今に始まったことではありませんが、レトロゲームの世界には偽造品が多く出回っており、しかもその出来栄えは精巧になる一方で、鑑定自体が難しくなっています。

フィクションという形で初期のコンピュータ業界を取り上げた作品はいろいろありますが、その中でとりわけ印象に残っているのが「WAVE」というマンガです。今から10年ほど前に雑誌連載されたもので、残念ながら知名度が高いとはいえないのですが、この手のマンガの中では群を抜く出来栄えを示していました。
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JRPGという用語が広まったのは比較的新しく、21世紀に入ってからのことと思われます。それ以前のアメリカでは家庭用ゲーム機で動くRPGの多くが日本ゲームの翻訳版であり、そのような作品の総称として出てきた言葉でした。
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昔のゲームやパソコンに関して、いま思いがけない発見がある場所といえば、インターネット・アーカイブをおいて他にないでしょう。いろいろ見ていると、とうてい表に出てくるとは思えないものがふいに見つかったりします。その最近の例が、昨年11月に公開されたデータモストの開発ディスクでした。
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ウィリアムズのアーケードゲームといえば、何といってもディフェンダー、ロボトロン、スマッシュTVといったユージン・ジャーヴィスの諸作が有名ですが、他にもシニスターのようなすぐれた作品を残しており、中でも大きなヒットになったのがジャウストでした。
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今も昔も、アクティビジョンといえば、手堅い作品を出すゲーム会社という印象があります。ところが、そんなアクティビジョンが何を思ったか、妙に実験的な作品を連発していた時期がありました。80年代半ば頃のことですが、その中でも極めつけの一作が「リトル・コンピュータ・ピープル」(Little Computer People, LCP)です。
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1983年のゲーム市場崩壊は、いくつもの要因が組み合わさった結果生じたことであり、特定の原因があって起こったわけではない、というのが現在では定説になっているようです。要はこれといってはっきりした理由は挙げられないというわけですが、明確な見方を示す向きもあります。そのひとりがドン・ダグロー氏です。
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