TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にてトリニティースクール(既に閉校しました)の姉妹校としてだけでなく、ブリティッシュクラシックバイクの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズです。

し、知らなかった。

アイフォン召辰董屮謄鵝廚覆鵑任垢諭C里蕕覆った...「エックス」だと思ってますた。そう言えば誰かと話していた時に私が「エックス」って言っていたら、やんわり「テン」と訂正してくれていました。てっきりエックスの他にテンがあるのかと思ってましたよ。これを読んであなたも知ったでしょ?そんな訳ないか...。

クラックを発見してしまったノートンアトラスのロッカーカバーを修理した様子です。下準備をして溶接したら、まずは粗仕上げです。IN側の裏も結局1周巻いて肉厚にしておきました。
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次に中仕上げをしたら、本仕上げ・ポリッシュで修理完了です。アルミ粉だらけになって頑張ったとは言ってもOHのついでですし、新品よりも高い修理代は頂けないのが実情です。
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P1170016手元に残っているDSのクランクケースには、ベアリングを装着しました。続けてスタッドボルトなども装着。年明けに戻って来るはずだった内燃機加工がまだですので、出来る事を進めています。








P1170017こちらは単体でご依頼を頂いたトライアンフT140のシリンダーバレルです。上面が歪んでいましたので修正しておきました。しかし、T140のシリンダー現物を触るのは10年以上振りだと思います。






本日は朝からジムで筋トレしフラフラになりながら外注業者さんへ出向きました。先週クラックを発見した1960年トライアンフT120のオイルタンクの塗装をブラストで剥がしてもらいました。現地で現物を見た瞬間愕然としました。ガチガチの真鍮ロウ修理だった上にパテを盛ってあったからです。どんな余計なドラマが待ち受けているのでしょうか。
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生徒さんは遠方の方ですので、こんな事に時間を浪費する訳にはいきません。まずはパテを剥がして現状を確認しておこうと思いました。が、これが曲者でガスバーナーで炙りながら剥がしいくと内部の空洞までぎっちり詰め込んである事が判明しました。泣きながら1時間半ほどかけてこの状態になりました。本当は真鍮ロウを削り取って一から溶接修理しようと思っていましたが、古い折れたブラケットにそのままガッツリ製作したブラケットをロウ付けしてあり諦めました。
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とにかくクラックがあるのはこの部分ですので、浸透液で確認しようと思いました。しかし、周りの飾りとの接合部に浸透してしまい訳が分からなくなり失敗しました。そこで裏側を覗き込んでみると、クラックから浸透したレッドさんがたっぷりといました。しかも手が届く位置にクラックを発見です。ところが手は届いても溶接のトーチはとても入らず、しかも場所がブラケットの端ではなくて内部です、コレ。どうしましょうか?オイルタンクの修理はいつも気持ちが乗りません。理由は苦労するのが分っているからです。丸一日かかるなんて当たり前ですからね。実は今回やる気がありました。いつも裏側の酸化物を巻き込んで溶接部に不良が出来て苦労するのですが、先回の修理でニッケル棒を使うと良い事に気付いたのです。でもコレはちょっと。
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6d048b56数々の委託販売車両に追い抜かれながら現在はバラバラの状態で当店に鎮座している1954年トライアンフTR5です。お問合せは多いのですが、やはり委託販売車両と言えばすぐに乗れる車両が皆さん欲しい訳で...。この車両は途中まで着手したという事で値引きなどもあり、大変お買い得です。今から車両を探して(なかなか見つかりませんけど)輸入してOHするよりも50万円はお得です。当店にて引き続きOHをご依頼される場合やスクールの教材車両になる場合の特別価格です。お問合せをお待ちしております。

ひょんなことから家を買ったお話し

P1170001今日は阪神大震災が起きた日だとニュースで報道されていましたね。私は大学受験の浪人中でセンター試験直前でしたので、とてもよく覚えています。もちろん正直言って他人事としてですが。

全国的にはもう忘れ去られた事かと思いますが、2016年の4月に熊本地震が起きました。私は賃貸の自宅一軒家が大規模半壊となりました。他人事が自分の事になりました。熊本地震では前震と本震の大きな揺れが2回(実際はもっとあったのですが)ありました。前震の際に私は店におり、このブログでご紹介しました通り店が大きな被害を受けましたが自宅は大丈夫でした。ところが、本震の際に妻の両親も呼んで家族で居た自宅が大規模半壊となってしまいました。今度は逆に店は大丈夫でした。どちらも震度7だとの事ですが、本震は前震とは比べものにならない位の大きな揺れでした。震度の設定が7までしかないのは後から知った事です。不幸にも自宅などが倒壊したりお亡くなりになった方もいらっしゃる中で、私も家族も怪我が無かったですし、店の建物が倒壊しなかった事は本当に幸せだったと思います。

熊本地震では発生した時間帯が幸いした事もありますが、阪神大震災や東日本大震災の教訓が様々な部分に活かされていて、揺れが大きかったわりには火災や建物の倒壊が少なかったのではないかと思われます。ただ、あまり報道されていない(出来ないのかな?)かと思いますが大型ショッピングモールのほとんどは内部が全滅しています。もし営業時間内でしたら多くの被害者が出ていたと想像されます。1階が潰れてしまったマンションや、完全に倒壊した大型店舗やビルも多数見かけました(今でも多くの幽霊マンションやビルが残っています)。もちろん、私の自宅も含めた旧耐震基準で建てられた住宅は大きなダメージを受けた訳です。一番被害が大きかったと言われている益城町に行った時は衝撃を受けました。木造の住宅だけでなく、鉄筋コンクリートや鉄骨の建物が信じられない壊れ方をしていたのです。同時に気付いたのが、同じ土地に建っていて築年数も変らないのに全くダメージを受けていないであろう建物と激しくダメージを受けた建物が存在する事です。

私は脱サラした時点で自宅を買う事は一切頭になく、賃貸派でした。そして、古くてもボロくても良いから広くて安いリフォーム済み一軒家が好みで、実際にお気に入りに物件に辿り着いて暮らしていた訳です。しかし、この考えは地震を機に一変しました。最低でも最新の耐震基準で建てられた建物に住まないと、自分ばかりか家族の命を守れないという事実に気付いた訳です。

地震後に実家や店の2階へ家族で寝泊まりしながら、すぐに賃貸の物件探しを始めました。ですが、物件が無いどころが営業している不動産屋さんすら見つけるのに苦労する有様でした。幸い閉まっていた不動産屋さんに無理矢理お願いして、何とか家族と猫で暮らせるマンションを借りる事が出来ました。ボチボチ他の賃貸物件でも探そうと思っていましたが、今現在でも極端に物件が少ないのですから見つかる訳がありませんでした。

話しはまだその前に遡るのですが、グチャグチャになった自宅を片付けながら生まれて初めて真剣に「自宅を購入する」事について調べ出していました。大規模災害後に自宅を購入する際に優遇される様々な条件についても知る事が出来ました。そして少し落ち着いた段階で決めたのです。「今、自宅を買うしかない。」と。私は決めたら早い方です。すぐに動きました。とは言っても家を建てた事も土地を買った事も無いので、とりあえず再開した初日の大型住宅展示場に家族で行きました。そこに居たのはウチともう一組だけだったのをよく覚えています。あんな時に家を買う事を決めてすぐに動いた人は少なかったのだろうと思います。特に住宅ローンを組めるのかどうかさえ怪しかった私みたいな人間は(笑)。ここから私は猛烈に家について勉強し始めた訳です。急いで書いている上に文才も無いので相変わらずの文章でアレなのですが、続きは何回かに分けて書いて行こうと思っています。

画像は70歳過ぎの私の親父が嘘の様な距離を走破しているモールトン用のタイヤなどです。買ったのが何本目なのかはもう分りません。



1939年トライアンフ5Tスピードツインの様子です。今回の犯人であるピストンリングをよく観察した後に取り外しました。幸いこのピストンを使用した後に在庫補充で仕入れたピストンASSYに、単体では手に入らないタイプのピストンリングが装着されていました。奪いました。これが2回目です。ちなみにこのリングが単体で手に入れられる様に英国の仕入れ元と交渉中です。今回は諦めずに多くの人を巻き込んで激しく粘っています。
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既にシリンダーまでは装着済みです。不良でありません様に。来週になってしまいますが、一気に組み上げてしまう予定です。
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明日は朝一でジムに行ってから外注業者さんに寄って出勤します。今日はもう少し仕事して早めに帰宅しようと思います。

諦めました。

1939年トライアンフ5Tスピードツインは再び10キロちょっとの試乗です。エンジン自体は絶好調なのですが、白煙は止まらず諦めました。そうと決めたらすぐに分解です。この年式で厄介なのは、燃料タップは一つしかなくタンク前側で繋がっている事です。ガソリンを抜かないと燃料タンクを取り外す事が出来ません。
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丁寧に組み上げたエンジンをすぐにバラすのは悲しい事です。こういったやり直しで大切な事は組み上げる際に雑にならない事です。最初に組み上げた以上に丁寧に作業しないと新たなやり直しの可能性もあります。ピストンの上はオイルでビチャビチャです。犯人はピストンリング。現在は英国の供給元に改善を要求中で、長い深夜のやり取りが続いています。
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P1160009本日の作業はここまで。既に大丈夫であろうピストンリングも準備していますので、丁寧に清掃した後はひたすら組み上げる作業となります。








