TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にてトリニティースクール(既に閉校しました)の姉妹校としてだけでなく、ブリティッシュクラシックバイクの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズです。

まとまり。

スクール1937年ノートン16Hの生徒さん、今日はこれに掛かりっきりでした。リアチェーンを装着する、怪しいステンレスのメトリックねじ類を全部交換する、前後ホイールをきちんと装着し直すなどなど全てが大変でした。輸入した元々の状態がガチャガチャの極みでしたが、限られた予算で何とかまとまりつつあります。まだまだ色々とありますが、生徒さんと一緒に最後まで仕上げます!
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そんな最中に突然えいまるさんからの荷物が届きました。中身はT100用のプリモノブロックキャブレターと930LHのみ。T100用の1個はトラヴィス号に使用する予定ですが、アルバイトさんも居ませんので誰も装着したりセッティングをする人間が居ません。復活はまだまだ先になりそうです。
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1968年トライアンフTR6R、リア燃料タンクマウントボルト部分の修理をしました。この部分、なぜか硬くて下穴を開けるのにも一苦労です。冷や冷やしながら治具をセットしてタップを立てました。そしてヘリサート加工完了です。前後フェンダーはオーナー様のご意向で新品のステンレスに交換しますので、その準備です。
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あっ!センタースタンドの修正をすっかり忘れていました。明日以降にどんどん進めたいところです。

ケンブリッジ飛鳥問題。

P6250019定休明けの土曜日を何とか乗り切り、楽しみにしていた陸上日本選手権 男子100M決勝のTV中継を観る為にTVをON!!!その瞬間に悲劇が起きました。地震で液晶が壊れているので、選手が全く確認出来ません(画像はスタート直後です)でした。このまま引いた画像になると更に見えません。本来の仕事である防犯カメラモニターとしても使えなくなりましたので、いい加減に買い換えます。





こちらは急遽お持ち込みの1956年トライアンフTR6です。リアフェンダーに装着されるリフティングハンドルが折れてしまったとの事です。ここに負担がかかる原因は、純正のほとんどヒゲが無いセンタースタンドです。テコの原理が使えないので、どうしてもリフティングハンドルを強く握ってしまいます。
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P6250008修理しようと確認したら、完全に錆びで腐っていました。どうやらクロームめっきされた上から塗装してあります。めっきの際に中が錆びてそのまま朽ち果てたのでしょう。錆を取ってから何とか溶接しようとしたら、全部が錆びでカタチが無くなりました。それでも何とか中に棒を入れて溶接しようとしたら、錆から花火がパチパチと出て、最後は爆発しました。その破片がつなぎを貫通して脚にかわいい斑点模様が出来ました!修理を諦めて新品を手配です。







P6250023こちらは生徒さんが夜な夜な仕事帰りにやって来た1937年ノートン16Hの様子です。キックスタータークランクや、エキパイ・サイレンサー、ホーンなどを取り付けました。細かい部分がまだまだ沢山、しかも一工夫必要な部分ばかりが残っていますよ。







こちらは1968年トライアンフTR6Rのリアホイール周りの様子です。ブレーキシューは再利用可能、アンカープレートは新品とラッキーでした。しかし、ブレーキカムがガタガタでしたので、新品に交換しました。ブレーキシューは修正して作業完了です。
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ホイールのスポークは思ったほど緩んでおらず、増し締めして最低限の振れ取りを行いました。ベアリングはシールドタイプに交換します。ここのベアリング、この様にパイロットベアリングプーラーなる工具で外すのですが、綺麗に外れた事はほとんどありません。過去にはこの工具をぶっ壊して溶接修理してあります。今回は何とか外れてくれて助かりました。ドラムとハブの連結ボルトは向きが逆でも問題無く、確認のみ。スプロケットは再利用で、留めている8本のボルトは問題がありましたので新品に交換しました。ワッシャーは純正の肛門タイプでは無くて、強力フラットを使用します。
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スポーク1本まで綺麗に掃除したら、こちらも新品でラッキーだったスピードメーターギアボックスのグリスアップです。新品の状態では最低限のグリスしか入っておらず、そのまま使ってあったので危険でした。ここのグリスが切れると派手にぶっ壊れます。
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アクスルシャフトのナットがインチキでしたので、正規のものに交換したのは良いとして問題なのは新品のアンカープレートです。シャフトの貫通穴がガバガバのモノがあり、今回はそのタイプでした。中のカラーか外側のナットを加工してその分を薄いカラーで調整すると良いのですが、今回はナット側の加工を行い無事に装着完了です。再利用したシューが妙に効かない感じですが、これは様子をみてダメならば交換します。
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早く帰宅して、ケンブリッジ飛鳥選手の雄姿を自宅TVで確認したい!

気持ちが入る。

P6230008ちょっと気合を入れて色々と書類を作成したり提出したりしました。ずっと逃げていたのでかなりスッキリしました。まだまだ残っていますけどね。明日の定休は役所に行って一番面倒だった事をやり、土曜日からまた仕事に励もうと思います。待っていた最後の一つが届きましたので、英国のスペシャリストにまとめてマグとダイナモのOHを依頼しました。住民投票が熱いイギリスへ行ってらっしゃい!






1968年トライアンフTR6Rはリア周りの様子です。まずはプロップスタンドから。68年からは歴代で一番シンプルな構造のアメリカンタイプ?に変更となります。これが一番良いです。今回はフレームのラグ側、ピボットボルト、スタンド本体どれも良好でした。傷んでいたスプリングのみ交換して、ただ外してグリスアップして組み付けて完了です。いつも苦労しているのでたまには楽させて下さい。センタースタンドが実は怪しいのですが、これは最後にやります。
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スウィングアームも改めてチェック。問題ありませんのでグリスアップして完了です。同時に特に汚れるリア周りを中心にフレーム全体の清掃を行いました。



各部のチェックや増し締めなどを行いながら、傷んでいたり怪しいボルト類・ナット類は全て良質な新品に交換します。特に前後フレーム連結部分などは大切です。頭が痛いのはリア燃料タンクボルトねじ込み部分がナメていた事です。実は結構傷んでいる部分で修理が少し面倒ですので、センタースタンドと共に最後にやります。ピリオンフットレストは右側のみ不具合を発見しました。ホルダー側がナメていました。68年は米インチと英インチが一番激しく混じる年式で、基本米インチフレームにこの部分だけ英インチでした。英インチの新品は私が知る限り再生産されていませんので、コレでオリジナルだと思います。ココがナメていてもボルト・ナットで締めておけば誤魔化せるのですが、遠方よりはるばるご来店下さった際にオーナー様の「妻とタンデムを楽しみたい!」と言うお言葉を思い出しました。ねじ山が4山しかないのですが、きちんとヘリサート加工して今後のストレスが無い様にしました。
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私は人間ですので、お客様の車両を修理する際には毎回その都度特別な気持ちが入ってしまいます。勿論、こちらが儲かろうが儲からまいが関係無く決して安くはない代金を頂いていますので、その時に出来る事を最大限きちんとやるのは大前提です。100%を目指しますが、諸事情からどうしても無理なケースが正直ほとんどです。ただ、その中でまずは私自身が満足出来る仕上がりになる様に心掛けています。

ホイールASSYを除きリア周りがスッキリとと気持ち良くなりました。さて、そのホイールASSYはどうだったでしょうか?まだまだ続く。

ジンギスカン。

いやぁ湿気が凄いです。エアコンを稼働させていないと洗浄して脱脂した金属がみるみる錆びていきます。現在の外はまた暴風雨真っ只中です。関係ありませんが、役所などに提出する書類が面倒臭くて逃げ続け12日間が経過したトラヴィス・サイクルズです。


早速ですが1968年トライアンフTR6Rの様子です。フロントホイールを整備しています。ホイールトリムは68年純正のジンギスカン鍋タイプが装着されています。固定するねじは4BAのポジドライブなのはどうでも良いとして、ごく一部の熱狂的なマニアにのみ人気があるトリムです。ブレーキパネルを固定するナットを回す工具はサイズが11/16WWと言う不親切設計です。アソコにガタがありましたのでもちろん緩んでいました。
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ブレーキライニングは厚み十分ですが、リベット留めのかなり古いものでカチカチです。交換します。ホイールベアリングは思った通り。バッキングリングが無かった上に上から辻褄合わせの謎の分厚いカラーをぶち込んでありました。正規のリングを入れた上で、シールドベアリングに交換、鉄ハンマーでぶっ叩いて端が潰れた挙句ベアリング部分がガタガタだったアクスルシャフトは新品に交換です。
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ブレーキパネルは一生懸命掃除した後に最低限のポリッシュ、例の部分は下準備して溶接で盛り上げた後にひたすら手ヤスリで成形しました。これ、大変なのですが重要です。ここにガタがあるとブレーキパネルのナットが緩む → 更にガタが増える → パネルがカタカタする → 締めてもまたナットが緩む という負のスパイラルを防止する為です。新品ブレーキシューは都合が悪く、加工して取り付け完了です。書くと一瞬で終わっている様です。※別に何か薄い鉄板でも挟めば良いと思いますが、流石に私には出来ません。
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ホイールASSYは先に車体に取り付けて確認しましたが、万力上で計測した通り車体左側に大きく寄っています。スポークを1本1本磨いた後は、修正です。その前にやっぱりアメリカ物です。スポークを全てユルユルです。何故かいつもこうです。当初は苦手なのかと思っていましたが、何か独特のローカルルールでも存在するのでしょうか?おかげでせっかくの新品リムは変形していました。ホイールのセンターを移動させながら、何とか0.2mm以内の振れにまで修正しましたがこれ以上は無理です。最後に実は難しいツーリーディングを同調させる作業です。ピボットが固定されていたら何でもない作業ですが、トラはフローティングですのでとりあえず大体のところにしておき、後で調整です。
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車輪はフォークのセンターに。アソコの部分もガタ無しで最高です。ホイールトリムはオーナー様のご希望で66‐67年のつるんっとしたタイプに交換です。さよならジンギスカン。
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フロントフォークもガタ最小でスコスコと動く素敵なフロント周りになりました。やったーっ。68年から採用されたこのツーリーディングのフロントブレーキは、大変良く効きます。しかし、ただでさえ重いフルウィズㇲの鉄製ハブに歴代で一番重いブレーキパネルを装着するので...。ともかくブレーキが良く効くのは良い事です。
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リア周りの整備に着手していますが、この車両で救いなのはスウィングアームピボットにガタが無い事です。車輪にまたイタズラがされていないと良いのですが。ここまでご紹介して来た様に、一見は綺麗にきちんと組まれている様に見える車両でも、フロントフォークからホイールまで車体だけでもこんな感じです。ブログに紹介する際には簡単に直っている様な感じになってしまいますが、やり直しだけでも大変な作業です。それをきちんとやるのが私達専門店の仕事です。英車の整備のご依頼やご購入は、何でも屋さんや外車屋さん、ご近所のおじさんでは無く、真面目に修理している英車専門店にお願いされた方が良いと思います、多分。一度本当にガチャガチャにされてしまうと、修理不可能になるケースも数多く見たり聞いたりしていますよ。

