TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にてトリニティースクール(既に閉校しました)の姉妹校としてだけでなく、ブリティッシュクラシックバイクの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズです。

飛んだ。

P7290028金曜日の早朝、三菱の火花が気になりながら妻の実家の玄関に寄り、子供達の水着を回収して帰宅し仮眠。朝から学校で音楽部の練習があった娘の帰宅を待ち、昼過ぎに海に向かって出発しました。途中で「去年約束したシュノーケルが欲しい!」「地震で引っ越しの時に捨てたボートをまた買って!」と小遣いを吸い取られながら道に迷い15:00過ぎにやっと人気の少ないビーチに到着しました。シャワーが止まる18:00前までボートを漕がされて、途中で夕食を買って帰宅しビールを飲んだら気を失って気付いたら今日の朝でした、こんばんはトラヴィス・サイクルズです。






インドから到着したノートン16Hのリアスタンドは必要以上に重くてゴツイ、当店スクールの生徒さんは明日のプチツーリングに向けて愛車の掃除、その横で私は、夢にも出てきた1962年トライアンフTR6の三菱さん火花問題解決に向けて気力と体力を振り絞りました。
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結果、さきほど無事に火花が飛びました。原因はよくある複合的なもので、一から一つずつ確認・改善していき火花は飛んだもののあまりに火が弱くて、プラグギャップを極少にして何とか様になりました。今日はもう限界です。



短いですが、開業以来営業日は毎日更新中の当ブログ、2,669回目の記事投稿で何とか継続しました。

フルレストアは

本日は海外から極少量のパーツなどが到着しました。戦前トラに使うサドルシートスプリングや反則の刻印入りMT110テールランプなど。※安い英インチスパナセットは完売となりました。BAスパナセット追加発注分は残り4セットのみです。
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仕事の合間に1962年ノートン650SSの生徒さんは内燃機加工に出す準備を黙々と進めました。そして、62年TR6はと言うと三菱さんの火が一瞬飛んでいましたが、完全に飛ばなくなりました。先ほどまであらゆる事をやりましたが、万事休す。どうしましょう。
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当店でフルレストアはほとんどやりません。ほとんどがフルオーバーホールです。別に基準はないと思いますが、フルレストアと言うとリムまで全てバラし、めっきパーツ一つ一つの再めっきや交換、再塗装まで全てピカピカにした上で機能的な部分を修理する事だと思っています。当店では、海外で過去に綺麗にレストアされた車両の不具合がある部分を全てバラバラにして、必要な場合は再塗装やお化粧をして機能的な部分を中心に修理するフルオーバーホールをメインに行っております。

当店でフルオーバーホールした車両が雑誌で紹介されたり、個人売買されたりする際に「フルレストア済み」と紹介されるといつも困惑してしまいます。確かに、出来る限りバラした部分は綺麗な状態にはしていますけど、他の作業が遅れてしまうのが辛いです。

海外でフルレストアのベース車両というものは、オリジナル度が高ければ非常に高いですし、そうではないものは本当にひどい状態のものが多いです。更に数も少ないです。それらの車両を輸入してフルレストアの工賃を頂き、沢山の新品パーツを使用して組み上げるととんでも無い金額の車両になってしまいます。

そこで、過去にフルレストアされた車両を輸入してフルオーバーホールする方が結果的に一からフルレストアするよりも安くあがります。もうアメリカでユニットトラ650のベース車両が2000〜3000ドルで売られている時代ではないです。

更に車両全体の価格が上がっていますし数も少なくなっています。当店のオープン以来、沢山の車両を輸入して修理して来ましたが、高額な車両を輸入する事自体が段々と厳しくなって来ました。これからは、今まではあまり積極的にやらなかった国内に長くあった英車の修理などもやる機会が増えると思います。そんな代表的な車両で早速つまづいて落ち込んでいます。何事も経験なのは解っているんですけどね。




明日の定休は子供達を海に連れて行く約束をしていますので、本日はここまで。最後にお知らせです。7/30(土)は都合により12:00位からのオープンとさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。

ホーンが鳴ったよ!

P7270026一気に終わらせるつもりだった1962年トライアンフTR6の部分修理の様子です。つもりだったと言う事はまだ終わっていないと言う事です。止めたつもりなのにとめどなく流れて来るギアオイル、どうしたら良いものか。保留します。





コントロールケーブル製作に向けて、クラッチ&ブレーキレバーとツイストグリップを修正しました。クラッチが重いので、クラッチレバーピボット部分は大きく楕円になっていました。鉄製スリーブを製作・圧入しておきました。
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一番嫌なデュープレックスフレームのクラッチケーブルの脱着です。ギアボックス上のカバープレートを取り外さないと、ケーブルを取り外す事は出来ても取り付けが困難です。ところが、大きな三菱マグネトーさんが邪魔で外れません。「スタッドボルトを抜けば良いのね!」と思い、プライマリーチェーンケースの下側に隠れているナットを何とか取り外してみると、クラッチオペレーティングレバーに当たってしまい...。何だかんだで普通ならすぐに終わる仕事も数時間仕事で完全に開き直りました。クラッチケーブル製作完了。あまり意味が無いと思いましたが、想定以上にクラッチが軽くなりやって良かったと思います。
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フロントブレーキケーブルと珍しく曲がりさんを挟んだスロットルケーブルも製作完了です。ここで新品を修正したキャブレターもきちんと取り付けました。一つ一つ確実に改善しています。
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タペットクリアランスの調整をしようとロッカーキャップを取り外したら、キャップがえらい事になっていました。何のシールも無かった事は外から判りましたのでシールテープが沢山巻いてあった方は良いとして、何かのカチカチに硬化するシール剤が塗布してあったところは、バリバリと剥がしたり掃除したりするのが地獄でした。途中で目に飛んで来て悶絶、ち〜ん。覚悟はしていましたが、掃除が完了したロッカーキャップは3カ所がねじ込まずして着地してち〜ん。掃除が無駄になりましたが、3カ所はきちんとねじ込める新品に交換です。そう言えば、三菱さんはプラグに火が飛びませんけど置いておきます。
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シート下にむき出しでグリグリに押し込んである配線が怖くて、恐る恐る充電したバッテリーを繋いで電装系をチェックしたら、意外にも全て機能しました、ウソでした。ホーンが鳴りません。ホーン自体は居る様です。よく見たら、ヘッドライトケースの中で「ホーン」と書いてある線が外されて絶縁されています。ここから何とか相方の線を探すと、深夜にホーンが鳴り響きました!ホーンが鳴ったよ。嬉しい。まだまだ続く。
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こういう事を紹介して、別に文句を言っている訳ではありませんので誤解の無い様にお願いします。この車両は日本国内にて個人売買でオーナーを転々として来たものだと思います。知識や情報、パーツが無い中でここまで何とかとりあえず動く状態で保持されて来ました。個人売買やネットオークションで英車を買う場合はそれなりの覚悟が必要で、きちんと修理しようとすると安く買ったはずが逆に高くなったりします。高くなっても修理出来れば良い方で、中には取返しのつかない状態になっている車両も多いです。と言う事実を一人でも多くの方に認識して欲しいと常々思っており、それがどういう事なのかその一部だけを紹介しております。車両は安く買って英車専門店に持ち込むよりも、きちんと真面目にやっている英車専門店でのご購入をお勧めします。



最後にお知らせです。明日木曜日は朝からずっと外出する予定があり、オープンは12:30〜13:00位の予定です。ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。

暗算不可、太ももスカスカ。

久々の健康カテゴリーで投稿です。予想外の反響に驚いているBAスパナセットですが、ついに追加分まで完売となりました。これで10名の方々がBAブームに乗りに乗って下さった訳です。また慌てて更に追加手配した5セットも既に残り4セットとなっております。明日到着予定の安い英インチコンビネーションスパナセットも既に完売となりました。誠にありがとうございます。

