

今月21日から清瀬市郷土博物館で開かれている「下宿内山遺跡 江戸~昭和の清瀬を掘る」展に行ってきました。清瀬水再生センター建設に伴い、広大な敷地の発掘調査によって姿を現した遺跡です。縄文から近代にかけて長い年代にわたる遺構・遺物が数多く見つかっています。古代の9世紀後半から10世紀にかけての大型掘立柱建物や竪穴式住居、江戸時代初期の旗本陣屋、17世紀以降の屋敷や用水路、水田の跡など、それに伴う大量の陶磁器が見つかりました。
こんな近くに遺跡があったなんて、本当にワクワクしますね。面白かったのは、農業に関する店舗の銘が記された明治期の湯呑み茶碗たち。肥料や麦の品種を販売していた志木市の「浅田肥料」、今で言うところのノベルティグッズですね。こんなモノの流通から当時の農業の様子が垣間見えてきます。また常設展示では、中学歴史の教科書に出てくる江戸期の農具(千歯こき、唐箕など脱穀の道具など)も屋外に並べてあります。こちらもついでに見てきてください。なお同展は12月13日までになります。
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