史上最も愛された野球ライターの一人で、老舗雑誌『The New Yorker』で長年健筆を振るったロジャー・エンジェルが亡くなった。101歳の大往生で、同誌のデビッド・レムニック編集長は「人は誰も永遠に生き続けることはできない。しかし、彼ならばできるのではないかとすら思わせた」と追悼している。

ぼくがエンジェルの存在を知ったのは1970年代後半のことだ。日本の専門誌でもよく紹介されていたエンジェルはすでに大御所的存在で、彼の著作の邦訳が出ると貪るように読んだ。

ベーブ・ルースがレッドソックスからヤンキースに移籍し、いきなり54本塁打をかっ飛ばして全米を熱狂させた1920年に生まれたエンジェルは、42年にハーバード大を卒業。その後は空軍の雑誌編集者を務め、『Holiday』誌を経て『The New Yorker』の編集者兼ライターとなった。野球を題材に書き始めたのは60年代からだ。

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