こちらはノートンアトラスのヘッドです。ロッカー位置調整用のシムは到着が遅れました。ぴったりの内径のシムを特注すると超高額ですので既製品を加工しました。このロッカーの位置が個体によって違う原因ですが、バルブガイドだけが原因ではありません。ヘッド内側のロッカーが収まる部分の幅が同じヘッドでも違うのです。ザ・英車って感じです。使用するガスケットはメタフォーム製で、このアトラスをOHした際には存在しませんでした。ロッカーのエンドプレートには正しい分厚い銅ワッシャーと専用ボルトを使用します。ノートン純正パーツでは、このボルトが1/4”20山にも関わらずBSWとUNC両方を供給しているところがにくいです。
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ロッカーカバーのガスケットも便利なメタフォーム製です。EX側カバーを固定するスタッドボルトですが、貫通している部分はねじ山をシールしないとシミジミとオイルが漏れて来ます。このヘッドは4箇所中3箇所が貫通していました。オイルが漏れて来るとどうしても固定ナットを増し締めしたくなるのが人間で、アルミ製のカバーは締め過ぎると簡単に割れてしまいます。ヘッドを載せる際に邪魔なので、ロッカーエンドプレートは仮組みのままでシリンダーヘッド完成です。ではありませんでした。ロッカーカバーを清掃・面修正してポリッシュしているとIN側とEX側にクラックを発見したのでした。これは流石にまだ溶接修理していません。明日にでもやりたいと思っています。
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TRAVIS CYCLESでは、英国製クラシックバイクの車両輸入、パーツ販売、細かい修理からフルレストアまで専門店ならではの内容で承っております。

隠れた素質。

当店ではあまり見かけないタイプのパッケージに包まれた荷物が到着しました。開封すると更に素敵なグッズの数々を発見です。
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グッズのついでに送られて来たのは英国のスペシャリストにOHを依頼するマグネトーでした。私の隠れた素質を見抜いた依頼主様からの素敵なプレゼントでした。もう少し先に英国へOHを依頼する予定があります。便乗されたい方はお早めにお問合せ下さい。




1962年ノートン650SSは最後の試乗と調整です。最後に再チェックと掃除とポリッシュを行い、納車準備完了です。来週には隣県のお客様へ納車です。
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先週英国から到着したパーツの一部をご紹介しておきます。相変わらず発注したパーツの半分も到着しない有様ですが、ここは無くなってもらうと困るのです。前輪しか来なかったAVONタイヤの中に居るのは片方しか送られて来なかったヘッドライトブラケットです。片方だけなら要らないよ。1968年トライアンフTR6Rに使用するグレイトップシートは在庫があって助かりましたが、前後フェンダーの在庫は無く参りました。在庫補充の純正マニュアルや取り寄せ分の7プレートクラッチキットなど。
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コイツも生産し続けてくれて助かるLUCAS K-O-Rのダミーバッテリーボックスは在庫補充です。トライアンフのギアボックスの中身もココが存在してくれていて助かります、在庫補充です。RHPのベアリング類も在庫補充です。
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こちらは以前に少しご案内しましたサドルシートカバーです。LYCETTのバッヂを装着してみました。一番最後の画像は50年代のオリジナルシートカバーですが、オリジナル合皮のシボ感に近い本革で今回製作してもらいました。日本国内にて本革ハンドメイドにて製作してもらいますので価格は安くなく納期もかかってしまいます。しかし、普通に手に入るレプリカシートカバーがあまりに無残ですので、非常に価値があると思っています。
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今回はワッセルで供給されているレプリカのシートベースに合わせて製作してあるラージタイプです。スモールやエクストララージも製作可能です。また、シートベースやスプリング、その取付けボルト類などと一緒にセットで販売する事も可能です。但し、シートベースは多くの車種で特に前側の取り付け形状が違いますのでご注意下さい。今回のシートベースはトライアンフツインなどにはそのまま使用可能です。拘る貴方へ。

本日は自重筋トレデーです。もう一仕事したら筋トレして帰宅します。

ブログ映え。

午前中からスクール卒業生兼在校生が1962年ノートン650SSでご来店です。油圧警告灯用のスイッチ頭からオイルが噴き出したとの事です。スイッチが崩壊した様です。ノートンツイン様に5/16”BSFに加工済みの在庫がありましたので、単純に交換して作業完了です。
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もう1台の1962年650SSも明日の試乗に向けてリフトから降ろしましたので、ブログ映えを意識して並べてパチリしました。ド純正仕様とプチカスタマイズ仕様の62年が2台並びました。良い景色で100万イイネ間違いなしです。
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そのまま1939年トライアンフ5Tの試乗に出掛けた生徒さんですが...しばらく経ってレスキュー要請がありました。「キャブが駄目だ。」との事でしたので、現場に急行すると違いました。プリモノブロックキャブレターでは、走行中にオーバーフローしてプラグがカブってしまう事があります。しかし、プラグを外してみると違いました。キックした感じだと火が飛んでいませんでしたので、早速チェックするとやはり火が飛んでいません。すぐにコンタクトブレーカーのキャップを外してみると火が飛びました。ツインのマグダイノのカバーにはキルスイッチ用のアースブラシが装着されています。原因はキルスイッチでした。配線が外れかけて芯線が接触して火が飛んでいないだけでした。そのまま試乗を続けてもらいました。ですが、やはり白煙は止まりません。火曜日に最終決断をします。
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P1140002こちらはプチ合宿最終日の1960年トライアンフT120の様子です。作業スペースの都合で一気にバラせないのですが、逆にそれを利用して諸々を少しずつ改善していきます。まずは傾いたフロントフェンダーを真っすぐに出来るかを検証しましたが、大丈夫そうです。センタースタンドが大きく傾いている上に後輪が着地する件は、ピボット部分が問題の様でこちらも何とかなりそうです。そして、厄介そうな大きく傾いた前輪問題です。





細かく観察すると、ホイールベアリングのスペーサーリングかアクスルシャフトに問題があると断定してバラしました。やはりベアリング裏のスペーサーリングが嘘で、Fフォークに取り付けると不具合が起きる事が判明しました。
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片側の端が傷んで曲がっていたアクスルシャフトも新品へ交換です。正しいスペーサーリングと新品ベアリングを装着して確認すると、前輪は真っすぐになり位置もセンターに来ました。続けてすぐに取り外してドラム内側の研磨修正を終えて、リムの振れ取りに取り掛かりました。生徒さんにはスポークホイールの仕組みを十分に理解して頂き、出来る限りご本人が行いました。スポークはステンレスのバテッドになっています。
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振れは溶接部を除いて0.1mm以内に収まりましたので、ブレーキパネルの作業です。カチコチになっていたシューは、フローティングタイプの新品へ交換です。ラッキーな事にブレーキカムは新品になっておりパネル側も状態良好、そのまま再利用です。パネルやリム、ホイールトリムのポリッシュも完了しました。
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新品タイヤを装着して、とりあえず前輪を車体に仮組みしました。とりあえず問題解決です。残りはフォーク全体が少し傾いている事とトップヨークのハンドルバークランプ部分の歪みです。フレームも慎重にチェックしましたが、一切の不具合はありませんので、残りは必ず解決してみせます。あっステアリングヘッドベアリングが何故かガクガクのゴリゴリです。
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明日月曜日は1962年ノートン650SSの最終試乗に出掛けます。午後から外出する時間帯がありますので、ご承知願います。

当店のレストレーションスクールには宿泊施設を完備しています。

今日からスクール1960年トライアンフT120の生徒さんは2日間プチ合宿です。まずは外注ものを先にやっつけます。ウエットブラストが終わったシリンダーヘッドは古いバルブガイドを抜き取って計測です。1箇所を除きオーバーサイズガイドの加工が必要でした。
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予め内径を拡大しておいたバルブガイドは、外径の調整も終わりヘッドへ圧入です。その後に加熱と冷却を数回繰り返した後に内径の調整まで終わりました。お約束のクラックが入っていた8本ヘッドですので、定番のスリーブ修理も行いました。実はこの後にIN側バルブガイドが締まっているのを発見し、調整し直しました。もう落ち着いたと思います。
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シリンダーのタペットガイドブロックは新品へ交換する事にしました。交換してあったタペットは再利用です。こちらも計測後にシリンダー側に対して1/100mm弱位の嵌め代になる様に加工しました。これで内燃機加工依頼準備が完了です。
勢いに乗って先に外注依頼モノを準備していきます。再塗装するオイルタンクの洗浄をしようとしたら、下手くそな溶接修理跡を数カ所発見しました。不安なので早速漏れチェックすると分かり易く修理跡から漏れて来ました。一旦ブラストで塗装を全剥離してもらってから修理し直します。これは頭が痛いです。
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P1130005そんな中で英国からはパーツが到着したりしています。本日は定休明けで身体がなまっている中で税理士さんと決算申告の打ち合わせに続けてパーツ対応もありクタクタです。パーツはまた後日ご紹介します。

