DAS GESCHAFT MIT DEM TOD
死を取り扱う店

Ein Hotel in Japan fur das Warten auf die Ewigkeit
日本にある、死者のためのホテル・ラステル(ラスト+ホテル)


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2011年9月15日の記事

「当ホテルは、寒い部屋しか取り扱っておりません」、横浜市にあるラステル久保山に、部屋について問い合わせたところ、このような答えが返ってきた。このホテルの「宿泊客」は、葬儀を待つ者たちなのだ。




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 2010年、日本では約12万人が何らかの形で死亡した。死亡率は0.95パーセントである。ちなみにアメリカは0.84パーセントだ。葬儀事業を専門に行う会社、横浜にあるラステル久保山は、人生の旅路を終えた人が現世で過ごす最後の時間を最高のものにしようと努力している。


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 とりわけ裕福な家族が葬儀の準備を任せるラステルで働くのは埋葬人とお坊さん。「チェックイン」が済むと、町の火葬場が空くまで待たなければならない。最大18人の「宿泊客」が冷えた棺の中で現世最後の時を過ごす。横浜市では平均4日、火葬を待たなければならない。そしてどの死者も、この期間はどこかしらで保管されなけばならないのだ。


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 ここがホテルの台所。親族はここで、火葬が終わるのを待つ。事が葬儀になると、日本人はお金を惜しまない。花や骨壺、その他諸々が揃った伝統的埋葬には約120万円が費やされる。


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 葬儀者が花を飾る間、死者には火葬準備が施される。魂の救いのため、仏教のお坊さんがお経を唱える。


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 「ラステルの部屋を利用したいとの問い合わせが多くあります」株式会社ニチリョクの社長・寺村久義氏は語る「普通のホテルとかわらない、と言うのです」。しかし、この様な申し出に対する答えはいつも決まって「寒い部屋しか取り扱っておりません」だそうだ。写真は、冷やされた遺体が自動運送機に乗せられる部屋に職員が花を生けているところ。


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 この様に遺族は死者を故人を訪れ、最後の敬意を払うことができる。棺は閉まっているが、親族や友人が訪れ部屋に一歩でも入れば自動的に開くようになっている。


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 伝統的な習慣が細部まで再現される。これは、衣服を適切にずらしているところ。「需要は確実に高まっています」と、この葬儀会社を45年前に立ち上げた寺村氏は伝える。


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 葬儀も同様、完璧に準備される。


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 棺は、様々な種類の中から選ぶことができ、すべてこのホテルで買うことができる。寺村氏はこの事業を拡大する予定だ。新しく建てられるホテルは、40人を収容できるように計画されているという。





コメント

Erisian Liberation Front

イーグルズの書いた歌詞から、ホテル・カリフォルニアにした方が良いと思う。

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2



mimo8

この映画を推薦するよ、このテーマにぴったりの、素晴らしく、また、こっけいな映画だ。
『おくりびと』(ドイツ語題:Nokan)


Lukas Chen

確かに、この映画はとても興味深いな。
この映画から個人に施される処置を多く学べる。また、個人を扱うこの仕事がそれだけ重要で尊敬されるものかも学べる。



Bangser

それか『Monday』を観てみるのも良いかもよ、これはホテル内で行われる葬儀とともに始まるんだけど、どんどんどんどん分からなくなっていくんだ。推薦するよ。

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/MONDAY


Netz Werk

葬儀の120万円っていうのは埋葬料なんか全て含まれた値段なのか?それともデコレーションだけ?
もしデコレーションや葬儀だけに120万円が費やされるならこの仕事に就きたいな。ドイツの絶え間ないディスカウント葬儀や貪欲な地方自治体、それに教会には段々と嫌気がさしているんだ。
興味深い記事だった!


Des Dr. Gonzo Merck

「寒い部屋しか取り扱っておりません」、この答えが気に入ったな。葬儀をする“ホテル”だと示唆するには十分な答えだし、決して問い合わせた人を怒らすような拒否でもない。申し出は承諾できないのだという旨を伝える、とても謙虚なヒントになっている。とても礼をわきまえている。




翻訳元:http://derstandard.at/1315006320285/Das-Geschaeft-mit-dem-Tod-Ein-Hotel-in-Japan-fuer-das-Warten-auf-die-Ewigkeit?_slideNumber=1&_seite=








辞書には載っていない若者言葉
Nr.54; Ich nix ponemaju (何もわからない。解説:ロシア語の"nje ponemaju"から)

葬儀姫 ① (フレックスコミックス フレア)


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