(今回は完全にトラボックスブログから外れ、、、少年ラグビーコーチブログです。
お許しくださいませ。)


どうしても(個人的に)対戦したかったチームと試合を組みました!
5年生は、昨年11月に初めて勝利した強豪相手に、それからの成長を計る一戦です。
グランド
※風の冷たい河原に、400人近くが集まる活気と子供たちの元気が溢れてます

5年生に、小柄ながら、運動神経・センス抜群でスピードもあるM君がいます。
何を教えても、すぐに順応し、柔軟性もあり、過去に教えた子の中でも抜きん出ています。
(将来、プロスポーツ選手になるのは、こういう子かと思う子です。なかなかいません。)

そのM君が学校で大ケガをしてしまい、長期離脱をする連絡がありました。

5年生が集合したときの第一声はM君からのメッセージです。
「みんなと一緒に出られなくて残念です。試合、がんばってください!」
M君ととても仲の良い息子と、いつもM君とコンビを組むS君を始め、
全員の表情から、一層の気合いとプレッシャーを感じました。

試合は、イイところまで攻め込みながらも僅差で敗れました。

S君と息子は、何とかしなければとの思いからか、ガチガチになってのミスはあったものの
体の大きな相手に、時には二人がかりでタックルに行き、何度もピンチを救っていました。
チームメートのみんなも、各々が気持ちの入ったプレーをしていました。
負け惜しみ(?)ではなく、成長を実感させ、大いなる期待を抱かせてくれました


自宅に戻って、息子と風呂に浸かりながら、試合の話をしていると・・・
「Sのタックルは凄いよ・・・よくあんなタックルができると思う。
あいつがいるから、こっちもタックルにいけたし、相手も前に出られなかった。
本当にSはスゴイ・・・来週の試合も、Sと一緒に、Mの分もがんばるよ。」


仲間を思う気持ちを知り、仲間を信じることを教えてくれるラグビーに感謝です

追伸
この試合、ラグビーを始めて3、4週間目の女子ラガーがいました。
試合前に「少しでも、試合に出てみようか?」と聞いてみると
少し迷ってみたものの「出たい!」との笑顔の回答です。

「ボールを向こうのラインの奥にみんなで運んでいくんだよ。
敵が来たらこっちのラインにボールを持ってこられない様にボールを持ってる子に
タックルして!グランドの外から指示するからね。」
と、送り出しました!

彼女は、こちらの指示をまじめに実行しながら、果敢にタックルにいきます。
もちろん、オフサイドなど関係なしです。一所懸命さがこちらにも伝わります。

試合後「試合はどうだった?少し、分かった?」と聞くと
「面白かった!特にタックルが面白い!」
タックルしない世の中の男子に聞かせたい頼もしい回答が返ってきました。

今後が楽しみな、かわいいラガールの誕生です