TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にてトリニティースクール(既に閉校しました)の姉妹校としてだけでなく、ブリティッシュクラシックバイクの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズです。

溶接困難系。

いきなりですがスクールの1939年トライアンフ5Tスピードツイン、先週完成したギアボックスをとりあえず車体に載せました。まだ外注塗装が戻って来ていませんので仮です。タイミング&プライマリーカバーも面修正後に傷消し&ポリッシュです。
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P8220005私はその間に1950年トライアンフ6Tサンダーバードに試乗して再修理が終わったスピードメーターのチェックです。熊本新港まで二往復して大丈夫でしたので、お引渡し可能となりました。






1939年トライアンフ5Tに戻ります。問題なのはプライマリーチェーンケースの方です。裏側のチェーンガード部分は過去に割れた様です。何かのケースから切り取ったピースをアルミリベットと接着剤で取り付けてありましたが、チェーンが暴れて削れてしまい取れかかっています。どうでも良い箇所ではありますが、せっかくですので最善と思われる修理を施します。
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P8220007その前にヘリサート加工です。リジッドフレームではこの部分にリアチェーンガードを取り付けますが、半分以上は雌ねじがナメています。ボルト・ナットで固定されている車両も多いです。せっかくなのできちんと修理します。規格は1/4”BSWです。バッテリーキャリアを取り付ける5/16”BSWの雌ねじ部分も傷んでいる事が多いのですが、今回は大丈夫でした。







そして綺麗に分離させたピースをどうするのか?完全に溶接はしません。派手に歪みますので。そもそも溶接は困難かと想像されます。綺麗に整形した後に下処理をして、歪まない箇所と数カ所をスポットで溶接しました。その時に想像以上の事が起きました。十分に処理をしたにも関わらず、溶接のアークを出した瞬間にボボボォ〜と爆発します。果てしなく中から油や不純物が飛び出して来ます。何とか抑え込みました。
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開先を取っておいたので、その部分に高級デブコン先生を盛りました。乾燥後に綺麗に仕上げてポリッシュするとアルミの様に光ります。また来週〜。
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当店では委託販売の1954年トライアンフTR5と1960年ノートンドミネーター99の新オーナー様と、レストレーションスクールの生徒さんを募集中であります。

TRAVIS CYCLESについて。

はい、カメラのデータを間違って消しました。頭がクラクラしました。ネタ無しです。気を取り直して、ちょうど良い機会ですので当店の詳細を改めてご案内させて下さい。私がホームページを廃止してしまいこのブログにまとめてしまった為に非常に分かり難い様です。営業時間や定休も含めていまだに沢山のお問合せがあります。本当に分かり難くてすみません。

このブログの右側には上から「最新記事」・「Archives」・「Categories」・「最新コメント」・「Livedoorプロフィール」・「リンク集」があります。その「Livedoorプロフィール」に営業時間等は明記してあります。
そして「Categories」の中に更に細かく説明しております。

結局分かり難いので、また簡単なホームページでも作ろうかと思っています。思っているだけでなかなか実現出来ていませんが。

ネタが無くても無理矢理ブログ更新、たまにもお許しを。

最後にお願いです。以前もお知らせしましたが、店舗の移転を本気で考えています。熊本市内で良い物件をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい。宜しくお願い致します!

呉氏 VS イッシー。

お陰様で3日間の夏休みを満喫して来ました。広島市内観光からの呉フルコース、尾道からしまなみ海道を通って人生初の四国に渡り、フェリーで大分へ。帰宅したのは昨日の23時過ぎでした。呉市公認の呉氏が登場した事で、ゆるキャラ界でのイッシーはその地位が危うくなりましたね。
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P8170011修学旅行で行った時はあまり深く理解出来なかった広島市ですが、社会人になって行った原爆ドームではしばらくその前から動けなくなりました。そして今回も。子供達には大人になって再び訪れて欲しいです。







呉ではちょっとチャラい聖地巡りを。すみません。偶然ですが仁義なき戦い他も。真っ先に登った灰ヶ峰の砲台跡では複雑な気持ちになりました。日本を命がけで守ってくれた方々のお陰で私や家族がいます。
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呉での夜には当店スクール卒業生のKさんにも会えました!雨なので1937年ノートン16HWDではなくスクーターでしたが、ぜひ16Hで(この画像はご本人から頂きました)灰ヶ峰に登って欲しいです。潜水艦が並ぶ姿も凄かったです。とにかく呉に惚れ込みました。たとえ寂れたとは言え、昔から栄えた町は雰囲気が違いますね。ぜひまた訪れたいと思います。今度はトラで。
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なぜか35歳を過ぎてから憧れを抱く様になった四国からの瀬戸内海は美しいの一言でした。そこはまさに光の国。今度は小豆島にバイクで行きます!
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先週、英国から送り忘れのパーツや携帯空気入れが届きました。しかし、またパーツの入れ忘れがあり、これには流石に旅疲れした腰が砕けました。ちなみに携帯空気入れですが、基本的には取り寄せをお断りしております。理由は無数の長さがあり車種によってそれぞれ異なる上に、その長さの解釈が難しいからです。今回も製造元が説明している長さよりも短くて、改造してお客様のもとに発送しました。
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連休明けの対応も先ほど全て終わりました。明日からまた通常営業です。

パイセンノーパンストーン。

深夜にスポーツクラブ経由で当店にご来店のパイセンでしたが、どうやら着替えのパンツを忘れた模様です。「なんですか、じゃぁまた同じパンツを履いたんですか?俺、それ出来ないんですよね。」なんて声をかけたら、まさかの深夜の小さいパイセンをお披露目下さいました。ノーパンでした。スズメのおじさん以来です。

そんな感じで、朝から筋トレをキャンセルして病院に行って来ました。月曜日の朝から下腹部に猛烈な痛みを感じてのたうち回ったからです。墓参りで実家に行った際に母へ確認すると、5人家族のうちで私以外は全てストーンの摘出実績ありだったのです。それでビビッての主治医のもとを訪ねた訳です。その主治医は、肺のレントゲンを撮ろうものならば、診察室に入った際ににレントゲン写真を険しい表情で見つめたまま黙って腕組みで私も迎え入れ、「綺麗な肺です!」と宣言するお茶目な方ですが、腕は間違いないですし信頼しています。今日もおしゃべりしながらのエコー検査中に急に無言になるなどの技を披露して下さいましたが、結果としては左腎臓に素敵なストーンを発見です。腫れてはいませんでしたので、様子みましょうで終わり一安心です。

P8160001英国にOHを依頼していたマグネトーの一部が戻って来ました。依頼して7カ月です。世界中から依頼が圧倒しているにも関わらず家族経営の為こんな納期になってしまう様です。それでも仕事が素晴らしいので良しです。余計に1個あったOH済みのマグネトーですが、すでに売れてしまいました。ありがとうございました。






1939年トライアンフ5Tスピードツインの生徒さん、ギアボックスの続きです。ギアボックスシェルをオイル漏れ対策をしながら組み上げて次の作業です。傷んでいたキックスターターシャフトとクアドラントは両方新品に交換です。アウターカバーのブッシュも加工した新品へ交換です。かなりタイトで心配なので、インナーカバーと仮組みしてチェックしました。その結果、とても素直な良品ギアボックスでした。ギアチェンジスピンドルの方を少し加工しただけで完璧な状態になりました。
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アウターカバーのギアチェンジクアドラントプランジャーとガイドプレートは、傷んでいましたので他の消耗品と一緒に新品へ交換です。プレートを交換したのは初めてです。理由は以前に裏表逆に組み付けられていたりしたので、歪んでしまっていて修正が難しかったからです。しかし、パーツ整理箱から何でも出て来ます。
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どんどんいきます。一応新品も手に入るのですが、まともなものが無いレイシャフトローギアブッシュは単品製作です。ちなみに50年以降とは径が違います。ご覧の様に49年までは全く違うのです。ブッシュの単品製作は基本的に時間の無駄です。専門店ですので、既製品の中から使えるブッシュを探して選択して在庫する方がスピードも上がりますし、コストも抑えられるからです。使える既製品ブッシュが無い場合は、一度は製作したとしても後は数をまとめて外注製作した方が良いです。意外と忘れられがちなシフトフォークのローラーも傷んでいる事が多いです。今回も数ある在庫の中から最適な新品へ交換しました。
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組み方も少し独特な49年までのギアボックス、一度仮組みしてインナーカバーまで閉じ確認した後、生徒さんご自身で本組みです。今回は状態が良かったキックスターターピニオンギアを交換しません。クアドラントは新品で相性が心配ですので一度仮組みして確認しました。問題ありませんので、ピニオンギアを本組みです。
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新品リターンスプリングの巻き調整が終わりアウターカバーを閉じました。そして準備していたその他諸々も取り付けてギアボックスが完成です!作動チェックしましたが、何の問題もありません。次回はクラッチなどの作業を行う予定です。
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最後にお知らせです。8/17(木)〜8/19(土)は夏季休業とさせて頂きます。家族で広島・呉旅行に行きますので空から何が落ちてこようが楽しみです。8/20(日)10:00〜通常営業致します。

花火大会強行開催の驚き。

私の地元は昔から続く精霊流しが有名で、花火大会(当店も少額スポンサー)も一緒に行われます。それが今日だったのですが大雨でした。花火大会に行くはずだった私の家族も引き返しました。ところが、何と花火大会を強行開催した様です。気合が凄いです。

