TRAVIS CYCLES (トラヴィス・サイクルズ)のブログ

九州熊本にて英国製クラシックバイクとパーツの輸入・販売・整備を行うトラヴィス・サイクルズの日々を、営業日は毎日更新しながらお伝えしております。トリニティースクール(既に閉校)と基本的に同じ内容のレストア学校(宿泊所完備)も運営しております。

2011年08月

電話の多い英国旧二輪車専門店。

今日は昼過ぎから異常なほど電話が鳴りっぱなしでした。固定と携帯両方に同時着信が何度もあり大変でした。うれしい事ですが作業が全く進まず参っています。

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今、ブログを新しい管理画面から投稿しようとしていますが、全く使い方が分かりません。画像のサイズ調整の仕方が分からんよ。









CIMG04071960年ドミ99のプライマリーチェーンを張ろうとしてこの状態なのですが、電話が鳴る → 手洗い → 電話に出る → 話す → 戻って来る → 電話が鳴るのエンドレスで4時間以上この状態です。と書きたいのですが、画像がデカ過ぎて何だか分かりません。

すみません。これから遅れを取り戻すので今日はココまで。明日から旧管理画面に戻ります。

セシボン。

大学の時に第二外国語でフランス語を選択したが全く勉強する気にならなかった。当然、試験も不合格で再々試験まで受ける羽目に。しかし、バイセクシャルの教授が再々試験の前に部屋に呼んでくれて私だけに問題用紙を事前に見せてくれました。相当コイツおバカちゃんだと思われたのでしょう。一応シリコングリスは持参しましたが、身体はまだ無傷です。

昨日英国から到着したパーツを検品していたら、またサプライズを発見しました。注文したものと品番が似ているパーツが間違って来ていました(しかも価格は1/10程度の)。いつも忘れずににネタを仕込んでいてくれます。今回もお礼という名のクレームメールを送っておきました。そんな貴方にありがとうございます。

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英国ブリツーロ社のサイレンサー。リジッドフレームの5T,6T用と59年までのスイングアームモデル用を在庫しております。その他モデル用もお取り寄せ可能です。




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330mmリアショックアブソーバーです。箱から出していないのはお取り寄せ分です。手抜きで申し訳ない。シュラウデッドタイプ(カバー付き)のみ数セット常に在庫しておりますのですぐに発送可能です。当店の売れ筋商品。



CIMG0393LUCAS製7inヘッドライトASSYです。パイロットランプ(ポジションランプ)有りと無しを常に数個在庫しております。当店の売れ筋商品です。






CIMG0395台湾製のオルタネーター、ステーターコイルとローターマグネットです。当店では現在LUCAS製のステーターコイルのみ在庫しております。相変わらずローターマグネットの生産時期は未定となっております。

話しは変わりますが、LUCAS K2Fなどのいわゆるマグネトー(Magneto:マグニートゥ:高圧磁石発電機)の事をマグネット(Magnet:マグネット:磁石)と呼ぶ方が結構いらっしゃいます。別に日本語発音なのでどうでも良いと思いますが。ボディとボデーの関係と同じでは無く、多少意味が変わってきます。三菱マグネットなどと聞くと背中がムズムズしてくるのは私だけですか?すみません。



CIMG0396トライアンフツイン用のフロントフォークゲイターは、各車種用を常に大量在庫中です。しかし、別体用は一度も売れた事が無い。なぜならば破けないからです。





CIMG0397リアブレーキロッドも、26山と28山を両方在庫してます。





CIMG0398台湾製のパンケーキ型エアクリーナーASSY。台湾製が最高です。オフセット型のみ在庫中です。中身は専用のK&N製がオススメです。






CIMG0399プライマリーチェーン。ユニット650用と別体用(国産)のみ在庫しております。




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その他大勢3連発。90%がお取り寄せ分です。

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別体トラインアンフ用のツイストグリップASSY。この他にも7/8inハンドルバー用のシングル&ツインプルも常に在庫しております。
お隣はバッテリーの下に敷く専用ラバーです。ラバー類は各種大量に在庫しております。



