想定していた通りの最悪の事態になりました。英国アマルさんからとても小さな荷物が届き愕然としました。大量に注文して、しかもお客様をお待たせしているコンセントリックMK1プレミア右左の930や928は一つも入っていませんでした。ボディーが違う626のトラT150用セットと細かいパーツは全部届いています。早速納期を確認すると最低でも3か月以上は生産出来ないとの事です。当店のお客様から頂いた情報通りボディーの生産に問題を抱えているとの事ですが、今までも同じような事が沢山ありましたので何が本当なのかは分りません。在庫しているのは930の右側3個のみなのですが、左右をご希望の方や左側のみをご希望の方ばかりで参りました。今回はちょっと深刻です。特注していたマチレスG80用のプリモノブロックは「仕様を間違えて生産したからもう2カ月待って。」とのオマケ付きでした。冗談の様な本当の話しでいつも疲れます。
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P6130006朝から区役所と法務局と陸運支局で合計1時間以上も待たされてストレス全開で出勤し、巨大駐車場にて1962年トライアンフTR6SSの試乗を行いました。何の問題も無く絶好調です。こちらはストレス無く乗れます。








1939年トライアンフ5Tスピードツインのスクールです。本日は先週の続きで、エンジンとギアボックスを車体から降ろしました。トラのリジッドフレームはこの辺りの作業が大変楽です。
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まずはクランクケースをパクリです。オリジナルのクランクシャフトにオリジナルコンロッドの組み合わせです。40年代途中までは、コンロッドのキャップ側に鋳込まれたスタッドボルトをコンロッド本体側からキャッスルナットで締めて割りピンで回り止めすると言う構造です。今回はコンロッドごと交換式メタルタイプへ交換する予定ですが、クランクシャフト側が気になるところです。次回の授業は土曜日ですので、ドキドキの計測を行います。ギアボックスも49年までは全く違うものです。コイツの中身が傷んでいたら再生産されていなパーツを探しまくる事になります。同じトライアンフツインでも49年までの車両をきちんと修理するには、50年以降よりも根性とお金が必要なのです。
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明日も朝から何かと用件が入っており、早く帰宅しようと思いましたが結局はこの時間です。6月は気合です。