ジャージ&ユニフォーム女子

ジャージ女子、スポーツ女子、部活女子の画像を掲載していきます。adidas、PUMA、mizuno、hummelなどのトレーニングウェアが好きです。

タグ:スパイク

本業多忙とネット環境不調が重なり、長らく更新できませんでした。
今回は、ストック画像の中からadidasのゲームウェアとしてはロングセラーだった3ストライプジャージー&ショーツの組み合わせのユニフォームです。
個人的には、このモデルがadidasのゲームウェアの中では一番好きで、さらにこの配色(アルゼンチンブルー×ネイビー)が最も似合うと思っています。
画像の撮影時期は、だいたい4~5年前のようです。

あわせて、選手が着用しているスパイクも見ていきたいと思います。
サッカーのスパイクは、その機能性はもちろんですが、鮮やかなカラーリングや多様なデザインが非常に魅力的です。SNSでも、サッカースパイク(フットボールブーツ)を中心に扱うアカウントが多く見られます。


円陣。選手たちの団結を感じられて、サッカーの試合では好きなシーンです。

東白石20170719




















ユニフォームの前面と背面、両方を一度に見ることができる画像です。
スパイクは奥の選手がティエンポレジェンドⅦを着用。手前の選手が着用しているのは、おそらくハイパーヴェノムフェロンⅢと思われます。

東白石あかつきFC2018-22


































上の写真の11番の選手。ティエンポレジェンドⅦはNIKEのスパイクの中では好きなデザインですが、この配色はその中でもベストだと思っています。
対戦相手の選手はDSライト2ですね。内側にasicsのロゴをあしらったデザインがかっこいいです。

東白石20171009a




































ティエンポ レジェンド VII HG-E 型番897754(2017年モデル)


ティエンポ レジェンド VII HG-E 897754




















DSライト2ワイド 型番TSI744-0484(2016年モデル)
ちなみに、内側にasicsロゴを配したデザインは、メナスシリーズで継承(メナス3まで)されていましたが、メナス4は普通のアシックスラインになってしまいました。

DSライト2ワイド TSI744-0484_2















上の写真の13番の選手。別の日の撮影なので、ストッキングの色が違います。
スパイクは、やはりハイパーヴェノムフェロンⅢのようですね。

東白石20180810



































ハイパーヴェノム フェロン III HG-E 型番852560-104(2017年モデル) 


ハイパーヴェノム フェロン III HG-E 852560-104 (1)



























スローインを後ろから捉えたショット。
このモデルのもつ光沢がとても魅力的ですね。
スパイクはmizuno ウェーブイグニタス4JAPAN(2016年モデル)。

東白石あかつきFC2019-40



















ウェーブイグニタス4JAPAN P1GA173009(2016年モデル)

ウェーブイグニタス4JAPAN P1GA1730_1




















3本線がよく見えるショットです。
スパイクはasics DSライト(2015年モデル)かと思いますが、この配色は見たことがありません。

東白石あかつきFC2019-43




















ボールの奪い合いになったシーンですが、対戦相手のSVOLMEのユニ、ナンバーのフォントが日本代表2007年モデルではないですか。個人的には好きなフォントです。

東白石20180505




















ゴールキック。GKといえば、パッド入りの長袖ユニが定番でしたが、最近はインナー兼用のプロテクターが主流で、GKシャツでもパッドなしになってきていますね。
スパイクはイグニタス4MD。

