TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にてトリニティースクール(既に閉校しました)の姉妹校としてだけでなく、ブリティッシュクラシックバイクの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズです。

試乗。

本日は1969年トライアンフT120Rの山道試乗などを行いました。向かうのは地震前にいつも使っていた裏道を通って南阿蘇に向かうコースです。夕刻から天気が崩れる様でしたので、途中でUターンです。一時は通行止めになっていた益城町の道も片側通行で通れる様になっていました。その途中で何かに引き寄せられる様に脇道に逸れてみました。まだ山から落ちてきた巨石がそのままのところも沢山ありましたね。特に目立ったのは最初の画像の道です。まるで7億円位の詐欺(まだ容疑)をして38歳と言い張らなければ建てられない様な豪邸が見えます。そこへと続く一本道の手間に巨石が、その奥の反対側の入り口には立ち入り規制の看板がありました。今はマスコミも野次馬も消えてトライアンフの音だけが響きました。ケニーロバーツ道路途中の展望所では、私が居るにも関わらず外で抱き合うカップルを横目に写真をパチリ。
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100キロほどの山道試乗を終えました。何の問題もありません。木曜日に最終試乗を行いオーナー様のご来店を待つ事になると思います。

トラヴィス・サイクルズでは現在4台の車両を委託販売中です。詳しくは下の文字をクリックして下さい。
1960年ノートンドミネーター99と1954年トライアンフTR5  1964年ノートン650SSと1969年BSA A65T

選択。

P42400111953年トライアンフ5Tのスピードメーターの修理が終わり戻って来ましたので確認しました。OKです。クロノメトリックの修理をするには英国に送るか国内の業者さんにお願いするかの選択肢があります。英国に送ると往復の送料と税金、結構安い修理代、永遠の時間がかかりますが、新品の様になって帰ってきます。国内だと私が知る限り2カ所にお願い出来ます。基本的にお化粧の部分は無理で機能的な部分のみとなります。ところが、最初にお願いしようとした業者さんでは「ギアの製作が出来なくなった」との事で、同じくギアの製作は出来なくなったが「在庫の中古ギアで直るかも」というもう一つの業者さんにお願いしました。しかし、残念ながら在庫のギアが無いとの事でしたが何の説明もなくギアを製作する事になりました。つまり、昨年廃業されたと思われるギア製作業者さんとは別の業者さんが見つかったと解釈しました。これで、国内修理二つの選択肢が残ったという事になります。ちなみに、個人で修理をお願いされたい方は直接業者さんへご依頼下さい。



1962年ノートン650SSのスクール卒業生は、そのクロノメトリックスピードメーターが壊れたとの事。嫌な予感がしましたが、スピードメーターギアボックス側の破損である事が判明し、在庫の新品に交換して解決です。その後はオイル交換、もう完成後に1200キロ以上走ったそうです。
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1969年トライアンフT120Rは継続車検に合格しましたので、すぐに試乗チェックしました。ウインカーの1箇所にアース不良が発覚しただけで何の問題もありません。すぐにオイル交換しました。
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こちらは本日の少し遅い昼食です。味千ラーメン大盛り、パイク―ラーメンという無難な選択にブタのトリプルアクセルとんかつラーメンという完全に間違った選択です。
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何かと天候が不安定ですので、650SSの卒業生と一緒に69年T120Rの夜間試乗に出掛けました。いつも熊本新港までです。とにかく2台共に絶好調で気持ち良く試乗出来ました。トライアンフかノートンか、どちらも良い選択ですね!
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明日の午後はT120Rの試乗に出掛けます。宜しくお願いいたします。

危機一髪。

P4230011危うくブログを更新しないまま帰宅するところでした。今日という日をやり遂げて妙に満足してしまっていました。連続ブログ更新危機一髪といったところです。

本日はお客様からの楽しそうなツーリングレポートが入る中、まずは1969年トライアンフT120Rのキャブレター調整を真剣に行い完了しました。これで明日の車両検査が終わり次第、すぐに試乗・調整へと移行出来ます。


そしてパーツの発送などをしながら、ひたすらノートン650SSのパーツ発注準備とお見積りの作成をし続けました。その間、ずっと「Nのために」を流していたら最終回まで終わりました。今度は観てみたいです。ずっと事務作業をしていると頭の中では色々な事を考えてしまいます。

暗い気持になったところで、サッサと帰宅してビール飲んで寝ます。以上!

GWの営業予定です。

もうすぐGWですね。ここでトラヴィス・サイクルズの営業予定をご案内しておきます。通常通り金曜日定休で営業いたします。もし、金曜日にご来店の予定があると言う方はお早めにご遠慮なくご連絡下さい。営業する様にいたします。ついでにお知らせしておきますが、5/13(土)と5/28(日)は臨時店休日とさせて頂きます。宜しくお願いいたします。


本日は、定休明けで少しバタバタとしたり1953年トライアンフ5Tを発送したりした後は、ずっと1962年ノートン650SSの外注依頼準備をしました。ところが、なぜかシリンダー外側の腐食が激しく触っただけでパラパラと崩れ落ちます。組み上げて試乗したら中からオイルがじわぁ〜というのは困りますので、慎重に見極めています。
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そして今まではパーツの発注準備と並行してお見積りの作成をしておりました。が、まだ半分も終わっていません。ノートンはOH作業も事務作業も大変なのです。いつも「もうやらないぞ!」と思うのですが、OHが完了した車両に乗ってしまうと全て吹き飛んでしまいます。そんなバイクなのです。

そんなノートンですが、1960年ドミネーター99と1964年650SSを委託販売中です。熱いお問合せをお待ちしております。

明日も一日中こんな感じです。

タイトルが思い浮かばない夜も更新。

P4200011出勤したらすぐに1962年ノートン650SSの続きです。気になるギアボックスメインシャフトは、ほんの少し曲がっていたのはアレとして、なぜか中の空洞の途中にクラックの様なものがありました。交換です。レイシャフトも奥のスプラインが摩耗していて交換決定です。





P4200012異常に汚いクランクケース、カムシャフトはかなりのお疲れで交換決定です。ブッシュは微妙ですので、新品カムシャフトが到着してから決めます。






クランクシャフトは0.1mm以上振れているというノートンツイン問題勃発です。リグラインドしてあったビッグエンドジャーナルは、新品メタルを装着してチェックしましたが、OKです。
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何をやっても外れなかったローターキーを溶接して取り外し、クランクシャフトも分解です。左右シャフトをみると、やはり振れています...。
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何かと状態の悪いシリンダーヘッドですが、スタッドボルトも曲がっている上にヘッド側もアルミが盛り上がっています。ここはヘリサート加工しておいた方が良いです。気になるロッカースピンドル部分、元々のものは摩耗していますので、新品をとりあえず突っ込んでみました。手スポです...。
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色々と状態が悪く頭が痛いです。修正箇所が多いのはもちろんなのですが、問題はノートンのパーツが高価であると言う事です。一部を除き品質の良いパーツがほとんど欠品無しで揃うのですが、ディーラー価格でもとにかく高いです。ノートン以外で問題が無いパーツは他から仕入れる様にするなど、出来るだけ安くなる様に努力はしています。土曜日以降は、最初の外注加工依頼の準備をしつつ更にパーツの見極めを行います。そこから地獄のパーツ発注準備と同時にお見積りを作成予定です。今日はもう少し粘って仕事してから帰宅します。

現在、当店では4台の委託販売車両の新オーナー様とレストレーションスクールの生徒さんを絶賛募集中です。

せっちゃん38歳、独身。

P4190013私の大好きなパイセンは競売物件マニアでして、先日も当店の移転先としての競売物件を紹介してくれました。熊本市南区、駅のすぐ裏で新幹線の高架下、敷地約200坪に約80坪の築浅で住宅付きの工場が建っています。価格は何と620万円でしたのですぐに入札したいところでした。でしたが、何と死亡事故ありの事故物件でして。ここで宿泊所完備!とか自慢しても、一部のマニアしか泊まってくれませんね。家賃が高いしアレですので、いい加減に引っ越したいトラヴィス・サイクルズでした。
朝から張り切って作業を再開した1962年ノートン650SSの様子です。何かと外装にイタズラしてあるこの車体ですが、センタースタンドのスプリングもウソでしかも折れた部分が溶接してあり嫌な予感です。



簡単にギアボックス位は取り外せそうな雰囲気を醸し出すフェザーベッドツイン、横から見るとよく分りますが、ギアボックス下のズ太いスタッドボルトはフレームの内側にありますのでそんな事は出来ません。エンジンマウントプレートのエンジン下側のスタッドボルトも抜けませんし、純正ではプレートに割りすら入っていません。前側のエンジンプレートもそのままでは外れませんので後ろをピボットにしてズリズリと持ちあげて別々にヨイショするか、力持ちはまとめて上にドンするのです。
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センタースタンド下側のスプリングフックもお手製でガッカリです。その他部分も色々とありお金が掛かりそうです。ノートン純正パーツは高いですから、じわじわとジャブが効いて来ます。車体はしばらくお休みしてもらいます。
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P4190019真横のリフトにある56年TR6のサンププレートからは大量のエンジンオイルが漏れて来ていますので、早く作業を進めたいところなのですが、昼飯を食っている最中につまづきました。少し前からPCに不具合があり、言われるがままにクリーンブートを実行して探っていると、思わぬトラブルでPCがおかしくなりました。スマホで対処方法を検索するもページが表示されず、何とかガチャガチャやって復帰しましたが大量の時間ロス。お腹も痛くなり、二発連射後に作業に復帰しました。





