記憶がHotなうちに、少し記述しておこかなって。

かれこれ長〜いお付き合いになる、声優の細谷佳正くんのバースデーイベント且つ、20周年記念イベントが、2025年2月9日、10日に有楽町のヒューリックホール東京で行われ、サプライズで生歌を披露する際のバック生演奏のサポートを、全4公演務めさせて頂きました。



これまで、公の場所や写真などで2人同時に居るところを見られた事がないので、妙な感じ(笑)

仕事上の付き合いとは思ってないので、(一緒に仕事する機会はありますが)多分、お互い照れるからかも(笑)
でも、今回は特別な機会なので、プライベートでもなかった初の2ショット(苦笑)
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こうして見ても、やっぱ違和感ある(苦笑)

確か昨年末に、細谷君と2人で飲みに行った時に、今回のお話を聞かせてくれました。

詳しくは書きませんけど、曰く、
「応援してくれる方々へ、心から感謝を伝える為に、挑戦したいです」
という事で。
そんな大事なサプライズ企画に、俺に相談してくれた事が何より嬉しかったけど、重圧もヤバかった。
何を歌うかも、ずっと悩んで・・・・
結果、MCでも言っていた理由で、選曲されました。

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俺自身、これまでライブステージは数々やってきたので、緊張は全くなかったけど、ピアノ1本で、しかも俺にとっては、椅子に座って鍵盤弾くステージは、初めてで💦
「えっ、こーゆー時、左足って、どうしてたらいいの?」
「ニコニコしてたほうがイイの?」
「音量って大丈夫?デカ過ぎたりしてない?」
などなど。。。

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あと、メインの曲の演奏の時より、曲前後で語っている細谷君の話のバックグラウンドとして、アドリブで何か弾くってのが、ビビったね(笑)

お客さんに、
「細谷さんが話してるのに、うるさいわ」
って言われたらどーしよーとか(苦笑)

言っときますけど、それは細谷くんからのオーダーですからね!!!(笑)

なので、最後の4公演目は、曲前に彼が語っているとき、「一切音出さない!」と、本番中に思って弾かず、曲終わった後のMCで弾いてみた。
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そしたら、話の内容と彼の声に心打たれて、弾きながら俺自身も感動しちゃったわ。
結果、アドリブで弾いてる俺の指も、勝手にちょっと切ない系のコードワークになっちゃって、その音を自分で聴いて、更に心にグッと来てしまうという、自爆。
こーゆー気持ちを体験できるのは、やはり、予定調和ではない「生」且つ、何も決めてない出たとこ勝負のなせる業だと実感。
二度と同じ空気感や、同じパフォーマンスは無い「時間」は、尊いものです。

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いつも、何事も真っすぐに突き進む細谷君の言葉だから、人の心を動かすことが出来るんだと思う。
そーゆー所が、俺が彼に憧れる大きな部分。

4公演を終え、そんな彼の姿をみて、演奏云々ではなく、俺自身の人としての未熟さを感じ、落ち込みつつも、今の自分を見つめ直そうという気持ちになった。


どーでも良い事だけど、
演奏してると気づかない事だが、知らずに大きなスクリーンにアップで映されると、
恥ずかしいね(笑)
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大きくて綺麗な会場だった。
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今回の自分のセッティングの写真撮るの忘れてた。
使用したピアノ音源は、スタインバーグの「The Grand 3」。
実は、サプライズ出演って事もあったので、ステージ上に機材をセッティングしたままにできず、リハーサル後に一旦撤収し、本番は幕内で5分程度で機材を出してセットしてって段取りだったので、出番直前まで機材の状況が確認できない不安が、毎公演あった。
実際、3回目の出番前に、鍵盤がPCへ反応しないって状況に陥ったので焦ったけど、短い時間でどうにか対処。
スタッフには、「もし、俺の音出なかったら、ステージ上でサイリューム振ってるわ」と伝え済み(笑)
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さてさて、余計な話もしましたが、今回の細谷君の特別なイベントを共に行えた事がとても嬉しかったです。
ファンの皆さんもとても暖かく、彼を支えているんだという事を実感できました。

ご来場された方々に、僭越ながら俺からも心からお礼申し上げます。

また、どこかで機会があれば。

でわ。