TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にて英国製クラシックバイクとパーツの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズの日々を、営業日は毎日更新しながらお伝えしております。トリニティースクール(既に閉校)と基本的に同じ内容のレストア学校(宿泊所完備)も運営しております。

サンダーバード出身、ボンネヴィル部屋。

DSC05137 本日1959年トライアンフT120のナセルトップ修理の際に塗装を剥がしたら、きれいなポリクロマティックブルーが出て来ました。おそらくこのナセルトップは、サンダーバード出身です。ちょっとだけ海外取引先の車両在庫情報を。綺麗で激安のバスタブ1960年トライアンフ6T、綺麗でそのまま乗れそうな1952年トライアンフ5T、まだ欲しい方はいらっしゃるのか?の1964年ノートン650SSが売りに出ています。その他にも沢山ありますので、車両をお探しの方はお気軽にお問合せ下さい。



 曲がったハンドルバーにやられて大きく反り上がった部分に引っ張られ、結構歪んでいたナセルトップの修理です。板金ハンマーとアンビルで少しずつ綺麗に修正しました。意外と形が複雑なナセルトップですので面倒なトントンでした。もう一つ。ヘッドライトクリップの穴が前側に貫通していました。宇宙を照らすナセルヘッドライトの調整でやられがちな事です。しかし、これですとヘッドライトぽろりの確立が高まってしまいます。溶接で繋いで綺麗にしておきました。ちょっとイビツだったハンドルバーの逃げ部分も整形しておきましたが、これは実際に仮組みしてから再度調整します。ナセルレグもチェックしましたが、こちらは修理の必要無しでした。
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 フットレスト取付け部分が大きく曲がっていたRHリアエンジンマウントプレートは、綺麗に真っ直ぐに修正しました。少し曲がった左側フットレストは真っすぐに修正。新品まで取り寄せて修正を諦めていた右側も綺麗に修正してしまいました。昔は熱していましたが、ここ数年は全て冷間で修正しているトラヴィス・サイクルズです。
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 曲がりを修正したリアブレーキペダルのピボット部分は何と問題無し。ピボットボルトも過去に新品へ交換されており再利用可能でした。ガタガタしていたのは裏側の固定ナットがナメ掛かっていたのが原因でした。リアフェンダーのグラブレイルも修正。この後に傷付いた部分も綺麗に整形しておきました。
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 クラックが入ったリアフェンダーですが、過去の大量の溶接修理痕があります。この手は、フロントフェンダーも同様にクラックが入り易く、ほとんどで修理されています。リアフェンダーのクラック部分は、特に定番の場所です。他にも割れていた箇所があって塗装を剥がしたりしましたが、こちらも定番の修理後にてんこ盛りパテが割れていただけでした。レッドチェック損です。割れて箇所は溶接修理して、どうせパテに隠れてしまいますが綺麗に仕上げておきました。溶接の際には塗装が派手に燃えるので、久々の防毒マスク溶接でした。まだ室内が臭いです!
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 大量の修理・修正をずっとやりながら、外注塗装準備を進めています。手配した中古フロントフォークボトムヨーク(既に発送済み)が到着するまでに、出来る事を進めます。明日は、貴重なオイルタンクの洗浄やチェックも行う予定です。そして、最近なぜか3個のマグネトー修理を承りました。英国のスペシャリストに外注して、当店は僅かな手数料だけを頂きます。安くはない修理に安くはない往復送料と税金が掛かりますので、出来るだけ安くあがる様にほぼサービス状態です。そのスペシャリストから発送を待ってくれと言われていましたがゴーサインが出ましたので、本日梱包しました。ほとんどの方が綺麗にした状態で送って下さいますが、残念ながら今回の一つは油汚れギトギトの状態でしたので清掃に時間が掛かりました。あまりに酷い場合は清掃代を頂いております。
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 ずっと興奮状態で修理していたら脳みそと身体がまだビンビンです。ちょっとこれからエニタイム筋トレに行って来る!

フォーム固まる。

 今朝の筋トレでのベンチプレスは高重量バージョン。140kgが挙がる事を確認した後に130kgの3発を4セットした後に低重量で整えました。実は最近考え過ぎてフォームが分からなくなっていたのですが、ほぼ固まりました。スミスマシンで痛めた肩もストレッチポールもどきのお陰で治りましたし、どんどん進化したいです!出勤してすぐに1959年トライアンフT120のプロップスタンド修理です。新品ボルトに対してパツパツに仕上げたスリーブを圧入して、ガタガタの本体側の修理です。ワッシャー1枚入らない位でしたので、傷んだラグ側と本体内側を綺麗に修正しました。それからめっきを剥がしたワッシャーを綺麗に溶接して仕上げです。全くガタの無い素敵なプロップスタンドに生まれ変わりました。他のモノと一緒に外注塗装に出します。
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 ここから一気にフロント周りの分解です。ナセルなのでちょっと面倒ですね。激しく曲がったハンドルバーとぐちゃぐちゃのフロントフェンダー。ナセルトップは修正します。
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 ステアリングヘッドベアリングは、かなりのゴリゴリ具合で交換します。まずは、フロントフォークのトップ&ボトムヨークをいつもの様にチェックします。
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 がっ、ここで問題発生です。妙にステムにグリスが盛り盛りしてあるなぁと思い、拭き取ろうとしたら拭き取れませんでした。何かやってあります!どうも過去にステムナットねじ込み部分がナメたか何かあったっぽいです。六角部分がナメナメで交換しようと思ったステムナットは特製のアンダーサイズでした。本来は比較画像の通りステム径とねじ部分は同径なのですが、一回り細くなっています。その下の段は謎です。慌てて秘密の業者さんへ中古品を発注しました。一気にテンションが下がりました。
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 日本で長く修理されて来た車両らしいので納車整備の際も色々とあったのですが、バラせばバラすほど更に出て来ますね。一つ一つ確実に修理していきます。※オーナー様、もう少しまとまりましたら明細付きでご報告いたします。


 本日最後はアップするのを忘れていた1962年ノートン650SSの動画です。ギア抜け修理が完了した際に撮影しました。ノートンドミネーターツインはトライアンフツインなどに比べると重心がかなり後ろにありますので、センタースタンドを掛けると前輪が浮きます。エンジン音が静かなノートンツイン、カムがチェーンドライブなのがその大きな理由かと思われます。しかし、実はキックしてクランキングさせた際のタペットのカランッという音が結構大きくて、修理した人間をビビらせてくれます。今週末にオーナー様の元へ発送予定です。

盗られるか?盗られないか?

DSC05109 久々に静かだった日曜日、1959年トライアンフT120に全集中です。取り外したパーツなどを整理しながら作業するのですが、作業が完了した車両のパーツ箱を整理しておらず急遽そちらへ。ところが、ここで問題が。昨年末に段ボールや金属ゴミを処分しなかったお陰で、既にスペースの限界です。2階の段ボール部屋への侵入が困難な事は解っていたのですが、金属ゴミ置き場の拡張が厳しいです。近日中に集中して処理する時間を頂くと思います。



 ついに邪魔になった例の盗難防止装置の取り外しです。しっかりと溶接してあるので、フレーム側を傷付けない様にあらゆる工具を使って取り除きました。これに時間が掛かり過ぎましたが、これでエンジンマウントプレート下奥のナットにようやくアクセス出来る様になりました。
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 ついでに残ったエンジン本体を下側まで徹底的に綺麗にしました。それから装置を取り除いて綺麗に仕上げた部分の塗装をしようと思ったのですが...まさかの元の塗装と相性が悪くて際がブヨブヨになってしまうパターンでした。一旦諦めて、魔法のスプレーをして完全乾燥するまで待つ作戦に変更しました。次は、プライマリー側をバラしている今しか出来ない事を。ガタガタのプロップスタンドですが、ラグ側の穴が大きく楕円になっているのでそこを13.0mmまで拡大。スリーブを製作している途中でご来客の為に明日へと持ち越しです。
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 ちょうど良い機会なので、古い英車の盗難事情について。私が知る限り、古い英車は他の盗難が多い車種に比べて盗難に遭い難いと思います。盗む側の色々な事情がその理由なのでしょうが、その事情が変化した時には狙われ易くなる可能性がありますので油断は禁物です。実は私も若い頃に英車ではありませんがバイクの盗難に遭い、結局戻って来ませんでした。今はどうだか知りませんが、あれだけ盗難自転車を一生懸命に探す警察もバイクの盗難には無関心な印象でした。「どうせ見つからないよ。」といった感じで。とにかく大切な愛車は自分で守るしかありませんね。ちなみに当店のお預かり車両は、2重のセキュリティーシステムで守った上に盗難保険に加入しております。

硬水。

 ここ熊本の水道水は日本では珍しい硬水(硬水ランキング3位?)らしく、風呂場の鏡や水栓も少し油断していると真っ白になってしまいます。昨日は少しネットで勉強して自宅の風呂場に堆積したミネラル分を掃除しました。結局は店から持って帰ったスクレーパーが大活躍してくれましたが、疲れた上にまで終わっていません。疲れは効果絶大なストレッチポール(もどき)で解消したのでした。そんな定休日明けの本日は、朝から昼過ぎまでバタバタしました。ここで再度お願いさせて下さい。ご質問メールを送信される前に、今一度当店ブログを検索機能を使って調べてみて下さい。その疑問点のほとんどが解決すると思います。ご質問への回答でよく「こちらのブログ記事をご参照下さい。」とお送りしますが、これも私が検索しただけです。毎日ブログで細かい内容をご紹介している目的の一つに、当店のお客様やスクール卒業生に役立つ様にとの思いがあります。決して「忙しいから質問するな。」などと乱暴な事を言っている訳ではありませんので、誤解の無い様にお願いいたします。

