30球団中トップだ。

好調の要因は、故障や新型コロナ感染で戦列を離れていた選手の復帰と復調、7月末のいわゆるフラッグ・ディールでの補強、だろう。毎年のように故障に泣いていたジャンカルロ・スタントンとアーロン・ジャッジが、今季は満点とまでは言えないまでも、まずまずの活躍を見せている。

スタントンは、8月2日以降は打率.330、9本塁打、24打点。ジャッジは8月7日以降の22試合中21試合に出塁しており、今季の出塁率.383はリーグ2位だ。ここまでの本塁打数29本は、52本を放ったルーキーイヤーの2017年以降では最多だ。

7月末にレンジャーズからジョーイ・ギャロ、カブスからアンソニー・リゾーという2人の左のスラッガーを獲得した。彼らの移籍後の成績自体は決して目覚ましいものではないが、それまで右打者偏重であった打線のバランスが改善されただけでなく、追撃の姿勢の象徴として、チーム内のケミストリーにも良い影響を与えたと思う。

投手陣も頑張っている。スターターは、7月6日以降の防御率は3.04と秀逸だ。8月30日には右肩の故障で5月下旬から戦列を離れていたコリー・クルーバー(サイ・ヤング賞2度受賞で、5月19日のレンジャーズ戦ではノーヒットノーランを達成)が復帰登板を果たした(4回を投げ5失点だったが)。リリーフ陣では、アロルディス・チャップマンに全幅の信頼が置けず、ザック・ブリットンがヒジの故障で今季の復帰が絶望となったのは不安材料だが、ブルペン全体では結果をしっかり残している。

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