2024年10月下旬時点での 相模湖・津久井湖 の状況について、私見を述べさせていただきます。

現在、相模湖・津久井湖は、秋真っ只中です。
冬水位に向けて、相模湖は減水中、津久井湖は増水中です。

バスは [ディープに突き出た岬] や [ディープフラットのハードボトムの段差付近] の水深7~15m に多い印象です。

今年は恐らく、ワカサギがハスに喰いつくされており、バスの動きが昨年までと異なる感じがします。
ワカサギが多かった昨年までは、ミドル~ディープ中層を回遊しているバスも多かったのですが、今年はその回遊型のバスが少なめです。

その理由について、私は以下のように推察します。

バスにとって、メインベイトをワカサギからハス・ウグイなど、湖に残っている遊泳能力の高い中型魚に変更せざるをえない状況になっている。
ワカサギは遊泳能力はそれほど高くなく、ワカサギの群れを泳いで発見さえすれば、バスにとっては狩りの成功率は高かったため、泳いで探し回ればよかった。
しかし、ハス・ウグイは、ワカサギに比べて回遊性が強めで遊泳能力が高い。
バスが泳いで探しても、待っていても、遭遇率はそれほど変わらず、体力を消耗しないように待ち伏せ型が多くなった。

相模湖・津久井湖のバスにとって、来年まで生き残れる(餓死しない) かは、ハス・ウグイを狩る能力を備えているかにかかっている気がします。


直近では、それらの魚を以下の攻め方で狙っています。
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・チャターベイト
・ビッグスプーン
・シャッド(キャロ)
・スイベルキャロ
・ダウンショット


数は出ないですが、サイズのよい魚が上がっているのが、チャターベイト・ビッグスプーンの釣りです。
特にチャターベイトは、スピナーベイトの釣りがパワーダウンしたことを補うカタチで、大活躍しています。
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9/22(日)タックルアイランド戦、9/29(日)柴田カップ、ともにチャターベイトで釣った魚をウエイインして優勝しました。


ビッグスプーンは、釣ろう釣ろうと思ってもなかなか釣れないルアーなのですが、たまに投げてみるといきなり釣れたりします。
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ビッグスプーンは出しどころや釣り方が掴みにくいルアーのため、ガイドでは使う状況や操作方法を丁寧に解説しております。


シャッドは、有名スポットで使うとプレッシャーがかかりすぎていて辛いこともありますが、他魚種も含めて反応するため、場所を選んで使えば飽きません。
ライブ魚探を使った超速の追いかけっこが楽しいです。
特に津久井湖では、バス・ハス・ウグイが混在するスポットで使えば、1日で20バイト以上も充分狙えます。
※釣果も混在します


スイベルキャロは、昨年・一昨年に比べるとパワーダウンしていますが、健在です。

ダウンショットは、ディープでのライトリグの代名詞。
サイズは出にくいですが、ボトムをとったズル引き入門に最適です。


現在検証中の『ライブ魚探を活用した、魚種が混在する中でのバスの多い少ないの見分け方』も、ガイド時にその時点での最新情報をお伝えしております。

相模湖・津久井湖で釣りをされる場合に、よろしければご参考ください。



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