 1959年トライアンフT120の様子です。ダメージのあったリアフェンダーなどを取り外しました。元々センターがズレている事は承知していたリアホイールですが、あまりのオフセット具合にビックリしました。これは修正しないといけませんね。
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 ギアボックスを取り外しますので、プライマリードライブ部の分解を。お馴染みのロックタブワッシャーですが、毎回お伝えしております通りこれだけでは緩み止めにはなりません。実際にエンジンスプロケットの方はナットが緩んでロックタブがカタカタと動いていました。エンジンスプロケット上にはなぜかスペーサーが溶接されていて、分解に苦労しました。
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 ノートンツインもそうですが、簡単に取り外せそうで取り外せない別体ギアボックス。トラではリアエンジンマウントプレートを取り外す必要があります。フットレストのスタッドボルトは凄い曲がり方ですね。
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 BT-Hマグネトーがデカくて邪魔なのと、フレームにガッツリと溶接されている盗難防止装置?が邪魔をしてヒ〜ヒ〜言いました。何とかバラせたのですが、このままでは組み上げるのが地獄です。盗難防止装置はどうにかして取り外す必要がありますね。まだまだまだまだ続く。
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理解が有る無い、壊す壊さない。

DSC05089 ギアボックスの修理が完了した1962年ノートン650SSは試乗確認が完了です。無事に改善しました。結局はカムプレートプランジャースプリングに問題が出てからローギアが抜ける毎に徐々に摩耗し、ギア抜けが更に激しくなっていた様です。最後に綺麗に掃除&ポリッシュまで行い納車準備完了です。




DSC05090 本日は福岡よりスクール卒業生がご来店で作業です。車両は1956年トライアンフT110。結局はダイナモとDCレギュレーターに不具合が起きていました。ダイナモを改善した後にDCレギュレーターは交換。無事に完了しました。眠らせていた車両を久々に始動させると稀に起こる不具合でした。この様なトラブルはどうしようもありませんので、今回の様に笑って修理出来る方は古い英車にご理解があり英車を楽しめるタイプです。古い英車にありがちなたまに起きるつまらないトラブルがストレスになり大騒ぎするご理解の無い方は、残念ながら英車を楽しめないでしょう。同様に車両を変に壊さないで乗れる方と変に壊してしまう方も存在します。古い機械と対話出来るかどうかの問題です。もちろん、誰が乗っても壊れる時は壊れてしまいますが。少し乱暴な言い方かも知れませんが、これは本当です。



 1959年トライアンフT120は、じわじわと作業を進めています。一気にやると逆に効率が悪くなってしまいますので、じっくりと段取りを考えています。今回はギアボックスを取り外して修理しますので、ツール&バッテリーボックスや激しく破損したオイルタンクを取り外しています。ダメージを受けたEXシステムも交換します。どうやって取り外そうか悩んでいた大きく曲がったフットレストスタッドボルトは、ギアボックスをずらせば大丈夫な事は判明して一安心です。まだまだ続く。
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DSC05091 英国のメーカーに発注していたサイレンサーや追加したEXパイプは、ちょうど発送したばかりだと期待通りの返答がありました。そういう訳で1956年TR6はまたリフトへ。早く到着すると良いのですが、最近DHLジャパンの通関が遅いんですよね。困っています。明日はもう定休の金曜日です。しっかりと筋トレして身体を休め土曜日からまた頑張ります。

ストレッチ。

DSC05086 ジムのストレッチ場所にあったので、初めて試したストレッチポールが想像以上に良いモノでした。迷わずネットで注文しようとしましたが、商品名「ストレッチポール」はあまりに高くてバッサリン的な類似品を注文してしまい本日届きました。これでまたパワーアップです。




 こちらは1962年ノートン650SSです。単純にレイシャフトローギアの交換なのですが、その前に他に不具合がないか慎重にチェックしました。問題はありませんが、純正で入る紙ガスケットが無い方がレイシャフトのエンドプレイ的には良いと思いました。しかし、その他部分でガスケット分のクリアランスが無いと不具合が出る可能性がありますので入れて組み上げました。液体ガスケットが乾いた明日、オイルを入れて試乗確認を行う予定です。
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 1956年トライアンフTR6は、プラグの焼けやタペットクリアランスの確認を行いました。どれも問題が無く、引き続き初期慣らしを。審査書類を今朝提出して来ましたが、また新しい事を言われましたね。黙って従うだけですけど。
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 1959年トライアンフT120の事故修理作業も再開しております。このレアなオイルタンクの良品中古を入手出来て本当に良かったです。気掛かりなのは、随分前に他の分と発注したサイレンサーがまだ届かない事です。遅れているお陰で、1956年TR6のEXパイプも追加で発注出来た訳なのですが納期の返答が無いです。いつも「そば屋の出前」パターンですので、もう少し泳がせておく事にしました。
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DSC05085 先日ブログを更新している際にヤフオクの広告が目に留まりました。良い感じの52〜56年用中古燃料タンクが売りに出ているではないですか。英国の業者から同程度のモノを仕入れるよりも安い価格で入札しておくと、そのまま落札になってしまい今日届きました。もうこんな価格で手に入れられる事が難しいのを誰も知らないのでしょうね。日本国内の英車の相場と併せて、日本と本場?の感覚の相違は大きいと常日頃感じています。

1956年トライアンフTR6他にも売りに出てますよ。

 発送するパーツの梱包などを行ったらすぐに1956年トライアンフTR6の続きを行いました。リアブレーキペダルは、結局ペダル側を加工してベストな高さになりました。今回もトライアンフが初めてのオーナー様ですので、抜けてしまわない様にツイストグリップの固定も行っています。そして、少し慣らしを行った後に巨大駐車場での試乗も完了です。何の問題もありませんでした。そんなTR6トロフィーのファーストモデルである56年ですが、英国にて綺麗な2台が売りに出ている様です。もちろん安くはありませんが、ご興味をお持ちの方は基本的なマナーを守って頂いた上でお気軽にメールにてお問合せ下さい。
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 手動進角のバイクに乗った事が無い方もいらっしゃると思いますが、この車両の場合は進角レバーを奥に戻すと進角(点火時期が早くなる)して手前に引くと遅角(点火時期が遅くなる)します。進角レバーを引き過ぎて遅角させ過ぎると点火時期が適正で無くなる為、正常にアイドリングしなくなりますので適度に遅角させます。もちろん、キックスタートの際はフルに進角させていると点火時期が早過ぎてケッチンがきますので、掛かり易い位置まで遅角させます。通常ですと走行中はフルで進角させます。点火時期は走行スピードではなくてエンジンの回転数に合わせるものです。走行しながらレバーを操作してみるとその意味が分かると思います。遅角させてアイドリングしている状態からレバーで進角させると、エンジンの回転数が上がるのが正常です。手動進角のバイクは乗り易くて私は大好きです。


DSC05073 ここでテールランプにボディアース不良が起きている事に気付きました。原因は、レンズが後から割れない様に固定ナットを少し緩目にした事でした。すぐに対策して改善しました。ちょうど解りやすいので解説を。テールランプASSYを固定するリアナンバープレートの座面は大体反って真ん中が沈んでいる事が多いです。その状態でテールランプASSYを裏側から固定するスタッドボルトのナットを締めると、レンズを固定するスタッドボルト(純正タイプのみ)が外側に開いてしまいます。ここにマイナス頭のスリーブナットをねじ込んで固定しますから、その厚み分レンズ側に負担がかかり割れてしまいます。その時に割れなくても後から割れてしまうほど、ここ最近のLUCAS製レンズは脆いです。単純にスリーブナットを締め過ぎても割れますから、当店ではロックタイト低強度を塗布して軽く締めています。これで走行中に脱落してしまう事はまず無いです。全く関係ありませんが、レンズがバルブの熱で溶けてしまう事がありますので当店では同じワット数のスモールバルブを使用しています。

 メインのリフトにはクイックに修理したい1962年ノートン650SSを乗せておきました。明日以降に着手します。その奥では大変お待たせしてオーナー様に申し訳ない気持ちでいっぱいの1950年トライアンフ6Tをそのまま。クランクシャフトの外注加工待ちなのですが、そこからの外注が遅れてしまっている様です。再度、納期を確認したいと思います。
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 夕刻から少し溜め込んでしまった事務仕事やパーツ発注を終わらせました。56年TR6の審査書類も作成しました。元々頻繁に変わっていたその審査書類の書式ですが、少し前に大幅に変更されました。基本的に4輪と共通で、電動化にどんどん対応させている様です。LEDに対応した時よりも大幅な変更で時代の流れを感じます。明朝は陸運支局に寄ってから出勤します。

