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おすすめ本

「時間とは何か」ちくま文庫

時間とは何か (ちくま文庫)
ヨシタケシンスケ
2026-02-27

今月のおすすめ本は、池内了著「時間とは何か」ちくま文庫です。

「時間って時計の針が進むこと」という自明の理と思えることから出発して、宇宙、物理、生物、さらには人間の感じ方まで、時間の本質を探っていく一冊です。難しい数式なしに、分かりやすいたとえ話や身近な現象で、説明していきます。

「時間は、どこでも同じ速さで流れていない」
「過去から未来はなぜ一方向から流れるのか」
「生き物の時間と宇宙の時間の違い」

この本は、知識を増やす本ではなくて、「ものの見方」を変える一冊です。

本書が向いているのは、理科や宇宙について興味ある子、「どうして?」と考えるのが好きな子、長い物語は苦手だけど、面白い話なら読める子です。

時間をめぐって、さまざまなトピックが盛り込まれています。一冊読み終わると、「学ぶって、面白い」と誰しも思うことでしょう。

文系、理系も関係も無く、「考える人」になって欲しいと思います。


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にっぽんの里山を旅する

にっぽんの里山を旅する
クレヴィス
2026-01-19


🌳清瀬中里の森でもウグイスが鳴き始めましたね。
最近は、バードウォッチングがちょっとマイブームです。
早朝、ベンチコートを着て、双眼鏡片手に近くの森へ。
日中は暖かくなりましたが、朝はまだまだ寒いのです。
スプリングエフェメラルももう盛りを過ぎましたが、
一日一日、季節の変化を感じる時期であります。

今月の推薦図書は、今森光彦さんの「にっぽんの里山を旅する」
ネイチャー写真家の著書が日本の里山を旅しながら、
生き物、自然の風景、人々の暮らしを写真とやさしい言葉で紹介してくれる本です。

「里山」ってなに?
人が住んでいる場所の近くにある自然=人と自然がいっしょに生きている。

写真がとにかく素晴らしく、見ているだけで心が整います。笑
この国には人の暮らしのそばにこんなにも美しい風景があるんだなぁと。

里山では、人がお米を作る、水を使う、森を手入れする。
こうしたことが、そこに生きるたくさんの生き物たちを支えています。
理科の本であると同時に社会の本でもあります。

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夏休みのオススメ本 中学生編

国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門 (14歳の世渡り術)
内藤 正典
2025-06-04





中学生には、夏休みだからちょっと背伸びして読んで欲しい本をご紹介します。

一冊目は自然科学分野の最近のベストセラーの「土と生命の46億年史」、土の成り立ちから地球史をたどった新書です。土は動物の進化と絶滅、人類の繁栄、文明の栄枯盛衰にまで大きく関わってきたことがよく分かります。夏休みなので、地球の歴史について、スケールを大きく考えてみましょう。ブルーバックスは他にも魅力的なタイトルが揃っています。この夏休み、自分の興味や好奇心を大きく広げていきましょう。

二冊目は14歳の世渡り術シリーズから「14歳からの「移民」「難民」入門」、「難民」と言うと、私たちから何か縁遠いことと思われがちですが、本書は今あなたが難民になったら、どのような事が起きるかと。世の中で起きている事を、自分ごととして考えていくことの大切さを教えてくれます。これからの時代を生きる中学生にぜひ手に取っていただきたい一冊であります。

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夏休みにやっておきたいこと

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夏休みが始まりました!

夏休みには普段出来なかったことにせひチャレンジしてみてください。小中学校がお休みになり、自由になる時間もまた増えると思います。駅前図書館に行ってみる。知らない街を歩いてみる。カフェでアイスコーヒーを飲む。いつもより行動範囲広げてみましょう。40日間のお休みも部活と夏休みの宿題だけ終わってしまっては、もったいない!