東白石20180505a



















ウェーブイグニタス4MD P1GA163109(2015年モデル)
ウエーブイグニタス 4 MD P1GA163109_2













最後は、ハーフタイムのショットです。
やっぱり、adidasのシンプルな3本線はいいですね。

東白石201805--




















女子サッカー選手の画像から、GKのものを選んで掲載します。
以前にもGK画像をUPしていますが、今回は比較的新しい時期ものを集めてみました。

柳ヶ浦高校(2019) #1 山村あずき選手
GK柳ヶ浦女子201906高校総体九州

























現在は四国大学女子サッカー部に所属しています。

日ノ本(2015) #1 米澤萌香選手
GK日ノ本2015総体1年米澤萌香


































米澤選手が藤枝順心藤枝順心・原田結奈選手のシュートを阻止(2017)
GK日ノ本3年米澤萌香02



















ちなみに、このときの着用スパイクはasics DS-LIIGHT2ワイドの2016イエロー×グリーン×ブルー(TSI744-0484)。外側にasicsストライプ、内側のasicsロゴというデザインと、カラーリングが特徴的なスパイクで個人的には好きなモデルです(このモデルではasicsストライプとヒール~インサイドの切り替えのカラーがさらに違っています。ストライプもブルーのモデルはカラーコードが0739)。イエローのユニと合っていてかっこいいです。
asics DS-LIGHT2ワイド  TSI744-0484asics DS-LIGHT2ワイド  TSI744-0484 02












藤枝順心(2016) #1 福田まい選手
MFで活躍した福田ゆい選手ともども、福田ツインズとして話題になった選手ですね。現在、まい選手は日体大FIELDS、ゆい選手はベガルタ仙台L所属です。
GK藤枝順心福田まい2016総体02


































シルバーのGKユニに同色のキーパーグローブ、これもかっこいい組合せです。
キーグロはadidas エースゾーン(2016モデル)のようですが、このカラーリングで市販されていたのかは未確認。キーグロといえばuhlsport全盛のなかでadidasを見つけると何だか嬉しいものが…。


藤枝順心(2020) #1 松井里央選手
GK藤枝順心松井里央(3年)20200107


































2020年1月、高校女子サッカー準々決勝PK戦での松井選手。
3月に高校卒業、現在は神奈川大女子サッカー部に所属しています。



星翔高校(2016) #12 西上彩華選手
星翔高等学校GK西上彩華01



































西上選手については、2017年(この時点で高校在学中)に大阪セントラルトレセンのU-18チームに召集されていたことまでは確認できましたが、残念ながらその後の情報は確認できませんでした。

ここまで人工芝のピッチでの試合画像が中心でしたので、土のグラウンドでの試合シーンを少し。
砂埃を巻き上げながらのゴールキックやセーブはかっこいいですね(もちろん、試合場のコンディションとしては良くないのですが…)。
旧・大清水高校女子サッカー部のGKユニ2種類
GK wsoccer194ー01 - コピー

































GK wsoccer202 - コピー





































GKのトレーニングシーンなどは、また改めて掲載したいと思います。

ロゴをネタに書いてきた記事も4回目となりました。そろそろ一段落させないと…。

今回は海外ブランド3社を取りあげます。
まずはumbroから。
現在のロゴは2008年に採用、2009年シーズンから本格的に展開されるようになりました。
ダブルダイヤの角が丸みを帯びていて、ブランド名も丸みの強い小文字になってることから、女子にも人気があるようです。

umbro004
















umbroのプラシャツはシンプルなデザインに鮮やかな色づかい、そしてリーズナブルな価格設定(値引き販売になるの時期も他ブランドにくらべて早いような気もします)がありがたいですね。
DSC00841

















最近のデザインではあまり見なくなりましたが、プラシャツやピステのバックプリントでumbroロゴが大胆に入っているのもかっこいいですね。
DSC_5690

















ところで、umbro採用のなでしこリーグ所属チーム(1・2部どちらかは問わず)で、すぐに思い浮かんだのがスペランツァ高槻大阪。
元が松下(現・パナソニック)傘下のチームだったことからJリーグのガンバ大阪ともかつては関連があり、そのせいかチームカラーが同じでユニフォームもよく似ていました。
下の画像は2012年。冬場の撮影のため、ピステ上下でのトレーニングです。

speranza20120216085858


















これは数年前に偶然入手できたスペランツァF.C.高槻のユニ(2009~11モデル)。
タグの印字が消えていて型番など不明なのですが、昇華プリントタイプで選手支給品かと思われます。
エンブレムがないので、ユースチーム用でしょう。
スペランツァのサプライヤーは長らくumbroでしたが、2018シーズンからgol.に代わっています。