再修理の1950年6Tのスピードメーターが戻って来ました。どうやら振動で板バネが外れてしまっていた様で...。板バネも交換した様ですがバイクに装着するメーターが振動でダメと言われてもどうなんでしょう。今回は先回よりも長くしっかりと確認試乗をしたいのですが、雨が続いています。
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1939年トライアンフ5Tのスクール生徒さん、ギアボックスの修理を進めています。例のカムプレートブッシュはいつものフタ付きに交換しますので、内・外径の調整を行い圧入しました。どんどん進めます。
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ハイギアブッシュはディスタンスピースを挟んだ2ピース構造です。ここは後年と共通ですのでワンピースタイプに交換です。但し、戦前車の場合は飛び出し量に注意です。ここをユニットと同様に飛び出させるのは少しずつ漏れてくるギアオイルをプライマリー内に逃がす為です。賛否両論あるとは思います。クラッチプッシュロッドブッシュも調整後に交換完了です。今回もプッシュロッドも修正してあります。
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例のシャフトにはいつもOリング溝加工済みです。インナーカバーのブッシュ類は全て新品を調整後に交換完了です。49年まではキックスターターシャフト部分にも鋳鉄製ブッシュが入るのが特徴です。この方が良いですよね。まだまだ続く。
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P8150013最後にまたご案内です。9月に入ったら英国のスペシャリストにマグネトーのOHを依頼する予定です。既にお一方が便乗をご希望ですが、他に便乗OHをご希望の方はいらっしゃいませんか?但し誠に勝手ながら、決して安くはないOH代金と納期にご理解の無い方からのご依頼はお断りさせて頂きます。詳細はお気軽にお問合せ下さい。宜しくお願い致します。

このブログを更新したら、パイセンと深夜の打ち合わせです。

やれば出来るじゃないかパターンもあり。

P8140041パーツ到着でアタフタしていたら、2台のバイクが同時に到着する様で、その対応にまたアタフタです。しかし、いつも不可解なのが船便で輸入した際に発生する船社チャージ?荷役料?です。毎年どんどん高くなっているイメージがあります。いや、間違いありません。何の取り扱い手数料なんですか?なんて噛み付いたら間違いなく港に沈められますね。航空便で輸入する際はもちろん発生しませんが、航空便との差額を埋められるかどうかは微妙なところであります。




今日も昨日の続きをやりながら海外送金も2件済ませている最中に、英国からスポーク&ニップルセットやパーツが到着して僕ちゃんを追い詰めました。
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1960〜63年用のトラフロントフォークゲイターは、台湾製が1、2年位前から驚きのロークオリティーに変化しましたので、ちゃんと昔の方法で生産してますの英国製に切り替えています。コイツだけは一番安定していたのに。取り寄せ分のBSAパーツやケーブル製作用の諸々や2BAのスクリュー(2BA在庫量熊本一!)、マチレスG80に使用するとんがりクラッチ&ブレーキレバーも到着しています。とんがりレバーはここのあのブランドが間違いなくトップクオリティーです。
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P8140051無いよ、無い。今回はBSAのチェーンガード中心位の勢いだったのに入って無い!画像のものが入っていたので調べてみると、これがチェーンガードとA65のナットらしいです。チェーンガードではなくてボルト1本、ナットではなくて別体トラのクラッチプッシュロッドアジャスターです。先回も大物である別体トラリアスタンドが入って無かったんですけど。2回連続はいかん!という事ですぐにボスに連絡すると、その手下さんからすぐに連絡がありただちにに送るそうです。ちゃんとして下さい、お願いします。人間は必ず間違うから仕方ありませんが、流石に2回連続大物はダメですね。






更に追いつめられていると、今度は英国のもう1箇所とノートンさんから荷物が到着しました。こちらはタイヤを送る際はタイヤを完全なる緩衝材と考える様で、生で送ってくることが多いのですが、何と今回はシュレッダー屑をちゃんと袋に入れて緩衝材にしていました。やれば出来るじゃないか!ぷにゅぷにゅ緑(もしくは白)とかシュレッダー屑そのままとかは、確実にゴミ袋を膨らますだけなので助かります。ノートンさんは相変わらずの安定感で梱包が丁寧で上手です。それでも逆に安定して間違いがありますけど、今回は期待を裏切りワンミス(数が足りない)だけでした。まぁ間違ってる訳ですけど。
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中身の一部です。相変わらず価格を勘違いしている(知る人ぞ知る)ベアリング類、なぜかここしか生産していないA65のQDブレーキドラムやアロイクラッチハウジング、AVONタイヤや久々に再生産のCEI規格のトラQDリアブレーキアンカープレート、ピストンリングなど。もちろん注文したものの半分も到着していませんけど、こちらは慣れていますのでそれを見越して発注しています。
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実家に墓参りに行き中断した後に今度はノートンパーツです。少し前に再生産されたドミネーター用シート、取り寄せ分のパーツに1962年ノートン650SS用パーツが沢山です。
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P8140065ここからはA65取り寄せ分パーツの加工です。苦い経験豊富なオーナー様からのご依頼ですが、本来は基本的に承っておりません。当店で過去にOHした車両のオーナー様ですので承りました。新品ブレーキドラムに新品スプロケットを取り付けます。案の定そのままでは装着出来ませんでした。調べてみると世界中で騒いでいる方が沢山いらっしゃる様です。





迷わずスプロケット側を加工します。段付き部分の径が小さい上にかなり偏芯していました。中心でセットすると外は振れていなかったので段付き部分のみを切削して、ドラムにピタリと装着出来る様にしました。ところがやはり取付けボルト穴が合いませんでした。ここでどうするか?ドラムにハメたまま旋盤で確認するときちんと振れていない様です。BSAのQDドラムで以前にあったベアリング圧入部分の振れも無い様で一安心。ここでボルト穴を拡大後に取付け完了、ベアリングも取付けました。ちなみに取り寄せた5ケ入りサークリップは分厚過ぎて使えずゴミになりました。この様に英車の新品パーツ残念ながら加工無しに使えないものがほとんどです。コレを自分自身で出来る方は良いのですが、出来ない方は工賃をお支払いになって専門店へご依頼になるしか方法はありません。そういうものです。
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P8140064残りのパーツを海外に発注しつつ、まだ2箇所から到着していないので少しビクビクしています。この2日間で発送分のパーツを大量に梱包しました。レターパック8枚にガムテープを2巻使い果たして、もうクタクタです。しかし、お盆でも仕事がある事は本当に幸せです。皆さま本当にありがとうございます。

悲しい出来事2件。

P8120020定休に引き続き昨日もお休みを頂きましたので、ちょっと早かったのですが遠方の墓参りなどに行って来ました。1日目はカングーで熊本県北部にある南関町へ行きました。そして2日目。帰りに海に行きたかったのでハイエースで熊本県南部の人吉市と水俣市に向かいました。ハイ、ここでまずは悲しい出来事が起きました。高速に乗った途端にハイエースから焦げ臭がしてきて一番近いインターから緊急で降りました。エアコンが完全に終了しました。プチトラブル続出のこのハイエースはもうダメでしょう。エアコンから風すら出ないハイエースで何とか家に戻り、すぐにカングーに乗り換えて無事に墓参りを済ませて夕刻から少し海で遊びました。クタクタで家に戻る途中にセブンイレブンで息子がお買い物です。ソフトバンクホークスが好きな息子は、ずっとホークスグッズが当たる800円のくじ引きをする為にバイト(お手伝い)を頑張って来ました。そして、欲しかったマグカップを見事にゲットしました。家に着くとマグカップを洗わずにオレンジジュースを飲もうとするほど喜んでいました。飲み終わって、自ら綺麗に洗って食器棚に大切に収納しようとした時でした。自ら落としてマグカップを粉々に割ってしまいました。あまりに悲しむので私の方が悲しくなっちゃいましたよ、ホントに。夏休みにお手伝いを頑張っていますので、また買ってあげます。欲しいグッズが当たるとイイネ!






英国に注文しておいたタップ・ダイスやヘリサートキットなどが到着しました。2日間も休んだのでその対応をしながら何とか検品や計算、請求書作成、発送準備まで終えました。画像に写っている4BAの2番タップと日本ではあまりお目にかからない外径1.5/16inのダイス用ハンドルです。間違えて余計に発注しましたので、ご希望の方には全国送料無料で販売致します。どなたか如何ですか?
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バタバタしていると更に英国2箇所からパーツが到着しました。さらに5箇所位から到着する予定がありますので、脳みそに鞭打って対応しました。一部だけご紹介しておきます。
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相変わらず取り寄せのご希望が多いT140用パーツ達です。T140が流行るという事は...。その他大勢に混ざってスターパーツです。40年代のロッカーオイルドレインパイプが装着されないタイプの別体トラ用プッシュロッドカバーチューブです。やっと生産してくれました!
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新LUCASさんのパーツやPAZON、A65用のパーツ、その他取り寄せ分です。
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その他諸々やLYCETTタイプのサドルシートカバーラージはちょっとアレ用です。リアショックアブソーバーはオーナー様のお好みに合わせてカスタマイズです。
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そんな感じで先ほど検品、仕分け、計算、請求書作成、欠品分の発注準備、お客様へのご連絡、発送準備の途中まで終わりました。明日はまた何か到着するでしょうから、朝から続きをやります。疲れましたぁ。

連絡待ち。

P8100001P8100002本日も先週に引き続き早起きしてジムに行って筋トレして来ました。下半身がパンパンです!
1956年トライアンフTR6は無事に修理が完了しました。リフト上でエンジン始動確認するともちろん症状は改善していました。しかし、掃除したにも関わらずすぐにオイルが垂れて来ました。よくオイル漏れだけを修理して下さいとのご相談を受けます。場所にもよりますが、安価に修理するのが難しい事がほとんどです。またオリジナルの状態では元々オイル漏れして当然のつくりである部分も多く、OHしていないエンジンのオイル漏れを何処まで許すかは難しいところですね。



