trailmarkerの山遊び

telemarkski trailrunning の活動記録です。

20170325 八海山入道岳入道沢 テレマークスキー 山スキー

広堀橋→阿寺山→五龍岳→入道岳→入道沢→広堀橋

天候:曇り後晴れ

RSSAの先輩であり、先鋭的にルンゼ滑降もされているY田さんより2年前に託していただいた、中越のプレミアムレアな初滑降ライン。

やっと無事完全滑降をすることができました。

今回は一緒にいく予定だったムラさんが急遽負傷の為、欠席。単独での山行となり必然的に装備が増加して、更には標高が低いスタートということもあり滝汗でした。

新開道尾根側、大きい岸壁に挟まれたゴルジュ帯の上部に南面の斜面を控えているので、曇り後晴れのようなコンディションを狙っていた。入道岳につく直前まで今一つガスが抜けず敗退ムードになっていたが、山頂に着く直前くらいからみるみると回復、おかげで上部から最初の核心に入って下部までしっかりとみることができました。
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前日までしっかりと降雪。広堀橋付近はすでに車が数台。しかし出発している人は二人だけだった。
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スタートして尾根に取りつく前に一人追いつく。ワカンなので大変そうだ。
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時々姿を現す八海山。狙うラインは正面。岸壁の下には雪がたっぷりと溜まっている。滝はしっかり埋まっていそうだ。

暑くて暑くて滝汗状態。
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良い雪がしっかり溜まっており、魚沼産の湿雪ラッセル祭りの日。山頂部手前で先行者と合流。一発滑ってきたとのこと。結構重そうw
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その後その方は入道岳まで足を延ばすということで一緒に進むことになる。阿寺の山頂直下でトラバース開始。丁度スタートから2時間。

五龍岳付近。一時真っ白になり、一時停滞。これは厳しいか。反対側の雪庇が恐ろしくてあまり近づけなかった。なんとか見えたタイミングで進んだり止まったりと歩を進める。
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五龍岳さきから古雪沢。吸い込まれそうな素晴らしい斜面。結局、ご一緒に歩を進めた方はこちらを落とした模様。
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オカメノゾキ、、、素晴らしい稜線。以前に一度、積雪期に縦走したことがあるが、かなり険しい。

その後、入道岳への最後の登り。雪が深く、非常にラッセルがしんどいところ。頑張って進み、雪庇の弱点を突いて尾根に乗り越す。
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大日方面。スキー場のロープウェイの音が聞こえた。さて、やっと晴れてきたということで、上部の積雪を確認すると非常に安定している。(重めだけど)
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上部核心の左に曲がるゴルジュ帯。かなりの斜度があったけど、滝はしっかりと埋まっており、問題なく通過。
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通過後しっかりと下部の様相が見えた。古雪沢の出合までしっかりと雪がついており、いい雪が滑れる。気持ちいい!
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新しいデブリはあるが、大きいデブリは比較的埋まっていたため、通過に時間はかからなかった。

その後、1000M以下はスーパーストップスノーに難儀した。下部ゴルジュの通過を急ぐあまり力任せに進んだら足がパンパンになりました。笑

その後、ジャバミ沢に合流する手前のあたりでいったんシールを装着し、ジャバミ沢滑降者と出会う。完全に安全なところまでシールで移動。
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素晴らしき山行!滑降シュプールを見ながら乾杯!ビールが染み渡った!