とにかくこの車両はねじ類が信じられない位強烈に締め付けてあります。エンジンも同様で、締め過ぎてクランクケースにクラックが入っています。下側の1/4in2発もアレンスクリューに変更してありましたが、これがクランクケースを温めないと外れないほどでした。クランクシャフトの両メインジャーナルは、かなりキツくて良好です。ノートンではここがほとんど傷んでいる事が無いのに対し、トラやBSAではほとんどがダメです。これは、最初から加工が適当だったのではと推測されます。つまり、最初からダメでそれが原因で傷んだという事です。ハードな締めっぷりのねじ類ですが、なぜかコンロッドボルトナットだけは緩かったのはどうでも良いとして、気になるメタルのサイズは.030USでした。ビッグエンドの状態は良好の様に見えます。
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タペットはちょっとダメです。交換決定。シリンダーヘッドの状態は良くはありませんでした。4本のロッカースピンドルは緩く、ロッカーのスラストワッシャーなどは組み方が間違っていました。バルブはガイドとステムのクリアランスが大きいと言うか目視で大きな隙間があります。ガイドは手でカタカタと動きますので、ココは外注修正決定です。
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ギアボックスのカバースクリューもアレンスクリューに交換されていましたが、コレも温めないと外れませんでした。勘弁して下さい。更にメインシャフトのナットは普通に温めてインパクトでもビクともせず。派手に加熱してやっと回りました。ハ〜ハァ〜。
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ギア類は、弱点のレイシャフト奥側が怪しい。そう言えばクラッチプッシュロッドが抜けなかったメインシャフトは?ここでもハイギアナットが何をしても回りません。ハイギアを取り外す際にベアリングが一緒に外れる位まで加熱して、インパクトでやっと回りました。
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明日はずっと計測したりパーツを見極めたりと地味な一日になりそうです。そんな明日ですが、ずっと延期していた経営コンサルの日になってしまいました。申し訳ないのですが、13:00位からのオープンとさせて下さい。宜しくお願いいたします。

プライム。

P4180011数年前にAMAZONで注文する際(確か子供へのプレゼント)、急いでいてプライム会員に登録しました。これが勝手に更新される上に格安ではないので、いつか止めてやる!と思っていました。ところが最近、かなりの数の映画が見放題であるという特典がある事に気付き、仕事中にずっと映画を聴いています。下手すると1日8本位は聴く事が出来ます!たまに気になって観ます。

1953年トライアンフ5Tスピードツインは公道試乗チェック、1969年トライアンフT120Rボンネヴィルは駐車場試乗チェックです。


5Tには全く問題が見当たりませんでした。決して速いバイクではありませんが、いつ乗っても遠くに行きたくなりますね。エンジンオイル漏れも一切無し、と思ったらオイルプレッシャーリリースバルブから漏れていました。当店では純正のシリコン製ではなくフッ素ゴム製のチューブを使用していますが、どうしてもスプリングで擦れてしまう事があります。チューブが長過ぎると擦れ易い様です。最終チェックと清掃・ポリッシュも終わりましたので、誰かのスピードメーターと一緒に千葉のオーナー様の元へ土曜日に発送します。
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P4180019T120Rはサクサクとはいきませんが、以前よりもニュートラルに入り易くなった事を確認出来ました。もう少しスプリングを弱くしても良いかなとは思いますが、これは本格試乗を始めてからの課題とします。来週の車両検査に向けての準備も全て完了しました。






夕刻になりましたが、1962年ノートン650SSの分解作業を再開しました。気になるピストンのサイズは+.020でラッキーでした。ピストンの頭にオイルが溜まっているのなんて気にしない。僕はプライム会員だから。タペットは要チェックです。
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ピストン下死点でスカートとクランクシャフトが異常に近い650SS、凄いですねぇ。ビッグエンドの状態もマズマズです。タイミング側もどんどんバラシました。マグチェーンがどうしたらこんなに伸びるんですか?位のノビちゃんでした。その他忘れ物等もあり。ここまでやって確信しました。この車両を以前にOHした人はノートンツインに詳しい人ではありません。お前はどうなんだ!と言われても気にしない。僕はプライム会員だから。
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サンプフィルター&クランクケースドレインボルトに大胆なイタズラを発見!元々薄い頭がナメたらしくメトリックのナットを溶接してありました。僕はプライム会員だからアマゾンに注文します。
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プロップスタンドのラグが何とフレームに溶接されていたのはプライム会員だから気にしないとして、プライマリー側もどんどんバラしました。クラッチ板は正しくないものをかき集めてある英国仕様、オルタネーターもヴィンテージです。
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クラッチプッシュロッドが抜けないのはメインシャフトが曲がっているのか?アマゾンに注文します。ありがとうクッコさんで強烈なエンジンスプロケットを取り外しましたが、かなりお疲れの様子です。久々にゴールデンハマタイトに遭遇しました。
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マグネトー仕様の方が格好は良いのですが、今回もオーナー様と相談した結果、より高性能なPAZONに変更します。ATDがかなりくたびれていましたので、ちょうど良かったです。
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フェザーベッドツインさん、面倒な事にバッテリーボックスやオイルタンクを取り外さないとエンジンやギアボックスを降ろせません。割と簡単に取り外せるはずなのに、色々とイタズラをしてあって時間がかかってしまいました。
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僕はプライム会員なので、明日急用がなければ一気に作業を進めたいと思います。

サニブラウンちゃん。

サニブラウン選手が復帰早々に好記録を出した様ですが、ウチ来る野良猫サニブラウンちゃんも新たな動きを見せています。娘のロクニブラウンがバイクカバーに使用している毛布に寝ていたかと思えば、サニブラウンは何と私のPCチェアの上で寝ていました。勘弁してくれ。勘弁してくれと言えば、オーバーヒート直後の修理で冷却水を補充し忘れられていたハイエース、今度はオイル交換してもらった直後に警告灯が点灯し始めました。レベルゲージを確認するとオイルが足りない。すぐに交換してもらったスタンドに行くと一生懸命に掃除してオイル漏れ箇所を点検されていました。数時間で2Lも漏れる訳がないでしょ。今までもエンジンオイルだけは漏れてなかったから。こちらもオイル量間違い決定で頭が痛いのでした。



無事に継続車検に合格した1953年トライアンフ5Tスピードツイン、相変わらずシールはデカいです。自賠責が少し安くなったから許します。6Tサンダーバードもそうですが、53年、54年のみリジッドフレームなのにオルタネーターモデルです。OHVツインでは5Tと6Tのみで、当店でも今までに結構な数を輸入してOHさせて頂きました。独特の格好良さとオルタネーターの安心感がある年式です。明日は晴れる様ですので、週末の発送に向けて試乗チェックを行います。
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大変お待たせして申し訳ありませんでした。1962年ノートン650SSのOHに着手です。外装部分で色々と細かい改善点があります。数年前までドミネーターツインの細かいパーツの入手には苦労しましたが、そこは流石の英車界です。最近は再生産パーツがどんどん増えて、コマンド並みになって来ています。あれだけ苦労していた発注もやり易くなりましたしね。黒々としたザ・ノートンって感じの車体です。
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スロットル&チョークケーブルのジャンクション部分はお洒落にしてありましたので、勉強になりました。でも、ツインプルに変えちゃいますけど。ドミネーターツインでいつも苦労するのは、センタースタンドとプロップスタンドです。今回、センタースタンドの大幅な改善は必要ない感じです。ただ、プロップスタンドは純正クランプタイプのラグが折れて修理してある上にいつもの超不安定感がむき出しです。とてもこのスタンドを使う気にはなれません。ここはオーナー様と相談させて頂きます。
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フェザーベッドツインでもやはり気になるシリンダーヘッドのねじ込みフランジ部分です。過去にやられたらしく両側ともヘリサート加工されていました。昔はこのキットが普通に売ってあったのです。エキパイは絞ってあるタイプに交換します。これでシリンダーヘッドを取り外す準備が出来ました。
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一気にシリンダーまで外そうと思っていたら、前触れ地鳴り無しでの直下型余震を立て続けにドカンっと二発食らい意気消沈です。家族が怖がっているでしょうから、今日はもう帰宅します。本当はこのブログを書いているおじさんが一番怖がってます。当店ではドカンっと4台の委託販売祭りを開催中です。お問合せをお待ちしております。

バイクが売れなくなった原因は?

特に原付の販売数が激減しているとのニュース記事を読みましたが、その中にもあった様にコレが大きなヒントです。特にここ熊本に限って言わせてもらうと、駐輪の取り締まり強化と駐輪場の数不足が原因で間違いありません。ちょうど私が大学4年生位の時にバイクの駐輪が厳しくなりました。ハンドルロックをしていようが路駐しているバイクを無理矢理引きずりながらトラックに詰め込んで持っていかれました。バイクはもちろん傷だらけです。
私もその周りの人間もそうでしたが、高校を卒業した直後に原付の免許を取得して原付を買いました。それから、何となく格好良かったり遠くへ行ける250ccや400ccのバイクに当たり前の様に興味が出て中免を取得し、ローンを組んでSRを買いました。格好良い服屋のお兄さんが店の前に路駐していたバイクも舐める様に観察して憧れたものです。それからは、バイト代を洋服かバイクのカスタム代につぎ込む日々でした。私の場合は英車に憧れて、BSAゴールドスター風になっていました(笑)。

ここで一つ言える事はバイクを日常のメインの移動手段として使っていたからこそ、この流れになったと言う事です。日常の移動手段だったから無いお金を注ぎ込めましたし、どんどんエスカレートしたのです。原付という最初のとっかかりが大切です。もし、今現在の様にまず路駐(これが良い事とは言いませんが)は無理、駐輪場は探してやっと見つかるし有料という状況でしたら、移動手段としての原付は乗ったとしても、そこからステップアップはしてはいなかったかも知れません。いや、私の場合はステップアップしたかもしれませんが、特別に服やバイクに興味が無い人間はしなかったでしょう。最初からバイクが完全なぜいたく品、趣味のものだったら若者はなかなか手を出しません。服屋のお兄さんも乗らなかっただろうし、店の前にも置けていませんね。

