清瀬市の学習塾トレックのエブリディ

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歩きながら考える

「吉屋信子 シスターフッドの源流」展

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港が見える丘公園のバラも丁度咲いてるかしらんと、神奈川近代文学館に行ってきました。

元町中華街駅で降りたら、ウチキパンでパンを買って、外人墓地に沿った坂道を上って、公園の奥に近代文学館。ただ今、「生誕130年 吉屋信子 シスターフッドの源流」展。

この展覧会が思っていた以上に面白かったのです。ひと言で言うと、「いま私たちが直面している問題を100年前に真剣に取り組んでいた作家がいた」という驚き。吉屋信子は、20歳で少女小説でデビューし、大正、昭和と旺盛に活動を続けた人気作家です。少女小説って、昔の乙女チックな話でしょうと思ったら、これが大間違いなんです、今読み直すと、自分らしさや多様性、ジェンダー、人との対等な関係を含んでいることに気づきます。つまり「一周回って最前線」なんですね。

「シスターフッド」という言葉を聞いたことがありますか?女性同士の強い連帯、友情のことですね。恋愛よりも「あなたがあなたらしく生きること」を応援する。これは近年、ドラマや漫画、映画で増えているテーマですが、その原型がすでに吉屋信子の書いてきた物語にあるんですね。そして「考えて考えて書いた人の言葉は、100年たっても決して古くならない」という実感。一人の人間が本気で考え抜いたものは、時代を越えるのです。

ちなみに港が見える丘公園もバラが咲き誇っていて、大盛況でありました。男女カップルが沢山来ているかと思ったら、女子二人で撮り合っている方が今は多いのですね。美しさを追求するのに、もはや男子は必要ないのかも。笑 

ともあれ最近、ガーデニングに夢中なので、バラの取り合わせや配色、大いに勉強になりました。

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「Re:辻邦生」展

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目白の学習院大ミュージアムでRe:辻邦生展を見てきました。

戦後を代表する作家、辻邦生1925~1999の人生と作品を紹介する展覧会です。辻さんはフランス文学を研究しながら、小説家として多数の作品を書きました。
学習院大にもゆかりがあり、多くの資料が残されています。

🔍 今回展示されているもの

①手帳・ジャーナル 辻さんが若い頃からずっと書き続けた日記が並んでいます。
日々の考え、悩み、学び、旅の記録、すべてが手書きで残されていて、思考のプロセスをたどることが出来ます。

②創作メモ・草稿(下書き) 小説を書くときに考えたことが書かれたメモ、実際の原稿の下書きが展示されています。
どんなふうにアイデアが生まれ、小説が書かれたか分かる貴重な資料です。

③パリ時代のスケッチ、マンガ 辻さんは、若い頃、パリに留学していました。
その頃に描いたスケッチやちょっとしたマンガのような絵も展示されています。

ふつうの展覧会では、完成した作品や絵が中心ですが、この展覧会では、考えている途中のノートや手帳を見ることが出来ます。
これは、「まるで生きている人の頭の中をのぞくような体験」です。文章ができるまでの苦労や工夫、楽しさが伝わってきます。

もし見に行けるなら、辻さんがどんなふうに考え、書く力を育ててきたのか、目で見て、感じ、考えてみてください。

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ツリーハウスから眺めれば

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とあるお休みの日。友達のクルマにピックアップしてもらって、カーブの多い山道を走ること20分。

「山笑う」ってまさにこのことなんだなぁと。新緑でモリモリ盛り上がる山々を見ながら。静かに流れる川の近くのツリーハウスに登って、ただ友達と他愛ない話をする。

木々の隙間に雲がゆっくり動いていく。やわらかな時間が流れていく。

話はどこからも始まって、勝手に転がっていく。話を急ぐ理由もないし、スマートフォンを見る事もない言葉はゆっくり出てきて、沈黙さえも心地いい。

豊かさは、たくさん持つことではなくて、何もいらないと感じられること。

もうすぐ3連休、皆さんはどんな風に使いますか?「自分のだけの時間」を過ごしてくださいね。

連休中、教室はお休みしません。 時間は通常と異なり、午前中になります。お間違えなきよう、よろしくお願いします。

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聖光学院の文化祭

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絶好のお出かけ日和だった日曜日、母校聖光学院の文化祭に行ってきました。たぶん卒業以来であります。まことに申し訳ありません、工藤校長先生!

