Enter The Void
ドイツ人「この映画見て東京のイメージ変わったわ」(『エンター・ザ・ボイド』に対するドイツの反応)


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アマゾンドイツの反応

Movieman.de

監督ギャスパー・ノエの、簡単に評価を下せない壮大な作品。この映画にはいくつかの細工がしてあって、主人公の一人であるオスカーと観客を一体にしている。オスカーが見る全てを、瞬きも含め、見ることができる。時々、カメラがオスカーの後ろに動き、自分たちの視点に戻ることもある。しかしそのうち、観客は映画の中に引き込まれ、オスカーと入れ替わってしまったような感覚になるだろう。オスカーはそこにいる、しかし遠い。この作品はただの物語ではないのだ。オスカーが死ぬと、彼の魂は過去と未来をさまよい、奈落のそこのような人生や、適わぬ希望や財産を求める人間を見る。世界の終わり・東京で、オスカーとその妹は一つの結末にたどり着く。この映画は想像を絶する映像に満ちており、それらはノエの意図しない場面でもショッキングである。彼は観客を、これらの映像から発せられるエモーションの波から逃れさせまいとしている。こうして彼は、様々な人々に違うように反応する映像を創造した。こんな『エンター・ザ・ボイド』は、みなの待ち望んでいた映画なのかもしれない。汚れて不愉快な世界を惜しみなく映し出しているのだから、そしてそれが、みなが隠し覆いたがっている、現実の世界なのだと。そして終わりに、みなの待ち続けた再生の瞬間がやってくる。

引用『正に幻覚なのだ。薬物現象をここまで忠実に再現できた映画がほかにあったろうか』





H. Hoos "hoosus"

☆☆☆☆☆ この映画、断然お勧め!

マジで珠玉の名作というべき映画!ノエはまた、俺たち観客にカメラを通して抜群の映像を見せてくれた。ショッキングで、それでいて本物、狂気染みたこの映画は断然お勧めだ。


Steffen Deubel "Marc"

☆☆☆☆☆ 見るな、危険(笑)

ギャスパー・ノエ、またやっちゃったね。前作を上回る気のきちがい様。神経を蝕むが魅惑なるマインド・トリップ。こんな素晴らしい映像は長い間みていない。内容は各々がそれぞれ決めることだろう。ネオンの世界・東京の危険区域で繰り広げられるオスカーの魂の旅。

これからもし、映画館で上映されることがあるのなら、この映像を全身で体感するために、どんなお金を払っても見に行く。


Ralf K Berlin "Ralf K Berlin"

☆☆☆☆☆ 比類の無い現象映画

この映画上映してた映画館って少なかったよな。でも見たよ。

ギャスパーの映画見たことある人だったら、彼の映画のうちに秘められた要素を理解することがどれほど難しいことか分かるはずだ。今作品でも同じ。人間嫌いと否定できない事実。

今回、彼は警官に撃たれるオスカーの視点から、観客を夜の東京へと導く。光溢れる東京の魅惑を、カメラや光、語りや音楽が表現する。ストーリーをすぐに理解することはできないだろう。それでもいいのだ、この映画を観た後に考える時間はたくさんあるのだから。

乱れたカメラワークにストロボの光、突然起こる暴力と暴行、細部に渡るセックス表現など全て、監督は最高に仕上げた。まぁ、前2作に比べればショッキングではなかったが。

しかし156分ていうのは少し長かったな。映画が終わるまでに3分の1の人が映画館を出てったと思う。俺はずっと感激してたけど。


John West

☆★★★★ つまらない乱交セックス映画

新しい撮影方法やアイデアにすごい期待してたから、最初の20分は満足できた。

でも内容でこの長さは飽きる。殆どの人が途中で見るのやめるだろ。理由としては、物語の筋が退屈。ありふれた内容だった。それにあの明かりはイライラする。芸術とかそういうものとは違った、退屈。語りもひどくゆっくりで、たまにある興味あるカメラワークも台無し。

主人公への感情移入とかそういったものが全くできなかった。

五つ星あげてるやつは精神的に障害があるか薬物使用しながらこの映画を《楽しんでいた》としか思えない。薬中のセックスを見せびらかしてるだけ。そしてこれは今に始まったことじゃない。薬中なんて年がら年中セックスしてるだろ。


C. Portzel

☆☆☆☆★ 芸術作品

誰でも芸術に携わる人がこれを見たらその人の作品にきっと影響を与えるだろう。ここでは理解することは求められない、この映画に犯されるままになることが大切なのだ。そうすれば、悲惨なストーリーもポジティブにとらえられる。希望を生む映画なんだ。

この映画の構成は他の普通の映画とはかけ離れている。どちらかといえば、どこかのギャラリーで絵画を眺めている、といった感覚だ。

視覚に負担がかかるものの、内容はいたって明快で純然だ。俺は映画を2度見るなんて普通はしないんだが、これは見るたびに発見がある。新たなる印象を求めている全ての人たちへお勧めしたい。

個人的には5つ星評価を下したいが、全体的に見て4つ星。全ての人にお勧め、というわけではないから。


saturday77

☆☆☆★★ ストーリーは...だけど映像には驚愕する

ギャスパー・ノエはこれまで良い映画しか作ってこなかったから、DVDもすぐに買った。

カメラワークや映像は最高だった。ただ、ストーリーに関してはクソとしか言いようが無い。麻薬・セックス・暴力…っていうか東京に対するイメージ変わっちゃったわ。




翻訳元;http://www.amazon.de/Enter-Void-Limited-inkl-Blu-ray/dp/B004CROUV2/ref=cm_cr_pr_product_top









辞書には載っていない若者ドイツ語
Nr.34;der Sargnagel(シガレット。直訳;棺のくぎ)

エンター・ザ・ボイド ディレクターズカット完全版 [DVD]

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