1955年T110は仕事の合間に(コレも大切な仕事ですが)試乗とセッティングを繰り返しております。今のところ何も問題は起きておりません。

1960

休業日以外は毎日ブログを更新していると、ネタ探しには結構苦労します。作業に没頭したり生徒さんに一生懸命教えたりしていると画像をとり忘れる事も多いですし、1日中作業しても良い結果が伴わない事もあります。ですが仕事ですので続けます。


生徒さんの1959年ノートンドミネーター88は作業を進めました。
ノートンツインは確か1960年よりそれまでのワイドラインフレームからスリムラインフレームへと変更になります。変更はフレームや車体まわりだけにとどまらず、エンジンの細部にも変更が見られます。バルブの径などもその一つ。
ノートンツイン、ドミネーターのパーツを手配する際には1960年が大きな境目になっている事に気付きます。


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マニアックなのはシリンダーヘッドのインレットマニフォールドを取り付けるスタッドボルト間のピッチが違うという事です。もちろんマニフォールドも異なります。
ところがこの生徒さんが持ち込んだ車両には、1960年以降のマニフォールドが無理矢理取り付けられていました。スタッドボルトが通る穴をギリギリまで拡大してあった様ですが、取り付けようとしてもかなり無理があります(生徒さんがバラバラにした状態での持ち込みでした)。

中古を探すも明確にコレだというマニフォールドが見つかりませんでした。そこで、このマニフォールドの穴を埋めて、開け直す事にしました。TIG溶接でフタをした後に特殊アルミろうで埋めました。実は失敗して1,000円分以上のロウを無駄にしてしまい、痛い頭がますます痛くなりました。


後は生徒さんがご自身でフライス盤にて正確に穴開け作業をすれば完成です。


CIMG0388出来る作業をしようとプライマリー側を組んでいきます。
元々装着していたボブニュービー製のベルトドライブキットを使用しますが、まずはグリスアップをしようとクラッチをバラした時にいつもの悲劇が起きました。
ハウジングとハブ間に入っている無数のボールベアリングが飛び出してしまいました。恐らく5/32inのボールが80個入っていると思いますが。

すべてを回収して、高級グリスにてグリスアップ完了。作業はまだまだ続きます...。



CIMG0389そんな中でも英国からは容赦なくパーツが到着します。この分は後日ご紹介します。ここ数日間、頭痛が治らないので今日は早く帰宅します。




レストレーションスクールの生徒さんを常に募集中です!

壊れるという事。

ここ数ヶ月は本当に忙しくしていますが、ここ数日はさらに忙しくて目が回りそうです。
お客様には常識的な納期をお約束していますが、どうしてもそれを守れない事があります。

特に納めたものが壊れたりして、それが補償期間内であった場合や緊急性がある場合は最優先に対応する事になるのですが、それが続くと流石にいっぱいいっぱいになってしまいます。

CIMG0382こちらは卒業生のリジッド6Tです。遠方から貴重な休みにプチ修理です。クラッチが最近おかしいとの事だったのですが、すぐに直ると思いました。

最初は思い当たるところを修理してすぐに完了したのですが...。


CIMG0384結局、以前に修理したクラッチオペレーティングレバーに不具合が見つかりました。ギアボックスアウターカバー側の穴が楕円に拡がっているので、レバー側のスピンドル部分をオーバーサイズで製作して対処するといういつもの修理をしたものでした。

ところが、カバー側の肉が他のものに比べて異常に薄かったので最低限の強度で修理したのがマズかった様です。

今回は素材や修理方法をすべて見直して、完全なオーバークオリティーで修理しました。もうこれで大丈夫な筈です。迷惑をかけてしまい申し訳なく思います。



さらに随分前に卒業された生徒さんのコマンド、フロントブレーキマスターシリンダーからフルード漏れが起きたとの連絡が入りました...。

関東に納車した1959年T110は英国で修理したマグネトーに不具合が発生しました。これは私が修理依頼したものですので責任を取ります。せっかく調子の良いT110を楽しんでもらっていたオーナーには大変申し訳無く思います。

