Naokos Lacheln
『ノルウェイの森』を読んだドイツ人の反応


norwegianwood



Schnurchil

☆☆☆☆☆ 文句なし

素晴らしい一冊、素晴らしい値段、アマゾンで発送すれば届くのも早い。
まだ本は読んでないから内容は解らないが、最初のページは典型的な村上春樹だよね。


参考

学生運動の時代を背景として、主人公「僕」と、友人の恋人「直子」を軸に、様々な思春期の葛藤や人間模様、恋愛、喪失感などを巧みに描き、非常に広く読まれている。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの英語圏のほか、ドイツ、フランス、ロシア、中国、台湾、韓国などでも翻訳されている。ノルウェー語にも翻訳された。(Wikipedia)

『ノルウェイの森』はドイツ語で『Naokos Lacheln』と訳され、直訳すれば『直子の微笑み』となる。






"wischnik"

☆☆☆☆☆ 悲しいが美しい

本質的にこれは、村上氏の語る2つの恋愛話でできている。主人公の渡辺は、病気で手を伸ばしても届かない女の子と、快活で面白く、しかしどこか少し奇妙な女の子の2人を愛している。

とても思いやりのある主人公が、それゆえに二つの愛のはざまで悩み、そして動かしようのない悲しみへの終結へと向かっていく。そしてそれこそが2人の関係を必須のものだったと気づかせる。愛は満たされ、運命は変えられない。

『ノルウェイの森』は読んでいて飽きず、簡素に書かれてはいるが、感情移入してしまう語りだ。カオスではあるが決して低俗ではなく、時間を忘れて読め、そして奥深い。ゆっくりと味わいながら読む本だ。


Ein Kunde

☆☆☆☆★ 中毒になるほどの興奮

白状すればこれは、村上氏の一番意味深い本ではない。

2年間、日本に滞在していた時に英語で読んだのだが、これをきっかけにして他の村上氏の本を読むようになり、すべて読んだ今、新しい作品を渇望している。

日本では上下巻に分かれて売られている。私は深夜3時に上巻を読み終え、次の朝、何を置いても下巻を買い、読みふけっていた。


Christian Bolz

☆☆☆☆☆ 魅力ある名作

『ノルウェイの森』は偉大で、魅力ある小説だ。この本は冗談に満ちていて、それでいて村上氏の天才性がうかがえる。登場人物も非常に興味深い。


Pseudonymus de Bavaria "Herr K."

☆★★★★ 読む価値なし。単調で品がない。

この本に出てくる単語を読むその一秒一秒が無駄だ。

唯一、良いと言えるのは(とは言っても、この本をとても好意的に読める読者にとってだが)、村上氏の表現法だろう。それはその情景を物語ったり、人物の声がどのようなのかをはっきりさせている。しかしこれすらも、他の文豪のものを模倣している(例えば、トーマス・マンの『魔の山』だ)。

その他、この本は単調すぎて読んでいられず、性的錯誤が酷い。書き方もおそまつでへたくそ。

加えて、「僕」での語りが、人物の輪郭を全く表せないでいる。だから登場人物が色褪せ、はっきりしない。会話は、マスターベーションやセックス、アルコールばかりで、思考上、内容が全くない。


よって、全く読む価値のない本である。



Michael Schmidt "tipp46"

☆☆☆☆☆ 心に響く自伝

最後の1ページまで緊張が収まらない、どんな結末になるのか最後まで分からないのだ。村上氏の語りは素晴らしく、読み進めているうちに主人公たちのみている情景が頭に浮かぶ。それどころか、気持ちや感情、登場人物の葛藤がひしひしと伝わってくる。タブーな言葉が多いが、その分、容赦ないまでに開かれている。推薦。


Udo Kaube "novalisudo"

☆☆☆☆☆ 傑作

私は日本の文化をあまり知りませんし、最初の何ページかを読んだときにはとてもいい本だとは思えませんでした。しかし今、長い間私が読んできた本の中で『ノルウェイの森』は一番です。

村上氏は本当に、どうやったら恋愛小説が魅力あるものになるのかをご存じなのですね。主人公の心の葛藤がよく伝わってきました。

文学に興味あるものなら、これを読むことはもう義務でしょう。


翻訳元:http://www.amazon.de/Naokos-L%C3%A4cheln-eine-Liebesgeschichte-Roman/dp/3442730503









辞書には載っていない若者ドイツ語
Nr.45; Gayheimnis (ホモのカミングアウト。解説:Gay(ホモ)とGeheimnisの言葉遊び)

ノルウェイの森 【スペシャル・エディション2枚組】 [DVD]

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