もしかしてこの親子たち、みんなうちの文化祭に行くのかしらん?と磯子行きの電車の中で思っていたら、やはりその通りでありました。いやはや、すごい人気なんですね。駅からの学校まではしっかり在校生の誘導がありました。みなさん、好感度およびイケメン度高めです。

学校に到着して、新しくなった校舎にまごついていると、高校生が親切にも教えてくれました。いやはや、どの子も好感度高め。まずは小講堂にてバンドをいくつか見ました。バンドの音もこなれているし、歌っている曲(Mrs.Greenappleでした!)は随分と様変わりしましたが、なんだかバック・トゥ・ザ・フューチャー感、あれから40年後の自分に、はたまた40年前の自分に会うような気分になりました。

その後は教室をめぐって各ブースを見ました。宇宙食販売のブースあり、ガンダム研究会もあり。地学天文部のプラネタリウム、物理科学部のスライム体験など、流石に文化部は充実。交通研究部(鉄研)の巨大ジオラマは長蛇の列のため廊下からチラ見でしたが、その大きさにびっくり!esports同好会と地理歴史巡見部をうっかり見るのを忘れてしまいました。姉川と一乗谷の戦場ジオラマがあったのにまことに残念。

最後に講堂にて弦楽オーケストラ部を聴いてきました。演目は、ホルスト、モーツァルト、ヴィヴァルディの四季。低音パートがしっかり全体を支えて、密度のあるアンサンブルでした。四季のヴァイオリンソロも申し分無し、素晴らしい! 毎年、年末行われている定期コンサートにも行ってみようかな。

校舎はすっかり新しくなったけど、中学高校と6年間を過ごした場所を訪れて、自分の原点にふれる思いがしました。そしてあの6年間が自分を育ててくれたのだなぁと。これまで支えてくれたみなさまに感謝です。思い出すのは、うまく行った出来事よりも、あのとき声をかけてくれた人、黙って見守ってくれた人、そして何も言わずに信じてくれた友だち。8ミリ映画を撮った時に、授業中にカンパの袋を黙って回してくれた友だち。今はこうして立派な映画監督になって…いませんね。笑 ともあれ自分一人でここまで来たのではなかったと言う実感がじんわり湧いてきます。

あれからぼくたちは何かを信じてこれたかな byスガシカオ

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テストに出ない「千早振る」

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日曜日は贔屓の落語家さんがトリに出るというので、鈴本演芸場に久しぶり出かけて来ました。寄席は久しぶりでお正月以来ですね。

トリの演目は、古典落語の「千早振る」でした。今、ちょうど3年生たちが国語で学んでいる古今和歌集、そこに出てくるのがこの歌、「ちはやふる神代もきかず竜田河唐紅に水くぐるとは」今回の中間テストの試験範囲でもありますね。落語では、なんでも知ったかぶりするご隠居が、この歌の意味を問われて思いつきでハチャメチャな訳つけていくというものです。お正月に家族で百人一首でもやっていれば、こうした和歌のパロディもすんなり理解出来るのですが。昔の遊びはそれなりに意味があったのですね。

しかし、毎度ながらプロの噺家さんの緩急自在の喋りには感心しきりです。会場の空気やお客さんの反応見ながら、即座に感じとって話の調子を上げたり、下げたり。最後まで噺を飽きさせないように、くすぐりを入れたり。大いに勉強になりましたー。笑

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世界陸上2025

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世界のトップアスリートたちの熱い戦いが連日続いております。

男子100mのアメリカ、ジャマイカのお互いのプライドを賭けた戦いも見ごたえありました。男子110m障害の村竹選手は本当に残念でした。メダルまであと100分の6秒。勝負の世界は厳しいですね。しかし、なんと言っても、スウェーデンの男子棒高跳び、デュプランティスの6m30cm世界新記録。優勝を早々に決めたあと、二度の失敗した後のプレッシャーをものともせず、会場の観客を味方につけての世界記録更新です。あの鳥人ブブカの記録をなんと15センチも上回りました。

父親でありコーチのグレッグさんいわく「やる気は親が与えるものではない。内側から出てくるもの。子どもに「やりなさい」と言ったことは一度もない」少年時代に野球選手になる夢を諦めてからは、自宅の裏庭に作った棒高跳びが練習できる場所でよく遊んでいたそうです。世界のトップアスリートといえでも、はじめは「好きこそものの上手なれ」なんですね。棒高跳び跳びの練習できる裏庭というのも普通なかなか無いでしょうけど。笑

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受験のその先にあるもの

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勉強に部活に、中学生はとかく忙しい。でも高校生はもっともっと忙しいのです。