この例以外にも、外注したものに不具合が起きたり、不可抗力により不具合が起きる事は度々あります。すべて、その外注先などを選択した私に責任があります。


修理をする際に、元々のくたびれたパーツ等を再利用するという修理は昔から行われてきたと思います。もちろんそれまで頑張ってきた実績?のあるパーツですからすぐに壊れるとかいう事は回避出来る可能性が高いのですが、そこそこのバイクにしかなりません。

ですから新品パーツ等を使用して常に最善の方法を選択して修理していくのですが、そこには当然リスクが伴います。新品パーツだけでこれまでにどれだけ勉強させられた事でしょう。
しかし、これを乗り越えていかないといわゆる神様修理になってしまいます。

まだまだあと10年以上は、身を削りながら勉強していかなければならないと思います。途中で諦めたり、妥協したりしてしまっては今までの努力が水の泡です。この仕事を一生続ける為に、出来る限りの勉強と努力は惜しまないつもりではいます。



ただ、悪い事は常に重なるもので、今は本当にお腹がいっぱいです。
通常の業務を含めて精一杯対応しておりますので、皆様少しお時間を下さればと思います。ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願い致します。


CIMG0381そんな中でも容赦無く英国からノートンのパーツが到着...しばらくはパーツの到着ラッシュとなり、その仕分けや発送作業が重なります。さらにプライベートでも引越しなどがありますので死なない様にしないといけませんね。

壊れたよ。

CIMG0377「いつも乗りっぱなしなのに何で壊れないの?」「こんな汚いのにどうして壊れないの?」とか言われる私の愛車1966年トライアンフ6T(一応)。自分のところで特注したオイルシールなどは一切投入していないので、オイルも漏れっぱなしで見苦しい限りです。

ところが昨日の深夜に帰宅していると突然、片肺になったりあぶない刑事の鉄砲みたいな音がしたりして命からがら帰宅しました。そして今朝も、よせば良いのに無理矢理出勤して何とか店に辿り着きました。

そんな事も忘れていて、修理しようとしたのは夜になってから。今まで一度もパンクした事は無いのですがコイルでもパンクしたのかな?と思いつつプラグを外してみると奇跡が起きていました。

なぜか電極部分に明らかに真鍮ブラシのお毛毛が絡んでいました。最近掃除した覚えも無いし、どこから突然現れたのでしょうか?毛を取り除いたら普通に戻りました。誰かが40万円で勝手に販売する商談をしてきたので、バイクが怒ったのだと思います。


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1960年ノートンドミネーター99は、配線がほぼ終わりました。相変わらずウインカーやリアブレーキランプスイッチの取り付けが難航しているので、ステー類が完成したらすぐに終わると思います。
ノートンへ手配していたクラッチチェーンホイールが完成する見込みゼロで諦めました。仕方なく別のところへ手配しました。



アチラには続々と車両が入荷している模様です。最近、車両の紹介ばかりで申し訳無いと思っています。コレは完全営利目的の営業ブログなのでお許しを。

●1961年トライアンフTR6。少し安め。
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●1962年 トライアンフT120R。US輸出仕様。高い。
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●1966年 BSA A65スピットファイアー。マーク何なのかは知りません。私が一番好きなカタチのA65です。
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明日は定休なので引越し先と自分探しです。

希望。

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朝から予報とは違い晴れ間が出ました。午後から1955年T110の試乗を行い、キャブレターのセッティングもほぼ完了しました。このまま何も起きない事を希望します。

本日、レストレーションスクールに関する貴重なご意見を頂きましたので少しスクールについてご説明しておきます。

まず、当店のレストレーションスクールは決して職業訓練校やメカニック養成学校ではありません。料理教室やヨガ教室、朗読教室、西村由紀江のピアノ教室と同じ趣味の学校です。

