TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にて英国製クラシックバイクとパーツの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズの日々を、営業日は毎日更新しながらお伝えしております。トリニティースクール(既に閉校)と基本的に同じ内容のレストア学校(宿泊所完備)も運営しております。

あぁ勘違い。

 夕刻まで火曜日だと勘違いしていて自分にビックリしました。相変わらず大雨の影響や被災地が心配ではありますが、水曜日は夜中の大雨が嘘の様に晴れました。慌てて試乗などを行いました。まずは修理がおわったばかりの1966年トライアンフT120Rです。全体の確認とキャブレターのセッティングなども終わり、最後に全体を綺麗にポリッシュしました。部分修理としてはかなり多めのパーツ交換でした。月一恒例の1954年トライアンフ5Tも試乗確認などが完了しています。
DSC00005DSC00007DSC00006







 1955年トライアンフT110の作業に復帰出来ました。ギアボックスの続きです。再度諸々を確認しながら再利用の為に洗浄するパーツを選定しました。クラッチセンターASSYも同時にバラシ。
DSC00008DSC00009






 ギアボックスメインシャフトは新品へ交換です。ここでいつも面倒なのが新品シャフトのスプライン問題です。今回は、元々のローギアがタイトで全く問題ありませんでした。このローギア、単体での品番設定が実はありません。以前はあるところが単体で売ってくれたのですが、もう売ってくれません。おそらくNOSの在庫が無くなったのでしょう。困りますね。メインシャフトハイギアブッシュの交換とレイシャフトローギアブッシュの交換・調整も終わっています。今回もレイシャフトの支持はブッシュからニードルローラーベアリングへ変更します。シャフト側が段付きに減っていますのでASSYで新品へ交換です。ところが、別体用はスプロケット側が長くてカットする必要があります。綺麗にカットまで終わっています。この後は「水曜日に一気にやろう。」と思っていた御見積り作成などに集中しました。
DSC00010DSC00011DSC00012





 本日もパーツや車両へのお問合せや御見積り依頼などを複数頂きました。誠にありがとうございます。いつも通り出来る限り早く対応しております。最近は有難い事に車両販売へのお問合せが多く、海外取引先も細かくチェックしています。そんな中、1951年(50年型)トライアンフ6Tがあったり相変わらず1946年T100が売れていなかったりしています。更に、また5TとT100のガーダーフォーク祭りが開催中の様です。車両のお問合せもお気軽にどうぞ。もう本日になってしまいましたが木曜日は月一の経営コンサルを受ける日です。オープンは定時よりも遅れて13:00前を予定しております。宜しくお願いいたします。

新しいカメラを買った。

IMG_20200707_135032 引き続き大雨が心配ではありますが、朝一で新しいコンデジを買いに行きました。少し前にネット記事でスマフォの普及によりコンデジ市場が縮小し、価格が激安か激高かの二極化が起きているとは知っていました。実際に店に行くとそうなっていて、コンデジで10万円とかが普通でした。詳しい店員さんを捕まえて、何とか安めのまともなカメラをゲットしましたが税込み46,200円でした。痛い出費です。7〜8年は頑張って下さい。




DSC00002 そんな感じでまだ使い方がよく分からない(おそらくこの先もずっと)のでオートモードで。1966年トライアンフT120Rはギアオイル交換とプライマリー汁の投入、最後にまだ綺麗にしていなかったカバー類も仕上げて一応修理完了です。下は始動動画です。激しいメカノイズは消えて、キャブレター他全てが良好です。試乗はしばらく出来そうにありません。









 新しいオーナー様が決まった委託販売の1959年トライアンフ6Tもエンジンオイル交換や各部の確認・調整など納車準備を始めています。そして、今月分解に着手予定の1967年トライアンフT120Rはメインのリフトへと移動させました。同時に大量にお持ち込みの純正パーツなども整理中です。御見積りを作成するのですが、これらを全て確認しながらになりますのでかなり時間を要します。このブログを更新したら早速始めますが、明日までかかりそうです。
DSC00004DSC00003 





 昨夜、英国へのパーツ発注第一弾を済ませました。これから複数箇所へ発注していく予定です。取り寄せご希望の方はお早めにご連絡下さい。本日は、都合により少し早めに閉店させて頂くかも知れません。宜しくお願いいたします。

カメラを買いに行けず。

 大雨が本当に心配ではありますが、なんで朝9:00からこんな重りを持ち上げているんだろうと考えながらベンチプレスで130kgをクリアして出勤しました。1966年トライアンフT120Rの様子です。本当は燃料の流れが見えるので透明の方が良いのですが、ご要望があれば使用するブレイデッドホースを準備しました。透明よりもちょっと大変です。キャブレターのダブルバンジョーは、元々の150度ですと取り回しがおかしいので50度に変更しました。そうです、燃料タンクが塗装から戻って来ました。燃料タップやバッヂ、ニーグリップラバーも取付け完了です。燃料タンクを装着したので、製作したスロットルケーブルの同調を取りました。バッチリです。
IMG_20200706_141744IMG_20200706_144151IMG_20200706_164308IMG_20200706_203550







 サイドパネルですが、フレーム側のブラケットの位置がおかしいので普通には取り付けられません。きちんとマウントしつつチェーンケースから逃がさないといけません。元々欠落していたエンジンマウントプレートからのブラケットを追加して、無事に取付けが完了しました。早速エンジンの始動確認を行い、キャブレターの初期調整を行いました。続けて点火時期の調整です。このボイヤー、相当ズレます。思いっ切り遅くて、アイドリング時にほぼ上死点で点火していました。ちなみに点火時期を遅らせるとアイドリングが安定しますので、わざとそうする方もいらっしゃるみたいです。もちろん高回転域が回りません。調整完了。
IMG_20200706_164320IMG_20200706_172452IMG_20200706_172504IMG_20200706_164352







 オイルでギトギトになってしまったプライマリー側を掃除して、カバーを装着しました。サイレンサーやフットレスト、リアブレーキ周りも。サイレンサーは左右の高さを合わせるのにちょっと時間がかかりました。初めてきちんとチェック出来たリアブレーキも概ね良好、ストップランプスイッチ周りの正規のものを取り付けられました。明日、プライマリーオイルを入れてほとんど入っていない車両もあるとの情報が入ったギアオイルも交換します。試乗が出来ると良いのですが。
IMG_20200706_204307IMG_20200706_213225IMG_20200706_213238IMG_20200706_213319






 かなりの時間と安くはない修理代金が掛かってしまいましたが、エンジンをかけた感じでは明らかに良くなりました。試乗はまだですが、お客様にはきっと満足して頂けると思います。本当は動画をアップしたかったのですが、画像だけでも携帯からPCへ移動させるのが大変です。明日こそカメラを買いに行きたいです。

万引きしそうになる。

 以前からスーパーでは自前の布製袋で買い物していたのですが、今月からはコンビニでもそうしています。これが危ないのです。買い物しながら間違って袋に入れてしまいます。すぐに我に返って外に出すのですが、一瞬万引きしそうになります。そんな感じで長年使っていたカメラ(コンデジ)がついに壊れました。今まで汚い手での手荒い扱いにも十分に頑張ってくれました。明日、新しいカメラを買いに行こうと思います。もちろん高くないヤツ。Gショックカメラとかないかな?



 スクールの様子も撮影出来ず、普段全く使わないスマホのカメラで終わったものを撮影しました。シリンダーヘッドは面倒なマニフォールドの取付けまで組立てが終わっています。タペットガイドブロックの準備までしておいたシリンダーバレルも完了です。マグネトーは時間がかかるOHを中止して、BT-HのK2Fパクリタイプを使用する事になりました。来週末はクランクシャフトの組み立てやクランクケースの準備を予定しています。本日、エンジン周りの簡単な座学も終わっています。
IMG_20200705_155748IMG_20200705_155809







P7020001 昨日ご紹介しましたツナギには沢山のお問合せを頂いております。既に3着が売れてしまいましたので、残りは3着のみです。1971年BSA B50T・195?年トライアンフT120・1962年ノートン650SSの3台は引き続き委託販売中です。明日から、今月のパーツ発注を英国へ随時行います。取り寄せご希望の方はお早めにご連絡下さい。焦っているのは、妻の誕生日位は残業しないで早く帰宅したいからです。明日は、ジム筋トレの後に塗装業者さんのところに寄ってから出勤します。オープンが定時の11:00よりも遅れると思います。宜しくお願いいたします。

レストレーションスクールと謎のつなぎ販売。

 本日より2日間はレストレーションスクールです。車両は1962年トライアンフT120で福岡からの生徒さんです。ギアボックスを一気に組み上げました。先回のおさらいをした後は、インナーカバーの準備です。スピードメータードライブギアシャフトとカムプレートクアドラントシャフトには旋盤でOリングの溝を切り、オイル漏れ対策をしてあります。これにいつもちょっと苦労します。ギアボックス内にレイシャフトASSYのみを入れて、エンドフロートの確認と調整をしてあります。在庫のスラストワッシャーの中から一番都合の良いものを使用しました。引き続きギアボックス内の仮組みです。
P7040001P7040002P7040003







 摩耗していたキックスターターシャフトは交換しました。アウターカバーも含めてブッシュを全て交換していますので、ギアチェンジシャフトと一緒に仮組みして諸々を確認しました。ブッシュの厚み等は事前に調整してあるのですが、奇跡の一発合格です。別体ではあまりない光景でした。クアドラントの頭出しもOKです。これは真中云々よりも、実際に作動させてローギアとトップギアに入った際の位置で確定させます。
P7040004P7040005P7040006






 キックスターターピニオンギアなども取付けです。スリーブはもちろん新品に交換してあります。必須です。アウターカバー内も組立て完了!ガイドプレートも含めて何の問題もありません。こちらも交換必須のキックスターターリターンスプリングも一発で位置決め完了です。ちなみに、ギアチェンジプランジャーやクアドラントリターンスプリングは必ず新品に交換しましょう。数百円のパーツをケチると後から必ず痛い目に遭います。アウターカバーも本組みし、キックスタータークランクも組立て&取付けが完了し、サクサクと入るカチッとしたギアボックスが苦労して完成しました。
P7040007P7040009P7040011P7040010






 勢いでフレームとドッキングさせました。ピボットボルトはいつもの通り反対側から通しています。内燃機加工一式が早くも戻って来ていますので、どんどん先に進められますね。
P7040012P7040013P7040014P7040015








P7020001P7020002 本日最後は、既にお問合せを多く頂いている英国軍のツナギをご紹介しておきます。1953年に英国軍の民間組織に支給されたツナギとの事で(私は詳しくないので間違っていたらすみません)、今回6着確保したものは全て同じメーカー・サイズのNOSです。Training, Firemen'sの表記がありますね。サイズはサイズ3で、アメリカサイズの38もしくは40位の感じですが全体的に細めでレングスは身長169.5cmの私にちょうど良い位の短めです。