1954年トライアンフTR5は引き続き絶賛委託販売中です。宜しくお願い致します。

栗子さん。

今朝は下半身と腹筋のパワーアップを実感したジムワークでした。ベンチプレスは現状維持で、やはり週一でこれ以上のパワーアップは厳しい様です。
やって来る筈のオイルポンプが届かないので他の事をアレやコレやとやっていたら、2階のポストに不在票が入っており慌ててJPさんへ連絡しました。到着したのは夜になってからでしたがすぐに交換作業を行いました。1962年ノートン650SSのお話しです。古いポンプからピニオンギアとキーを移植するのですが、古いキーが外れず在庫も無かったので製作しました。
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ポンプの交換が完了したので、ついでにカムチェーンとマグチェーンの張りを確認しておきました。初期伸び無しでした。
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プライマリーチェーンは初期伸び無しでしたが、リアチェーンは伸びていましたので調整です。タペットクリアランスも全箇所変化していましたので、調整完了です。月曜日に最終試乗とチェックを終えたら清掃して納車準備が完了となります。
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土日はスクールですので、その準備も整えて長い1週間が終わりました。
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トラヴィス・サイクルズでは常にレストレーションスクールの生徒さんを募集中です。委託販売車両の1954年トライアンフTR5を教材車両としたフルオーバーホールコースはすぐにでも始められます。詳細はお気軽にお問合せ下さい。これから残りの筋トレをしてから帰宅します。

そういう対象。

夜になって娘から電話があった。明日学校で行事があり「汚れたり破れたりしても良い格好をして来る様に。」との事で「お父さんの変なおじさんがプリントされているスウエットをかしてくれ。」だそうだ。オレのあの渾身のスウエットシャツはそういう対象か。

英国からは少量の取り寄せパーツが到着しました。別体トラデュープレックスフレーム用のUKハンドルバーと別体トラリジッドフレーム用のリアホイールアクスルシャフトASSYなど。スプラングハブではないリジッド用のリアホイールベアリングは、例の高額テーパーローラーベアリングです。それでも手に入るのですから有り難い事です。
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昨夜ギアボックスの不具合を対処したスクール生徒さんの1939年トライアンフ5T、ギアオイルを入れて確認すると勿論OKでした。外はもうすぐ雪になりそうな大雨でしたので、店内で白煙の様子をみました。少しずつ収まって来てはいます。



「晴れた日にもう少し試乗してみて様子みましょうか?」などとオイルタンクにトランスファーを貼って気分を盛り上げました。すると雨が上がって道路が乾いて来たので、寒くて嫌がる生徒さんを無理矢理試乗に行かせてしまいました(笑)。白煙はどんどん減りつつありますが、多分リング交換かなぁと思っています。エンジンは以前と激変して絶好調の様です、白煙は出てますけど。
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明日新品オイルポンプが到着予定の1962年650SSですが、最後のオイル交換に向けてオイルをタンクとクランクケースから抜いておきました。タイミングカバーもぱっくりと開けてポンプの到着を待っています。そして店内のフォーメーションチェンジです。もう少し先に内燃機加工が戻ってくるノートンアトラスがメインリフトに乗っかり、ノートンフェザーベッドツインが久々に2台並びました。
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P1100001好評の12本アソートパックが年末に数セット出て行きましたのでAMALIEオイルも在庫補充です。

お知らせです。明日は朝一でジムに行ったら外注先に立ち寄っての月一経営コンサルを受けに行って来ます。オープンは13:00頃を予定しております。宜しくお願い致します。

0.6mmのイタズラ。

6d048b56まずは最初にお知らせです。ご案内しておりました委託販売車両の1967年トライアンフT120Rですが、本日売約済みとなりました。誠にありがとうございます。レストレーションスクールの教材車になります。画像は同じく委託販売車両の1954年トライアンフTR5(現在はバラバラの状態)です。こちらはまだ販売中です。熱いお問合せをお待ちしております。





スクール生徒さんの1939年トライアンフ5Tは仕上げの作業です。再塗装してもらった燃料タンクが美しいです。シートなども取り付けて一応完成です。ピリオンシートは都合により改めてお披露目予定です。
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P1090005早速、日が落ちて極寒だったのですが生徒さんに嫌々試乗してもらいました(笑)ところが問題発生です。うまくギアチェンジが出来ません。最後はほとんどギアチェンジ出来なくなりました。ガチャガチャと触ってみて何となく原因が判ったのですぐに改善作業に取り掛かりました。





本当はこの手のやり直し作業は駄目です。きちんと確認しながら変な手直しが必要無い様に組み上げるべきなのです。しかし、実際に走行してみないと分らない部分もありたまにこんな事が起きてしまいます。このギアボックス、元々ギアチェンジプランジャーガイドプレートが逆さまに装着されていた上に激しく傷んでいましたので、プランジャーごと新品に交換しました。手である動きを加えながらギアチェンジすると、問題無くギアチェンジ出来る状態でしたので、この新品二つが原因であると断定しました。
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まず、新品プランジャーに問題はありませんでした。頭の中でメカニズムを動かしてみるとガイドプレート内側の間隔が狭いからではないかと思い、他の車両から取り外してあったプレートと比較すると0.6mm狭い事が判りました。すぐに同じ間隔に拡大して装着し仮組みすると問題は解決しました。ただ、もう少し広い方が良さそうでしたので更に拡大しました。この部分、少し広い分には問題無く、かえって都合が良い事もあります。結局0.8mmまで拡大すると更に良くなりましたので、本組みして改善作業完了です。

トライアンフも含めた英旧車は、おおらかな部分とシビアな部分が混在する不思議な機械です。こんな事がある度に勉強になります。先日もそうでしたね。深く考えながら経験を積むとその見極め力やトラブルが起きた際の対処能力も上がります。英車の修理に携わる様になって約15年が経ちましたが、まだまだ経験も勉強も足りませんね。


P1090011OH前はどうしてもオイル漏れが止まらなかったロッカーオイルフィード部分も完璧に改善しました。ところが、一旦は止まった様に思えた白煙がまたもくもくして来て頭が痛いです。圧縮比がちょうど良いのでどうしても使いたいGPM製5T用ピストンのSTDサイズだけに起こるリング不良問題です。もう少し試乗しても白煙が止まらない場合はリングを交換します。

それは置いておいて(良い訳でもありませぬが)、OH前に沢山この車両に乗っていた生徒さんから試乗後に「エンジンが物凄く良くなった!」と言うお言葉を頂けて良かったです。白煙がもくもく出てますけどね!

年末の出血事件。

BlogPaint画像を整理していて急に思い出しましたが、年末に自宅で事件がありました。息子がお手伝いで2階のリビングから1階の玄関にある収納に物を運んでいたのですが、しばらくして階段付近から悲鳴があがりました。それを見に行った妻が更に悲鳴を上げたので私も現場に向かいました。そこには階段の途中で頭から血を出して倒れている息子が居たので、てっきり階段から落ちたのかと思い息子に確認すると......何と息子は自分で締めた収納の引き戸に頭を挟み、フラフラと階段まで歩いて来たそうです。大爆笑しました。自分で締めた引き戸に頭を挟んで出血した人間に初めて会ったもんで。画像は保冷材で自分の頭を両サイドから冷やす息子です。コイツには着ているスウエットの鉄仮面が必要ですね。こんな時でもベイブレードは手放しませんけど。




何かと画像を撮り忘れましたが、1968年トライアンフTR6は外注塗装を依頼するパーツを一つ一つ洗浄・確認・修正していました。ぐにゃりと曲がったフットレストも元通りです。もうすぐ発注したパーツが届く筈なのですが、いまだに返事が無く困っています。
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もうすぐ内燃機加工が終わって戻って来るであろうノートンアトラスのシリンダーヘッドも準備していました。新品スタッドボルトを装着したら諸々の確認をしたバルブを組み込みました。そして洗浄などが終わったロッカーアームを組み込みます。ロッカーフィードオイルラインを変更しますので、ロッカースピンドルはロープレッシャータイプへ交換します。いつもの確認用スポスポスピンドルを使用して、ロッカーの位置を微調整しました。ですが、どうも納得いかずシムを発注しましたので現在は入荷待ちです。
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嬉しい事に本日もパーツのご依頼や車両へのお問合せを複数頂き、御見積りなどに時間が掛かりました。英語が堪能で英車に興味があって少しの知識があり、PCスキルが堪能で見た目が麻生久美子みたいなのに薄給で働く女性事務員が欲しいとです。