P8100006予報が外れて雨は降りませんでしたので、試乗確認と調整なども終わっています。あとはオーナー様のご都合の良い時にお引渡しするだけです。







その後はパーツの発送なども終えて、1962年ノートン650SSの作業に移行しています。ギアボックスとクラッチ周りを先にやります。内燃機加工や外注塗装は今月中位に戻ってくると思われますので、それまでやっておきたいです。使用する新品パーツ(一部未入荷)をかき集めた上で、まずは洗浄からです。と言う訳で何もご紹介する内容はありません。
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今現在は英国と日本国内の様々な業者さんからの連絡待ちが異常に多いです。日本人も外人もバイク関係の方はゆる〜い方が多いですねぇ。そんな訳で、既にお知らせしておりましたが明日の定休に引き続き8/12(土)も夏休みを頂きます。8/13(日)からまた全開で営業します。

大竹しのぶ猫。

夜中に帰宅するとマンションの駐車場に白い猫が居ます。ところがこの白猫、大竹しのぶにそっくりな人間みたいに少し低い声で「にゃーん、にゃん」と鳴き続けています。声が似ているので顔も何となく大竹しのぶに似ています。不気味です。
1939年トライアンフ5Tスピードツインの生徒さん、ギアボックスを組み上げる準備を進めています。ドレインボルトとレベルスクリューはねじ山が1〜2山しか残っていない上に座面が崩壊していますので、まずはその修理から。
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崩壊している座面に溶接で肉盛りしますが、アークを出した瞬間に爆発系のヤツですからしっかりと下準備してもあまり綺麗には盛れませんでした。生徒さんと一緒にヘリサート加工から座面の確保まで一気に終わらせました。
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アウターカバーのポリッシュや一皮むきまで終わっていますが、まだまだやる事が沢山あります。ギアボックスをきちんと修理しようと思ったらとても1日では終わりません。数日かかるんです、本当に。
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1956年トライアンフTR6に使用するOH済みのLUCAS K2FCマグネトーをチェックしました。ところが問題発生です。ピックアップがスリップリングに接触する様です。このマグはOH後に戻ってくる途中でDHLにピックアップを破壊されました。その後に英国から代替品のピックアップを送ってもらったのですが、むこうはチェック出来ませんので仕方ありません。ピックアップを加工して左右シリンダーの点火時期をチェックしました。左右のズレは0度。高くて遅いOHですが、いつも良い仕事をしてくれています。延長ナットも準備して取付け準備完了です。
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一気に取付け完了です。固定進角は自動進角に比べてとても楽です。遅角を意識しなくて良いですからね。最大進角と共に最大遅角?つまり進角幅を調整しないといけない自動進角は本当に面倒です。これがBTHとなると悶絶レベルです。
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明日は早速試乗とチェックなどを行おうと思ったら、どうやら雨の予報です。参ります。
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英国のアチコチから「発送済み」連絡が入って来ています。今週末から来週にかけて到着ラッシュになると思いますので、脳みそと身体を整えておきます。

マグネットじゃないよ。by ジョー・モンタナ

P8080001まずは最初にお知らせです。本日英国から到着予定でしたタップ・ダイスなどですが、まさかまさかのFedexさんが1週間寝かせていた事件が発生しました。申し訳ありませんが、来週の月曜日着予定になってしまいました。ご了承下さい。12本アソートパックが大好評のAMALIEオイルの方は在庫補充分が入荷しています。お盆休みにオイル交換は如何ですか?




P80800021939年トライアンフ5Tスピードツインの生徒さんは、ひたすら車体や取り外した部品の洗浄とポリッシュを行いました。ガーダーフォークのグリスアップも完了で、次回からはギアボックスの修理に取り掛かる予定です。ちなみに現在、英国の取引先にて同じ1939年トライアンフ5Tが売りに出ています。欲しくてもなかなか売りに出ない車両です。決して安くはありませんが、どなたかこのチャンスに如何ですか?とりあえず車体の輸入代行でも承ります。その後のOHも経験豊富な当店にお任せ下さい。







1956年トライアンフTR6ですが、マグネトー交換などの修理に着手しました。オイル漏れがどんどん激しくなっているこの車両、お陰で車体全体がオイルとほこりまみれになっていますので、まずは徹底清掃からです。
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清掃にやはり時間が掛かってしまいましたが、それで見えた部分が沢山あります。プライマリー・リアチェーン調整やタペットクリアランス調整、スウィングアームピボットのグリスアップなど基本整備を終えたら、オイル交換の為にオイルを抜きました。それからタイミングカバーをパクリッです。
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マグギアをエキストラクター(クラッチハブ用と共通)で取り外したら、マグネトー本体を取り外します。しかし、これが結構大変です。本来はBSA用のマグネトー取付け延長ナットが使用されていない今回の様な車両は、下側のナットにアクセスするのが大変ですので様々な工具を使用します。今回は3種類です。更にギアボックス上のカバーも邪魔ですので取り外すのですが、ここで問題発生です。通常は割りが入っている部分に入っていないので簡単に外れません。これでスタッドボルト奥側のナットが固着していたら最低なのですが、今回は無事に外れてくれました。
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P8090013今回使用するOH済みマグネトーは元々のものと同じ(少し年式が違いますが問題無く使えます)LUCAS K2FCマグネトーです。当店のお客様の緊急修理用として常にストックしてあるものです。現在も合計5個のマグネトーやダイナモのOHを依頼中です。もうすぐその内の2個が戻って来る予定なのですが、気付いた事があります。当店では常に手動進角用と自動進角用のLUCAS K2FマグネトーをOHした状態で在庫しております。販売用では無くて今回の様な緊急用です。ところが、間違って自動進角用が今回で1個余ってしまう上にまだOHベースが2〜3個あります。

そこで、今回1個戻って来たらOH済み自動進角用(トラ、ノートンツインなど用)を1個だけ販売しようと思います。決して安くはありませんが、どなたか如何ですか?購入ご希望の方はメールにてお問合せ下されば、詳細をお知らせ致します。更に、今回で手動進角用の在庫が無くなってしまいましたので、英国へ新たにOHを依頼しようと思います。そこで便乗してOHを依頼されたい方はいらっしゃいませんか?マグもダイナモもOKです。但し、半年程の納期と安くはないOH代にご理解のある方のみとさせて頂きます。こちらも詳細はお気軽にメールにてお問合せ下さい。宜しくお願い致します。

パーツ発注中。

P8070002体調が良くなりましたので、昼飯サラダ鶏むね肉を土曜日から復活させています。ところが、夜になって無性に甘いものが食べたくなりやっちまいました。どうせ帰宅後の酒は欠かせないのでどうでも良いかも知れませんけど。今日は筋トレデーでしたので、もう既に済ませてあります。






P80700011962年ノートン650SSはとりあえずの作業と必要パーツの割り出し&発注まで終わりました。ここでポジションチェンジです。1948年マチレスG80はオーナーズクラブ系パーツ屋からの返答待ちの状態で長期戦が予想されます。そこで奥のリフトへまだバラせない車体を移動して、メインのリフトに1956年トライアンフTR6を載せました。これから複数のバイクの到着予定があるのと、ちょうど他の作業の隙間が出来ましたので、一気にマグネトーを交換したいと考えています。






本日は更にアチコチへパーツ発注を行いました。その前に、単体で修理のご依頼を頂いたBSA A65に必要なパーツを調べました。おそらくそれぞれがバラバラの車体だと思われます。どうでしょうか。
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このエンジンの要であるタイミングサイドクランクシャフトですが、STDの状態から5/100mm以上摩耗していました。ビッグエンドジャーナルも計測するとSTD下限値を下回っていました。コンロッドはあまり宜しくない例のアロイキャップタイプですね。
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シリンダーヘッドは、目視で摩耗しているバルブガイドの抜き取りから。色々とイタズラをしてありましたので、オーバーサイズのガイドを調整して使用する予定です。
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そんな感じで一気に英国の4箇所へパーツ発注を終えました。まだ2箇所が残っていますので、特にトライアンフ用パーツの取り寄せをご希望の方は大至急ご連絡下さい。まだ間に合いますよ。明日は英国からタップ・ダイスやヘリサートキットなどが到着する予定です。スクールもありますので、慌ただしい一日になりそうです。

ビッグ3の次は...

P8060006サッカーでは釜本・奥寺・水島武蔵、ゴルフではパーマー・ニクラス・プレーヤー、筋トレではベンチプレス・デッドリフト・スクワット、芸能界ではタモリ・ビート・さんま、政治ではチャーチル・ルーズベルト・スターリン、キャッチャーでは山倉・八重樫・香川、助っ人ではパリッシュ・ポンセ・呂明賜、陸上100Mでは不破・青戸・吉岡、そして英車のねじでは1/4”BSW・5/16”BSC・3/8”BSCなのですが、その次に結構出て来るのがこの9/16”CEIなのです。英インチのねじなんて26山がほとんどなんでしょ?、違います。1/2”以降では結構な確率で20山を中心としたCEIが活躍しています。特に9/16”CEIなんかはUNFの18山に近いので要注意です。




今日も地味で時間がかかる事をやりながらノートンなどの注文をまとめていたりしたので大したネタはありません。1962年のノートン650SSのフロントホイールベアリングを交換。ドラム内側研磨修正、スポークを40本掃除・ポリッシュ、リムとハブの清掃・ポリッシュ、スポークの増し締めや振れ取りなどが完了しています。
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リアホイールはフロントと同じ内容にプラスして、再利用するブレーキドラムを取り付けた後のチェックです。これで大きく振れてしまうドラムはノートンに限らず多いので要チェックなのです。特に新品なのですが。新品タイヤも装着完了です。
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P8070010私は英車の事しか分からないのですが、輸入した車両のリム組みに関して言うと英国出身はわりと今回の様にきちんと組まれています。ところが米国出身はほとんどがユルユルに組まれていてビックリします。あんなに力持ちなのにね。勝手なイメージですか。

そんな感じで地獄のノートン発注準備がまだ終わらず明日に持ち越しです。途中で辛くなって別の仕事をして現実逃避したのもダメでした。熊本に関しては台風の影響がほとんど無かったので良しとします。サンプラス・アガシ・ナブラチロワ、ルーチェ・アスカ・アルシオーネ......

