
最近、中学生と話していると、こんな言葉をよく聞きます。「メンタルやられました!」「心折れました!」「もう無理です!」
もちろん受験には本当に苦しい時はあります。でも「心が折れた」という言葉を口にするハードルが、以前よりずいぶん下がったように感じます。
その背景には、コロナ禍で過ごした「失われた時間」があるのでしょうか。運動会が中止になった。修学旅行も無くなった。友達とも遊べなくなった。本来ならば、毎日の中で、「失敗しても大丈夫」、「なんとかなる」という経験を積み重ねていきます。ところがその練習時間のような時間がなくなってしまったのです。
だから、今の中学生は少しの失敗でも、「人生終了!」くらいの気分になってしまうことがあります。
高校受験は、点数を競うだけのイベントではありません。「思い通りにいかないこと」に付き合う練習です。模試の判定がダメダメだった。計算ミスを必ずしてしまう。昨日覚えた英単語、今日もう忘れている。英単語は、なぜか寝ている間に家出します。笑
模試の結果も、黒歴史として葬り去っても、点数は増えません。でも間違えた問題をひとつひとつ直していけば、点数は確実に伸びていきます。「できないをできる」に少しずつ変えていきましょう。そして「小さなできた」の積み重ねがあなたの心を強くしていきます。
転んでも立ち上がる力。上手くいかなくても続ける力。「次にどうすればいい?」と考える力。受験で本当に身につけてほしいのは、公式や英単語だけではありません。
模試が目も当てられない結果でも、計算問題を間違え続けても、英単語を忘れてしまっても、あなたの人生は終わりません。本当に終わるのは、もうやらないと決めてしまった時だけです。
今日も一歩ずつ、未来の自分はきっと今の自分に拍手してくれるはずです。
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