勉強になりました。

遠方のお客様の車両が突然調子悪くなったとの事で、キャブレターのみを送って頂きました。どんなに燃料タンクを掃除しても各部にストレーナーが装着されていても、不思議ですがキャブレターに細かいゴミが侵入します。特にプリモノブロックキャブレターはゴミの影響を受けやすい?です。今回は分解・清掃・チェックとフランジ面の修正を行い返送しました。改善すると良いのですが。
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P1070024今日になって急にご来客やお電話、メールが増えました。皆さん本格的に動き出された様ですね。スクール卒業生もオイル交換でご来店です。ただのオイル交換とハンドル短縮の筈だったのですが...勉強になりました。






ハンドルを取り外そうとしたらクランプがトップヨークから抜けません。しかもブッシュが激しく傷んでいましたので少し面倒な姿になりました。ラバーマウントのユニットトラでハンドルが必要以上に(ラバーマウントですので少しは動きます)ガタガタする個体があります。その原因は様々なのですが、今回はガタがあるのでナットを激しく締め込む → ブッシュの金属スリーブが潰れる → 抜けなくなるという悪循環が起きていました。ガタガタしていたのでメタラスティックブッシュも傷んでしまって最悪です。本来はきちんと固定されていた筈なのですが、根本的な原因を探りました。ブッシュは新品に交換です。原因はそのブッシュにありました。生産されたメーカーや時期、ロットにより個体差が大きい英車のパーツは逆にその個体差を利用出来るメリットもあります。ですが、やはり困りものですね。きちんと解決出来、遅くなってしまいましたが卒業生も無事に帰宅された様でメデタシメデタシ。新たな解決策が見つかり本当に良い勉強になりました。
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こちらはどうしても困ってしまう新品サドルシートカバーのお話しです。現在普通に売られているカバーはどれも格好悪くて、車両の雰囲気が台無しになってしまいます。そこで色々とやっています。お願いしていたプロトタイプが送られて来ました。イイ感じです!まだまだ色々と解決しないといけない事がありますので、詳しくはまた改めてご案内します。
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委託販売中の1967年トライアンフT120Rと1954年トライアンフTR5にもメールでお問合せを頂いております。誠にありがとうございます。ここで改めてお願いさせて下さい。お問合せの際には必ずご氏名・ご住所・お電話番号をお知らせ下さい。どうしてもお知らせになりたくない方が多い様ですが、当店では当たり前ですが個人情報を悪用したりしつこいセールスなどは行いません。ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
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1967年トライアンフT120R緊急委託販売。

本日は昼から1962年ノートン650SSの試乗を行いました。流石に山方面は厳しいので、いつもの海沿い世界遺産コースです。ところが、途中で軽い渋滞が起きていて急遽脇道に逸れ山越えの不知火コースへ変更しました。前から一度は通ってみようと思っていたコースなのですが、途中で車両とは1台もすれ違わず、ハイキングのおじさん一人がビックリしていただけでした。ほとんど車が通らないのでしょう、日が当たらない路面にはコケが生えていてビビりました。不知火海沿いに出たら、とりあえず天草に一歩だけ踏み入れ一号橋を渡った後に例の世界遺産で休憩しました。世界遺産の三角西港にはいつも複数の釣り人が居ますが、魚が釣れているのを見た事がないですねぇ。
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P1060023途中で何度か飛び出して来た車にヒヤッとしながら64マイルの試乗が終わりました。今回は後半の信号待ちアイドリング時に油圧警告灯が点灯しましたが、他は何の問題もありません。絶好調です。クリスマス前に注文したオイルポンプがまだ到着しませんが、すぐに交換作業が出来る様にバイクリフトへ車両をセットしておきました。







ここでお知らせです。少し前に委託販売しました1967年トライアンフT120Rは今月中にフルOHに着手する予定でした。しかしフルOHが急遽キャンセルとなり車体もまた委託販売させて頂く事になりました。
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大変お得な価格設定です。当店でのフルOHベースもしくはレストレーションスクールの教材車両に最適です。先回逃した方には再びチャンスです。同じく委託販売中の1954年トライアンフTR5と共にお問合せはお気軽にどうぞ。宜しくお願い致します。

2018年仕事始め。

PC290006新年明けましておめでとうございます。本年もトラヴィス・サイクルズを宜しくお願い致します。このブログも世の中がインスタ主流になっている中で相変わらず続けて参りますので、出来れば毎日ご覧になって下さい。

私は長い休みでしっかりリフレッシュ出来ましたが、表面修理施工不良のソファーをもてあそぶ巨大猫アマゾン(7kgオーバー)の様に太ってしまいました。焦って昨日の朝からジムに行って狂った様に筋トレして来ました。同じ事を考えている連中でジムが溢れかえっていて面白かったです。



途中で店には何度か出ていましたので、安心して出勤しカレンダーをめくっていると溜まっていた荷物がどんどん配達されて来て焦りました(涙)。
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その中になぜかイタリアからの小包があり、開封するとGANDINIのカタログでした。直取引もしていないのにどうしてウチの事がわかったのでしょう??まぁいいです。そんな感じで早速英国への発注2件も済ませて、地味な洗浄作業をずっと行っていました。身体がほぐれて来たところで本日は帰宅します。日曜日からしばらく天気が崩れるみたいです。明日土曜日は1962年ノートン650SSのセミロング試乗に出掛けますので、夕刻まで店を閉める時間帯が多いかと思います。宜しくお願い致します。

大掃除。

PC280001朝から今年最後のジムに行って来ました。ベンチプレスは100kgでセットを組み、下半身もガンガンいきました。そして、このタイミングで体重が減り始めました。ところが正月休みを挟んでしまい、元戻りどころか行き過ぎる事確実であります。残念。そして出勤してパーツの発送を終えたら大掃除の開始です。大掃除とと言っても普段から清掃と整理整頓は徹底していますので、溜まった段ボールと金属ゴミの処理がメインです。今年は途中で処分しましたし、うまく段ボールを運用?出来ましたので大変少ないです。発送用の段ボールが足りない事件などもあり、少し多めの段ボールを2階の倉庫へ確保しておきました。




金属ゴミは途中で処分していた事もあり、120kgしかありませんでした。ちょうど現在のベンチプレスのマックスですね。ハイエースの後ろに余裕をもって積み込めました。カウンター裏の小部屋も整理しました。よく「ここだけ汚ねえな。」とか「ここは一体何なのですか?」と言われますが、パーツ発送用のエース級段ボールや整理袋、緩衝材などを保管しつつ発送準備をするスペースです。バタバタして発送準備をしているとすぐにグチャグチャになるので、整理を諦めているのです。来年はココを綺麗にキープするのが目標です!
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エアコンプレッサーや工作機械類のメンテナンスも終わり、次回の仕事の準備をして仕事納めです。スクール生徒さんの1960年トライアンフT120は、ウエットブラストが終わりましたので少し面倒なヘッドの修理が待っています。ノートアトラスも年明けに内燃機加工から戻って来るでしょうから、先に終わっているシリンダーヘッドを組み上げておきましょう。
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今年もTRAVIS CYCLESをご愛顧下さり誠にありがとうございました。個人的には私生活で大きな変化が起きた年でした。そして、来年はうまくいけば当店が開業10周年を迎えられる筈です。今後も引き続き当店を宜しくお願い致します。

新年は1/5(金)11:00よりオープンです。2018年も皆さまにとって素敵な1年になります様に!

1960年トライアンフT120ボンネヴィル進行中。

今年最後のスクールは1960年トライアンフT120の生徒さんです。遠方からの通いですので、いかに段取り良く出来るかいつも考えています。外注ものを先に準備するのはいつもの通りで、まずはクランクシャフトの洗浄やチェックを行いました。今回もフルコースです。
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細かい計測にも慣れて頂きます。本日はスモールエンドブッシュ入換えの為、新品ブッシュの外径とコンロッド側の内径を比較計測です。無加工で圧入出来ましたので、内径調整まですぐに終わりました。真っ黒で傷だらけだったコンロッドも清掃と修正を丁寧にやり終えました。これでクランクシャフト一式の内燃機加工依頼準備完了です。
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PC270006ロッカーボックスも分解しました。何かと綺麗だったのですが、過去に明らかに新品に交換してあるロッカースピンドルのロッカーボックスへの嵌りが緩い。在庫している新品(メーカーやロットによって外径が異なる)と比較すると明らかに外径が小さいので交換決定です。ロッカーボックス側の状態が悪い場合も含めてこの部分のきちんとした修理は可能です。今回は新品スピンドルへの交換だけで済みますのでラッキーです。





少し時間が余りましたので、車体の残りの作業を行いました。まずは取り外せるものは取り外します。車体側は色々と問題点があります。18inなのに後輪が着地するセンタースタンド。全く使える気がしないプロップスタンド。ハンドルバーが大きく傾くフロントフォークトップヨーク。大きくセンターがズレたフロントホイール。大きく傾いたフロントフェンダー。スウィングアームにガタが無い事だけが救いです。既にご紹介したエンジンやギアボックスも含めて、これが極上と宣伝されていた海外レストア済車両の現実なのです。全て頑張ってきちんと修正します。
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明日は今年最後の営業日です。朝からこちらも今年最後のジムに行き、外注先に寄って出勤後はひたすらダンボールや資源物の処理を行います。本当は床の一部張替えをやりたかったのですが、多分無理ですね。