素晴らしいラインでした。下部の板つかみ、、、もうそのような時期になったのだと実感しました。笑

天気図と解説
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小さめの移動高が東進。天気は回復傾向にあるが、寒気の抜けが鈍く、日本海側は湿った空気が入りやすく、雲の抜けが遅くなった。また南関東も高気圧の縁辺流が入り、雲が出やすい天気になった。南西諸島にある低圧部の影響で好天は長続きはしなかった。

20170312 大喰岳大喰沢 テレマークスキー 山スキー

新穂高温泉→滝谷→槍平→飛騨乗越→大喰岳→大喰沢→槍平→新穂高温泉

天候:晴れ

シーズン、天候が微妙なことが多い中、久しぶりにきた役満クラスの天気。これを逃す手はない。天候的に鉄板だったので、いいところに行きたい。そしてラストパウダーであろう予想も立ったので、しっかりと溜まっている箇所。

結果的に大喰沢になったが、登りながら中の沢との二択になりつつあった。大喰沢のほうが一直線でいい雪がたまっているのが下から見えて全会一致でそこを落とすことになった。

何よりもパウダーconditionでの大喰沢は結構なレア。そして自身ザラメ以外での大喰沢は初なのでうれしい限り。

道の駅で日曜日からの仲間と合流して新穂高温泉へ。5時出発が結局6時近くなってしまった。頼みますよ。ほんと。。。まあ馬力あるメンツなのでまったく問題ないが、いかんせん岐阜から東京に帰り翌日の仕事が、、、苦笑

さてスタートして30分もしないうちにヘッドライトは不要となる。サクサクと進む。登山者、スキーヤーのトレースが入り乱れる。白出出合から登っているトレースがあったが、登山者で且つツボっぽかったので、到底上までたどり着くのは難しそうに見えた。
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堰堤が随分と雪で埋まっている。今年は雪が豊富だ。

積雪が豊富で快適に歩を進める。ブドウ、チビとデブリは新雪に埋まってしまったのか、結構きれいだった。
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美しき滝谷。クライマーのトレースが入っている。また滑りたい。
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美しき滝谷D沢。しかしまだどうみても上部は硬そうだ。。。とはいえ結構降ったから今日はパウダーか。
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こうしてみると結構な降雪があったことがわかる。北アルプスは雪が豊富だ。

ほどなく槍平を経て飛騨沢へ。槍平小屋には二名ほど人がいたようだが、離れていたのもあり、話すことなくそのまま進む。
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標高をやっと稼ぎ始められる。先行者は何人いるのかな。振り返ると穂高の山々が。また行きたい。
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大喰沢の合流点。見上げると一直線。素晴らしい雪がたまっていそうだ。中の沢よりも見た感じ雪がよさそうだったのでこちらを落とすことに決定。
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昨日の乗鞍がよく見える。本当にいい天気。
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笠から双六。この辺はほとんど滑ってない。行きたいところは多い。

結局先行者は数パーティー合わせて6名だった。いずれも飛騨沢滑降とのことで、遠慮なく大喰沢をいただくことにする。

上部2900M過ぎたあたりでカチカチバーンが出てきた。先行者たちは強引にクトーで登った人もいるようだが、個人的に理由があってクトーは使わないのでアイゼンに切り替える。
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飛騨乗越は風が無い日はないのかな。山頂より恒常的に吹いているような気がしてならない。この日も例外でなく、風が吹いていて、裏側に回り込み一息つく。ここまで登らないと槍が拝めないっていうのがまたここの良い所。笑
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さて、最後の一登り。あっという間に山頂に。
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やはり山頂のほうが風が無い。それまでちょい寒かったので、暖かくて気持ちが良い。穂高の美しい稜線はいつみても癒される。
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水晶方面も雪が豊富だ。今年の春は楽しみが多そうね。
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この稜線。上部が風でたたかれて岩が露出していることがおおくエントリー部を求めて右往左往。特に今回はいい雪をなんて思っていたので右往左往することがおおかった。上部の岩部分はカチカチだし、横滑りでクリア。

しくったかな~なんて半ば凹み気味に降りると、、、
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みるみるいい雪に!素晴らしい!標高が高いので雪が軽い!
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エクストラパウダー万歳!いうことなし!雪質も相当良い!
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日差しも強いが、標高が高いことと、西陽が当たりすぎる前のため雪質が保存されていた。
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中間部過ぎてもいい雪は続く。
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ライト側(南向きの斜面)はさすがに重いところがでてきたが、レフト側は抜群によい!
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結局ボトムまでいい雪が続きながら落とすことができた。

