Gehorsame Helfer
ブンデスリーガの日本人ブーム


―2011年2月の記事―


従順な協力者

ブンデスリーガでは、日本人ブームが起こっている。香川真司がその一例。日本選手を買うクラブが確実に増えている。それにはかなり、あるスポーツエージェント(プロスポーツ選手の契約交渉などの代理を行う人物)が影響している。

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Von Thomas Klemm und Michael Wittershagen 18. Februar 2011

2年間日本に滞在し、フォルカー・フィンケは日本の文化、チームや選手についていろいろと分かってきたという。しかし、浦和レッドダイヤモンズで2年間監督をやっているうちに、もう一つ身につけてしまったことがある。それは、謙虚さだ。「人生のなかには、謙虚さが身を助けることもある」と語る。

62歳のフィンケが1.FCケルンのスポーツディレクターとしてドイツに帰ってから、よく日本サッカーの知識を公に示す。「今のJリーグは、たくさんのいい選手を生み出している」。でもあまり名前を挙げるのは得策ではない。さもないと、ライバルにヒントを与えてしまい、競争で優位に立てなくなる。確かに最近、ドイツのクラブはよく日本の選手市場を窺っている。今シーズン前に5人の日本選手が、冬休みには更に3人が、ブンデスリーガ1または2に移籍した。ドイツでは、日本ブームが起こっているのだ。


トーマス・クロート、日本市場を独占

ブームの原因はこの男だ:トーマス・クロート。元プロ選手、現スポーツエージェント。ドイツのクラブは彼の知識を欲するようになってきている。2003年に高原直泰をハンブルガーSVに介してから、毎年何回も訪日している。クロート、選手・メディア・エージェントのネットワークをつくり、ドイツで、日本市場の独占体制を立てた。

「最初、私は一人でした。でも、初めから日本の選手を信じていましたから」。それを確かめることのできる例はいくつもある。ボロシア・ドルトムントの香川真司は、中足骨骨折前に視聴者を優秀なプレーで十分に沸かせた。長谷部誠は、今4シーズン目でMF(ミッドフィールド)を安定させ、ドイツのチャンピオンになった。内田篤人が去年の夏シャルケにきて、もう4バックで重要な役割を担ってくれている。

矢野貴章がたまたまSCフライブルクで出場、ブンデスリーガ2部では相馬崇人がエネルギー・コットブスのディフェンスを支え、日本で育った北朝鮮代表鄭大世がVfLボーフムで10ゴールを得点。冬休みには槙野智章がフィンケの勧めでケルンへ、バイエル・レバークーゼンが完全移籍した細貝萌をブンデスリーガ2部のFCアウクスブルクへレンタル、そして最後に岡崎慎司。バイエルンも日本人を移籍しようと思ってたが、ガンバ大阪は18歳の宇佐美貴史の移籍に反対した(先日その移籍が決定したそうで、ニュルンベルクにレンタルする可能性が高い)。


従順な協力者の奮闘

欧州に移動する最近の日本人は新しい世代といえよう。「全体的に、もちろんまだかなり謙譲な人たちですが、前よりもっとオープンで、自信を持っている」とクロートは言う。彼らの働き・考え方・意志を大きく評価している。例えば、勝手に休暇を延ばす南米の選手とは全く違う。「そういう問題は日本の選手には一切ない。一日遅くどころか、三日前には休みから帰ってくる」。

熱心さや才能、順応性はともかく、ブンデスリーガにとって日本人選手にはもう一つ、魅力がある。値段が安い。練成金は払わなければならないが、移籍金はほとんど払わなくてよい。「日本では、若い選手と長い契約することがない。Jリーグがもっといいマネージメントになるよう、この問題に対しては速く反応するべきだ」とフィンケは語る。

根本の開発が、ドイツのクラブの役に立つ。グローバルマーケットでもそれがブンデスリーガにとってチャンスとなる。今まで、日本人の視聴者はプレミア・リーグやリーガ・エスパニョーラのスター選手しか見ようとしなかった。しかし、香川などの移籍でブンデスリーガやドイツのクラブに対する関心が強まった。こういう経緯でブンデスリーガの放送権も値上がりしたのだ。