教室がオススメするのは、

①本を読んでみよう。読書感想文が宿題となっている学校も多いですね。まずは、「自分に合った本選び」が肝心。

②博物館や美術館に行ってみましょう。上野の国立博物館、科学博物館の常設展がオススメです

③音楽のコンサートに行ってみよう。清瀬のけやきホール、所沢のミューズなど。

③イベントやワークショップに参加してみよう。今年は清瀬でもいろいろあるようですね。

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夏休みのオススメ本 小学生編

ダーウィンの「種の起源」: はじめての進化論
サビーナ・ラデヴァ






すごい!ミミックメーカー 生き物をヒントに 世界を変えた発明家たち
クリステン・ノードストロム




西友清瀬店にある「BOOKSいいだ」が今月20日に閉店します。1949年に創業して以来、清瀬南口、北口クレア店となんと75年!という本当に長い間お疲れ様でした。これでいよいよ清瀬から街の本屋さんが無くなってしまいました。駅前エミオにオリオン書房があるじゃないかと思うのですけど、残念ながら東村山市なんですね。隣の所沢にTSUTAYAもジュンク堂もあるじゃん!とも思うけれど、小中学生にとってはますます本が縁遠いものになってしまうのではと今から危惧しております。

小学生の頃、学習塾の帰りに鯛焼きを食べてから、駅前の本屋さんで雑誌を一通り眺めるのが日課でした。カメラ、オーディオ、模型、映画などなど。あの頃は本屋さんも人でごった返していたなぁ。本屋さんにはたきをかけられても、素知らぬ顔で場所を移動して立ち読みしていました。 思えば、結構図々しい小学生だったのですね。笑 

気を取り直して、小学生向けの自然科学の絵本をご紹介いたします。

「ダーウィンの進化論」、「すごい!ミミックメイカー」は、イラストレーションが文章をしっかりと受け止めて、さらに想像を膨らませる仕掛けがされています。特に「ダーウィンの「種の起源」」は、ダーウィンの進化論の時代背景から、その後の影響に至るまで、分かりやすく説明されています。後者は、カワセミが新幹線、サメの肌が抗菌加工、カエデの種がドローンと、たくさんの生き物の秘密が人間の暮らしに役立てられている事に気づくでしょう。「はっこう」は、小麦粉がふわふわのパンになることや蒸した大豆がネバネバの納豆になることを通して、発酵の不思議に迫った写真絵本です。

これから始まる40日間の夏休み、皆さんに本との素晴らしい出会いがありますように!

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はじめての国宝

小学館の図鑑NEOアート はじめての国宝
2025-02-19






子どもの時から図鑑を見ることが大好きでした。世の中で生きていくのに必要なことは、すべて図鑑から学んだと言っても過言ではありません。今さらながら買い与えてくれた両親に感謝しております。ファーブルの昆虫記から昆虫図鑑へ、シートン動物記から動物図鑑へ。思えば、読み物系もほとんどが動物が主人公のものばかりでした。

最近では図鑑も動物や植物以外にもさまざまな物が出ています。定評ある小学館からは、今年春に「はじめての国宝」が出ました。これから日本の歴史を学ぶ小学6年生に強くお勧めいたします。大人が読んでも十分面白いです。ページを開くと、まず原寸大の縄文時代の火焔型土器に心奪われます。どっしりとした力強い形、うずを巻くように盛り上がったかざり。うーん、なかなかのインパクトですね。続いて、抹茶とともにその形や色を楽しんだ窯変天目茶碗。茶碗を焼く時の化学反応によって生まれた不思議な模様は、まるで宇宙の底を覗くような気持ちにさせられます。見開きページでワンテーマが完結しているので、どこからでも読むことが出来ます。博物館や美術館に行く前に予習しておくのもまた良きですね。自分だけのお宝ーぼく宝を見つけてみてください。