年末たらい回しの刑。

PC260002本日はスクールの生徒さんがお休みとなりました。今日しかないので休みに書類をかき集めておいた書類を仕上げて、3カ所のお役所に発送しました。要確認箇所が全てにあり、全てのお役所に電話しましたが想像通り...。最初の方に散々説明して繋いでもらった次の方にまた一から説明し、次の方にもまた説明、最後の救世主に救われるパターンを3回繰り返しました。疲れましたけどスッキリです!もうこのパターンはコリゴリですよ。






BlogPaint1968年トライアンフTR6R修理の様子をご紹介しておきます。バラしながら確認・修正を繰り返していましたが、今出来る箇所はほとんど終わっています。曲がったナンバープレートも全く分からない位に修正出来ました。ブラケットも直りました。フェンダーの捻じれも修正出来て一安心です。





心配していたリアフレームも傷が入っているだけでダメージがありません。本当に当たり所が良かった様です。リアショックアブソーバーが文字通りショックを全て吸収してくれました。その他部分も確認しながら取り外し完了です。修正した方が良いものは修正、交換するものは交換します。
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PC260005ところが、リアフェンダーのナンバープレートブラケット取付け部分が割れているのに気付きました。交換しなくて大丈夫とご報告したばかりなのに。ステンレスフェンダーは約1.0mm厚なので弱いのです。ほとんど分からない位に溶接修理可能ですが、ご予算もありますし嫌な思いをされているのでココはスッキリと新品に交換します。事故は保険交渉の段階でも嫌な思いをしますね。私も保険会社との交渉で心の準備が出来ていたとはいえ、多少はムカッと来ました。結果的にこちらの要望通りになったので良いのですが。今年は仕事上ですが他の事故の件で忘れもしない位の嫌な思いをしました。散々心配した挙句、信じられない事をされました。それももう良いです。自分が逆に非常識な事をしなくて良かった。今年いっぱいで忘れて、素敵な新年を迎えたいです。





PC260001ゆうパックトナカイが、楽天サンタからの息子へのプレゼントを今日の夕刻に届けてくれました...。息子がワクワクしながら待っているので、今日は早く帰宅します。

英車パーツの輸入・販売、英車の需要。

PC250001オイルポンプが届くまでに少しでも1962年ノートン650SSは試乗距離をのばそうとしています。本日も試乗です。帰りに寒くて思わずいつものオサレカフェでホットジンジャーレモンを頂きました。年末の大渋滞にもしっかりと巻き込まれましたが、本日は警告灯の点灯も無く試乗を終えました。あまりに気持ち良いノートン、いつか自分も愛車にしたいです。誰かがOHしてくれるのであれば。




PC250002こちらはおそらく今年最後の発送になるのかな?と思いながら準備したパーツです。今年は当店の英車パーツ販売に大きな変化が起きた年でもありました。一番は販売量が減りました。






試乗以降の今日の予定が諸々変更になり、中途半端になってしまったので大掃除に前にやっておきたかった在庫パーツの整理などを行いました。仕入れの度にやっているので大した事では無いのですが気になっていた部分をやってスッキリしました。来年はノートンパーツをもっと細かく整理して少しだけ充実させたいとは思っています。
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ここ最近は日本国内で英車パーツを販売するお店が増えた様ですね。それはそれで選択肢が拡がって良い事だと思います。海外の個人でも買えるパーツショップはほとんどがショッピングカート付きのウェブサイトになっていますし、PAYPALなどで決済も簡単になって来ています。自分で海外からパーツを輸入するのも楽しいとは思いますので、怪我をしたりもしますが(笑)それはそれで英車の楽しみ方の一つかと思います。

明らかに日本国内の英車専門店以外からの受注が減りました。これは上述した事以外に、トライアンフを取り扱ってみて痛い目に遭ったり、一時期のカスタムブームが落ち着いてしまったのが原因かと思います。カスタム志向であろう個人の方からの受注が当店でも明らかに減りましたので。

新たに英車を欲しいと言う方も確実に減っていると思います。ずっと続いたT140パーツの受注が異様に多い時期があり確信しました。英車を欲しいと言う方の中には少なからずハーレーなどに比べて安いからと理由をお持ちの方がいらっしゃると思います。ところが、日本国内で探しても人気の別体トラやユニットトラ650ですら思ったよりも高くなっています。そこでまだ手を出し易かったのがトラT140だったのでしょう。ところが多くの方がご存じの通り今やT140ですら日本国内で価格が高騰しています。数年前までT140は英車の入門車両などと言う方もいらっしゃいましたが、今となっては決してそうではありません。そもそも、真面目にT140をOHしようとしたらディスクブレーキですのでユニット650よりもお金が掛かってしまいます。

T140の次は?と考えるとオイルインフレームのトラ650などかトラカブなどになると思いますが、オイルイン650はスタイル的に敬遠されると思いますし、トラカブも真面目にOHしようとするならばとんでもない手間暇とお金がかかると思われますのでマニア向けでしょう。では、ある程度お金を出しても良い別体トラを買おうと思ったら、想像以上に価格が高い訳です。何が何でも英車が欲しいと言う方以外には厳しいかと思います。

海外で販売される車両も相変わらず数が減り価格も高騰しています。もう50年以上も前の車両なのですから当たり前です。当店では10年弱、海外から車両を100台以上輸入して来ましたが、今年はその数がぐんと減った年でもありました。海外から輸入した車両をそのまま絶好調で乗る事が出来るならば問題無いのですが、そうではありません。どうしても輸入した後に手を入れないといけませんので、更に価格が高くなります。流石に伝え聞くハーレーの価格までとはいきませんが、トライアンフを含めた英車も車種によってはびっくりする様な価格になってしまいます。販売している方が「こりゃ高いなぁ〜」と思ってしまうほどです。

当店で輸入してOHした車両の販売価格ですが、例えば別体トラ650ccだとすると6、7年前と比べ100万円以上値上がりしています。別にぼったくっている訳ではありませんよ。「英車は安い」「カスタムベースに最適」などと言った世間の認識と事実とのズレに今後も苦しんで行くのかと思うと頭が痛いです。ちなみに最近ではそういう方は少ないとは思いますが、ネットや雑誌に書かれている事を鵜呑みにしてはいけませんよ。ご自身のお仕事など専門の分野で考えてみればすぐにお分かりなると思います。このブログもネットですし、当店も稀に雑誌に出たりしましたけどね(笑)。

長くなりましたが、TRAVIS CYCLESでは2018年も英車パーツや車両の輸入・販売を体力が続く限り積極的に行って参ります。宜しくお願い致します。

気まずい。

PC240003非常に気まずいです。楽天と言う名のサンタ組合に発注した息子のクリスマスプレゼントの発送が遅れて、先ほど発送済み通知が来ました。火曜日着予定なので、これからちょっとゴマカシの品を買ってから帰宅します。お客様へ発送の為に久々に取り出したバルブスプリングコンプレッサーの刻印MADE IN NGLANDよりも気まずいです。





1968年トライアンフTR6Rの様子です。スリーブが入っていたステアリングヘッドベアリングレースが外れずに苦労しました。通常のレースと違ってほとんど引っ掛かりが無くて叩き出すにも引っ張り出すにも難しかったからです。しかも圧入がキツくて見事に工具が一つ壊れました。ブリッヂでも溶接すれば簡単なのですが、溶接機も届かない場所で中途半端にバラしているので本体を持って行くことも出来ず途方に暮れました。治具を作って何とか取り外し、通常の新品レースの圧入やステアリングストッパーの取付けまで終わっています。
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フロントホイールに問題が無い事も確認し、ダメージを受けたので交換するエキパイやサイレンサーも取り外して今後の段取りを考えます。丁度リアショックアブソーバーに当たった様でリアフレームなどにダメージはありませんが、スウィングアームピボットに少しダメージがありますので修理が必要です。しかし、エンジンが載ったままでは不安定過ぎてスウィングアームの修理までは難しいです。出来るところまでバラしてから、フロントを組み上げた後に着手する事にしました。こういう事をあまりやりませんので、段取りが悪くて駄目ですね。
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本日は雨でお引渡し予定の車両もお引渡しが出来ず、ノートン650SSの試乗も出来ませんでした。しかし、細かい非公開の仕事や溜まっていた事務作業が全て終わりましたので良しとします。

