Schlafen wie die Biene Maja
日本でみつばちマーヤのように寝る(オーストリアの反応)

―2010年10月17日の記事―
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多くの人が、カプセルホテルは再び注目を集め始めた、日本初のホテル構想だと推測している。ロベルト・ハイディンガー氏が、京都の9Hours(ホテルの名)の“管”を見てきた。

タイラー・ブリュレ (Tyler Brule;日本をよく取材するカナダ人記者)はどうやって、この“管”に入ったのだろう。室内でカメラをパシャパシャしているだけの男ではない。雑誌『Wallpaper』とグローバル情報誌『Monocle』の創刊者であるタイラー氏は、軽装で旅をするのを好み、彼の仲間も旅行先へ先に待機させておく。京都では、それも悪くないだろう。ときどき道が狭いだけでなく、ホテルの部屋まで狭いのだ。とりわけ、タイラーが何週間か泊った9Hoursは際立っている。いや、入っていた、という方が適切か。宇宙船を連想させる、起き上がるほどの高さすらないその未来ヨット型デザインのベッドはとても快適で、今、最も注目を集めているカプセルホテルの一つだ。


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何か他のことなんて、ここでは全くできない。できるとすれば、スリーピングポッドの、ちょうど頭が来る部分に取り付けられたかっこいいコントロールパネル(寝室環境システム)で遊ぶことぐらいか。電気のスイッチなどはここについている。アラーム機能、そしてコンセントの口までついている。この“宇宙カプセル”は他に、足や肘を伸ばせる空間しかない。500mlの水は料金に含まれている。もちろん、やわらかいマットと半月型のまくらもついている。これらは外から見ると、ちょうど笑った顔のように見えるかもしれない。




つまるところ、9Hoursは今絶頂期をむかえている広々としたカプセルホテルだ。パナソニックの特別製目覚ましも採用されている。この目覚ましは無音で、他の眠っている人をけたたましい音で起こすことなく、明かりだけでそのカプセル内の人のみを起こす。また、これは目覚まし効果だけでなく、眠りにつくのを促す働きもあり、快眠を期待できる。全体的なイメージとして、高級感が漂い、清潔だった。この印象を強めているのはプロたちの働きだろう。


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ドイツREDDOTプロダクトデザイン賞自称経歴もある柴田文江さんは功労者の一人だ。彼女は優雅性を追求し、このスリーピングポッドを開発した。あの半月型の枕も彼女が開発したもので、なんとこの枕には6つ(!)ものリラックスゾーンがついている。ほかにも、コミュニケーションデザイナーに、N.Y.ADC 9th International Annual Exhibition銀賞受賞履歴を持つ廣村正彰さんを起用するなど、有能な人材が選ばれた。ちなみに彼は、スリッパやタオル、歯ブラシ、通気性の良いパジャマなどのロゴをデザインした。これらは、建物のなにもかもが白と黒で統一されたデザインに合っている。それから、9Hoursという名前にはテーマがあるのも忘れてはいけない。このテーマは9Hoursによって考案された、宿泊施設が提供する最低限のことにかかる時間である。すなわちシャワー1時間、睡眠7時間、1時間休憩の9時間である。日本には家番号がない。しかし9Hoursには家番号は不要だ。この、数か月前に降り立った“UFO”のことは、京都市下京区の人ならだれだって知っている。建物内の真っ白さが、外にまで進出している。徹底的に除菌されていて、まるで歯磨き粉コマーシャルのセットの中にいるようだ。ガラスのゲートを通った瞬間、そば屋や神道の寺があった今までの伝統的な景色とのギャップに多くの人が仰天するだろう。しかしもう遅い。そこはもう、宿泊の一環。靴を脱いで、スリッパに履き替える。パスポートも忘れずに。施設利用説明に目を通し、優しいスタッフから鍵を受け取る。鍵はシャワー室の前のロッカーのためのもの。そこも、白くて長い廊下となっている。ハンドタオル、シャンプー、パジャマ一式がロッカーに入っている。その後ろには洗面室があり、神戸やパース、フランクフルトからの旅行客が歯を磨いている。はだしだと、目立つ。1000平方メートルに125のスリーピングポッド、これらが9階建ての建物に振り分けられ、それぞれの階に、平面図でみるとまるでマカロニのように積まれている。男女は階で分かれている。ラップトップは持込み可、Wi-Fiが使える、プラスチックの沖に停泊した“船”を使うことによってインターネットも使える。これは1回の乾燥機の上にのっている。株式会社キュービック代表取締役の油井啓祐さんは、ヨーロッパ特に西ヨーロッパへの進出を検討しているという。おそらくロンドンかベルリン。このタイミングは良さそうだ。キュービック(Qbic)やヨーテル(YOtel)といった新しいコンセプトのホテルは、アムステルダムやロンドン、ニューヨークでも反響を呼んでいる。9Hoursも、新しい都会の客層を開拓していくだろう。
詳細:
www.9hours.jp
www.yotel.com
www.qbichotels.com