DSC_0451 高槻2009-11DSC_0452 高槻2009-11












umbroのユニはレプリカだと普通の価格設定なのですが、オーセンティックで買おうとするとものすごい高値だったりします。ショップで買うときに「レプリカじゃなくていいですか?」と念押しされることも…。やっぱり、コレクション目的でオーセンを買ってしまうと、レプリカといろいろ違うのが気になったりしますね。もちろん、観戦などで着る目的ならレプリカのほうがいいと思います。

現行ロゴになる前がこれ(下図)。1992年からこのデザインです。
umbro 01







スペランツァ高槻大阪がなでしこリーグ一部昇格決定した際の画像。2008年12月。
旧ロゴのウェアを着ている選手のほかに、よく見ると、後列の選手のベンチコートに新ロゴが混ざっているようです。
speranza一部昇格081213



















ギャラリー2のスタッフさんの着用サンプル画像で新旧ロゴのバックプリントを並べてみました。
どちらもいいデザインですが、印象がだいぶ違いますね。
IMGP1814IMGP2587


















旧ロゴのウェアだと、平べったいダブルダイヤがどことなく硬派な感じ。
下右画像は中綿入りのインシュレーションピステ。光沢ありの生地とダークグリーン×ネイビーのカラーリングが魅力的です。軽くてシャカシャカした着用感です。
umbroを好きになったのはこのデザインの頃からでした。

UMBRO08UMBRO901














toin-2009-12-21T17_21_17-1もう一枚、同じカラーリングのインシュレーションピステの画像があったので貼っておきます。











umbro 00こちらは1980年代のロゴ。昨年あたりから展開されているヘリテージライン用のロゴとして復活しています。
ダブルダイヤの四隅がちょっと硬い感じもします。
この時期の画像は見つかりませんでした…。



次はNIKEです。
NIKE1985NIKE1995








ナイキといえば、このswoosh(スウッシュ)ですね。1972年に登場したロゴですが、1978年に角張ったレタリングとの組合せになりました。バックが赤くなったのは1985年から。1995年にはレタリングが外されてswooshのみになり、現在に至っています。

airmax9595年と言えば、airmax95のイエローグラデ(画像は復刻版)がものすごい人気になった年でしたね。
他のカラーバリエーションも入手困難で、中高生のairmax狩りなんて問題まで出てきたものでした。






個人的には、airmax96(下左)やairmax96Ⅱなども好きなデザインでしたが、すぐに売り切れるような状態でした。
airmax96-1-2







スニーカーもそうですが、NIKEというと、かなり「とんがった」デザインが多いイメージです。
このマーキュリアルヴェイパー13(2019モデル)なども大胆なデザインが魅力的ですね。
群馬県女子サッカーリーグ2019-3ナイキ(NIKE) マーキュリアル ヴェイパー 13 アカデミー HG



















ナイキ ヴェイパー 13 エリート MDS AG-PRO(ネイビー×シルバー)個人的には、マーキュリアルヴェイパー13シリーズならばこのカラー(ブルーボイド×メタリックシルバー)が推し。













一方で、チームウェアなどはオーソドックスなデザインも見られました。
このピステ(シャツ116480、パンツ116481)はチームオーダー専用品として展開されていましたが、現在は廃番です。
swooshのバックプリントがシンプルなデザインによく似合います。
NIKE02

















NIKE14507













やや古い画像ですが、2010年前後のものです。下左画像のNIKEのベンチコートは「トータル90」シリーズで、90を○で囲んだロゴデザインが特徴でした。この当時、藤枝順心のユニがNIKEを採用しており、胸番号を○で囲んでいたのが印象的でした(下右)。