準新品サンダル泥棒。

台風が接近している様で夕刻には「いかにも」な感じでした。今回は東側を通るので熊本大丈夫コースなのですが、やはり雨だけは心配です。台風準備の第一弾は、いつもの通り当店の命である看板の取り外しでした。
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昨日の定休は、子供達二人を連れて天草に行って来ました。毎年居る姪っ子が居ないので少し寂しいです。来年中学生になる娘は「日焼けしたくない!」とずっと雑誌「二コラ」でファッションの勉強をしていましたので、私は息子と数時間遊んでいました。そこで事件発生です。仕事でも使っているサンダルがあまりに汚くなったので、水曜日に新調して海にも履いていったのですが、見事に盗まれました。お陰で車に戻るまでに足の裏を火傷しましたよ、まったく。微妙にテンションが下がったまま、皆で海鮮丼を食らいました。ノンアルコールビールがマズイ!来週もまた海、夏休みが終わるまでには渓谷にも連れて行く予定です。
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1962年ノートン650SSの様子もご紹介しておきます。ブレーキシューは前後ともにカチコチで要交換です。その他、ブレーキカムピボット部分などは状態が良く安心しました。細かいところですが、ツーリーディングカムで英インチは初めてでした。リアは、スピードメーターギアボックス裏のワッシャーが入っておらず、カバーがガリガリに削れていました。流石にコレは最初に音で気付くだろうに。ちなみにQDであるノートンのブレーキドラムにはベアリングが入らない仕組みです。実はこれは良いと思います。トラやBSAのQDドラムにはベアリングが入り、純正と同じオープンを使用すると場所的にグリスが切れてベアリングが壊れる事が多いです。
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タイヤを交換するリアホイールの裏にはテープぐるぐる巻きで嫌な感じでしたが、ちゃんと錆止め塗装までしてありました。ホイールベアリングは前後共に片側はダブルロータイプです。このダブルローベアリングは純正と同じオープンタイプを買おうとすると激高ですが、シールドタイプだとノーブランドになってしまいますが安いです。清掃やベアリング交換完了です。
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P8050010光モノは大きな傷をフェルトディスクで消して仮ポリッシュまで終わっています。まだハブの清掃やスポーク・リムの清掃やポリッシュ、振れ取りなどと沢山の作業が残っています。ベアリング交換などだけでしたら簡単なのですが、こういう作業は過去に数百回やっていますので正直言ってとても苦痛です。しかし、数百回も仕事としてやらせて貰える事が幸せなのです。私にとっては数百回の内の1回であっても、お客様にとっては違います。ですから、絶対に手を抜く事を出来ません。レストアはこういった清掃などの作業がほとんどで、華やかな?作業は少なくてすぐに終わります。自分の気持ちを折らない事を常に心掛けています。


明日は、台風の状況次第では早めに閉店させて頂くかもしれません。宜しくお願い致します。

夏季休業のお知らせです。

現在の熊本地方は台風の影響なのか強風が吹いています。TRAVIS CYCLESの夏季休業日程が決まりましたのでお知らせしておきます。8/11(金)の定休に続けて8/12(土)、8/17(木)から8/18(金)の定休を挟んで8/19(土)はお休みを頂きます。と書きながら分かり難い事に気付いたのでまとめると、

8/11(金)・12(土)、8/17(木)〜8/19(土)  を誠に勝手ながら夏季休業とさせて頂きます。宜しくお願い致します。


本日は早起きして熊本県立総合体育館トレーニング室、つまりホームジムへ筋トレに行って来ました。多分、3〜4年振りだと思います。もちろん、恐る恐るベンチプレスもしてみました。90kgまで一人でやってみると軽かったので、トレーナーさんを呼んで補助してもらいながら100kgにチャレンジするとあっさり上がりました。調子に乗って110kgにしたら見事に潰れました(涙)。ここからが再スタートです。問題なのは筋力では無くて関節の可動域です。胸にバーをつけるのがツライ位に肩や肩甲骨の可動域が狭くなってしまっていて力が入りません。これが肩こりの原因にもなっているでしょうから、これから改善させていくのが楽しみです。

そして本来の目的である下半身は複数のマシンで真面目にやって来ました。大好きな背筋下部をいじめるマシンはやはり効果てきめんでした。今日1回やっただけで、ウソの様に腰痛が消えました。本当ですよ!脚も全体が今でもパンパンです。約1時間のトレーニング後に外注をお願いする為に行った業者さんで、フラフラしていましたから。そして、今日一日体調が最高に良いです。本当に再開出来て良かった!絶対に続けます。目指せ、40歳代で100M10秒台。道のりは険しく長いですが、達成したいです。



本日は、溜まっていたお見積り作成やパーツの発注準備、打ち合わせなどに時間を費やしていますので、久々の画像無し投稿です。まだまだ終わっていませんので、先にブログを更新しておきます。ここで最後にまた大切なお知らせです。大変お買い得な2台の委託販売車両も忘れないで下さい。詳しくは下の赤文字をクリックしてご確認下さい。お問合せはお気軽に!宜しくお願いいたします。
1960年ノートンドミネーター99と1954年トライアンフTR5 





朝ヘリサート。

P8020001それでは問題です。日本初のスクランブル交差点はどこにあるでしょうか? ..........ブーッ!!不正解です。正解は熊本市の子飼(コカイ)商店街前でした。私が通った大学のすぐ近くにあります。英車に役立つ情報が満載だと思っている当店ブログ、本日も更新します。
1939年トライアンフ5Tスピードツインの生徒さんは、再塗装する燃料タンクの準備中です。





ここでどうしてもチェックしておきたいのが、マウントボルト部分です。前側の2箇所はビンビンだったのですが、後側2箇所が怪しいので朝からヘリサート加工しました。失敗するという事は再めっきで数万円がとんでいく事を意味します。朝から変な汗をかきました。規格は5/16inBSCです。その後は内部の錆取りなどを行い無事に準備完了しました。
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今回はタイヤも装着したままで前後ホイールセンターの再塗装もお願いします。諸々の作業が終わった後に生徒さんがマスキングしました。バラした方が早かったのではないかとは思わない様にします。
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ノートン650SSのオイルタンク洗浄なども終わり、2台分の外注依頼準備が完了しました。生徒さんと共にどっと疲れました。
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生徒さんがマスキングしている間に私は諸々の発注なども済ませております。発注作業は来週以降も続きます。沢山のご注文を頂いた英インチのタップ・ダイスなどですが、発送前にINVOICEを送ってもらいチェックしたところ、想定通り間違いを発見しました。危なかったですね。無事に英国からの発送が終わっています。

最後にお知らせです。明日の朝は早起きして筋肉ジムのオープン時間に合わせて出撃して来ます。そのついでに外注もの一式を業者さんに届けて来ますので、オープンが少し遅れると思います。宜しくお願い致します。

ぱかっ。

P80100081939年トライアンフ5Tスピードツインの生徒さん、外注塗装を依頼する準備に奔走中です。基本的に綺麗なのですが地震で転倒した際の傷などもありますので、この際に一気にやります。





曲がったフットレストも修正完了なのですが、過去に溶接された部分の巣から割れました。すぐにきちんと溶接し直しました。
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過去に折れたので当店できちんと修理&補強したリアスタンドも再塗装。オイルタンクの徹底洗浄も終わりました。明日もまだまだ続く。
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私は1962年ノートン650SSの作業を進めています。センタースタンドの仕上げも終わりました。スタンドをかけ易い&下を傷付けない仕様になっています。今回は新たなアンチドレインの仕組みを導入するのですが、先回同様に油圧警告灯も装着します。フットレストも修正完了です。ピリオンフットレストもヘリサート加工などで修理しました。たかがピリオンですので、本当に雑に修理されている事が多い部分ではあります。
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フロントフォークのボトム部分も要修理箇所が沢山あります。1/4inBSFと5/16inBSCの計6カ所のヘリサート加工が終わりました。ヘリサート加工自体は簡単ですが、どれも機械へのセットアップが面倒な部分ばかりで時間がかかりました。
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P8010025今日で終わらせるつもりでしたが、まだまだ終わりません。明日には絶対。

ここ最近はパーツや車両のお問合せが増えております。誠にありがとうございます。パーツですが、これからノートンを含めて数カ所に発注していきます。取り寄せをご希望の方はお早めにご連絡下さい。最後にお詫びです。修理の御見積もりをお待ちの皆さま、もうすぐ落ち着きますのでそれからすぐにご連絡差し上げます。お待たせして本当に申し訳ありません。