ストレス社会。

またこんな事を書くと怒られるんですけど、もう我慢出来ない!ここ2カ月位、それまでの深夜を中心では無く昼間や朝夕のラッシュ時に車を運転する機会が多くなりました。それが大きなストレスになっています。あまりにマナーが悪いと言うか滅茶苦茶です。運転すると100%危ない目に遭います。信号待ちで携帯をいじくり信号が変わっても反応しない、ウインカーは無いものと同じ、左折する時に右車線にはみ出すほど右に膨らむ、他の車には絶対に譲らない(譲ろうものならば複数台の車が我先にと飛び出して来る、だから更に譲らない)、そもそも後ろは絶対に見ていない、などなどフルコースです。でも、この話しをずっと地元に居る人に話しても通じる事が少ないのも悲しい事実です。典型的な地方都市で車は一家に2,3台が当たり前、車通勤や車移動が普通の政令指定都市で田舎運転を皆がしたら無駄に渋滞しますよ。本当に勘弁して下さい。あぁ怒られる。



ここで1968年トライアンフTR6RのフロントフォークをOH?やり直ししている様子です。ステンレス製のオイルシールホルダーは錆びないから良いと思います。しかし、アソコ製のものは問題がある様です。中に入れる色んなものがパツパツになって外れません。普通は一瞬で終わる作業に1時間以上かかりました、一部を破壊しながら。インナーチューブはアソコ製の新品でしたが、ボトムブッシュがなぜかチューブに対してガタガタにしてありました。理由は何となく想像出来ますね。
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クランプボルト部分のねじ山が心配でした。入口が傷んでいただけで、修正すれば大丈夫でした!元々のボルトが短かったのが幸いした様です。画像の様に長いボルトを入れて万力に固定しますので先に確認しました。どうして心配していたかと言うと、ここのヘリサート加工が面倒だからです。硬いんです、下穴開けるのもタップを立てるのも苦労します。硬いから逆に傷み難いのかもしれませんけど。この年式からシャトルバルブと呼ばれるダンパーに変更となります。これで全部良いのではないか?と思うほどシンプルで良いと思います。但し、ちゃんと動いていればの話しで、今回も固着していましたので、シャトルバルブを加工しました。ボトムブッシュは交換、インナーチューブ側も旋盤で加工しました。この画像を撮った時点で片方はシャトルバルブを入れ忘れてますね...。よくやらかします。
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下からキャップで固定するタイプで、ボルトを締め付けるとフォークの動きが渋くなるのは以前スペシャリストに教えてもらった通りで既にご紹介している理由です。まずはここを確認しましたが、今回はOKでした。一安心。さて、ここからが大変です。ボトムブッシュをガタガタにしてあった理由はやはりそうでした。新品ブッシュを装着したインナーチューブを入れると下の方で見事にロックします。ホーニングしてもダメでしたので、安全を確保した上で、バルブコンパウンドを塗布した古いインナーチューブとブッシュを旋盤に固定してじゅるじゅるとラッピングしました。やり過ぎると本末転倒ですから、少しずつやるのですが、その際に掃除をするのが大変ですので時間ばかりが過ぎて行きました。最後に徹底清掃してコンパウンドを除去し、その他消耗品を交換して組み上げると素敵な感じになりました。いつもホッと安心する瞬間です。
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トップヨークのブッシュは交換しました。よく「ハンドルにガタがあるのでブッシュを交換したいです!」というお問合せを頂きますが、このメタルとメタルの間にラバーを挟んであるブッシュはスウィングアームのサイレントブロックなどと同様に、ガタが出る様な傷み方はせず逆に硬化する事が多いと思います。ユニットのラバーマウントハンドルバーに異常なガタが出る原因は他にありますよ。ブレーキパネルに刺さる部分には大幅なイタズラがしてありました。理由は判りましたので、純正と同じ様に加工し直しました。その後に単体で仮組みして、しっかりとダミーのアクスルシャフトをクランプ、全く問題がありませんので先に進みます。
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P6210015P6210016イタズラしてあった理由はコレです。仮で元々のホイールASSYに被せてみると、まだ溝が合いません。これはホイール側に問題がありますので解決します。センターも怪しいなぁ。






ここでフロントフォーク側は、色々と消耗品を交換してサクサクと組み立てました。しかし、アソコ製インナーチューブ定番の問題が発生して少し時間がかかりました(涙)。こここまではカッチリとしたフロント周りになり、私には輝いて見えます。
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現在は、そのフロントホイールのやり直し中です。英車のフロントフォークのほとんどは現代のバイクと比べると確かに頼りないものですが、その頼りない中でも最高の状態にしてあげると問題無く機能します。ずっとこんな事をやって来て、どの年式でもほぼ全ての問題を解決出来る様になって来ました。まだまだやれる事はある筈ですし実際にありますので、この仕事を続ける限りこれからも進歩して行きます。しかし作業に時間がかかりますねぇ。

雨で待機中!!!

P6200015夜になって仕事どころじゃないですよ!雨が本格的に降りだして店の周りが湖になっています。この画像と下の動画を撮影した後に入口ギリギリまで水面が迫って来ました。ご存じの方はご存じだと思いますが、店は周りよりも随分と高くなっているのにこの感じです。2階に置いてある看板がガタガタとうるさいので片付けに行こうと思ったら既に行けませんでした。最近また余震が多くなってきて嫌な感じだなぁと思っていましたが、今度は水ですか。勘弁してね。










今確認したら、雨が小降りになったので水位が急激に下がって来ました。ついさっき竜巻の警報が出ていましたが、今度は風が異常に強くなっています。もう大丈夫だと思いますが、ボチボチと仕事しながら待機して万が一に備えようと思います。

雨と言えばちょうど4年前に下の画像の様に店舗すぐ裏の川が氾濫寸前まで行きました。正確にはちょっと溢れました。この時は少し上流の市街地などで氾濫して大きな被害が出たのですが、今はもう対策工事が完了しています。ところが、店の裏は何も変わっていません。以前は上流で溢れていたものが溢れなくなったら、今度は店の裏の番でしょうね。こっちの方も心配です。
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あっ、今は1968年トライアンフTR6のフロントフォークに少しハマっています。詳しくは後日ご紹介します。
※今、再度確認したら更に水位が下がりました。無理矢理ハイスピードで通って行った車から外れたものであろうパーツが転がっているのが確認出来ます。もう大丈夫だと思います。勝手に騒いですみませんでした。

レストレーションスクールの様子です。

現在、当店のレストレーションスクールに生徒さんがいらっしゃるのは、毎週日曜日です。7/5からは火、水も生徒さんがいらっしゃる予定です。「スクールに入りたいけど、どんな感じでやってるんだろう?」などとお考えの方はお気軽にご見学下さい。全員が白いタンクトップ1枚で作業中ですウソです。

こちらは1962年トライアンフTR6SSの生徒さん、ギアボックスを組み上げる準備をしています。アウターカバーは古いブッシュ類を取り外して傷消し&ポリッシュ完了です。その他シェルやインナーカバーの修正なども終わり、中身の準備をしていて大問題が発覚しました。メインシャフトが今まで経験した事が無い位曲がっていました。少し曲がっている事はよくありますが、今回は大胆でした。そして今度は、レイシャフトまで大きく曲がっていました。精密に見てしまうと振れているものはありますが、曲がっていたのは初めてです。すぐに新品がぽろっと出て来るところが当店で、ブッシュ類も交換、その他の細かい準備を終えて本日は終了です。
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こちらは1937年ノートン16Hの生徒さん、クラッチケーブルを製作していて問題が発生しました。昨日、レバーを交換してピボットTOピボットが7/8inのモノを使用したのですが、これではクラッチのリフト量が足りませんでした。慌てて1in以上もある普段は使わないレバーに交換しました。が、これでもクラッチの切れが今一です。どうやら中古をかき集めたクラッチ板が...。
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フロントブレーキケーブル、スロットルケーブル、デコンプケーブルも製作完了。進角ケーブルはスペシャリスト提供の既製品を使用しました。初めて製作する生徒さんは丸一日かかりましたが、私がやっても特別早い訳ではありません。面倒な作業です。
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前後フェンダーやそのステー類などの外装系は、将来やり直す予定です。この車両は細かい部分がガチャガチャでしたので、不慣れな車両であることもあり、まだまだ時間がかかってしまいそうです。
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「今日は父の日だから早く帰って来て!」と朝言われたのを今思い出しました。これから頂いているメールへの返信やパーツのお見積もりなどが終わったら、慌てて帰ります(汗)