極悪トライアンフ軍団。

DSC05032 本日は異常にお電話を多く頂いた日でした。皆さんがバイクシーズンに動き出した証拠ですね。そんな軍団に遭遇した方が居たり、買ったばかりのテスターの液晶をすぐに壊した方が居たりと面白いお話しも多かったです。朝8時から筋トレを済ませた今日一発目は、1956年トライアンフTR6のエンジン始動です。キック一発であっけなく目覚めました。特に不具合はありません。動画はキャブを微調整した後に再始動した時の様子です。油圧良し、発・充電良しです。今回は新品オイルポンプにタイミングカバーはオイルシールコンバートですが、新品オイルプレッシャーリリーフバルブ(スプリングが硬い)ですのであまり飛び出しません。






 審査書類用のグラビア撮影を行った後、すぐにリアブレーキふかふか問題の改善作業に取り掛かりました。終わったのは先ほどで、クタクタになりました。まず、せっかくブレーキカムピボット部分の修理までやっていた(忘れていました)アンカープレートは、歪みがあり新品へ交換しました。ところが、少しマシになっただけでしっかりとは改善せず。次はブレーキドラム&スプロケットを疑いました。新品と比べても肉厚は十分で過去にブレーキシューのリベットが削った痕がある位です。ところが旋盤にセットしてチェックすると少し偏芯していました。綺麗にバイトが当たる様になるまで最小限で修正しました。ちなみにこれは新品でもたまにある不具合です。早速また仮組みしてみるとかなり良くなりました。試しに新品を装着してみるとやはり良いので、せっかく修正しましたが新品を使用する事に決めました。
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 しかしまだおかしいです。リアブレーキカムレバーが外側に来過ぎていて、リアショックアブソーバーに接触したブレーキロッドがカムレバーを内側に追いやろうとしている事に気付きました。ブレーキカムをスパナで作動させたら問題無いので、これが原因です。更に、最後のプニュッがブレーキペダルピボット部分外側に入るダブルコイルスプリングワッシャーが押されてペダルが外側に追いやられている事が原因と判明しました。シム調整してキツキツに。レバーは修正してみましたが、まだロッドが接触するので、得意のユニットタイプの新品不良品を活用した上で加工しました。
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 もうほぼ良くなりましたが、今度はリアブレーキロッドがたわんでダメです。硬いステンレス製に変更するとたわみが無くなり完璧になりました。しかし、ここでは終われません。修正したブレーキドラム&スプロケットに戻すとどうなるのか試しました。消耗品ではあるのですが、安くはない新品パーツですので出来るだけ修理代は安い方が良いです。しかし、ダメでしたので諦めました。ちなみにふかふかブレーキの原因の一つとなるトルクロッドは最初に組み付けた際に修正済みです。
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 きちんと改善したとは思うのですが、今一つ気にならない事があります。通常ですとブレーキペダルの先端がフットレスト上面よりも上に来てしまうのですが、今回は随分下に位置しています。非常に踏み難いです。上に来てしまう場合は過去に何度もご紹介した様に様々な手法でストッパーを新設して下げるのでかっちりと止まります。しかし、今回はフレーム側に当たってペダルが止まるので毎回止まり方が微妙に違います。これがブレーキの遊びを詰めていくと気になってしまうので、何とかする必要があります。明日、もう一踏ん張ります。
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 リアブレーキふかふか問題は、このブログでも過去に何度もご紹介して来ました。定番なのはブレーキシューの問題や今回の様なアンカープレートなどの問題です。今回は、ブログでご紹介した内容以外に沢山の改善点を見つけましたので、7時間以上かけて探った甲斐がありました。疲れましたけど。明日は、13:00位から1時間ほど外出する予定があります。宜しくお願いいたします。

1956年トライアンフTR6一応完成。

DSC05016 スクール卒業生の1962年トライアンフT120は全作業が完了し、無事に帰宅された様です。お疲れ様でした。謎のクラッチ不具合が発生しないと良いのですが。その後はファーストボニーフルOHのお客様と打ち合わせの後に、1956年トライアンフTR6に集中しました。




 スロットルケーブルの取りまわしをどうしようか悩みながら製作完了。キャブレターの取付けも完了。燃料タンクとホースの取付けも完了。
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 シートを取付け細かい部分の調整も行い、まだEXパイプの交換とリアブレーキ周りのやり直しが残っていますが一応完成しました。同時に審査書類用のナンバー石刷り取りなども終わっています。
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 エンジンオイルを投入してしっかりとまわし、ギアオイルはレイシャフト端のウォームギアが全部浸かる位まで投入、プライマリーオイルは昨日ご紹介した位の量を投入。ちなみに別体のプライマリーオイルドレインボルトはカバーの下側です。
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 今日はもう迷惑な時間帯ですので、明日エンジン始動確認を行います。これから事務仕事を終わらせて今日は帰宅します。

謎のクラッチ不具合。

DSC05002 昨日は久々に昼まで寝てスッキリしました。筋トレはまたベンチで140kgが重くなって来ました。順調にいかないところもまた楽しいのです。仕事では近々久しぶりに大きな決断をするかも知れないので、少しドキドキしております。そんなところでパーツの発送が多かったので早めに出勤した定休日明けの土曜日、1954年トライアンフ6Tは埼玉のオーナー様の元へ発送が完了しました。遠方より修理をご依頼下さりありがとうございました!




 1956年トライアンフTR6は、こちらも随分と前に苦労して修理したプライマリーアウターカバーを装着しました。ここでまたご質問の多いプライマリーオイルの量を再びご紹介しておきます。
どうしてもオイルシールが無いクラッチ裏からオイルが漏れてしまう別体トラのプライマリードライブです。オイルの量が少な過ぎると(入れないのは問題外!)チェーンがすぐに傷んでしまいますし、多過ぎるとクラッチ裏から結構な量のオイルが漏れてしまいます。適正なオイルの量は、アウターカバーのインスペクションキャップから覗き込んで見えるチェーンの下が少し触れるか触れないか位です。そのオイル量でもっと位置が低いクラッチハウジング部分のチェーンはオイルに浸かっていますので、十分なオイルのスプラッシュを得る事が出来ます。カバーを閉じてクランキングさせたりして確認、何の問題もありません。きちんと修正した後に塗装した左右フットレストとラバーも装着完了です。
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 続けてEXパイプやサイレンサーブラケットを修正しながら取り付けました。が、ダメです。どうしてもサイレンサーがケツ下がりになってしまう上にサイドカバー部分の通過点も良くありません。試しに当店にあった古い中古パイプを引っ張り出してみたら、EXパイプの形状がダメでした。オーナー様に確認後すぐに英国へ発注しました。
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 1962年トライアンフT120のスクール卒業生は、今日から泊まりで軽整備です。以前から、朝から乗ろうとすると突然ズルズルに滑るのに走行すると何の問題も無くなるクラッチ周りの点検です。このOHをしている頃にちょうどクラッチフリクションプレート長期欠品問題が起きていて、新しく取り寄せたクラッチ板を使用しました。全て今の在庫と入れ換えてみました。その他、クラッチレバーブレードを7/8”ピボットtoピボットのデカボールタイプに交換したり、オイル交換を行ったり。クラッチレバーは軽くなり、その効果を早速実感された様です。
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 明日日曜日も予定が一杯です。おっさん身体に鞭打って頑張ります。

1956年TR6何とか進める。

DSC04977 早めに出勤していましたが、そこに更にパーツが2箇所から届きました。発送分もありますので、慌てて3箇所分をまとめて対応しました。一部をご紹介しておきます。


 ナセル用フォークチューブは先回の不良を認めてオイルフィラープラグ部分が2BAのモノを送って来ました。まだ確認してないですけど...。こんな重いチューブを4本も送って来たのでせっかく高くて軽い仕入れが出来たと思ったのに、馬鹿高い送料に。キツイです。スモールジャーナルクランクシャフト用のコンロッドも、不良を認めて送って来てくれました。これも不良品の送料はこちら負担なんですけどね。ギアボックスやプライマリードライブのトランスミッション関係パーツも在庫補充、同じく車体周りのパーツも。既製品クラッチケーブルはアジャスターのみを奪う目的で。
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 ずっと気になっていたのですが後期スタンド用なので今まで取り寄せた事がなかったプロップスタンドラグを確認。切って溶接すれば使えます!しかし前期型が無いのです。ねじ類は1/4”BSFプレインナットが当たりロットでした。もっと数を増やしておけば良かったです。次回注文すると外れロットだったりするのが恐ろしいこの世界です。複数のお客様からの依頼で取り寄せたBSA用パーツは、やはり欠品多しの高しです。仕事でBSAを取り扱うのは、トラのスモールユニットと同様に厳しいですね。
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 そんな感じで、急いで対応していたのですがいつもより少し早く宅急便の集荷が来てジ・エンドです。その途端、心が折れて1956年TR6の作業に復帰しました。過去に修理されていた部分のやり直しも含めて派手に修理した思い出が詰まっている、そんなプライマリーインナーカバーです。裏側のスペーサーの長さを調整した後に、クラッチASSYを取り付けました。エンジンスプロケットはチェーンラインを出す為にシム調整です。柔らかいシムを使用すると後から沈んでナット緩みの原因となりますので、焼きが入ったBSAのギアボックス用を加工して流用しました。ありがとう、BSAの大量不良在庫パーツ達。元々のスプロケットを押さえ付けるカラーは傷みが激しく新品へ交換です。しかし普通に手に入るリプロは少し短いので、ユニットツイン650か別体ツインオルタネーターモデル用のローターカラーを追加で挟みます。クランクシャフト側の傷んでいたキー溝は修正済みで、そこに合わせたオーバーサイズのキーを使用します。ナットの下にはダイナモモデル用のロックタブワッシャー(硬い方)を使用しています。クラッチは綺麗にリフトして最高の状態かと思います。
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 プライマリーチェーンを張ったのでリアチェーンも。しかし、日本製偶数コマチェーンがおそろしく都合が悪いパターンでした。35mmの遊びが欲しいのですが、前で合わせるとパンパン後ろではダルダルにしかなりませんでした。慌ててイタリア製の奇数コマチェーンに変更しました。実は心配していたリアブレーキですが、フカフカで最悪です。これは歪んだアンカープレートの問題かと思われますので、後からバラしてやり直します。おそらく新品アンカープレートへの交換になると思います。一気にテンションが下がりました。気を取り直してタイミングカバーの装着を。仮組みして問題が無い事を確認して本組みしました。この時点でダイナモも。先に小さな袋ナットを締めてコルクガスケットを潰しておいてからストラップを締めます。
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 その他細かい部分を進めて本日はココまでです。本当はプライマリーカバーまで閉じたかったのですが、到着したパーツの計算やお客様への御連絡などの仕事に戻りました。定休日明けの土曜日からも既に予定がいっぱいなのですが、何とか作業を進める予定です。カッコイイですねTR6のエンジン。よくアルミシリンダーなんですねと言われるのですが、TR6では鋳鉄シリンダーをシルバーに塗装してあるだけです。お間違いなく。
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 今週も沢山仕事をして疲れました。明日は筋トレしてゆっくり休みます。その前に台風対策をしてから帰宅します。