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ここ数年のチームウェアから。左は健大高崎、右は広島大。
2014年頃のNFTBシリーズあたりから、ジャージやウインドブレーカーは、袖の肩部分やパンツの裾部分に1本線が入るモデルが主流になっています。これはかなりスマートに見えるので、ウェアのシルエットがスリムになっている傾向に合わせているのかもしれません。
めぬま 健大高崎2019広大女子サッカー201703-02













最後に、hummelを見ておきましょう。
hummel_logohummelといえば、マルハナバチをかたどったこのロゴですね。
マルハナバチは力学的には飛べない体形、とされていた(現在はその謎は解明されているそうです)ことから、不可能への挑戦という意味でこのロゴが作られたのだそうです。
1923年創業ですので、スポーツブランドの中ではかなり古い部類に入ります。


金属スタッド装着のサッカースパイクを世界で初めて発売したことでも知られています。


hummelのウェアを象徴するシェブロンラインは1955年に登場しています。
これの由来は、蜂のロゴの中に見える二重線ではないかと考えていますが、実際のところどうなのでしょうか。
hummel 01







hummelのサッカーユニフォーム
シェブロンラインが目立っていていいですね。
長袖だと、より存在感が増してきます。
P1000240




















シェブロンラインの入り方はかなり変化に富んでいます。
シャツの袖に斜めに配置し、パンツのサイドに入る切り替えより後ろにプリントするパターン。
シェブロンラインは、ストッキングでも入れる位置の自由度が高くなっています。
adidasの3本線やmizunoのMCライン(ただし突起部分なし)のようなかなり特徴的ラインがストッキングに入る場合、折り返し部(最近は折り返さない傾向が強くなっています)というのが通例です。
ところが、hummelのシェブロンラインは、フロント、サイド、バックとどこにでも入れられます。
下の画像(桜の聖母)ではバックに入れられている長めのラインがかっこいいですね。


000-桜の聖母2018-02 250959_3





















なでしこリーグではINAC神戸が長らくhummelを採用しています。
2019モデルのユニフォームは、シャツのサイドに入るシェブロンラインが特徴。
鮫島彩2019 20200114

















鮫島彩選手のトレーニングウェア着用画像。
左は2019年モデル(プラシャツ[長袖]+ジャージパンツ)
右は2018年モデル(ウインドブレーカーシャツ+ジャージパンツ)
hummelのトレーニングウェアは、デザイン的にはフットサル寄りとも言えそうです。そのあたりが、女子アスリートにも似合う理由なのかもしれませんね。
鮫島彩2019-05B鮫島彩2018-02




















気がついてみたら長い記事になっていました。
4回にわたったスポーツブランドのロゴの話題は、今回でひとまず打ち止めにしたいと思います。
まだまだ取りあげてみたいロゴはあるのですが、画像が集まっていないなど、すぐに記事化するには無理がありそうですので、折を見てロゴのお話を取りあげていこうかと思います。

スポーツブランドのロゴとウェアを見ていくシリーズ3回目です。
今回はmizuno。
中盤っ~1


















ミズノロゴ02














現在、ウェアや用品は、このランバードロゴのみでmizunoブランドを示しています。
が、ここに至るまで複雑な経緯をたどっていることはよく知られています。

近年まで親しまれてきたのが、ランバード+mizuno のロゴ(ミズノランバード)でした。
MRB400_400























1997年に陸上・サッカー用品からこのスタイルの導入が始まり1999年までにほぼ全部のカテゴリに波及、以来、公式サイトなどでは現在でも使用されています。
文字ありと文字なしでは、好みが分かれるところですね。
2006~07年には、最後までMマーク(mizunoの頭文字。後述)がミズノランバードに変更され、全カテゴリがこのロゴで統一されました。
2013年に野球用品から始まった文字なしロゴ化は、2017年頃からウェアや用品全体に広がっていきました(2017年4月のニュースリリースを見ると、卓球日本代表ユニは文字ありロゴ使用です)。
バレーボール全日本女子のユニで比べてみると、小さい部分ですが印象が違うことがわかります。