よくある事。

P6150008P6160011う〜ん土曜日は身体が辛いです。そんな感じですが、AMALIEオイル12本アソートパックは相変わらず好評で在庫補充、内燃機屋さんからも依頼していたものの一部が戻って来ています。






1937年ノートン16Hの生徒さんは、細かい部分を進めています。元々のインチキデコンプレバーは新品へ交換、クラッチ&ブレーキレバーも再利用が厳しかったので英国製の新品に交換です。新品と言ってもいつもの様にピボットスクリューを交換した上で、ホルダー側には製作した鉄製スリーブを圧入して、ハンドルバーの中心にレバーブレードが来る様に修正・加工しました。再利用するツイストグリップも修正してハンドルバー周りが引き締まりました。
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ダイナモや再利用するので消耗品を交換したプリモノブロックキャブレターも取り付け完了です。中途半端な時間になったので、消えかけているフレームナンバーを何とか掘り越しています。車両が古かったりすればこういう事はよくあります。一番フレームの打刻が薄いのはフェザーベッドフレームのノートンツインで、塗装しただけで完全に消えてしまいます。
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こちらは1968年トライアンフTR6Rの車体周りOHに着手した様子です。見た目は綺麗でしたがエンジンなどはダメでした。車体周りはどうでしょうか?分解しながら、専門店がOHしたものでは無い事が細かい部分が間違っていて分かりました。綺麗に塗装はしてありますが、バラさずに上から塗った部分が多く、やり直しが必要な個所が多数あります。細かいブッシュ類も古いままの様です。ただ、ステアリングヘッドベアリングは新品のテーパーローラーに交換されていてラッキーでした。
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そして、この車両の様にフロントアクスルシャフトを下側のキャップでクランプする年式で大変多く「よくある事」をすぐに発見しました。
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アクスルシャフトの溝部分をキャップを押さえたクランプボルトが通過するのですが、溝がズレているのに無理矢理ボルトを締めたりすると、画像の様にねじ山がぐちゃぐちゃになってしまいます。そのままねじ込んでしまうと、フォークのボトム側の雌ねじが傷んでしまうのです。こうなる理由は様々です。人間の問題だけでは無いパターンもありますので、しっかりと検証して改善する必要がありますね。

明日もスクールですので、授業が終わってからになりますがこの車両の作業を続けます。

気になって仕方ない。

超々ローカルな話題で申し訳ないです。以前も話題に出したのですが、ここ熊本ではいくら東急ハンズが進出しようとも「ハンズマン」の方が有名です。宮崎に本社があるホームセンターなのですが、品揃えが恐ろしく細かくてプロツールでも何でも買えるのです。軍手なども片方だけ売ってくれるとか。そんな事はどうでも良くて、最新のハンズマンTVCMソングが気になって気になって仕方ないのです。歌詞が。私は今まで生きて来てホームセンターから愛や光を貰った事がありませんが、何だか貰える様な気がして来ました。作詞・作曲・歌は宮崎の高校生らしく、他の動画も見ましたけど抜群に英語と歌がうまい、失礼しました。




P6150009P6150010英国えいまるさんからキャブレターが到着しました。カード決済の金額を確認して分かってはいましたが、「全部出来たよ!!」と言っていたプリモノブロックキャブは1個しか入っておらず、基本中の基本である930の右側は全くありませんでした。先方に他はどうなった?と確認したら「残りのプリモノブロックはここにあるよ。930RHは9月末にしか準備出来ないよ。」との事でした。なぜ残りのプリモノブロックが今むこうの手元にあるのか?本当に930RHは9月の末に出来上がるのか?一緒に送ってくれないと送料の無駄じゃねえか!などと考えてイライラするのは完全に素人だよ。残りのプリモノブロックは一気に送ると決済金額が大変だから気遣ってくれたのだろう、930RHが出来上がるのは来年の9月末だね、一緒に残りのプリモノブロックを送らなかったのは、受け取る楽しみを増やしてくれたのかな!などと前向きに理解するのがプロなんだ。

そこでどうしても気になって仕方ないのは、えいまるさんからの荷物が航空便で日本に到着した後、日本郵政さんに貼られる「航空輸送禁止」の紙です。キャブレター=ガソリンが付着している と言う事での措置なのでしょうが、英国から飛行機でやって来た事は無視するのかい?ハンズマンから愛と光を貰って下さい。

長くなりましたが、プリモノブロック6T用、コンセントリックMK1プレミア928はRH、LH、930はLHのみ、626もRHのみ、これ以外の在庫は現在ありません。在庫分は、ご希望があれば画像の様に修正作業を別料金で行ってから販売いたします。
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本当は2カ月前にOHに着手する筈だった1954年トライアンフTR5、まだ着手出来ず気になって仕方ありませんので、先にマグとダイナモを取り外して他にご依頼を頂いた分と一緒に英国のスペシャリストに送ります。久々のリジッドフレームTR5です。このTR5の欠点はフレームが細くて肉薄な事以外に、プライマリー側にもあります。カバーのエンジンスプロケット部分が他の車種に比べて小さい。小さいスプロケットしか装着出来ません。
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とにかく外観と同じく中身の状態が良さそうな事は確認出来ました。OH開始までもうしばらくお待ちを。
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明日の定休を挟んで6/18(土)は15:00〜2時間ほど外出しますので、その間は店を閉めます。ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。

確認させて下さい。

P6150014当店スクール卒業生の1961年トライアンフTR6は無事に作業が完了しました。ご自宅まで自走でお帰りになりました。その卒業生が帰りに一生懸命に掃除機で掃除をしている姿を見かけましたので、ここで当店スクールにおける在校生と卒業生の基本中の基本の確認をさせて下さい。※どの方がどうとかいう言う話しでは無く、乱れて来ているルールをただ確認させて頂くだけですので、ぜひ誤解の無い様にお願いします。

当店スクールの授業料は、当店で私が仕事をする工賃と同じに設定しています。積み上げて来た大切なノウハウを伝えた上に卒業後のメリットがある訳ですから、本来は少し高く設定すべきかなと思います。そこを、面倒なパーツ洗浄などは生徒さんご自身で行う事と作業後の片付けや掃除を自ら行ってもらう事を条件に同じにしています。

●使用した工具などは、作業終了後は綺麗に掃除した上で元の場所に戻して下さい。
 
当たり前の事なのですが、皆さんのほとんどが出来ていません。戻す場所が分からない場合は、一旦一カ所に集めておいてまとめて私に確認して下さい。一番やって欲しくないのは、適当な場所に片付ける事です。これをやってしまうと、その工具はなかなか見つかりません。ちなみに、現在でも行方不明の工具などは沢山あります。皆で使う工具であると同時に私の大事な商売道具です。いい加減に扱われると正直言って気持ち良いものではありません。今一度、徹底をお願いします。


●使った場所は綺麗に掃除して下さい。

作業終了後は、作業台や床などを綺麗に掃除して頂きます。特に作業台の万力は、何かを削ったりしたかと思えば精密な計測をしたりしますので、常に綺麗にしておきたい場所です。作業台の上が綺麗になったら、床に気を配って下さい。特に万力で作業した後はその下にゴミが溜まります。オイルなども落ちています。液体ガスケットを剥がしたり、何かを削ったりした後は、掃除機で綺麗にゴミを吸い取って下さい。在校生の場合は、ご自身のパーツは特に私が許可した場合を除いては、作業台の上などに置きっぱなしにせずにきちんと片付けて下さい。卒業生は、交換の為に取り外したパーツなどをきちんと処分して下さい。ゴミは数種類に分別していますので、それに従って廃棄して下さい。空いた丸缶や整理箱は綺麗に掃除して元に戻して下さい。


皆さんがお帰りになった後は、私の大切な作業場になります。放置してある工具を片付けたり逆に探したり、掃除をしたりするのが私の結構な負担になっています。別にうるさい事を言おうと思っているのではありませんし、本音を言うとわざわざ言いたくもありません。お金を貰っている訳だからそれ位は当たり前だろうという意見も理解出来ます。ただ、こういう事を楽しむ事の大前提として、最低限きちんと片付けてきちんと掃除をする、工具などを大切にするのは当たり前の事だと思っています。中には帰宅後に「私、あの工具を片付けてましたっけ?」「あそこの掃除を忘れてました、ごめんなさい。」などと律儀にご連絡下さる方もいらっしゃいます。心から嬉しく思います。完璧なんて無理ですのですし、誰でも忘れる事はあります。姿勢とお気持ちだけで十分です。私だってご存じの通りやりっ放しだらけです。偉そうにすみません。

古い英車をOHしたり修理したりするなんて、とても素敵な大人の遊びです。共通の趣味を持った大人の皆さんに楽しんで欲しい、その環境を整えたい、お手伝いがしたいと私は常に思って努力していますのでご協力ください!今後も宜しくお願いします!




