また、オリンピックのチケット抽選に外れた。今回は結構期待していただけに落胆は大きい。

一次抽選で外れた人のみを対象とする敗者復活戦の結果が発表されたのは11日のことだった。ぼくはハマスタで行われるあるゲームを申し込んであった。

そもそも、二次抽選会が行われたのは一次の当選者にキャンセル者が当初の予想以上に発生したからと、ぼくは勘ぐっている。

だって、そうだろう。二次抽選の開催がアナウンスされた際、その理由は「あまりに多くの人が一次で外れたから」とされていたが、それが本当の理由なら、それなりのコストを投じてまで二次抽選を行う意義はあまりない。競技の数、競技場の収容人員数が拡大しない限り、チケット総数は増えようがなく、二次を行うことはその後の一般販売に回るチケットを減らしてしまうことに他ならないからだ。

しかし、申し込みが殺到した一次も多くの当選者が購入を見合わせ、結果的に一次でさばくべき目標枚数に達していなかったなら、慌てふためき二次をねじ込む必要性は出てくる。一次では相当な数のチケットを申し込み、いざ当たってみるとその支払総額の高さに恐れをなした当選者が多かったのではないか(当選者に与えられた選択肢は、全部買うか、全部リリースするか、だった)。

二次に回ったチケット数がどれほどなのかはわからないが、抽選への参加資格が「一次で外れた人」に限定されている。分母が相当絞られているはずなのでそれなりに期待していたのだが・・・

ぼくの周囲には「二次で当たった」という人は皆無だ。知り合いはみんな討ち死にしている。ということは、ぼくのくじ運が悪かった、ということではないのだろう。

それでもぼくは楽観している。

野球の場合、実際に組み合わせが発表されたら、日本戦以外はガラガラである可能性は高いはずだ。チケットの多くはスポンサー企業が握り、大して興味のない人たちにばら撒かれるはずだ。むしろ日本戦以外に興味がある僕の場合は、何らかの手段でそれらチケットを手に入れることは決して不可能ではないだろう。「チケットは完売、だけど当日スタンドは空席だらけ」ということにはならないで欲しいが。

ぼくは野球だけでなくボクシングも見に行くつもりだ。まあ、こっちは楽勝でチケットはゲットできろだろう。