 全てボタン仕立てで、ウエスト後には尾錠付き調整用ベルトが装着されます。全てネイビー色のNOSでノンウォッシュ状態ですが、それぞれ微妙に色味が異なります。NOS特有の臭いも若干あります。シリアルナンバーはもちろん全て異なりますし、微妙なサイズの違いもあると思われます。
P7020008P7020009P7020010






 以下は、身長169.5cm 体重70kgで短足ガッチリ体型 うお座の疲れ気味44歳男性モデルが着用した画像です。向かって左から私物のワンウオッシュ状態の前と後ろ、今回のノンウオッシュ状態の前と後ろです。ワンウオッシュでは若干の縮みが見られます。男性モデルは上半身が一般体型よりも発達していますので、普通体型の方ではもっとゆったりとした感じになると思います。価格は全て税込み33,000円で日本全国にレターパックプラス(520円)で発送可能です。サイズが合って古着にご理解のある方は是非。お支払い方法は、現金・銀行振り込み・オンラインでのクレジットカード決済のみとなります。限定6着のみですぐに売り切れてしまうと思いますので、購入ご希望の方はお早めにメールにてご連絡下さい。宜しくお願いいたします。
P7020004P7020005P7020007P7020006






 本日はある程度想定した上で早めに出勤して対応しましたが、想定を上回る多くのお問合せやご注文を頂きました。遠方よりまた車両修理のご依頼も。誠にありがとうございます。少し遅れ気味ではありますが確実に返答しております。また、熊本にて発生しました水害に関しても多数のご心配下さる内容のご連絡を頂き恐れ入ります。ここ熊本市内は現在大丈夫ですので、この場にてご報告とお礼をさせて下さい。もうこんな時間です、それではまた明日。

力を必要とする。

P7020001 ご紹介を忘れていましたが、私が好きな50sの英国軍NOSつなぎを販売用として6着確保し英国から輸入しました。
詳細は改めて後日ご紹介します。お好きな方はお楽しみに。






 朝一から取り掛かった1966年トライアンフT120Rの様子です。まずはメインの配線束であるメインハーネスを製作しました。今回は、ウインカー有りのバッテリー点火で光物が多数ですので配線が沢山です。配線作業には想像力と忍耐力を必要とします。ローターに印が無いタイプですが、点火時期実測用の印を付けました。同時にピックアップ側も。ローターもセットし直し、プレートも真っ直ぐな方の穴で固定しております。
P7020011P7020012P7020013P7020014P7020015







 先にヘッドライトシェル内から攻めますが、色々チェックするとヘッドライトスイッチとヘッドライトバルブとソケットがダメな事が判明して交換です。続けて、お客様からレンズがぐるぐる回るので止めて欲しいとの事でチェックです。何と、カシメてあるレンズとリフレクターがクルクルと回る初めて経験するパターンでした。何とかして固定します。ヘッドライトシェル内と車体前半部分の配線が完了しました。
P7020016P7020018P7020020P7020021







 勢いで車体中央部分の配線作業です。サイドパネルにメインスイッチパターンですので、こちらも若干多めであります。スッキリと配線が完了しました。チェックすると全てが問題無く作動しました。元々のボディーアース不良も全て解決。今日までに終わらせたかったので、おっさん力と気合で何とかしました。しかし、イレギュラーなバッテリーの固定や同じく適当に装着してあったサイドパネルの取付けなどまだ少し課題を残しています。燃料タンクは来週頭に戻って来る予定です。
P7020022P7020023P7030024P7030025P7030026







 作業しながら英国の例のキャブレターメーカーさんとやりとりしました。まるで10年以上前にタイムスリップしたかの様な方々とやりとりするのには、忍耐力はもちろん我慢力と冷静さを保つ力が必要です。何とか話しがまとまりそうですが、ヒートアップしそうな先方とは逆に言いたい事を冷静に伝えつつじっと耐えています。頭が本当に痛くなってしまいました。明日はまた定休日です。土日はまたスクールですので、明日もしっかりと充電しようと思います。

ちょっと低迷。

 もう7月です。そんな中で個人的には少し低迷しています。作業で細かいミスを連発してやり直しは多いですし、今朝のジム筋トレでもベンチプレスは130kgで見事にぶっ潰れました。
P7010004P7010005P7010003








 工具もぶっ壊しました。延長したりぶっ叩いたりもしますので当然なのですが。予備も持っていますが少し強くして修理しました。せっかくならシャフトを長くしておけば良かったです。
P6300011P7010001P7010002







 1966年トライアンフT120Rはブログネタにならない作業に突入です。元々のヤマハ集合スイッチは、お客様のご希望で取り外しました。60年代の英車には似合わないので私もその方が良いと思います。全体の配線図を作成し、いつものスイッチを対策しながら配線しました。スイッチのベストな位置が無い...。初めて開けたポイントカバーにはまたもギボシが沢山居ました。点火時期もこれ以上調整出来ない位置に取り付けてありましたので、やり直しですね。久々にボイヤーのギボシを探しました。
P7010006P7010008P7010009







 ハンドルバー周りやヘッドライトシェル内のその他の細かい電装品も全て配線し直しました。リア周りもウインカーを含めて全てスッキリと配線完了です。今日の昼過ぎからずっと作業してココまでです。明日は、何もなければメインハーネスの作成して全て繋ぎ終わりたいところです。
P7010011P7010007






 そんな感じですので、今夜は久々に定時で店を閉めようと思います。また明日。

キャッシュレス5%還元期間終了。

 ご存じの方も多いかと思いますが、昨年からスタートした国のキャッシュレス決済5%還元事業が本日で終了します。結局、延長されませんでしたね。当店もスタートに合わせてクレジットカード決済を導入し、沢山のお客様がご利用下さいました。5%還元事業終了に伴い、店舗が決済業者に支払う手数料の補助が無くなり通常に戻ります。つきましては、誠に勝手ではありますが明日からクレジットカードでのお支払いはパーツ販売のみに限らせて頂きます。ご理解のほど宜しくお願いいたします。

 1966年トライアンフT120Rはクラッチ&スロットルケーブルの製作です。まずはクラッチケーブルが完成しました。思惑通り、タンク内を通してもクラッチレバーが少し軽くなりました。
P6300001P6300002P6300003






 続けてスロットルケーブル2本引きです。ユニット650の2本引きツインキャブでは、キャブと燃料タンクが近いのでキャブ側のアジャスターが使えません。塗装が遅れているので、仮のタンクで取り回しを確認しながら製作が完了しました。燃料タンクを取り外してケーブルの取り回しが少しでも変わると左右ケーブルの同調が狂ってしまいます。その都度チェックと調整が必要です。
P6300006P6300005P6300004






 交換が困難なエンジン側の赤いホルモンブリーザーホースですが、お客様のご希望で黒にしました。分厚いチューブを被せただけです。その先のブリーザーホースはきちんと黒に交換しました。これからは電装系の配線作業に取り掛かります。
P6300007P6300010






 単体で修理と塗装を承っている燃料タンクと前後フェンダーの様子です。燃料タンクは無事に漏れませんでした。内部の錆取りは行いませんが、錆取りケミカルで漏れチェックを行った関係で錆が取れて沢山のスラッヂが出ました。内部をきちんと洗浄して準備完了です。数々の修理痕がすごい前後フェンダーも、何がクラックなのかが判り難かったのですが明らかなクラックや溶接不良の対処が完了しました。これで塗装の外注準備が全て終わりました。
P6300008P6300012P6300013






 トラヴィス・サイクルズでは引き続き3台の車両を委託販売中です。熱いお問合せをお待ちしております。

ハンダダ。

 承っている仕事の作業順番が前後してすみません。効率を考えて段取りしていますのでご了承願います。本日はタンクと前後フェンダーを単体でご依頼の分からです。まずは燃料タンク前側マウントボルト部分に残っているエポキシパテはバーナーで焼きながらシコシコと除去しました。前側のヘコミと傾いているキャップ部分を何とかしたいところ。全雌ねじを修正がてらチェックしましたが、修理が必要な箇所はありませんでした。クロームめっきする訳ではありませんので引き出す必要もないのですが、引き出しにチャレンジしたヘコミ部分は硬過ぎて失敗しました。英車のタンクは日本車と比べると分厚いのです。穴が開いた箇所は溶接で修理しておきました。キャップ部分は引き出しに成功しています。
P6290001P6290002P6290003P6290004






 続けて傷んでいるマウントボルトねじ込み部分4箇所の修理です。ヘリサート加工しても良いのですが、底板が全箇所大きく内側へ傾いていますのでインサートを製作して溶接する手法で行きます。その下準備がいつも大変です。タンク側をインサートが入る大きさまでドリルで拡大します。貫通させてしまうと余計な修理が加わりますので、二人がかりで変な汗をかきながら無事に完了しました。規格はオリジナル通り5/16inBSCでインサートも4個製作。タンク側に軽く圧入で入る外径にしてあり、傾いた底板でも角度を調整出来ます。キャップ部分の座面もシールがきちんと座る様に修正しました。
P6290005P6290006P6290007P6290011P6290012






 その作業を行う前に漏れチェックです。底から漏れて来たらやり直しになりますので。軽くエアーでチェックした後にケミカルを投入すると、想定していた部分以外に底からも漏れて来ました。底の部分をすぐに溶接修理して漏れチェックOK。判っていた部分を溶接しようとした瞬間、何かが溶け出しました、半田だ。半田で修理してあった様です。バーナーで炙りながら飛ばしましたが、見事なクラック1箇所と穴が開いていました。二度目の溶接で漏れなくなりましたが、裏側の状態も悪いのでちょっと苦労しました。結局、周辺まで含めて全部溶接しました。
P6290013P6290014P6290015







 そしてマウントボルト部分の修理です。地面と垂直になった上で4本のボルトの角度が揃う様に調整します。角度が決まったらタック溶接して再確認後に本溶接しました。軽く仕上げて完了です。
P6290017P6290018P6290019P6290020






 4本のボルトも角度が綺麗に揃いました。最後にまたケミカルを入れて漏れチェックです。今のところ漏れてはいませんが、一晩置いてからチェックします。明日は、前後フェンダーのクラックを溶接修理します。※誠に勝手ながら燃料タンクの修理はしばらく多忙の為に承りかねます。
P6290021P6290022P6290023







 こちらは1966年トライアンフT120Rの様子です。ウインカーの対策に続き長過ぎるボルトを短縮加工して補修ペイントしました。リア側を取り付け。フロントはホームセンター金物ブラケットを取り外して、いつものブラケットを新規製作しました。交換しようかどうか迷っていたピンチボルトが終了するハプニングが起きましたが、新品に交換してフロント側も取付け完了です。ウインカーの取付けは結構面倒なのです。
P6290010P6290008P6290024P6290025