ブレーキ4回 ツ・カ・レ・タ のサイン。

 いきなり平成全開で失礼します。今日も1956年トライアンフTR6の作業をとにかく進めようと早めに出勤した途端、有難い事ではあるのですが異常にお問合せメールが多く1回目のブレーキです。そしてまずはマグネトーのドライブギアの取付けから。ところがいつもは大丈夫な既製品新品進角ケーブルの具合が悪く四苦八苦した挙句に交換。更に忘れていたマグ本体のピックアップ固定スクリューの増し締めしたところで回りが渋くなり2回目のブレーキです。これ、たとえスペシャリストがやった仕事でもたまにある事です。原因は2パターンです。固定スクリューが微妙に長過ぎてスリップリングの端に当たってしまうのがパターン1。ピックアップ本体が長過ぎてスリップリングに接触してしまうのがパターン2で、今回はこちらでした。ガスケットを厚くして解決しましたが、マグネトーを取付け状態で作業するのが地獄で時間ばかり経過します。だからピックアップはスクリューオンよりもクリップオンの方が良いです。少しでも回り方が渋くなったり、チュルルッという僅かな音が聞こえたら必ずチェックして下さい。左右シリンダーの点火時期ズレは0度で無事にギアのセットが完了です。
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 ここからは準備しておいたシリンダーヘッドから上を一気に組み上げました。新品プッシュロッドカバーチューブでガイドがありませんので慎重に。ロッカーオイルドレインパイプが無いので早いです。ちなみに何度も言いますが、私は全てに塗る派ですので結構大変です。
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 既に修正済みの新品キャブレターを仮で取り付けて、スロットルケーブル製作の準備を。その前に細かい部分をやろうと、配線を完結させる為にダイナモを仮で取付けようとして3回目のブレーキです。この部分のクランクケース側は元々がぐちゃぐちゃになっていたので、全て溶接し直して整形し直しています。これは本当に大変でした。しかし、最後の最後の仕上げをすっかり忘れていました。ダイナモが微妙に入りませんので、泣きながら手ヤスリで仕上げを行いました。無事に配線まで完了しています。
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 想定外の事ばかり起きてしまい、完成に向けて急ぎたいのでピッチを上げようとしたら英国からのパーツが到着して4回目のブレーキです。とりあえず検品だけして放置です。忘れる前にブリーザーホースの取付けが完了。新品なのでそのまま取り付けられる訳が無いヘッドステディーをシコシコと加工して、ロッカーオイルフィードパイプと一緒に取付け完了。勢いでオイルラインも全て取り付け完了。プライマリーインナーカバーを仮組みして裏側のカラー長を確認。長過ぎて加工が必要な事が判った時点で力尽きました。無理して進めても良いのですが、明日にすぐ響く年頃ですので止めておきました。
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 このブログを更新したら、到着したパーツの計算などまで終わらせて帰宅予定です。本日のパーツ販売関係だけで送信したメールが13通、頂いたお電話4件です。ここで、少しでもスムーズにパーツ販売業務を行う為に改めて以下のお願いをさせて下さい。
・トラブルを防ぐ為、可能な限りメール traviscycles@tulip.ocn.ne.jp でお願いいたします。
 ※携帯からの方は、必ず当店からのメールが受信出来る状態にして下さい。
・お問合せの際も、ご氏名・お電話番号・発送先の郵便番号とご住所をお知らせ下さい。
・車両の年式とモデル名、必要なパーツのパーツナンバー(お分かりであれば)とパーツ名、数量をお知らせ下さい。どれかが抜けている方が多くいらっしゃいます。
・銀行振り込みかオンラインでのクレジットカード決済(VISA、MASTERブランドのみ)どちらかのお支払い方法をご指定下さい。※クレジットカード払いの方は決済お手続き完了後の御連絡は結構です。決済代行会社から当店へすぐにメールで決済完了のメールが来ます。
・発送はレターパックプラス・ライトかスマートレター、佐川急便の中で一番安価な方法で行っております。着日・時間指定をご希望の場合はお知らせ下さい(佐川急便のみ対応可能)。

以上、何度もしつこくお願いして恐縮ですが、ご協力を宜しくお願いいたします。

雨の日クルクル干し。

 せっかくエニタイムフィットネスに入っているので、今朝は店の近くの店舗に初めて行って来ました。同じメーカーのパワーラックなのに欠点が改善されていて使い易かったです。しかし、消毒用のアルコールシートの設置場所が極端に少ない上にあまり周知されていない様に感じました。若い人も極端に多かったので自分自身で気を付ける必要があります。出勤前に筋トレした場合はウエア類を店舗2階で洗濯してそのまま干すのですが、今日の様な雨の日に一番良いのが扇風機を利用したクルクル干しです。随分と前に自分で開発したつもりなのですが、やっている人は多いかも知れませんね。




 今日はちょっと通常業務が多くて思ったよりも進められなかったのですが、1956年トライアンフTR6トロフィーの様子です。念の為にシリンダーを空の状態で仮組み確認した後に、タイミング側を組み上げました。オイルポンプとオイルジャンクションブロックも取付け完了で、ピストンを装着して次へと進みました。
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 シリンダーの装着完了!しばらく時間を置いて何段階かでベースナットを締め付けています。もう中に何かを落とす心配も無くなりましたので、サンププレートを取り付けました。ここから大量にオイル漏れしている別体トラは多いのではないでしょうか?そうならない様に、いつもご紹介している通りしっかりとモディファイしています。ここから大量にオイルが漏れる車体では、鬼の様にサンププレートを固定するナットを締め込んでクランクケース側のねじがナメて終了する負のスパイラルに陥り易いのではないかと思います。どの部分でもほとんどの場合、オイルが漏れるからと更に締めても解決はしません。
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 次はマグネトー(マグニトーと表記した方が良いかも)の装着です。下側には元々ロングナットを使用してありましたので再利用です。特にスウィングアームモデルの場合、エンジンとギアボックスが近いので下側が通常ナットですと脱着が地獄です。ギアボックス上のお洒落カバーはマグネトー脱着の際には本当に邪魔ですので、取り外しておいた方が良いです。と言いますか個体やマグのピックアップ部分によってはカバーがあると脱着出来ません。
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 本当はマグギアのセットまでやりたかったのですが、時間が足りませんでした。暇そうにしていたジョンさんにお願いして、1953年トライアンフ6Tに使用する燃料タンクの内部処理は全て完了しています。
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 明日も出来る限りTR6の作業を進めますが、パーツがまとめて到着しそうな気がしています。

