※追記
1月21日、改定版iDOSはAppStoreから消えてしまいました。開発元のブログによると、DOSのexeファイルが場合によっては実行可能になっていたため、AppStoreのポリシーに違反しているということで今回の措置になったそうです。またの復活を期待しましょう。


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昨年10月AppStoreに登場し、わずか数時間で消されてしまったMS-DOSエミュレータのiDOSですが、まさかの復活を果たしました。再登場にあたり、残念ながら一部の機能が使えなくなってしまいましたが、そのかわり無料になりました。再登場したのは1月18日のことで、たちまち大きな話題を呼んでいます。

削られた機能ですが、今回のバージョンでは、iTunesのファイルシェアリング機能が無効になったため、DOSプログラムを自由に読み込むことができなくなりました。AppStoreの審査をパスするためにはやむを得ない措置なのでしょう。

一方で、追加要素として、6つのシェアウェアゲームが利用できるようになりました。これらはiDOS本体に同梱されているのではなく、アプリ内部に新設されたiDOS Storeというコマンドから無料でダウンロードでき、DOSコマンドを使う必要もありません。なお、これらのゲームの使用については法的な問題をクリアしているとのことです。

また、従来のキーボードに加えて、ジョイスティックやパッドなどのコントローラも追加されました。テキスト主体のゲーム向けに、Bluetooth接続のキーボードも利用できます。

なお、iDOSを熱心にフォローしているニュースサイトのTouchArcadeによると、今回のバージョンでもJailbreakを利用すればDOSプログラムを自由に読み込めるそうですが、それだけならすでにJailbreakアプリのDOSエミュレータであるDosPadが実現していることであり、そのためだけにわざわざ新しいiDOSを使う意味はあまりないのだとか。

またTouchArcadeの同じ記事では、今回のバージョン2.0は、旧バージョンを上書きするかたちでインストールされるため、オリジナル版のiDOSを使っている場合はくれぐれもバックアップを忘れないように、と伝えています。

なんにしても、無料なのですから、興味がある方はいちど使ってみてはいかがでしょうか。いつまた消されてしまうか分からないものですし。

App Store Link: iDOS (フリー版)<消えました

元記事
'iDOS' Emulator Reappears in the App Store with Limited Functionality

開発元FAST Intelligenceのブログ。今回の措置について短い説明があります(内容はいちばん上の追記に書きました)。
iDOS 2.0.1 is ready (UPDATE: removed)