
一昨日、『旅学』の打ち上げパーティが下北であった。心から素晴らしいパーティーだった。僕の人生の中でも5本の指に入るぐらい気持ちの良い空間だった。ありがとう。本当にありがとう。
パーティー自体は、なんの仕掛けもないし、飾り気もないんだけど、集まっている人たちが<やっぱり>素晴らしかった。
この『旅』という独特な文字。
方角の「方」に、宿の下で雨宿りをしてる人。
この独特な意味を持つ漢字『旅』。
それをキーワードに旅学の制作のために集まってきた達人たち。その人たちが一堂に会した夜だったのだ。
沢山の人と話をした。もう喉が痛くて切れそうなぐらい話をした。そしてほぼ全員の写真を撮った。初対面の人たちばかりだったのに、全然初対面ではないような気さくさ、暖かさ。昔から知っているような懐かしさ。だって、みんな旅人だった。
話ができなかった人もいるけど、誰だったのだろう。話が止まらなくなるぐらい面白い人だったに違いないんだよなー。
なんの仕掛けも無いって書いたけど、音楽のライブがあった。堤晋一。池田伸。向後さんとおみちゃん。体験あるのみなので、ここでは書かないけど気絶しそうなライブだった。あまりに凄かったので文章なんかでは書けない。堤晋一はヤバイよ、マジヤバイ。歌じゃない、あれは。池田伸は歌も凄いわ。歌というか歌詞。まいった。おみちゃん、ありがとう。
それにしても、ほとんど知らない人ばかりだったのに、『NO TRAVEL, NO LIFE』を読んでくれている人たちが沢山いたのには正直驚いた。グレゴリーの日本代理店の人たちも読んでいてくれて、社交辞令でもお世辞じゃなく最高だと言ってくれたのには驚いた。
池田さんの旅学の記事「戸隠」に同行したひろしさんなんて、会ってすぐさまノートラは今、日本で一番いい本だと言ってくれた。二番目にいいのが○○○だというのも恐れ入ったが(笑)。ノートラも僕の知らないところで、しかるべき人たちにもしっかりと伝わっているんだなーとビックリするのと同時に感謝した。
あの場所にいられたことにとても感謝している。
ホント、あの空間、また体験したい。
そんな空間を作れる人たちが作った本です。
旅学。