大喰沢にして大正解!クラストでもなく、ここまでいい雪が滑れるとは想定外だった。^^
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素晴らしき一日でした。

その後は雪が豊富なので、白出出合手前まで結構快適に滑ることができた。一回仲間が枝の端で顔を切るという小さいトラブルはあったが、やはり滑ると早い。

白出の手前はやはり登るのが早いので、さっさとシールで夏道に合流して白出沢を渡って、林道へ。林道は高速道路状態。一気に新穂高温泉に到着。

新穂高温泉は岐阜で遠いけど、ここまで来た甲斐があった。素晴らしい一日でした。

天気図と解説
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列島は南北に拡がった高気圧に覆われ全国的に晴れ模様。南西諸島は前線の影響で天気が崩れた。一部東北で雲があるものの、全国的に非常に穏やかな天気になるも寒気の抜けは今一つで気温は平年並みとなった。

20170311 乗鞍岳 剣ヶ峰本谷左俣 テレマークスキー 山スキー

乗鞍スキー場→位ヶ原→蚕玉岳→剣ヶ峰→本谷左俣→位ヶ原→乗鞍スキー場

天候:晴れ

天候的に行ける場所がすくなく、翌日の日曜日があたりな週末。どす黒い雲たちから逃げて南下していくうちに乗鞍にたどり着いた。土曜日はほとんど移動日のような位置づけになっていたが、局所的に予想を超えた素晴らしい天気に恵まれる。

他のところの山域が雲に覆われる中、まったりと登り、スローな時間を過ごすことができた。しかしやはり3000M。吹く風は冷たく結構寒かった。
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朝一番で扇沢と前穂高が見えた。この瞬間はやられた!と思ったが、、、30分もしないうちに雲がモクモク。
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中央アも南アも雲が出ている中、乗鞍岳はこのように雲一つない天気。

人は多いがほとんどが登山者。スキーもちらほらだが、剣ヶ峰に行くのは自分らだけみたい。
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肩の小屋付近からはさすがにカチカチが出てきて、シュカブラも硬い。ということでアイゼンに切り替える。サクサクと快適に登れる。
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下層に寒気が入っているため、層積雲が拡がる。槍穂も雲が出たり出なかったりだが、山頂部は結構見える時間もあった。飛騨沢はかなり雲が濃そうだ。
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風は弱くそよ風程度だが、いかんせん冷たい。
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誰もいない山頂。素晴らしい絶景。御嶽の噴煙が多い?

風が当たらない箇所は日差しも強く暖かい。完全貸切状態なので40分程ゆっくりと過ごす。さて、登山者も来たのでそろそろ降りることに。

山頂にダイレクトに突き上げる斜面にしようか悩む。結局いい雪がたまっていそうだったのでそこを落とすことにした。
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良い斜度で雪の質が抜群に良い。風で飛ばされた粒子の細かい雪。もっと硬いのを想定していたのでうれしい誤算。
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途中、ノドの付近はさすがにカッチカチ。だけどその後も、雪がたまっている場所を選んで滑降。
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快適としか言いようがない。笑
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山頂からのシュプールがくっきり^^ ノド付近が硬いのもよくわかる。

その後は、快適に登ってきた道をとばしあっという間にスキー場に到着。途中ハーモニカを吹きながら滑降するユニークな方がいた^^

想定外の素晴らしいパウダーでいい一日になりました。

天気図と解説
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低気圧は東に遠ざかり、移動高が東進しつつあるが、上空に深い谷に覆われており、強い寒気が居座るため移動スピードが遅い。そのため中部以北は弱い冬型の気圧配置になり雲の多い一日に。下層の寒気も強く対流性の雲が発達する箇所も多かった。

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