準備はしていましたが、色々なものが到着して1日中あたふたしていました。1954年トライアンフTR5は外注第一弾が戻って来ましたので、合い間に作業を進めます。英国2カ所からはパーツが到着しましたので、一部をご紹介しておきます。
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それでもやっぱり使う時がある別体トラ500cc用のピストン、同じく別体トラ500cc4プレート用のクラッチプッシュロッド、トラリジッドフレーム用のリアブレーキロッドなどなど。ちょっとマニアックやねじさん達や一番丈夫だと思われるトラナセルハンドルバーグロメット、何かとグリスガンが必要なスクール16H用の携帯用グリスガン使い易いタイプ、サドルシートカバーの少しでも雰囲気が良いもの捜索中でした。
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画像では全く伝わりませんが、大量のノートン純正パーツ達です。当店でOH中の1962年650SSの第一弾が中心ですが、取り寄せ分も多数あり、ご注文先別に分けながら検品していました。ノートンでも順調にやってくれる数量違いやパーツ違いもチラホラ。これだけあれば間違うかぁ〜といった感じです。ここから650SSの明細や取り寄せ分の請求書を作成する為に、全品を単品計算する訳です。もちろん手計算では時間がかかり過ぎますので、エクセルの発注リストを加工した計算用シートに現地単価を打ち込みます。そこでノートンさんの場合は問題があります。当店はディーラーですのでディスカウントしてくれる訳ですが、その掛け率が全品違うんです。しかも複数発注パーツのディスカウント前の単価記載はあってもディスカウント後の記載がないので、シートに打ち込む際に割り算の暗算しないといけないのです。いちいち電卓を叩くのは面倒ですからね。
P7260034P7260035その時に愕然としました。数学は得意だと思っていました。過去の栄光にすがるおっさんのプチ自慢をさせてもらうと、高校生の時にあった熊本県下一斉数学テストで19番になった事がありますし、大学受験は国・英・数の変則3教科でしたから。ところが、複雑な暗算は仕方ないとしても簡単な暗算すら出来なくなって来ました(算数ですね)。そんなブログを書きながらPCチェアに座っている私の太ももやふくらはぎは、おじいちゃんの様にスカスカに細くなっていますし、何か色々なものが急激に衰えて来ています。

「助けて下さい。」せかちゅー風だと、映画版のささやく感じよりもドラマ版の叫ぶ感じの方が好きですオヤスミナサイ。

キャリア。

P72500411949年トライアンフT100用にお客様からご要望がありましたリアキャリア、プロにお願いしていたものが出来上がりました。パーセルグリッドのアールと同じにすると言うプロのこだわりが光る素敵なキャリアで、大き過ぎず小さ過ぎずのサイズです。普段はピリオンシートでツーリング時に付け替えて使用出来る様にします。ここからは私の仕事です。

連日ご紹介しておりましたBAオープンスパナセットですが、8セットが売れてしまいついに残り1セットとなりました。入荷は約1週間後の予定です。今後の追加仕入れは未定です。




バラす度に色々と起きる1962年トライアンフTR6の様子です。漏れ漏れだったサンププレートはアルミ製のフィンドタイプになっていましたが、サンプフィルターが簡易被せタイプになっていましたので、純正のモノに交換です。気になるスタッドボルト部分はとりあえず無事でしたが、プレートが分厚いのでスタッドボルトが短い。長いスタッドボルトに交換しても良かったのですが、何が起きるか判りませんしドレインボルト付きのプレートですのでキャップスクリューをシールして使用しました。同じく漏れ漏れだったギアボックススピードメーターケーブル取り出し部分はノートンさんのファイバーワッシャーを仕込みました。
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外側からシリコンをモリモリしてあったキャブレター部分、張り付きがありますのでプレミアの新品へ交換です。見事にボディーが歪んでいました。2次エアーを吸う → フランジのナットを増し締めする で歪んでしまったのでしょうか?
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スタッドボルトは適当なモノでしたがピッチが18山で助かりました。と思いました。長過ぎるのでインシュレーターが2枚、2枚になったのでしょうか?正規のスタッドボルトをねじ込んでみると見事に斜めっています。と言う事は!!!
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取り外すつもりがなかったマニフォールドを取り外すと、修理してありました。ヘリサートではなくて自作のこまで、斜めっています。しかも盛り上がっていてインシュレーターが座りません。更に両面共に見た事が無い位歪んでいましたので修正しました。ここから2次エアーを吸ってキャブレターフランジナットを無理に締め付ける事になり、最終的にボディーが歪んでしまったんですね。斜めのスタッドボルトはキャブレターやインシュレーターの穴をいじる事なく取り付けられましたので、目をつぶりました。
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ココで珍しい光景を。1949年トライアンフT100に使用するプリモノブロックキャブレター276とこのTR6に装着するコンセントリックMK1プレミアの修正作業を同時に行いました。ただえいまるさんが改善に長い時間をかけた276を早く確かめたかっただけなんですけどね。そしてその276、新品で大きな問題だった部分が見事に改善されていました、素晴らしい!!!早く試乗したい!この勢いでアッチのキャブも改善してくれれば良いのですが、以前あれだけ言ってもダメだったからどうでしょうかね。
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そしてMK1プレミアの方も当たりで修正が楽でした。どちらも作業後に組み上げてTR6の方がスロットルケーブル製作に向けて仮組みしておきました。

大変恥ずかしいのですが、日曜日の朝から体調が悪いです。どうやら風邪をひきかけている様ですので、今日は早めに帰宅して明日から出直します。

BAブーム到来か?

決して良かったとは言えないのですが、ご両親と関係者の皆さまのお気持ちが繋がったのですね。ずっと気になっていました。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160724-00000052-asahi-soci


スクールの1937年ノートン16Hは、クラッチなど細かい部分の修正をして国内新規登録へ向けての準備中です。まだ届いていないリアスタンド以外は全ての作業が完了しました。
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こちらもスクールの1962年トライアンフTR6SS、エンジン腰下をフレームに載せたら塗装が終わった前後フェンダーの取り付けです。まずはフロントフェンダーから。途中でフォークボトムのねじ山が終了したりしましたがすぐに治具製作+ヘリサート加工が完了し次へ進みました。
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リアフェンダーも大まかな部分まで取り付け完了です。次回からはエンジンの作業に入って行く予定です。
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ここでお知らせです。当店のレストレーションスクールでは常に生徒さんを募集中です。16Hの生徒さんがご卒業されたら日曜日に空きが出ます。車両はお持ち込み(一部例外あり)もOKです。お問合せはお電話かメールにてお気軽にどうぞ。宜しくお願いいたします。



昨日ご紹介しましたBAオープンスパナセットですが、既に5セットが売れてしまいました。誠にありがとうございます。日本にBAブームが到来した様ですが、あまりに狭くて小さなブームなのですぐに終わってしまうと思います。慌てて更に追加発注しましたのが、残り4セットのみです。※1週間後位の入荷予定です。
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購入ご希望の方は、ブームが終わる前にお早めにお問合せ下さい!!!!

BAオープンスパナセット。

本日は、BA規格の販売用オープンスパナセットのご紹介です。その前にBAってなんだよ?と言う方の為に簡単に説明を。BA(British Association)は、1800年代後半に誕生した英インチねじの規格の一つで1/4”よりもねじ径が小さい所謂小ねじの規格です。0〜16BAまであり、数字が大きくなるとねじ径が小さくなります。つまり英インチ規格時代の英車で小ねじが出てきたらBAです。一番多く使われているのは2BAで、トラでナセルが装着されている車両ですと5BAも使われていますし、タンクバッヂにも年式やメーカーによりますが2BAや5BA、4BAが使われます。ダイナモやマグネトーの中には更に3BAなども出て来ます。オリジナルのクラッチ・ブレーキレバーホルダーを固定しているのは1BAです。よく判りませんね。
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そんなBAのねじ達ですが、小ねじだけに頭がマイナスだったりして六角である事は少ないかと思います。但し、ナットが出て来るとこういったスパナが必要ですね。今回のスパナセットは英国のおなじみKING DICK社製現行品です。一番使う2BAがカブっていますし、現行品の中では一番スタイリッシュだと思います。英車ファンでしたら、何となく合うメトリックのスパナなんて使わないですよね。特にナセルトライアンフをお持ちの貴方のガレージには必須です。小さいからと言って極端に安いものではありませんが、今回は合計6セット入荷する内の先行分3セットが入荷、既に1セットは売れてしまいました。お問合せは、ご氏名・ご住所・お電話番号を明記の上でメールにてお願いいたします。

ちなみに先日ご紹介しました使える英インチの安いコンビネーションスパナセットは、もうすぐ追加の3セットが入荷します。既に2セットは売れてしまいましたので、こちらは残り1セットのみです。
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P7230028本日は定休明けの洗礼+嬉しい事に土曜日では珍しくご来客多数で、身体がもやもやしています。1962年ノートン650SSの外注第一弾は早くも戻って来ていますよ。





途中で配線の端子がスポスポ抜けたりはしましたが、1962年トライアンフTR6の部分修理も出来るところまで終わっております。気になるのは、少し置いているだけでどんどん漏れ続けるオイルさん。どうもやはりサンププレート部分とギアボックスのスピードメーターケーブル取り出し部分っぽいのですが、サンププレートを取り外して、そのまま再び取り付けられるのかどうかが今から怖いです。
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明日はスクール生徒さん2名様の日、これから帰宅して体調を整えます。

ヘルメットたぬき。

無題髪型をボブにしようとしたのは良いが失敗し、ヘルメットを被ったたぬきの様になってしまった母親。そんな母親の日常をキャラにしてしまった娘の才能に親馬鹿爆発のトラヴィス・サイクルズ店主、明日の定休は夏休みの姪と子供達3人を映画にでも連れて行こうと思いました。が、地震で沢山あるシネコン系が全滅で営業休止中、唯一やっている古い映画館のメインはあのサムラゴーさんのドキュメンタリー(サムラゴ―さんがもしもピアノが弾けたならを弾き語りしてくれているのならば観たい!)で幻滅...。結局、出来れば避けたかったプールに先ほど行先が決定しました。早く帰らねば。