ここで先日英国から到着したトライアンフ用パーツの一部をご紹介しておきます。1カ所は注文したモノの半分も到着しないといういつもの感じです。このブログをご覧の半分の方はこれ以上読まないだろうと薄々感じながら話しを進めます。

袋から出さずにすみませんのクランプ式ハンドルバーミラー(ラウンドとスクエアあり)は在庫補充、トライアンフツインの純正マニュアルは年代別ですが、別体用には細かいデータが不足していますのでエキスパートにはユニット用マニュアルも必要ですの在庫補充、愛用している燃料コックは他で見つけたのでもうここで仕入れる必要がないけどここでこれを仕入れなかったら一体何を仕入れるんだの在庫補充分、オーバーサイズの中間ギアスピンドルと素敵なシリンダーヘッドボルトも在庫補充分です。
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素敵なシリンダーベースナットやダブルコイルスプリングワッシャーやオイルシール、まだRHPで生産しているの?のハイギアベアリングや高い4SPレイシャフトASSYは在庫補充、インナーチューブとやっぱりBPFバルブはこれでしょうのヘッドライトバルブはなぜかよく欠品していて今回も12Vが来てない、専用や汎用ナット類はまた買い過ぎましたです。
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こちらも心配性であるうちに買い過ぎた専用ボルト類の中で一番の収穫は4プレート用のクラッチピン、各種ワッシャーもどんどん在庫の種類が増えて、各種スプリングやラバー類も心配性のあるうち在庫補充です。
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いつものヤングボーイの遊び心、各種スプロケット類、ギアボックスのパーツ類、別のインナーチューブやカムシャフト、ロッカースピンドルなど、最後は別体用リアブレーキカムレバーリターンスプリングですが、どうやら先回入荷したものと先方が勘違いして年式を逆にしているみたいですよくある話しです。
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今日はえいまるさんが期待通りの結果を出してくれました。詳しくは後日ご紹介するとして私は作業に戻ります。ここまで読んで下さった方、お疲れ様でした。

恥ずかしい。

ご案内しておりましたBRITOOLのNOSリングスパナセットは、完売となりました。誠にありがとうございます。英インチ用工具は、過去に様々なモノを大量に販売させて頂きました。そして、ここ最近はまた少し需要があるのかなぁと思っております。現行品も含めて、また良い工具を見つけたら仕入れて販売予定です。

本日は、スクールの卒業生デーでした。当店のスクールを卒業するメリットの一つに「卒業後は特殊な修理や重整備を除き、特別価格のパーツ代のみでメンテナンス・修理出来る」というものがあります。
1959年トライアンフ6Tサンダーバードは、オイル交換や各種調整とロッカーオイルフィードパイプの交換です。1961年トライアンフTR6の方は、オイルが漏れているオイルタンクの修理だったのですが...。
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6Tの卒業生はサクサクと終わらせて爽やかにご帰還、ところがTR6は明日までかかります。先ほどやっとオイルタンクの修理が終わりました。
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卒業後すぐにオイルタンクからオイルが漏れだしたこのTR6、原因は以前の修理にありました。溶接したのは良いが漏れ漏れだったのでしょう、その上から真鍮ロウを被せるという最悪のパターンです。出来るだけロウを削り取って溶接しますが、どんどんと不良が出て来てイタチごっこが始まりました。灯油でチェックしてしまいましたので、溶接しながら小爆発が何度も起きて、私は大嫌いな灯油まみれです。
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そして不思議な事が続出しました。全く関係がないブラケットから漏れるのです。どうも巣穴がアリの巣の様に繋がっている様です。前やった人がロウを被せた気持ちが少し理解出来ました。途中で諦めかけて中古タンクを探すも我に返り、続けること半日。やっと漏れが止まり補修塗装まで終わりました。やり方はかなりインチキです。結局最後は、上からビードをどんと被せて、そこからまだ漏れてくる部分を押さえ込みました。見た目は何とも恥ずかしい姿になりましたが、お許し下さい。本当は不良部分を全部切り取って新規で製作したピースを当てた方が良かったのですが、「補修ペイントで済ませる」事が目標でしたのでしゅみません。

今日は本当に疲れましたし灯油で気持ち悪いので、ブログもこれまで。サヨウナラ。

ツバメの唄。

このブログにはスズメがよく登場しますが、今日はツバメが店内にしばらく滞在していました。ホウキ猫も興味津々です。丁度あるおじさんと電話中だったのですが、「ツバメはいいよ!追い出さない方がいい、縁起がいいから!」との事でしたので、ずっと放置していました。しかし、去った後はフンだらけで参りました(涙)。
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今日は晴れましたので、ずっと気になっていた店舗前駐車スペースの雑草を刈りました。ここ2カ月で急激に成長しやがりまして、草と言うか木みたいなヤツもデカくなっていて、枝切ばさみでチョキチョキと1時間以上かかりました。疲れましたがこれでスッキリです。




そうこうしていると、英国の2カ所から同時にパーツが到着しました。そこそこの量がありましたので、コイツの対応に四苦八苦しましたが飯抜きでやり遂げました。詳しくはまた後日ご紹介します。ここでご案内です。BRITOOL社製のNOSリングスパナ6本セットですが、残りが1セットのみとなりました。ただ、追加した分がまだ到着しておりませんので、その残りの1セットも今週中位の入荷見込みです。本当に早い者勝ちです。
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1949年トライアンフT100のギアボックスは、アウターカバーを仮組みしてキックスターターとギアチェンジのチェックOKです。ここで問題が発生です。当店で使用している超硬キックスターターペダルラバーですが、本当に硬いので今回の様に返し?がキツいペダルへの取り付けが困難です。画像の様にスタータークランク単体を万力に固定してやるのが良いのですが、ここ最近の体力不足でパワーが足りずに頭には星がチラチラしました。が、何とか装着完了です。
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そして、完成したギアボックスは車体にすぐに載せました。その他色々とやっているんどえすが、いつもの事ですので省略です。今回アジャスターには元々ロックナットが追加してありました。「気持ちはよく解る!!!」と言う事で、そのまま生かすことにしました。
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ここからマウントプレートを取り付ける訳ですが、ここでよくあるトラブルが発生しました。新品が装着してありましたので再利用した5/16inの方のマウントスタッドボルトですが、粗悪な不良品がよくあって困ります。最後の画像の様に最後の最後にパチンッと音をたててナメるのです。すぐに大量在庫の中から選んだ新品に交換しました。
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内燃機加工がまだ終わっていませんし、OHに出しているマグとダイナモもまだ、待っているプリモノブロックキャブレターも雲行きが怪しくなっています。この車両の作業はしばらくお休みとなります。49年のT100、最高にカッコイイネ!
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骨骨のバイクが並んでいたメイン作業スペースを中心に、ここで模様替えです。店内の車両は全てガッチリと固定していますので、この作業が大変なのですが(汗)。
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これから車体周りに着手する1968年トライアンフTR6Rと明日からプチ作業するスクール卒業生のTR6を並べました。パーツのご注文やその発送準備なども落ち着きましたので、どんどん進めたいと思います。ただ、まだまだ役所の手続きなどが沢山ありますので、ちょこちょこと外出する機会があると思いますので宜しくお願いいたします。

またもや忘れ物。

本日は、朝から次回ご入校予定の方も含めて3名の生徒さんが電装系の座学でした。その後はいつものスクールがスタートです。1962年トライアンフTR6SSの生徒さん、フォークの中身に私が忘れ物をしてご迷惑をお掛けしましたが、どんどん作業を進めました。フロントフォーク、センタースタンド、スウィングアームどれも良いです。
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そして無事に転がせる状態になりました。ハンドルバーは何用か判らなかったものから純正UKバーに交換です。まだフェンダーなどの塗装が戻って来ていませんので、ギアボックスなどの組み立て準備に移行して行こうと思います。
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元々が滅茶苦茶でしたので、細かい部分で時間がかかっている生徒さんの1937年ノートン16Hです。オイルラインなども無事に取り付けて、プライマリー側も組み付け完了です。まだまだ細かい部分で苦労しそうですが、生徒さんも盛り上がって来ている事ですししっかりと進めたいと思います。
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P6120019英国からは取り寄せ分も含めて英インチのスレッドリペアキットやタップ・ダイスなどが到着しています。当店では、取り寄せのご要望や当店で必要な在庫補充分がまとまった時点で定期的に発注しております。

現在、平日(相変わらず土日は静かな当店です)にパーツのご注文が殺到しております。誠にありがとうございます。適正価格・納期をモットーに順次対応しております。

恐れていた忘れ物。

P6110010「何か忘れ物があるだろうけど、後から何とでもなる。」とは思っていましたけど。やっぱり忘れていました、デコンプを入れておくのを。正確に言うと忘れてはいませんでしたが、後から入ると思っていました。そんな感じで、仕事が終わってやってきた1937年ノートン16Hの生徒さんとやり直しです。一旦シリンダーを外して、デコンプを通しておきました。その後は、オイルラインをもう一度検証して途中まで取り付けたところまでです。





P6110008同業者さんから急きょ送ってもらったスプロケットが届きましたので、1949年トライアンフT100のギアボックスを再開です。今回は普通に装着して特に問題は起きませんでした。この後は他で急用が入ったり、元々の用事が長引いたりしてなかなか作業を進められず。






インナーカバーを仮組みして、問題が無い事を確認したら本組みです。カムプレートプランジャーのスプリングはちょっと強過ぎるかも知れませんので要検証です。
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キックスターターピニオンギアは、スリーブ以外は再利用します。クアドラントも再利用しますので、一旦アウターカバーを仮組みして問題が起きないかどうか確認します。その後は本組みして車体に載せたいと思いますが、これから明日のスクールの準備をします。ちょっと疲れました。今日は短いブログですみません。

環境。

P6090013何でも環境が大事、と言う事で作業中は周りが片付いていないとやる気がしないタイプです。あと、今の作業環境が無いと私は何も出来ません。路上やよそでは仕事出来ません。子供も環境が大切。住むエリアはとても大切で親として最低限の環境を与えてあげないといけないと思っていますが、現在はそれが悩みだったりもします。