だから解決策は何だと言われても困りますけど、とにかく駐輪場(大型も置ける)の数を増やす必要があるのは確かだと思います。バイクメーカーの御膝元だったり熊本の様に工場があるエリアは率先して取り組んで欲しいです。現行の日本製バイクが絶望的に格好悪い(車も!)のも何とかなれば...まとまりが無い感じですみません。



1962年トライアンフTR6SSはフロント周りをどんどん組み上げました。フェンダーも出来るだけ真っ直ぐに、ねじ類は格好良く、とんでもない悪さをしていた例のボルトも正しいものに。
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リアナンバープレートも取り付け、製作したウインカーステーに合わせて脚やボルトを加工、取り付けまで完了です。シートを取付けた状態で、こちらも出来るだけ真っ直ぐになる様にリアフェンダーの取り付けボルト類を本締めました。
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P4160021そして、大掃除が終わっていた車体のタッチペン大会を実施しました。このまま一気にギアボックス、エンジンと組み上げて行きたいところです。ただ、ノートン650SSに着手してパーツの発注などをしておかないといけませんので、ちょっとだけ作業をお休みする予定です。







同業者に便乗して発注してもらったパーツや急きょ分けてもらったパーツが到着しました。すぐにやりたいので、1969年トライアンフT120Rの作業再開です。相変わらず大量のコンパウンドが残っているファンネルを掃除して取り付け一安心です。
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ギアのタッチがかたくて停車時にニュートラルにも入り難い問題、5SP用のカムプレートプランジャーとスプリングを分けてもらいましたので、早速比較しました。当初はスプリングが硬過ぎるのが要因だと思っていましたが、スプリングは大丈夫でした。ただ、プランジャーはユニット4SP用でした。これだけが原因だとは思えませんけど。
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ハウジングは、丸いタイプを使用していました。色々と検証した結果、角タイプの方が少しだけ深い事がわかり迷わず交換。元々の丸タイプを短く加工してあるのが気になりましたが、とりあえずそのまま装着すると見事にロックです。それからよく観察すると、元々の丸タイプの先端に不自然な傷があります。これもまたよく考えて元々よりも少しだけ短く加工して装着、しかしまたロックしました。プランジャー自体も長過ぎました。これも加工して少しだけガッツポーズをしながら装着。見事に改善しました。エンジンをかけた状態でのニュートラル確認のみですので断言は出来ませんが、大丈夫でしょう。5SP初期型のカムプレートが原因なのは間違いなさそうですが、専用のプランジャーやハウジングがあったのかは確認してみます。5SPに不慣れですみません。
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P4160027当店では珍しいユニットトラ650がまた仲間を呼びました。1967年トライアンフT120R、約2年前に当店にてフルOHした車両の車検代行を承りました。誠にありがとうございます。実は、いま予定している4台以外にもう3〜4台あります。私は今一人、どうしましょう。

1962年トライアンフTR6SS作業再開。

P4150012昨日はゆっくりとパンツを買いに行く事が出来たのですが、一日休んでしまうとダメですねぇ。定休明けの本日は、朝から若干バタバタしてしまいました。一通り落ち着いたところで、燃料タップを交換した1969年トライアンフT120Rを駐車場で試乗です。




シフトタッチの問題がありますが、他の手直しは必要なさそうです。今のところオイル漏れ・滲みともに一切ありません。これもそのうち必ず出てくるものなのですが、最初からはいけませんので。





P4150013スタンドの問題でちょっと安定感のない1956年トライアンフTR6を、メインのリフトへ移動しておきました。こちらは継続車検代行のご依頼です。約2年前に英国から輸入後にとりあえず登録した車両です。店内に実はもう1台ありますが、こちらはOH作業保留中です。






内燃機加工も戻って来たところで、1962年トライアンフTR6SSの作業再開です。本来ならばこの時点でギアボックスのOHが完了して、組みあがった車両に乗っけているべきなのですが、遅れています。出来る限り急ぎます。
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準備が終わっていたフロントフォークを組み上げて、車体に取り付けた状態です。デュープレックスフレームからユニット最初期の63年まではこのフォークです。オイルシールホルダーは謎のシールリテイナーがありますので、それまでの特殊工具が使えません。ダンパー(もどき)も変更になっていますので、ダンパー下部を位置決めしてボルトを締めるのにポッコリさんも必要です。

すみません。今日は異常に腹が減ってどうしようもありませんので、もう帰宅します!

急いで再建する必要があるのか?

地震で派手に壊れてしまった熊本城は、オリジナルの部分は壊れておらず後年に補修された部分が壊れているという興味深い話しがあります。それはそれで、もっと大切な事があります。「熊本県民の心のよりどころだ。」「熊本復興の象徴だ。」などとマスコミは煽りますし、実際に行政も動いて熊本城の再建を急いでいます。ただ、ここ数年以内に熊本城内に入った事がある熊本県民は私の周りにあまり居ませんし、私もそうです。熊本城は完全な観光資源なのです。

私は地震直後からすぐに再建する必要はないと思っていましたし、周りにそう話していました。おそらく同じ考えの方は多いと思います。観光資源であるのであればすぐに再建せず、崩壊が進まない様に補強などして安全面を確保してしばらくそのままで良いと思います。そのままの姿で十分な観光資源になります。派手に壊れた城など滅多に見られる機会はないからです。後から補修されて壊れた部分とオリジナルで壊れていない部分の比較なども面白いです。もっとよく検証してから再建を進めれば、これまでよりも価値のある文化財になります。

今すぐ熊本城の再建に多額の金と人をつぎ込むのではなく、もっと急いでつぎ込むべきところが絶対にある筈です。熊本城が再建されないと困る民間業者がもしあるのであれば、きちんと保護してあげれば良いだけです。熊本大学名誉教授のインタビュー記事を本日見つけました。批判を恐れずに同じ様な事をおっしゃっていましたので、もっと沢山の知識人が声を上げるべきです。そんな事を考えながら仕事した一日でした。



1969年トライアンフT120Rは大きな駐車場で確認試乗をしました。シフトタッチがかたい位で特に問題はありません。が、最初から気になっていた部分が不良である事を確信しました。夜になって改善作業を行いました。
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燃料タップのガソリンの流れが不安定です。レバーの開け閉めの度に変わります。原因は再利用した燃料タップです。装着前に気になってチェックはしましたが、ガソリンに浸されると中に仕込まれたラバーシールが悪さをする様です。数年前にこのラバーシールタイプが発売された時に仕入れて使用しましたが、同様の問題が頻発しましたのですぐに使用を止めました。その後に改善されたものが出ていましたので、それだと思った私が甘かった様です。いつもの古典的な真鍮テーパーシールタイプに交換です。この手は使用している内にレバーの動きがかたくなったり、漏れる様になったりしますので定期的な交換が必要ですが、ラバーシールタイプの様なフロー問題は起きません。
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交換後に夜ではありましたがエンジン始動チェックを行いました。明らかに改善しました。


当店はスピードツインが大好物です。久々に3台揃いましたので記念?撮影です。手前から1937年最初期型、1953年オルタネーター最初期型、1939年シリンダーベース8本スタッドボルト最初期型と何かと最初期型スピードツインズです。私のT100からスピードメーターを移植した1953年トライアンフ5Tスピードツインは、継続検査に向けて諸々をチェックしました。オーナー様が心配されていたメインスイッチは、やはり固定ナットの緩みが原因だったらしく不具合は改善しています。
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駐車場を試乗したり長めにアイドリングさせたりして、オイル漏れの件をチェックしました。派手に漏れて来る事はありませんでした。こちらもやはりロッカーキャップのシール不良が原因でした。全ての準備が完了です。




本当は1962年トライアンフTR6SSの車体を組み上げようと思っていたのですが、定休明けの土曜日以降に持ち越しです。内燃機加工ももうすぐ終わりますので、これからメインで進めていきます。
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ここ最近は車両のお問合せが増えております。1台の輸入代行と1台の捜索依頼を承りました。誠にありがとうございます。何度もお知らせしておりますが、英ポンド安、ユーロ安の今(米ドルに限ってはあまり割安感は無いですが)は車両輸入のチャンスです。
車両をこれから輸入してOHする予算も時間も無いと言う方には、委託販売車両がおススメです。こちらもお問合せが増えておりますが、まだ決まっておりません。皆さまからの熱いお問合せをお待ちしております。宜しくお願いいたします。

キャッチャーミット。

P4120011私の小学3年生になった息子が、今一番欲しがっているものはキャッチャーミットです。1969年トライアンフT120Rは、全ての汁を入れてエンジン始動準備が整いました。





エンジン始動後にキャブの調整を行い、しばらく慣らした後の動画です。今のところ不具合は見当たりません。



しばらく慣らした後に、点火時期の調整を行いました。結構ズレていました。何だったんだよ、あの赤いランプは!!!!!
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その後です。非常にレスポンスも良いです。油圧もリターンも発・充電も全く問題が無い様です。タイミングライトで確認しましたが、今回の点火システムは進角やそのカーブは普通でPAZONの様な優位性が無いのはマニュアルの通りでした。しかし、もちろん何の問題もありません。今のところ絶好調!使えますね、TRI-SPARK。