プロジェクト トミイチ 終了のお知らせ。

PC200008別に開始をお知らせしていたた訳ではありませんが、プロジェクト トミイチ終了のお知らせです。数か月前に「人間の眉毛は何処まで伸びるのだろう?富市さんはあんなにフサフサしていたけどな。」と思いました。すぐに実行、自分の両眉毛の2本ずつをずっと放置する事にしました。その結果、眼全体が隠れる位に延びたのですが、2本ずつとはいえ流石に普段の収納が厳しくなり終了する事にしました。勝手に始めた上に勝手に終わらせてすみません。英国から数日前に入荷したパーツのご紹介をしておきます。



A65用の取り寄せパーツ。A65用パーツは一度欠品するとなかなか再生産されずに困りますが、今回は数少ない選択肢の中で大丈夫でした。ラバーパーツや細かいパーツは在庫補充様です。トライアンフツインの68年〜70年タイプのフロントフォークゲイターですが、今回も仕方なく通常品を仕入れました。へヴィーデューティータイプは、この通常品が無くならないと発売されない筈です。世界中が牽制し合う中、私は見事に捨て身の発注をしてみました。
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たまに取り寄せのご希望があるフロントナンバープレートや電装パーツ、各種クラッチ板やチェーンなどの在庫も補充して、今年最後のパーツ仕入れを終えました。次回の発注は早速1月に行う予定です。
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定休明けの諸々が終わり、すぐに1956?年トライアンフT110の作業を行いました。基本的なチェックや調整が終わったら常識の範囲内で全体を掃除・ポリッシュして試乗を行いました。問題ありませんでしたので、お引渡し準備が完了です。
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マチレスの車体をバラすタイミングを伺っています。全バラしますが、中途半端には出来ませんし、外注先に預けたらおそらくすぐに戻って来ますので、またすぐに組み上げないといけません。厄介なパーツの手配もあります。その裏にある1956年トライアンフTR6の去就も決まっていませんし、来月も新たに着手するフルOHがあります。現在は諸々の段取り中です。

T120復帰。

PC210023今朝はジムでベンチプレスのマックスチャレンジをしました。110KGが軽かったので、スタッフのお姉さまを呼んで120KGにチャレンジするとあがりました!自己記録の125KGまではすぐにいけそうですが、その上は週一のジム通いでは無理でしょうね。困った事が一つあります。今週も3日間は昼飯を食べない様な生活をしているのですが、体重が人生最重になってしまいました。原因は脚に装着した筋肉のせいです。身体はどんどん引き締まっているんですけど、筋肉は重いです。画像はお客様から頂いたものです。大感激です。来年は10周年を迎えられる様に頑張ります!



PC2100221962年ノートン650SSは、油圧スイッチを交換して試乗しました。が、やはり同じ症状です。オイルポンプを既に注文しましたので交換します。






こちらはチョコチョコと進めている1968年トライアンフTR6Rの様子です。転倒してハンドルバーは大きく曲がり、トップヨークのボンデッドブッシュもダメージを受けていました。ブッシュは強烈に圧入されていますので、交換の際には専用の治具があった方が便利ですね。まだまだやる事が沢山あります。
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こちらは緊急クラッチケーブル製作の様子です。遠方のお客様の当店で製作したクラッチケーブルが口金部分で擦れて切れかかったとの事です。単撚りならばもう切断しているところでした。口金の穴を拡大して対策しておきました。少しでもケーブルの角度が悪いとこうなる可能性はあります。今後は個体に合わせて口金にも気を付けないといけませんが、この穴拡大は完全に手作業なので大変です。
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1956?年トライアンフT110のリアホイールハブが外注塗装から戻って来ましたので、早速作業を進めました。新品ベアリングで気を付けないといけないのは、ドラム側のベアリングカバーです。この日本製ベアリングでは内径を拡大しないとベアリングの動きが渋くなりました。要チェックポイントです。
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すぐにリム組みです。新品スポークに新品リムは気持ち良いですね。
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ところが、今回のリムは例の溶接継ぎ目部分が派手で困りました。いつもなら何とかある程度は歪みが修正出来るのですが、今回は継ぎ目とそのすぐ脇がどうしても修正出来ずにギブアップです。動画の最初はオフセット値を確認しながらリムをセンターに持っていった直後で、次の動画は修正後です。計測の仕方が正確では無いのですが、歪み部分以外は何とか振れが0.1mm以内位に収まったかと思います。ニャン。



特注の証である刻印がまぶしいホイールにAVONちゃんを装着、すぐに車体へ取り付けました。
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この車両は段階的にアチコチと修理させて頂きましたが、メンテナンスは地元の車屋さんなどにお願いされている様で私はノータッチです。何かと気になる部分がありますので、定休明けの土曜日にそこまでチェックしてから試乗しようと思います。

にゃんごすたー

PC200004青森のお客様から頂いた立派なリンゴの中に見逃せないモノを発見しました。「にゃんごすたー」です。青森県、レスポンスが良過ぎですよ。※もしコチラの方がパイセンだったらすみません。いや、気になって少し調べたらどうもパイセンっぽいです。






1962年ノートン650SSはナンバープレートが届きました。スクールの生徒さんが急遽お休みとなりましたので、早速試乗しました。近所で試乗して確認したら、いつもの熊本新港コースへ出発しました。当たり前ですが絶好調で、気持ち良いの一言です。まだ3000回転以上は回さないのですが、その上のポテンシャルを十分に感じられます。このカムシャフトはアリですね。
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オイル漏れもシールが入っていないクラッチ裏の例の箇所以外からは皆無で、何の問題もありません。とはいきませんでした。帰路で十分にオイルが暖まった段階で、1000回転のアイドリング状態で油圧警告灯が点灯し始めました。油圧スイッチの不良もあるのでとりあえず交換してみました。交換すると言っても加工しないといけなかったんですけどね。これでまた試乗してみて駄目ならば、オイルポンプ交換の方向で考えています。
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PC200008そうこうしていると、英国からは今年最後のパーツが到着しました。これから他の作業を行った後に、いつもの面倒なことをやってから帰宅します。何時になる事やら。

明日は朝一でジムに行った後、外注業者さんのところと銀行に寄ってから出勤予定です。オープンが少し遅れるかも知れません。宜しくお願い致します。

ファンヒーター野良猫。

PC190024早起きする筈が寝坊してどこの役所にも行けず、失意のまま出勤するとドアを開けた瞬間に野良猫が飛び込んで来ました。寒いのですぐにファンヒーターに点火すると、なぜかコイツの特等席になってしまいます。贅沢な野良だ。







PC190003すぐに1962年ノートン650SSのリアブレーキ改善作業に取り掛かりました。ノートンは全てQDです。が、かえって面倒なのでいつも全部取り外します。今回は特にブレーキドラムの作業ですから全部です。ドミネーターツインの場合、フェンダーも深いですしコマンドも含めて基本的に後輪着地タイプです。バイクリフトが無いと面倒な作業になってしまいますね。






ブレーキシューピボットボルトは、ノートンでよくドラム奥側に接触し易い部分です。新品のドラムならば尚更その傾向があると思います。再利用したドラムには元々激しく接触していた跡がありましたので、最初に対策してあります。今回は、ブレーキアンカープレートがブレーキをかけた際に歪んでしまうというトラでもよくある不具合なのですが。バラしたり仮組みしたりしながらずっと検証しました。万力上では問題が無く、車体に取り付けると駄目です。トルクロッドは装着されず、プレート側の突起をスウィングアームに差し込む方式なのですが、ここがドラムの位置によって悪さをする事、プレート自体の座りが悪い事ので条件によって変化する事が判りました。
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かなり考えて良い改善策を思い付いたのですが駄目でした。続けてドラムを取り外して色々と検証しましたが、十分に削れている上に常時接触する訳では無いので。う〜ん。結局ダミーアクスル?側に工夫をするとバッチリ改善しました。が、とにかく時間がかかってしまい本当に日が暮れました(涙)。明日にはナンバープレートが届きますので、早速試乗したいです。明日のスクールに備えてポジションチェンジです。
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PC1900131968年トライアンフTR6Rは続きの作業、ところが途中で予定通り英国からのパーツが到着しました。今年も散々ご紹介して来ましたが、まだまだご紹介しておきます。






在庫補充したブレーキシューなどと取り寄せ分のT140用パーツ、スモールユニット用パーツ。
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新発売の4スプリングクラッチ用のプレッシャープレートは品質が良さそうです。別体タイプと役に立ちそうなスクリューオンアジャスタータイプを両方在庫しておきます。何故か売れ筋のクラッチハブエキストラクターも在庫補充です。エンジン周り、車体共に素敵な新商品を沢山仕入れておきました。こんな事をするからいつまで経ってもパーツの在庫が増える一方なんです。
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英車のパーツは、実際にそのパーツを使って長い期間修理を行っている専門店での購入をお勧めします。元々が使えないリスクの大きい英車のパーツですが、少しでも全く使えないパーツを避けたければその方が宜しいかと思います。

鼻が邪魔。

私は鼻がデカい方なのですが、困った事があります。自分の鼻が常に視界に結構な量で入っているのですが、これが気になるだすとストレスなんです。忘れていると大丈夫なのですが、一旦気になりだすともう駄目です。今がその状態で、困っています。鼻が高〜いイメージのイタリア人はどうしているんでしょうか?