そんなところで、1949年トライアンフT100のクラッチをOHした様子です。この車両はエンジンスプロケット部分にダンパーが装着されていましたが、クラッチセンターも後年のダンパー入りでした。傷んでいたスプロケット部分のダンパーは廃止して、クラッチ側を活かします。再利用しようと思っていたクラッチハウジングは、細かくチェックすると交換が必要でした。センターASSYの1BAのスクリューも鬼の様に固着していてショックドライバーのビットが死亡しました。クラッチプレッシャープレートは、なぜかスプリングカップを溶接してあって頭が痛いのです。
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清掃・チェック後にクラッチハウジング、ローラーベアリング、スパイダーを新品に交換して、万力に固定したダミーのメインシャフトに規定トルクで固定してチェックします。今回は見事にロックして終了です。ハブを加工してベストな状態になりましたので、ラバーを入れてセンターASSYの完成です。
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P6090017P6090018今回はせっかくなので5プレート仕様にします。それに合わせてスプリングカップとスプリングも交換ですが、元々5プレート用だったクラッチスプリングピンは修正・加工して再利用です。ここまではベストなクラッチになりました。嬉しいです。





P6090019P6090020問題なのはプレッシャープレートです。溶接を泣きながら削り取って新しいスプリングカップに合わせて加工しました。何度も言いますが、ここは遊びが無いといけません。溶接なんかしたらダメだよ。そして新たな問題が発覚。センターのプッシュッドの受け部分がガタガタです。これで自動調芯になるのかならないのか、それは実際に組んでみないと分かりませんので、新品のプレートを入れ込んでみて気分を盛り上げたところでクラッチのOH作業は一応完了としておきます。






P6080011昨日ご紹介しましたBRITOOLのNOSリングスパナセットには早速の沢山のお問合せを頂きました。誠にありがとうございます。現在2セットが売れましたので残りは3セットとなりました。先方との交渉も終わり、無事に全てのセットできちんと6本が揃う事になりました。早い者勝ちです!
面倒な書類提出の一部も終わりホッとしたところですが、明日の定休はまた役所で手続きです。その手続きを終えたら更に手続きが増えてしまうのですが、土曜日からまた頑張ります。※土曜日は夕刻に1時間ほど外出しますので宜しくお願いいたします。

英国BRITOOL社製ヴィンテージNOS英インチ リングスパナセット。

英国から到着したヴィンテージツールをご紹介します。BRITOOL社製のNOS(新古品)英インチリングスパナ6本セットです。所謂めがねレンチですね。本日は先に3セット入荷しましたが、10日後位にもう2セット入荷します。※間違いなくNOSですが、画像の通り新品の様に綺麗では無い状態です。
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P60800116本セットの内容は以下の通りです。
1/8W−3/16W 3/16W−1/4W 5/16W−5/16W※変則 3/8W‐7/16W 1/2W‐5/8W 9/16W‐11/16W
決して肉が薄かったり使い易かったりはしませんが(笑)、ズシリと重い重厚感のあるリングスパナです。しかも人気のBRITOOL、貴方のお洒落なガレージに如何ですか?お買い得プライスで販売しますので。購入ご希望の方は、必ずお名前・ご住所・お電話番号をご明記の上でメールにて価格と送料をお問合せ下さい。早いもの勝ちです。宜しくお願いいたします。

※一つ問題があります。3セットの内1セットのみイ離好僖覆ダブっていてΔありません。現在仕入先に確認中ですが、もし先方に在庫がある場合は送ってもらいますし、無い場合(可能性高し)は5本セットで値引きしての販売となります。





いきなり足元からドカンっと来る余震が多いので、旋盤作業を中断しながら組み上げている1949年トライアンフT100ギアボックスの様子です。レイシャフトブッシュやカムプレートブッシュ、ベアリングなどを装着して気持ち良くなっているところで罠にかかりました。何と元々入っていたメインシャフトハイギアがユニット用で(問題はありません)、使いたい丁数のスプロケットを在庫していませんでした。慌てて同業者に助けを求めて解決しましたが、確認不足でした。
P6080012P6080013ユニット用のロックタブワッシャーを使いたかったので、いつもの様に加工してハイギアで確認すると妙に早く加工が完了しました??そこで別体用のスプロケットを差してみると事実が判明、チ〜ンです。※別体はスプラインが細かい。




計算通りだった奥側のレイシャフトブッシュにレイシャフトASSYを突っ込み、手前側のブッシュのツバの厚みを決め加工して圧入しました。こちらも計算通り。
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忘れていたメインシャフトのプッシュロッドブッシュをこれまた加工して圧入後、メインシャフトとレイシャフトを通してインナーカバーを閉じます。遊びもブッシュのクリアランスもバッチリで完璧です。珍しく一発で決めてしまいました!しばらくクルクルと回して遊ぶ...
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アウターカバーに装着する2つのブッシュも旋盤でアチコチ加工して装着完了です。忘れていたカムプレートクアドラントシャフトにもOリング溝を入れて高級Oリングを被せます。使用する新品のキックスターターシャフトとギアチェンジクアドラントASSYを仮組みしてカバーをしっかりと閉じ、きちんと動くかエンドの遊びがあるかどうかを確認しますがきちんと動く訳がありません。とは言ってもかなり優秀なギアボックスでインナーカバーとアウターカバーが元々からの組み合わせである様です。少しずつ加工して何度も仮組みを繰り返し、バッチリです。
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苦労してシャフトをオーバーサイズ加工したクラッチオペレーティングレバーは、再めっきしてしまうと何事も無かったかの様です(悲)。交換する新品のプッシュッドアジャスターは、オリジナルの状態ではボールが深く潜り過ぎていてクラッチをリフトした際にねじ部分にロッドが当たってしまいます。こちらもいつもの通り加工して対処しました。傷んでいたキックスターターシャフトとリターンスプリングは新品へ交換です。
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プランジャー部分のポジションをしっかりと確認して、アウターカバーも完成しました。特にクラッチオペレーティングレバーが素晴らしい!!!そして、現在はギアボックススプロケット到着待ちです。スプロケットを先に組んで諸々を確認した後に組み上げる派なので。
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明日(今日)木曜日は朝から久々に経営コンサルティングを受けたり役所に行ったりしますので、13:00過ぎ位からのオープン予定です。宜しくお願いいたします。

告白。

P6070008バレているかも知れませんが、実は別体トラのギアボックスをOHするのが嫌いです。トライアンフを中心にやっているくせにケシカラン話しです。理由は今までアレコレやって作業内容がエスカレートするうちに面倒臭くなったからなのですが、仕事なのできちんとやります。今回も「エイッ」と気合を入れて1949年T100のギアボックスに着手していますので小出しにご紹介していきます。着手と言ってもシェルなどの面倒な修理は終わっていますので、中身の話しです。再利用するメインシャフトとレイシャフトを修正するのですが、レイシャフトが面倒です。今回はきちんと芯を拾えたので良かったです。




各ギアなどをワイヤーブラシなどできちんと清掃するのですが、いつもワイヤーが刺さったりして血だらけになるのも嫌です(悲)。これでスタート地点に立った感じです。
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レイシャフトを修正して再利用すると言う事は両軸受けもオリジナルの通りのブッシュです。本当はレイシャフトごと新品に交換して、ユニットと同じニードルローラーベアリングで支持するのが楽なのですが、お金が余計にかかりますので身体を動かします。外径オーバーサイズ、内径アンダーサイズでフタも付く例のブッシュを使用しますが、これが結構面倒です。マイクロメーターとボアゲージとにらめっこしながら、専用治具にセットして内・外径をシャフトとシェルに合わせて加工しました。
P6070013P6070014ツバの厚みは奥側を純正と同じにしておいて、後から仮組み後に計算してカバー側の厚みでエンド遊びを調整します。ブッシュを圧入した後に計算以上に内径が締まると地獄です。






カムプレートブッシュも、いつもの通りフタ付きのものに交換しますので、内・外径を調整しました。
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メインシャフトハイギアブッシュとレイシャフトローギアブッシュも新品に交換して調整済みです。
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P6070017とりあえずインナーカバーまでですが、組み上げる大体の準備が終わった様子です。今回は、傷みが少なく消耗品以外に交換するパーツが少なくて良かったです。ギアボックスの中身は高価なパーツが多いのです。説明を忘れていましたが、今回は49年ですが50年型のギアボックスで大変有り難いのです。戦前・40年代型のギアボックスに致命的にダメなギアなどがあると、探すのに苦労する上にクソ高いです。

面倒な準備が終わりましたのでここからは作業が早い、筈だったのですが...。

いや、伊藤かずえだ。

P6060016今日もまじまじと見ていたら分かりました。「ポニーテールは振り向かない」時代の伊藤かずえさんのポニーテールでした。そんな感じで有り難い事にパーツのご注文が殺到しております。新規の方が多いのが特徴なのですが、雑誌か何かに載ったのでしょうか?今日は溜めていた海外へのパーツ発注を一気に行いました(もう1カ所残っています)ので、ちょっとスッキリです。えいまるさんは面白く、「僕ちゃんのプリモノブロック達はどうなったの?」と発注ついでに確認しました。その結果、「来月出来るよ。」と。出たぁ〜っ、出来る出来る詐欺だと思ったらまた連絡があり「さっきはPCのデータがアップデートされていなくて、もう君の分は全部出来ているよ!」との事です。これがウソか本当かは分かりませんが、今回の分と併せていくらのカードを切るつもりなんだよ、恐ろしいです。



P6060008英国から到着した少量のパーツをご紹介しておきます。コチラは他で再生産されていないモノを沢山プロデュースしてくれていて、大変助かります。高いですけどその価値はあります。





別体トラデュープレックスモデル用のグレートップシートです。よくある「届いたらブラケットも何も付いていなかった」パターンではありません。ロゴ入りのハンドルバーグリップはおそらく世界最高品質です。ちょっと高いのですが、逆に安いかも知れませんね。
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愛用しているエンジンをフレームにマウントする為のスタッドボルト・ナットキットも在庫補充です。取り寄せ品の別体トラRHフットレストやヘッドステディーASSY、リフティングハンドルなども到着しています。ボルトは、別体トラギアボックスのマウントボルトと別体トラオイルタンク用のドレインボルト(別体は3/8inBSCです!)在庫補充分です。これも大変助かるパーツです。
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パーツ販売もそうなのですが、車両輸入のお問合せも数多く頂いております。今現在、お客様のご依頼で3台の車両を探しておりますが、ずっと見つかっていません。どれもレアな車両だと言うのもあるのですが、そんな現地車両事情です。少し前はゴロゴロあった年式・車種でもほとんど見かけなくなりました。本気で車両をお探しの方は、ぜひ一度お問合せ下さい。まだ開業して8年ちょっとの当店ですが、沢山の車両を実際に輸入して来たからこそ分かる事が数多くあります。まだまだ英ポンドは安いですからタイミングは良いと思います。

ホウキか?