パーツ疲れかな。

 仕事が早いノートンさんからは早速少量のパーツが到着しています。新品ギアはご覧の通りです。すぐに組み上げたいところですが、もう少しお時間を頂きます。パーツは今回も複数箇所へ発注していますので、これから入荷ラッシュになると思います。これまでも何度か同じ経験をしましたが、どうやら最近はまたパーツ疲れの様です。まともなパーツを海外から仕入れて販売などを行うのには、おそらく皆さんが想像される以上の労力が必要です。仕入れから販売、お客様への対応など適当にやるのは簡単ですが、様々な意味できちんとやる、やり続けるのは結構大変なのです。バイク屋だからこんなものか、とお客様に思われるのはとても残念な事です。こんな事を書きながら、先ほども次回発注の準備をしていました...。
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 今朝は結局ジム筋トレには行かず早く出勤して、すぐに1956年トライアンフTR6の作業に取り掛かりました。諸々の準備をした後にクランクケースを仮で閉じて、専用リーマーでDSのカムシャフトブッシュをラインリーミングしました。無事に完了し、タイミングギアトレインを仮で組み立ててチェックです。カムギアは再利用していますので、完璧ではありませんが悪くはありません。すぐに分解して、左右クランクケースにスタッドボルトをいつものオイル漏れ防止対策を施しながら組み付けました。この作業を行いながら、このクランクケースに施した大量の修理を思い出していました。ここまで辿り着けて感無量です。
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 クランクケースを閉じたりフレームへマウントするのに使用するのは、良質な新品の英インチねじ類です。キットを使用してはいますが、そのまま使用する訳ではありません。ワッシャーやナットを都合の良いモノに変更しますし、キットには含まれないモノも準備します。クランクケースを閉じる準備が完了し、一気に閉じました。仮組みしているので当たり前なのですが、クランクシャフトもカムシャフトもスムーズに回転します。改めてホッとする瞬間です。
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 いつもと違うやり方で車体に載せざるを得ないので、ちょっとやり方を考えて準備しました。ちなみに最初の2枚の画像はどちらも不正解で、これでは無理です。クランクケースの液体ガスケットを乾かしている間に、頂いているメールへの返信やパーツ販売の対応などを行いました。そしてドッキング完了。
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 正しくて美しい英インチねじ類がバイクをグッと引き締めます。画像では伝わらないと思いますが、当店にご来店なさった方によく言われますので実は分かり易い引き締め方?なのです。明日以降もどんどん組み立て作業を進めます。
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 明日火曜日ですが、昼過ぎから1時間ほど外出して店を空けます。宜しくお願いいたします。

息子との賭け。

DSC04919 昨夜の情報番組でビートたけし氏がツルハシが刺さったズラを被って登場すると私は予想して、息子とマッサージとグミを賭けていました。見事にグミを買う羽目になりました!今朝は到着予定の宅急便待ちでしたので、早く出勤して諸々の仕事を一気にやりました。予定外で現れたジョンさんが暇そうだったので、1953年トライアンフ6Tの燃料タンク内部処理第一弾をやってもらいました。燃料が漏れない様にキャップ口金部分の修正と錆取りがほぼ終わり、特濃のケミカルを再注入しています。




 そしてちょうど良いタイミングで内燃機屋さんからの荷物が届きました。中身は1956年トライアンフTR6のクランクケースです。このクランクケース、フレームとナンバーがマッチしたペアなのですが分解した当初から再使用を迷うほど傷んでいました。沢山の割れや数知れない雑な溶接痕もあり、決定的なのは合わせ面が大きく歪んでいました。どうせ歪んでいるならばと、溶接やり直しや新たな溶接修理、ねじ山再生などクラクラする様な修理を沢山行いました。もう随分と前の話しです。そして合わせ面を外注で修正してもらったのですが、歪んでいるところから更に約0.8mmも削る結果となりました。そこで外注しようかどうか迷った挙句、想定外の苦労をしてケースに挟むシムを作っていた訳です。ところが、ある方から「シムの代わりにアルミ溶射でイケるのでは?」と言われてそれを実行しました。それが戻って来た訳です。使用するクランクシャフトの幅から計算して加工してもらい、ダミークランクでも平行度?を確認済みです。これでシムという本来は無い異物を使用する事なくきちんと閉じるクランクケースになった筈です。早速、未加工のケース外側などを仕上げました。同時にまだ加工していなかったサンププレート部分も逃がし加工を施し、メタフォームガスケットが問題無く使える様にしてあります。更に大量に修理した部分の再確認なども終わり、最後に再び徹底洗浄した後にお肌も調整して綺麗にしております。
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 ここから確認作業です。最悪はクランクケースを閉じた際にクランクシャフトの回りが渋くなったりロックしたりしてしまう事を覚悟していました。その場合はクランクシャフト側を少し加工してあげるだけです。少し面倒ですがクランクシャフト単体にしてドライブサイドのベアリングを取付け。クランクケース側は先に準備しておいた新品カムシャフトブッシュを取付けてから、ベアリングを入れました。ちなみにクランクシャフトは大幅にバランスファクターを修正してあります。
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 まずクランクシャフトがスルスルとスムーズに回り一安心です。念の為に、シリンダースタッドボルトを仮でねじ込んでシリンダーを単体で装着、問題ありません。これで確認作業が終わりです。ここから再び分解して、クランクシャフトにはコンロッドを本組みしておきました。明日は、新品カムシャフトブッシュのラインリーミングを行った後に、スタッドボルト類の取付けが終わればクランクケースを閉じる準備完了です。出来ればケースを閉じてフレーム側にドッキングさせるところまではやりたいと思っています。
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 ずっと集中して一気にやりましたのでどっと疲れました。明朝はジム筋トレの予定ですが、どうも体力が残ってなさそうな感じです。とにかく、結局は待ちになってしまいましたが追加工して本当に良かったと思います。文句のないクランクケースになってくれました。明日以降は、この56年TR6が完成するまで作業に集中します。

スタート地点。

 昨日は不動産屋さんで打ち合わせの後にいつもの筋トレに行って来ました。ベンチプレスでは、130kgが重く感じて140kgが何とか挙がる位に調子が悪かった。これはいつもの事で、140kgが軽い日もあれば、重く感じるどころか挙がらずに潰れてしまう日もあります。これが数か月前では基準が130kgでした。調子が良い時はそれ用のセット、悪い時はまたそれ用のセットを組みますので昨日は100kg10発の5セットにしました。調子に波があるのも人生の様で面白い!しかしうまく乗り越える事で40歳代中盤のおっさんでも確実に成長出来る。それが筋トレです。

 本日は、ご来客の多い日でした。遠方から、ちょっと心配していた大切な友人も来てくれて安心しました。本当に良かった!!後は定休明けのアレコレやパーツ販売の対応なども追われた日でしたので、1959年トライアンフT120の様子だけご紹介しておきます。曲がっていたセンタースタンドを取り外し、引き続きドロドロになっている車体を掃除しました。スタンド本体は取り外して確認すると見事に割れていました。
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 新品センタースタンドと片側のみインチキだったロックナット1個、スプリングを準備しました。スプリングを引っ掛けた状態で、工夫して取り付けます。取付け完了。スタンドを畳んだ状態も出した状態も問題無しです。
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 これでこの車両の修理はやっとスタート時点に立った感じです。ちなみに新品フロントフォークチューブのオイルフィラープラグ部分は、先に連絡したコンロッドと併せて不良をメーカーが認めてくれました。

4 x 1954.

DSC04888 海外赴任中のお客様からお預かりしている1954年トライアンフ5Tスピードツインは月一のエンジン始動確認等が終わりました。もう25回目でした。外観は塗装や光り物が曇っていますが、中身は元気な状態を保っています。





 こちらは1954年トライアンフ6Tサンダーバードです。継続車検が無事に終わり、試乗確認を行いました。問題ありませんでしたので、細かい調整を行った後に全体を綺麗にしておきました。塗装のタッチアップはどこまでやって良いのかが分らずオーナー様に託しました。これで埼玉への発送準備が完了しています。
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 珍しく1954年式でしかもリジッドフレームのツインシートが3台揃っていた事に気付き、記念写真を撮りました。一番奥に写っているのは同じく1954年式であるオーストラリア製の人間です(笑)。
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DSC04895 夜になって1954年トライアンフ5Tを仕事帰りのオーナー様が引き取りにいらっしゃいました。試乗された後にニヤニヤされていたのが嬉しかったです。今回は珍しくご近所の方です。またトラで遊びにいらして下さい!

 早くも明日は定休の金曜日です。その前に、1959年トライアンフT120の作業を出来るだけ進めておきます。当店の素敵な1週間が終わろうとしています。それではまた土曜日に。

チェック。

 結局出るのは当たり前になっていた男子サッカーW杯ですが、ポロっと予選敗退する時が必ず来ると思っていました。今回がそうなると盛り下がりますけどね。1962年ノートン650SSは急遽ギアボックスの分解チェックです。実はこの段階で「前よりも具合が悪くなった」原因が判明しました。つまらない事です。
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 しかし、改善していた時でもローギアであり得ないくらい引っ張ると抜ける事がありました。せっかくなのでそれをどにかしようと思い分解を進めました。レイシャフトローギアの2ndギアのドックが入る部分に明らかな摩耗がありました。本来はこの様に面取りしたみたいにはなっていません。2ndギアは大丈夫ですので、ローギアを他のパーツと一緒にノートンへ発注済みです。OHして10年近く経っていると思いますが、ギアボックスの中身が綺麗です。パーツが到着してそのタイミングが来たらすぐに組み上げられる様に、全てを綺麗にして保管場所へ車両を移動させました。
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 1950年6Tよりも先に外注加工が終わりそうな1956年TR6を元の場所に戻しています。1959年T120Rで問題なのは、センタースタンドが使えなくなっている事です。分解作業が出来ないので先にチェックしました。結局、派手に曲がっている事が判明しました。変な事になっていなくて安心しました。しかし、車体の下がドロドロで厳しいので先に掃除から始めています。掃除が終わったら新品センタースタンドを取り付けるところからスタートしますが、これが結構大変なんです。
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 明日納車予定の1954年5Tは最後のキレイキレイが終わり、納車準備が完了しています。ピッカピカですねぇ。何かと障害が多いのですが、段取りをよく考えて仕事を進める毎日です。

