「オフ車にトライアルタイヤ」がだいぶ普及してきましたが、マイミクのWさんの日記に素晴らしいご意見が載ってましたので、ご本人の許可をいただいて紹介して置きます。
以下転載―――――――――――――――――――
「虎タイヤの正しい使い方」


近頃お山を走っていて思うのが、せっかく虎タイヤ履いてるのに 
思うように坂を上っていかずに難儀している方を時々見かけるコトです。 

特に自走の方に多い気がするんですケド 
皆さん後輪の空気圧は適正に保たれてますでしょうか!? 
自分は普段でも0,5kPaくらい、難所や勝負掛かってる時は 
0,35kPaまで落として挑みます。 
ツーリストは競技用ラジアルより若干硬いので 
もう1割程度抜いても無問題かもしれません… 

モティロン、ここまで下げるとビード落ちのリスクが伴いますが 
(なんせ自分のゲローはチューブレスではないのであせあせ(飛び散る汗) 
ぶっちゃけ1個でもビースト付いてれば、全周落ちる心配はないし 
部分的に落ちたままでも乗り心地さえ気にならなければ 
ガッタンゴットンしながらも一応フツーに走れます。 
(事実、全体の3分の1くらいビード落ちたまま走って平谷完走したし指でOK 

御存じの通り、虎タイヤとは柔らかいトレッドが潰れてナンボのタイヤで 
硬いブロックの角が路面を削りながらトラクションを得る 
MXタイヤやEDタイヤとは異なり、空回りを始めたら 
ちっとも前に進んでくれません(涙)。 
もし後輪が空転して推進力が得られないシチュエーションに遭遇したならば 
まずは空気が入り過ぎてないか確認してみることをおススメします。 

なお、虎車の場合は車重が軽量過ぎて 
ステップの上に立って自分の体重を車体に乗せないと 
タイヤが潰れずに有効なトラクションが得にくく 
難所での再発進は場合によって困難になります。 
(なのでシートの付いてる虎車が考えようによってはゲロ最強ぴかぴか(新しい) 

ティナミに空気圧を測定する器具についてですが 
普及しているエアゲージは、そのほとんどが 
1,0kPa以上の圧がターゲットになっている関係上 
コンマなんぼの少ない圧の場合、けっこう測定値がアイマイになったりします。 
(平気で0,2くらいの誤差が出たりする@当社調べ) 

そんな時には、画像のような 
低圧専用ゲージがあると安心でするんるん 

IMG_3875

値段は3千円くらいとナニゲに高価です 
せっかくの虎タイヤのパフォーマンスを最大限に引き出すには 
必要不可欠なアイテムと言えるかもしれません。 
(みたいな事を某成田匠選手のお父さんに説かれて購入しました…) 

「みんなあの坂上がってくのにナンで俺だけ… Orz」 

そんな時は、自分の腕を疑う前に空気圧チェックですよわーい(嬉しい顔) 
(ボキも昔、そんなヤシでした@遠い目)
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お店の人間のつぶやきよりも、よっぽど説得力あるっしょ?
まずはちゃんと測って抜いてみる習慣をつけましょう(^_^)v

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