こういった西洋トレンドが続けば、日本人は日本のスター選手を遠くからしか見られなくなる。「Jリーグから“血が出れば”、トップ選手が無料で無くなってしまう。」とフィンケは諭す。しかし、今はケルンのスポーツディレクターとして、その弱点を利用したい。「もう一人、移籍するかもしれない」。どっちのブンデスリーガ・クラブが日本選手のバーゲンを制することができるのだろうか。


翻訳元;http://www.faz.net/artikel/C30127/japaner-in-der-bundesliga-gehorsame-helfer-30328061.html



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―2011年5月のコメント―
 


gcz4ever

ルイ・ファン・ハールの引用;
「日本人はプロ・スポーツに対して優秀な文化を持っている」


ルイ・ファン・ハールは、ドバイでの練習キャンプのときに「イギリスなどより日本でスカウトしたほうがいい。イギリスの選手は高すぎ。日本人は安いし、プロスポーツ文化もドイツに似合っている」とも言ってたぜ。



Puyol666

なぜか分かんないけど、小さくて速くて、アジア選手大好きだ。ワールド・カップのときも彼らの能力にいつもビックリさせられる!


バルサ(バルセロナ)も一人(日本人を)契約して欲しいな!



gcz4ever

@Puyol666
日本(南のほう)でユース・キャンプしたらいいと思う。



Plisat

二週間前、槙野くんにサトゥルン(大型電化店)で出会って、ちょっと話してみた。ホントに驚いたよ。意外と日常会話がうまかったんだもん。ドイツに何年か住んでるゲカスはインタビューで全然ドイツ語を話してくれないのに。


やっぱりメンタリティーは全然違うよね。日本人はいつも最後まで頑張る。香川の大当たりの結果で、日本人を契約したいクラブがたくさんいるのも分かる。


ケルンにも奥寺がいたし。



Tombene


俺も日本選手のメリットはメンタリティーだと思う。向こうはこっちと比べて全く違う団体精神があるから、絶対、公の場でクラブに対して悪いことを言わない。そんなことは失礼だし、団体に害を与えるって分かっているんだ。それに、自分勝手でなく、いつもクラブのことを先に考えてくれている。


そして、彼らの働く姿勢は脱帽もの。だから、南米の性格をもった選手より、ずっと扱いやすいと思う。



Hombre

@Tombene
その通り!



gcz4ever


みんな気づいたかわかんないけど、香川と内田の通訳者は同一人物。


香川



内田


忙しそうだよね。



Holgy

日本へのマーケティングっていうのも一つの理由だと思うな。でも、いい選手もいる。例えば本田。もっと前の選手はあんまり強くなかった(高原、稲本、長谷部、小野)


Maxi98

ブンデスリーガに通用する選手はまだいっぱいいるよ
吉田 麻也、権田 修一、金崎 夢生、柏木 陽介、山田 直輝...



Holgy

この前のワールド・カップで実力を示してくれたよね。テクニックと作戦力はかなり高い。

Raisdorf

体力ないから、日本人にブンデスリーガはキツいと思う。



Veritas

@Raisdorf
あのさ、体力のない選手がバルセロナにいるけど、彼は現在、世界一の選手だよ。


他の例もいくつある。ラーム、ロシツキーなど。



No.3

奥寺康彦。1977年から1986まで9年間ブンデスリーガにいた選手。ケルン、ヘルタ・ベルリン、ブレーメンで234出場。ドイツで最初の日本人で、今までで一番強かった。



Raisdorf

@Veritas
メッシって日本人だったっけ?



Marlon18Borusse

中田を忘れないでくれ!

当時ヨーロッパのなかでトップMFだった!いいやつだったな。あいつ...日本人だったのか?


翻訳元;http://forum.westline.de/viewtopic.php?f=11&t=852735

翻訳元;http://www.soccer-fans.de/fussball-stammtisch/41240-bundesliga-sind-japaner-besseren-fussballer.html



辞書には載っていない若者ドイツ語
Nr.8; Milchfabrik (巨乳、直訳=牛乳工場)

欧州サッカークラブ最強「事情通」読本―中堅クラブの歴史からメガクラブの細部まで

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