翻訳者ときどきライター

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Richard

「親にパソコンを教える」の巻


うちの親に、「パソコン教えて」と頼まれました。
相手にあわせてわかりやすく教えるのって難しいですねぇ…

うちの親が「パソコンは難しい」って思い込んじゃってることが、いちばんの問題なのかもしれません。

その場ではうまく伝えられませんでしたが、以下のことをキチンと伝えられたらよかったな…と反省しました。

★ パソコンは、買ってくれた人を楽しませたり、ラクにしてくれたりするモノ

★ 使い方を覚えることは別に修行じゃないし、大丈夫、難しくない、できるから (^ー^)

★ 作ってる人たちは、困らせようと思って作ってないから  (^ー^;) 
  頭のいい人たちが、知恵を絞って作ってくれてるから (^ー^;) 

★ 1つのことを、いろんな方法で出来るようにしてくれてる。
  道は1つじゃないってこと。
  (ダブルクリックで開く or 右クリックから開く or Excelから開く etc.)

★ 「こんなこと出来たらいいな」ってことは、もう、かなり出来るようになってる。
  「~をしたい」から始めて、その願望をできるだけ具体的に描いてから、教えてもらうといい。

★ 人間が「同じことや似たようなことを何度もやるのは面倒だなぁ」と思うようなことこそ、パソコンが得意とすること。
  ぜひ、パソコンにやらせてあげて (^ー^)

このまま翻訳に関係ない話で終わりそうなので、リチャード・バックの『イリュージョン』から、「教える」ってことに関係する部分を引用して終わります (^ー^;)
学習は、すでに知られていることを見つけ出すこと。
行為は、学習の証明。
教育とは、被教育者に、君らも教育者と同じ程度のことを知っているのだと気付かせること。
 :
最も学ぶべきこと、それを君は最もうまく教えることができるだろう。
(訳・村上龍)
原文は…
Learning is finding out what you already know.
Doing is demonstrating that you know it.
Teaching is reminding others that they know just as well as you.
   :
You teach best what you most need to learn.
ちなみに、佐宗鈴夫さんの方の訳だと…
学習は
すでに知っていることの
発見である。
行為は、知っていることの
実践である。
 :
いちばんうまく教えられるのは、
自分がいちばん知りたいと思っていることである。



「イリュージョン」の話


文芸翻訳をやりたいわけではないので、原書と訳書の両方を持っている小説は2つしかありません。

そのひとつが、 リチャード・バック(Richard Bach)の『イリュージョン (ILLUSIONS) 』。

原書を手に入れてちゃんと読み比べたのは最近のことですが、「もしも村上龍さんの訳じゃなかったら、自分にとってこんなに大事な本になってないかも…」と思いました。
Illusions
あとがき(「解説」)も含めて、これまで何度読み返したことか…

 # この本の翻訳の経緯や裏話が語られたエッセイなどがないか、探しています。
    もし知ってる方がいらっしゃいましたら、教えてください。

村上龍さんによる訳のものは、今はもう、中古でしか買えないみたいですね。
新訳版が出てるようなので、こちらも読んでみようかと思っています。

ちなみに、『かもめのジョナサン』は、五木寛之さんが翻訳をされていますよ。




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