P6050027サニブラウンよ、お前のしっぽはホウキか?







こちらはスクールの様子、生徒さんの1962年トライアンフTR6SSは前後ブレーキの組み付けです。修正した新品ブレーキシューをセットしたら、準備が終わっていた前後ホイールに取り付けてチェックです。前後共に素敵なブレーキになりました。
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ステアリングヘッドベアリングはテーパーローラーにコンバートしますので、レースを上下にプレスで圧入しました。その後はこちらも準備が終わっていたスウィングアームの取り付けです。事前に選定しておいたシムが地震で箱がひっくり返って分からなくなり、一から選定し直しましたが完璧なスウィングアームになりました。2人がかりで油圧プレスでシャフトを圧入しました。前後フレームも連結しショックアブソーバーも取り付け完了で、次回は転がすところまで行きたいところです。
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こちらもスクールの1937年ノートン16H、マグダイノのベストなポジションを見つけて、無事にセットする事が出来ました。ちなみにWDの点火時期(最大進角)は何とBTDC25度みたいですが、ピストンもガソリンも違いますのでもちろん後年の数値でセットしました。
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まだまだ仮組みのところなどが多く細かい部分で苦労しそうですが、オイルラインも完全理解したところですのでどんどん進めて行きます。

煙が脳にしみる。

北海道の男の子は見つかって本当に良かったです。息子と同じ歳でしたので、とても他人事ではありませんでした。昨日の朝、二度寝しながらもごもごしていたら保護の第一報が入って目が覚めました。良かった。


P6040008いつもの土曜日を迎えて、朝からずっと対応した後にご来店がありちょっといっぷく。その後は外出する用事がありましたので、戻ってすぐに1949年トライアンフT100のギアボックスを組み上げる準備です。こちらも面倒な加工は既に終わっていますが、組み立てるとなると各ブッシュの計測とサイズ調整地獄が待っているのです。そうこうしていると、明日はスクールの生徒さんがいらっしゃる事を思い出しました。アルバイトさんが被災してしまい、まだ出勤出来ませんので全て準備しておかないとうまく進められません。





P6040009生徒さんの1962年トライアンフTR6SSは結局全バラとなってしまい、フレームなどの塗装は終わっています。フレームを立ち上げる際は一気に行きたいのですが、フロントブレーキカムのピボット部分の修理を地震前に途中で止めていました。元々のカムを修正研磨して、プレート側の穴を治具を使って拡大したところで止まっていましたので、続きを。




アルミ青銅の無垢棒からスリーブを削り出して、圧入して完了、と書けば簡単なのですが...。アルミ青銅に貫通穴を開けるのにいつも苦労します。ドリルが悲鳴を上げてしまい、切削油の煙が旋盤でもくもくと凄いのです。今日は油断してまともに吸い込みながらやっていたら頭が痛くなってロキソニンのお世話になりました。煙が脳にしみるってヤツです。次回からちゃんとマスクします。無事に素晴らしいブレーキカムピボットになりました。
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ここ熊本もついに梅雨入り、嫌な季節になりましたねぇ。

忘れていました。

気付いたらカレンダーが4月のままでした。もう6月ですね。すっかり忘れていました。カレンダーをめくる余裕が出て来たと言う事です。
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1949年トライアンフT100のリアスタンドを再び取り付けました。スプリングを一人で掛けるのは苦労するのですが、えいっと取り付け完了。スクール卒業生のプロップスタンドも夜になって本人により取り付け完了です。
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パーツの発送やお見積り作成なども終わり、夜になって1949年T100の作業再開です。面倒な修正や準備などを終えていたクランクケースにカムシャフトブッシュを取り付ける作業です。まずは新品カムシャフトブッシュのチェックです。内・外径は勿論ですが、カムギアを装着してロックしないかどうかが大切です。ブッシュは砲金系の新品を使用します。アルミ青銅などの硬い素材のモノもありますが、どうも嫌いです。元々入っていたものはカムシャフト側がかなり摩耗している場合が多いからです。砲金からは少し暖めただけでオイルがジュワジュワと染み出して来て、この優しい感じが好き?です。どちらも一長一短だと思います。
P6020013P6020014P6020015万力に使用する新品カムシャフトを固定して、実際にブッシュを通した状態でカムギアを装着して確認します。面倒ですが全ての組み合わせでチェックします。新品カムシャフトの場合、カムシャフト側の加工が必要な場合もありますが、今回はブッシュを1個のみ加工しました。





P6020015P6020016ブッシュの圧入を終えたら、まずはボール盤上でタイミング側のブッシュにリーマーを通して内径を調整するのですが、今回は問題発覚です。最後の一押しがダメだった様で割れていました。こんな事は初めてですが、分かり易く割れてくれて良かったです。




タイミング側が終わったので、それを基準にドライブ側ブッシュをラインリーミングします。再びケースを閉じてチェックすると、素敵なカムシャフトブッシュになっていました。次はギアボックスに移行します。
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早いもので明日はもう定休日です。役所に行ってまた沢山の手続きがありますが、その後はゆっくりと身体を休めます。そう思っていたら、先程から妙に余震が多くて少し不気味です。

発行。

P6010011本日昼に自宅のり災証明発行の準備が出来たとの通知が届き、どきどきしながらすぐに役所に行ってきました。結果は「大規模半壊」の認定ですぐに発行してもらいました。その後も手続きの確認などで相談窓口に並び、グタッときましたが、これで私生活面で各種支援が受けられる事が決定し安心しました。これからもその手続き等で平日に外出する機会が増えてご迷惑をお掛けするかと思いますが、宜しくお願いいたします。
ちなみにこのり災証明の発行はかなり揉めている様です。当たり前です。「半壊」以下に認定されてしまうとほとんどの支援が受けられないからです。「大規模半壊」のり災証明書を発行してもらえた私ですが、受けられる支援を全て受けるつもりはありません。自力で大丈夫な部分は自力でやり、必要な部分で甘えて支援を受けます。少しでも余裕がある人間はそうあるべきだと考えます。また、本当に必要な人に必要な支援が届く様に行政は柔軟に規定を解釈・適用して対応すべきであって、今こそ首長の決断力が問われています。最後に、相談窓口において臨時の担当者に専門知識が不足しているのは当たり前ですので理解出来ますが、判断出来ない場合に専門部署の電話番号をただ教えるのでは無く、自ら専用回線で専門部署に確認して返答すれば話しが早く、各窓口の混乱が少し収まると思います。更に窓口に来ている人の中には、自ら情報を収集する事が難しいお年寄りなどが多いです。個別に対応する部分は必要ですが、それ以外の概要など基本的な部分は大勢に対してまとめて説明すれば個別の面談時間が減ります。ぜひ実践して欲しいものです。




各種の細かい溶接修理なども終わり、簡易塗装まで済んだ様子です。何件かの大切なお見積り作成やパーツ発注などを終えたら、また前に向かって仕事が出来ると思います。
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本日は大変申し訳ないのですが急用が入り、少し早めに閉店させて頂きます。

AMALキャブレター販売について。

P5310013昨日やっと自宅のり災証明申請が受理されている事が判明しました(悲)。もちろんまだ発行されていない訳ですが「4月に受理した分は5月中に発行出来る様に進めております。」との事。????今日で5月は終わりですので、無理だった様です。気長に待つしか無さそうですね。あれで半壊とか言われても不服申し立て再調査を依頼するしかありませんけど。そんなところで、画像は地震で転倒した当店スクール卒業生の車両に装着していたプロップスタンドです。当店のマシリト方式で延長したスタンドで折れた初の事例となりました。激しい地震にはやられました。ただ、例のダメダメユニバーサルタイプですので、ダメだったのかも知れません。これから1949年トライアンフT100のリアスタンドと共に溶接修理します。





P5310008P5310009こちらは先日英国から入荷した少量のパーツです。別体トラデュープレックスモデル用の高級シートと正しいハンドルバー、リアブレーキピボットボルトASSY、そして世界で一番まともだと思われるロゴ入りハンドルバーグリップラバーです。但し、高いものですので謎の勝負用という事にしておきます。※シートとハンドルバーは当店で使用する分です。まもなく英国の数カ所に発注する予定がありますので、パーツの取り寄せご希望の方はお問合せ下さい。





そしてご注文を頂いたAMALコンセントリックMK1プレミアキャブレターの修正中、修正後の画像です。よく「安いところで購入しますので、修正しないでもそのまま使えますか?」などと質問されます。答えは「油面調整さえすればとりあえず使えます。」となりますが、修正をする事でより良い状態で使えるかも知れませんね。
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TRAVIS CYCLESでは、基本的にAMALコンセントリックMK1プレミアキャブレターの928左右、930左右、626右のみ販売用として在庫しております。プリモノブロックキャブレターや他の口径、車種専用キャブレターなどは取り寄せとなり、納期のお約束は出来かねます。※モノブロックキャブレターは怖くて取り寄せしておりません。
コンセントリックMK1プレミアキャブレターを当店にてお買い上げ下さる場合、以下の内容で修正作業などのオプションを有料でご選択可能です。