決してしかめっ面で暗いオタクな感じではありません。ブログでお伝えしております通り、ほぼ100%がメカいじり素人の生徒さん達が、仕事の合間や休日に楽しみながら作業されています。楽しむ事が第一の目標です。難しい信念が無い事はありませんが、安全で楽しければどうでも良いです。

車両が完成するまでにかかる基本的な費用はHPの通りです。具体的な金額は車両により大きく異なりますので、詳しくはお気軽にお問い合わせ下さい。

※私がお気軽にお問い合わせ下さいといつも書くので、沢山のお問い合わせを頂いております。ありがとうございます。しかし残念ながら非常識な内容のお問い合わせも少なからず頂いており遺憾です。一応お知らせしておきます。ストレスにはなっていませんが、心配になります。


皆さんもう一つご心配なのが、レストアにかかる期間だと思います。
例えばトライアンフユニット650のフルレストアにかかる時間は、経験上のあくまで概算ですが約300時間です。合宿レストアコースですと1ヶ月ちょっと、週に1回だけ通う方ですと約7ヶ月で完成する計算です。実際にそうです。

これがエンジンとギアボックスを中心にレストアするコースですと半分以下の時間です。
ノートンツインや別体トライアンフですともう少し時間がかかると思います。

以上、参考までに。



Indian-1926-Scout-WB-1もうすぐ輸入代行の1929年インディアン101スカウトが入荷しますが、1926年だとかなり違いますね(モデルと排気量が違う様ですが、詳しくなくてすみません。)。今売りに出ています。






昨日の投稿にかなりの反響がありましたので補足しておきます。

私なりに数年前から日本が本当に心配になり、色々と勉強しました。そして日本が置かれている破滅的な状況が分かり大変怖くなりました。もう日本はダメだとも思い、私の子供の将来が心配になりました。ところがメディアは表面的な事ばかりでほとんどそれを報道しません。

こうなれば日本は良くなる(=破滅的な状況を打破出来る)という点がいくつかあると思いましたが、ちょうど私が気付いた時あたりから、一旦悪くなった様に見せながらも中期的に見ればそれは改善する為のステップになる様な事が劇的に起きていきました。絶対に偶然では無いと思います。明らかに誰かが意図的に仕組んでいるとしか思えない事ばかりでした。

震災以降(もちろん震災は全くの想定外だと思います)はそのスピードが加速して、怖い位に色々な事が現実になっていきます。とくここ2〜3ヶ月位で。

政治が混乱している様に見えますが、裏では大変良い方向に進んでいると確信しています。後は表に登場する強いリーダーが必要になってくると思っています。

特にイレギュラーな事が無ければ、数年後には日本の状況が好転していると信じていますので、私も希望をもって仕事に励みたいと思います。

※以上は不勉強な私が勝手に思っている事ですので、何もツッコまないで下さい。

日本人。

1955年トライアンフT110の登録も無事に完了しました。あとはガンガン試乗して調整した後にオーナーの元へいきます。

最近はやっと熊本ナンバーが増えてきました。今までは関東方面のお客様が圧倒的に多かったのですが、地元でもやっと認知されてきました。開店5周年を迎えられるとしたら、それまでには沢山の英車で地元を埋め尽くしたいと思います。
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ところで完成後の試乗は大変難しいものです。
たっぷりと試乗して調整を行いますが、私自身が乗っても変な壊れたりする事がほとんどありません。これが従業員が試乗したり、オーナーの手元に渡った途端につまらない壊れ方をする事があります。もちろん、表現は難しいのですが機械的なトラブルや部品の不良を除きます。

同業者ともよく話しをするのですが、これは私達が壊れない乗り方を自然としているからだと思います。これも表現する事が難しいのですが、決して回転を上げなかったりしてそ〜っと乗ったりしている訳ではありません。結構回転は上げますし、ある意味無茶をしたりもします。ただ自然と機械に優しい乗り方をしているのだと思います。