1954 TRIUMPH 5T 1962 NORTON 650SS.

 今朝、中一日でジム筋トレに行ったら筋肉痛で散々でした。リフターの方々は毎日やる方も多い様ですが、バケモノですね。とても真似出来ません。1954年トライアンフ5Tスピードツインは、無事に継続検査を終えました。早速、軽く試乗して来ましたがとにかく絶好調で気持ち良かったです。決してパワフルではない5Tですが、遠くに行きたくなるバイクなのです。明日もう一度綺麗にした後の木曜日に納車予定です。
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 こちらは1962年ノートン650SSです。クラッチケーブルを修理して、試乗確認すると直っていた筈のローギア抜けが委託販売でお預かりした時よりも酷くなっていてビックリしました。原因だったカムプレートプランジャースプリングを強化してもまったくダメでした。この状態で乗られていたのであればクラッチレバーを握る時間が増えてケーブルに負担が掛かったのも納得です。おそらくギアのドックが摩耗しているので、バラして確認する必要があります。
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 業者さんからの御注文分が出揃ったところで、夜は英国3箇所へのパーツ発注を何とか終わらせました。相変わらず欠品が多いBSAのパーツはなかなか大変です。結局、最低でも5箇所から取り寄せる必要がありそうですね。

1954年トライアンフ6T事故修理完了。

 1954年トライアンフ6Tは、継続検査の為にサドルシートをツインシートに交換後に燃料タンクを装着。燃料ホースやバンジョーを新調し、タペットクリアランス調整なども終わり修理作業完了です。
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 エンジン始動確認。アンメーターは死んでいる様です。



 巨大駐車場で試乗確認した後に、細かい部分の調整などを行いました。一気に継続検査準備まで終わっております。
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 次の仕事に取り掛かる為、店内にある車両のフォーメーションを大幅に変更しました。これだけでおじさんはクタクタになってしまいます(涙)。動かせない車両でも大丈夫リフトには、1959年トライアンフT120を乗せております。
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 現在は各書類作成などの後に、頂いていたメールへの返信やお客様へのご報告などが終わったところです。これから英国へのパーツ発注準備まで終わらせてから帰宅します。

残念ながら効果無し。

 日曜日の朝から何やっているんだ俺!と思いながら今朝は8時前から筋トレでした。購入したリストラップは残念ながら自分には効果無し、元々手首の固定には自信があったのでそんなものでしょう。140kgはもう軽いので150kgに再チャレンジも今度は見事に潰れました。上腕二頭筋の再強化が必要との結論に達しました。大胸筋の痙攣と新品ツイストグリップの加工不良に苦しみながら、1954年トライアンフ6Tのスロットルケーブルを製作しました。昔は使わなかったL字パイプを使用してスッキリバッチリです。
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 今日は絶対に終わらせようと思っていた配線作業も無事に終わりました。修理完了までもうすぐです。継続車検まで終わったら、業者さんに頂いたタッチアップ用塗料で補修したい部分があります。
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DSC04854 1962年ノートン650SSがクラッチケーブル切れでレッカー車にて運ばれて来ました。ローギアの不具合も再発した様ですので、スプリングを強化したりと対処します。しかし、納車した際と変わらぬ綺麗な状態で感激しました。大切に乗って下さりありがとうございます!明日から英国へのパーツ発注を開始する予定です。取り寄せご希望の方はお早めにご連絡下さい!

リストラップ5BA。

DSC04844 これがあるとマックス重量がアップする人も居るらしいですし、そろそろ手首を保護した方が良さそうな重量を取り扱っていますので買ってしまいました。どうやらエキスパート向けらしいのですが、公認というのと名前にやられての選択です。早速使いたかったところなのですが、昨日は筋トレも行かず大人しくしていまして、激しい偏頭痛とようやくおさらば出来ました。





 外注塗装に出していた1954年トライアンフ6Tのフロントマッドガードやナセルレッグなどが戻って来ました。ポリクロマティックブルー。初めてお願いしたエイジング塗装で奥が元々、手前が新品です。細かい傷やお肌、塗装のムラまで再現してもらいました。ナセルレグは補修で。1950年6Tはサンダーブルーでお願いした小物が速攻で戻って来ています。
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 ご自身のREモデルGのフロントフォークをこねくり回すジョンさんを尻目に、私は定休日明けのアレコレを済ませてから早速作業に取り掛かりました。が、ここですごい事に気付きました。新品インナーチューブのオイルフィラープラグ部分、本来は2BAなのに間違って5BAになっていました。これは今までやって来て初めての事です。渋い間違いをしやがりました。ドレインプラグも地味に傷んでいましたので、新品に交換しました。シーリングワッシャーはアルミ製がベストかと今は思っています。
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 どんどん組み上げてフロントマッドガードの取り付けまで完了。仮組みの時と少し組み方を変更しています。
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 色々と密かにアップデートしながらハンドルバー周りやナセルトップまで組み付け完了ですが、地味に時間が掛かります。ツイストグリップを交換したのでスロットルケーブルの具合が悪いです。これは製作しないといけません。ぐちゃぐちゃと沢山現れた配線も繋がないといけませんので、明日以降にシコシコと進めます。ちなみにフロントフォークの動きは抜群に良いです!
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DSC04848 1950年トライアンフ6Tは久々に佐賀県に向けて発送が完了しています。素敵な旧オーナー様から素敵な新オーナー様へと引き継がれます。明日日曜日ですが、都合によりオープン時間が少し遅くなるかも知れません。宜しくお願いいたします。

チャンスは一度。

DSC04822 ハイエースに乗っている方ならばお分かりになると思いますが、特に空荷ですとズルズル後輪が滑って困ります。雨の日は信号待ちの発進でも滑りますし坂道発進の際なんかは特に滑ります。少し前に友人からもらった大量のブツを思い出しました。もう15年以上前かと思いますが、私がトリニティースクールに居た時にも誰かが持って来ていましたね。私はこういうヤツを普段使う事はありませんので、モールトンで恐ろしい距離を走破する父に試してもらっていました。するとタイヤが倍以上長持ちする様になったとの事です。自転車が一番判り易いですよね。先日、晴れの日にハイエースの後輪へ塗布して今朝の雨を迎えました。その結果、効果が凄いです。全く滑らなくなりました。これからもハイエースのタイヤに使用します。商品名が変わったみたいですけど。



 1953年6Tの燃料タンク続きです。全ての新品飾り類を取付けてみました。特に新品のスタイリングバンドは嫌です。説明書にも前側を折り曲げるのは1回だけだ!注意しろ、としつこく書いてあります。チャンスは一度だけです。ベストな位置での折り曲げに成功し、フロントのマウントブラケットの穴も拡大完了です。今回はブラックバードになりますので、イメージはこんな感じです。これから内部の処理などを行いますので、ケミカル満タンにしておきました。今のところ漏れも無い様で一安心です。
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 昨日リアスタンドが終わったので、今度はプロップ(サイド)スタンドです。前に行き過ぎて車体が寝過ぎます。取り外して確認すると、ラグ側はスリーブを入れる修理と肉盛り溶接でスタンドが前に行き過ぎない様にしてありました。スプリングは変形しているので交換です。どうやらリアスタンドが取り外されプロップスタンドのみになり、負担が掛かる場面が増えてラグ側の肉盛りが削れてしまったようです。今回は、スタンド側に肉盛りして丁度良い角度に調整しました。畳んだ際にも奥に入り過ぎていましたので、もう一度反対側にも肉盛り溶接して調整しました。車体の角度もバッチリです。これでリア&プロップスタンド両方の準備が完了しました。
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 昨日からですけど今日は特に偏頭痛が酷くて限界です。ロキソニンも全く効きません。コンタクトを取り外して眼球を優しくマッサージすると少し和らぎますので、眼から来ている様です。今日は少し早めに閉店させてもらうと思います。明日の定休を挟んで、土曜日からまた全力で仕事します。

