リゾートビューふるさと

ロゴマーク


「リゾートビューふるさと」という愛称は、この列車の走行する沿線には日本の「ふるさと」を思い起させる美しい風景「View」が広がり、車窓・駅・訪れた街から、その風景を楽しんでもらい、多くの人々の出会いがつながる旅を創り出せる列車をイメージした名称との事です。
車内

車内は天井や窓枠のオフホワイトと床のコルク調といったカラーリングです。「リゾートあすなろ」・「リゾートしらかみ」(2代目青池編成)も同様の内装となっています。


窓ガラスにも“アルクマ”のラッピングがあり、窓毎でポーズが違います。どの“アルクマ”と出会えるかは乗るまでのお楽しみですね。

場所によってはこんなポーズも。嫌なことでもあった…?

“アルクマ”の被り物には林檎以外のバリエーションもあります。これは信州の特産品でもあるワインの被り物ですが、被るには重そう…。“アルクマ”のプロフィールはこちらのリンクからどうぞ。


1号車の10・11列C・D席には大きな“アルクマ”のぬいぐるみがあるので記念撮影もできます。

車内販売・限定グッズ

展望スペースに車内販売のメニュー表があります。弁当の販売はありません。

キーホルダー(税込750円)。今回乗車記念として購入しました。

反対側には“アルクマ”がいます。

アテンダントキティタオル(税込520円)。こちらは2010年に購入したものですが、現在も特にデザインは変わってなさそうです。

クリアファイル(税込500円)。「おいこっと」乗車時に購入しましたが、同列車でも販売しています。「おいこっと」と「リゾートビューふるさと」の2枚1セットです。

裏にはロゴマークも入っています。
乗車記・風景


途中の白馬駅を出た後に、南神城駅~信濃木崎駅間の進行方向右手には仁科三湖の絶景が広がります。仁科三湖とは青木湖・中綱湖・木崎湖の総称です。

信濃大町駅では約7分間停車します。同駅は立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口です。

駅には運行10周年を記念した幕が飾ってありました。

列車は高原の中を駆け抜けていきます。

しばらくすると穂高駅に到着。穂高神社や大王わさび農場の最寄り駅です。南小谷発長野行の「リゾートビューふるさと」は同駅をすぐに出発します。一方の長野発南小谷行は同駅に約30分停車して穂高神社へ参拝することができるようですが、現在は参拝案内を見合わせているようです。

松本駅に到着、約8分間停車します。当駅で進行方向が変わるので松本駅を跨いで乗車する際は、自分の座席を回転させる必要があります。

松本駅では「あずさ50号」と同じホームで乗り換えができます。

松本駅を出ると進行方向左手には犀川が見えます。

姨捨駅に到着。日本三大車窓の1つである善光寺平の景色が車内から楽しめます。また当駅出発後はスイッチバックをするので、列車が一旦進行方向と逆向きに走行します。

18:30に長野駅へ到着。約3時間の長い旅でした。以上が「リゾートビューふるさと」の乗車記となります。
ナイトビュー姨捨の乗車記

ここからは長野駅18:48発の「ナイトビュー姨捨」に乗車、また姨捨駅へ向かいます。車両は先程乗車した「リゾートビューふるさと」と同じです。「ナイトビュー姨捨」は2012年より運行を開始した列車で、毎年4月~9月の主に金曜日に運行されます。この列車は日本夜景遺産にも登録されています。

駅ではJR社員のお見送りもありました。

列車に乗って約25分、姨捨駅に到着しました。

松本方面側のホームには景色を楽しむ為のデッキもあります。

長野行の「ナイトビュー姨捨」に乗るまでの約1時間は駅から夜景を楽しめます。高い場所から見る夜景はやはり綺麗ですね。

比較用。こちらは午前中の姨捨駅から見る善光寺平の風景。(2017年12月撮影)

駅にはこのような案内図もあります。

姨捨駅の駅舎。2011年7月にリニューアルされました。

駅舎には音声による観光案内もあるので、日本三大車窓や姨捨の由来について知ることもできます。

駅舎の隣には待合室があるので、夜景を見るのに疲れてもここで休憩できます。

20:24発の「ナイトビュー姨捨」で再び長野駅へ戻ります。

姨捨駅出発後の夜景も楽しめるように一時車内の明かりを落としてくれるサービスもありました。

21:02に長野駅へ着きました。これにて「リゾートビューふるさと」&「ナイトビュー姨捨」の旅は終了です。
以上が「リゾートビューふるさと」の紹介となります。今回紹介した他にも、土曜・休日を中心に長野発南小谷行の列車では、民話の語りや和楽器の演奏といった車内イベントも行われます。この列車が走行する沿線には魅力的な観光地も多いので、スキー場や北アルプス観光のついでに乗車するのも良さそうです。
参考