真夏のセンタースタンド修理特集。

8月になっちゃいましたね。当店の夏季休業につきましては決まり次第ご案内予定です。まずはお知らせです。沢山のお問合せを頂いておりました、もうすぐ英国から到着予定の1950年トライアンフ6Tサンダーバードですが、本日売約済みとなりました。誠にありがとうございます。
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そんなところで、本日の1962年ノートン650SSの地味な修理のご紹介です。センタースタンドのピボット部分が異常にガタガタでしたのでまずはそこから。元々の楕円に拡がった穴を拡大後にスリーブを旋盤で製作して圧入しました。猛烈な圧入です。このフレームのセンタースタンドピボット部分はトライアンフ以上に頼りないです。最後の画像の様にフレームに固定された中空ピボットボルトの先端部分(1/2”)が刺さるだけ、これを55年間やっていれば相当傷みます。
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次がメインイベントです。このフレームのセンタースタンドはかなり無理をしていますので、最終的には底が擦り切れて長さが足りなくなります。両輪着地どころかセンタースタンドが浮きます。今回の650SSはリアにハイトが低いタイヤが装着されていました(と言いますかそうせざるを得なかったと思われます。よくあります。)ので何とか足りていましたけど。もちろん過去に底上げ済みだったのですが、ご覧の方式のため既に潰れています。スプリングフックがかかる部分も擦り切れて、中空パイプが瀕死の状態です。
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しかも問題なのは本来ある筈の底板すら無くなっていて、底上げの為の下駄を削り取るとかなりの薄々サガミです。これではいつもの底上げ方式では厚みが足りません。まずは、そのいつもの底上げ下駄を製作しました。
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漢の手切り(鉄ノコは膝で使うんだ)の後に軽く整えたら、スタンド本体側に肉盛りしました。この方が早いので。溶接と言いますか、スタンド側をほとんど溶かさずに純ニッケル棒をトーチで溶かしながら貼っていく感じでやりますので、すぐに出来ます。この後に軽く整えました。
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ここからが本番です。下駄を底にセットしたら本番?の角度で仮付け後、定盤上で確認したらよく考えながら本溶接です。底から両ピボット中心部分までの高さもほぼ同一になっています。中に隙間があるので爆発に超ビビりながら一気にやりました。爆発したらやけど間違いなしですから。スプリングフック部分は既に肉厚1mm以下になっていました。危なかったです。真ん中に空気穴を開けてあったので完全に油断して溶接していたら見事に爆発してアッチッチでした・汗。実はここからが大変です。スタンドをかける際の事を考えて下駄の底を仕上げていかなければなりません。夜になってしまい騒音を出せないので、仕上げは翌日に持ち越しとなりました。とにかくノートンフェザーベッドツインのセンタースタンドはストレスなく使える様にしたいです。ご紹介しております通りプロップスタンドはあって無い様なものですから、とても大切なのです。
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木曜日に外注塗装に出したいので、急ピッチでやっていますがまだまだ修正や洗浄などが残っています。汗だくで頑張ります。

トラスコ中山ディップス。

昨日無事にお引渡しが完了した1950年6Tサンダーバードは、オーナー様ご夫妻がそのままご旅行にタンデムで出発されました。まさに理想に夫婦といった感じでとても嬉しい光景でした。が、本日その帰路でご来店になった理由は、修理したスピードメーターがまたすぐに同じ症状で壊れてしまったからです。乗り出してすぐにダメになった様ですが、一言もマイナスな事はおっしゃいませんでした。ご旅行まで台無しにしてしまった様で私は大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に残念です。残念なのはもっと長く試乗してチェックしなかった私です。今度修理から戻って来たらたっぷりとチェックしたいと思います。
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別冊オールドタイマーが届きました。トライアンフ特集という事で、VMSさんが特集されています。不自然にトラヴィスTシャツを着用されたトライアンフマニア達による対談は必見です。その中で当店の名前を出して下さった様で、当店が紹介される運びとなった模様です。皆さま宣伝ありがとうございます。ぜひ雑誌をお買い求め下さい。
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1962年ノートン650SSの様子です。何をやっても抜けずに隙間から切断しようかと思っていたスウィングアームピボットボルトは、秘密の作戦で何とか抜けています。この部分、サイレントブロックという硬いラバーをメタルで包んだものが両端に入っています。このラバーの捻じれ分スウィングします。傷み難いですしガタも出難いのですが、ここまで傷んでしまうともう駄目です。最後の画像は新品のサイレントブロックとなかなか抜けなかったピボットボルトです。ちなみに両端のねじ規格はお馴染みの1/2”CEIです。
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そして本当はココが抜けない筈だった古いサイレントブロックですが、やはり抜けません。強烈な圧入な上に固着しているからです。これ以上は怖くて押せない位押してもダメですので、ヒートガンでちまちまと塗装が傷まない程度にチンチンしました。これを繰り返して何とか抜けてくれました。ディスタンスピースを修正して新品ブロックを入れるところまで完了です。
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ノートンフェザーベッドフレームと言えば、リアチェーンアジャスターが鬼門です。ここが固着していたり、ボルトやタップが中折れしていたりを過去に何度経験した事か。今回はアジャスターボルトが曲がっていただけで済んで一安心です。フレームやスウィングアームは徹底清掃後にポリッシュまで終わっています。交換するピボットボルトの在庫がありませんので、取付けはまだ先となります。
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その後もひたすら修正を繰り返しながら、再塗装に出すものを中心に洗浄地獄です。エンジンマウントプレートは以前にきちんと切り欠きが作ってありましたが、きちんとは作ってありませんので綺麗にやり直します。この他にも修正が必要なものが沢山ありますので、水曜日までに一気にやってしまう予定です。つまり、このブログのネタもありませんぞ。
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本日は体調もなんとか回復しましたので、筋トレをしながらこのブログを更新しています。トラスコ中山ディップスの前傾ディープを60回×2、そのインターバルに姿勢を変えたプッシュアップを70回×3、アブローラーを15回×2の最後のアブローラーが残っています。

熱中症注意。

定休明けの諸々が終わり、早めにブログを更新しておきます。と言いますのもちょっと体調が悪いです。今はほとんど良くなりましたが、どうやらここ3〜4日間は熱中症だった様です。急に大量の汗をかいたのが原因かと思われます。とにかく夜のビールがマズいしすぐに気持ち悪くなる、おまけに身体が火照っていてとにかく暑いの繰り返しでした。昨晩、あらためて身体をチェックするとどうやらずっと発熱していた様です。

気持ち悪くてもやもやする感じが、少年野球の練習中に日射病(当時は熱中症なんて言葉は無かった)でぶっ倒れて点滴を注入された時と同じで何だか懐かしいのです。少年野球をやっていた時は「無駄に水は飲むな!バテるぞ。」が常識な時代でした。練習後に小遣いを絞り出して自販機で買った100円のアクエリアスレモン(250ml?)を飲むのが最高の贅沢で、最後はジュリジュリと缶をすすっていたのも懐かしいです。今は時代が違いますし、身体第一でやっていますので十分に気を付けていたのですが、ダメですね。

と薄々感じていながら昨日は朝からフル回転でした。子供達の世話をしながら自宅の打ち合わせや買い出しなどなど。子供達へ家事のお手伝いも複数仕込みました。コーヒーテーブルのメンテナンスも16年モノのBRIWAXを使用して行いました。ずっとドイツ製かなにかと思っていましたが、英国製だったのね。英国製のテーブルには英国製の天然素材がピッタリと言う事で無理矢理こじつけてこしこししていると、見事に色艶がよみがえりました!真鍮パーツも取り外してオートゾルでポリッシュ完了です。春休みに子供達にやらせた方のテーブルも本当はコレでバッチリやりたかったのですが、難点が一つ。塗りたてはしばらく強烈に臭いのです。そんな感じですので、オイルやケミカルでもっと臭い店内でしばらく放置する事にしました。
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運動不足で身体がツライのだとまだ思い込んでいた昨日は、息子といっしょにスポーツショップに行って、セールになっていたトレーニングウェアを親子お揃いで買いました。ホームの県立総合体育館のトレーニング室がやっと再開したからです。モチベーション対策もバッチリですので、体調が回復したら通いますよ絶対。

最後に仕事のお話しです。英国に発注していましたタップ・ダイスなどはやっと見積り(びっくり総額)が来ましたので支払いまで終えました。来週末位までには入荷すると思います。ノートンのパーツも来週あたりに発注予定です。取り寄せをご希望の方は、お早めにご連絡下さい。これから夜までほどほどに作業をしてから帰宅します。

中途半端。

P7250001お休みを頂いた昨日はお陰様で無事に用件を済ませる事が出来ました。これで一安心です。余計にお休みを頂いたので、本日も急ピッチで仕事を進めたかったのですが、なかなか思った様にならないのがこの仕事です。ムキになってやっていたら途中から何か吐き気がして来ました。コレって例のヤツですかね?情けないです。今日は筋トレの日でしたがキャンセルして土曜日から出直します。すみません。1962年ノートン650SSの様子をご紹介しておきます。やればやる程ゴマカシ部分が露になってくるこの車両です。イチイチ色々なものが外れなかったり、逆にポロリしたりしています。




このストレートハンドルバーですが、長い方が都合が良いのはいつもご紹介している通りです。今回も一番長いタイプに交換します。ツイストグリップももちろんAMALツインプルに交換します。そして、なぜかインナーチューブが引っ掛かって抜けません。両方共チンチンに熱してやっと抜けました。熱い事をすると暑いのです。
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抜けなかった原因も解ったところで、次に進みました。フロントブレーキシューのライニングはカッチカチになっているので交換決定です。
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あまりにガタガタのセンタースタンドピボット部分は、スタンド側の修理が必要な予感です。かさ上げの為の下駄もインチキタイプですので、当店でいつもやっている方式でやり直します。スプリングもそのフックのウソですので交換です。恐ろしい事に簡単に抜けるピン一本で固定されているプロップスタンドも取り外しです。ここをボルトナットに改造した上で、最後に延長加工して使える様にします。とにかくアチコチに独創的な事がしてありチェーンケース一つ簡単に外れませんが、何とかリアフェンダーを取り外しました。裏側はビニールテープを固定する為なのか知りませんが、全体にべったりとシリコンが塗布してあります。これを掃除して全部剥がすのに何時間かかるのだろう...、って言うかここまで来るのに何時間掛かっているんだろう。バカバカバカっ。
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スウィングアームのサイレントブロックを交換したいので、ピボットボルトを抜きたいのですが、これが何をやっても抜けません。これまで約55年間抜かれた事が無かったのか完全固着で私の気持ちも終了です。これは隙間から鉄ノコを入れて切断するしかなさそうです。これが最後の様子で、こんな中途半端なところで終わってしまい完全に気持ちが荒れています。すみません。
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最後にお知らせです。今週頭に発注しました英インチのタップ・ダイスやヘリサートキットですが、受注確認の連絡が入った以降はまだ音沙汰がありません。大量に細かく発注した上に色々とリクエストしたので時間が掛かっています。ちょっと入荷が遅れそうですのでご了承下さい。すみません。

