Japanische Marchen
日本の童話に対するドイツの反応

take1


ttp://www.embjapan.de/forum/japanische-maerchen-t1312.html


質問

Sei


日本の童話ってどう思う? おじいさんから、この童話を送ってもらったんだけど... ほかにも知ってる日本の童話ってある?


かぐや姫(訳者注:ドイツ語で書かれていて、一般に知られているのとは少し違う部分があったので全文訳します。ウィキペディアのあらすじと比べてもらえれば違いは一目瞭然です。クニッゲ)

take2


むかしむかしのことです。おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんはどんな天気にでも森へ竹を取りにでかけ、その竹から美しい籠を織っていました。おじいさんとおばあさんはその竹籠を売り、質素に暮らしていました。

ある日、おじいさんは森の奥で、中央のところが素晴らしく光る、ひときわ美しい竹の幹に気づきました。おじいさんは思いました。「長い間竹を切ってきたが、こんなに素晴らしい幹は初めて見た。これは傷つけんように入念に切らなんといかんな」

竹を切るなり、おじいさんは急いで家に帰りました。
「わしが今日、森から持ち帰ってきたのを見てくれや」とおじいさんはおばあさんに言いました。
「わしもこんな美しい竹の幹は今までみたことありませんよ」

おじいさんとおばあさんが慎重に竹を割っていると、その中に小さな小さな女の子が座っていました。
「こりゃあ間違いなく天からわしらへの贈り物だ。なにせ、子どもがいないのだから」おじいさんとおばあさんは嬉しくて叫びました。
「これは、名前をつけなくてはな」
竹から生計を立てていたので、 おじいさんとおばあさんは女の子をかぐや姫(竹姫)と名付けました。

おじいさんとおばあさんはその子どもを愛情を込めて育てました。貧乏であったのに子どもには良く食べさせたので、短い期間にその子どもは健康で美しい女の子に成長しました。おじいさんとおばあさんは女の子を誇りに想い、心の中で言いました。
「じきに多くの求婚者が現れてば、この子は私たちの娘でいるのが困難になるだろう。この子はわしらの唯一の子なのだから、家の外に出すのはよそう。そうではなくて、婿養子をとるんじゃ」

時はすぐに経ち、近所から次々に結婚の申し出が来るようになりましたが、もちろん、おじいさんとおばあさんは聞く耳持ちません。いつも「わしらの娘はまだ結婚には若すぎます」と言っていました。

娘が15歳になった時、彼女は両親に言いました。
「お父様、お母様、今こそ私の言いたいことを聞いてください!これまで何年も私を本当の娘のように愛を持ち、入念に育ててくれたこと、感謝しています。しかし、私はこの日本の島の人間ではなく、天の存在なのです。すぐに10月15日になり、天からの使者がやってきます。私を連れ帰るためです。しかし私は離れたくありません、どうか、天からの使者が現れても、強く抱いていてください」
おじいさんとおばあさんはそれを聞いてショックを受け、とても落ち込みました。泣く以外、できませんでした。やっとのことで口を開くと、
「お前はここに留まるんじゃ。ここがお前の家じゃよ。わしらが天の使者を追い払うから」

10月の15日、空も次第に暗くなり始めたころ、おじいさんとおばあさんはかぐや姫を強く抱いていました。しかし何をしても無駄でした。満月の明るい光の中から、天の使者が近づき、かぐや姫に衣服をまとわせました。
この瞬間、彼女は世界で何を体験したか全て忘れてしまいました。彼女は雲に乗ると、そのまま天へと帰っていきました。

地上に残されたおじいさんとおばあさんは、泣くことしかできません。

それから、おじいさんが森に竹を取りに出かけると、よく竹の幹から米や錦、小判や餅といった高価なものを見つけました。それらは全て、かぐや姫からの贈り物だったのです。

おじいさんとおばあさんはそれで、死ぬまで元気に暮らすことができました。



回答

Sorata

とってもいい童話ね! とってもとっても気に入ったわ!


Angelita

なんか、桃太郎の童話に似てるように聞こえるわね。


Sei

@Angelita あ、僕もそう思う!

でも、残念だけどどこでおじいちゃんがこの童話を手に入れたか分からないんだ...


clemideluxe

かわいい話だな、気に入ったよ。日本の童話の読書会とか開きたいよね!


nonako

ねぇ...とっても素晴らしいお話だけど...なんだか悲しくなっちゃったわ...

それ以外は本当に美しいお話だと思う


Mangacloud

これ、正直、まったく美しいお話だよ!

こういうカワイイお話、もっとないの?

質問なんだけど、おじいさんとおばあさんって、天の使者によってもう一人子どもを授かるんじゃなかったっけ?