車両:HB-E300系2両
種別:快速(全車指定席)
運行開始:2010年10月
運行区間:長野~松本~南小谷(信越本線、篠ノ井線、大糸線)
車内販売:リゾートアテンダントによる販売
運賃・料金:乗車券2,310円(長野~松本~南小谷)+指定席券530円=合計2,840円
青春18きっぷでの利用:△(別途指定席券が必要)
週末パスでの利用:△(別途指定席券が必要)
「リゾートビューふるさと」は、2010年10月~12月に行われた信州デスティネーションキャンペーンに合わせて運行を開始、昨年10月には運行10周年を迎えました。この列車にはHB-E300系という車両が使われています。画像は一部を除いて、2021年9月乗車時に撮影したものです。

今回の旅は南小谷駅よりスタート。

駅の近くにはお土産屋もあります。

南小谷駅はJR東日本とJR西日本の境界駅となっています。

2番線ホームに停車中の「リゾートビューふるさと」に乗車します。
外観

2019年10月12日より「リゾートビューふるさと」運行10周年を記念して、長野県のPRキャラクター“アルクマ”ラッピングが施されています。2020年10月までの期間限定ラッピングの予定だったようですが、2021年現在も継続中です。

2017年12月に姨捨駅で撮影したラッピングが無い時の外観。緑色の側面と白色のグラデーションは、長野県の県木であるシラカバの森の中を静かに走り抜けるハイブリッド車両を表現しているそうです。
種別:快速(全車指定席)
運行開始:2010年10月
運行区間:長野~松本~南小谷(信越本線、篠ノ井線、大糸線)
車内販売:リゾートアテンダントによる販売
運賃・料金:乗車券2,310円(長野~松本~南小谷)+指定席券530円=合計2,840円
青春18きっぷでの利用:△(別途指定席券が必要)
週末パスでの利用:△(別途指定席券が必要)
「リゾートビューふるさと」は、2010年10月~12月に行われた信州デスティネーションキャンペーンに合わせて運行を開始、昨年10月には運行10周年を迎えました。この列車にはHB-E300系という車両が使われています。画像は一部を除いて、2021年9月乗車時に撮影したものです。

今回の旅は南小谷駅よりスタート。

駅の近くにはお土産屋もあります。

南小谷駅はJR東日本とJR西日本の境界駅となっています。

2番線ホームに停車中の「リゾートビューふるさと」に乗車します。
外観

2019年10月12日より「リゾートビューふるさと」運行10周年を記念して、長野県のPRキャラクター“アルクマ”ラッピングが施されています。2020年10月までの期間限定ラッピングの予定だったようですが、2021年現在も継続中です。

2017年12月に姨捨駅で撮影したラッピングが無い時の外観。緑色の側面と白色のグラデーションは、長野県の県木であるシラカバの森の中を静かに走り抜けるハイブリッド車両を表現しているそうです。
ロゴマーク


「リゾートビューふるさと」という愛称は、この列車の走行する沿線には日本の「ふるさと」を思い起させる美しい風景「View」が広がり、車窓・駅・訪れた街から、その風景を楽しんでもらい、多くの人々の出会いがつながる旅を創り出せる列車をイメージした名称との事です。
車内

車内は天井や窓枠のオフホワイトと床のコルク調といったカラーリングです。「リゾートあすなろ」・「リゾートしらかみ」(2代目青池編成)も同様の内装となっています。

雄大な車窓を楽しめる大きな窓とゆったりとしたシートピッチが特徴的な座席。肘掛にはテーブルが収納されています。

窓ガラスにも“アルクマ”のラッピングがあり、窓毎でポーズが違います。どの“アルクマ”と出会えるかは乗るまでのお楽しみですね。

場所によってはこんなポーズも。嫌なことでもあった…?