7/26(水)は臨時休業です。

P7250008すみません、時間が無いので手短に。既にお知らせしておりました通り、明日7/26(水)は臨時休業とさせて頂きます。色々とお待たせしている仕事もある中でご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

どうしても気になっていた1950年のヘッドライトリムをやり直しました。いつもご紹介しておりますが、6.1/2ヘッドライトリムの固定は本来下側のワンタッチ方式です。しかし、インナーリムの入手が困難な為に、オリジナルの方法で固定出来ない場合は違う方法で固定されている事も多いのです。この車両もそうで、これで大丈夫か?といつも不安になります。夢に出て来たのでもう一度試乗して、わざと激しい段差を何度も試してみました。すると、リムがポロリしました。手で押さえましたのでセーフでしたが、オーナー様にお渡ししていなくて良かった。何とか工夫してガッチリと固定する事が出来ました。本来は手に入れたインナーリムを使用して正規の固定方法にするべきなのですが、アウターリムやキャッチASSYも含めると結構な金額になってしまいますので、何とかなり一安心です。




スクール生徒さんの1939年トライアンフ5Tスピードツインは、再利用するカムシャフトの清掃や修正、カムシャフトブッシュの確認や圧入などが終わりました。これでシリンダーベース面の外注修正を依頼する準備完了です。次回からは車体の再塗装するパーツの取り外しなどに取り掛かります。
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1962年ノートン650SSは、スクールの合い間などにキチンと作業しています。フォークが固着していて分解に時間が掛かっています。また改めてご紹介する予定です。トラヴィス・サイクルズでは、レストレーションスクールの生徒さんを常に募集中です。お問合せはお気軽にどうぞ。

朝マスタングペースト。

P7240005とにかく野球、しかもメジャーリーグにハマっている私の息子。夏休みの今朝もお気に入りのローリングスのグラブとミズノのキャッチャーミットを手放しません。良い機会のなので、手入れの仕方を教えました。使用するのはもちろんマスタングペーストのPウォーターです。楽しかった様で、ずっと丁寧に塗りこんでいました。成分のほとんどが鉱物油とロウなどである一般的なミンクオイル(と称している)に対してマスタングペーストは馬油です。少年時代にグラブの手入れが好きだった私も経験した極端な型崩れが起き難いですし、浸透も早くてベタベタもしないので、絶対におススメですよ。きっとあの現役レジェンドメジャーリーガーも...。
私はと言うと、先日粉モノを大量に切削した旋盤周辺の大掃除です。砲金や鋳鉄を加工するとある程度養生していてもエライ事になります。これが嫌で加工したくない程です。1時間以上かけて掃除が終わりました。



無事に継続検査に合格した1950年6Tです。衝撃の不合格から約1ヵ月も経過してしまいました。細かい部分をチェックしていたら、また色々と発見しました。フロントブレーキレバーホルダーのクランプ部分のその一つです。クランプスクリュー部分がナメかかっていました。よくある事ですね。このブログでは何度もご紹介していますが、この部分はオリジナルでは1BAという規格です。ところが、レプリカでは基本的に2BA(一部メトリック)で、今回も2BAでした。すぐにヘリサート加工が完了しました。
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そんな1950年トライアンフ6Tですが、当店で英国にて買い付けた同じ年式の1950年6Tサンダーバードは8月中旬に入荷予定です。ここ数年で一気に価格が高騰した上に枯渇寸前の車両です。迷っている暇はありません。今すぐ、は無理としてもお早めにご決断をお願い致します。




P72500061948年マチレスG80のシリンダーヘッドは、バルブガイドを入れる前の準備とオイルラインの確認を行いました。結果、バルブガイドへのラインは廃止する事にしました。近日中にまたパーツの発注を行う予定です。







P7240001本日も店内にある車両のフォーメーションチェンジを行いました。写っているのは委託販売車両である1960年ノートンドミネーター99 600ccと1954年トライアンフTR5 500ccです。2台共そろそろ売れて欲しいと言うのが本音なのですが、ここでTR5の方の宣伝を。1954年ですのでリジッドフレームの最終です。何度もご紹介しております通り、OHの為に分解して一部の外注まで完了した時点でキャンセルとなりましたのでバラバラの状態です。TR5のリジッドフレーム自体は今となっては大変希少な車両です。しかもこの車両、50万円分位お得になっている車両で、スクールの教材車両にも最適です。大変時間がかかるマグネトーとダイナモの外注OHも完了していますので、作業期間も短いと思います。ぜひごっ検討下さい。全く別の情報ですが、英国の取引先にとても状態が良い1939年トライアンフ5Tが入荷するそうです。もはや世界遺産の戦前スピードツインです。お探しの方はお早めにお問合せ下さい。

全てひっくるめて宜しくお願い致します。これから筋トレして帰宅します。

1950年トライアンフ6Tサンダーバードのオーナー様募集中です。

当店にて約2年半前に英国から輸入後、とりあえずの整備で登録してオーナー様がお乗りの1956年トライアンフTR6です。本日、初めてのレスキュー電話がありました。結局レッカーで当店に運ばれて来たのですが、コンタクトブレーカー部分からのバチバチ具合からほぼ間違いなくマグが壊れました。もう少し確認してみますが、ほぼ確定かと思います。ついにこの日が来たというところです。オーナー様は暑い中でお疲れ様でした。
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少しだけ1962年ノートン650SSの様子を。フロントフォークの様々ねじ・ナット類はアルミ製に変わっていました。インナーチューブのトップボルトは、スプリングを縮めながら締め込みますのでナメ易いと説明する前からもうナメていました。ステアリングヘッドベアリングは、テーパーローラーにコンバートされていました。
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固着していたインナーチューブは流石に要交換です。動きが妙に渋くてところどころでロックまでしますので、何か問題が起きていると思います。最近扱う車両はことごとくツーリーディングに交換されているフロントブレーキですが、今回もそうです。明日は集中して作業を進めたいと思っています。
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こちらは1948年マチレスG80のシリンダーヘッドです。交換が決まったバルブガイドを抜こうとしましたが、かなりキツく圧入されていてなかなか抜けませんでした。ヒートガンでチンチンして何とか抜けましたが、割れていたEX側は破壊しながらの作業となりました。ご覧の通りオイルライン用の穴が開いています。これは不要だと思いますので、もう一度検証しておそらく廃止すると思います。続けてEXスタブの製作続きです。先日、エキパイを被せる部分を細くし過ぎて失敗して気持ちが撃沈していました。素材は都合の良かった肉厚砲金パイプです。熱膨張の関係で、ねじ山部分もしっかりとシール出来てエキパイとも密着してくれるのではないかという目論みです。
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旋盤でねじを切ったのですが、そこは試作品を参考にキツキツにしました。隙間が出来ては意味が無いですので。ちょっとあまりにキツかったので、最後にスレッドファイルで微調整済みです。内側もヘッドとの段差を極力無くしたいので、テーパー状に加工してあります。ねじ込む為に穴では無くてミルミルして切り欠き加工をしてあります。飛び出し部分はもっと長くしたかったのですが、これ位にしておかないとエキパイ飛び出し角度が変わってしまいます。画像の通り、わざと(多分)こんなに斜めにねじを切ってあるんです。まずは固着した元々のスタブ取り外しに始まり、試作品の製作から今回までとかなりの時間と労力を要しましたが、良いモノが出来たと思います。疲れました。
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ご案内しておりました英国からのタップ・ダイスなどの取り寄せですが、とある業者さん分以外は全てのご注文を集計しました。月曜日の夕刻に発注しておきます。ご注文下さいました皆さま誠にありがとうございます。入荷までしばらくお待ち下さいませ。

嵐。

P7220001つい先程まで大嵐だった熊本市南区のトラヴィス・サイクルズから発信しております。本当に気候がおかしいですね。例年ならば夕立が来るところが、もっと激しい夜立?が来ます。突然の落雷にビックリして首がおかしくなりました(涙)。そんな訳で、既にお知らせしております通り英国へ発注するタップ・ダイス、ヘリサートキットは取り寄せ分の受注締め切りが本日いっぱい(日曜日の朝まで)となっております。当店の分はヘリサートのインサートコイルの予備を発注しないといけませんので、昼過ぎから確認しました。米インチの在庫が微妙でしたがあまり使用しないので良しとしました。
ここで改めてお願いさせて下さい。今回も予想以上に沢山のご注文を頂いております。皆さま誠にありがとうございます。ただ、ご注文の内容で情報が不足している方が沢山いらっしゃいます。ある程度それを想定して日曜日を確認日として空けておいたのですが、これからご注文をお考えの方は今一度7/19「補足です。」というタイトルの当ブログ記事をご確認下さい。不足分の情報を全て確認していると月曜日の発注に間に合わない勢いですので、何卒宜しくお願い致します。

また、更に心配事があります。今回の発注があまりに種類と量が多いので先方が出荷ミスする可能性と欠品の可能性がほぼ100%あります。これまでも少ない発注量で順調にミスが多い(欠品は稀に)ところですので。この点は予めご了承下さい。




