
数学においては、問題構成は例年通りで大きな変化もなく、問題レベルも平年並みでした。
大問1の小問は、「正負の数」、「文字式」、「平方根」、「一次方程式」、「連立方程式」、「二次方程式」とおなじみの計算問題。これに加えて、今年は、「資料の整理」、「平行線と角」、「作図問題」でした。ここはスムーズに解き進め、得点を稼ぎたい基本問題です。ここだけで46点、満点だと平均点60点まであと3問となります。
大問2は、立体図形(正六角柱、円柱)の表面積でした。問題文を正しく読み取れているかどうかがポイントになります。問題に書かれていることを図に描き入れながら整理してみると、分かり易いでしょう。問題を解く前の下準備が大切です。
大問3は、今年は二次関数でした。グラフと式の関係をつかんでいれば、比較的易しかったのではないでしょうか。関数の問題として標準的な問題でした。大問4は平面図形、大問5は立体図形。どちらも問1は易しいので、得点したいところですね。試験後半は、時間的にも追い込まれるので、自分が解ける問題か、解けない問題か、「問題を見極める力」が大切になってきます。
数学は、たとえ苦手科目であっても過去問題集に取り組んでトレーニングさえすれば、しっかり点数を取れる科目です。苦手科目だと途中で投げ出さないで、入試本番ギリギリまでねばって取り組みましょう。
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