わかり易い例が、私達がエンジンを始動してギアをニュートラルからローに入れても異音がしないのに、乗り始めのオーナーがやるとギーッという異音がしたりする事です。

そういう訳で、試乗する際はわざと「これはダメだろう?」とかいう扱い方をわざとしたりして、「誰が乗っても壊れ難い」車両に仕上げようと努力しています。
しかし、これは非常に難しく永遠のテーマである様な気がします。勘違いして欲しくないのは、英車はガラスの様に慎重に扱わなければならないものでは決して無いという事です。ただ、最低限の古い機械との接し方は知っておく必要があると考えます。

それを証明する為にも、私は毎日通勤にトラを使っています。



滅茶苦茶な乗り方をするBSA A65の卒業生がクラッチの修理中です。
クラッチセンターとハウジングとのガタをとるべく自分で悪戦苦闘した結果、満足いく結果が出た様です。
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クラッチダンパーラバーを新品に交換して、ギアオイル漏れにより磨耗してしまった交換パーツの到着を待ちます。


今現在、どうやらブログへの画像アップロードがうまくいかない様です。疲れます。ちょっと過労気味ですので、今日はゆっくりと休んで明日からに備えたいと思います。

日本の中枢には少なからず本当に頭が良い日本人達がいて、今の荒れた日本を良い方向に進める為のステップの中盤以降に差し掛かっている様な気がしています。これもこの場ではうまく表現出来ないのですが。

震災が起きてしまい今の状況では少し不適切な表現かも知れませんが、大分前から頭が良い日本人達が思う方向へ進んでいると思います。私には氾濫した情報を冷静に取捨選択する位しか出来ませんが、未来のある子供達の為にも何とか頑張って欲しいと思います。

掃除。

1955年T110オーナーのM様、明日火曜日に車検(登録)は強行突破します。お待たせして申し訳ありません。


掃除は好きな方です。就職活動の時に、清掃関連の会社を受けてみた位です。大学の時にやっていたバイトでもきれいになるのが面白くて狂った様に掃除していました。

ここ2年半ほど自分自身で店の掃除をやっていなかったので、自分自身でやり出した最近はとても店がきれいになりました。

CIMG0367元々キレイになっていないと仕事もしたくないので、「やらされる掃除」ではなく「やる掃除」でキレイにします。久々に一瞬晴れ間が出た今朝はチャンスでした。バイクを表に出して床をキレイにふきあげました。30坪あるので結構大変で、床掃除をした後は汗だくになるのでTシャツを着替えます。


レストレーションスクールの生徒さんの片付けと掃除の方法は様々です。こちらが感動するほどの片付けと掃除をして帰る生徒さんもいらっしゃれば、「とにかく目の前から工具などを無くしてしまおう」片付けをする生徒さんもいらっしゃいます。後者はとにかく滅茶苦茶な場所に片付けてしまうので、後から使おうと思ったモノが必ずあるべき場所にありません。残念です。実は現在も、当店では貴重なフィリップスのドライバーが1本行方不明です。悲しいです。

と、久々に空気が澄んだ店内ですがそこからが地獄でした。度重なる来客とお電話(本当にうれしい事です)の対応、メールの返信やパーツの発送で気付いたら19:00を過ぎていました。それからパーツ等の発注大会が終わったのがつい先ほどです。

CIMG0368店内のバイクの配置を変更してやる気まんまんだったのですが、今日はコレから作業します。







英国にて9月にフルレストアが完了する予定(エンジンの中身をやらなくて良いとは伝えられない)の1956年トライアンフTR6ですが、その前に1台売りに出ました。と思ったら詳細を教えてもらう前に売れてしまったのが以下の車両です。参考までにアップしておきます。ナセル嫌いな方にはたまりませんね。

※横須賀のエアポートT田さん、TR6にスクエアシリンダーは無いのでご注意下され!
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ナセルがお好きな方には以下の1955年T110もまだ売れていない様ですよ。
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さらに当店にて商談中でした少し価格の安い1961年トライアンフT120は、残念ながら商談成立とはなりませんでしたのでご紹介しておきます。
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お問い合わせはお急ぎの上でお気軽にどうぞ!