1.修正・対策作業 ※納期は1週間以内です。修正作業はキャブレターの絶対的な性能を保証するものではありません。予めご了承下さい。

2.ダブルバンジョー 150度もしくは55度 ※新品にはシングルバンジョーのみが付属します。

3.メインジェット追加  ※新品の930に付属する番手は200番、928に付属するのは180番です。追加の場合は番手をご指定下さい。

4.チョークホールプラグ  ※チョークを使用しない場合に穴を埋める専用のねじです。

5.スロットルケーブル穴加工 ※トライアンフツインキャブなどでフタにねじ込むアジャスターを使用しない場合、アジャスターを廃止してドリルで穴を拡大する必要があります。

6.スロットルストップ延長スクリュー追加  ※斜めにねじ込むスロットルスライドストップスクリューを手で回す事が出来る延長スクリューへ交換出来ます。

7.ベイクライト製インシュレーター5.0mm厚  ※口径26mm、30mm、32mmからご選択下さい。

8.フランジ面用 紙ガスケット 

9.網付きファンネルショートもしくはロング ※新品には短いアルミ合金製のベルマウスが付属します。

10.メインジェットキー  ※フロートボウルドレインプラグを外して、そこからメインジェットを脱着する為の専用工具です。

※一部の口径には選択できないオプションもございますので、お問合せ下さい。


将来的にこの考え方が変わるかも知れませんが現在は、キャブレターはあくまで消耗品という考え方です。ガタガタのキャブをOHキットを使用してOHしたところで、完調になる可能性は限りなく低いです。キャブレターを新品に交換した事で「早く交換すれば良かった。」とのお声を多数頂いております。貴方のくたびれたキャブレターをリフレッシュしませんか?ぜひご検討下さい。宜しくお願いいたします。

営業日は毎日ブログを更新中。

なんて事を開業以来もう約8年4カ月続けています。最近このブログをご覧になりはじめた方は意外とご存じ無い方が多い様ですので、ちょっとアピールさせて下さい。
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こちらは単体でご依頼を頂いた曲がったフットレストの修正です。2件溜まりましたので、同時に行いました。1件のユニットトラ650用は今回の地震で倒れた車両のものですが、どうやらそれ以前に修正をしてあった様でちょっと苦労しました。もう1件の別体トラ用右側はおなじみの曲がり方でした。どちらも火を入れないと修正不可能でしたので、シャーッシャーッやりながら修正完了です。ちなみに修正はあくまでフットレストの座面を基準に行います。マウントプレート側が歪んでいる場合は、真っすぐにはなりませんので、ご了承願います。




こちらは、先日英国から到着した1962年トライアンフTR6SSです。青森県に納車予定です。お買い上げ下さり誠にありがとうございます。この車両は英国で大切にされていた様で、完璧とは言えませんがぴかぴかに維持されています。取引先がお勧めの1台でした。サイドスタンドも使えるレベルで大変ラッキーです。レブカウンターもキラリと光ります。オイル漏れも少ない方だと思います。ただ、いつも輸送期間がちょうどテストになっているオイルのウエットサンピングチェックですが、ちょっとオイルの落ち方が多いのでポンプのチェックが必要です。
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日曜日に到着したのですが、今夜までバタバタしていましてやっと始動確認をするところまで辿り着きました。が、オリジナルのモノブロックキャブレターのスライドバルブが張り付いていてアウトでした。取り外して簡単に修正出来るものであれば修正してからエンジンを始動しようと思いましたが、完全にアウトでとりあえず諦めました。
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内部には綺麗なガソリンも残っていて、明らかに直前まで乗っていた様ですが、どうやら出荷前にフランジナットを増し締めした際に締め過ぎてボディーが思いっ切り歪んでしまっています(悲)。そもそもこのオリジナルモノブロックではまともに走行出来ませんから交換前提で購入していますので問題はありませんが。

ちなみにスロットル自体は激重、ブレーキ&クラッチレバーはガタガタでクラッチまで激重と言う標準英国仕様です。これらの事もどうせやり直しますので関係ありません。決して文句を言うつもりは無く、これは明らかに感覚の違いとしか言い様がありません。これまで約100台位輸入して来ましたが、どんなに高額でピカピカでフルレストア直後などの車両でも、「そのままで全てOK!」と言う車両は1台もありませんでした。

何を言いたいかと言えば、お客様には到着した車両にがっかりしないで頂きたいという事です。当店がただのブローカーだったり、海外でフルレストアされた車両を「フルレストア済み、そのまま乗れます。」などと言って販売している店でしたら別です。しかし、当店はこういった車両のやり直しを基本的に行っています。偉そうに思われるかも知れませんが、輸入した車両の現実がこうであって、そのままでは普通に乗れないのでやり直し、修正、OHするしかないのです。ちなみに、ボロボロのベース車両を仕入れて一からフルレストアするよりもこの方法が一番安く納車出来ます。ベース車両も高いですからね。


P5310022こちらはご注文を頂きましたので、修正の準備をしているAMALコンセントリックMK1プレミアキャブレターです。ここ数日でご注文が続き930の在庫がほとんど無くなりましたので、来週の頭位には在庫補充の発注をしたいと思います。当店では修正作業もそうですが、その他豊富なオプションをご用意して販売しております。購入ご希望の方はお早めにご連絡下さると発注に間に合います。

他に、先日もご案内しましたがマグネトーやダイナモのOHご依頼がボチボチ溜まりつつあります。全てまとめて英国へ依頼しますので、ご希望の方はお早めにご連絡下さい。宜しくお願いいたします。

体力無し。

「このままではダメだ。」と木曜日の夜に筋トレを再開しました。1セットの回数は以前と同じ回数をこなせましたが、全て終わった時点で吐き気がしてアウトでした。少しずつ体力を取り戻します。

スクールの1962年トライアンフTR6SS、カムシャフトブッシュのラインリーミングまで終えたクランクケースの要ヘリサート加工箇所を修理しました。サンププレートスタッドボルト部分は定番ですが、困るのがオイルジャンクションブロックスタッドボルト部分です。ここは、オイルポンプスタッドボルト部分と同様に突然26山が登場しますので、粗目のボルトをねじ込んで終了しているパターンが多いです。ヘリサート加工するには機械へのセットが面倒ですのでなかなかやる気になりません。今回は、生徒さん自身も初のヘリサート加工でしたので、体験してもらいました。
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すみません、画像をほとんど取り忘れたのですが新品パーツを多用してフロントフォークを組み上げました。シールホルダーをきっちりと締め込むとトップブッシュが潰れて動きが悪くなるパターンにハマりましたが、しっかりと修正出来ました。生徒さんにはご迷惑をお掛けしました。次回はフレームを立ち上げる方向で作業を進めて行きます。
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P5290008P52900091937年ノートン16Hの生徒さん、先回割り出したバルタイを元にタイミングギア周りとシリンダーを本組みしました。






この後カバーを閉じるのに一苦労しました。オイルジェットのスプリング選定やオイルポンプとカバーの間に入れるシールの選定を慎重に行ったからです。問題無いものを選択出来たと思います。元々滅茶苦茶だったマグダイノも工夫すればきちんと取り付けられそうな事を確認し、気分を盛り上げる為に山頂のカバーを仮で閉じて本日は終了です。
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P5290014本日は英国から1962年トライアンフTR6SSが到着しました。自信満々だった割りにはキャブのスライドバルブが固着していたりとすぐにエンジン始動出来る状態ではありませんでした。明日、詳しくご紹介予定です。

今週も諸手続き等で外出する機会が多いと思います。その都度、事前にブログでご案内予定ですので、宜しくお願いいたします。

参りました。

P5280008本日は夕刻に出勤して、頂いているメールなどの対応を終えて1949年トライアンフT100の中途半端になっている作業を行い、気持ち良く帰宅する予定でした。

こちらは化粧を終えたピリオンフットレストです。実はコイツが正しく組まれている事が少なく、パタパタと迷惑に動く状態になっているものも少なくありません。正式には、マイナス頭のボルトがフットレストの本体をホルダーの反対側にダブルコイルスプリングワッシャーごと押さえ付けて、最後にロックナットで固定する構造です。


ストップランプスイッチは、私が知る限り同じタイプは再生産されていません。このスイッチはシンプルでとても優秀です。もし再生産されたならば、後の年式にも使いたい位です。そして先に紹介したピリオンフットレスト左側は、このスイッチをマウントするプレートを共締めして固定します。今回のプレートはオリジナルではありませんので、スイッチの向きが逆ですが、こちらの方が少し都合が良かったりします。右側ピリオンフットレストは、ツールボックスを共締めする他にリアスタンドスプリングを引っ掛けるという需要な仕事をします。
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そのスプリングを一人でスタンドに掛けるには少し力とコツが要るのですが、一気に終わらせました。そのつもりでした。が、スタンド側の引っ掛ける部分がスプリングの強さに負けて曲がりました。ち〜ん、終了です。参りました。このスプリング、強過ぎるとこんな事になったりスタンド本体を捩じったりしてしまい、弱すぎると走行中にスタンドがガンガンと動いて嫌な音がします。丁度良いスプリングがどれ位なのかと言われてもよく解りませんけど。
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今日は早く帰宅してやる事がありますので、今日はココまでで後日溶接修理します。なかなか簡単に終わらせてくれないのがザ・英車とった感じです。

書類が襲って来る。

P5260011明日の定休を挟んだ5/28(土)は、大変申し訳ありませんが16:00位からのオープンとさせて頂きます。ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願いいたします。