1954年トライアンフTR5の外注依頼第一弾を完了させたと思ったら、外注をお願いしていた1962年トライアンフTR6SSの燃料タンクとフェンダーが戻って来ました。ピンストライパーによる手書きゴールドラインが素敵です。
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P7210012まだまだ続く英国からのパーツ到着ラッシュ、今回は注文したものの半分も来ない例のところからですが、ついに1/3位にまでなりました。しかし、ここにしか無いモノやここのモノが一番良いモノがあるから止めてもらったら困ります。勢いで一部をご紹介しておきます。






箱から出さずにスミマセンのクランプ式ハンドルバーミラーはスクエアタイプとラウンドタイプを常に大量在庫していますですの在庫補充、トラ650ツインPreOIF用のステアリングヘッドテーパーローラーベアリングキット、BSA用パーツ取り寄せ分です。BSA専用パーツは基本的に在庫しておりませんので、取り寄せとなります。
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トラ固定マグギアとキックスターターピニオンギアはココのが良い!レイシャフトASSYユニット前期用とギアは最近NOSが来なくなったので本当に生産している、禁断の.040USのコンロッドメタル、ナセルトラ用のFフォークインナーチューブなどなど。ここのインナーチューブはアレとアソコが決定的に台湾製を上回っているけどアッチがダメ、しかしアッチはあまり関係ないのでここのモノが一番良いという結論です。
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そしてこちらは1962年トライアンフTR6の様子です。アロイスリーブが届いたので作業を進めていました。1960〜63年までは同じのオイルシールホルダーですが、全く謎のオイルシール固定方法の為、傷を付けたくなければ専用ツールが必要となります。苦労して全て準備していましたので、一気に終えるつもりでしたが肝心な修正を忘れていました。元々のトップナットのねじ山が崩壊していたので新品に交換したいがその新品がダメなので修正が必要だという話しでした。
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まぁすぐにねじ山ヤスリで修正出来ると思っていた訳です。実際は違いました。新品の精度があまりに悪く旋盤にセットしたトップナットをいくらスリスリしてもビクともしません。めっきちゃんも硬い様です。仕方なく、古いインナーチューブで擦り合わせしようとしましたが、あまりにキツくて悪戦苦闘。結局万力に固定したトップナットを手に持ったねじ山ヤスリでスリスリ+旋盤でスリスリ+古いインナーチューブでスリスリ+最後の仕上げで旋盤でスリスリの合わせ技で切り抜けました。2個で2時間かかりもした。ちなみにこの新品は外れロットだった様です。なぜなら以前はこんな事にはならなかったから。問題なのはこの年式用の生産元が限られている事で、外れるとどうしようもないと言う事です。
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英車の新品パーツなんてそんな事が普通ですので、仕入れや修正も含めてそれをどうするかがプロの仕事なのに、それをスムーズに出来なかった僕ちゃんの負け。そんなところです。まだまだ土曜日以降続く。

一致。

P7190038スクールで完成間近の1937年ノートン16Hで一度やってみたかった事です。この車両は元々WD(軍用車)ですので、当時のディスパッチライダーコートを車体に置いてみました。完全に一致しました。当時はおそらくこのコートを着た人間が乗っていたのでしょう。生徒さんには暑くて申し訳ないのですが、このコートを着て試乗してもらいます。英国の取引先で1946年の16H(ガーダーフォークモデル)が売りに出ています。どなたか如何ですか?




先週木曜日に突然えいまるさんから連絡が入り、「君の分の930RHプレミアを準備出来たよ!」との事でした。9月の予定が珍しく随分と早まりました。そして、今日到着しましたので、当店で使用する分を除いて定位置に並べました。現在の販売用在庫は、プリモノブロック276のトライアンフ6T用が1個、コンセントリックMK1 626プレミアRHが1個、928プレミアと930プレミアのRH、LH共に複数です。
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こちらは先日英国から届いたパーツです。一部をご紹介しておきます。いつもの通り、英インチのねじ類、ナット類と様々なワッシャーが沢山です。相変わらずねじ在庫貧乏一直線の当店です。
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クラッチ関係やギアボックス関係、車体周りやその他の細かいパーツが沢山です。こうやってご紹介すると少なく思えますが、これだけで結構な仕入れ金額です。突然、忘れていたバックオーダー分を1個だけとか送るのは止めてね!もうすぐ到着する分と併せて、まだまだ英ポンド安の内に慌てて今日送金しておきました。
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1962年ノートン650SSの生徒さん、しばらくは洗浄地獄です。本日はあまりに気合が入り過ぎてあまり進まず。それでも楽しんで頂いて嬉しいです。
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明日は朝からアチコチに用件があり、少しオープンが遅れるかも知れません。ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。

経験。

P7190008本日は、1954年トライアンフTR5分解の様子をご紹介します。作業しながら「一体今までに何回位この作業をやったのだろう?」と考えていました。お金を頂いて経験を積ませてもらえる有り難い立場に私は居ます。もちろん、ただ経験すれば良いというものでは無いことは解っています。ただ、最近はインターネットの影響なのかどうなのか知りませんが、ネットでみた、他人から聞いた事実などを経験と本気で勘違いしている方も多いと個人的に感じます。そんな世の中で実際に沢山経験出来る、出来たという事は素敵な私の財産です。
こちらも今まで何度経験したか分からない「英国からパーツが到着」しています。今日はちょっと余裕がありませんので、後日ご紹介予定です。



シリンダーヘッドは特に大きなダメージが無くて安心しています。バルブガイドには全箇所ステムシールが取り付けられていました。お陰でいつも以上にガイドとバルブステムがガタガタになっていました。高性能?な化学合成オイルでも使用しない限りシールは不要なんです。問題のアロイタペットガイドブロックを取り外しました。アロイシリンダー前期の背が高いタイプですね。幸い、かじり等もほとんど無く状態良好ですが、ガイドブロックは段付き摩耗しています。新品ガイドブロックの外径を計測してみましたが、STDサイズを加工すれば使えます。良かった。この部分、ガイドブロックは当然消耗品です。ですから消耗品では無いシリンダー側を修理の際は傷めない様に配慮する必要があり、その簡単なプランは既に頭の中にありますし、経験もあります。
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フロントエンジンプレートを取り外すと車体が成立しなくなるTR5、どんどん作業を進めますがギアボックスはツールボックスを取り外さないと脱着出来ないというザ・TR5さんです。ツールボックス取り付けボルトの1本はリアスタンドのスプリングフックも兼ねていますので、まだ取り外したくないんですけど。
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エンジンも取り外し完了。今まで経験していなかったTR5のサンプシールドの取り付け方法がよく解ります。ブラケット側にナットでも溶接しようかと考え中です。
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クランクケースを簡単にパックリ。クランクシャフトのメインジャーナルは両側とも激しく摩耗していますが、一度リグラインドしてあるビッグエンドジャーナルの状態は良好です。コンロッドボルトはねじ山が瀕死の状態で交換が必要です。
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ガタが少なかった割にメタルが摩耗している様に見えてかなり心配になりましたが、厚い方の新品アンダーサイズメタルを取り付けて確認すると問題ありませんでした。3ピースのクランクシャフトも分解完了です。
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次は明らかにキックスターターのメカニズムがおかしかったギアボックスの分解です。この手のフィラーキャップの割りには傷んでいませんね、でも私は嫌いです。キックスタータークランクは折り畳み式ですが、後年の方式では無くてノートンと同じですね。
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さてさて、アウターカバーをパクりっ!出た出た、キックスターターピニオンのナットがグリグリに削れているパターンでした。キックスターターシャフトとクアドラントもポロリと外れて、スプリングも思いっ切り外れていました。おまけにアウターカバーのスプリングピンも大きく曲がっています。常にスプリングがナットに当たった状態で乗っているとスプリングが折れるかナットが派手に削れてしまうと言う過去にも何度か見たパターンでした。クラッチオペレーティングレバー部分に全くガタが無かったのは最高です!
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メインシャフトを無視して分解を進めました。丸くなったナットもロックタイトが塗布されていませんでした(むなしくロックタブワッシャーが残っていました)ので、苦労せずに外れてくれて良かったです。ギアの数個はドックが摩耗していて要交換、レイシャフト本体もかなり摩耗が激しく恐らく新品への交換が必要、メインシャフトは状態良好で再利用可能です。ここまで全てまとめると、変な修理は必要が無くこれでも状態良好だと思います。
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長いですが、まだまだ続く。ここまで読んで下さった方はお疲れ様でした。

力。

P7180008おいおい、少し前に苦労して刈った当店のイングリッシュガーデンの雑草がまた成長していました。早いよ。雑草よりも木?の成長が早くてビックリします。自然の「力」は恐るべし。








1937年ノートン16Hの生徒さん、単品製作した諸々を取り付けていよいよ完成しました。すぐさま当店裏の巨大駐車場にて試乗しました。大きな問題はありませんが、細かい問題は当然見つかる訳です。
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P7180017P7180016前にやった方が一生懸命製作してくれていた斜めのリアスタンドが見事にお亡くなりになりました。こいつの補強や修理はやる気が起きませんので、慌てて現在簡単に手に入るインド製を手配しました。インドの底「力」を信じたいのですが、まともには装着出来ないものと覚悟はしています。その他、細かい部分の改善をしながらもなぜか生徒さんは浮かれています。まだまだ終わってないぞ!!