加齢スージー。

 寝る時はコンタクトレンズを外すので、朝目覚めた時に手元がよく見える訳です。その時に自分の爪も良く見えて全ての爪に入っている縦スージーがどうしても気になります。ネットで調べると加齢のせいらしいです。ちなみに横に入っているスージーは精神的なストレスなどが影響するそう。とにかく縦スージーが気になるので、爪切りに付属しているヤスリで磨くとツルツルになってスッキリします。しかし、爪切りだと完璧には出来ないので専用のヤスリを朝からドラッグストアで買った9月1日。本当にもう今年が終わっちゃいますね。
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 先に進めている1953年トライアンフ6Tは、昨日準備しておいた新品リアスタンドの補強溶接からです。オリジナルも実はそうなのですが、本体の巣穴が多いので埋めようと思いましたが途中で止めました。キリがありませんので。この補強溶接をする際は注意が必要です。先にスタンドの幅をフレームに合わせて調整するのですが、その際に少し広めにしておきます。補強溶接すると少し内側に引っ張られますので、そこで丁度良いか少し狭い位になるのがベストです。仮に広い状態ですと、サイレンサーとのクリアランスも厳しくなります。フレーム側の雌ねじも問題無しなので、仮組みしてチェックです。
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 スタンドを掛けた状態での傾きは問題無し、両ストッパーの当たり具合も問題無し、全体も問題無し。しかし、スタンドを外した際のストッパーがやはり短過ぎます。このスタンド、ピボットボルトの頭の下にダブルコイルスプリングワッシャーがスペーサーとして入りますが、スタンドを外した際にスプリングで引っ張られ続けると徐々に変形し、ストッパーがフレームに当たらなくなります。そうなると過去にそうなっていた1950年6T(既に修理済み)の様にリアフェンダーにスタンドが激突する様になります。多くの車両が実際にそうなっています。仮にダブルコイルスプリングワッシャーをただのスペーサーに変更しても、スプリングが強過ぎるのでスタンド自体の変形は防げません。スプリングが逆に弱いと、走行中にスタンドがガタンッとなってしまうので難しいところです。結果的に、このスプリングのままストッパー部分を延長する事がベストな選択の一つです。
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 ストッパー部分の延長方法はいくつかありますが、今回は溶接で盛り上げてから整形しました。ついでに、たまに傾いたり外れかけたりしてしまうスプリングを引っ掛ける部分も溶接して補強しておきました。一人乗り仕様では、取り付ける際には車体側にスプリングを引っ掛ける部分がありません。純正と同じくピリオンフットレスト本体部分のみを取付けて対応しました。これで実は面倒な新品リアスタンドの準備が出来ました。これでやっとガタガタな上に前に行き過ぎるプロップスタンドの修理が出来ます。
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 内部の処理を含めると時間が掛かってしまう燃料タンクの準備をしました。英国の取引先におそらく5T出身の極上中古品を譲ってもらいました。見た目通り極上なのか、実際にチェックしました。まず、マウントボルト部分4箇所も含む全てのねじ山は問題無く生きていました。これだけで大満足です。
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 次は前後とも新品を使用する燃料タンクブラケットです。後側は何の修正も必要無しですが、前側はほんの少し幅が狭いので穴を若干拡大します。大した事無い不具合です。最後に飾り類です。新品スタイリングバンドを合わせるのも面倒なのですが、一番大切なのは新品パーセルグリッドが取り付けられるのかです。ちょっと合わせてみた感じでは行けそうでしたが...。結果は、少しだけグビっと調整しただけで全体の位置も取付けスクリューの位置もど真ん中に来ました。これはとても珍しい事で、英車修理の神様からのプレゼントだと思います!キャップ部分も全く問題無し。
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 明日以降は残りの飾りのフィッティングをしたり、プロップスタンドの修理をしながら内部の錆取りや漏れが無いかのチェックなどを行います。漏れていても修理するだけですので、大満足のチェック作業でした!

T150未遂。

DSC04785 先週はベンチで100kgの10発を5セットという生ぬるい事をしたので、今朝は気合いが入っていました。昨夜は達人の動画で良い軌道を確認して準備万端。アップが済んで145kgで軽かったので、150kgもしっかりと乳首の上で2秒停止してから自信を持って挙げました。ここで何と左手の軌道がズレてラックに当たり最後の最後に失敗しました。左手がズレて上に行き過ぎたので、セーフティーバーに置いた時に挟んで負傷しました。危なくてやり難いんですよ!あそこのパワーラック。ジムにいる間は頻繁にアルコールシートを使用するので、しみて痛かったです。直後、試しに120kgを挙げてみたらやはり9回しか出来ません。私の場合はあと1回挙がれば150kgも余裕が出ると思います。しばらくは、120kgを5発の5セットでパワーアップします!もう挙がりますよ、150kg。ジム筋トレを週一からボチボチ始めてから約4年です。155kgが安定して挙がる様になったら、一度大会に出てみたいです。ちなみに少し太ったので現在の体重は72kgです。


 お客様から追加でご要望があり、エンジンマウントプレートなどは準備して外注塗装へ。古いパテントプレートも交換しました。古いパテントプレートを取り外すコツは、まずカバーをしっかりと暖める事です。それからプレートに裏へ傷が入らない様に注意しながらスクレーパーを突っ込んで、プレートごとハマードライブスクリューを浮かせます。浮いたのであれば、カバーが千切れてしまってもOKです。スクリューはプライヤーで掴んで反時計回りに回して抜きます。取り付ける際にスクリューを叩く棒は専用のモノを真鍮棒で作って使っています。ついでにオイルシールにコンバートされたクランクシャフトシールも新品のUSを装着しました。今回は56年TR6とは違いユニット用です。ユニット用に合わせて加工するデメリットは、サークリップを加工する際にはみ出してしまう事なのですが、この個体はギリギリ大丈夫だった様です。
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 更にリアリフレクターも取り付けました。これでこの2台は本当に出来る事が無くなってしまったかも知れません。
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 次は1959年トライアンフT120の番なのですが、1954年6Tがまだバラバラでリフトに乗っていますので出来ません。そこで、1953年6Tの下準備に取り掛かっています。現状はリアスタンド無しのプロップスタンドがガタガタで前に行き過ぎて不安定なので、何も出来ない状態です。そこで新品のリアスタンドを先に取り付けておきます。その新品スタンドの整形と補強の最中です。
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 少し事務仕事も溜めてしまいましたので、このブログを更新したら同時に進めたいと思います。最後にお知らせです。来週頭から英国へパーツを発注する予定です。取り寄せをご希望の方はお早めにご連絡下さい。宜しくお願いいたします。

サヨウナラ ほっぺちゃん。

 ほっぺちゃんで有名なサン宝石が民事再生とのニュースをみました。ウチの娘も小学生の時に友達のプレゼントを注文したり、年一のイベントに行ったりしていました。単価が異常に低い上に小学生が注文してもコンビニ後払いというシステムでビックリしたのを覚えています。長く続いた企業なのに残念ですね。事業は継続との事でほっぺちゃんは残るのかな?本当は流れの中でやった方が良いのですが無理矢理先にやってしまうシリーズは、1956年トライアンフTR6のコントロールケーブル製作です。いつもお伝えしております通り、当店ではコントロールケーブルの多くを車体に合わせて単品製作しています。

 まずはフロントブレーキケーブルから。元々装着されていたケーブルは全てがウソで、アジャスターから全て新品を使用して製作しました。ブレーキのインナーケーブルは多少のスムーズさは無視して「抜け」に強い単撚りを使用します。ブレーキレバー側のタイコに半田付けする際は余盛りする派です。綺麗に仕上げる為です。英車を修理する際は、機能的にきちんとやる事は当たり前ですが、外装から細かい部分まで格好良く仕上げる事に全力で気を使います。どんなに調子が良くても外装や色がガチャガチャだったりしては台無しです。結局は、バイクは見た目が大切ですからね。
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 お次はクラッチケーブルです。少し面倒ではありますが、クラッチASSYを仮組みからスタートです。クラッチケーブルには操作性の軽さを重視して複撚りインナーケーブルを使用しています。半田を余盛りするレバー側をサッと仕上げるとこんな感じです。「擦れ」にも強いのですが「抜け」には弱いので、半田付け方法に特に気を使います。この辺りの年式まで困るのが、専用アジャスターを単品で入手するのが難しい点です。しかし、今回元々装着されていたケーブルのアジャスターはインチキでしたので、既製品のケーブルからアジャスターのみを奪い取りました。少し前にやっと良い既製品ケーブルに出会いました。単撚りインナーですので少し操作が重くなったり既製品特有のタイコの弱さがあるのですが、とりあえず使えます。私が把握している限り別体トラで製作したクラッチケーブルが切れたりした事はありません。ケーブルへの負担が大きいユニットトラは切れた事があります。今回はオーナー様が予備クラッチケーブルをご希望でしたので、この既製品を緊急用としてお渡ししておきます。
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 クラッチレバーは軽いですし、クラッチプレッシャープレートも均等にリフトする素敵なクラッチになったと思います。この後にクラッチASSYは取り外しました。進角ケーブルは良質な既製品を使用します。スロットルケーブルはさすがにまだ製作出来ません。
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 1950年トライアンフ6Tの方は、再塗装しなかったマウントプレートなどを綺麗にしたりロッカーオイルフィードパイプを修正したり。以前にお預かりした際にも行ったのですが、ダイナモをモータリングチェックしたり、マグネトーのチェックをしたり。今回はBTHのマグネトーです。明らかに最近OHされていて、左右シリンダーの点火時期のズレも0度です。ちなみにBTHをOHする場合は基本的にLUCASよりも割高で、細かいパーツ類もかなり割高です。
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 作業効率を無視してこの2台の今出来る作業を進めて来ましたが、流石にもう出来る事が無くなって来ました...。




 ここ数日はパーツの御注文やお問合せを多く頂いております。誠にありがとうございます。ここで、少しでもスムーズにパーツ販売業務を行う為に改めて以下のお願いをさせて下さい。
・間違いを防ぐ為、出来ればメール traviscycles@tulip.ocn.ne.jp でお願いいたします。
・お問合せの際も、ご氏名・お電話番号・発送先の郵便番号とご住所をお知らせ下さい。
・銀行振り込みかオンラインでのクレジットカード決済(VISA、MASTERブランドのみ)どちらかのお支払い方法をご指定下さい。
・発送はレターパックプラス・ライトかスマートレター、佐川急便の中で一番安価な方法で行っております。着日・時間指定をご希望の場合はお知らせ下さい(佐川急便のみ対応可能)。