これから最終仕上げと継続車検取得の後に試乗と調整を行います。その前に駐車場でちょっと乗ってみましょう。今まで数多くのOHを経験しましたが、やはりエンジン始動時には緊張してしまいます。今日は少しホッとしました。
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こちらでは私の1951年T100からスピードメーターが取り外されています。実はもう修理から戻って来ている筈だった1953年5Tスピードツインのスピードメーターが、まさかまさかの納期1ヵ月延長になってしまいました。そこで、もうすぐ車検が切れて放置予定の私のメーターをとりあえず装着しておくことになりました。
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1969年T120Rのヘッドライトリムの件もですが、私の段取りが悪かったり確認不足の為にお客様にご迷惑をお掛けしてしまっています。反省中です。イレギュラーも想定して先に準備しておく必要があります。改善します。

そしておっさんは途方に暮れる。

雨が上がり道路が乾きましたので、急きょ1937年トライアンフ5Tスピードツインの試乗チェックと調整です。相変わらず調子が良いのですが、何処から見ても格好良いのも相変わらずです。最後に掃除とポリッシュをしながら思わず見惚れてしまいました。お引渡し準備完了です!
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パーツの発送や海外とのやり取りなどを終えて、1969年トライアンフT120Rの最終仕上げに取り掛かりました。が、おっさんは途方に暮れてしまいました。お客様お持ち込みのヘッドライトシェルを黒に塗装したのですが、そのお持ち込みシェルに装着されていた少しヘコんでいるリム以外は相性が悪くどうしても装着出来ないのです。塗膜の厚みの問題ではありません。ふて寝する訳にもいきませんので、何とかならないかと数時間もがきましたが結局無理でした。予めチェックしておくべきだったのかも知れませんが、今まで多少の相性はあってもこんな事はありませんでしたので。ちょっと参りました。
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燃料タンクは過去に片側が修理してありました。例の部分です。修理したのは良いか既に雌ねじが傷んでいて場所もズレてしまっています。スタッドボルトを入れると斜めですし。修理してない方が斜めなのは元々かも知れません。後から斜めったとしたら、燃料タンクの漏れチェックなどでエアーを入れてしまった可能性です。下手にやるとタンクが下側が開いてしまいこうなります。基本的に派手なエアーチェックNGなのです。話しを元に戻して、ここの位置がズレると画像のスピゴットラバーが入らなくなり、正式なラバーマウントが成立しなくなります。別体の途中までのリアなどは元々そうですし、大問題ではないのですが何とかしたいところです。ラバーが通る部分が本来よりも一回り細いスタッドボルトを製作して確認してみましたが、結局無理でした。ちなみに傷んでいた雌ねじはタップで修正したらまだ大丈夫でしたので、製作したスタッドボルトの雄ねじ部分を若干オーバーサイズにして対処すると問題ありませんでした。
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P4120021ちなみにリア側もちゃんと正式なラバーマウントですので、本来はちゃんと段付きの専用ボルトを使用するべきだと思います。但し、絶対に脱落する事はありませんし、少し緩んだとしても問題は無いので普通のボルトでも構わないとは思います。







いつもは交換する燃料タップも元々のものの状態をチェックして再利用しました。が、なぜかねじ山部分が若干細いタイプでした。この1/4inGAS規格部分、今回のタップ様に多くは座面が無いタイプです。その場合はねじ部分でシールするのが正解です。座面が無いのでファイバーワッシャーなどで座面をシールしようとしても無駄です。ナットはただのロックナットですから。内側にラバーがあるボンデッドタイプを保険?で使用しつつ基本的にはねじ部分でしっかりとシールします。今回はいつもより派手にテフロンテープを巻き付けて対処しました。画像の様にキャブレターから燃料タップのレバーが何とか逃げる位置で固定します。今、また余震がありました。ここ最近派手に来るので不気味です。夜中に一人だと怖い、トラウマちゃんです。店内の車両は全て固定OK!
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燃料ホースキットをお客様がお持ち込みになりましたので使用してみました。取り回しは多分こうだと思います。ただ、左右のガスナットの二面幅が違うものがそれぞれ装着してありました。アンディーダメゴリ―じゃないか!でも問題ありません。ここは統一規格ですので、アメリカインチの工具が合うものとイギリスインチの工具が合うものが普通に混在しています。同じところから仕入れてもその時で違う位です。さて、このガスナットですがよくここにシールテープを巻いたりしてシールしようとする人がいます。無駄です。中身のスピゴットの座面とタップ側の座面を密着させてシールしますので、その密着させる役目をしているだけだからです。ですから、この部分から漏れるからと言って、ねじ山をシールしてもダメなんです。装着完了ですが、その座面シールが何だか怪しい。網付きのファンネルを使用する事になりましたが、私の勘違いで在庫切れの為に急きょ手配しましたので、来週入荷予定です。仮の姿です。



シートは元々のままですので、装着は楽をさせてもらいました。ウインカーちゃんからギリギリ逃げる様に調整。
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とりあえずほぼ完成です。69年ですね!明日も予定がいっぱいなのですが、全ての汁を入れてエンジン始動させるつもりです。
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現在、トラヴィス・サイクルズでは春の委託販売車両祭りを勝手に開催中です。1954年トライアンフTR5、1960年ノートンドミネーター99、1969年BSA A65T、1964年ノートン650SSと豊富なラインナップで皆さまからのお問合せをお待ちしております。

V.HEAVY.

P4100017今日の熊本地方は天気が大荒れです。今現在も雨は小降りになったものの突風が吹き荒れています。大切な看板を避難させました。





1937年トライアンフ5Tスピードツインも難なく継続車検をクリアしました。相変わらずデカいシールはどうでも良いとしても、上から貼るクリアフィルムが本体よりも小さいのが許せないです。当然ながら本体を小さくカットしてはダメだそうです。濡れても大丈夫なの?
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英国からは二つの大きな荷物が到着しました。重い方はV.HEAVYだそうで、32kgだそうです。
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ひとつは調子に乗って買った自宅用の英国製ライトでした。先回よりも安くゲット成功です。日本には正規輸入されていない巨大サイズで、使わないグラスカバーもセットです。先回は破損していなかった事が不思議な位でしたが、今回は見事にへこんでいましたね。クレームを出せば交換になるのでしょうが、また同じことになるでしょうし面倒臭いので内側からベコンッと元に戻しておきました。自分のヤツは適当です。
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P4100019パーツの方の中身にはタイヤが入っていたのです。タイヤを注文するといつもより更に梱包が雑になる傾向があり危険です。タイヤを都合の良い緩衝材と考えるのでしょうが、タイヤの周りにもパーツをリジッドマウントするのは止めてくれないですか!一部を無理矢理ご紹介しておきます。




いつものPAZONなどや取り寄せ分の工具、同じく取り寄せ分のBSA用パーツなどなど。
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トラ用の細かいパーツやその他細かいパーツが沢山、新LUCASの電装系パーツも少々です。世界的に長らく欠品しているLUCASダイナモE3Lのトラなど用エンドカバーをたまらず生産した様でしたので、とりあえず仕入れてみました。残念ながら亜鉛メッキですが、黒に塗装すれば使えるのでは?
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色んな事に振り回され続ける毎日ですが、自分の中に「すぐやる課」が存在する私は何とか解決しながら長時間労働を続けています。明日からは1969年トライアンフT120Rの最終仕上げ作業に入れそうです。まだまだ車検対応もありますし、TR6SSも本格的に作業を再開しないといけませんし、650SSにもマチレスにも着手しなければいけませんし、新しいスクールもあります。おっさん疲れが溜まっている様で、筋トレすると筋肉がしぼむという最悪の状態ですが何とか乗り切るぞ!

最終日。

今日は子供達の春休み最終日でした。何かやらせようと思っていたのですが、それをリビングのテーブル修理に決めました。15年位前に何となく買ったテーブル(本来はベンチ)は割れたガラスを修理した事がある位で完全ノーメンテのカラカラ状態でした。水性のウレタンニスで塗装しましたが、正直言って失敗ですね、コレ。せっかくのモザイク感が完全に無くなりました。垂れたりしたのは思い出で良いのですけど。同じくずっと使い続けているお気に入りの2Pと3Pのソファはプロに修理を依頼します。
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私はと言うとパーツの発送対応など以外はずっと1937年トライアンフ5Tの整備でした。味のある真鍮コックも漏れが激しくなって来ましたので、フラットレバータイプに変更しました。本当は純正のビッグレバータイプが良いのですが、以前に英国から取り寄せたものがバカ高いクセに使い物にならず、二度と仕入れません!ガーダーフォークもナールドワッシャーをグリグリしながら調整完了後にグリスアップしました。しかし、ガーダーフォークをグリスアップするとはみ出たグリスの掃除が大変です。明日の継続車検に向けて本日は最終日、ヘッドライトも怪しい事になって全ての準備が完了しました。
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P4090018もうすぐOH着手予定の1962年ノートン650SSを移動させようとしていた時、久々に地鳴りからガツンと大きな余震が来てビビりました。震度3とからしいですが、体感ではもっと揺れたと思います。熊本地震の前震からもうすぐ1年ですのでTVなどで特集をやっています。こちらは特に仕事中は全く油断はしていないのですが、改めて考えると「1年かぁ〜」といった感じです。当たり前ですが、1年前は住宅ローンを組んで家を建てようとしている今の自分は想像出来ませんでした。サラリーマン辞めた時点で持ち家なんて考えていませんでしたから。想像出来なかったのは、今の熊本市内の光景もそうです。最近はやっと一般住宅の解体が進んで来て、アチコチに空き地が目立って来ました。景色が全然違います。私が住んでいた家も解体されました。かなり派手に壊れたらしい複数の大型ショッピングモールもやっと全ての営業を再開した様です。映画館も確か全て再開しました。もし、本震が来たのが深夜でなかったら、かなりの被害者が出ていた筈です。「3階にあった○ニ○ロが1階に落ちていた。」なんて言う業者さんの情報もありますからね。

地震の後は大変ありがたい事に沢山の方々がご支援下さいましたので、今の私と家族があります。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。あれから1年を前に一番気になっているのは、そのご支援下さった方々の多くにきちんとお礼が出来ていない事です。やっと地震被害回復系の修理などが終わりつつありますので、もう少し頑張って店の経営が安定したら何らかの形でお礼したいと考えています。どうかご無礼をお許し下さい。

バッティングセンター。

昨日は午前中から子供達を本屋さんに連れて行き、昼食後は息子と約束していたバッティングセンターに行きました。まだ独身の時に行った記憶がありますので、16年振り位でした。息子に手本を見せようとしたのは良いのですが、10本位打ったところで体力切れで油汗が出て来ました。情けない。地震で崩壊した筋肉ジムの再開が遅れていて7月の予定になっています。再開したら絶対に通うぞ!