部分修理でお預かりしていた1956年トライアンフTR6、ようやくパーツが到着しましたのですぐに作業を完了させました。この車両は当店で輸入後に最低限の整備を施して登録・納車したものです。やはり細かい部分でトラブルが続発しますので、出来る限り無い様に常識の範囲内でその他の整備も行いました。ほとんど終了していたキックスターターラバーを英国製の超硬タイプへ交換しました。ラバーと言うかもうプラスティックの領域ですので装着に一苦労します。先々週はコイツを「力」技で取り付けて手首を痛めてしまいまだ引きずっています。こんな時だからこそ、万力を利用してうまく装着する技を編み出しましたが、折り畳みタイプに限ります。
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3連休も最後だった本日ですが、相変わらずお問合せやご注文メールを沢山頂いております。土日祝日はご来客やお電話がほとんどゼロに近い当店ですが、メールだけは増えます。周りからは潰れないのが不思議だと思われているかも知れませんね。
そんな時は深夜に脳みそが停止しそうになりハンズマンから愛と光を貰おうとしていますが、聴き過ぎて頭が痛くなってきました。サヨナラ。

1937年ノートン16Hエンジン始動。

P7170012今日はスクールオンリーデー、1962年トライアンフTR6SSは、すぐにクランクケースを閉じて次の作業に移行しようと思いました。が、ベアリング部分の不具合と私の不注意が重なり今日はここまで。但し、クランクシャフトはウルトラスムーズで良いものになりました。次回はフレームに載せてから、次の作業に移行する予定です。





P7170011ノートン16Hは配線作業が終わり、いよいよエンジン始動に向けて準備です。オイルを回してしっかりと送れているかどうかを確認して準備完了!





油圧、バルタイ、特に点火時期は問題無さそうです。点火時期はやはり、英国から輸入した時は遅過ぎた様で、明らかに良くなりました。再利用したキャブレターもとりあえずは使えそうなので、生徒さんはニヤニヤが止まりません。そりゃそうです、この瞬間が一番緊張もしますし、問題無く始動した時は最高に嬉しいものですからね。



P7170013気分が盛り上がったところで、最後の面倒な作業です。サドルシートのブラケットを製作し直しつつ、簡単に脱着出来る様にスタッドボルトなども製作です。燃料タンクの取り付けも再度確認。3連休の明日は、いよいよ完成に向けて突っ走ります!が、どうでしょうね。

1954年トライアンフTR5の分解開始。

P7160028こちらは仕事帰りに夜な夜なやって来て1937年ノートン16Hの電装系配線を一気に終わらせようとする生徒さんです。今現在も最後の最後を繋いでいます。どうなる事やら。





1954年トライアンフTR5のOHを開始しました。まずは分解します。リジッドフレームのTR5と言えばTRW径の華奢なフレームに無理矢理オールアロイツインエンジンを搭載したバイクです。かなり無理矢理エンジンを積んでいるのがよく判ります。
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このTR5はアメリカで昔OHされた車両です。そして、その時はかなり状態が良かったベースであったものと想像されます。オリジナル度も高く、状態がよかったねじ類はそのまま再利用されている様です。ただ、使えなかったねじ類は米インチぶち込みか米インチで製作されています。面倒臭かったのか手に入らなかったかのどちらかなのでしょうが、かなり苦しい事になっています。そしてTR5と言えば、普通にロッカーボックスすら外れない問題がもれなく付いて来ます。どうにかスマートに外れる方法はないか探ってみましたが、結局シリンダーヘッドごと少しズラしてバラすしかなさそうです。つまり、逆に言えばフレームにエンジン腰下をきちんマウントした状態では、ちゃんとロッカーボックスまで載せる事が出来ません。
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ピストンは+.020で良かった、ヘッドやクランクシャフトビッグエンドの状態も良好、気になるシリンダーやタペットガイドブロックも良さそうです。このアロイシリンダーは曲者です。一見状態が良さそうに見えても過去にスリーブ入換えが雑だったり、割れて溶接した跡が沢山あったりします。その溶接をそのままにしていて組み上げた後に巣穴からオイルが漏れてくる...なんて事もありました。しかもこのシリンダーは新品がありませんし、中古も完全に枯渇しています。いつの日か再生産される事を望みます!!
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以前チェックしたタイミング側は状態良好でしたが、ドキドキしながらバラしたプライマリー側も状態良好です。TR5でプライマリーチェーンケース・カバーがダメなんてことになったら絶望的ですからね。
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過去に交換されていたカムシャフトブッシュはちょっとマズイ事になっていました。それより初めて見たTR5専用のサンプシールドが最悪です。こんなモノを取り付けたら、一生サンププレートを外してオイル交換をしようなんて思わないかも知れません。サンププレートのスタッドボルトは抜けて来たりしましたが、OHするので関係ありません。これが見ず知らずの別体トライアンフのオイル交換をしようとしてこうなったら、一気にテンションガタ落ちです。ですから、今部分修理中の62年TR6の漏れ漏れサンププレートを取り外すのが怖かったりしています。まだまだ続く!
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早いもので7月も半分終わり、来週からは子供達も夏休みです。休みが休みで無くなる私の地獄の夏が始まります。ただ、約束していたGWの旅行が中止になったので、ちょっと頑張ってみようと思います。

応急処置?

当店裏を流れる白川は、過去に何度も氾濫を繰り返して来た川であり当店開業以降も一度だけ熊本市内にを中心に大きな被害をもたらしました。当店裏でも少し堤防から溢れていました。その後に、氾濫した地域の堤防などは大規模な改修工事を終えていました。そうなったら心配なのが当店裏なのですが、今日、改修工事が完了している事に気付きました。いつの間に???しかもほんの数百メートルかさ上げしてあるだけです。応急処置である事を祈る、勘弁して下さい。
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熊本地震が起きて約3カ月が経過しましたが、ここ数日は余震も無い様で落ち着いて来ました。ただ、まだまだ地震前の日常を取り戻していない方々が大勢いらっしゃいます。娘の友達の中にも、建てたばかりの家が住めなくなり未だに避難所から学校に通っている子達が居る様で心が痛いです。出来る事ならば何とかしてあげたい...。大きな被害を受けた家の修理と言えば、やっと最近チラホラと修理をしている光景を見かける様になりました。大手のビルや商業施設、大手メーカーの住宅以外は、手が回らない様です。そもそもあまり報道されませんが、大手のイ○ンなどの巨大ショッピングモールは内部が派手に壊れていてどうしようもない様ですが。お客さんが居た時間帯だったら相当な犠牲者が出ていた事でしょう、だから報道されないのでしょうが。話しを元に戻すと住宅は応急処置出来ていれば良い方で、何もしていない住宅はこの雨でどんどん傷んでいるでしょう。どんな気持ちで我が家の姿を見ていらっしゃるのでしょうか。行政の負担で壊れた住宅を解体する事が決まりましたが、ニュースなどでは2年かかるなどと報じていました。住宅を解体する事でもらえる生活支援金は、確か十数カ月以内に解体が完了しないとダメな筈なので、これはきちんと行政が柔軟に対応するんですかね。

そして3カ月経って分かった事が、震源とそのすぐ周り以外の熊本市で被害が大きかったのが元我が家のエリアと当店の数百メートル先のエリアであったという事実です。確かに建築時に地盤をしっかりと改良したであろう最新の住宅でもひどく壊れています。古い家はとんでも無い事になっています。相当揺れたエリアだったのかぁと今更しみじみと思っています。本震の時は本当に爆撃されたかと思いましたから。自分の家や周りの家が壊れる音が凄かったです。

私と家族は、有り難い事に皆さまからのご支援もあり大変恵まれていました。幸せ者です。完全に落ち着いたら、何か出来る事をやらなければと強く思います。



部分修理の1962年トライアンフTR6は、前輪の基本整備も終わり出来るところまで組み付けてパーツ待ちの状態です。使用する前輪をフォークASSYと仮組みしてみましたが、心配していた問題は何もありませんでした。パーツが入荷しましたら超特急で残りの作業を行います。
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抜群に格好良い1954年トライアンフTR5はメインのリフトに移動しました。1962年ノートン650SSは、待機車両コーナーに移動して固定です。
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ところが、今更ながら燃料タンクがガソリンが滲んでいるのを発見しました。めっきダンクですよぉ〜。どうしましょう。考えながら明日の定休を迎えます。
TR5の分解と見積りが終わったら、1949年トライアンフT100と1968年トライアンフTR6の組み立てを進める予定です。