今日は何故か要提出書類がまとめて郵送されて来る日でした。後回しに出来ないので気合でまとめて作成して郵送しました。が、一番来て欲しいものが来ません。そう、自宅のり災証明です。これが発行されないと何も先に進まないのです。申請したのは4/26でしたからもう1ヵ月が経過しました。「もしかして混乱で受理されていない??」と思い、昨日コールセンターもどきに電話したところ散々こちらの情報を聞かれた挙句、「受理したかどうかは管理出来ておらず、現地調査が終わって証明が発行される段階でしか分かりません。ご心配でしたら何度もお電話下さい。」との事でした。管理出来ていないのであれば何度電話しても同じ事なのでは??????????それなのに何でこちらの情報を詳しく確認したんだろう?????対応の感じからすると、おそらく担当された方が分かっていなかっただけだと後から思いました。一応専用電話だったんですけどね。またダメ元で電話してみましょう。


正しいねじ類を使用して無事にナセルトップを装着出来た1949年トライアンフT100、相変わらず鉄仮面が輝いていますね。
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その他パーツの取り付け準備をしました。ストップランプスイッチはマウントプレート以外は純正、ピリオンフットレストも珍しく正しいパーツで構成されていましたが、スタッドボルトは何故かナメていました。どちらも修正後にお化粧まで済んでいます。再塗装前に修理したリアブレーキペダルは張り切って取り付けました。最高のリアブレーキになったと思います。
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ハンドルバーに数カ所穴を開けて固定してあったツイストグリップですが、肝心の固定スクリュー部分は終了していました。なので、2BAでヘリサート加工後にとりあえず穴固定タイプのスクリューを製作しました。が、穴に入れてもガバガバと本体が動きますし、場所が悪いです。後で対処しようと思いますが、ちょっと頭が痛いです。
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続けてフロントブレーキ&クラッチレバーの修正に取り掛かりました。ホルダーに固定されるDIPスイッチは既にご臨終ですのでキャンセルします。細かい重要なねじ類は全て正しい新品に交換します。今回はオリジナルのレバー&ホルダーですので、固定スクリューは1BAです。ちなみにレプリカですとそのほとんどは2BAです。
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ガタガタになっていたホルダーのピボット部分は、拡大してスリーブを製作・圧入しました。この他にも修正が大変でしたが、使えるホルダーになりました。続けていつもの通りレバーブレードも修正してガタ無くハンドルバーの真ん中に来る様になりOKです。100点満点とはいきませんが、素敵なコントロールレバーになりました!
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絶対に良い車両になれ!と念力を送ってはいますが、自分が動かない限りそうはなりませんので地道にコツコツと急いで丁寧に作業を進めています。
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これまでならば化粧が終わったピリオンフットレストやストップランプスイッチ、リアスタンドスプリングを取り付けてから帰宅するところですが、今日はこの後に少し筋トレをしてみてからもう帰ります。すみません。

その他一式の件。

1949年トライアンフT100の続きです。修正・補強して再塗装したリアスタンドやリアナンバープレート、チェーンガードなどをどんどん取り付けたら、ナセルトップの作業です。スピードメーターは、無くなっていた照明用の窓を取り付けて、かなり古いヘッドライトスイッチは新品に交換します。ここで問題になるのは、そのリムです。リム単体では再生産されておらず、最近再生産されたリム付きのスイッチは目玉が飛び出るほどの高額商品です。リムが無ければ製作する事になりますが、今回は割れてはいるものの残っていました。ところがこれが接着剤で固められていて、取り外すのに時間がかかってしまいました(涙)。
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細かい部分を改善しながら、先にスイッチ類の配線をしてナセルトップが出来上がりました。苦手なホーンスイッチの配線ハンドルバー中通しも終わり、準備完了です。後は、ナセルトップが素直に装着出来る事を祈るばかりです。
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P5240016当店では専門店としてパーツ販売を積極的に行っております。そのほぼ100%が英国を中心とした外国からの輸入品です。価格は適正価格を心掛けていますので、仕入れ時の量や外国為替レートで大きく変わってしまいます。当店にご注文を下さるお客様の特徴として、エンジン内部や外装でも専用ねじ類などのマニアックなパーツをお探しの方が多い事が挙げられます。トライアンフツイン用(T140・スモールユニット専用パーツを除く)でしたら結構細かいものまで在庫しておりますので、驚きになる方も多いです。BSA用やその他メーカー用のパーツの取り寄せは面倒ですので本当はお断りしたいところですが、他で断れられたと仰るお客様も多いのでほとんどに対応しております。ご注文があったパーツを探して梱包するのは結構な手間暇を要しますが、必要とされている事に使命感を持ってやっています。

と長くなりましたが、いつも細かいパーツの請求書を作っていて「高いなぁ」と思ってしまいます。もちろん、当店がぼったくっている訳ではありません。細かいパーツでも専用で更に品質が良いものとなると原価が高いのです。そして更に気になる事があります。当店でOHする車両には、こういった細かい新品パーツを多用するのですが、全てを明細に入れて計算していてはその仕事自体が大変ですので、「その他一式」と言う項目にまとめてしまっています。金額は3段階で、この車両は使用量が少ない、普通、極端に多いといった感じで決めさせて頂きます。当初は、損しない金額だと思っていましたが仕事がエスカレートしてしまっている現在では、大赤字になっています。少し前にかなりの時間をかけて細かく計算しましたが、途中で大赤字である事が判明して途中で止めました。

経営者としてはダメなのかも知れませんが、それで良いです。作業効率が確実に上がっているからです。例えば再利用が可能かどうか微妙なねじ類に再めっきを施して、更に修正して実際に使って時点でナメたり破断してしまう事があります。これは時間と手間暇の無駄でしかありません。常に出来るだけ時間はお金が解決する様に心掛けていますし、お客様の不利益になるものでは無いのが「それで良い」と判断する理由です。じゃあ、もっとOH作業のスピードを上げろよ!と言う突っ込みは止めて下され。

今日も沢山頂いているメールへの返信が終わったら、帰宅して寝ます。

メンション。

P5240022揺れによる転倒のダメージも何のその、長崎ツーリングで400キロほどを走破してきた1939年トライアンフ5Tスピードツインです。オーナー様ご自身は本当は色々と大変な筈なのですが、自ら率先して日常を取り戻す姿勢には本当に頭が下がります。素敵なおじさまです。そして、とりあえず普通の日常生活を取り戻した私ですが、どうしても気になる事があります。新しい住まいであるマンションの名前が○○メンションなのです。決してマンションではありません。これは通勤途中にある3階建てのアパート「熊本スカイツリー」(もちろんココに住むならば最上階の3階からの眺めを楽しみたい!)と同じく大家さんのハイセンス絵本がむき出しになったものだと考えられます。




一番面倒だと思っていた手続きの書類作成や、有り難い事に沢山ご注文を頂いているパーツの発送などに追われた本日、1949年トライアンフT100のフロント周りが組みあがりました。メトリックだったボルト・ナット類は全て上質な英インチに交換したのはいつもの通りです。フェンダーも見事にナセルのど真ん中に来ていますよ。フロントブレーキパネルはせっかくシム調整していたのに、そのシムを入れ忘れて組んでやり直しました。
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この車両は、フロントフェンダーステーを固定するクランプの締め付け方?がダメでとんでも無い事になっていました。そこも無事に改善して、スコンスコンのフロントフォークとガッチリのフロントブレーキになりました。嬉しいです。
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P5240017最後にお知らせです。ここ最近は、お持ち込みでマグネトーやダイナモのOHを依頼したいという方が増えています。当店ではある程度まとまったら英国のスペシャリストにOHを依頼します。本当は1954年トライアンフTR5をバラしてから、と思っていましたが、他にもいらっしゃる様でしたら早めに依頼しようと思います。詳細はメールにてお気軽にお問合せ下さい。金額は安くありませんが、やる価値があります。宜しくお願いいたします。

店主、筋トレ再開を諦める。

P52300161回目の揺れで3台まとめて棚の下敷きになってしまった1949年トライアンフT100の作業を再開しております。リアフェンダーが多少曲がったりもしましたが、このツールボックスの傷と共に補修可能です。毛布でフレームを丸ごと包んでおいて良かったと思います。





少し前に苦労して修理したフロントフォークのトップ&ボトムヨークを取り付けました。リジッドフレームのテレスコモデルとスウィングアーム初期のみステアリングヘッドベアリングのボールが、上側のみ3/16inが22個です。いつもの通り高い方のウレアグリスを大量に塗布して組み込みました。
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こちらも随分と苦労して修正したボトムメンバーと新品インナーチューブなど。ご存知ない方もいらっしゃるかも知れませんが、59年までのオイルシールはフェルトです。現行バイクのメカニックがご覧になったら倒れるかも知れません。ただ、走っていてここからじゃぶじゃぶとオイルが漏れる事はまずありません。注意しないといけないのはトランポなどに積む際です。フォークを思いっ切り沈めたままタイダウンなどで固定してしまうと、気持ち良く漏れて来ます。経験ありです。
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乳首を松方カットしたダンパー下部ですが、片側のみ修正が難しいボトムメンバー側の座面が傷んでいてどうしても少しダンパーが斜めになります。何とか許容できるところまで持っていって組み上げました。締まりが強過ぎるフェンダーステーのクランプは、組み付ける際に最大限の注意を払う必要がありそうです。
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その他の準備も終わっていますので、明日以降一気に組み上げる予定です。
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少なくとも当店では人気の40年代から50年代の別体500ccトライアンフですが、英国の取引先には5T、T100の在庫が複数台あります。決して安くはない車両ですが、円高傾向で若干買いやすいかと思います。車両の動きは大変早いので、お探しの方はぜひ一度お問合せ下さい!ちなみに一般的に人気があるリジッドフレームの6Tですが、ちょこちょこと売りには出るものの、あまり状態が良くない車両しかないのが現状です。


恥ずかしい話しですが、ちょっと気分が落ち込み気味です。「肉体面の衰えが原因だ!」と考えて筋トレの再開を試みましたが、作業中に何度か余震でグラリとやられて意気消沈といったところです。このままじゃ駄目ですねぇ。
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