P4080011朝から英国からのパーツが到着。本当に細々したものばかりです。こんなモノを注文されて発送するのは大変だと思います。送料は高いのですが、半分以上は梱包手数料でしょう。





P4080012そして、間違っていたのはこれだけです。怒っちゃいけません。優秀、優秀。永遠の不良在庫となります。






P4080013向こうの発送が大変ならばこちらの検品や計算、発送準備も大変です。そんな中で細かい収穫がありました。ノートンで使用する5/16inIDのリアショックアブソーバーブッシュやキックコッターピンのアンダーサイズです。オーバーサイズのピンが重宝されがちですが、BSAの一部の車両などではアンダーサイズが欲しいのです。いつもはSTDサイズを加工していましたが、これからは無加工で使えるかも?






D型ブリーザーホースが到着したので1969年トライアンフT120Rに取り付け、配線の最終的なとりまとめも出来ました。リアウインカーステーが少しだけ心配です。おそらくやり直すと思います。
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1937年トライアンフ5Tの整備を急ピッチで進めています。この車両は1937年登録の1938年最初期型です。シリンダーベーススタッドボルトが6本なのが大きな特徴で、コイツをOHした際は本当に緊張しました。何かあったら終わりですからね。
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オーナー様の保管環境も良く大変丁寧に乗られていた車両ですので、状態は良好です。清掃をしながらのオイル交換、各部の調整を進めています。子供達の春休み最終日である明日も、この車両に集中すると思います。

ついでにパーツ整理しています。

娘が自ら調べて自分の意思で「ポッピンQを観たい。」と言って来ました。エリートコースなのでしょうか?画伯。



1969年トライアンフT120Rはウインカーも無事に光りましたので配線作業が完了しました。ヘッドライトシェルは交換した上で塗装したのですが、これがヘッドライトリムとの相性が悪い上に塗膜でリムが入りません。レンズASSYを交換する事になりましたので、その時に気合を入れて何とかしたいと思います。メインスイッチがヘッドライトステーにあるタイプで光り物フルコース+アンメーター接続のスイッチ経由でしたので、シェルの中が大混雑しています。何とかまとまっています。
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土曜日にはブリーザーホースが届く筈ですので、取り付けたら小休止します。再来週以降の車検を目指します。これから5〜6台の車検やフルOH着手2台、62年TR6SSの作業再開や単品お持ち込み修理の着手など沢山の仕事が待っています。頭の中がぐるぐるしない様にしっかりと段取りをして取り組みたいと思います。


P4060016配線作業など電装系の仕事の際にパーツ整理箱をガチャガチャとひっくり返したりするので、大変な事になります。その後は、整理しつつ在庫補充発注準備などをやる事になります。心と箱はスッキリしますけど。





トラヴィス・サイクルズではレストレーションスクールの生徒さんを常に募集中です。英ポンド安の現在は教材車両の輸入チャンスです。更に1954年トライアンフTR5(スクールの教材に最適)、1960年ノートンドミネーター99、1964年ノートン650SS、1969年BSA A65T 4台の車両を委託販売中です。お問合せはメールにてお気軽にどうぞ。宜しくお願いいたします。

補充し忘れ。

ヒーターホースを交換してもらった後にヒーターが全く効かなくなったハイエースさん。やはり冷却水の補充し忘れでした。そんなものなんですね。そんなところで最初にお知らせです。本日4/6木曜日は朝から外出しますので、オープンは正午頃とさせて下さい。宜しくお願いいたします。


P40500111969年トライアンフT120Rの配線作業は終わっております。YAMAHAのスイッチですが、古い電線を取り外そうとバラしたら奥からウェーブワッシャーとカラーが出て来てびっくり仰天です。色々と検証した結果、ウインカースイッチレバーのピボット部分から欠落していた様です。全ての接点を復活させて新規で配線して完了です。画像の中央にある青い物体が代わりにピボットに入っていました。初めてやるスイッチでちょっと時間がかかりました。


今回の目玉は、オーナー様がお持ち込みのTRISPARKの点火システムです。ボイヤーやPAZONの様に大きなイグナイタ―BOXは無く、このピックアップ部分だけで完結させる優れものの様です。セットする際もランプで確認出来ます。説明書には結局はストロボライトで確認してね!と書いてありますけど。
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途中で気付いたのですが、ウインカーステーの塗装に油断していて思いっ切りボディアース不良です。バッテリーを繋いでみるとウインカー以外は全て問題ありませんでした。後でウインカーを外して対処します(涙)。ワーニングランプもちょっとやり直さないとレンズが閉じられないと思います。
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ちょっと帰宅するタイミングを逃してしまいました。これから頂いているメールへの返信などを終えたら帰って風呂に入ってうだうだして飯食って出発します(眠)。

配線作業中。

P4040011午前中から1969年トライアンフT120Rの電装系配線作業準備に取り掛かりました。が、その後に夕刻まで色々とあり作業が中断です。





初めて使用する三相オルタ―ネーター用のレギュレーターレクチファイアもセット完了。コイツははたして大丈夫かな?再利用するヤマハのスイッチボックスを確認しました。ウインカースイッチの接触が悪いです。どうせ配線し直しますので、バラして修理します。
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メインスイッチとヘッドライトトグルスイッチもチェックです。どちらもLUCAS製のオリジナルですが、再利用不可でした。メインスイッチはグラグラでトラブルの予感しかしません。トグルスイッチもお約束の中が暴れ始めているもので、安定しません。これは何度修理してもまた同じ事になります。どちらも新品へ交換です。
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今回はオーナー様の強いご希望でマイナスアースにて引きますが、本来はやりません。つまり初めてのマイナスアースですので、配色している段階で何度も頭がぐるぐるしてしまいました。最初にメインのハーネス(電線の束)を製作します。全ての電線の長さと配置をアバウトに決めた状態で一気にビニールチューブへ通します。後は、細かい部分の配線を行った後に繋いでいくだけなのですが、今回は英車にとってのフルコースですので先が少しだけ長いです。一気にやろうと思いましたが、本日は時間切れで明日以降にやる予定です。
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最近は嬉しい事にレストレーションスクールへのお問合せを数件頂いております。誠にありがとうございます。簡単な概要は本ブログの「営業内容:レストレーションスクール」カテゴリーにてご確認下さい。英ポンド安の今は教材車両輸入のチャンスです。ご検討を宜しくお願いいたします。

単品製作。

1937年トライアンフ5Tのオーナー様が北九州から自走でご来店です。継続車検の代行をご依頼下さいました。ありがとうございます。当店にてOHしてからもう7年近く経ちますが、ノーメンテナンス(笑)で長距離を走破出来る状態です。懐かしのミルメークのお土産もありがとうございます。給食の牛乳瓶に入れて牛乳が溢れだした思い出がよみがえりました!
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1969年トライアンフT120Rは電装系の配線作業準備をボチボチと進めています。元々の12V点火コイルは、今回使用する点火システムに合わせて6Vに交換します。燃料タンクに接触していた形跡がありますね。コイツの取り付けは意外と面倒でして、燃料タンクやフレームに接触しない様に配線を取り回し易い様にハイテンションケーブルを取り出し易い様にクランプを締め過ぎてコイルが潰れない様にしないといけません。
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燃料タンクを取付けて諸々を確認しながら位置決めして取り付け完了です。同時にヘッドステディー後ろ側のナットが燃料タンクに接触しないかどうかも確認、OKでした。この状態でハイテンションケーブルとプラグキャップも取り付けました。
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細かい準備をどんどん進めます。LUCAS史上2番目に自己主張しているテールランプも取り付けて、リアフェンダーの全てのねじも本締めしました。ここで失態。バッテリーキャリアのストラップのリア側スタッドボルトがもげていたのをすっかり忘れていました。慌てていつもの修理完了です。
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勢いでナンバープレートのブラケットも単品製作しました。漢のオール手曲げで結構面倒です。綺麗に仕上がりました。
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テールランプからナンバープレートを逃がす為に少し下側にオフセットさせるのがポイントです。当店でいつも使用している裏板はもちろんですが、オーナー様が元々ご使用の包み込むちょっと大きなタイプでも大丈夫な様にしました。こういうものやブッシュなどを単品製作すると時間だけが掛かってしまうので、毎回全てこういった単品製作をするのはダメだと思っています。加工しなくて良かったり小加工で済むパーツを探して仕入れる努力をしたり、一度単品製作して寸法などが決まっているものは外注で予め製作してもらっておくなどの対処をするのが仕事だと思うからです。一部はそうしていますが、計画だけでなかなか実現していないものが多くてダメですね。
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引き続き4台の車両(1954年トライアンフTR5、1960年ノートンドミネーター99、1969年BSA A65T、1964年ノートン650SS)を絶賛委託販売中です!

