周りを大西洋の荒波にかこまれ、「世界最果ての島々」と呼ばれるスコットランドのセント・キルダ諸島、この島に暮らした最後の子どもを主人公に当時の島の暮らしを描いた絵本です。外の世界からほとんど干渉されることない孤立した場所での生活。厳しい環境で生きていくためには、子どもたちも力をあわせて働かなければなりませんでした。島にやってくる海鳥たちは食料として羽毛や脂を取るためにもとても大切で、とった鳥は人数に応じてすべての島に暮らす家族に公平に分けられたそうです。本書を手がけたのは、ケンブリッジの小さなかやぶき屋根に暮らしているというイラストレーター、モノプリントと呼ばれる版画の技法を使って描かれています。
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