当店では大人気のアチェルビスのニーシンガードですが、ゴムベルトがぺらくて緩みやすくてへたって伸びてくるのが残念なところです。お店に持ち込んでいただければ、ベルトを丈夫なのに付け替えて(ミシン使用)あげられたのですが、遠隔地から本体ごと送ってもらうと往復送料だけでバカになりません。で、今回自分のへたりベルトを交換するついでにイロイロもがいて「自分でできる交換キット」をひねり出しました。
PB260079これが私の初期型に取り付けた画像です。厚手のしっかりしたゴムベルトの両端を折り返して抜け止めに使ってます。

よ〜し、これでバッチリだべ、ってお待ちになってたお客様にパッド持ってきて〜って・・・ルンルンで旧ベルトをチョン切ってみたらば・・・(@ ̄□ ̄@;)!!
新型(現行型)のスリットって超狭いのね(>_<)
黒が旧型、右の黄色いのが新型
いろいろもがいてみたけど、どー頑張っても折り返し部分が通らないと来たもんだ。

IMG_0126IMG_0130 で、作戦変更。折り返しをやめて、でもほつれ止めはしておきたいのでバッグの裏に使ってるテープ処理をしました。これで新旧問わず自分で交換できるようになります(^^)v


数セット用意したので、6本セット 税込み¥3300−で発売します。
単品送料125円 振替用紙同封到着後送金OKです。

ただ、紙の取説まで手が廻らないので当分はブツだけ送りますので以下の説明をよくお読みください。

PB260068IMG_0128基本は6本セット。長さは2種類です。

純正を計測したり、お客様に付けてみてもらったりした結果
上と下に長目
真ん中は短めをセットします。

古いベルトは迷わずカット。

IMG_0132IMG_0133新しいのを上から斜めに差し込んで、抜け止めの折り返しが当たるまでずぃ〜っと引っ張ります。






IMG_0134IMG_0136
バックルにはこんな感じで通します。スリット3本のうち真ん中の下側から入れて後ろのスリットに戻しておしまいです。

こんなふうに通ればOK。

画像では分かりにくいですが、ベルトの表面がふわふわとシマシマの裏表があります。
通し方に裏表はないのですが3本とも揃えたほうが美しいですよ(^_-)-☆

このベルト、厚くて伸びにくくて、緩みにくくて気持ち良いのですが、価格が高いのが難点です。


副産物としてアジャストが楽になりました。
エンドを引っ張ってロック、バックルを起こしてやると緩みます。ご活用ください。

4/12追記
しばらく上の一回戻し仕様で使っていたらば、1カ所だけ緩んでくるようになりました。
ゴムの表面が滑りやすくなったのか?使い込んだバックル側のギザギザが丸まってきてるのか?
原因は特定できてません。
で、しかたなく従来の折り返し通しに戻してみたらば、今度はバッチリになりました。
IMG_0450IMG_0448右が純正ノーマルの外だし通し

左がさらに余ったベルトを踏んずけて緩み対策した内側通し
こっちのほうが緩みません(^_-)

  

ただのゴムベルトの両端を縫っただけの部品です。
バックル側に調整&ロック機能があるアチェだからOKな技で、
他メーカーのような折り返してベルクロ調整システムには使えません。
リアットな皆様、ごめんなさい。m(_'_)m