
今回は残りの2科目を分析いたします。
社 会
問題構成は変わらずでしたが、問題は全体に難しくなりました。地理・歴史・公民の3分野の中でも地理が特に難化しました。たとえば大問2の世界地理では大西洋の海流の模式図が出題。海流と気候のつながりを読み解く理科の知識があれば解けたでしょうが、これはなかなかハイレベルな問題です。記述問題は今回は2題でした。高齢化の進む山村を扱った問題、グローバル人材の育成についての問題です。ともに問題の読みこなし、グラフや表の読み取りが必要となりますが、題材がやや易しかったと思います。
理 科
問題構成は変わらずでしたが、問題レベルは例年並みですがさらに広範に出題されました。大問2は自然研究がテーマで浮力、生物、光、地層から出題。大問3が天気のしくみ、大問4が人体、大問5が物質の性質、大問6が運動とエネルギー。中学3年間分を満遍なく勉強しないと、理科で高得点を取るのはなかなか難しいです。苦手単元は早いうちに補強しておく必要がありますね。
近年、入試問題においては、自分の身の回りで起きている事象に対して社会的、科学的な考察が出来ているかどうかが問われています。この世界で起きていることに常にアンテナを張って、今学んでいる単元と関連づけながら学習してゆきましょう。また、これは毎年のように書いていることですが、「秋から勉強を始めては、間に合わないのが理科・社会」 まずは英数国の3科目を固めるのが都立高校入試の鉄則ですが、5科目のバランスを早いうちから意識してゆくこともまた大切です。新3年生にとっては、夏休みまでにどこまで理科・社会を仕上げることができるかが、ひとつの目安になるかと思います。
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