コントロールケーブルの製作。

実は定休の金曜日、息子を実家に送り届けた後にハイエースから煙が出て来ました。オーバーヒートです。車検から戻って来ると毎年何かが必ず起こります。近くに昔アルファロメオの車検をお願いしていたお店があるのを思い出し、休み休み向かいました。ヒーターホースが破けていたそうで、その日の内に修理してもらいました。が、今度はヒーターが全く効かなくなりました。そう言えば明細にLLCが無かった...。


1969年トライアンフT120Rはコントロールケーブルの製作です。一番腰が重い作業なのはいつもの事ですので気合で乗り切ります。時間が掛かりますんで。まずはフロントブレーキケーブルの製作からです。年式ではギリギリ大丈夫なのですが、元々もブレーキスイッチが装着されていましたので、今回も。ダイレクト感が少し失われますので、あまり好きではありません。製作完了です。
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クラッチケーブルも製作、在庫している中で一番柔らかいアウターとインナーケーブルを使用しましたので、クラッチレバーが劇的に軽くなりました。良かったです!
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来客等もあり夕刻まで作業中断後、ツインキャブのツインプルスロットルケーブルの製作です。燃料タンクを装着して取り回しを考えます。タンクとキャブの頭はギリギリですので、いつもの通りキャブ側アジャスターを廃止しています。いつも迷うこの取り回し、色々なルートを試しますが、一番しっくりとくるこのルートに決定です。ちなみに燃料タップの位置も非常に苦しいのがユニットトラツインキャブです。
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こちらも在庫で一番柔らかいアウター・インナーケーブルを使いましたので、軽いスロットルになりました。ケーブル左右の同調も取って製作完了です。
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他の車両の整備などもあり、すぐに完成とはなりませんが、これから電装系の配線作業へと移行していきます。最後に念の為に再度お知らせです。コントロールケーブル製作用の材料はタイコの供給が不安定なこともあり、基本的に小売りをしておりません。また、当店にて販売した車両以外のケーブル製作もお断りしております。宜しくお願い致します。

9 →10

4月です。当店はお陰様で開店9周年を迎える事が出来ました。ありがとうございます。なかなか厳しい10年目もこれまで通り宜しくお願いいたします。
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EMSで午前中に到着する筈のキャブが何故か来ない...発送分もありますので、夕刻の宅急便集荷に間に合う様に在庫がある右側だけを先に修正しておきました。集荷時間間際になっても来ないので、その隙に1969年トライアンフT120Rには右側だけを装着完了です。来ない。ゆる過ぎる。
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そしてギリギリで来ました。5個だけです。通常は送料負担が大きくなるのでこんな仕入れ方はしませんが、今回は急ぎでしたので仕方ありません。早速修正作業を行いました。集荷にもギリギリで間に合いました。修正作業を行いながら、「今までにこの作業を何回やったのかなぁ〜」と考えていました。1年に最低でも30個(もっと多い年もありました)はやっていますので、9年で300回はやっていると思います。そう考えると凄いですね。修正工賃は販売分で税込み1,300円ですけど。あまり考えない方が良さそうです。
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1969年トライアンフT120Rには左側も装着してコンプリートしました。ここから一気にコントロールケーブルを製作したいところですが。
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P4010020遅れに遅れて海外からパーツがやって来ました。送料が異常に高くてひっくり返りながら何とか立ち上がり、検品や計算、請求書の作成やご連絡とこちらに時間を取られて今になりました。




B50用のパーツやA65用の細かいパーツと渋いものに混じって、もっと渋いAJS・マチレスのパーツブックやマニュアルが入ったCDも。梱包が絶望的に雑なので既にケースが割れていましたが、中身はセーフでした。もうすぐ1948年マチレスG80のOHを開始しますので少しでも資料を集めようと手配しましたが、肝心の年式のものは何も入っておらずアウトでした。涙が出て来ました。トラのパンケーキ型エアークリーナー専用エレメントも在庫補充です。そして注目は、1954年〜59年のリジッドフレームを除く別体トライアンフ用のツインシートです。この手のシートはヘタに買うとシート裏のブラケットが付属しておらずあたふたする事になります。今回の英国高級メーカー製のシートともう一カ所の高いところのシートはブラケットがきちんと付属しています。しかも、当店で過去に装着した限りではほぼそのまま装着が可能な上に、シートの表皮がシボシボタイプですのでこれしかありません。高価ですが、シートの交換をお考えの方にはおススメです。ずっと欠品していましたが、久々に入荷したとの事で1個のみ在庫用として仕入れておきました。早い者勝ちです。
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とにかく4台の委託販売車両を宜しくお願いいたします!!

キャブ屋の出前。

お風呂で洗浄したベルスタッフさんですが、キツイ酸化オイニーはほとんどなくなりました。意外です。ただ、まだ茶色く酸化したオイルがところどころに残っていますので次回はお湯をかけながらブラシでコシコシして、乾燥後は抜けている部分に色を入れオイル塗り塗りでフィニッシュ予定です。外注に出していた塗装も昨日戻って来ています。いつもありがとうございます。
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こちらは少し前に当店にて委託販売したBSA B50Tのサイレンサーです。爆発した様に破損しています。アフターファイアーでこうなったのでしょうか?早速修理しました。溶接自体は簡単なものですが、とにかく中からも錆びていますので下準備に時間をかけました。溶接したら車体に接触しそうな部分を仕上げ、その後は錆止めで耐熱塗料をスプレーしてファンヒーターでしばらく加熱した後に発送しました。
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こちらは1969年トライアンフT120Rの続きです。センタースタンドがサイレンサーにガツンしない様に、塗装前にストッパー部分に肉盛りをしておきました。その部分を少しずつ削ってイイ塩梅にする訳ですが、失敗もあり大変でした。注意すべきなのは、しばらく経ってからも、勢い良く跳ね上げても接触しない様にする事です。少し余裕を持たせる筈が、気付いた時には削り過ぎてしまいました(涙)。ほんのコンマ何ミリで大きく変わります。気を取り直して、何とか再度肉盛りして調整し直しました。全て養生した上でもぐりこみながら少しずつやって確認、また養生してもぐりこんで確認の繰り返しが必要です。今後はもうやらないと決意しました。
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塗装が終わったウインカーステーを使用してリアウインカーも取り付け済みです。TOGAさんからは迫力ある音が出そうな感じです。
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「キャブを急ぎで欲しいのでいつ発送してくれるの?」と昨夜確認メールを送っておいたら、「もう送ったよ!」との返事がありました。そば屋の出前改めキャブ屋の出前みたいだなと思って追跡したら、ちゃんと月曜日に発送していてもう日本で通関中でした。って言うか送ったら連絡下さいよ。

ここ最近はずっと身体、特に下半身の疲れが抜けません。労働時間が長い一人ブラック企業ですからね。今日は、この後にもう少し仕事したら筋トレして常識的な時間に帰宅します。土曜日からリフレッシュして仕事します。

春の委託販売祭り開催中。

大幅に修正して再塗装した左右のフットレストを取付け、それに伴いギアチェンジペダルも取り付け完了。
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被せスリーブでガタ無し少し渋い位に修理したリアブレーキペダルは、塗装屋さんがピボット部分を綺麗に塗ってしまい涙のガリガリ。取り付けるレバーは、ロッドを引っ掛ける穴が大きく楕円に拡がっていましたので拡大後に製作したスリーブを圧入。おそらく過去に当店が販売したであろうお持ち込みのリアブレーキロッドは、引っ掛け部分が長過ぎて使えず、短縮後に穴開け直し。
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ロッドを組み付けてブレーキタッチが最良である事は確認出来ましたが、カムレバーの角度がマズイので在庫のレバーと比較。過去に何度も紹介しましたが、新品レバーには不良品が混ざっており助けられることもしばしば。今回は正規品が良い感じ。最初の方が角度的には良いと思われるかも知れませんが、色々と都合が悪い。
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ピリオンフットレストは細かい組み間違いなどを修正して取り付け完了。ここがパタパタすると特に右側はキックスタートの邪魔になりストレスに。やっとエキパイとサイレンサーが取り付けられる状態になり、エキパイを仮組み。嫌な予感がする懐かしのTOGA製ですがやはり問題あり。元々アルミテープが巻いてあり、通常少しは許容の廃棄漏れを嫌ったのかな?と思ったら、割りが深く入り過ぎてヘッド側のスピゴットからはみ出して外の世界と貫通。これは流石にダメですがどうしようもなく、アルミテープを巻き直し。
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サイレンサーも嫌な予感のTOGA製。音は間違いなく良いのですが過去に何度もご紹介した通り品質は悪く、材質が薄いめっきがショボい、売り手がダメの三拍子揃い。ブラケットの取り付けボルトなどを交換。元々のクランプは少し大きいもので仕事をしておらず、鉄製Dワッシャーのみ再利用して新品に交換。とりあえず全て取り付けてみると左右エンド高さはどうにかなりそうですが、左側が外に開き過ぎていて要加工でとりあえず見逃しておく。
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プロップスタンドのストッパーボルトをねじ込んで、フレーム側にはノートンフェザーベッドツイン用燃料タンクマウントラバーを固定。畳んだ時にエキパイに接触しない事を確認。ラバーがヘタっても大丈夫な位のクリアランスとバンク角を確保。
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サイレンサー左側のブラケットを加工すると左右の開き具合は均等に。それに伴い都合が悪くなった部分などの細かい改善も完了。これでやっとセンタースタンドを畳んだ際のストッパーを調整出来る状態に。
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早くキャブを送ってこんかいっ!いや、お願いします送って下さい。
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1954年トライアンフTR5、1960年ノートンドミネーター99、1969年BSA A65T、1964年ノートン650SS、春の委託販売祭り開催中!

