ドイツ紙「無くなった指をまた生やせる日本人!最強!!」
Mann, der Mafia-Aussteigern neue Finger macht


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ttp://www.zeit.de/cds-berlin/2013-08/besuch-bei-einem-prothesenbau#comments

ドイツ紙die Zeit 2013年8月6日 16時9分


足を洗った「ヤクザ」に新たな指を与える男





「指を失ってしまう」ということは、「ヤクザ」達にとって明白な問題であった。
しかし1人の義肢職人は、それを乗り越え「元」ヤクザ達が社会復帰を目指すことを可能にしているー。



愛和義肢製作所には、石膏やロウの臭いがたちこめている。
どの作業人も染みの付いたエプロンを身につけ、それぞれの部屋で
耳、胸、そして指といった体の部位をもって作業に没頭している姿からは
その静けさと淡々とした様子がうかがえる。
「でも、これはまだ本物っぽくないでしょ?」 
作業員の1人、上司のかんの れいか氏が尋ねる。
しかし、しばらくしてからはやし しんたろう氏がじっくりと目を懲らしてそれを見、
彼女へと返した。
一方にあるのは、あるお客の小指、それもおびただしい量の「毛」がはえている指だ。
「こうやって、毛を1本1本ピンセットでつまんで、指にさしていくんです。」

「もし私たちがこの仕事をしなければ、彼らはもう2度と社会復帰できないんじゃないか、って思います。」
かんの氏は自分の作業場に戻る時に、そんな言葉を口にした。 


それはまるで、ミステリー小説の中にいるようにも感じる。
池袋の市街地から外れ、すこし うっそうとしたところにその作業所はあった。
どんな人間にも合った体の細部の義具を作ることの出来る職人、はやし しんたろう氏がこの製作所を設立してから今年で10年になる。
ヤクザを抱き込む権力のある日本のマフィアなんかと取引をすることも稀ではない。
なぜならば、彼らの中で契約を守らなかったり何か組織の中で問題を起こしてしまった場合、その人間の小指が犠牲となることがあるからである。
「私の所に、新しい指をもらいにくるんです。」とはやし氏は語る。


完璧なカモフラージュにかかる費用は約30万円


「5時間ほどで全ての作業が終了します。」
1本の指にかかる費用は、2,300ユーロ(約30万円)。
まず始めに石膏で手全体の型をとり、その後とれたものをワックスで磨いてゆく。
この樹脂素材は新しい指の「核」となる役割を果たし、さらにはやし氏はそれにシリコン素材を用いて合成してゆく。

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最後にかんの氏が色付けすると、まさに人間の皮膚が現れる。
「これがどこよりも1番重要な所なんですよね。本物のようにみえないといけませんから。」
はやし氏は、そう荘厳な様子で語った。

他のどの国よりも日本人が重んじることは、場を穏やかな空気に保つため
奇をてらったり目立たないようにすることに他ならない。

つまり人々にとって、その指がないことは、
先天性の障害や不慮の事故によるものであっても懲罰として指を切り落とさなければならなかったことの結果と見えている物はかわらないのである。
そうしたお客がはやし氏のところにやってくるのも事実だ。
「この仕事を始めてから、こういうこことがあるんだって知りました。
日本人はみんな、実際に知ることはなくても何らかの形で得たヤクザのイメージを持っているんですよね。それで、もし小指のない人がいたら、それはかなりの確率でヤクザなんだろうって思っちゃうんですよ。」
はやし氏は、最初にお客さんにまず始めに用件も聞く。
年間20人の人々はいわゆる「ヤクザ系」に該当し、
新たな人生の出発を目指しここを訪れるそうだ。




●上のビデオでは、実際に製作所を訪れ、指を作ってもらった方のインタビューが日本語で紹介されています●








記事:ぴーち

やくざのいわゆる「指詰め」、ある意味日本独自の文化ですよね。
でも 技術を駆使して精密に指を再現できるのもまた、日本の技術だなぁって思います。
一言でただただ、すごいです。
これがこっちで記事になってることにもびっくりです。
ぴーちのお友達で「ヤクザ文化」を研究している子にも、
この記事について今度聞いて見たいなぁと思います^^


 
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