 以上、何度もしつこくお願いして恐縮ですが、宜しくお願いいたします。

引き続き準備。

 ご来客も少なく静かだった日曜日。納車準備中の1950年トライアンフ6Tと1954年トライアンフ5T、残りは車検や書類手続きのみとなりました。5Tに昨日6Tに貼ったトランスファーが無い事に気付き、不公平になるといけませんので慌てて貼っておきました。
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 OH中の1950年トライアンフ6T、STDサイズのインターメディエットギアスピンドルがスポスポでしたのでオーバーサイズを準備。クランクケース側を計測してラッピングで修正した後にスピンドル側を研磨して調整しました。ブッシュも入れ換えて内径調整が完了です。
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 熱々ケースにベアリングや調整したスピンドル、ダオ類を全て取り付けました。そして、スタッドボルト類をオイル漏れ防止対策を施しながら全て取り付け完了。これでクランクケースの準備は全て終わりました。クランクシャフトが戻って来たら閉じるだけです。
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 組み付ける直前にやろうと思っていたピストンリングのギャップ確認も完了し、ピストンへリングを装着。全く同じ事を1956年トライアンフTR6でも行いました。
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 1950年トライアンフ6Tと1956年トライアンフTR6は、大変申し訳ないことにお客様をお待たせしておりますが、外注加工が戻って来ておらず今出来る作業を少しでも進めております。当店が外注待ちで完成させられない様に、外注先にも同様の理由がある筈です。ご理解下さっているお客様には心より感謝しております。明日以降も少しでも出来る作業を進めて行きます。

6T準備。

 名義変更の前に1950年トライアンフ6Tは細かい調整や試乗確認を行いました。基本的に問題ありませんが、例のフロントフェンダーのビビりが気になりました。フロントスタンドのピボット部分を専用ワッシャーを使って殺しておきました。新たにご要望のあったリフレクター装着ついでに、無い事に気付いたトランスファーも貼っておきました。名義変更と陸送を手配済みです。
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DSC04751 何かと待ちが多い現在ですが、手配したのにまだ届かない世界的に欠品中の1950年6TのTSクランクシャフトベアリングを同業者から借りました。クランクシャフトが加工から戻って来たらすぐにケースを閉じられる状態にします。その他の事務仕事が沢山、そんな土曜日でした。

サヨウナラ ビートウォッシュ。

DSC04722 昨日、ついに我家の洗濯乾燥機である日立ビートウォッシュが完全に終了しました。またモーターが焼き付いた様で、保証期間も過ぎましたしもう修理しません。買ってからこれまで沢山の不満を抱えながら修理を重ねて来ました。モーターだから日立だろう!と購入した洗濯機がモーター焼き付きに始まり、最後はモーター焼き付きで終わったのが切ないです。しかし、家電が壊れてホッとしたのはこれが初めてかも知れません。とにかく洗濯機が無いと死活問題です。色々と下調べをして、夕刻にヤマダに行ってパナソニックの縦型を購入しました。ちょうどメーカーの営業マンが来ていたのもあり、売り場の親切な担当の方も含めて色々と話しをしていると、ここ1、2年のドラム式は進化した上に価格が下がり以前の様な不満は無くなっているとの事でした。確かにおススメモデルは縦型に数万円足すだけで買えたのですが、納期が約1カ月との事で見送りました。先回のコワレタイマーが発動したTVに続けて痛い出費ではありました。ちなみにヤマダの担当の方に東芝レグザのコワレタイマー発動の瞬間(self checking ....... complete.)を目撃した事をお話ししたら、「それは初めて聞きました!」と笑っていました。都市伝説であろうコワレタイマーの存在を否定されなかった事が面白かった。

 1954年トライアンフ5Tは午前中の晴れている内にキャブレターのセッティング確認と駐車場での試乗確認まで終わらせました。何の問題もありません。




 委託販売中でした1950年トライアンフ6Tは本日ご成約となりました。気持ち良くご決断下さり誠にありがとうございました。午前中には商談中となりましたので、曇ったカバー類やめっき類をポリッシュしつつジョンさんと一緒に全体を綺麗しました。実はこの車両、ウィキペディアにオランダにあった時の画像が大きく使われています。昨夜気付きました。両サイレンサーのめっきが激しく傷んでいるのと、ナセルのインナー&アウターリムが純正とは違いますので取付け方が違う、スピードメーターのベゼルがノートン用というのが目立ちはします。
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 夜になり新しいオーナー様からの御依頼で早速それらの交換を行いました。私が知る限り未だに小さいナセル用のインナーリムはリプロが無いと思います。この車両を修理した当時は、下側のリムキャッチやスプリングすら無くてどうしようもありませんでした。しかし、今はインナーリムのNOSを複数在庫しています(小売りはしません)ので、オリジナル仕様に戻す事が出来ます。スピードメーターのベゼルも在庫していました。ナセル用の細かいスクリューは、ナセル側がいじってあると使えない場合がありますが、ある程度であれば外径の大きさが違うワッシャーを活用して何とかなります。
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 メーターのベゼルと共にコンバートが完了しました。オリジナルのレンズなどは別に良いでしょう。鉄仮面の一部が欠けているのは、おそらく蟹江敬三さんが投げたヨーヨーがぶつかったからだと思われます。そう、伝説のあのシーンです。7inのナセルではヘッドライトがほぼ間違いなく宇宙を照らしますが、6.1/2inナセルでは結構良い感じになる事実は意外と知られていないと思います。
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 左右のサイレンサーも新品へ交換しました。もちろん元々装着されていたものとは若干違いますので、リアスタンドから逃げる様に調整しました。ハンドルバーグリップラバーはサービスで世界最高品質に交換。全体を綺麗にした事もあり、ぐっと引き締まった外観となりました。本当はカラーをサンダーブルーに変更すればベストなのですが、全バラしないと塗装出来ません。将来的に修理のついでに行えば良いと思います!
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DSC04745 ご来店されたお客様に言われ、当店に現在ある13台のトライアンフの内9台がリジッドフレームである事が判りました。珍しくユニット650が2台ありますけど、古い車両が大好物な当店です。また売り物の車体が無くなりましたので仕入れたいのですが、なかなか良い車両が売りに出ないですねぇ。早くもまた明日は金曜で定休日ですが、予定がいっぱいです。ジムで筋肉をいじめる以外はしっかりと身体を休めて土曜日から全力で仕事します。今週も素敵な一週間でした。

遠方のお客様。

 当店は遠方のお客様に支えられています。現在お預かりしているのは、千葉・群馬・埼玉・山梨・島根・広島・福岡・長崎・鹿児島のお客様の車両です。熊本は1台だけしかありません。地元密着を目指して開業したのに(涙)、全くの力不足です。ここ数年は任意保険のロードサービスが充実しており、保険会社によっては日本全国から熊本まで往復分の陸送代金が出たりします。そんな中で陸送業者さん問題は痛いので、今回の業者さんで全てが解決される事を願っています。画像はかなり遠方の英国から届いたリビルト済みのSMITHSクロノメトリックスピードメーターです。いつもお世話になっているのですが、新品同様の状態で文字盤も新品ではなくリダンです。そう言えば昔、輸入した車両に装着されていたクロノの文字盤に艶が無いと思ったら、カラーコピーの紙だった事がありました(笑)。こちらは1953年トライアンフ6Tに使用します。※高価ですので在庫はしておりません。
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 こちらは熊本のお客様から熊本のお客様に引き継がれた1954年トライアンフ5Tの様子です。古くなったナセルのハンドルバーグロメットラバーを交換しているのですが、これが結構面倒な作業です。しかもすぐにダメになります。その後もオイル交換や傷んだ消耗品の交換、各部の調整やグリスアップなどを行いました。明日以降にキャブレターの調整などを行い、継続検査を通せば納車準備完了です。
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 湿気の多いガレージ保管でどうしても腐食などはありますが、とても綺麗にリフレッシュ出来ました。新オーナー様はとても良いお買い物をされたと思います。
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 1954年トライアンフ6T、オーナー様から転倒していたとのご連絡があり急遽追加で作業です。てっきり突き刺さっただけかと思っていました。なぜか転倒した方と反対側のハンドルバー右側にダメージがありました。曲がっているハンドルバーはUK仕様の良い方に交換です。残念ながらツイストグリップが潰れていました。修正しようにも腐食で薄くなっていて厳しい状態だった為、新品へ交換しました。その新品はそのままでは気持ち良く使えませんのでいつもの通り修正済みです。
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 曲がった左側フットレストを取り外して修正し、ラバーは両方新品へ交換しておきました。こちらは私が忘れていたオイルタンクドレインボルト。ナメかかっているとの事で、出来ればボルトの方であります様に!と祈りながらチェックしました。ドレインボルトを本物?の新品へ交換するだけで済みホッとしました。これで本当に外注塗装待ちです。
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DSC04717 今週末に発送する予定のプロップスタンドを修理したリジッド6Tも綺麗に掃除し直しました。もちろん、先回発送した際に時間をかけて綺麗にしておいたのですがかなり汚れてしまっていました。お客様はこんな状態で受け取っていたのかと考えると結構ショックでした。いつも、発送する最後の最後まで気にして綺麗にしているんですけどね。新しい業者さんは、小雨でトラックの箱まで運ぶのを待ってくれるほど気にしてくれますので大丈夫だと信じます。
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栗崎 宏
英国製クラシックバイク専門店TRAVIS CYCLES代表。
所在地 〒860-0826 熊本県 熊本市南区平田1-8-9
電話・FAX 096-284-3196
メール traviscycles@tulip.ocn.ne.jp
定休日:毎週金曜日
営業時間:平日11:00〜22:00 土日祝祭日10:00〜19:00

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