1962年ノートン650SSは無事に車両検査に合格しました。ナンバープレートを取得したら試乗と調整に入りますが、この季節の試乗ははっきり言って修業です(涙)。山ではなく必然的に海方面になってしまいますが、何処に行きましょうかねぇ。その試乗前に気になる部分の調整です。インナーとアウターカバーのハマり具合が良くオイルが漏れないものがそうなる傾向にあるのですが、この車両もプライマリーチェーンがアウターカバーに接触してしまいます。日本製チェーンを使用する場合は、通常よりも少し張り気味にするしか解決策が無い感じです。調整後にリアチェーンを調整していて不具合が発覚です。ブレーキシューの奥側とドラムがまた接触する様になりました。明日、リフトに乗せてから後輪を外して改善します。
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こちらはスクール卒業生が1966年トライアンフ6Tでご来店です。オイル交換だけの筈がプライマリーチェーンがダルダルになっている事が判明して、急遽調整です。テンショナーがかなり弓なりになってしまっている状態です。このままではあまりよろしくありません。クラッチも滑り気味との事なので、次回はカバーを開けてチェーンの交換等が必要ですね。英車に限らないと思いますが、乗りっ放しでいると壊れなくて良い部分まで壊れてしまいます。早め早めに対処する事が長持ちに繋がります。
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PC180002英国からスポークセットが到着しました。1950年トライアンフ6Tに使用する分と取り寄せ分です。今週は、他に2箇所から今年最後のパーツが到着予定ですので少し時間を取られそうです。

明日は朝から法務局と区役所に行かないといけなくなったのですが、100%混んでいるので行きたくないで〜す。余裕を持って動く予定ですが、それでもオープンが遅れた場合はすみません。

やるべき事とそうでない事。

PC1700091968年トライアンフTR6Rの事故修理に着手した様子です。当店にて昨年フルOH後に納車した車両ですが、残念なもらい事故でこうなってしまいました。オーナー様が大怪我されなかった事だけが不幸中の幸いです。保険の交渉などで嫌な思い(どうして保険会社はあんななんだか)もされていますので、私は全力で修理します。接触した際のダメージと転倒した際のダメージを修理します。






フロント周りから着手しています。ひとつひとつ確認しながらバラしていますので時間が掛かっています。転倒した際に結構なダメージを負っていますが、その箇所は大体想像が出来ます。なぜならば、古い英車は少なくとも過去に転倒などはしていて、普通にOHする車両でも同様なダメージを負っているからです。まずは、簡単に新品が手に入るパーツは交換します。フロントフェンダーやステー類、ヘッドライトASSYなどがそうです。これらに無駄にお金と労力を注込んで板金修理などをするのは無駄です。
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ユニットトライアンフ650の場合、ステアリングストッパーがフレームにねじ込まれていて、通常の転倒位ならばコイツが吸収してくれます。慎重にチェックしましたがフレーム側はノーダメージです。新品が入っていたのでOH時には交換しなかったステアリングヘッドベアリングですが、今回は交換します。よくみてみるとサイズ違いのベアリングレースをスリーブまで製作して入れてありました。普通に手に入るのにね。
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ボトムヨークのステムはとりあえず曲がっていませんでしたので一安心です。捻じれている可能性はあります。インナーチューブは旋盤にセットして回してみるのが一番早いのですが、当然曲がっていました。
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PC170022新品のインナーチューブをセットする為にボトムヨークとトップヨーク側を微妙に修正済みです。そして、一旦無理矢理チューブをセットしてみました。見事に捻じれています、ボトムです。ここで転倒した方向などを考慮しつつよ〜く検証します。現物も確認しながらどこがどちらに捻じれているのかをです。そして、2方向に捻じれている事を確信して修正にかかりました。少しの工夫と道具とある程度の力が必要です。





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2方向とも完璧に修正出来ました。しばらく寝かせてからもう一度確認はしますが、次に進みます。
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ざっとボトムを組み付けてみます。新品フロントホイールアクスルシャフトは必須です。動きが少し渋いのは、そのアクスルシャフトをクランプする部分がおかしいからです。
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発見しました。左側が斜めっていました。この部分、OH時の要チェック項目でして先回は問題ありませんでした。つまり転倒によるダメージだという事です。一旦塗装を剥がして、いつもの通り慎重に修正しました。塗装を全て剥がしてしまわないと、再塗装した際にまたおかしくなります。この部分がおかしくて車輪が傾いていたりフォークの動きが渋い車両は本当に沢山存在します。クランプ式でもノックスルー式でも同じ事で、純正マニュアルにもチェックせよと書いてあります。それをどう修正すれば良いのかは説明が無いのが流石英車です。ある日本のスペシャリストに指摘してもらった後は、ひたすら修理方法を模索して実践して来たのは過去の当ブログでご紹介した通りです。
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完璧に修理出来ました。



今回ココを修理したのは、新品が生産されていないからです。中古を手配すれば良いのでは?と思われるかも知れませんが、その中古がまともである保証が全くありません。NOSも同様です。この程度のダメージであれば修理した方が良いのです。ちょっと話しはそれますがレストアにはメリハリが大切です。個人の趣味でやるのであれば、とことん拘って本当に細かい部分までやれば良いです。当店がやっている内容が細か過ぎると言われる事もありますが、そうではありません。精度が必要な部分とそうでもない部分がどうしても出て来ますので、きちんとメリハリをつけています。精度が必要だと思い込んでいたら、実はそうじゃない方が良かったなどと言う部分も沢山解って来ました。

ただ新品に交換すれば済むところやある程度の精度で構わないところ、どうしても精度を追い求めないといけないところ、そこを判断出来るのも専門店ならではかと思います。まだ開業してたった10年弱の私が言うのも説得力が無いかも知れませんが。英車の修理はなんでも屋さんや謎の人物などに依頼されるのではなくて、きちんとした経験と知識・技術のある専門店にご依頼下さい。宜しくお願い致します。

売り物。

6d048b56ご来店下さったお客様から「この店に売り物ってありますか?」とよく尋ねられます。あると言えばあるのですが、英車用のパーツやねじ類が1000種類以上...。小物も一応あります、マグカップやマスタングペースト、栗ボーイキーホルダーなどなど...。そして大きな売り物が1台だけあります。委託販売の1954年トライアンフTR5(現在バラバラの状態)...。当店では基本的に在庫車両を持っておりません。ご依頼を頂いてから海外より輸入しておりますので、ご理解願います。





「そんな高いバイクなんて買えないよ。」という方様に無理矢理在庫しているアクセサリー類をご紹介させて下さい。1年間頑張ったご自身へのプレゼントに如何ですか?


●1940年代 BRITISH ARMY DISPATCH RIDER COAT
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●1950年代 BRITISH ARMY OFFICER COAT
PC160006PC160007PC160009







●1950年代 BELSTAFF TRIALMASTER
PC160010PC160011








●1940年代 BELSTAFF BLACK PRINCE
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実は当店の売れ筋である英国製ヴィンテージ眼鏡。現在在庫があるのは2つのみです。
●1960〜70年代 濃茶/クリア ツートン
PC160016PC160015PC160014







●1961年 SMITHS EVERREST(日本国内にてOH済み)と推定1970年代 SMITHS UNIQUE DIAL(要OH)
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どれも最近はビックリするほど価格が高騰しているヴィンテージものですが、当店はバイク屋ですのでお買い得な価格にて販売しております。サイズやコンディション、価格などの詳細はお気軽にメールにて(※必ずご氏名・ご住所・お電話番号をお知らせ下さい)お問合せ下さい。宜しくお願い致します。

年末年始休業のご案内です。

当店の年末年末年始の休業期間は以下の通りです。

12/29(金)〜1/4(木)は休業。1/5(金)11:00〜通常営業。

12/28(木)は大掃除を行います。いつもの通り資源物の処理や傷んだ床の補修などを中心に行う予定です。そこでお手伝いさんを募集中です。昼夜とご飯が付きます。2階への宿泊もOKです。宜しくお願い致します。



PC140001ベンチプレスでは100kgを超軽いと感じられるほど力が回復しましたが、下半身はママ友連中のおしゃべり筋トレのせいでマシンが空かずに今日は満足に出来ませんでした。出勤してからも何だかんだとあり、やっと着手出来た1956?年トライアンフT110の様子です。