 本日は車両輸入代行のご依頼を承りました。誠にありがとうございます。残念ながらご希望の車両は売れてしまいましたが、英国の取引先で探します。トラヴィス・サイクルズでは、ご自身で修理される方向けに輸入した車両をそのまま現状でお引渡しする完全輸入代行も承っております。本日も充実した素敵な一日でした。

撮り忘れ系。

 本日も引き続き福岡から通いの生徒さんのスクールでした。車両は1962年トライアンフT120です。ギアボックスの作業に移行したのですが、かなり画像を撮り忘れました。再利用する全てのパーツを洗浄し、曲がっていたメインシャフトを新品へ交換しています。ローギア圧入部分の問題は在庫していた中古ギアの中から選定する方法で解決しました。ハイギアブッシュとレイシャフトローギアブッシュも新品へ交換し内径も調整完了です。生徒さんにギアボックス内の仕組みを説明し、しばらくギアと格闘してもらいました。特注のカムプレートブッシュは内・外径を調整して圧入済みです。オイル漏れ対策を施しながらベアリング類の取付けやハイギアとスプロケットの取付けも完了し、ギアボックスシェルの組み立てが終わっています。来週も作業をどんどん進めます。
P6280005P6280006








 同時に1966年トライアンフT120Rの作業を進めています。こちらも画像をかなり取り忘れました。新品クラッチプレート一式を入れて、同じく交換したクラッチスプリングで調整まで終わっています。もちろんクラッチプッシュロッドの遊びも調整しましたが、随分と変わりました。曲がっている上にねじ部分が危なかったテンショナーロッドも新品へ交換してチェーンも調整済みです。こちらも新品を投入したオルタネーターステーターコイルですが、少しの調整でローターとのクリアランスを確保出来一安心です。いつも面倒な配線通しですが、今回はかなり学習して対策を施しわりと短時間で完了しています。エンジン音で想定はしていましたが、これが純正カムシャフトなのであれば恐ろしく拡がっていたタペットクリアランスも調整しました。これでプライマリードライブ側と併せて随分とメカノイズは減った筈です。最後は電装系の全配線引き直しに向けて交換ご希望のウインカーの準備です。いつもの様に内部でショートしない様に対策を施しました。まだまだ準備中です。
P6280001P6280002P6280003P6280007P6280004






 有り難い事にお問合せを多数頂いており、きちんとした返答に時間が掛かっております。本当に申し訳ないです。本日は限界ですのでもう帰宅します。

宜しくお願いします。

 本日より1962年トライアンフT120の生徒さんが二日間のスクールです。まずはフロントフェンダーを出来るだけ真っ直ぐになる様に格好良いねじを使って取り付けました。いつもは苦戦するフロントフェンダーのきちんとした取付け、デュープレックスフレームが一番楽な気がします。勢いでブッシュを交換したメーターブラケットとスピード&タコメーターも取り付けました。しかし、タコメーターの過去に修理されたスタッドボルトがもげるトラブルです。すぐに分解しようとしましたが、残念ながら何をやっても外れないベゼルでした。仕方なくベゼルを切断して取り外し、もげたスタッドボルトを綺麗に削り取り、仕方なく他に合わせてメトリックで製作したスタッドボルトを半田付けしました。

 続けてウエットブラストが終わったクランクケースやギアボックスシェル・インナーカバーに取り付けられた全てのスタッドボルトやベアリング、ブッシュ、ダォ類を取り外しました。明らかに修理が必要な部分を無視して全ての雌ねじも修正後に残ったブラストのメディアも除去、一部の面修正も終えています。また明日です。
P6270006P6270007P6270008P6270009P6270013








 こちらは同時に進行した1966年トライアンフT120Rの作業です。プライマリー側はクラッチ裏の窓まで全バラして綺麗に洗浄しました。クラッチ裏の蓋が取り外された形跡はありませんでしたが、オイルシールは交換済みの様です。しかし、ハイギアブッシュ側がガタガタでこれはオイルが漏れる筈。クランクシャフトベアリングオイルシールは裏表逆でした。とりあえずオイルシールは交換して正規の向きに変更、クラッチセンターASSYが大丈夫な事も確認。クラッチASSYに不思議とガタが少ない、それどころか若干渋かった理由が判明しました。クラッチスプリングピンのお尻が思いっ切り接触していました。すぐに旋盤で削って確認すると、クラッチASSYのガタは無く一安心。新品チェーンを組み付けたところまです。新品ですと、テンショナー無しでもこんなにビンビンです。その他大きな問題や余計な修理の必要が無く一安心です。
P6270001P6270002P6270003P6270004P6270005








 本日はバタバタを見越してかなり早く出勤しましたが、遠方からのお客様を駅まで送迎したりと想定を超えるバタバタぶりでした。そんな中、こちらからのお願いを無視したAMALからの荷物が到着しました。今回は複数のモノブロックキャブレターのご要望があり入荷しています。誰ですか?チョップドフロートをツインでパラレルに装着しようとしているのは。しかし、そもそも発注したキャブが欠品だらけだったので揃ってからまとめて発送してくれとお願いしたのに先にある分だけを発送した上にコンセントリックプレミアを注文したのに普通コンセントリックを送ってきましたしかも欠品分の代金までカードを切ってくれていますしかもちょっと英ポンド高のタイミングで。おそらくそうなる事だろうとウエブでカードの明細を細かく確認していたのでこうなる事は判っていましたが決済金額が高過ぎましたので最悪たらい回しにされた発注メールによる二重発送を疑っていましたがその最悪の事態が起きなくて良かったと思う時点ですでに感覚がマヒしてしまっています。これをもし要らないと伝えたならば先回の様に送り返したキャブが到着するまで待って正規のキャブを発送しかも送料を取った上にしっかりとカードを切ってそのインヴォイスまで添付するものだからまた税金を二重に取られる始末になるのは目に見えています。もう10年以上はこんな事を繰り返していると思いますが、少しはまともな業者になって下さい。宜しくお願いします。ハァハァ...
P6270011P6270012P6270010






 天候が悪いので、該当するエリアの方は皆さんお気を付けください。

Y4.

 本日も引き続きお問合せへの対応などを行いながら1966年トライアンフT120Rの作業を進めました。オイルが漏れているので掃除しようと触ったタコメータードライブギアボックスがグラグラでした。取り外して洗浄し、オイル漏れ対策をしながら再度取り付けました。この部分、65年までがギアボックスを介さず66年から正ねじのBSFで取り付けるタイプのギアボックスが装着され、タコメーターも回転方向が変更されます。その後、逆ねじのUNFねじへと変更されます。よく質問されるのが、ケーブル取付け部分です。規格は1/2inBSCですがケーブル側の取付けナットの大きさがメーカーによっては米インチ規格のものがあります。スピードと共にケーブルの取り回しもスマートにしておきました。
P6250001P6250002P6250003






 ようやくたどり着いたフロントホイール、アクスルシャフトのクランプボルトを少し緩めてセンターを出しながら取り外しますが、既に画像の状態です。ねじ山を潰しながらねじ込まれてフォーク側を傷める定番のヤツですが、今回はフォーク側をタップで修正しただけで済みました。もしダメならばヘリサート加工が結構大変です。この隙にリア同様フェンダーの裏まで綺麗に掃除しました。今回の主な目的は、フォーク側に対してカタカタと動くブレーキプレートの修理です。ここがカタカタするとまずプレートを固定するナットが緩みますし、フォークに過大なガタがある様にも感じます。
P6250004P6250005P6250006P6250009







 当然プレートを外す訳ですが、現れたブレーキシューはリア同様に化石でした。こちらもリア同様にブレーキカムピボット部分が無事だったのが救いです。プレート側に下準備をしたら、まずTIG溶接で肉盛りし、後はひたすら手作業で仕上げました。ズズズッとフォーク側に刺さる様にしました。続けてプレート全体も自然な感じにポリッシュしておきました。
P6250007P6250008P6250010P6250011






 修正した新品シューをグリスアップしながら取付け、ドラム内側を研磨した後にホイール全体もスポーク一本まで常識の範囲内で清掃しました。細かい部分ですが、この年式でもブレーキカムとレバーを固定するナット下ワッシャーは特殊なものが必要です。元々入っていた3/8inワッシャーではカム側が飛び出して来るので最後まで固定する事が出来ません。不格好ですが、1/2inの分厚いワッシャーが専用のものです。この部分は一応古い年式からそうなのですが、なぜか個体によっては飛び出して来ないものもあり、いつも事前に確認しておきます。万力上で組み付けて問題が無い事を確認し、新品のクランプボルトを使用してホイールを元に戻しました。
P6250014P6250012P6250013P6250015






 今回ブレーキケーブルは交換しませんが、レバーのガタを修正したり掃除してケーブルごとグリスアップしたり取り回しを変更したり、メトリックのボルトナットだったクレビス部分をピンに変更したりと出来る事はやりました。大変良いタッチのフロントブレーキになったと思います。
P6250016P6250018






 そして、プライマリーカバーを開けてしまいました。主な目的は窓から触ったプライマリーチェーンの交換が必要だと判断したからなのですが、点火時期の実測もしますのでどうせ開けました。そこには想像を超えたチェーンがいました。テンショナーもいっぱいいっぱいなのに更にゆるゆるで、Y字になっています。しかも一番張っている感じのところです。ここまでは初めてです。更に、少し前に納車されたにしてはプライマリーオイルが少ないです。クラッチ裏オイルシールの交換は必要かと思います。ドレインボルト部分は無事で一安心。クラッチ板は中古が入っているとは思っていましたが、まさかの3種類。正確にいうと純正タイプも2種類ですから4種類です。これも初体験物語です。そして12V仕様のこの車両ですが久々に直面したヴィンテージLUCASオルタネーターが鎮座していました。発電が弱かったのはコイツのせい。ギボシで繋いであるのも気にならない位の想定外でした。クラッチASSYは以外とカッチリしていますが、外してみないとわかりません。と、ここまでやって来ましたが、いつも海外レストア済みものをやっているので何だかいつもの感じがするのも変な感じです。まだまだ続く。
P6250019P6250020P6250021P6250022






 恐ろしい事にもう明日が定休日の本日も、別にフルレストアのご予約を頂きました。誠にありがとうございます。土曜日から二日間はスクールの予定ですし、その他予定もみっちりです。今週も早く出勤して対応します。明日はジム筋トレに行った後も予定が一杯ですが、出来る限り身体を休めようと思っています。既に左足の人差し指にガタが出てきました。何で足の指なのに人差し指なんですか?