Tak

この童話は日本では「かぐや姫」とか「竹取物語」っていう名前で、多分、神話を除けば最古の童話よ。

内容についてもう少し補足ね。

求婚してきた人たちの一人には当時の天皇もいたのよ。それでこのお姫様との別れをとても悲しんだの。それで、天皇は部下の兵士たちと日本で一番高い山であり天に一番高い山・富士にのぼってお姫様とコンタクトをとろうとしたの。

それから、その山は富(たくさん)と士(兵士)で富士って呼ばれるようになったのよ。

そしてお姫様は天皇に不死の薬を贈っていたの。こういった理由から、不死の山とも呼ばれているのよ。

でも天皇はその薬を使うことはなくて、焼いてしまったの。「余はかぐや姫を愛していて、薬などではなく姫がほしいのだ。姫のいない人生など、灰色なだけ。姫と生きていけないのならば、不死の薬などいらん」と言ってね。

おじいさんとおばあさんについては何も言われていないわね。

もし、日本語が分かるんだったらこのサイトが役に立つんじゃないかしら?
http://www2s.biglobe.ne.jp/~Taiju/taketori.htm


Sei

こりゃあまったく興味深いな! 残念だけど日本語はそんな良く読めない。でも、僕のおじいさんにこのリンクを送っとくよ!

この童話についてそんなに沢山、どこで仕入れたんだい?


Tak

あ、私、日本人だから

この童話は、中学校の古典の授業でならったの


Sei

そういうことか!

それにしても、日本人にしてはドイツ語がすごい上手だね (笑)


Dan

すばらしい童話だ! みんな言っている通り(笑)

日本にはずっと興味持ってたけど、これ読んで絶対に行きたくなった!


Ai-chan

なんか悲しいわね。だって、ほとんど両親同然だった人たちを取られちゃったのよ?

すばらしい童話ってことにかわりはないんだけど...


Lilth

わたし、日本の美しい童話を一つ知ってるから、ここで紹介するわね。

浦島太郎(訳者注:これもドイツ語で書かれていて、一般に知られているのとは少し違う部分があったので全文訳します。クニッゲ)

take3


ある漁師の夫婦に、浦島太郎という名の息子がいました。海に浮かぶ島の息子、という意味です。彼はとても働き者で、村の誰よりもたくさんの魚を捕りました。なぜなら彼は、他より波の荒いところにも勇敢に乗り出していけたからです。

ある朝、網の中で捕まえた魚の中に小さな美しいカメを見つけました。するとそのカメは話し始めたので、浦島太郎は喜び、そのカメを水と一緒に木の桶の中に入れました。カメは自由を得ることを懇願したので、浦島太郎はためらい無しに、カメを海へと帰してあげました。

それから何年か経ったある日、浦島太郎は海で嵐に会い、遠くまで流されてしまいます。彼の船は波に耐えられず、沈んでしまいました。そこで浦島太郎は大きなカメが泳いでいるのを見、カメは彼に話しかけました。

「私は何年も前にあなたが自由を与えてくれたカメです。ついに恩を返せる日がやってまいりました。私の背にのってください、どこへでも好きなところへお連れしましょう」

しかし浦島太郎がカメの背中に座ると、カメはまず人間の見たことのない海の神秘を見せたいと提案しました。浦島太郎が承諾すると、カメは彼を連れてに海底へと潜っていき、海神の住む宮殿へと向かいました。カメは、実は自分が乙姫の召使いで、乙姫はお気に入りの召使いである自分を助けてくれた人にお礼をしたがっている、と言いました。

そこで浦島太郎が姫にであうと、2人はお互いに一目ぼれしてしまい、乙姫は彼に海底で一緒に暮らさないか、と聞きました。その報酬は永遠の若さと美しさでした。浦島太郎は承諾すると、そこで乙姫と一緒に幸せな時間を過ごしました。

しかし、時間が経つにつれ、浦島太郎は自分のことを心配しているだろう、もしかしたら死んでしまったと思っているかもしれない両親のことを思い、悲しくなりました。乙姫は彼の望みを理解し、あの召使いに浦島太郎を家に帰すよう依頼しました。乙姫は浦島太郎に小さな箱を渡し、その箱を大切に保管するよう、そして絶対に開けないように頼みました、そうしないと私の元に帰ってこれなくなる、と。浦島太郎は約束し、カメは彼を故郷の村へと連れて行きました。

浦島太郎が浜につくと、奇妙なことに全てが変わっていました。どの家も、道行く人も、全く思い出せないのです。自分の家に帰り両親を呼びましたが、やっぱりそこには知らない人が住んでいて、その人からも情報は何も得られませんでした。