今回はQDハブですので脱着は楽チンです。ここで改めてQDハブについて説明しておきます。よくトライアンフツインのリアホイールリムやスポークセットなどのご注文を頂くのですが、その際に「ハブはQDですか?ボルトオンですか?」と確認してもお分かりにならない方が意外と多くいらっしゃいます。QDとはQuickly Detachableの略で文字通り簡単に脱着出来るハブです。画像の様にリアブレーキドラムやチェーンなどを取り外す事無くリアホイールが脱着可能です。ボルトオンハブとはこれも文字通り画像の5Tのハブの様にドラムとボルト・ナットで連結されています。T110のスポークが1本折れていますね。
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AVONタイヤも新品に交換します。硬くてなかなか摩耗しないAVONの交換時期は判断が難しい場合がありますが、このタイヤの様に減ってはいないがサイドにヒビが入っているものは問答無用で交換です。オフセット量を計測したら早速ホイールをバラします。すぐに準備しておいた新品リムとスポークで組み上げる、わけにはいきません。今回はハブの塗装をご希望ですので。
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この車両、確か最初はフロントホイールのOHに始まり、その後に燃料タンクやフェンダーの化粧、次に電装系のOH、その次がギアボックスのみのOH、最後にエンジンのOHをさせて頂きました。つまりリアホイールの作業を行うのは初めてです。当然ベアリングが気になる訳ですが、ガタガタでした。調整だけで済めば良いのですが、バラして洗浄して愕然としました。目で見ても手で触ってもはっきりと分る位に段付き摩耗しています。高価なのですが新品ベアリングに交換決定です。別体やユニット初期までのアーリーQDはテーパーローラーベアリング、後期型はボールベアリングが使用されます。
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このベアリングレースを取り外す際に注意しないといけないのは、裏に入っているバッキングリングを傷めない様に作業する事です。押すにせよ引くにせよリングを避けないとすぐに傷みますので、今回も慎重に作業しました。が、既に先人がガリガリにしてくれていました。リングと共に新品へ交換です。レースまで圧入しましたので、外注の塗装に出します。


世間では続々とボーナスが支給されているみたいですね!ボーナスという言葉が懐かしいイギリス製クラシックバイク専門店店主が綴る3084件目のブログ記事投稿でした。

契約。

またこの時期がやって来た。クリスマスプレゼントだ。小学校3年と6年生の子供達は勿論サンタクローズなど信じていない。もしまだ信じていたならば、それはそれで問題だ。「お父さん、コレが欲しいけどいい?」「知らん。サンタに確認してみる。」「お父さんが買うんだから別に確認しなくていいでしょ。」「違う、サンタ会社とクリスマスの為に年会費を払って契約してるんだ。最終的にはメール発注したものがサンタ会社が提携しているアマゾンや楽天から送られて来る仕組みだよ。」という会話が毎日繰り返されている。娘にスマホはまだ買ってあげない、10年早いよ。もう出遅れているので、アマゾンや楽天で欠品になっていないか心配で〜す。

そんな感じで当店が契約している佐川急便の仕組みが変わり、日曜・祝祭日当日の集荷依頼が出来なくなりました。今後は、日曜・祝祭日の急な発送が出来ません。宜しくお願い致します。



業者さんに来てもらって2台の謎の補修が終わりました。対応して下さって助かりました。
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PC130003前からお約束していた1956?年トライアンフT110をリアホイール交換でお預かりしました。これから着手する車両はどれもバラバラになって動かせなくなるものばかりで迷いましたが、一番早く終わるこの車両を先に着手させて頂きます。海外へのパーツ発注や少し溜めていた事務作業も全て終わらせて、スッキリしました。

明日の朝はジムに行った後に月一の経営コンサルの日です。オープンは遅れて13:00前位からです。宜しくお願い致します。

1939年トライアンフ5Tスピードツインのエンジン始動。

相変わらず寒いですね。こんな日は早く家に帰って「V」からの「V2/ビジターの逆襲」か「ゼイリブ」でも観たいですよね。1939年トライアンフ5Tの生徒さんは、完成に向けて突き進んでいます。まずは諸々の問題を解決しながら左右のエキパイとサイレンサーを取り付けました。リアスタンドやキックスタータークランクからも逃げつつ、左右の高さや角度もバッチリです。
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修正した左右のフットレストやチェックが終わったダイナモ、バッテリーキャリア、リアブレーキペダルなどもどんどん取り付けていきます。実際にはどんどんとはいかないんですけど。やはりギッシリと詰まった感のあるマグダイノ周りです。
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今まで100台以上の車両を海外から輸入して来て、一度しか見た事がない戦前オリジナルのツイストグリップは最高に良いです。スロットルを回した方は皆さんうっとりとされます。オイルなども入れてエンジン始動準備が完了しました。
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そしてエンジンを始動しました。一番心配していたのはSTDピストンのみで度々起こるリング問題です。最初の始動後にしばらくして心配した通りの白煙がもくもくしました。気を取り直して、しばらく冷ました後に再始動した動画をご紹介しておきます。白煙は収まりました。よくある事です。おそらくですが大丈夫でしょう。カムギアなどは結構摩耗していましたのでお世辞にも静かなエンジンではありませんが、オイル漏れは一滴も無い戦前トライアンフツインに仕上がっています。




レストレーションスクールで最初のクライマックスは、自分で組み上げたエンジンが始動して調子良く動く瞬間です。貴方もこの冬に素敵な趣味を始めてみませんか?お問合せはお気軽にどうぞ!
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1954年トライアンフTR5絶賛委託販売中。

6d048b56当店にて輸入後にOH開始して直後にキャンセルとなった1954年トライアンフTR5は引き続き委託販売中です。現在はバラバラの状態です。スクールの教材車両としても最適だと思います。今月中にご成約の場合は特典があります。熱いお問合せをお待ちしております。






PC1100041939年トライアンフ5Tスピードツインの生徒さんは本日の朝に授業キャンセルとなりましたので、準備だけで終わりです。






1962年ノートン650SSは車両検査に向けて光軸調整などを行いました。エンジンも落ち着いてきたところでタペットクリアランスも再調整です。エンジンを始動させてキャブレターの微調整も行いました。登録完了後は試乗と調整が待っていますが、寒いのでどうしましょう。
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単品でご依頼の別体トライアンフ用プロップスタンドの修理です。ピボットボルトスクリューねじ込み部分がナメています。ここのヘリサート加工は結構面倒です。ラインを出さないといけないのは当たり前なのですが、拡がっていたり逆に締まっていたりで慎重にボール盤にセットしないといけません。今回はガタを無くす為なのか明らかに締めてあって適度な位置にセットするのが大変でした。規格は3/8inBSCです。
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PC110007ノートンのパーツも少量到着。少量なのに順調に数量を間違ってくれています。この対応で...。今年最後の英国へのパーツ発注は速くて今週木曜日に2箇所へ行います。取り寄せご希望の方はお早めにご連絡下さい。






1948年マチレスG80と1968年トライアンフTR6R事故修理は着手に向けて段取り中です。外注やその他着手予定車両の予定が固まらず、ちょっと考え中です。
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元々ノドが弱い私なのですが、空調で自宅も店も乾燥している中で派手に痛めてしまいました。風邪でもないのにこんなに声が出なくなったのは初めてです。本日お電話を下さった方は、私が後期型の大澤誉志幸みたいな声でびっくりされた事でしょう。失礼しました。

パーツを発注します。

PC100001スクールの1960年トライアンフT120Rは昨日の続きです。まずはシリンダーヘッドをバラしました。過去に一度も交換されていないであろうバルブガイドはガタガタで、そのせいで新品であったであろうブラックダイアモンドバルブもガジガジになっていました。この後、外注第一弾の準備まで終えて残りの作業を再開しました。





エンジンとギアボックスを車体から切り離しました。状態はどうでしょうか?
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クランクケースをパクリ。この段階でクランクシャフトメインジャーナルの状態が判ります。クランクシャフトを単体にしてチェックしました。このバイク、何とフライホイールボルトまで緩んでいました。両メインジャーナルは摩耗していてアウトです。スプラインなどの状態は良好なので良かったです。ビッグエンドジャーナルは両側ともSTDメタルの再下限値です。新品メタルで仮組みしてみると、やはり微妙な感じです。ちなみに先回OHされた際にコンロッドを取り外した(メタルを交換した)形跡はありませんでした。
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続けてギアボックスです。まずはギアチェンジプランジャーのプレートが裏表逆という稀に見かける現象が起きていました。各部は順調に摩耗しています。
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中身を取り出しました。ギアのいくつかはドック部分が微妙な摩耗具合で判断が難しいところです。チェックしたメインシャフトとレイシャフトですが、メインシャフトのみ残念ながら曲がっていました。
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OHしてあったマグネトーの諸々をチェックしました。左右のコンタクトブレーカーが開くタイミングは全くズレていませんでした。おそらくこのまま使用する事になると思います。
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PC100016まだまだスクール2日目で沢山の作業が残っています。遠方の生徒さんですので完成までに時間が掛かりますが、非常に熱心に勉強されているので素晴らしい車両に生まれ変わると思います。

話しは変わりますが、先ほどFBのメッセージで当店が英国から輸入後にOHした1940年トライアンフT100の元所有者のお孫さんから連絡がありました。お爺さんの車両がどこにあるのかを探していたそうです。こんな事もあるのですね。

お知らせです。今週中か来週に、英国の2箇所へ今年最後のパーツ発注を行います。取り寄せをご希望の方はお早めにご連絡下さい。宜しくお願い致します。
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