徹底。

英国からはNOSのパーツが少量入荷しました。6.1/2inのLUCAS製猫目レンズやテイルランプL525のレンズです。小売り用では無く、当店の修理で使用する分です。その他も以前から必要なNOSパーツを在庫が無くなる前に仕入れていますが、それぞれがもう枯渇して来ています。ここに大量にあったこのレンズもこれが最後との事です。
P6230001P6230002







 1966年トライアンフT120Rの続きです。まずは正規の長さのリアショックアブソーバーを取り付けました。オイルタンクサンプフィルター部分からのオイル漏れも、オイル交換とオイルタンク内洗浄ついでに対処済みです。ギア比が違っていたスピードメーターギアボックスの交換目的でリアホイールを取り外しました。しかし、ここでブレーキを確認しない訳にもいかずバラしたところおそらく過去最高に薄くなったブレーキライニングが現れました。フルレストア済みとの事ですが、ローコストが徹底されています。チェーンはなぜか高級なRENOLDが装着されていましたので、徹底洗浄してねちょねちょグリスアップをしておきました。幸いブレーキカムピボット部分は状態が良かったので、洗浄してグリスアップのみ。修正した新品ブレーキシューも組込み完了です。
P6240001P6240002P6240003P6240005






 
 間違っていたスピードメーターギアボックスは2:1で、キロ表示のスピードメーターには正しい様に思えます。しかし、SMITHSオリジナルでは正解なのですが装着されているスピードメーターがレプリカなので不正解です。レプリカでは、マイル表示でもキロ表示でも15:12もしくは1.25:1と表記されたギアボックスが正解です。スプロケット固定スクリューはきちんと締まっていましたが、ドラム固定ボルト・ナットは全て締まっておらず締め直しました。その他、ブレーキプレート中央の穴が大き過ぎましたので下のスペーサーに細工した上でシム調整済みです。アクスルシャフトも左右を入れ換えて、しっかり締めるとロックしかけたギアボックスもシム調整済みです。ドラム内側研磨とスプロケットの清掃、ホイール全体の清掃も終わらせてまともなリアブレーキになったと思います。ベアリングはオープンでしたが明らかな問題はありませんでしたのでそのまま。リアフェンダーはよく検証した結果、追加で穴を一つだけ開ける事で全てを解決しました。取付けの際いパウダーコートによるボディーアース不良問題も同時に解決しています。新品のチェーンガードとのクリアランスも問題無しで一安心です。
P6240006P6240007P6240008P6240009







 リアホイールを装着して諸々を確認する全てが解決していました。チェーンの張りが緩いので調整しようとしたら最後まで引いてもダメでした。ユニットトラのスプロケット組み合わせによって、偶数コマのチェーンではこの問題が起きます。日本製チェーンですとギリギリ大丈夫なのですが、RENOLDだとダメな様ですね。ここで何故か大量在庫しているRENOLDのオフセットリンク(通称半コマ)を使用して解決しました。酷評されるRENOLDチェーン、実はドイツ製だったりします。チェーンガードに赤黒箱LUCASのストップランプスイッチ取付け準備をしていて発見!LUCASって入りました、しかも上下逆。フルレストア車両に元々装着されていたチェーンガードはプラスチック製。ここにもローコストが徹底されています。昔はそうでもなかったイメージですが、新品のチェーンガードは高いので欠品しているとお金が掛かってしまいます。無事に装着完了です。
P6240010P6240013P6240011P6240014P6240015








 最後に大きく右にズレているリアフェンダーをタイヤのセンターに無理矢理持って行きました。モザイクツールが何故か使えず都合により画像無しです。リアエンジンマウントプレートを取り付けました。摩耗したフットレストラバーの上下を逆さまにしてローコストを徹底してありますが、惜しくもロゴが逆。ウチでも修理の際にお客様の了解を得てたまにやりますが、上下を逆にしたら左右も交換しないとロゴが反対になってしまいます。元々ありとあらゆる手段で固定してあったマウントプレートですが、とても気になっていたのが本来はスタッドボルトの中央部分。なぜ米インチのボルトが突っ込めたのかと。答えはおそらくですが米インチのタップを無理矢理立ててありました。奥にはブラストのメディアか切粉なのかが大量に残っていましたので除去し、米インチの正規のスタッドボルトをねじ込み正規のナットも準備しました。これでこの部分は米インチに統一する事に決定しましたので全てを選定して取付けが完了しました。ユニットトライアンフの顔だと私は勝手に思っているこの部分、米インチ仕様だろうが英インチ仕様だろうが全てのボルト・ナットをそのまま使える様に在庫しています。これが結構大変で、品番通りだと都合が悪いモノや外径が極端に小さいワッシャーが必要だったりします。※選定が大変面倒ですので勝手ながら小売りしておりません。
P6240020P6240019P6240021P6240022P6240023







 同じく左側も装着しようとしましたが、プライマリーカバーを開けますので準備までで終わりです。こちらのフットレストラバーもローコスト仕様でしたが、ロゴの向きは正解。外側にせり出していて危険だったサイレンサークランプは左右共に内側に入れておきました。車体後半部分が引き締まった気がします。プライマリーカバーを開けたりフロントホイールを取り外すのが怖いのですが、明日作業を行う予定です。
P6240024P6240025P6240026P6240027P6240028






 海外から買おうが日本国内から買おうが、フルレストア済み車両と言うものには悲しい現実が待っている事が多いです。様々な事情が複雑に絡み合って起きる現実がこれです。批判している訳では決してありません。お店で買っても本国から輸入してもそういうものかと思われて、英車に乗る方が少なくなってしまうのはあまりに悲しい事です。当店では、そういう方が少しでも減る様に専門店として日々努力・勉強する事を徹底しています。英車を選択される方に対し、きちんとした車両は安くはありませんし、きちんとした修理にはそれ相応の金額が掛かる事をお知らせする事も大切だと思っています。

環境ホルモン対策品。

P6230010 夜中に集中して修理していると、たまに何だか寂しくなります。外注に相変わらず頭が痛い問題を抱えていることも影響しているのでしょう。派手にyoutubeで様子を配信して稼いでいる訳でもなく、あまり一般社会に必要とされない仕事でもある。それでもお客様が喜んで下さった時、この仕事で飯を食えている事が本当に嬉しいので、日々勉強・研究して地味に真面目にやり続けようと思い直すのでした。そんな時、同じく社会にあまり必要とされないであろうこんなニュースをみてホッコリするのです。本日は夕刻まで1962年トライアンフT120のスクールでした。生徒さんが懐かしい車両でお越し下さいました。帰り際に慌ててスウィングアームピボットのグリスアップをされていました(笑)。すぐに実践されるところが素晴らしいです。


 早速準備をして、前後フレームを連結させた後に修理済みのセンタースタンドとプロップスタンドを取り付けました。この段階で、生徒さんにはねじをどれ位締めるのが適正かと言うのを体感してもらいます。正しい姿勢でしっかりと感じる事が大切で、感じられない方はずっと無理なのかも知れません。今回は、しっかりと理解して頂きました。
P6230003P6230004P6230005






 続けて準備をしておいたフロントをフォークを組み付けた後にフロントホイールまで取り付けました。後輪は、ブレーキドラム&スプロケットの在庫が無いので保留です。カッチリとした車体になりましたね。次回は今週末にプチ合宿です。
P6230009P6230008P6230007








 1966年トライアンフT120Rはリアフェンダーを取り外してホイールのセンターをチェック、続けて改善が必要なリアフェンダーを取り外しました。そして、ガタガタのスウィングアームも取り外して洗浄したら検証です。新品のブッシュやボビン、エンドプレートを準備しました。結果、摩耗しているブッシュもボビンも交換決定です。エンドプレートはまた後ほど。ブッシュの取り外しは面倒なのですが、純正マニュアルに記載されている方法が一番簡単です。今回もその方式で交換しました。スウィングアーム本体の両端に残っていた塗装もこの後きれいに除去しました。
P6230006P6230011P6230012P6230013






 この状態で汚れまくっている車体側やギアボックススプロケットやその周辺も綺麗に掃除です。ついでにスウィングアームと激突するリアフェンダーエンド部分の改善策を検討。フェンダーブラケットは後期型とは違い割りが入っていない前期型ですが、正規品でした。ねじもココだけはしっかりと締まっていました。やはりフェンダーをカットするしか無いですね。スウィングアーム本体は新品ブッシュとボビンでエンドフロートの調整です。中央に入るディスタンスカラーで調整するのですが、ガタがある場合は計測して旋盤でカラーを短くします。逆にカラーが短い場合は、シム調整するか新品のカラーへ交換しての調整が必要です。今回は勿論長過ぎますので、計測結果を参考に少しずつ削っては仮組みを繰り返し、ベストな状態になりました。ここからが大切です。スタンダードからオーバーサイズまで数種類あるエンドのプレートを組み合わせて、フレーム側にギチギチにハマる様にします。
P6230022P6230015P6230018






 一枚はオーバーサイズでもう一枚は元々のプレートを裏表逆にすると、ギチギチになってくれました。ボルトをしっかりと締め込むとドライの状態でも自重では動かない程度がベストだと思っています。ここがギチギチでないと、ボルトを締め込んだらロックしたり少し緩めると良くなったりします。それは車体側が斜めに押さえ込んでいるからで、少しボルトを緩めてロックした状態だと後からすぐにガタが出てしまいますし、大昔に自分の車両で出てしまいました(笑)。一つ問題が。バラす段階で気付いたのですが、フレーム側はCEIの年式なのにピボットボルトはUNF、ナットの頭の大きさはCEIのものでした。おそらくフレーム側を二山違いのタップで修正して、UNFのボルトを使える様にし、ナットもタップで修正してある様です。ボルト自体が痩せていて使えない訳でもありませんし、この状態でフレーム側もどうしようもありませんのでそのままの仕様で継続しました。本組みして最後にグリスアップ、無事に素敵なスウィングアームに生まれ変わりました。この様にユニットトラ650では、この状態で修理が可能です。しかし大変ですので、別体トラ同様にグリスアップを怠らない様にご注意下さい。
P6230019P6230017P6230021P6230024






P6230026 片付けている最中にてっきりガス用か何かだと思っていた赤いホースをまじまじと見て発見しました。環境ホルモン対策品のエアホースで思わずお口から変なホルモンが飛び出して来ました。本日もよく働いた過去最高の素敵な一日でした。明日も素敵な一日になる様にしっかりと仕事します。

トラ ロッカーボックス。

 NHKのプロフェッショナルで山縣選手が「陸上競技に愛が無いと探求出来ない。」みたいな事を言っていました。なるほど!と思いました。私は大学を卒業後に就いた食品メーカー営業の仕事をもちろん一生懸命やりましたが、好きにはなれず一生をかけて探求する気にはとてもなれませんでした。今の仕事は続けられる限り一生をかけて探求したいと思えます。