2016年モデル
女子バレー20160318thum















2018~19年モデル
女子バレー2019-A


























2016年モデルV2JA624026(左)と2019年モデルV2JA874063
2016_V2JA624026_LL2018-19 V2JA874063














文字ありロゴは、傾けずに配置されるのが普通でした。胸や背中に大きくプリントされると、少し硬派な印象をうけます。そこが魅力でもあるのです。
mizuno 20051219211716t_P1160628















文字なしロゴは、斜めにするなど配置の自由度が大きく、大胆なデザインができます(下の画像は2020年モデルのブレーカーシャツ[V2ME951114])。
2020 V2ME951114_ML














ワンポイントだとロゴがあまり目立たないので、露骨にスポーツ系の服装をするには…という場面でもポロシャツなど自然に着ることができますね。

現在に直接つながるロゴが登場したのは1980年。

h422133654.3Aそれ以前はシンプルなM字のロゴでした(左画像)。
私は1980年代前半にこのロゴが付いたジャージを見た記憶があるのですが、メキシコラインを多用し始めていたasicsと比べたら目立たない印象でした。


そこに、このロゴ(下画像)の登場でした。かなり新鮮な印象で、1990年頃のTVCMではこれが映し出されると、気になるスポーツブランドへと私の脳内では急激に変わっていきました。
一部分だけ色違いというのも新鮮で、このロゴは大好きでした。1980s_1981_photo











  


ミズノロゴ イニシャル実際には、トレーニングウェアなどはこれのイニシャル(M)部分だけを独立したロゴ(左画像)として使うことが多かったようです。学販ルートで出回っていたジャージで、1980年代後半にはこのロゴを使っていたモデルがありました。



mizunoはいくつかのブランドを展開していましたが、そのなかでも知名度が高かったのがSUPER STARでした。
展開が始まったのは1978年ですから、トレーニングウェアのブランド展開としてはかなり早い時期です。adidasやPUMAのジャージが「体操服」のイメージの払拭に成功したのが1970年代中頃でしたから、その影響が大きかったのでしょう。


初期のSUPER STARの特徴は3色グラデーションライン。多く製品化されていたのは、下の画像のような太い幅(約2cm)のものですが、1cm程度の幅のものもありました。1980年代前半がその全盛期だったようですが、この太いグラデーションラインがかっこよくて、私にとっては憧れのジャージでした。
文字ロゴのほうは至ってシンプルなデザインです。

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太いグラデーションラインのジャージで代表的なデザインは、下画像のようなものです。ジャケットはベースカラーが前身頃の胸から下と、後身頃全体・袖・襟で、前身頃は胸のグラデーションラインを境にしてそこから上のパネル部分がホワイトというものでした。パンツはジャケットのベースカラーとグラデーションラインというシンプルな構成。いわゆる足掛けつきで、裾ジップは外側(グラデーションラインの少し後ろ)についていました。

今でも時々にネットオークションに出てきますが、上下揃いとなると稀少です。
下の画像は2012年頃のものですが、ジャージ上下を着ているのはAKB48(当時)の前田敦子さん。「君は僕だ」のPVの一コマですが、いったいどこからこのジャージ上下を見つけてきたのやら。
実に謎…とはいえ、これは目福です。

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個人的には、このネイビー×ブルーが一番好きですが、少しパープルがかったカラーもあったようです。カラーバリエーションが多く、80年代前半の名作ジャージの一つです。
ウィンドブレーカーも上下で展開していました。こちらはジャージに輪をかけて入手難のようです。

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世間一般にSUPER STARの存在が一気に知れ渡ったのは、1988年に採用された大胆なデザインのロゴ(左下)の存在が大きいでしょう。
2000年にすっきりしたデザインのロゴに変更されました(右下)が、2009年にブランドの展開をいったん終わっていました。