V字回復。

海外からは続々とパーツが到着しています。そのほとんどは小売りしないで当店で使用するものですが、工具だけは販売用です。英インチコンビネーションスパナ 1/8W〜9/16Wの8本セットです。価格が安いスパナセットはこれまでにも数種類販売してきましたが、コレが一番肉が薄くて使えるスパナです。厚みは高額なスパナのどれよりも薄く、当店では他のスパナが入らない時に実際に使用しています。今回の1セットはすぐに売約済みとなりましたが、すぐにまた発注する予定があります。購入ご希望の方はお急ぎの上でご連絡願います!
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当社の業績がV字回復!!と言うのはウソで、英ポンドが急激に高くなって来ています。円に対して一気に10円上がりました。これはマズイと、慌てて英国の2カ所に発注した訳ですが、これにノートンが含まれたものですから先ほどやっと発注作業が終わりました。もう脳みそがまともに機能していません。







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1962年トライアンフTR6のフロントホイールはブレーキを確認、ライニングは過去に日本で張り替えてある様で問題ありませんので、清掃とグリスアップのみで終わらせます。その他部分はどうしましょう。1962年ノートン650SSの生徒さんは清掃地獄に突入しているにも関わらず笑顔がまだ見えます。いつ笑顔が消えるのでしょうか(笑)。明日は早いものでもう木曜日です。ルーティンを終えたら作業に集中したいところです。

ど真ん中。

いきなりお知らせです。明日水曜日の夕刻以降、ノートン純正パーツとトライアンフ純正パーツを発注します。取り寄せご希望の方は、大至急ご連絡下さい!宜しくお願いいたします。

こちらはスクール1962年ノートン650SSの様子です。クランクケースを分割しました。ノートンツインでは珍しく、クランクシャフトタイミング側のメインジャーナルが若干摩耗していたのは残念でした。が、特に大きな問題はありませんでした。
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ビッグエンドジャーナルも大変良好で、クランクシャフトも分割完了で次に移りました。
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ギアボックスの状態も良好でした。消耗品は順調に摩耗していましたが、特に大きなダメージはない模様で一安心、生徒さんからも笑みがこぼれます。
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気になるシリンダーヘッドのロッカースピンドル部分は??バラしてみただけですが、大きな問題は無い様です。清掃が終わってからきちんとチェックします。バルブとガイドは残念ながらガタガタですので、両方とも交換します。タペットは、シリンダー側の固定スクリュー部分がなぜか割れていたものの本体は状態良好でしたので、再利用出来ると思います。
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さてメインイベントです。シリンダー上面に折れたまま抜くのを諦めてあったスタッドボルトの除去です。諦めた位ですから当然激しく固着している様です。上面をエンドミルでフラットにしたら、まずはど真ん中を慎重過ぎる位に狙って小さな穴を開けて貫通させました。エキストラクターでこの手のボルトが抜けた事はありませんが、まずはチャレンジすると抜ける気がしません。次はタップを立てて細いボルトで抜こうと思っていましたが中止です。5/16CEIのコアダイアを調べてギリギリのドリルでど真ん中を貫通させると、役立たずのエキストラクタ―で簡単に抜けて来ました。抜けたボルトはヘリサートのインサートの様に薄々になっています。生徒さんがアイスを買いに行った数分の間に大成功です!
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生徒さんもノリノリで外注第一弾の準備を終えました。「楽し〜い、時間があっという間に過ぎる!」こういった直球ど真ん中のお言葉を頂けると、スクールをやっていて本当に良かったと思います。ありがとうございます。

勉強。

久々に仕事以外の事を勉強した様な気がします。将来的に店舗を建ててその上に住居を構える事を考えていましたが、今回の地震で大きく計画を変更。この歳になって個人でローンを組んで自宅のみを建てる事になりました。恐ろしいですね。そこで最新の住宅の性能やその事情、土地の事などをかなり本気で勉強した訳です。そりゃ本気になります。そしてそれら以外に勉強になったのは住宅会社の営業マンの対応です。一応、私もサラリーマン時代は営業をやっていましたので、高額商品を売る営業マンに最初から興味がありました。商品やサービスだけが良くてもダメ、営業マンだけが良くてもダメな訳です。素敵な出会いもあり決断しましたが、改めて私自身を見つめ直す良い機会になっています。誰か安くて良い土地を下さい!


1962年トライアンフTR6部分修理、フロントフォークのお話し続きです。フォーク自体は途中でかなり引っ掛かります。ボトムメンバーがダメな様です。トップとボトムブッシュの間に入るスリーブはリストリクターも兼ねますが、今回入っていた鉄製の巻パイプがかなりインナーチューブを攻撃していました。本来はアルミ製で、昔は再生産が無かったのでどうしようかと思いましたが、ここ最近の再生産ブームで再生産されていましたので慌てて手配しました。ボトムブッシュを固定するベアリングナットはご覧の通りタガネ攻撃で瀕死の状態、ささくれがブッシュよりも飛び出てボトムメンバー内側を攻撃していました。一番底に入るシーリングワッシャーは本来のアロイとカッパーが重なりあって地層の様になっていました。苦労して取り外しました。UNFが入っていた方のピンチボルト部分はねじ山が崩壊、ヘリサート加工が必要です。
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オイルシールホルダーもかなり状態が悪かった。この年式は不可解な方式でオイルシールを押さえますが、その押さえが変形していてインナーチューブを攻撃済み。ボトムメンバーが変形しているのは、定番のフロントフェンダーステーブラケット固定部分のみならず、反対側からの衝撃でのヘコミもある様です。
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5/16inBSCでのヘリサート加工(かなり緊張しました)やシールホルダー部分の修正が終わり、先に進みました。
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とりあえず必要な新品パーツを揃えて、ボトムブッシュを加工、正しい工具でベアリングナットを締め付けて準備完了です。ボトムメンバー内側の修正を行い、無事に完了しました。書くとこれだけ、やるのは半日がかりです。何度もご紹介していますが、仕方なく旋盤でバルブコンパウンドによるラッピング仕上げです。やり過ぎたら本末転倒なので少しやっては当たりを見てピンポイント攻撃を繰り返しますが、その都度コンパウンドを徹底清掃しますので根気が要ります。
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新品アクスルシャフトを使用してまずはボトム部分のチェックです。問題ありません。次はトップ&ボトムヨークを仮組みしてピンチボルトを締め込みチェック、問題ありませんでした。インナーチューブのトップボルト、元々のものはかなりねじ山が傷んでいて修正不可能でした。在庫があった新品をチェックするとこちらもダメです。新品なのにスレッドファイルで修正すると言ういつもの感じで疲れますね。今回はお化粧無しで行きますが、まだまだ続くきます。
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明日は、朝から法務局に寄って出勤したら1962年ノートン650SSのスクールです。スクールでは生徒さんに教えるという立場ですが、恥ずかしながら私もまだまだ勉強中の身です。しっかりとやります。

193719622652.

今日は2652回目のブログ記事投稿です。まだまだ続けますよ。今日はスクールの生徒さん2名の日、1962年トライアンフTR6SSの生徒さんはギアボックスアウターカバーをやり直し。無事に完了してフレームに載せました。キックコッターピンはオーバーサイズを使用しています。デュープレックスフレームと言えば、ギアボックスピボットボルトが問題です。本来は薄い頭のボルト頭をプライマリー側から突っ込みます。プライマリーインナーカバーはその部分だけ逃がしてあります。こういう仕様なので、もしボルトがナメたらプライマリーを全分解しないと交換出来ません。なので、ハーフナットを使用して反対側から突っ込みます。これで、インナーカバーに接触しなければOKです。
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続けてフルコースでの修正、バランスファクターの変更が完了していうクランクシャフトを本組みします。最初から3ピースタイプが入っていましたので、再利用しました。そして、こちらもカムシャフトブッシュの交換・調整などが終わっているクランクケースにベアリングやダウエル類、スタッドボルトなどを装着しました。中間ギアスピンドルは、オーバーサイズをサイズ調整して使用しています。これでクランクケースを閉じる準備まで終わりました。何も問題が起きません様に!
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1937年ノートン16Hの生徒さんは、電装系の配線作業中です。マグネトー点火のダイナモモデルでウインカー無しですので、一番単純なタイプです。人生で初めての作業に戸惑う生徒さんでしたが、後半になってペースをつかみ楽しそうにやっていらっしゃいます。次回は全て完了する予定です。いよいよ完成が見えて来ましたね。
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P7090016部分修理の1962年トライアンフTR6は、想定通り状態が悪くて苦戦しています。サクッと終わらせて1954年TR5のOHに着手したかったのですが、考えが甘かった。詳しくはまたご紹介します。

