2006年10月21日

童謡「赤い靴」 Ⅱ

横浜市の美術商が、童謡「赤い靴」の別れは新たな出会いの始まりとして、
昭和５１年から像の建設資金の募金活動を開始、１，２００万円を集め
翌年完成の目途が立った昭和５２年、きみちゃんの悲話を知りましたが
募金してくれた５，３００人に手紙を書き、予定通り像が造られました。

山下公園

きみちゃんが病と闘い息絶えた麻布十番にもきみちゃんの像があります

麻布十番商店街

この像は北海道新聞にきみちゃんの悲話が掲載された４年後に建ちました。
今でも幼い子が自分の小遣いを大切そうに置いて行くそうです。
そしてその浄財は１，０００万円を超えたとのこと。

きみちゃんが生まれた静岡市の像は、きみちゃんとかよさんを再会させたいと
全国から１，７００万円の募金が集まり昭和６１年に完成しました。

静岡市日本平山頂

そして、留寿都村にはもうひとつ母かよさんの像があります。

留寿都村

留寿都村はもう少ししたら深い雪に覆われます。
でも、かよさんはアメリカの方を見ながら
いつまでも、いつまでもきみちゃんのことを案じて立ち続けるのです。

最近、童謡「赤い靴」を知らない子どもたちが増えているそうです。
ななさん、Poohさん、ぜひこの話を娘さんに聞かせて「赤い靴」を歌ってください。

tozyo at 16:12│Comments(6)│ │エトセトラ

この記事へのコメント

1. Posted by Pooh 2006年10月21日 23:20

北みんパパさんへ

「赤い靴」の童謡は知っていましたが、こんな物語があったことを知りませんでした。悲しいお話ですね。
Poohの娘はものすごく感受性が強く、この話を今してしまうと、ずっと泣いていると思います。なので、もう少し2.3年したら、是非教えてあげたいと思います。

北ミンパパさんもよねミンパパさんも、本当にいろんなこと知ってますね。Poohはこの数ヶ月でものすごく、お利巧になった気がします（気だけですね

）

また、いろいろ教えてくださいね

2. Posted by 北海道のミントパパ 2006年10月21日 23:28

Poohさんへ

いやー！　ボクが軽率でした。
子供はそれぞれ個性があるんですよね。
一束一絡げの書き方をして反省しています。
ボクはたまたま地元紙できみちゃんの秘話を目にしただけです。
この世に生を享けて５２年のわりには物知らずですよ。
よねみんさんはその点話題が豊富です。

3. Posted by Pooh 2006年10月22日 23:18

パパさんへ

遅くなりました！　　いやぁーそんなこと無いです。パパさんは、Poohが決して考えないような、社会全般の問題点、介護問題などものすごくご存知です。いつもいつも読んでいて、「知らなかったぁー！」ってことばかりです。
パパさんのお陰で、ほとんど見ない野球の日本シリーズを今回は見ています。
「あー、ドラゴンズが落合監督なんだぁー。ファイターズって監督さん外人だぁー