実態。

先週バスタブのT110の件でお電話にてお問合せ下さった方、62年のバスタブT110が売りに出ました。もしこのブログをご覧になっていたら...。

ハイエースのパワステオイルがダダ漏れだけど気にしない。毎年開店記念日前にプレゼントをくれる高知のM君がまた沢山の本などを送って来てくれました。いつもありがとう!その中に以前TVの特集をみて感動した画家さんの作品集がありました。思わず見入ってしまいました。写真よりも生命力を感じます。本物のプロは凄いですね。
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1969年トライアンフT120Rの様子です。タイミングカバーを閉じて喜びました。リアエンジンマウントプレートはユニット650の命だと思っているので、美しいねじ類を使用して綺麗に取り付けました。この段階で全てのエンジンマウントボルトを本締めする事が出来ます。その前にオイルラインも取り付け済みです。
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新品に交換するロッカーオイルフィードパイプの具合を確かめたら、ヘッドステディーを正しいカラーなどを使用して取り付けました。ここからパイプの成形?です。新品では長〜い状態で売られていますのでカットするのはもちろんですが、取り付け部分もヘッドステディーから逃げつつ燃料タンクに激突しない様にぐにゃぐにゃ、ついでにパイプ部分もぐにゃぐにゃします。調子に乗ってやっているとぶっ壊れます。その時は安いパーツでは無いので悲しいです。成形が終わったら、取り付け袋ナットも含めて座面を修正します。取り付け時に大切なのは、きちんと内径3/8inの銅ワッシャーを使用する事です。10mmを代用して運が悪いと座面をシール出来ずに漏れ漏れになります。取り付け完了。
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リアチェーンの張りを調整したらリアチェーンケースを取付けます。勢いで元々のクラッチケーブルを取付けて、スプリングの調整やチェックです。レバーが握り難いのもありますが、重いです。インナーケーブルで軽くする事は可能ですが、性質上クラッチ側のタイコが抜ける可能性があるので重いユニットでは止めています。カバーの取り付けが完了です。窓があるって素晴らしいですね。
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まだまだやる事がいっぱいですが、バイクみたいになって来ました。
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最後に。いつも引いた写真の時は片付けて撮影しますが、作業している時はこんな感じでとても人様には見せられません。工具が沢山あるのがダメな様で、リフトの向こうにある工具を取るのが面倒で壁に掛かっている工具を手に取ってしまったり、やり出したら色んなものを持って来たりでグチャグチャになります。これが実態です。恥ずかしい。
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ところで、AMALさんが2月の下旬に「納期は2WEEKS」と言っていたキャブレターはいつ送ってくれるのですか?完成出来ないよ。メーター修理の連絡も結局無いし。

ヘアリキッド55。

とあるところにずっと預けていたベルスタッフさんを回収しました。仕入れた数年前は、開封した途端にマンダムヘアリキッドを頭に塗布したまま1週間風呂に入らなかったおっさん55人が集まった位の強烈な酸化臭を放っていましたので、袋に密封していました。本日、久々に封印を解くと少し酸化臭は収まってはいましたが相変わらず耐え難いです。55人のおっさんよりも先に店舗2階の風呂にぬるま湯と特殊な汁を入れて漬け置きすると、一瞬で茶色い風呂になりました。画像は2回目です。何とかしたいです。ちなみにこのベルスタッッフおじさんは60歳オーバーです。
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1969年トライアンフT120Rに準備が終わったタコメーターギアボックスを取付けていたら、英国から予定よりも1日早くパーツが到着しました。送料64.84ポンド、ごろたっかぁ(とても高価です:八代弁)。
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待っていたのはもちろん5SPのメインシャフトです。コイツ、クラッチ側もキック側も一回り太い5/8inなので専用ナットとワッシャーなどが付属するのですが、組む段階になってクラッチ側のセルフロックナットのロックがキツ過ぎました。タップが折れそうになってハラハラしながら何とか修正しました。タイミングが合わずずっと入手出来なかったキックスタータークアドラントが到着したので良しとします!
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早速組み付けました。マニュアルをカンニングしながら一度インナーカバーを仮組みして確認、問題ありません。意外と内と外が貫通している忘れがちな部分もしっかりとシールして、インナーカバーを閉じました。
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同時にプライマリー側も組立てます。チェーンは新品です。よく伸びきったチェーンをテンショナーをパンパンにして使っているのを見かけますが、テンショナーがぶっ壊れますよ。マグネットローターとクランクシャフトは確認済みでしたがタイトで素晴らしいです。ここにガタがあるとローターナットが緩む原因となります。その場合はクランクシャフト側の修理が必要で、過去にはあまり重視していなかったので後悔している部分の一つです。ナットの下には手に入る中で一番硬くて使えるロックタブワッシャーを入れています。せっかくのロックタブワッシャーの材質が悪いとナットが緩む原因となります。お客様のご要望で初めて使用する三相のオルタネーターです。新LUCASですが、内側がタイトな旧タイプの様でクリアランスを確保するのに苦労しました。かなり分厚いのでカバーを仮閉じしてみると、本当にギリギリでした。ローターも少し外に出そうかどうか迷いましたが、点火時期チェック用の針とギリギリなのを思い出して止めました。別に針を外しても良いのですが。
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ギアボックスのアウターカバーも仮閉じして諸々をチェックです。心配したキックも噛み込むことなくOKです。角が丸くなっていたレベルプラグ付きドレインプラグを交換します。これだけ頭が薄い上にアクセスし難い場所にあるので、こうなって当然です。ところがコイツの新品がずっと欠品していて在庫が1個しかありませんでした。ドキドキ。困って他から以前に仕入れたヤツはレベルプラグ無しなのは使わない(オイルフィラーキャップ部分からレイシャフトが丸見えなので)ので良いとしても、頭がデカ過ぎて使えません(涙) BSWタイプならば頭が分厚い素晴らしい対策品がありますが、今回はUNCです。ほとんど共通ピッチのUNCとBSWですが、1/2inは1山違うんです。素敵なギアボックスになっていてくれ。
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点火時期をクランクシャフトの切り欠きやカバーの針で確認出来ますが、一応きちんと割り出してステーターコイルにマーキングしておきます。さて、今回は修理不要で大変助かったドレイン&チェーンアジャスト部分のお話しです。これだけ手前側の雌ねじがおかしくなっている要因の一つがこのアジャスト方法にあるのではないか?と考える様になりました。特殊工具で中のマイナス頭を回すのですが、これをエキパイが装着された状態でやると結構な地獄です。やり難いのでこじって雌ねじを傷めていると思います。とにかく壊してしまうと大変な修理になりますのでプラグにも気を遣います。元々装着されていたプラグと新品プラグをねじ込んでみると明らかに新品がタイトでしたので交換です。この部分は、座面でシールしようと考えずねじ山部分にシールテープを巻いたりしてシールするかプラグの座面を加工してOリングを仕込むなどした方が良いです。少しの漏れやにじみは気にしない。ここを気にして締め過ぎる=クラックに直結します。個人的な意見です。
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夕刻にご来店のスクール卒業生さんに「昼飯食うの忘れた、腹減った。」などと訴えていた私ですが、そのまま忘れていました。このブログを更新したら筋トレして慌てて家に帰り鶏むね肉を食らいます。空腹で腹がぐ〜っとなるのが心地よい夜です。

対極の仕上げ。

本日も静かな日曜日、1969年トライアンフT120Rの様子です。キックスタータークランクに問題は無く、分解してグリスアップ&万力でカチカチラバー取り付けにて完了。意外とジワジワオイル漏れするタコメーターギアボックスも分解・清掃してオイル漏れ対策です。ちなみにクランクケース側のねじ規格は直出し逆回転時代からのBSFは正ねじ、UNFになってからは逆ねじです。明らかに消耗していないので再利用する懐かしのDID50DSも洗浄とグリスアップ完了です。
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カバーの磨き残しの手直しに時間がかかってしまいました。カバーのポリッシュ代は特に代金を頂きませんのでサービスなのですが、厳密に言うとOH工賃に含みますのでサービスではありませんね。アルバイトが居る時はアルバイトに、居ない時はこのプロでは無い業者さんにお願いします。しかし、工賃が発生している以上は私が出来る限り綺麗な状態にするのがこだわりです。徹底洗浄後にパテントプレートやオイルシールなども取り付けて準備完了です。
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とプライマリーカバーを磨いていたら、溶接修理した事を思い出して「仕上げが大変だったなぁ〜」、いやもう1個ありました。単品でのご依頼分ですが、カバーが無い分だけ楽です。あまりにお待たせするとキマズイので勢いですぐに修理しました。
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クラック部分をあらゆる手を使って削り取り開先をとります。その後は十分に加熱して鋳物に染み込んだ油を飛ばして更に削ります。そこからきちんと溶け込ませての溶接が完了です。ここから仕上げないといけません。
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粗仕上げまでやったら特製工具「座面君5/16」で袋ナットの座面をしっかりと出しつつ、後は全て手仕上げで見苦しくない様に仕上げました。裏はそこそこに表は修理跡が分らない様に。ステンレスブラシで磨いたりするので、どうしても修理部分周辺まで傷が入ってしまいます。そこで一旦周辺まで鏡面仕上げを行ってから全体に合わせてお肌を合わせながら曇らせました。ここも全部手仕上げです。無事に完了しました。皆さん、この部分はオイルが漏れるからと言って袋ナットの締め過ぎは厳禁です。割れたら修理するか、使えるか使えないか分らない新品を買うしかありません。
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トラヴィス・サイクルズではレストレーションスクールの生徒さんと、4台の委託販売車両の新オーナー様(1954年トライアンフTR5、1960年ノートンドミネーター99、1969年BSA A65T、1964年ノートン650SS)を募集中であります。