頑張れ!朝日健太郎。

昨日の午後はお陰様でゆっくり出来ました。不在者投票にも行って来ました。東京なので直接応援は出来ないのですが、中学校のクラスメイトに期待しています。ずば抜けて頭が良く、性格も人物も間違いありません。ただの元バレーボール選手ではありません。

色々なものが到着していますのでご紹介しておきます。英インチの一規格であるBAのヴィンテージスパナセットです(既に売れてしまいました)。今現在BAのスパナを生産しているメーカーは極僅かなのですが、肉厚だったりでまともなモノが少ないのが現状です。どうしても選択肢がヴィンテージになってしまうのですが、数が少なくて大変希少です。
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昔は巷に溢れていたのに、最近はあまり見かけないアメリカ製のディアスキングローブです。夏場にバイクに乗るのに重宝しますね。円高ですので少量仕入れてみました。全部で5組仕入れたのですが、既に3組売れてしまい残りはオフホワイトのMサイズとイエローのSサイズの2組だけとなりました。イエローのSサイズは女性向きかと思いますが、汚れが目立ちますのでサービス価格にしてあります。オフホワイトのMサイズは私でピッタリ、かなりの薄手ですのでおススメです。
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その他、英国製ヴィンテージ眼鏡やSMITHSの腕時計も在庫しております。そしてついに、巷で話題沸騰中のPOZIDRIVさん(当ブログリンク集にてご確認下さい)のトライアンフパーセルグリッド用のタンクバッグのサンプル、コインケースなども入荷しております。当店で現物を直接手に取って確認出来ます(※完全オーダーメイドの受注生産との事です)。詳しくは、装着画像も含めて改めてご紹介させて頂きます!





P7090015少し前に例の部分を修理した1968年トライアンフTR6Rのクランクケースも内燃機屋さんから戻って来ました。やはり難がありましたが、きちんと面修正をしてもらいました。





スクール卒業生の1966年トライアンフ6Tサンダーバード、リアホイールのスポークをステンレス製から鉄製に自ら張替え完了。1937年ノートン16Hの生徒さんは、仕事後に夜な夜な参戦です。まともに装着出来そうになかった燃料タンクですが、何とかなりました。サドルシートも光が見えましたが、加工用の素材が無く今日は断念しました。細かい部分でなかなか大変ですが、確実に進んでいます。もう少し頑張って下さい!
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有り難い事に車両販売へのお問合せも沢山頂いております。煽る様でアレなのですが、本当に今はチャンスです。ご検討を宜しくお願いいたします。

不安。

P7060008数年に一度は自分自身に訪れる恒例のイベント、それは「ザ・不安」です。突然、自分が吹けば飛ぶような店の経営者である事を思い出し、「この先仕事が無くなったらどうしよう〜」とか「運転資金が足りなくなったらどうしよう〜」などうじうじと考えてしまいます。私はメンタルは結構強い方なのですが、意外と繊細なのです。そしてすぐに気付くのです、「今までも別に大して儲かっていなかったし、何だかんだで続けてきたし、この先も極端に儲かる事なんてまずない!」と言う事に。そのまま酒をのんでひっくり返れば恒例のイベントは終わりです。

不安を解消するにはとにかく仕事をするしかありません。所用で作業自体がなかなか進みませんが、1962年トライアンフTR6の部分修理の様子をご紹介しておきます。電装系の配線が繊細?で、ねじ類も英米日の大胆ミックスでバラしながらドキドキしました。


インナーチューブの交換が必要ですが、ステアリングヘッドベアリングは新品のテーパーローラーに交換してありました。確か過去にオーナー様に販売した様な気が...。
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ホイールやブレーキ周りもチェックしないといけませんね。その前にフロントフォークをバラそうとスプリングを抜いたら、一緒にガイドチューブやワッシャーなどが一緒にボロンするという事態になっています。まだまだ続く。
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相変わらず海外の販売車両にご興味をお持ちの方が多い様です。何かと先行きが不安な世の中ですので、趣味で高額な買い物は慎重になりますよね。「それでもこの円高でお得なので車両だけまずは押さえておいて後から予算を作ってOHしたい。」など、お客様のご要望には出来る限り対応いたします。お気軽にご相談下さればと思います。

明日はもう定休がやってきます。朝から祖母の施設の引っ越しを手伝ったり選挙の不在者投票に行ったりと予定がありますが、その後はゆっくりして土曜日からの仕事に備えます。

maxzen.

P7060017地震でぶっ倒れて以来、どんどん映る範囲が狭くなりついに防犯カメラの設定が困難になっていたTVモニターを買い換えました。その名もmaxzen、ジェネリック家電ってヤツらしいです。ここでお知らせです。明日木曜日は朝から外出しますので、オープンは昼過ぎ位の予定です。更に14:00前から15:30位まで外出の予定があります。ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。





こちらはスクールの1962年ノートン650SS続きです。ノートンツインでいつも苦労するエンジンスプロケットはKUKKO改の力で簡単に外れてくれました。その他プライマリー側に大きな問題は無さそうです。ただ、クランクケース横のパテントプレートはハマードライブスクリューが見当たらず、ただ貼りつけてある様です。折れていない事を祈ります。
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タイミング側にも大きな問題は見当たりませんでした。マグはキャンセルしてPAZONキットを組み込みます。そして、いよいよエンジンとギアボックスを一気に取り外しました。
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これでノートンフェザーベッドスリムラインフレームが露わになりました。今回、純正のプロップスタンドが取り付けられていましたが、とても安心して使えるものではありません。とりあえず延長する方向で考えてはいますが、それでも怖いでしょうね。
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生徒さんのご希望で、今回は外観もかなり綺麗にする方向でOHを行います。

車両販売には沢山のお問合せを頂いております。誠にありがとうございます。本日、ついに1英ポンドが120円台に突入しました。日本、世界経済の行方は気になるところですが、英車を輸入するには久々のチャンスです。ぜひご検討下さい。

1962年ノートン650SSスクールスタート。

内燃機屋さんからはまとめて戻って来ていますが、今度はこちらが追い付かず、苦しいところです。頑張ります。1968年トライアンフTR6Rに使用する燃料タンクは内部の処理が全て終わりました。もうすぐ英国から到着するトランスファーと一緒に外注塗装を依頼します。
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P7050008今日はレストレーションスクールで1962年ノートン650SSの生徒さんがスタート!大人の遊びを一緒に堪能しましょう。分解に入る前にねじの座学を3時間弱みっちりと行いました。お疲れ様でした。久々のマンツーマン講義でしたが、ねじの講義は毎回評判が良いです、と勝手に思っています。外観も綺麗で英国から到着した際に普通にエンジンがかかったこの車両、どうでしょうか?






ねじの座学で学んだ知識と工具の使い方を実践しながら、外装関係を取っ払いエンジンの分解へと移行しました。ピストンは+.040でまだイケる、例のねじ山も大丈夫でヘッドの状態は悪くなさそう、しかしシリンダーから上へ伸びるスタッドボルトが折れたまま放置してありました。この野郎!!!諦めやがって。抜くのに苦労しそうです(涙)。
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コンロッドビッグエンド部分はガタが少なく問題なさそうで一安心です。しかし、吹き抜けが凄いですね。タイミング側もプライマリー側も変な事にはなっていなくてこちらも安心しました。
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エンジンとギアボックスをフレームから脱着するのが非常に面倒なフェザーベッドノートンツイン、今日は初日ですので作業はここまでです。ぼちぼち進めますのでお楽しみに!

英ポンド安につき。

どうなってしまうのかイギリスさん、そんなところですね。遠方よりご依頼を頂いた1962年トライアンフTR6の部分修理の様子です。フロント周りとその他ダメなところ、というご要望ですので随時進めて参ります。今気付きましたが、車検が切れてます...。
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大量のオイル漏れは、どうやらサンププレート部分からの模様。配線は追加の追加でやってある様です。スロットルが妙に思いと思ったらキャブが貼りつき気味な上にケーブルが切れかけていました。出来るだけ良くなる様に最善を尽くします。






P7040011慌てて英国に在庫補充などの発注をぼちぼちしていますが、その第一弾が大きな箱で届きました。久々に取り寄せ分無しの在庫補充オンリーですので、そのまま全て在庫になってしまいます(悲)。一部をご紹介しておきます。※当店のパーツ販売は適正価格・納期をモットーにしております。在庫分の販売は、高い分の在庫が無くなり次第、随時円高を反映させております。




すぐに在庫が無くなるクラッチ関係やラバー類、とても品質が良いユニットトラ650用のエキパイ、本当に久々に再生産された別体トラ用リアナンバープレートなど。
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電装系全般やその他諸々、燃料タンクのセンターストリップはそのうち1個が無事に使用するタンクに合いました。
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トライアンフ純正?パーツももうすぐ発注しますので、購入もしくは取り寄せご希望の方はお早めにご連絡下さい!