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とびきりおいしいおうちごはん



「食べること、料理を作ること」が好きなので、毎年、料理レシピ本大賞をチェックしています。昨年のこどもの本賞がこちらの「とびきりおいしいおうちごはん」でした。

卵料理から始まって、肉料理、野菜料理、魚料理、そして米・麺類と章立てされています。マヨネーズやウスターソースの作り方があったり、水餃子は皮から手作りしたり、ラーメンも鶏むね肉を使ってスープから作ると、なかなかに本格的であります。また仕上げにバターでコクを出す昭和なナポリタンがあったり、その一方で、タイ料理の定番カオマンガイが取り上げたりと、新旧の料理がバランスよく紹介されています。自分が子どもの時にこんな本があったらなぁとつくづく思いました。もちろん今みたいにネットなんて無かったですからね。レシピ動画を探して、ちゃちゃっと作れる時代が来るなんて夢のまた夢でした。

食材を知ることは社会に、栄養を知ることは理科にもつながります。学校での勉強がすべてではありませんし、机の上での勉強がすべてではありません。小学生たちが毎日の暮らしから学べることは沢山あります。

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おすすめの写真絵本から

ミツツボアリをもとめて アボリジニ家族との旅
今森光彦
2024-09-21





今回は昆虫写真家の今森光彦さんの写真絵本をご紹介します。

こちらの写真絵本は、南オーストラリアの砂漠地帯で
今なお狩猟採集の暮らしを続けているアボリジニの家族と
ミツツボアリを取りに行く旅のレポートです。

コウモリガの幼虫の生食もなかなかのインパクトですが、
乾き切った赤土の下にひっそり暮らしているミツツボアリの美しさ。

その生態がまたとても変わっていて、
蜜の壺になる役割のアリが、
他のアリが集めてくる蜜をおなかに貯えるのですね。
ワイン色のミツツボアリはまるで宝石のようです。
厳しい環境の砂漠地帯で生き抜く生き物の知恵に感嘆します。

表紙は岩絵の具でボディペイントした子供たちです。
中学2年生の英語教科書にもアボリジニは出てきましたね。
こちらの写真絵本で彼らの暮らしの一端を知ることが出来ます。

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子供の科學1924-1945

子供の科学完全読本 1924−1945【電子限定カラー版】:大正から昭和へ 100年前から読み直して学ぶ 教養としての科学史
小飼 弾
2024-09-12





今年なんと創刊百年を迎えた雑誌「子供の科学」
その最初の21年間の見どころを一冊にまとめたものです。

1924-1945とは、太平洋戦争の「戦前・戦中」に当たる時代です。
百年前の子供たちが夢中になって読んだ記事は、果たしてどんなものだったのか。

本書は、まず一部として「未来への憧れ」都市計画やエネルギー、月世界旅行、飛行船。
二部として「戦争と科学」第二次世界大戦の勃発、満州と海外移民、B-29と空襲。
と子ども向けとは言うものの、かなり攻めに攻めた内容なんですね。
記事もさることながら、イラストレーションもまた素晴らしいです。

過去の歴史を振り返って考えることは、これからの未来を考えることでもあります。
歴史好きというと、戦国時代の武将に憧れる男子がとりわけ多いのですけど、
近現代史にもまた目を向けてみましょう。

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ハマるおうち読書




子どもたちが本を読まなくなって久しいですが、
先日、池袋三省堂でこんな本に出会いました。

本の帯には、
「1日2時間の動画が1日2冊の読書になる」
「読解力、言語化能力、多様性を受け入れる力、
 想像力、思考力」
「学びへの意欲が育つ」
「レベル別100冊ブックリストつき」
「小学校全学年対象」
とあります。

著者は、読書教育のオンライン習い事「ヨンデミー」を運営。
読書を習うという新しい文化を創る挑戦をしているとあります。

本書には子どもが本にハマるヒントがいくつも書かれています。

○「◯年生向け」をあてにしない
○表紙だけを見て「どんな本?」予想ゲーム
○せっかく買ったのにと思わない
○子どもに「この本読んでみて」とすすめない
○「さすが読書家だね!」と声かけする

いやはや、本書を手にするまで、
こんなオンライン習い事があるとは知りませんでした。
いまや読書も習う時代なのですね。

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