 1966年トライアンフT120R、結局全バラして修正したキャブレターを取り付けました。その前にバランスパイプのホースが既に破けているのを発見しましたので、新品に交換しておきました。まさかホース類まで中古か?網付きのファンネルに交換したのですが、今回も取付けに1時間位要しました。どうも最近のプレミアキャブのねじ山がおかしいです。複数の中古キャブでズリズリしてキャブ側のねじ山もスレッドファイルで修正しました。
P6220006P6220002






 スウィングアームピボットが横にカタカタと動いていますので修理するのですが、その前に邪魔なエンジンプレートを左右共に取り外しました。使われていた日米英3種類の中古ねじに苦戦しました。流石にこのままには出来ませんね。このブログを更新した後に頂いているメールに返信したら、リアフェンダーの作業に取り掛かる予定です。
P6220013P6220015P6220014







 こちらは1955年トライアンフT110のロッカーボックスです。綺麗に洗浄したパーツは、スタッドボルト・アジャスター&ロックナット以外は再利用しました。ロッカーボックス側とシャフトの嵌め合いも良く、ロッカーボックスをヒートガンで温めないと入らない正常な状態でした。ボックス側の入口を面取りした上で純正ツールを使用してOリングが傷まない様にシャフトを組み込みますが、通常はどうしてもほんの少し(画像では派手に剥けている様に見えますけど海苔位?)だけOリングが剥けます。フッ素ゴム製のOリングは一応2種類準備していますが、これはシャフト側のOリング溝深さに個体差があるからです。もちろん液体ガスケットを併用します。定番のオイル漏れポイントですが、これでここから漏れて来た事はありません。ここが手スポで入るなど完全に緩い場合は何をやっても漏れて来ると思います。アルミ製のロッカーボックスに鉄製のシャフトを嵌めている訳ですから、エンジンが温まると膨張率の違いで当然隙間が拡がります。そもそも1950年位までのロッカーシャフトにはOリング溝すらありません。そのタイプでもきちんとしていれば、液体ガスケットだけでオイルは漏れて来ません。

 ここが緩い場合にインチキで誤魔化す方法はいくつかありますが、当然やりません。過去のブログでは何度かご紹介しましたが、とりあえず複数メーカーで作っている新品シャフトを試してみる。ダメならば、取り外す事が出来るシャフトエンドキャップをオーバーサイズにする(単品製作かめっきか)などの対処が必要です。ボックス側穴の状態が悪い場合は修正する必要もあります。少額のOリングを小売りした際に大変ご質問が多い部分ですので、再度ご紹介しておきました。
P6210001P6220008P6220009P6220010






 同じく大変ご質問が多いのがロッカーキャップです。今回の車両もキャップがガタガタでしたので新品に交換しました。ガタガタになる理由の多くは頻繁に脱着するのでロッカーボックス側の摩耗?です。もちろんオリジナルでは材質が柔らかいキャップ側も痩せます。そんな時でも純正タイプであればある二つのメーカーが作っているロッカーキャップであればほとんど解決出来ます。オーバーサイズの様にカッチリしています。その内あるメーカーのモノの方がよりカッチリしているのですが、画像の様にポリッシュされていないのが難点です。面倒ですが一つ一つ三段階でポリッシュします。もう一つ。純正ではファイバーワッシャーでシールしますが、オイルが漏れ易いです。当店ではフッ素ゴム製のOリングを使用します。Oリングのメリットはそれ自体が緩み止め効果がある上にオイルが漏れ難い点、デメリットは結構傷みやすい点です。

 更にスタッドボルトについて。通常はロッカーボックス側ねじ込み部分は貫通していませんが、過去の修正や修理などで貫通している事が多いです。貫通している場合、当店ではロックタイト低強度を塗布してシールしています。色々試しましたが、これが一番良いです。スタッドボルトも20山/26山タイプでも長さが2種類あり、ロッカードレインパイプを装着する車両では自動的に短い方を選択します。理由は長いとEX側ドレインパイプに当たるから。IN側もマニフォールドから遠くなり組み易いです。昔は新品の個体差で解決していましたが、今では普通に短い方も作ってくれている良い時代になりました。
P6220004P6220005P6220011P6220012







 明日は1962年トライアンフT120のスクールですので、これから出来る限り仕事を進めようと思います。しかし、今朝の筋トレで身体がヘロヘロです。なかなか3ケ月前の様になれません。

トラ プッシュロッドカバーチューブのオイルシール。

 スクールの1962年トライアンフT120は、引き続きフロントフォークの作業です。最後に残ったトップ&ボトムヨークのチェックです。全く歪みがありませんでしたので、一気にフォーク単体を両方組み上げました。1960年〜63年タイプの場合、オイルシールホルダーのシール押さえやトップブッシュ上のワッシャーが動きを悪くしているばかりかインナーチューブを傷付けているケースも多くあります。今回は何の問題も無くガタ無しのウルトラスムーズです。最後に一応ホイールを装着して動きをチェックしようとした時に問題発生です。元々のアクスルシャフトの都合が悪く、無理矢理でないと取付け出来ませんでした。一応ベアリング下のスペーサーなども確認しましたが問題は無く、取り外したシャフトを在庫している新品と比較したところ不良であると判断して交換しました。新品のシャフトは、昔から各メーカーにて生産されていますがメーカーやロットにより不良がある場合があります。この手の下からキャップでクランプする方式では、ピンチボルトがきちんとシャフトの溝の中央に無理なく位置する事がとても重要です。とても素敵なフロントフォークになりました。
P6210001P6210002P6210003P6210004






 次はガタガタだったスウィングアームピボット部分です。ピボットシャフトと両ブッシュは痩せていましたので新品に交換しました。その組み合わせでそのまま行ける時もあるのですが、今回は両ブッシュの内径調整が必要でした。まずは少し細く加工してあるシャフトの端を加工して治具として使用しながらアジャスタブルリーマーでラインリーミングを行いました。新品シャフトが少し渋い位に通る様になったら、今度はそのシャフトを利用して反対側のラインリーミングです。新品シャフトが渋く貫通する様になりましたので、そのシャフトを入れたまま両端を固定してラッピングしました。バッチリです。次は肝心なエンドプレイ調整です。プレイ調整と言っても遊びはゼロ、よりもちょっと渋い位が良いです。純正シムに0.5mm厚のシムを追加しました。ビチビチにシム調整してしまうとそれを入れるのに苦労するのですが、工夫して乗り越えました。途中までシャフトを叩き込んだら、最後は油圧プレスで適正な位置まで圧入れして完了です。グリスを満タンに入れると自重ではスウィングアームが落ちて来ないベストな状態になりました。前後共に素敵なサスペンションになりましたので、次は火曜日にフレームを連結させたりする予定です。
P6210005P6210006P6210007P6210008





 この様に一旦スウィングアームにガタが出てしまうと、特に別体トライアンフは修理が大変です。オイル交換よりもマメにピボット部分へのグリスアップを必ず行って下さい。特に別体トラでガタガタのままずっと走行していると、今度はフレーム側のシャフト圧入部分が傷みます。オーバーサイズのピボットシャフトもありますが、それを利用して全てのサイズ調整を行うのはもっと困難が伴います。



 本日は来月以降に純正戻し&フルオーバーホールを開始予定の1967年トライアンフT120Rのオーナー様がご来店下さいました。遠方よりありがとうございました。純正パーツのほとんどを受け取りました。一旦仮組みも必要ですし、ちょっと大変そうです(汗)。修理と塗装をご依頼の燃料タンクと前後フェンダーも全剥離の外注から戻って来ましたし、1962年トライアンフT120や1955年T110のポリッシュや再めっきも一気に戻って来ました。私の身体は一つで一日も24時間しかありませんが、何とかうまく段取りして仕事を進めたいと思います。
P6210011P6210010P6210009






 1955年トライアンフT110と1966年トライアンフT120Rの仕事もきちんと進めています。本日は、1955年トライアンフT110のプッシュロッドカバーチューブオイルシール選定などの様子をご紹介しておきます。バルブシートの沈み具合から、今回は分厚いヘッドガスケットを使用します。が、新品シリンダーバレルに新品ガスケットの相性が非常に悪くガスケット側を加工しました。8本のボルトがスムーズに入る様になりましたが、全くダメな新品ガスケットを1枚資源ごみへと葬り去りました。高価なので残念であります。この時点で再利用しようと思っていたプッシュロッドカバーチューブがデタラメな事に洗浄していて気付き、新品へと交換しました。再利用するロッカーオイルドレインパイプは、綺麗に洗浄して座面を修正済みです。コイツの座面修正は、バンジョーボルトの座面や穴位置確認と同様にオイルを漏らさない為には大変重要です。今回はバンジョーボルトの穴位置が微妙ですが使ってみます。まだ組んでいないロッカーボックスは、オイルシールの囲みがあるタイプです。オイルシールを選定しようとヘッドを仮組みしてまた問題発生です。過去のパウダーコートがボルト穴内側にビッチリと残っていたのを削り忘れていて、ボルトが通りません。慌てて修正しましたがなかなか大変でした。
P6180010P6180011P6180013P6180012P6180014







 ここからオイルシールを選定します。今回はシール囲いがあるロッカーボックスですので、上側にファイバーワッシャーを使用せずに上下共にフッ素ゴム製ラバーシールを使用します。もう12年位このブログでご紹介しているにも関わらず、未だにご質問が多いのがこのフッ素ゴム製角断面オイルシールです。トライアンフでは年式や車種により様々な組み合わせのシールが必要な上に、プッシュロッドカバーチューブ、そのシールリテイナー、タペットガイドブロック、ヘッド側やロッカーボックス側の仕様が無数に存在します。組み合わせによっては使用不可な組み合わせも存在したり、オイルが漏れ易いものもあります。それなのに、生産メーカーによって若干の厚み違いこそありますが準備されているオイルシールは数種類です。そこで、昔はタペットガイドブロックを加工したり何たりしながら、メーカーにより若干厚みが違うシールを選定していたものです。それでもシールの材質がニトリルだったりシリコンだったりするので運が悪いとすぐにオイルが漏れていました。

 私がこの店を開業してすぐに、某大手オイルシールメーカーにフッ素ゴム製の角断面シールを厚み違いで特注しました。今では1.0mm〜5.0mmまで0.5mm刻みで揃えています。但し、上述した理由でその選定などが経験・知識とそもそも現物が無いと困難ですので、小売りを行っていませんでした。しかし、小売りのご要望が多かったので、ご自身で責任をもって選定と組み付けを行える方のみに小売りをする様になりました。大手メーカーへの特注で単価が高いので常識的な価格設定にすると小売りしてもあまり利益はありませんが、小売りをお断りするのはあまりに心苦しかったので。しかし、心配していた通りあまりに多くのご質問が増えてしまいちょっと大変です(涙)。簡単な選定の仕方などは過去のブログでもご紹介していますので、ご質問される前にご参照下さると大変助かります。何卒よろしくお願いいたします。
P6180018P6180020P6180021P6180022P6180023