こんな感じでトラヴィス・サイクルズではパーツを沢山輸入・販売しておりますが、車両の輸入もこれまでに約100台ほど実績があります。そんな当店が現在おススメする海外の取引先在庫車両は以下の通りです。※当店では基本的に在庫車両は持っておりません。お客様ご希望の車両を英国を中心とした海外で探して輸入するというスタンスです。

・1946年トライアンフ5Tスピードツイン  綺麗で価格は高い。
・1947年トライアンフ5Tスピードツイン  綺麗で価格は高い。
・1947年アリエル350レッドハンター   ガーダーフォーク、綺麗、価格は安い。
・1955年トライアンフT100タイガー   綺麗で価格は普通。
・1952年トライアンフTR5        そこそこ綺麗で価格は普通。
・1955年トライアンフ6Tサンダーバード  綺麗で価格が安い。
・1959年トライアンフT110タイガー   そこそこ綺麗で価格はやや安い。
・1969年ノートン650SS        マーキュリータイプ、綺麗、価格は安い。

英ポンド安の今が車両輸入のチャンスです。少し前に比べると1英ポンド50円位安くなっています。例えば現地価格で10,000英ポンドの車両ならば本体だけで50万円安くなった計算です。上にご紹介した以外にも沢山の車両が売りに出ています。ご興味をお持ちになった方は、必ずご氏名・ご住所・お電話番号を明記の上でお気軽にメールにてお問合せ下さい。宜しくお願いいたします。

レストレーションスクールの生徒さんを随時募集中です。

当店のレストレーションスクール部門では現在、1937年ノートン16Hと1962年トライアンフTR6SSを教材車とした生徒さんがお二人在籍中です。今週は新しく1962年ノートン650SSの生徒さんがスタートします。貴方もレストレーションスクールで英車をOH・レストア・修理して素敵な趣味を楽しみませんか?車両はこちらで用意する事も可能ですし、お持ち込みも大歓迎です。詳しくはお電話かメールにてお気軽にお問合せ下さい。

こちらは広島から移住してスクールに通う生徒さんの1937年ノートン16Hの様子です。元々がガチャガチャだったこの車両は、とにかく細かいものがまともに装着出来ませんので、一つ一つ解決しています。ツールボックスからリアチェーンガードに始まり、リアブレーキペダル・ロッド、プライマリーカバーと難題が続きましたが、生徒さんと着実にクリアして行きました。
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サドルシートと燃料タンクをきちんと装着しようとしているところで本日は時間切れです。これが終わったら電装系の配線を行い、いよいよ完成に向かいます。




こちらは隣県から通う生徒さんの1962年トライアンフTR6SS、ギアボックス組み立ての様子です。ギアボックスシェルの準備が終わりましたので、内部のメカニズムの説明後に生徒さんに実際に組み上げてもらいました。
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インナーカバーを閉じて、両シャフトのスラスト方向の遊びを確認後、実際に組み上げて問題が無いかどうかチェックしました。全ての傷んだ消耗品は新品に交換しますが、これは下準備(加工・調整)が大切です。過去の傾向から大体予測出来ますので、加工したブッシュ類を装着したアウターカバーを仮組みしてチェック・一発OKでした。メインシャフトとレイシャフトが大きく曲がっているなど状態は決して良くありませんでしたが、シェル、インナーカバー、アウターカバーは状態が良く素直に組み上げる事が出来ました、とこの時は思っていました。
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細かい修正やパーツ交換・調整が終わったアウターカバーも組み上げて、最後の儀式、アウターカバー閉じです。完成!と思ったら見事に不具合が発生しました。スリックシフトのクラッチオペレーティングアームのロケ―ティングボルトが何故かキックスターターピニオンギアナットに接触してしまいます。見事にノーマークでした。メインシャフトを交換したのが原因で、既に解決策は解っています。生徒さんにはご迷惑をお掛けしますが、次回やり直します。
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古い英車をきちんと修理しようとすると、見事なまでにスムーズに事が運びません。パーツを再利用するのには修正加工が必要ですし、新品パーツを使用しても同じく加工が必須です。いざ走ってみたらその苦労して取り付けたパーツの不良が発覚したり...。そんな苦労の先にあるのは自分自身で組み上げた調子の良い英車との生活です。苦労するのは修理の最中や組み上げた直後だけで十分、後は楽しみたいですね。そう思っている私です。

そうじおやじ。

7月ですね。昨日は子供達の授業参観でした。夏日で暑くて大変でしたが、毎回結構楽しみにしているのは私だったりします。色んなキャラの子供達は見ているだけで面白いです。
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そんな今日も曇りから晴れて来ましたので、ルーティンとパーツ発送などを終えたらついにやりました。「今絶対に余震くるなよ!」と念じながら店内の車両を交互に外に出してから、掃除機をかけて床を水拭きしました。地震後は車両を1台1台固定していましたので、なかなかやる気になりませんでしたがもう我慢出来ませんでした。大量の汗をかいて身体も心も店内もスッキリしました。その後は細かい作業をもごもごと行いました。
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P7020011同時にフォーメーションチェンジです。メインのバイクリフトにはもうすぐスクールが始まる1962年ノートン650SSが鎮座しました。考えてみればスクールでは初の650SSです。そしてサブリフトには部分修理でお預かりしていたデュープレックスTR6を乗せました。こちらの修理を終えた次は1954年トライアンフTR5のOHに着手、しつつ1949年トライアンフT100の終盤作業、をしつつ1968年トライアンフTR6Rの細々と作業、の間にスクール3台を進める7月となりそうです。体力勝負ですね。

ユニットトラ650プライマリードレイン部分の修理アゲイン。

ルーティンと月末の対応が終わったらずっとコレ、1968年トライアンフTR6Rの修理続きです。溶接する訳ですが、過去に溶接された部分が全てダメで参りました。巣穴だらけでアチコチが貫通しているのはまだ良いとして、その巣穴が酸化してしまい溶接のアークを出すとご覧の通り真っ黒になって火花が出て、まともに溶接出来ませんでした。そこを何とか抑え込んで、クラック部分はヘリサート加工するので太めに盛って、メインの部分も出口は完全に埋めてしまい、下がっていた合わせ面も盛り上げておきました。
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ねじ山は絶対にナメない様にする為、特殊アルミロウで埋めました。これが面倒です。まずはギリギリまで大きく穴を拡大した後にこれです。ケース全体が暖まった状態をキープしながら、ロウを流す部分をだけを約400℃弱の高温にしないといけないのと地面と水平にしないといけないのでこうなってしまいます。アルミロウは大きく盛り上げても覚めると落ち込んでしまいます。今回はギリギリOKでしたので次の工程へ移ります。
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P6300016今回は基準となるものがほとんどありません。アジャスターを装着して細かく計測・計算して位置決めするのが全てです。時間をかけてじっくりと行いました。下穴を開けたら、そのまま面出しちゃん3で座面修正、そして7/16inUNCのタップをたてます。これが大変、下穴ドリルもタップも悲鳴を上げますが、ここはステンコロリン赤に助けてもらいます。






そして見事に成功しました。アジャスターを締め込んでも抜けてきませんしラインもバッチリ、ドレイン部分もバッチシです。過去の分と私がやった分の見苦しい溶接が痛々しいのですが、これは外注で面を仕上げてもらった後に全部仕上げます。その後も無数のヘリサート加工が残っていますし、その他修正も全然やっていません。やっとスタート地点に立った感じですね。
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これをやらないととても定休を迎えられないと思っていましたので、安心しました。身体は頭の先までアルミ粉まみれ&作業場もトッ散らかしたままですが、もう帰ります。これをやるのでステンコロリン赤の洗礼を浴びて道具が錆びてしまいます。全く成長しない僕ちゃんでした。また土曜日にお会いしましょう!