“アルクマ”の被り物には林檎以外のバリエーションもあります。これは信州の特産品でもあるワインの被り物ですが、被るには重そう…。“アルクマ”のプロフィールはこちらのリンクからどうぞ。


1号車の10・11列C・D席には大きな“アルクマ”のぬいぐるみがあるので記念撮影もできます。

車内にはモニターがあり、前面展望の映像が流れます。

展望スペースに車内販売のメニュー表があります。弁当の販売はありません。

キーホルダー(税込750円)。今回乗車記念として購入しました。

反対側には“アルクマ”がいます。

アテンダントキティタオル(税込520円)。こちらは2010年に購入したものですが、現在も特にデザインは変わってなさそうです。

クリアファイル(税込500円)。「おいこっと」乗車時に購入しましたが、同列車でも販売しています。「おいこっと」と「リゾートビューふるさと」の2枚1セットです。

裏にはロゴマークも入っています。
乗車記・風景


途中の白馬駅を出た後に、南神城駅~信濃木崎駅間の進行方向右手には仁科三湖の絶景が広がります。仁科三湖とは青木湖・中綱湖・木崎湖の総称です。

信濃大町駅では約7分間停車します。同駅は立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口です。

駅には運行10周年を記念した幕が飾ってありました。

列車は高原の中を駆け抜けていきます。

しばらくすると穂高駅に到着。穂高神社や大王わさび農場の最寄り駅です。南小谷発長野行の「リゾートビューふるさと」は同駅をすぐに出発します。一方の長野発南小谷行は同駅に約30分停車して穂高神社へ参拝することができるようですが、現在は参拝案内を見合わせているようです。

松本駅に到着、約8分間停車します。当駅で進行方向が変わるので松本駅を跨いで乗車する際は、自分の座席を回転させる必要があります。

松本駅では「あずさ50号」と同じホームで乗り換えができます。

松本駅を出ると進行方向左手には犀川が見えます。

姨捨駅に到着。日本三大車窓の1つである善光寺平の景色が車内から楽しめます。また当駅出発後はスイッチバックをするので、列車が一旦進行方向と逆向きに走行します。

18:30に長野駅へ到着。約3時間の長い旅でした。以上が「リゾートビューふるさと」の乗車記となります。
ナイトビュー姨捨の乗車記

ここからは長野駅18:48発の「ナイトビュー姨捨」に乗車、また姨捨駅へ向かいます。車両は先程乗車した「リゾートビューふるさと」と同じです。「ナイトビュー姨捨」は2012年より運行を開始した列車で、毎年4月~9月の主に金曜日に運行されます。この列車は日本夜景遺産にも登録されています。

駅ではJR社員のお見送りもありました。

列車に乗って約25分、姨捨駅に到着しました。

松本方面側のホームには景色を楽しむ為のデッキもあります。

長野行の「ナイトビュー姨捨」に乗るまでの約1時間は駅から夜景を楽しめます。高い場所から見る夜景はやはり綺麗ですね。

比較用。こちらは午前中の姨捨駅から見る善光寺平の風景。(2017年12月撮影)

駅にはこのような案内図もあります。

姨捨駅の駅舎。2011年7月にリニューアルされました。

駅舎には音声による観光案内もあるので、日本三大車窓や姨捨の由来について知ることもできます。

駅舎の隣には待合室があるので、夜景を見るのに疲れてもここで休憩できます。

20:24発の「ナイトビュー姨捨」で再び長野駅へ戻ります。

姨捨駅出発後の夜景も楽しめるように一時車内の明かりを落としてくれるサービスもありました。

21:02に長野駅へ着きました。これにて「リゾートビューふるさと」&「ナイトビュー姨捨」の旅は終了です。
以上が「リゾートビューふるさと」の紹介となります。今回紹介した他にも、土曜・休日を中心に長野発南小谷行の列車では、民話の語りや和楽器の演奏といった車内イベントも行われます。この列車が走行する沿線には魅力的な観光地も多いので、スキー場や北アルプス観光のついでに乗車するのも良さそうです。
参考
『リゾートビューふるさと』
『新車ガイド HB-E300系』、鉄道ファン2010年9月号、P61~66
『新車ガイド HB-E300系』、鉄道ファン2010年9月号、P61~66
『ハイブリッドシステムを搭載した新型リゾートトレインの愛称名決定!』、2010年4月23日、JR東日本長野支社
『「アルクマ」をラッピングした「リゾートビューふるさと」を運転します!』、2019年9月20日、JR東日本長野支社
『「アルクマ」をラッピングした「リゾートビューふるさと」を運転します!』、2019年9月20日、JR東日本長野支社
コメント