 お話しをシール選定に戻します。今回はロッカーボックス側に囲いがありますので、上側にもラバーシールを使用します。個人的には囲いが無い年式同様にあるメーカーのファイバーワッシャーでも全く問題無いと思います。上下ラバーですので、現物合わせにて1.0mmちょっと潰れるシールを選択しました。その際に、下側は上側よりも厚いシールの組み合わせにするのがポイントです。今回はIN側とEX側で厚みが違うシールが必要でした。その理由は新品プッシュロッドカバーチューブの個体差です。これ以外にもタペットガイドブロックやロッカーボックス、ヘッド側(アルミヘッド650などの場合)の個体差がありますので、よくある事です。同時にロッカーオイルドレインパイプが無理なく装着出来る様に修正もしてあります。このブログを更新したらロッカーボックスを組みますので、それで腰上の準備が完了します。

 本日も情報量過多な上に乱文のブログを最後まで御覧下さりお疲れ様でした。それでも特にスクールの生徒さんや卒業生の方々には出来ればいつもご覧頂きたいと願うお疲れ店主でした。

売約済み。

 本日より2日間は1962年トライアンフT120の連続スクールです。先回、前後リムのチェックや修正、ベアリングの交換などまで終えていましたので、新品タイヤを装着しました。
P6200001P6200002







 続けて前後ブレーキプレートの分解とチェック、両ブレーキカムピボット部分に見逃せないガタがありました。フロントはいつもの通り治具にセットしてプレート側の穴を拡大しました。ブレーキカムは再利用しますので、こちらも段付き部分を旋盤で研磨・修正しました。最後にアルミ青銅で製作したスリーブを圧入し内径調整まで終えて完了です。リアは、ブレーキカムを新品にしただけでプレート側は問題ありませんでした。
P6200003P6200004P6200005P6200006






 ライニングが化石になっていたブレーキシューは前後共に新品に交換です。こちらももちろん修正が必要でした。リアは交換するブレーキドラム&スプロケットの在庫がありませんので、フロントのみセット・確認してOKです。
P6200007P6200008






 続けてフロントフォークの作業です。大まかな洗浄まで終わっていましたが、ダンパーのトップチューブが欠品していた事に今さら気付き新品を装着しました。オイルシールも面倒なのですが新品に交換済みです。インナーチューブとスプリングは新品に交換しますが、トップ&ボトムブッシュは交換不要でした。その他の状態も素晴らしく極上フォークです。トップヨークのハンドルバーマウント部分はほとんどの車両がそうである様に少しだけ傾いていましたので、いつもの様に治具と力を使用して修正済みです。ボトムのアクスルシャフト部分もチェックしましたが傾き無しでOK。明日、ボトムヨークの歪みをチェックして組立てを開始します。
P6200010P6200011P6200012









P6200009 スクールの合間には1966年トライアンフT120Rの歪んでしまっていたキャブレターを取り外して、修正まで終わっています。取り付け方法も含めて改善します。

 最後にお知らせです。商談中でした委託販売車両の1959年トライアンフ6Tですが、本日売約済みとなりました。ありがとうございました。

諸々到着。

 蒸し蒸しして気持ち悪いのでエアコン全開の中でブログを更新中です。本日は新たな委託販売車両である1959年トライアンフ6Tと来月以降にフルOHに着手する1967年トライアンフT120Rが到着しました。委託販売車両の方は既に商談中です。T120Rはオーナー様が純正パーツ一式をお持ちですので、純正仕様に戻しつつフルOHする予定です。※1971年BSA B50T・1962年ノートン650SS・195?年トライアンフT120の3台は引き続き委託販売中です。
P6180009P6180007







 そして、燃料タンクとフェンダーの塗装+修理のご依頼も頂きました。別体トラ6Tで、純正のゴールドに塗装します。が、その前に色々と修理が必要です。現状では全貌が見えませんので、先に外注で全剥離を既にお願いしました。修理はそれが終わってからです。タンクは難航が予想されます。
P6170011P6180002P6180003P6180004P6180005P6180006









P6170006 残りのパーツも続々と到着しています。これをもってお客様への発送を待っていたものがとりあえず揃い、発送まで終えています。少しホッとしました。ご注文を頂いたパーツを発送出来るまで、実は結構モヤモヤしているものなんです。一部をご紹介しておきます。





 どなたですか?こんなカムシャフトをぶち込む方は。これまで以上に激しい走りでお願いします。とにかく久々に取り寄せましたが、その値上がりぶりにビックリしました。愛用しているBDバルブは在庫補充しましたがまた足りなくなりました。BSAお取り寄せ分は、見事にスプロケットの丁数が間違っていて撃沈です。携帯用タイヤインフレーター(空気入れ)は、お客様分の取り寄せと同時に在庫分も。リジッドフレームトラのチェーンガードにピッタリのタイプです。限定1本です。
P6170009P6170008P6170007P6180001







 1955年トライアンフT110の修理も進めています。ロッカーボックス以外の腰上準備を終えました。これにまた大苦戦です。プッシュロッドチューブのオイルシール(パッキンでは無いです)選定も完了していますので、その様子はお知らせも兼ねて後日ご紹介します。スクールでフルOH中の1962年トライアンフT120Rの外注ウエットブラスト一式も戻って来ました。こちらもここからがスタート、色々と修理が必要です。
P6180023P6180015P6180016






 そんな感じで、長い営業時間の一週間がまたあっと言う間に経過し、明日はもう定休日です。土曜日と日曜日は連続でスクール、ご来客の予定もあります。合間には1955年T110の作業も進めなければいけません。体力回復の為、明日はゆっくりと身体を休めて土曜日からに備えたいと思います。ちょっとお疲れモードです。

おっさんの必須アイテム。

P6160001 ジム筋トレに行くのは決まって朝一です。しかし朝から重りなんか挙げたくないんです。そこで、ジムに到着する前にレッドブルを飲み干して、起きてすぐに飲み始めるBCAAとクレアチン入りポカリをこまめに飲み続けます。それでも復帰数回目の本日は完全に足踏み状態でした。ベンチプレスも100kg×10回がやっと、3セット目では7回しか挙がりませんでした。3ケ月のブランクは痛いなぁ。





 本日は1962年トライアンフT120のスクールでした。前後輪の作業です。ブレーキパネルと交換するタイヤを取り外しました。ブレーキライニングは化石です。リアブレーキドラム&スプロケットは固定ボルト8本が外れかけていてカタカタしていましたし、スプロケの山もかなり低くなっていました。
P6170003P6170002P6170004







 色々と問題が起きていた前後ハブのベアリングを新品に交換し、リムやハブも出来る限り綺麗にしてもらいました。最後にスポークのチェックです。フロントは完璧で振れも0.1mm以下、こんなの初めてでした。しかし、リアはスポークゆるゆるのブレブレでした。オフセット値を確認後に説明しながら生徒さん自ら振れ取りにチャレンジしてもらいました。歪んだリムに苦戦しながら、何とか0.2mm以下位にまで収まっています。次回は今週土日の連続スクールです。
P6170004P6170005P6170010







 こちらは1955年トライアンフT110シリンダーバレル、タペットガイドブロック取付けの様子です。摩耗していたガイドブロックとタペットは新品を使用しますが、まずはこれらの基本的な修正からです。そして、そのままだと嵌め代が4/100mm以上もあったシリンダー側の穴をリーマーで修正して5/1000mm程度にしました。更に今回は新品シリンダーもガイドブロックも何かと相性が悪く、元々のシリンダーやガイドブロックと比較検証しながら新品ガイドブロックを大幅に加工修正しました。辻褄も合い、無事に取付けが完了しています。
P6160008P6160005P6160007P6170012






 本日も海外からパーツが到着し、明日の到着分を持って一通りの入荷と発送などが終わります。実はまだ3箇所ほどからの到着を待っているのですが、こちらはまだ時間が掛かりそうです。明日は車両2台の到着も予定しており、まだまだ忙しくて素敵な日々が続きます。

続くパーツ入荷。

 本日も英国からのパーツ入荷ラッシュです。しかし、相変わらず送料が高い(涙)。先ほど何とか対応がほぼ終わりましたので、一部をご紹介しておきます。
P6160009P6160011P6160003







 修理では何度かお世話になったBT-Hですが、ほぼ10年振り位にマグネトーを取り寄せました。オリジナルマグネトーのOHに時間がかかる状況ですので、1個は当店の在庫分です。LUCASのK2Fパクリボディータイプです。旧タイプではCDIモジュールが内蔵されていましたが、外付けになり壊れた際の修理も容易かと思われます。一部をすでに発送してしまい数が減りましたが、ラバー類・ガスケット類の在庫を補充しておきました。
P6160004P6160012P6160018P6160014







 エンジン関係、トランスミッション関係のパーツも在庫補充です。初めてまじまじと確認した新品別体トラ650用シリンダーバレルは貫通タイプでした。しかし、同業者に確認すると違った様で謎が深まりました。BSAのテイクアウト不倫グルメも出揃って来ました。やはりBSAのパーツを出来るだけ安価に搔き集めるのは大変です。高くても良いのであれば割と簡単なのですが。
P6160016P6160017P6160019






 車体関係のパーツも大量に入荷しています。よそで欠品続きのパーツも数種類何とか確保しました。現在修理中の1966年トライアンフT120Rに使用するチェーンガードも到着しています。このチェーンガード、昔はそんなに高いイメージがありませんでしたが最近は少し高額です。新品パーツが高いとインチキが起きる温床になってしまいます。
P6160013P6160020P6160015







 こちらは1955年トライアンフT110のシリンダーヘッドです。シートカットの外注から戻って来ていますので、諸々の確認事項を終えてバルブスプリングを組み込みました。マニフォールドスタッドボルト上側2本はロッカーボックス内と貫通しているのでねじ山のシールが必須なのはいつもの通り。元々のスタッドボルト・ナット自体が修正後に使えない事が判明しましたので、急遽新品に交換してあります。この後、新品シリンダーと新品タペットガイドブロックの組み合わせに久々に大苦戦。無事に解決したのですが、作業途中のパーツ入荷でまだ終わっていません。
P6160001P6160002P6160007







 明日以降もパーツが続々と到着予定ですが、明日は夕刻まで1962年トライアンフT120のスクールも行います。朝一でジム筋トレにも行く予定で、どんどん自分を傷めつけようと思います。