絶望に暮れながらも墓場へと走りました。そこで彼は、両親の本当のお墓を見つけるのです。彼らは、浦島太郎が行方不明になった数年後に亡くなっていました。しかしそこで彼は、計算すると海底で過ごしていた時間が300年にもなってしまうことになる新しい墓も見つけてしまいます。

身震いし、絶望感に暮れながら、彼は浜へと向かいました。ほとんど自動的に彼は乙姫からもらった箱を開けてしまいます。深紅色の霧が吹きだし、彼を包み込みました。浦島太郎はそこで見たものに驚きました。彼の手が、彼の体がどんどん老化していくのです。時間が、体に影響し始めたのです。彼は落ち込みました。

浦島太郎は時が過ぎた村人たちに自分の話を聞かせました、死が彼を迎えに来る前に。

浦島太郎を連れ戻しにカメが来たときはもう、彼の残骸しか残っていませんでした。カメは、しょっぱい涙を流し愛した男のために泣いている乙姫がいる宮殿へと戻りました。乙姫の涙は真珠へと姿を変え、今でも日本の砂浜ではこれらを見つけることができるのです。
 

Nozika

日本の童話については1つ、おススメしたい本がある。” Marchen aus Japan (日本のメルヘン)”っていう題だ。アマゾンで12ユーロくらいで買える。その本についてた評価の引用。

「魅力的な日本と沖縄の童話の世界へ、自分を投じてみてください。これらの童話は海について、星について、人間の特性を持った動物や動物になった人間について語られています。日本に属する島の楽園・沖縄の童話がこの本を持って初めて海外へと発せられます。とても貴重な一冊です」


Worufu

昔、レコードで聞いていた童話があるんだ。悪い継母に引き取られた孤児の話。彼はそして金をひく水車小屋を手にする。この話好きだったんだけど、もうそのレコード持ってなくて...誰かこの話知らない?


bantarou

ここのサイトで、日本の童話を読んでもらえるぞ。ひらがなだし、絵もついてる!
http://hummingpark.yamaha.co.jp/otomaru_pbook/

あ、でもこれは童話じゃなくて...どっちかというと児童小説かな。


jimmy-san

僕もいくつか素晴らしい童話を知ってるよ。

そのうちの一つはこれ。

月のウサギ (訳者注:これもドイツ語で書かれていて、一般に知られているのとは少し違う部分があったので全文訳します。クニッゲ) 

take5


むか~しむかし、一匹のキツネと一匹のサル、そして一匹のウサギが仲良く一緒に穏やかに暮らしていました。昼には山に行き、狩りをし、遊び、夕方になると夜を過ごすために森へと帰ってきました。 そうして何年も過ぎました。天の主がこのことを聞きつけ、それを自分の目で見て確かめたいと思うまでは。

そうして天の主は変装をし、年を取った旅人のように彼らの元へと行きました。
「山を越え、谷を越え、旅をしております、そして今、疲れ切り、空腹を覚えます。どうか食べ物を与えてはくれぬでしょうか」杖を下に置き、彼は言いました。
サルはすぐに食べ物を調達しに行き、木の実を探してきて彼に持ってきました。キツネは彼に自分が捕まえた一匹の魚をあげました。しかしウサギは、どこを探しても貧乏な旅人にあげるものをなにも見つけられず、絶望していました。サルとキツネは馬鹿にしました。
「お前はもてなすのに何も要らないだろ!」
ウサギはひどく落胆し、サルに木材を持ってくるよう頼み、キツネにはその木材に火をつけるように頼みました。2匹は、ウサギが頼んだ通りにしました。そうしてウサギは天の主に言いました。
「わたしを食べて!」そして火の中に身を投げました。

旅人はこの生贄に心動かされ、泣きました。そして、
「みな、栄誉と称賛を受けるに値する。そこに勝者も敗者もない!しかしこのウサギは、その愛を十分に示してくれた!」と言いました。

天の主はうさぎの体を回復させ、月の宮殿に埋葬するため、死骸を月へと持っていきました。


seerose

すばらしい!すばらしい童話だ!






記事:クニッゲ

ず~っと前に、オーストリアでの挨拶は「グリュースゴット(Grus Gott)」だと聞き、それ以来僕はずっとこのグリュースゴットを使い続けていました。しかしこの間、あるスーパーのレジで 「グリュースゴット」と言うと、そんなのはよっぽどの田舎者かバカしか使わないと言われました。でも、もう反射的に言ってしまうのでどうしようもないっていう...

今日の1枚No.36:こんなところにエンジェモンが...!!
21042011040
先日、Wiener Energieという日本とは全く関係ないところに行ったら、なぜか色々な絵が飾ってあって、その中にこんな絵が飾られていました。デジモンは好きなので、撮って良いかも聞かず、写真に収めました(^_^;)

もえほん白版かぐや姫


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