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SUPER STARの1988年版ロゴの由来は何なのか、調べてみてもよくわからなかったのですが、このでデザインは一度見たら忘れられませんね。
この時期のウェアでいえば、1990年前後のU-1シリーズが、カラーバリエーションも豊富で最も普及したようです。
とはいえ、このジャージ着用の女子アスリートの画像はめったに出てきません(というより、見たことがないのですが…私の探し方が下手なだけ?)。
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同シリーズのウィンドブレーカーも発売されましたが、色が鮮やかなうえに表面のつやが綺麗で、重ね着も考慮したのか少しゆったりしたシルエットだったところも魅力的でした。
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このあと、切り替えがシンプルな平行線だけになったU-10シリーズや、ミリタリーテイストとされるU-11シリーズ(上右画像)が発売されましたが、U-1シリーズほどのヒット作にはならなかったようです。

SUPER STAR は種目別のウェア展開が強く意識されていたわけではありませんが、陸上競技のトレーニングシーンでの着用をイメージしていたジャージが下画像のものです。同デザインのウィンドブレーカーも発売されていました。

スーパースタージャケットの袖口がバインダータイプになっているのが先進的な印象のジャージです。パンツはスレンダータイプで、膝部分の切り替えが独特です。ここの部分はウィンドブレーカーパンツのベンチレーションが斜めに入るデザインになっていることにリンクしています。













mizunoでも競技別ウェアの性格が強かったRUN BIRDは、SUPER STARよりも早く、1990年代後半には展開が終了し、mizunoブランドに移行したようです。

ランバードマークは、鳥ではなく惑星軌道がモチーフなのだそうですが、どのようにデザイン化するとこうなるのかは、多少わかりにくい感じもします(かっこいいので気にしませんが…)。
ロゴは文字とランバードマークが平行におかれるものと、ランバードマークを囲むように for the Sports-minded Cosmopolitan のフレーズが配されるものがありました。

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1993~94AWシーズンのカタログに掲載されているサッカージャージとウィンドブレーカーです。


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1990~93年頃発売のモデルは、袖(胸部パネルも含むことがある)やパンツのサイド部分にホワイトの切り替えが配置されていました。これが90年代サッカージャージ最大の特徴と言えるでしょう。
個人的には、62SB/PS-380シリーズや53WS/53WP300シリーズなど93~94年モデルあたりが最盛期だと考えています。

90年代の画像はさすがに古すぎて、ちょうどよいものが拾えませんでした。

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このRUNBIRDロゴの変更は、シューズにも及んでいます(当然と言えば当然ですが…)。
下左…1993年モデルのモレリア2(12KP10601)
下右…2020年モデルのモレリア2JAPAN(P1GA200209)

モレリア212KP10601モレリアⅡJAPAN P1GA200209 0












ロングセラーのモレリアですが、四半世紀の間にアッパーのデザインがずいぶん変化しているものですね。スタッドの基本的な配置があまり変化していないのと対照的です。

ウォームアップのシーンでずらりと並んだmizunoロゴ。壮観ですね。
こういう光景は大好きです。
P1000348%20(Small)





















mizunoといえば、マスコミへのウェアやシューズの提供に積極的という印象があります。
古いところでは、「8時だョ! 全員集合」の体操コーナー(仲本工事さんが大活躍のあれです)でゲストが「★★★★」のラインテープのジャージを着ていたことがあったを記憶していますが、どうもこれがmizuno製品だったようです。ということはシューズもmizuno製だったのではないかと思うのですが、どうだったのでしょうか(調べてみると、ウェアは一貫しておらず、adidasが採用されたこともあれば、いわゆる芋ジャージだったこともあるようです)。

1993年放送のドラマの中でも、衝撃的な描写でとくに知名度が高かった「高校教師」もmizunoが衣装協力していました(ほかにも探せばいろいろ出てくるはずです…)。

余談ですが、当時女子高勤務だった私の友人は、しょっちゅう「高校教師みたいなできごとは本当にあるの?」ときかれていたそうです。私もきいた一人ですが(笑)、即座に「そんなことしたら、管理職にバレて即刻クビだよ!」と真顔で答えてきました。