―コメント―

Uganda_LOL
一回は行ってみたい!


Ente,ente,ente,ente,ente,ente,ente,...
で、ヨーロッパにはカプセルホテルがないわけ?あったら安いし、例えばバックパッカーたちの良い選択肢になると思うんだけどなぁ...


4th wall commentary
てゆーか、日本にも家番号あるし


Rene Stangeler
『てゆーか、日本にも家番号あるし』
どこでもあるわけじゃない。
大きな町にはもちろんあるけど、どこにでもあるわけじゃない。


Jasper Perky
それで、いくらなの?


Rene Stangeler
そうね、価格によるわね。
こういった形の宿泊はビジネスホテルで泊まるのの半額よ。私、ここで、花見の季節に一泊したけど、よかったわ。


Acca acca
80ユーロだったら、特に日本なら、安いっしょ。この“管”だって、寝心地良さそうだし。ちょっとした話のタネにもなるしね。


Rene Stangeler
うん、80ユーロは余裕ね。
東京だったら、早めに予約して、レートが良い時でもこれくらいするもの。東京以外だったら、常に40ユーロくらいで、まあまあ良いホテルに泊まれてたわ。もっと良いのは、やっぱり伝統的な旅館だけどね。本物の畳と、布団と、障子。そういうところだって、中心街じゃあなければ40ユーロくらいのもあると思う。でもそういうところはママさんが寝る時間、深夜が消灯だから気を付けて。

日本はそこまで究極に高いわけではないわ。そこそこの旅費で回れる。私は、4週間、JRパス3週間分(外国人旅行者が買えるJR線使い放題券)を入れて3400ユーロで足りたわ。ちなみに飛行機代は700ユーロだった。
決して安い旅行じゃあないけれど、フランスやイタリア旅行だって、4週間いたら結構かかるわよ。


Andreas Zwettler
ねえねえ、調べてみたら40ユーロだってよ。俺は高いと思うな。まあ、東京はすべて超高いしな。俺はこういう高級そうなのじゃなくて、ユースホステルでいいよ。
まあ、ユースホステルと違ってカプセル自分一人で占領できて、音も少ないっていうのはかなり魅力だけどね。


Snieftaps
一枚目の写真さ、まるっきしアバターだな。
『You don't dream in cryo』(アバター・サウンドトラックの1曲目)って感じ。


Ardilla
ちょっと書き方の問題なんだけどさ、下京をShimogyoでYをつけて書くなら京都もKiotoじゃなくてKyotoって書くべきだよね。というのは、この二つ、同じ漢字なんだよ。
それからさ、日本にも家番号はあるよ。ちなみに9Hoursは588番、誰でも簡単に見つけられる、記事の下のリンクをクリックすれば。


日本は閉所恐怖症の人より広場恐怖症の人の方が多いんだよ。だから、多くの人が小さいカプセルの中でも快適に感じるんだ。

京都にいるのにカプセルホテルに泊まらなきゃあいけない人、か、泊まりたい人ってとってもかわいそうだ。これってもともとは、残業とか飲み会で終電(日本には夜行電車はない)に乗り遅れた人とかのために、一番安い宿泊の選択肢として作られたものなんだよ。多くの人は事務所で寝るんだ、もしも残業で夜遅くまで働かなきゃいけない時はね。


Iohui
中の空気はどうなの?
掛け布団とかあるの?それとも何もかけないで寝るの?
てゆーかさ、
いつも離れられない恋人たちのための二人用の巣はないのかい?

翻訳元;http://derstandard.at/1287099206717/Schlafen-wie-die-Biene-Maja




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