1948年マチレスG80ですが、外注に出していたものが一式戻って来ました。早くて丁寧な仕事に感謝です。重曹ブラストとポリッシュ、ガンコート塗装などです。早速バルブガイドをチェックしようとしたら、カーボンが落ちて一目瞭然でした。ガイドが割れています。交換決定ですが、コレも年式どんぴしゃがありません。EXスタブを勢いで製作しようとして失敗し、順調に明日以降に持ち越し決定です。選定した素材が難しかった...。ちょっと工夫します。
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ブログを早く更新してタップ・ダイスのご注文に備えつつ、これからお見積りなどがありますのでもう少し頑張ります。あっ、英国の取り引き先に1962年ノートン650SSが入荷するそうです。どなたか如何ですか?コチラも年々数が減ってますよ。

締め切りです。

P7190001先日からご案内しております英インチのタップ・ダイス・ヘリサートキット取り寄せですが、今週土曜日のご注文分をもって締め切らせて頂きます。まだご注文がお済みで無い方はお早めにメールにてご連絡下さい。宜しくお願い致します。大好評のAMALIEオイル12本アソートパックですが、どんどん在庫補充しております。夏場に酷使されたエンジンのオイルは早めに交換してあげて下さい。





P7190002国内修理に出していたトライアンフ5Tの油圧ゲージと6Tのスピードメーターが戻って来ましたが...。まぁ色々とありますが、贅沢は言えませんね。スピードメーターは作動確認後に1950年6Tに装着、その他検査の準備まで終わっております。










ここからは海外より続々と到着しているパーツをご紹介しておきます。まずは1948年マチレスG80から。中古のピリオンフットレストとNOSのIN&EXバルブです。オーナー様が加藤紀子似の愛人を後ろに乗せたいとの事で、欠品していたピリオンフットレストを何とか見つけました。バルブはNOSです。調べたところによると後年のバルブを流用出来るとの事でしたが、NOSがあったので手配しました。オリジナルの仕様ではこのバルブにラッシュキャップを被せて使用する様です。が、今回はオリジナルとは傘径が違うバルブが使用されていました。何用なのかは判りません。ヘッドが外注から戻って来たらバルブガイドが再利用出来るのかも含めて色々と検証が必要です。
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P7200011ここからはいつものパーツ達です。国際郵便で送られてくるコチラは、民間の国際宅急便で発送する同日に発注した所よりも数日遅れて到着します。呆れた現実です。少量ですが、一部をご紹介しておきます。






いつものクラッチプレートに取り寄せ分のアロイプレート、BSA A65用パーツが少々、マチレスに使用する分の在庫補充でLUCAS ALTETTEホーンレプリカです。このホーンは一旦欠品するとしばらく生産してくれないので。ここでまたお伝えしておきます。簡単に手に入ると思われているBSA用のパーツですが、決して全て1箇所で揃う事はなく数カ所から掻き集める必要があります。お店で取り寄せを断られた事がある方も少なからずいらっしゃると思いますが、色々と難しい上に面倒なのがその理由です。
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その他諸々やその他諸々とその他諸々です。マチレスG80の燃料タップのタンク側ねじ込み部分は一般的な1/4BSPではなく1/8BSPで、どうしようか迷っていました。当初はアダプターを使用して1/4BSPにコンバートしようかと思っていましたが、テフロンシール入りのプッシュプルタイプがある事にたまたま気付きました。コレにしてみます。長らく欠品していたり生産が不安定だったコントロールケーブル用ニップル(タイコ)の供給が徐々に安定しつつあります。最近の安心材料でありますが、新しいメーカーなのでしょう、材質や品質がやや安定しません。
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こちらは昨日から車体の分解に取り掛かっている1962年ノートン650SSです。ノートンツインの車体を分解する際に一番気になるのはフロントフォークボトム左側クランプ部分です。半分以上の確率で割れていて、修理が難しいです。今回はセーフで安心しています。その他、ドミネーターではシートをリアフェンダーに固定する部分も気になります。少し前までこの部分のパーツが再生産されていませんでしたので、皆が好き勝手にやり方を変えています。今回もそうです。オリジナルのワンタッチに戻せないかどうか検証します。またプロップスタンドも難しいです。オリジナルの状態ではとても不安なスタンドですが、フェザーベッドツインはセンタースタンドを掛けるのが少し重くてコツが要ります。ですから何とか使えるプロップスタンドが欲しいところです。今回はラグがフレーム溶接してありますねぇ。スタンドの長さも足りずに車体がひっくり返りそうです。リアタイヤは交換しますので、最後に使えるスタンドに出来る様に加工します。
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ようやく熊本も梅雨明けしたそうですが、早くも明日は定休日です。ゆっくりと身体と気持ちを休めたいと思います。最後にお知らせです。来週の7/26(水)は事情により、もし晴れたらお休みを頂きます。宜しくお願い致します。7月が終わってしまうぅ。

蜘蛛の巣。

P7180006先日、地元の業者さんから聞いた話しです。「蜘蛛が低い位置に巣を張る年は台風が多い。」実は、当店でも店内の蜘蛛が低い位置にしか巣を張らないのです、今シーズンは。最初はたまたま早い時期に台風が来たりしたからかなぁと思いましたが、今日現在もまだ高い位置に巣を張りません。気圧などを敏感に感じ取るのでしょうか?彼らは。台風は激しいので嫌です。

密かに営業日は毎日更新し続けてもう9年半のこのブログ、本日は昨日到着したパーツのご紹介からスタートします。



ボルト・ナット・ワッシャー類は在庫補充分です。T140用パーツの取り寄せ依頼も相変わらず多いです。T140が流行るという事は...止めておきます。欠品が多いタペットなども高価ですが在庫しておかないとイザという時に困ります。
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別体トラのスウィングアーム用ブッシュなどはここのものがベストです。販売してすぐに無くなってしまうベアリング類やクラッチ関係のパーツも在庫補充です。トラと共通のBSA A65用パーツなども少量入荷です。
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1948年マチレスG80用のパーツもパラパラと到着しています。どうしても欲しいギアボックスのパーツが欠品中でした。どうも今は生産されていないらしい低圧縮のピストンも手に入りました。元々もピストンをフラットトップにした感じです。まだ一部のパーツが到着しませんので待っています。
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生徒さんの1939年トライアンフ5Tスピードツイン、クランクケース修理の続きです。クラックが入っていたシリンダーベーススタッドボルト部分ですが、まずはクラック部分を慎重に削り取ってから治具装着&予熱&溶接が完了しました。
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ここからは生徒さんと一緒にベース面の粗仕上げを行いました。大体仕上がりましたが、まだ少し歪んでいます。後は外注でクランクシャフト軸を基準に面修正をしてもらいますので、とりあえずここまでです。全ての溶接部分も粗仕上げが完了しました。
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元々の雌ねじに長いスタッドボルトをねじ込んでボール盤にセット、ヘリサート下穴を開けてタッピングまで。面修正が終わってからインサートを入れます。
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ケース下側のサンププレート部分はいつもの通りに加工しました。これでメタフォームガスケットが使用出来ますので楽チンです。スタッドボルトねじ込み部分はまだ大丈夫でしたが、ここは4箇所ともにヘリサート加工しておきました。ここに不安を抱えているとサンププレートを外すのが毎回冒険になってしまいます。そんなバイクは嫌だ。
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P7180021戦前車両独特のピニオンギア部分も改善です。ここの窓が小さくてピニオンギアが外し難いのです。既に過去にこじられていてベコベコになった上にクラックが入っていました。ここは無理に溶接してしまうとベアリングのハウジング部分も歪んでしまうので、問題無しとそのままにしておきます。





その他カムシャフトブッシュやダウエルなどを全て取り外して面修正などを行いました。参ったのはオイルジャンクションブロック取付け面のダウエルです。ここは大体が抜け難いのですがエキストラクターを使えば抜けるものがほとんどです。でも抜けない。仕方なくボルトを溶接してスライディングなんちゃらでチャレンジすると、もげました。最後の手段で慎重にドリルで薄々サガミオリジナルにして揉み取りました。ふぅ〜っ。これでもクランクケースの作業はまだまだ終わっていません。一番時間がかかる部分なのです。生徒さんはもう一踏ん張りが必要です。
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本日は早めにブログを更新!これから夜間の部も全力で営業します。トラヴィス・サイクルズでは常にレストレーションスクールの生徒さんを募集中です。今後決まっている生徒さんはお一人のみです。一緒に大人の趣味を楽しみませんか?委託販売中の1954年トライアンフTR5(リジッドフレーム)は教材車両に最適です。お問合せはお気軽にどうぞ。

補足です。

先日ブログでご案内しました英インチのタップ・ダイス、ヘリサートキット取り寄せの件ですが、想像以上に反響がありました。皆さんお困りだったのですね。完全に油断していました。全てのお問合せに説明するのが大変ですので、以下に大切な補足の情報をご案内しておきます。

●タップ、ダイスについては以下の通り種類があります。

1.タップ・ダイスの材質について。
安価な工具鋼のものと少し高い一般的なハイス材の2種類あります。 簡単な修正程度でしたら安価な工具鋼のものでも大丈夫ですが、ねじを切ったりする場合はハイス材の方が良いです。※サイズによっては選択出来ない場合もあります。


2.タップの種類について。
一般的な所謂ポイントタップです。先端がテーパーになっている先タップ(1番)・ 中間タップ(2番)・先端からねじが切ってある仕上げタップ(3番)の3種類あります。通常は3本あった方が良いですが、1番と3番のみ、もしくは2番のみ、3番のみといった組み合わせもありです。※ヘリサートキットには2番タップのみが入っています。

3.ダイスの種類・外径について。
形状は丸で割りが入っています。但しダイスに入っている割りの部分にイモねじが仕込まれていないタイプのみです。 外径サイズですが、日本で一般的な20mm、25mm、38mmだけでは無く、1.5/16in(約33.4mm)のものが存在します。これはダイスハンドルを国内で手配するのが大変ですので、このサイズのダイスをご注文の場合はお知らせいたします。一緒に手配可能です。