停止中。

ここ数日余震を感じていないって言ったばかりなのに、今やっぱり来ました、こんばんは。1968年トライアンフTR6Rの燃料タンクを準備した様子です。背中に装着するストリップを在庫の中から探しましたが、合うものが無くて他のパーツと一緒に発注しました。英ポンド安祭りですしね。そもそも在庫分も既に何用なのか分からなくなってます。タンクバッヂは、元々のものが綺麗でしたので移植して確かめると大丈夫で一安心。ねじ山は全て大丈夫です。前側のマウントボルト部分は以前に修理してありました、少し傾いてましたけど関係ありません。内部の状態も悪くなく、とりあえず漏れチェックも兼ねてケミカル第一弾を投入しています。
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さて、クランクケースの方はと言うと私の身体は停止中です。カバースクリューの後ろ側5/16inの方は2カ所ともクラックが入っていて溶接が必要。そもそも全てのカバースクリュー部分はナメています。メインの部分は過去に割れたらしく派手に溶接してあります。しかも、仕上げた際にその部分だけが大きく落ち込んでいます。ドレインプラグ件アジャスターの穴も一度埋めて開け直してあるのは良いのですが、大きく斜めっています。しかも、そのせいで穴の深さ?が足りなくなりアジャスターを締め込むと本体が飛び出します。これを私にどうしろと言うのでしょうか?とりあえず、ボチボチと不要な過去の溶接部分を削り取ったり、溶接の下準備をしながらず〜と数時間やり方を考えていました。分かったのは以前のやり方では出来ないと言う事と、沢山溶接しないといけないと言う事、そしてねじ部分は強度を出したいのでやっぱり特殊アルミロウでやらなければいけない、と言う事です。私には難しい全体の面修正は大先生にお願い出来る事になりましたし、やり方のイメージは固まりました。落ち着いてやります。興奮して慌ててやっちゃダメな部分です。
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P6290017関係ありませんが、「おいもう片側は大丈夫なのかよ!」と反対側のクランクケースを眺めていた訳です。ここで急に思い出しました。ギアボックスカムプレートプランジャー部分、ハウジングをねじ込む部分の規格は5/8inの18山なんです。しかも、戦前の別体からユニットまで変わらない。何で?とずっと思っていました。なぜならUNF(米インチ)だから。今まで調べても分からなかったのですが、改めて調べると古い英車(カーの方です)のパーツ屋さんにヒントがありました。どうやら古くから管ねじである3/8inBSPと共に5/8inUNFが配管用として使われていたみたいです。間違っているかも知れませんが、どうもそれっぽいので修理が進まないモヤモヤはそのままでココのモヤモヤは解消された様な気がしました。しかし、やっぱり間違ってるかな?と更にモヤモヤするのでした、もう帰ります。

逃げてました。

P6280008ここ数日は余震を体に感じないので何だか不気味です。今日は朝から法務局で準備していた書類の不備に気付き、明日もまた行かないといけなくなりました。髪の毛が伸びて来てまた頭が膨らんで来ました。髪の毛は自分でずっと切っていますので、それが面倒でいつも伸びてしまいます。今日は早く帰宅して散髪です。1968年トライアンフTR6は細かい部分の準備や修理をした様子です。




曲がっていた右側のエンジンマウントプレートは修正、ナンバープレートのブラケットは日本のナンバープレートに合わせて曲げ直しました。他のものと一緒に再塗装します。左右のフットレストは、前の人が修正してくれていました。ありがとう!!!でもまだ少し曲がっていたので微修正しました。
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バッテリーキャリアのストラップ2個、例の1/4inのねじにメトリックのナットをねじ込んであった様で瀕死の状態でした。こんな細かい部分でも後で気付くと一気に作業が遅れます。元々ここのねじは皿ねじ?を真鍮ロウで固定してあります。そいつを揉み取った後に真鍮ロウを削り取り、皿ねじ?を1/4inUNFで製作した後に溶接して仕上げました。これで大丈夫です。ねじは、都合が良いのでオリジナルよりも長くしてあります。
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残念ながらガタが大きかったリアブレーキペダルピボット部分です。ここは以前に何度も同じ修理を紹介していますが、ペダル側の修正が困難です。やるならば、一旦切り取ってからという別体ギアボックスのクラッチオペレーティングレバーの修理方式になってしまうので、出来れば避けたいです。そこでインチキかも知れませんが、今回の様に修理する事がほとんどです。まずはプレート側の穴を最小限に拡大します。それからペダル側の先端の段付き部分が邪魔ですので最小限に削り落とし、肉厚が0.75mm位の鉄製スリーブを製作してペダル側に被せます。スリーブがキツイと膨らみますので注意します。少し渋い位のガタ無し素敵なリアブレーキペダルピボット部分になりました。
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P6280018燃料タンクはオーナー様のご希望で、USタイプに交換します。塗装に出す前に中の処理や諸々の準備がありますので、現在進行中です。






そして、ついにコイツの修理をするタイミングになりました。クランクケースプライマリー側の例の部分です。過去に一度だけ完璧に修理したのですが、恐ろしく大変でしたのでずっと逃げていました。逃げてもいつかはやらないといけないのだ。
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頑張ります。

鉄。

P6270008ベルトサンダーで鉄を削った後は、いつまでもお口の周りが鉄臭い。それは髭に大量の鉄粉が絡まっているからです、こんばんは。1968年トライアンフTR6Rに新品ステンレスフェンダーを取り付けた様子をご紹介しておきます。ポイントは出来るだけ真っすぐに取り付く様にステーの穴を開ける事なのですが、これがなかなか難しいです。新品のフェンダーは大きく捻じれていますし、それを支えるステー類もほとんどが曲がっていますので。新品フェンダーの中にはステー用の穴開け済みというものがありますが、絶対に選択しない方が良いと思います。個体差が特徴の英車ではまずその穴にステーが合わないです。
とは言え新品のフェンダーですので出来るだけ真っすぐに装着したいです。ほとんどの英車のフェンダーは真っすぐに装着されていないので、よく「こんなもんです、英車ですから。」なんて言うのですが、新品だと自分のせいになってしまう...アルヨ。




一気に穴を開けられませんので、少しずつ全体で真っすぐになる様に穴位置を決めては開けてまた仮組みしてを繰り返します。使用するボルト類は全て鉄製UNFに統一してありますが、本当はステンレス製に緩み止め対策をして使用する方が良いのかも知れません。今回は台座もテールランプASSYもNOSのUS仕様仕様にします。ユニットですので裏側に配線カバーが装着されます。その穴も開けます。
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リアフェンダーはあまり変に苦労する事なく、綺麗に装着出来たと思います。
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フロントはあまりにもがいたので途中の写真を撮り忘れました。何にもがいたかというと、前のステー2本が大きく曲がっていて、その修正にです。綺麗にパウダーコートしてあるので傷を付けない様に主に手に持って手力だけで修正しました。疲れましたが何とかなりました。
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新品てかてかのステンレスフェンダーが輝いていて、店内の明るさが普段の2割増しです。ちなみにトライアンフで60年代中盤位から存在したであろうステンレスフェンダーのステンレスは、オリジナルもリプロも思いっ切りバッチリ磁石が着くマルテンサイト系です。簡単に言うとしょぼい方のステンレスです。通電も大丈夫でボディーアースOKですので、その為だと信じたい。
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忘れていたセンタースタンドのピボット部分修正の様子です。妙にガタガタするので確認すると変な事になっていました。バラすとピボットボルトもスタンド側もフレーム側も問題ありませんでした。ナットを交換して正しく組み上げるだけです。ボルトはステンレス製でしたが、ここは問題ありませんので修正して再利用しました。トラツインのセンタースタンドピボットボルトねじ山部分は別体だと1/2in、ユニットになると7/16inと1/2inが存在します。1/2inの方は20山なのでUNFだと思われがちですが、本当はCEIでしてボルト頭とナットのサイズが英インチを自己主張しまくっています。「○○年式のユニットトラに合うピボットボルト下さい!」と言われても答えは「どちらなのか分かりません。」になってしまいます。センタースタンドが交換されているかも知れませんからね。そして無事に改善完了です。今回はユニットだったから良かったものの、別体だと絶対にやりたくありません、念の為。
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皆さんご存知の様に英国がえらい事になっていて、極端な英ポンド安になっています。130円台なんて久々です。今ですと現地価格が上がってしまった車両も買い易いと思います。40年代の5Tや50年代のT100なんかも売りに出ていますよ。とりあえず車両だけを輸入しておくというのもアリです。

※6/28(火)は朝から法務局に行きますので、混んでいたらオープンが遅くなるかも知れません。宜しくお願いいたします。

まとまり。

スクール1937年ノートン16Hの生徒さん、今日はこれに掛かりっきりでした。リアチェーンを装着する、怪しいステンレスのメトリックねじ類を全部交換する、前後ホイールをきちんと装着し直すなどなど全てが大変でした。輸入した元々の状態がガチャガチャの極みでしたが、限られた予算で何とかまとまりつつあります。まだまだ色々とありますが、生徒さんと一緒に最後まで仕上げます!
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そんな最中に突然えいまるさんからの荷物が届きました。中身はT100用のプリモノブロックキャブレターと930LHのみ。T100用の1個はトラヴィス号に使用する予定ですが、アルバイトさんも居ませんので誰も装着したりセッティングをする人間が居ません。復活はまだまだ先になりそうです。
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1968年トライアンフTR6R、リア燃料タンクマウントボルト部分の修理をしました。この部分、なぜか硬くて下穴を開けるのにも一苦労です。冷や冷やしながら治具をセットしてタップを立てました。そしてヘリサート加工完了です。前後フェンダーはオーナー様のご意向で新品のステンレスに交換しますので、その準備です。
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あっ!センタースタンドの修正をすっかり忘れていました。明日以降にどんどん進めたいところです。
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