その「高校教師」の部活シーンです。桜井幸子さん演じるヒロイン・繭はバスケ部に入っていますが、体育館シューズは言うに及ばず、部員が着ているウェアがものの見事に全部mizuno製品。これは広告効果がすごかったのではないでしょうか。
スポーツウェアに詳しくない人ならばそのままスルーしたと思われますが、私などは全員がSUPER STARやRun Birdを着ているのがすごく気になったものです。
高校教師03話-01























MCラインmizunoと言えばこれ、というイメージもかなり強くなってきたMCライン。

初登場は意外に古くて、1998年頃からのようです。
そのあたりの詳細は確認できていないところですが、ロゴがミズノランバードに切り替わり始めた時期とほぼ重なるので、ブランド展開の戦略と関係しているのだろうと思います。
尖っている部分は水晶のイメージで、これが袖やパンツのどの部分にくるかは決まっているのだそうです。それで統一感があるのですね。
ちょうど、adidasの3本線のリバイバルブームとも採用時期が重なります。ジャージなどのラインテープが注目される中での登場ということもあって、認知度が高まるのも早かったのではないでしょうか。MCラインの適度な自己主張感はいいですね。

袖とパンツの全長にわたってMCラインが配置されているピステとジャージ。
チームオーダー対応のウェアだと、MCラインがしっかり入るデザインが何種類も見られます。
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大胆なロゴのバックプリントとMCラインが、mizunoの正統派トレーニングウェアらしさを感じさせます。

t_IMG_6143




















サッカーのユニフォームでは、ランバードマークがどうしても小さめになるため、MCラインの存在が欠かせません。線は細いけれど、わかりやすいんですよね。
専修大北上女子20190624高校総体東北大会02




















MCラインがホワイトだったりゴールドだったりとバリエーション豊か。
ここではパンツはMCラインなしが主力モデルになっていますが、ラインありもよく見るとデザイン違いだったりします。

鎮西学院201511




















最後に、女子バレーボールのユニフォームから。
ノースリーブだと、脇のMCラインが見せ場です。全日本2015モデル
古賀 紗理那 2015









































今回は非常に長い記事になってしまいました。
次回はumbroとNIKE、hummelの予定です。もう少し短めにしたいと思います。

今回は、手許のストックから、クラブチームや高校・大学女子サッカー部のOFFショットを集めてみました。
試合やウォーミングアップのような、選手の緊張感が伝わってくるような画像はもちろん魅力的ですが、OFFのリラックスした感じもいいものですね。

ここでは、試合や練習の合間の画像も含めてOFFショットとして掲載していきます。


手前の選手が履いているのはasicsのランニングシューズです。
ストッキングが汚れているので、試合後の画像でしょうか。
首回りのデザインやバックプリントから見て、プラシャツではなくTシャツのようです。
(2015年)
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umbroのプラシャツ&プラパン。福井工大付属福井高女子サッカー部です。
両端の選手がストッキングを下げているのも、OFFショットらしい雰囲気が出ていていい感じです。
(2012年)
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試合後のスタンド。
PUMA220シリーズのジャージに、移動用のポロシャツを合わせています。
手前にずらりと並んだエナメルバッグに注目です。
以前は中高生の通学バッグでも普通に見られたのですが、ここ数年でドラムリュックにすっかりとって替わられてしまいました。
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表彰後のひととき。
チームウェアはPUMA220シリーズのジャージです。
1479




















試合の合間ですね。
ユニフォームはumbro。
蛍光イエローのNIKEのスパイク(2013年モデル・ティエンポレジェンドIV)がかっこいいです。
1480















夏合宿の画像のようです。
ランニングシューズを履いているので、朝のウォームアップの時の撮影でしょうか。
ハーフパンツはumbroのチームオーダー。プラシャツの袖をまくりあげているのはポイント高いです。
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練習の合間と思われる画像。
ピステ(上)はmizuno adidas umbroが確認できます。
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ウォームアップ時と思われる画像。
ピステのメーカーは、確実にはわからないのですが、asicsのようです。
半開きの裾ジップと、その隙間からのぞくストッキングがいいですね。
1482












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