またもや電池切れ。

どうやらまた電池切れの様ですので、今日はもう切り上げます。パーツが来なくて困っている1960年ノートンドミ99の作業をどんどん進めようと思ったのですが、体が言う事をききません。


1969年トライアンフT120の生徒さんは、どんどん外装、電装部品を取り付けています。
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スピード&タコメーターは、オリジナルのものを修理すると高いしどうせすぐに壊れるので台湾製レプリカを使用します。安くて丈夫ですので、変なこだわりが無ければコレで十分です。
ちなみによく勘違いをされるのですが、私は決して純正マニアではありません。ただ、飽きのこない大人な純正スタイルは好きです。ただそれだけです。



CIMG0366真っ直ぐに修正したフットレストとブレーキペダルも装着。ブレーキペダルのピボット部分には全くガタがありません。完全に忘れていましたが、塗装前に私が修理したみたいです。当たり前ですがダイレクトな操作感覚がたまりません。





CIMG0359こういう細かいものもすべて在庫しております。リアブレーキランプスイッチを引っ張るレバー?と専用のD型ワッシャー、専用スプリング、UNFスレッドのブレーキロッドです。こういうものも製作したり加工したりしていると時間の浪費になるので在庫している事が重要なのです。





CIMG0365せっかく修理したブレーキランプスイッチは逆パターン用だったのは内緒です。






完成に近付き、生徒さんのニヤニヤも止まりません。最初は極限までガチャガチャしていたベース車両でしたが、ここまでかっちりとなってきました。やはりユニット650は良いですね!
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明日からは作業に加えてパーツ等の発注ウイークとなります。これが体力を奪うのですが、歯を食いしばって乗り越えようと思います。

間違った人々。

当店の営業時間は平日が11:00〜22:00、土日祝日が10:00〜19:00です。今日は土曜日なので19:00までですが、完全に間違った人々が20:30過ぎに続々とご来店されました。


こちらはA65のギアオイル漏れを止めたいと、雨が続いてただでさえ大変なのにバイクを入院させるつもりでご来店のT中氏。
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20:30に来店、間違っています。



こちらは最近行方不明でそろそろ捜索願を出そうとしていた佐賀の生徒さん、20:00過ぎにいきなりご友人とご来店、間違っています。
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今日は早く帰宅しようとしていたボクちゃんの寿命がまた縮まりました。

CIMG0350昼間にはAMALIEオイルが大量入荷。12本アソートパックが大好評で、すぐに在庫が無くなってしまいます。ちなみに当店はこの度MOTULの取扱店になりました。





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1955年トライアンフT110は連日の大雨でまだ車検が受けられません。そこで改善が必要なリアブレーキアンカープレートを修理しました。ブレーキカムのピボット部分にガタがあり納得いきません。新品に交換してしまえば早くて楽なのですが、修理します。



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色々と悩んだ挙句、ピボット部分を拡大してスリーブを製作、圧入しました。画像では全く変化が分かりませんが、キレのあるリアブレーキに生まれ変わりました。
後は登録後に試乗しまくるだけです。


※北九州のM野さん、夏が終わろうとしています。Tシャツ送りましょうか?
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栗崎 宏
英国製クラシックバイク専門店TRAVIS CYCLES代表。
所在地 〒860-0068 熊本県 熊本市西区上代1-10-7
電話・FAX 096-284-3196
メール traviscycles@tulip.ocn.ne.jp
定休日:毎週金曜日
営業時間:平日11:00〜22:00 土日祝祭日10:00〜19:00

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