グローブを買いに。

昨日は子供達の終業式でした。東京修行時代に産まれた娘は今度でもう6年生です。成長が早くてビックリします。そんな娘の通知表はオールAでしたので、ご褒美の「にゃんこ先生ぬいぐるみ」2体セット+3体セットをアマゾンに注文させられました。野球が大好きな息子には「もうすぐ買ってあげる。」と約束していたグローブを買いに。今時の子供はメジャーリーグの選手に詳しくて、WBCに出ていたキャッチャーの大ファンです。「遠藤のフォークボールを受けていた大洋の若菜も凄いし、ヤクルトの八重樫なんかもシブいぞ!でも、広島の佐々岡はロジンの付け過ぎで煙幕みたいで反則だよね。」なんて言っても口をポカンと開けたままです。もちろん買ってあげたグローブはROLLINGSです!自分自身へは自宅用に手配していたフランスさんが到着しました。ちょっとチャラいですかね?スピードツインの色に近いので、イギリスさんの方は50年6Tサンダーブルーに塗装しようと思いましたが、やはりちょっとチャラいので黒にしました。お財布がすっからかんのまま定休明けの土曜日を迎えております。
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1969年トライアンフT120Rの様子です。木曜日の夜に慌てて英国に手配したメインシャフトが既に大阪に到着しています。民間宅急便ですので通関の絡みがあり到着は火曜日になると思われます。それまでに他をどんどん進めました。レイシャフトのスラストワッシャーは在庫している新品の個体差を活かして薄いモノを選定、更に加工してベストな遊びになりました。良い感じです。アウターカバーも組み上げておきました。
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クラッチダンパーラバーの状態は良さそうでしたが、硬化してしまっていましたしせっかくバラしましたので新品の硬い方に交換します。新品ラバーを入れる前に仮組みして、万力上に固定したダミーメインシャフト上でガタの計測です。
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今回は、再利用したクラッチセンタースパイダーの加工のみで、かなりベストな状態になりましたのでニンマリです。新品ラバーを入れて本組みしたら再度チェックして問題無しです。今回もクラッチプレートを含めた消耗品は全て新品へ交換してあります。クラッチのパーツをケチるとロクな事になりません。清掃していてクラッチプッシュロッドに違和感がありました。新品と比べると異常に摩耗していてやはり短くなっていました。焼き入れ不良だと思います。そんな事に気付いた自分に万歳。ここで再度お知らせしておきますが、クラッチレバー握りっ放しの先には摩耗しかありませんので、停止したらすぐにニュートラルに入れるのが基本中の基本です。ユニットはクラッチレバーも重いですしね。
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今日は静かな土曜日でした。明日も黙々と仕事します。

精神崩壊からの反省。

P3220001昨日は昼過ぎに精神が崩壊してしまいまして、夜にサッカーW杯予選でもTV観戦して回復しようと思いました。0:00直前に家に帰り着いて「チャンネルはど〜こだ?」と番組表をチェックして愕然としました。「今日の夜はW杯予選ですよ〜」なんて私から教えてもらった皆さん、本当にすみませんでした。反省中です。そんな中で楽譜を手に入れてワクワクしていますが、私はピアノを弾けませんので娘か妻に弾いてもらいます。




P3220002昨日は1962年ノートン650SSのスクール卒業生さんが、イベントに向けて関西へ出発しました。フェリーの中で暇だとおっしゃるので「フェリーの中でW杯予選でも観戦すればいいじゃないですか?」と私は言いました。途中でスピードメーターが終了したそうですが、ウソ情報を教えた私のせいではありませんよ。





こちらは1969年トライアンフT120Rの様子です。クラッチ&ブレ―キレバーASSYとツイストグリップのチェックです。クラッチ&ブレーキレバーASSYはピボット TO ピボットがきちんと7/8inな上に全くガタも無く良い状態でした。バラしてみると過去にきちんとスリーブを入れて修理してありました。クラッチ側のピボットスクリューだけ交換して、掃除とグリスアップのみで完了です。ブレーキレバー側はホルダークランプ部分のねじがナメてメトリックのロングスクリュー+ナットに変更してありました。きちんと1BAでヘリサート加工しておこうと思いましたが、既に拡大された貫通穴径が1BAのヘリサート下穴径より大きくしてありましたので不可能でした。ツイストグリップの素敵なツインプルタイプが装着されていましたので、チェックと清掃のみです。
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元々装着されていたYAMAHAの集中スイッチの再利用をご希望でしたので、仮組みしてみましたが、クラッチレバーが遠くなり過ぎます。出来るだけ外側を握った方が良いのは良いのですが、流石にこれは...。
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外注に出していたカバー類のポリッシュと再めっきが戻って来ました。カバー類はここから手直しして使用します。
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早速ギアボックスを組み上げていきます。インナーカバーはベアリングとブッシュなど消耗品を全て交換です。表側の面は過去の激しい打撃跡があり完全には修正出来ませんでした。ギアチェンジクアドラントのシャフトは、いつもの通りOリング溝を入れてフッ素ゴム製のOリングを仕込みました。こうすると、カタカタとは動かなくなりますので組み易いというメリットもあります。
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キックスターターシャフトは傷んでいるので新品に交換。クアドラントもキックがたまに噛み込むと言う事でこちらも新品に交換です。ここの判断基準はピニオンギアも含めて難しくて、実際に組んでみないと改善したかどうかが分りません。ダメならばピニオン側も交換です。ちなみに新品シャフトとクアドラントで圧入すると、たまにですが運悪くクアドラントが割れてしまう事があります。強烈な圧入ですから。今回は大丈夫でした。アウターカバーは手直しポリッシュした後にブッシュ類を交換しました。たまに「僕はピカピカが恥ずかしいので磨かないで下さい。」と言われます。大丈夫ですよ、すぐに曇ります。綺麗になったカバーがそのまま曇ると格好良いです。ピカピカ好きな方は一生磨き続けなければなりません。ギアチェンジクアドラント&シャフトも準備したら、インナーカバーとアウターカバーを仮組みしてチェックです。ブッシュは全て新品ですが、バッチリで何の問題もありません。ユニットは簡単に良い結果が出て楽です。
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ギア類はアップデートキットを組み込んで諸々とチェックしていました。5SPをやるのは10年以上振りですから。再利用するメインシャフトを旋盤にセットして修正しようとして愕然としました。クラッチ側もキックスターター側も大きく曲がっていました。5SPでも曲がってしまうのですね。慌てて適当に選定した他のパーツと一緒に新品シャフトを英国に手配した後、経験不足・チェック不足を深く反省中です。届くまでに他の作業を進めます。再利用するギアのブッシュを交換しますが、コイツが止まりになっていましたので旋盤にセットしてギリギリまで薄くしてから古いブッシュを剥がしました。新品ブッシュを圧入すると順調に締まりましたので、内径をリーミングしたらレイシャフトASSYの完成です。
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新品スラストワッシャーをセットして、インナーカバーを仮組みしたらレイシャフトのスラスト量のチェックです。仮組み前のチェックではゼロでしたが、やはりスクリューを締めるとロック気味になりました。紙ガスケットを入れればギリギリ遊びを確保出来ますが、潰れたら遊びが変わってしまいますので、スラストワッシャーで調整する予定です。まだまだ続く。
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今日はこれから筋トレして慌てて帰宅しTVサッカー観戦です。明日の定休は久々になんの用件もありませんので、リフレッシュして土曜日から仕事します。と思ったら、子供達が確かもう春休みでした〜。

新たな委託販売車両のご紹介です。

本日は、当店のお客様からのご依頼で2台の委託販売車両(どちらも同じオーナー様です)をご紹介します。但し、どちらか先に売れた車両を売却してもう1台は手元に残されたとの事ですので、この点はご承知下さい。


まずは1964年ノートン650SS 650ccです。かなり前ですが、当店にてエンジン・ギアボックス・プライマリーをOHさせて頂きました。その際に車体は最低限の整備だけをしております。OH後の走行距離は約7,000キロで、機関は好調との事です。車検は切れています。画像の通り、外観はヤレている状態で車体は整備・修理が必要な状態です。今から英国より車両を輸入するよりもお得な価格設定ですので、車体の修理が必要だとしてもお買い得かと思います。
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次は1969年BSA A65T 650ccです。こちらも以前、当店にて車体をOHした後に続けてエンジン・ギアボックス・プライマリーをOHさせて頂きました。OH後の走行距離は約35,000キロで好調との事です。車検は今年6月まで残っています。こちらもこれから車両を海外より輸入するよりもお得な価格設定となっている上に、そのまま乗る事が出来る車両ですのでお買い得かと思います。
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現在、2台の車両は東京にありますので当店にて現車確認は出来ません。完全に現状にてのご案内となりますが、ご希望の場合は当店に陸送して実費にて整備を承ります。当店が過去に整備に携わった車両ですが、現在の状態を確認した訳ではありませんので、その点をご理解下さい。また、再度お知らせしておきますが、どちらかの車両が売約済みとなった時点でもう1台の販売は中止とさせて頂きます。

価格や詳細につきましては、必ずメール(traviscycles@tulip.ocn.ne.jp)にてお気軽にお問合せ下さい。メールを送信される際は必ず、ご氏名・ご住所・お電話番号をお知らせ下さい。お電話でのお問合せには対応いたしかねます。


引き続き、1954年トライアンフTR5と1960年ノートンドミネーター99 600ccも委託販売中です。4台の委託販売車両、ご検討を宜しくお願いいたします。
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