ちょうど今、高校生たちは夏休み明けに文化祭に全力投球しています。クラス単位で、部活単位で、全員で描く大きな一枚の絵。全員が持てる力をすべて使い切る、一年に一度の祭りです。

受験生たちは、いわば受験勉強を通して、これからの高校生活の予行練習しているところなんですね。どんなに忙しい中でもやるべき事をしっかりこなせるように。ここ一番誰にも負けない「集中力」とすきま時間を活かせる「切り替え力」そして全体を見渡してスケジュールを立てられる力。

高校受験のその先にあるもの考えてみましょう。今日は昨日の続き、明日は今日の続きなのです。

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盛岡への旅

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今回の盛岡への旅は、博物館や美術館を訪ねるのんびり旅でした。もりおか歴史文化館では盛岡藩の歴史ー城下町の建設から戊辰戦争までを学んで、岩手県立美術館ではコレクション展で舟越保武、桂の彫刻作品とじっくり向き合いました。いやはや地方都市の博物館、美術館はどこも充実していますね。東京は博物館、美術館の数こそ多いですが、こうして落ち着いて見られるのはなかなか少ないように思えます。

ついで今回は、彼の地で30年、ワインの店をやっている友人の店を友人夫婦と訪れました。共に同じ中学、高校に通った古くからの友人です。盛岡の友人とは本当に久しぶりでしたが、そんな時間のブランクを感じない楽しい時間を過ごしました。これまでの一緒に過ごした長い時間があるからでしょうか。やっぱり友だちっていいものだなぁと。

そんな意味でも中学、高校選びは大事なんですね。これから君たちが出会う友だちは一生の友かもしれません。

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報道写真を読む展 

戦後80年、昭和100年と題した展覧会があちこちで行われているこの夏。横浜に行く機会が有りましたので、ニュースパーク日本新聞博物館での「報道写真を読む 「1億人の昭和史」から「毎日戦中写真アーカイブへ」」展を見てきました。

毎日新聞社に保存されていた、日中戦争から太平洋戦争にかけて600人の海外特派員が撮影した約6万枚のネガ。現在、これらのデジタルアーカイブ化が進んでおります。東京大学・京都大学との共同研究により、未来を生きる世代に伝える方法をこれまで検討してきました。戦後80年、時代はまさに「語り手なき時代」に入りつつあります。AIによるカラー化・動画化によって見えてくる「戦争の実像」そこにあるのは戦争下を生きるという事であり、一人ひとりに流れている「生きている時間」です。さらに戦争と動物、戦争と子ども・女性との関係、不許可・フェイク画像を通して、戦争のいまを考えさせられる展覧会でした。

横浜に行く機会が有りましたら、ぜひ立ち寄ってみてください。みなとみらい線日本大通りすぐのニュースパークです。夏休みの自由研究のヒントも沢山見つかると思います。なお当展覧会は8月31日までになります。

http://newspark.jp

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テオルボリサイタル2025

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独フランクフルト在のリュート演奏家、会所幹也さんのテオルボリサイタルに原宿の小さなスタジオまで行ってきました。

テオルボTheorboとは17世紀に隆盛を誇ったバロックリュートのことです。なんと言ってもその大きさにびっくりします。長ーいネックは2メートルほどあります。弦は14本、押さえる弦の他に開放で鳴らす低音弦が張られています。ちなみに弦はガット弦になります。わたしも今回、初めて生で聴きました。

今回のリサイタルでは、イタリア初期バロックを代表するジョヴァンニ・カプスペルガー、ルイ14世に仕えたフランスの作曲家ロベール・ド・ヴィゼ、リュート、テオルボの演奏家でもあったイタリアの作曲家ピッチニーニ、フランスバロックを代表するクープランの曲が演奏されました。

演奏だけでなく、テオルボについてのお話をはさみながらのリサイタルでした。テオルボをドイツから持ってくる苦労話から始まり、テオルボの歴史から、当時のバロック音楽について、とても分かりやすいお話でした。SNS、YouTubeはもちろんのこと、リサイタルで配られたパンフレットも自身で原稿を書いてデザインまでも。すつかりイメチェンして髪を染めて、パンフレットの写真が今の会所さんと違うのにも驚かされましたが。大きく古楽器リュートの魅力を一人でも多くの人に届けるという姿勢がなんとも素晴らしく、これからも応援していきたいなと思いました。

今やクラシック演奏家もセルフプロデュースの時代なんだなぁと、そして作文力はまた人間力でもあるなぁと痛感しきりです。

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