●ヘリサートキットについての簡単な説明。
キットにはハイスの2番タップ、インサートツール、爪折りツール、下穴用ドリル、インサートコイル10個がセットになっています。インサートコイルは一般的な長さの1.5D(ねじ径の1.5倍)です。ご希望であれば予備のインサートコイルも別に手配可能です。

●手配出来る規格について補足。
英インチのBSW、BSF、BSC、CEI、BA、BSPだけではなく、米インチのUNF、UNCも手配可能です。

●お見積りについて。
どうしてもご希望の場合は概算ですがお見積りを作成致します。但し、価格はタップ・ダイスでしたら日本製のYAMAWAやSKC、ヘリサートキットであれば日本で買うリコイルよりも安いので、出来ればお見積りはご遠慮下さると大変助かります。恥かしながら時間がありません。また、径が細い規格だから一概に安いとは言えません。特にヘリサートキットです。この点はご承知下さい。

●取り寄せ時期について。
今週土曜日で一旦受注を締め切らせて頂きます。集計後に来週月曜日に発注しますので、それから約1週間ほどで入荷する予定です。先方で欠品している可能性もあり今回取り寄せられない場合もあります。予めご了承下さい。


以上、ご注文の際には材質と種類(タップの場合)を必ずご指定下さい。またBSWとUNCでは同じピッチのものがほとんど(スレッドアングルは違います)ですが、特にご指定が無い場合はBSWで手配致します。ご注文はご氏名・ご住所(出来れば郵便番号も!)・お電話番号を明記された上でメールにてお願い致します。



本日も海外のアチコチからパーツが到着したり、生徒さんの1939年トライアンフ5Tクランクケース修理が進んでいたりします。詳しくは明日以降にご紹介予定です。
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なにやら世の中は筋トレブームの様で、ここ熊本にも数年前にゴールドジムが出来たと思ったら今度は24時間営業のジムが一気に2店舗も出来るそうです。24時間営業に少しグラリと来ましたが、地震で終了した県立総合筋肉ジムの再開時期が夏休み中に延びてしまっていても浮気しない様にします。

確認。

P7170001暑いですね。旧型エアコンがどんどん電気を食ってくれます。でも止められないです、おかしくなっちゃいます。昼過ぎまではパーツの発送などで連休最終日にしては珍しい日でした。但し、業者さん以外からの電話は全く鳴らず。クランキングが重くなったノートンアトラスの不具合部分チェック、続きを行いました。万が一ですが、プライマリー側の不具合ではないか?という事でカバーを取り外しました。取り外すとは言っても、オイルが漏れる個体はシリコンでシールしてありますので、1時間掛かりました。その結果、何の問題も無しです。続けます。




これはピストンが焼き付いているに違いないと思って分解を進めました。もちろん色々とチェックしながらです。タペットクリアランスが拡がっていてプッシュロッドが叩かれていました。それは良いとして、シリンダー内部を覗くも軽く抱きついてはいるものの固着するほど焼き付いてはいませんでした。という事は...ビッグエンドでした。右側がほぼ固着しています。シリンダー内壁もヘッドも乾いた感じでしたので、タイミングカバーを外した以降にオイルが行かなかったものと思われます。何となくですが、原因となった箇所は判りました。
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大変残念ではありますが、大掛かりな修理が必要です。オーナー様と相談して内容を決めたいと思います。なかなか終わらない修理ばかりを抱えているマズイ状況ですが、段取りをよく考えて一つ一つ丁寧に確実に終わらせていくしかありません。頑張ります。

英インチのタップ・ダイスなどを取り寄せます。

いきなりですがお知らせです。もうすぐ英国の工具屋さんに、英インチのタップ・ダイスやヘリサートキットを発注します。実はこの手の取り寄せのご希望が多いのですが、年に数回しか発注しない為にタイミングが合わなかった方も多かったかと思います。今ならばご希望の工具を取り寄せ可能です。日本製のものを国内で購入するよりは価格が安いかと思います。但し、「僕のトライアンフを整備するのに必要なもの一式下さい。」「おススメのものを一式下さい。」といったご注文はご勘弁下さい。今週中位で締め切って発注しようかと思います。詳細は、ご氏名・ご住所・お電話番号をお知らせの上でメールにてお気軽にお問合せ下さい。


1950年トライアンフ6Tリアスタンド修理の様子です。トライアンフのリアスタンドいスプリングははっきり言って強過ぎます。何度もご紹介していますが、スタンドのスプリング引っ掛け部分ご引っ張られて全体が捻じれてしまいます。捻じれてしまうと、画像の様にリアスタンドがリアフェンダーに激突する様になります。これは、ストッパー部分がフレームに掛からなくなるのが原因です。さらに、捻じれてしまう事で起きる不具合があります。
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ピボットボルトに強い負荷がかかり緩んでしまうのです。緩んだまま使用していると、フレーム側とピボットボルトのねじ山が終了します。たった2本の細いピボットボルトが起点になってスタンドの強い負荷が掛かるのですから当然です。それを証明するかの様に緩んで傷むのは圧倒的にスプリングがある右側が多いです。今回はかなりフレーム側の状態が悪くて、ヘリサート下穴よりも少し大きくなっていました。ギリギリでしたがいつもの治具を使用して何とかヘリサート加工が完了です。規格は3/8inBSCです。このヘリサートキットが無いからといって米インチなどでやるのは厳禁です。そうした場合は完全消耗品であるピボットボルトを製作する事になると思いますが、毎回それをやるのですか?と言う話しです。
今回、再塗装は行いませんのでスタンドの捻じれ自体は大きく修正出来ません。そこでいつもは溶接で行うストッパー部分の延長をねじ込み式にしておきました。ロックタイトで固定して最後に錆止めでクリア塗装しておきました。
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これでOKです。補足しておくとピボットボルトの本体に入れるダブルコイルスプリングワッシャーも捻じれを生む要因の一つだと思います。別にダブルコイルスプリングワッシャーでは無く、普通のピッチリとしたカラーの方が良いと思います。さて、今では車体をOHする際にリアスタンド周りを補強も含めて完璧に修理していますが、この車両は初めて当店でOHしたリジッドフレームの6Tだった様な気がします。どんどん修理内容がエスカレートした現在とは違い、当時はまだまだ割り切ってやっていた部分が多かったです。今回不具合が起きてやり直した電装系の配線もそうです。どんどん修理内容が良くなるのは悪い事ではありませんので、ご理解下さい。
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店内にある車両のフォーメーションを大きく変更しました。ノートンアトラスの不具合部分の確認を優先して行います。この後ですが、車体を分解してしばらく動かせなくなる車両が少なくとも4台あります。うまく段取りしないと作業スペースが少なくなってしまいますので、現在考え中です。
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連休最終日の明日も、当店は全開で営業しています。

1950年トライアンフ6Tサンダーバードは8月中旬位に当店に到着予定です。

P7150007昨日の定休は忙しい用件も無く、久々にゆっくりと過ごせました。夜の酒も控えめにして本日を迎えました。忙しいのが分っていたので。定休明けは一気に色々なモノが送られてきます。まずその他大勢と一緒に到着したのがイギリス国旗です。早速古いものと交換して気分一新です。これで3代目です。





P7150006こちらは取り寄せのご要望を頂いて探したリアのコニカルハブです。もうすでにNOSは枯渇していて中古にしました。中古ハブを輸入する際に困る事があります。それはリムに組まれた状態のものが多く、その分送料がバカ高くなってしまうのです。そこは取引先にお願いして、バラシてハブ単体で送ってもらいました。価格もどんどん上がって来ている中古パーツですので、送料を節約出来てこれは助かりました。一緒にご注文を頂いたパーツは、週明けには入荷する見込みです。






P7120005こちらはエンジン単体でOHの基本的な部分のご依頼を頂いたBSA A65です。来月になってしまうと思いますが、作業に取り掛かります。









P7150001アチコチに発注した1948年マチレスG80のパーツも2箇所から到着しました。とりあえず、あと3カ所から到着予定です。その後にオーナーズクラブ系のパーツ屋さんへの発注と続きます。





明らかに間違ったものが届いていないのか、まずはそれが気になります。48年はなかなか難しい年式で、「後年のこれを使いなさい」系のパーツも多く心配でなりません。発注ミス=当店の利益を削るからです。高額なパーツからチェックしました。ビッグエンドベアリングASSYは間違いないものでした。そしてTSのクランクシャフト単体です。何度も何度も調べてコレになったのですが、余計な穴が開いています。ブッシュは使えます。もう一度資料をチェックすると、間違いなくこのシャフトを使うしかない様です。クランクケースが戻って来てから穴を埋める必要があるのかどうかを検証します。この後は一品ずつ検品と計算でOHを明細を更新しました。想定していたよりも高額なパーツが多くて少し気まずいです。更にそこからオーナーズクラブ系パーツ屋さんへの発注リストをチェックしました。まだ車体が残っているんですけどねぇ。
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エンジン始動で発・充電チェックまで済ませた1950年トライアンフ6Tです。リフトから降ろして、ノートンアトラスと交代させようとしたら発見しました。リアスタンドのピボット部分が傷んでいます。という訳で、まだ鎮座しています。今月は黒字という言葉を忘れる事にします。こちらもとにかく時間ばかり掛かってしまい気まずいです。
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最後に宣伝させて下さい。英国にて買い付けました1950年トライアンフ6Tサンダーバードは来月中旬位には当店に到着予定です。
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いつまでもあると思うな50年6Tとトラヴィス・サイクルズ。熱いお問合せをお待ちしております。
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