英車パーツ販売業。

P6140006 当店では開業以来、積極的に英車の新品パーツを輸入・販売しております。一時期は毎日夕刻までその対応に追われ結果的に利益が出なくなる状況でしたが、ここ最近は国内の事情も変っていますので落ち着いています。以前からお客様にショッピングカート付きのパーツ販売ウエブサイトを開設する様にとのご要望が多かったのですが、とても無理です。パーツ販売は毎回細かい情報を確認させてもらわないと、即トラブルに繋がります。また、そもそもがサイズ等があいまいな英車用の新品パーツですし、明らかな不良品も多いです。その他の特殊で様々な事情が重なり、適正価格で販売しようとするとパーツ販売はそんなに利益が出ないのです。笑顔になる様な利益を出そうと思ったら、パーツ販売に特化して店舗も縮小するなどしてランニングコストを下げる必要がありますが、修理もしながらパーツの品質確認や知識・情報のアップデートをし続けないと適切なパーツ販売が出来なくなります。

 誤解の無い様に書いておきますが、パーツをお買い上げ下さるお客様には感謝の気持ちしかありません。メールで連絡して細かい確認などをされる面倒な方式である当店のパーツ販売をご利用下さりありがとうございます。海外のウエブサイトからパーツを購入されるのも楽しいでしょうし、国内でももっと買い易いお店から購入されるのも楽でしょう。英車の楽しみ方が人ぞれぞれなのと同じで、維持には必須であるパーツ入手の仕方も人ぞれぞれです。皆さんが英車をお楽しみになるのが一番かと思っています。そんな中で、当店からパーツを購入したいと思われる方が少しでも増える様にこれからも適正価格・納期と常識的な対応をモットーに努力し続けます。画像は英国から昨日到着したパーツです。本日も到着していますので、これまでに到着した分を少しご紹介しておきます。


 緑箱から赤黒箱にコンバートされている最中のLUCAS製パーツを中心に電装系のパーツを在庫補充です。よそから来ていた旧LUCAS製品はもうほぼ入手できなくなりました。今回は、小加工でPAZONにも使用出来るというK2F型ハウジングを初めて仕入れてみました。高い。その他ラバー製品なども在庫補充です。
P6130016P6130017P6130018






 英国製の新品シートとシートカバーキットですが、久々に発注したらカバーキットが高くなっていてビックリしました。ノートンシングル用やBSA用のテイクアウト不倫グルメも沢山入荷しています。
P6140011P6140013P6130021







 欠品が多いのでいつもハラハラするベアリング類も一部の除き在庫補充、便利なトラのインターメディエットギアスピンドルのオーバーサイズなども在庫補充しました。英国製の別体トラ用フロントフェンダーやステー類などはテイクアウト不倫グルメです。粗悪なインド製ではありませんが、これがそのまま使えるかどうかはわかりません。
P6140014P6140015P6150002P6150003







 トラのトランスミッション系パーツは在庫補充、その他ケーブル類などはテイクアウト不倫グルメが中心です。一部画像を撮り忘れてしまいましたが、以上です。どこも送料が高くなっていてちょっと困りました。しかし、こういう状況で発送してくれるだけ有り難いと思って我慢しましょう。明日以降も大量の税金を支払います。
P6130019P6130020







 こちらは1966年トライアンフT120Rの様子です。少し時間がかかるであろうタンクの外注塗装に出す前に、点火コイルの取り付け方法変更と位置確認を行いました。オーナー様ご希望の布巻HTケーブルも装着済みです。この為だけに何度も燃料タンクを脱着します。無事に外注依頼まで完了していますので、スクールと1955年T110の作業と並行して進めます。
P6150001P6150006P6150005P6150004






 今現在は、1955年T110の作業を進めながら今回最後のパーツ発注準備・発注をしています。海外取引先の在庫車両にも動きがありますので、ボチボチご紹介予定です。

レストレーションスクール。

 あくまで趣味の為のただの英車レストア学校です。1962年トライアンフT120は二日目の様子です。昨夜溶接延長したプロップスタンドを生徒さんが仕上げました。ちょっと失敗でしたので手直しして、装着確認したところ。良い角度になりました。続けて前に行き過ぎるセンタースタンドも肉盛り修正です。こちらも生徒さんが調整しました。アソコが着地しているのは前に行き過ぎているサインです。プロップスタンドも追加で肉盛りし、畳んだ時が良い塩梅になる様にしました。
P6140001P6140002P6140003P6140005P6140004







 続けて一気にフロントフォークを取り外し&分解、フレームも分割してガタのあるスウィングアームを取り外しました。ピボットシャフトは油圧プレスでグイグイです。とにかくとてもコンディションが良くただ摩耗しただけの車両です。完全に当たりかと思います。時間までフレームの清掃やステアリングヘッドベアリングレースの交換まで終わらせました。次回は、水曜日と来週末の予定です。
P6140007P6140008P6140009P6140010P6140017








 私は生徒さんが洗浄や分解などをされている最中に、1966年トライアンフT120Rに使用する燃料タンク内部の最終洗浄を終わらせました。ここ最近やった中では一番きれいになったかと思いますが、とにかく時間が掛かりました(涙)。英国からはパーツ第二弾が到着し、生徒さんがお帰りになった後に検品や計算、取り寄せ分の対応まで。
P6140006P6140017






 本日もおじさんはクタクタであります。バタバタしてやっているので、くだらないミスも数発。お問合せやパーツ販売の対応も先ほどほぼ終わりましたので、帰ってアルコールを摂取して寝ます。

赤黒へ。

 本日より二日間は1962年トライアンフT120のスクールです。まずはウエットブラスの外注から戻って来たシリンダーヘッドから。古いバルブガイドを専用工具で抜き、計測しました。幸い状態が良く、ヘッド側を軽く修正しただけでSTDサイズの新品ガイドを無加工で使用出来ました。新品ガイドは圧入前に旋盤で内径を拡大して、専用工具で圧入です。最後にリーマーで再度微調整して完了、と行きたいところですが。最後に加熱して冷やすを数回繰り返して落ち着かせてから、再度調整しました。
P6130001P6130002P6130003P6130006






 次はこちらも外注のガンコートが終わったシリンダーバレルです。使用する新品タペットガイドブロックと比較計測しました。シリンダー側が若干楕円でしたので、嵌め代の調整をしつつ真円にリーマーで修正しました。新品タペットもガイドブロックをバリを取ったりしながら調整完了です。これで内燃機加工依頼第二弾が完了しました。
P6130004P6130005P6130007







 そして車体に取り掛かりました。まずは前後フェンダーなどを取っ払いタイヤがそれぞれセンターに来ているかどうかのチェックです。この車両、あまり過去の作業歴が無い様で非常に状態が良く前後輪共にどセンターに居てくれました。
P6130008P6130011P6130012







 問題は、前に行き過ぎているセンタースタンドと傾き過ぎていて使えないプロップスタンドです。センタースタンドはストッパー部分を肉盛り溶接して修正する事とします。プロップスタンド、特にデュープレックスフレームはラグが弱い印象です。今回も少し曲がってしまっている様ですが、スタンド側で調整します。いつものマシリト方式にて延長する長さを確認したら、純ニッケル棒で地獄の肉盛り溶接です。このブログを書いている現在も、生徒さんが仕上げの真っ最中です。明日に続く。
P6130013P6130014P6130015








P6130016 うっかり全体の画像を撮り忘れましたが、英国からは早速パーツ第一弾が入荷しています。緑色LUCAS箱から大昔の赤黒LUCAS箱へと無駄な変貌を遂げている電装パーツなども沢山入荷しています。本日は検品などで精いっぱいでしたので、明日以降一部をご紹介します。

 これから仕事を切り上げて、塾に娘を迎えに行ってきます。明日も夕刻までスクールです。

リムを売りたい夜。

P6110007 ついに梅雨入りしたここ熊本地方です。そんな中、コロナの影響でたった一人で対応している英国の担当者からリムの件で連絡が入り、正式にディスカウントしてもらいました。少し前に間違って送られて来た英国製の新品ステンレスリムです。別体トライアンフのシングルサイデッドハブ(片ハブ)用の19inです。ワッセル製ではありません。限定1本のみ、税込み価格1万円で日本全国送料無料で発送します。どなたか買って下さい!





 1966年トライアンフT120Rは御見積りをオーナー様がご快諾下さり、本格的に作業を開始する準備を行いました。電装系の配線や交換するケーブルの一部などを全て取っ払いました。ちょっと気になっていたキャブの蓋のチョークホールブランキングプラグ、出来ればきちんとしたものに交換したいところですが、画像の通りもう元には戻せません。出来る事と出来ない事をしっかりと判別しながら進めて行く予定です。
P6110001P6110002P6110003P6110005P6110006








 こちらは1955年トライアンフT110のクランクシャフトです。ビッグエンドジャーナル以外はフルコースでの外注修理が終わっています。バランス率が大きく狂っていましたので、下側の穴は埋められています。コンロッドをナットの締付けトルクを管理して取り付けたら、ドライブサイドのローラーベアリングを嵌めます。ヒートガンでチンチンにしてスポリと嵌めてあげます。ギアボックスの作業を今進めると中途半端になってしまいますので、引き続きシリンダーとシリンダーヘッドの方を進めようと考えています。
P6110008P6110009P6110010P6110011






 恐ろしい事にもう定休日前になってしまった本日も沢山のパーツを発送しました。そして、英国に大量に発注したパーツ達は続々と発送されていて、早いものは週末に到着しそうです。数カ所分は同時に来そうな感じで怖いです。土曜日から二日間は、福岡からの生徒さんのスクールです。明日もちょっと準備をしてしっかりと備えます。

ハズレた。

P6100005 昨夜の熊本地方は強風が吹き荒れました。今朝、出勤すると見事にユニオンジャックの紐が千切れ外れていました。慌てて修理しましたが、やはり半年位でいつもダメになりますね。今日の午後から雨になる天気予報はハズレでしたが、明日からは大雨になる様です。梅雨も夏も嫌いです。





 1962年トライアンフTR6SSは無事に継続検査を終えました。最後に綺麗に掃除&ポリッシュして、雨も降らないので試乗確認も再び行いました。雨の前に勢いで陸送業者さんのデポにまで持ち込み青森までの発送手続きが完了しました。遠方よりご依頼下さり誠にありがとうございました。
P6100001P6100002P6100003P6100004







 本日も驚くほど沢山のお問合せやパーツのご注文を頂きました。ありがとうございます。気合で追加発注や複数の御見積り作成、パーツの発送などを全て終わらせました。これで明日から作業に集中出来るかと思います。そんな明日ですが、月一の経営コンサルの日です。オープンは定時よりも遅れて13:00前を予定しております。宜しくお願いいたします。

