前回更新が3月14日、およそ半年ぶりのブログ更新になります。長年の下落相場で揉まれながら株道ブログは育ってきたこともあり、下落しないと執筆活動に身が入らない、また、上昇相場に水を差すことも好まない、そういったことで時季が過ぎていきました。海外勢もその頃( ...
SVBショックの買い場探し
マーケットは今回の突発急落を「SVBショック」と呼び始めました。機関投資家がリスク回避(換金)でアジアの株を手放す時には、市場規模の大きな日本をまずは売ってきます。買い場探しが始まりました。しかし、3月配当権利月に銀行株暴落。相場とは全く非道なものです。 ...
暴落は予測せず、下落幅を予測する
上値(27,800円)が重く、下値(200日移動平均線は27,250円)を割らない展開が続いています。一見、軟弱な停滞相場のようですが、かなり循環物色は効いており、じり高のTOPIXから見える景色、日本株は異常なほどの強さだと感じています。とは言え、大口が扱う先物やオプ ...
2024年の新NISAで日本人に投資ブームが訪れる
本日のブログは、前半で2024年1月からスタートする新NISA制度を取り上げ、後半、戻り相場の現況解説をしたいと思います。生涯にわたり投資枠1800万円までなら「非課税」にします。株の儲けで税金はとりません!これが政府・財務省からの新NISAに込められたメッ ...
《暴落相場の温度計》について
臨時配信のログインページでお伝えした、《暴落相場の温度計》の解説フォローです。賞味期限切れとなりましたので、参考まで。※黒く塗りつぶした伏字部分は申し訳ありませんがログインページでご確認下さい。ランキングに参加しています。 負け組の投資人生を一変させる、 ...
株道の「相場観」臨時配信1.9
三連休明けのマーケットはSQ週となります。レジスタンスラインを超えてくる戻りに期待したいところです。このログイン記事では、私が年前半、リバウンドを狙っていくセクターとその注意点について深掘りしています。株道「指南書三部作」の内容に沿った記事のため、今回は ...
相場サイクルから見える2023年の相場とは
1月相場の特徴は、地合いが整えば、日立やトヨタなどの国際優良銘柄に欧米ファンドの新規資金(アロケーション)が入りやすいのですが、年明けの日本マーケットにまだ目立った買い手口は見られません。昨年末の日銀による利上げアナウンスメント、これに尽きます。利上げは ...
異次元緩和を転換、事実上の利上げへ
日銀、黒田総裁は異次元緩和10年目にして、金融引き締めに踏み切りました。市場コンセンサスは黒田総裁の退任時期を意識した、来年2月から6月の緩和修正を予想していましたので、金融正常化へのプロセスが前倒しされたことになります。マイナス金利の撤廃からゼロ金利政 ...
ポジション調整相場になる理由
19日時点での現物株の買い残高が1兆4,617億円であると東証が公表しています。1兆5,000億円超えで相場天井との経験則が働き、相場に長く身を置く人ほど様子見になりやすいと思います。2018年10月(1兆8,343億円)に次ぐ、高水準の買い残高です。もう数週間は時間的猶予、つま ...
投機筋の声「野も山も買い一色なら、アホウになって売りの種を蒔け」
欧米各国がインフレを抑え込もうと利上げに妄信の中、主要国で金融引き締めに動いていない国は日本だけです。日本は円安対策より景気と日米経済連携を優先しました。金融緩和の継続でもインフレが進み生活苦。利上げしたとしてもリセッション(景気後退・株安)のリスクが付 ...