ツナギからツナギへ。

もう梅雨入り間近、試乗などが制限されて面倒な時期です。同時に雑草も元気になる時期、店舗前で急成長を遂げていた大量のハーブを除去しました。午後から雨の予報でしたので、慌てて1962年トライアンフTR6SSの最終試乗チェックも行いました。
P6090003P6090002








 1966年トライアンフT120Rも御見積りの作成に必要だった確認事項をチェックしました。ステアリングヘッドベアリングは調整のみで大丈夫でしたが、ブレーキパネル部分は修理が必要です。今回は、スウィングアームピボットの修理も行う予定です。その前にセンタースタンドを新品に交換しました。取り外す際に再利用する筈だったピボットボルトがダメでなかなか外れず、30分以上掛かりました。スプリングも正規のモノにして取り付ける訳ですが、いつもの通りなかなかの地獄でした(涙)。これでリア周りの作業も楽に出来ます。
P6090001P6090006P6090005P6090004P6090009






 使用する燃料タンクも第一回目の処理が完了です。手作業による内部の処理やキャップ口金部分の修正も終わっています。現在は、最終内部処理中です。燃料タンクの準備はいつも時間が掛かります。
P6090007P6090008








 私は普段の仕事中に一年中ツナギを着ています。そんな私がプライベートで着るツナギがあります。一つはアメリカ製の30s?40s?の白で、もう一つがイギリス製の50sです。そのイギリス製と全く同じモノをイギリスの変態ショップで見つけたので、買ってしまいました。全く同じタイプ・年式の納入メーカー違いなのですが、バキバキのNOSで大興奮です。ツナギからツナギへ着替える私のテンションが少し上がりました!
P6090010P6090011P6090012







 本日も有り難い事に沢山のお問合せに対応しつつ、作業を進めつつ、パーツ発注作業も進めた大忙しの素敵な一日でした。パーツ発注はとりあえず来週のAMALを残すのみです。カードの請求が恐ろしいです。

虫殺し。

P6080009 今朝は復帰2回目のジム筋トレに行って来ました。相変わらず人は少なし。チェックリストの記入と検温・消毒を経て入場し、器具も使用する度に消毒するのですが、もちろん有酸素マシン使用時以外はマスクが必須です。マスクをしながら筋トレするのは生まれて初めてな訳ですが、これがなかなか苦しいです。ベンチプレスはとりあえず120kgまで、下半身もレッグプレスは180kgまでと慣らしメニューをヒ〜ヒ〜言いながらこなしました。現在は、店内を少し暗くして事務作業の真っ最中です。大量パーツ発注第一弾などを終わらせ、これからは御見積りの作成です。夜になると涼しいのでエアコンを消す訳ですが、窓を開けていると困るのが虫の飛来です。これからはエアコン稼働中も窓を開けて換気する夏が訪れますので、虫殺し的な商品が爆発的に売れるのでしょうね。ウチも店舗入口に電気でバチバチ的なヤツが欲しいです。誰だ!LEDには虫が来ないと教えてくれたヤツは。そう言えば正の走光性って習ったな。



 1966年トライアンフT120Rは続きの作業です。燃料タンクを治具として使用し、フロントブラケットの位置を決めてタック溶接、再度確認後に本溶接して補修ペイントまで完了しました。フレーム後側も雌ねじが終了していましたので、治具を使用してヘリサート加工済みです。この部分、修理した事がある方ならばご存じの通り、焼きが入っていて結構大変です。きちんと修理するなるとと色々と苦労します。誤魔化すと後の作業者やオーナー様が苦労します。
P6080001P6080002P6080005P6080003P6080008







 純正のスタッドボルトはどうも具合が悪いので、いつも製作しているスタッドボルトも完成しました。現在は、ケミカル満タンで錆取り&漏れチェックの最中です。以前にガソリンを入れて使用されていたタンクですので大丈夫かと思いますが、1963年T120で大損害だった暗い思い出が蘇って来ます。
P6080006P6080007






 もう1台素敵な委託販売車両が出そうです。正式に決まりましたら、このブログでご案内予定です。

パーツ発注を開始します。

P6070001 本日は日曜日では珍しく沢山の方がご来店下さいました。誠にありがとうございます。約半年前にフルレストア後に納車した1953年トライアンフ6Tは、オイル交換でご来店です。納車後初ですので、簡単な調整なども行っています。綺麗な状態を維持して頂いて大変嬉しいです。





 こちらは修理御見積り作成の為に、諸々を確認中の1966年トライアンフT120Rです。まずは交換する燃料タンクマウントボルト部分をヘリサート加工しました。規格は5/16inBSCです。そして、もう一つユニットトラ650用の燃料タンクを持って来て、本当にフレーム側ブラケットの位置がおかしいのかを確認、やはりおかしい事が確定しました。過去に溶接し直されていますので、車体側を養生した後に溶接部分を削り取って切り離しました。
P6070004P6070003P6070002







 ブラケット自体は中期型まで用で、使用するタンクは後期型です。両方で使える様にブラケットの穴を長穴に加工しました。後は、タンクを治具にしてベストな位置へ溶接し直すだけです。そこで初めて燃料タンクの内部処理などを開始出来ます。まだまだ問題箇所が山積みです。いかにオーナー様ご希望の内容を無駄なく一気に改善出来るかが課題です。スクールや他の車両の作業なども沢山ありますので、よく段取りを考えます。
P6070005P6070009






 そして、本日も沢山のお問合せやパーツのご注文を頂きました。誠にありがとうございます。明日以降、英国の最大7カ所へパーツ発注を行って行きます。パーツ発注もメーカー欠品などが多いので、うまく発注順番を考えて出来るだけ安く・早く、欠品を少なく多くのパーツを取り寄せられる様に段取りする必要があります。結構これが大変なのですが、もう15年位やっていますので熟練しています(笑)。しかし相変わらず相手が手強いです。

久々。

P6060002 昨夜はかなり久々に家族で外食しました。混んでいたら止めようと思っていましたが、見事にガラガラで安全でした。しかし、これでは飲食店が持ち堪えられません。これからも少しずつ様子を見ながら日常を取り戻していきたいと思っています。

 こちらは本日のみスクールの福岡からの生徒さん、車両は1962年トライアンフT120です。久々にスクール生徒さんの作業段取りを考える日々です。まずは旋盤も使ってクランクシャフトの徹底洗浄をしてもらいました。最後に微妙だったTSメインジャーナルのチェックをすると、ベアリングの個体差がうまくいって修理不要でした。ラッキーです。



 お次はコンロッドです。古いスモールエンドブッシュを取り外して計測しました。状態良好で、上下方向に5/1000mm程度楕円になっているだけでしたのでSTDサイズブッシュをそのまま使えました。内径を調整後に、傷消しポリッシュまで完了しました。これでクランクシャフトの内燃機加工依頼準備OKです。最後にINマニフォールドです。本体は再めっきを依頼しますので、その前に加工しました。使用するコンセントリック928に合わせて内径を旋盤で拡大、ねじ山の修正とバランスパイプねじ込み部分の加工、面修正も全て完了しました。本日の予定を全て消化しました。次回はまた来週です!
P6060001P6060003P6060004P6060005








 同時に1966年トライアンフT120Rの修理御見積りを煮詰める為の作業を進めています。使用する中古燃料タンクなどの準備です。修理済みの様でしたので安心していた前側スタッドボルト部分、ただロックタイトで固められていただけで修理が必要でした(涙)。本日は、確認作業が全て終わらず明日以降に持ち越しです。
P6060006P6060007





 もうすぐ、こちらもかなり久々にBT-Hマグネトーへ発注する予定です。取り寄せご希望の方はお早めにお知らせ下さい。1971年BSA B50T・1962年ノートン650SS・195?年トライアンフT120の3台も引き続き委託販売中です。宜しくお願いいたします。

パンク寸前。

 本日もパーツのご注文やお問合せを沢山頂きました。誠にありがとうございます。昼過ぎまで何とか最初の対応を終わらせて、月一の試乗確認です。スクール生徒さんの1954年トライアンフTR5と海外赴任のお客様からお預かりしている1953年トライアンフ5T。スクールは7月に再開予定ですので試乗確認はとりあえず最後です。どちらも絶好調ですが、5Tはステアリングヘッドベアリングを調整した方が良さそうです。返却前にはやります。
P6040005P6040008












 新たに修理でお預かりした1966年トライアンフT120R、御見積りを煮詰める為に試乗・確認です。ご依頼下さり誠にありがとうございます。その前に大きく狂っているスロットルケーブルの同調取りやスローのセッティングを行いました。ステアリングヘッドベアリングとスウィングアームのガタがかなりありました。ある程度の線引きをした上で、オーナー様が安全にある程度気持ち良く乗れる様な修理プランを立てます。
P6040001P6040002P6040003P6040004







P6040015 夜には使えないので交換する燃料タンクの確認や、どこまで調整で行けるかの確認を行いました。その間にも続々とお問合せが入りましたので対応しながら。なかなか厳しいのですが、せっかくのトライアンフですので出来る範囲で何とかしたいです。





 こちらは修理が終わった1955年トライアンフT110の燃料タンクです。燃料タンクの修理は、飾り類を取り付けるまでなのですがコレが結構大変でドラマを生みます。取り外す際に判ってはいたのですが、色々なモノが普通に装着出来ませんでした。タンクバッヂのいつものごとく穴を拡大してありましたので、当店で在庫している様々な5BAのねじが唸りを上げました。やっと終わったと思ったら、古いニーグリップラバーが限界でポロリして膝から崩れ落ちました(涙)。
P6040009P6040010P6040013







 ラバーと同時にせっかくですからねじも新調し、全ての作業が終わりました。バッヂも時計修理人のジョンさんが綺麗に塗ってくれました。
P6040011P6040012P6040014







 平日は営業時間が長い当店、本日もほぼノー休憩のノー飯で突っ走りましたが、あまりの忙しさにおじさんは身体も脳みそもパンク寸前です。しかもジム筋トレの筋肉痛がピークです(涙)。明日は早くも定休の金曜日ですので、やっくり休んで土曜日からまた頑張ります。そんな土曜日は1962年トライアンフT120の生徒さんが一日だけスクールです。これから残りの頂いているメールに返答して帰宅します。
アクセスカウンター
  • 累計:

Archives
最新コメント
プロフィール

栗崎 宏
英国製クラッシックバイク専門店TRAVIS CYCLES代表。
所在地 〒860-0826 熊本県 熊本市南区平田1-8-9
電話・FAX 096-284-3196
メール traviscycles@tulip.ocn.ne.jp
定休日:毎週金曜日
営業時間:平日11:00〜22:00 土日祝祭日10:00〜19:00

記事検索
  • ライブドアブログ