生徒の主体性育む八王子学園八王子高校

週明けの月曜日、西八王子まで八王子学園八王子高校に行ってきました。

これからの大学入試においては、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ姿勢をもっているか」が問われてきます。まず21年度入試（高２生）においては、教科・科目以外の取り組みや成果を、そして２５年度入試（中１生）においては「学びに向かう力、人間性」を評価することが決まっています。八王子高校は主権者教育プロジェクトとして、1年生では興味ある分野の新聞を作成しクラス内でプレゼンテーション、２年生では沖縄の諸問題を新聞で作成し講堂にてプレゼンコンテスト、３年生では学生団体を招いて社会問題や政治についての意見交換、模擬選挙が実施されています。

コースは文理コース、総合コース、アスリートコースの３コース。さらに文理コースは特進クラス（難関国公立大学目指す）、選抜クラス（国公立、早稲田、慶応、上智以上を目指す）進学クラス（MARCH以上の大学を目指す）に分かれています。総合コース（音楽大、美術大を目指す）は学習と部活動の両立をはかっています。

入試に関しては、学科試験が文理コース特進クラスのみ他コース・クラスとは別の問題になるので注意が必要です。文理特進は自校作成校レベル、文理選抜・文理進学・総合進学・アスリートコースに関しては中学教科書レベルの問題です。３科目の入試問題、入試相談基準については、教室長までお尋ねください。なお１０月12日には授業公開が予定されています。8時45分から12時35分まで自由に参観することが出来ます。くわしくは八王子学園八王子高校HPにて。

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いつも心にFマーク！藤村女子中学・高等学校

吉祥寺にある藤村女子中学・高等学校の説明会に行って来ました。JR吉祥寺駅から徒歩５分、街中にある女子校になります。「これからの新しい時代にやりたいことができる女性」を育てたいと、新校長のもと改革を進めています。

中学は、大学入試に向けて必要な力を段階的に身につける特選コースと高校進学時にS特・特進・スポーツ科学特進コースをめざす特進コースの２コース。日々の学習を記録したFujimuraノートを活用して、生徒、教員、保護者のコミュニケーションを図っているそうです。入試ではプレゼンテーションと質疑応答からなる「自己表現入試」を新設しました。

高校は総合進学コースを新されました。国公立大学、難関私立大学を目標とするS特コース、特進コース、文系を中心とした私立大学・短期大学を目指す総合進学コース、大学進学と部活動の両方を頑張りたいという生徒をサポートするスポーツ科学特進、専門性の高い体育実技の授業で技術を磨くスポーツ科学コースの５コースとなります。高校では地元吉祥寺でのフィールドワーク体験が盛んです。英語マップやフリーペーパーを作成したり、Jリーグ昇格を目指す武蔵野シティFCのチームグッズを制作したり、その他さまざまな吉祥寺での地域密着型イベントを企画したりしています。

クラブ活動も大変活発で現在は１４の運動部、１１の文化部があり、加入率は９０％です。今年はソフトボール部は３年連続のインターハイ出場、加えて柔道部、バレーボール部、新体操部、機械体操部、バスケットボール部が関東大会出場が決定しました。７月７日（日）には「クラブ祭り」と題して、クラブ体験ができるイベントがあります。時間・内容詳細については学校HPでご確認ください。

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合い言葉はチャレンジ！武蔵野大学中学校・高等学校

　
梅雨真っ只中でありますが幸い雨にも降られず、武蔵野大学中学校・高等学校の説明会に出かけてきました。秋津からは西武池袋線、新宿線と乗り継いで田無からバスで１０分、秋津からは４０分ほどになります。武蔵野大学とは共有する敷地内に中学校・高等学校の建物が並んでいます。

今年４月に共学化にともなって校名を変更した武蔵野大学中学校・高等学校。さらに昨年、新校長を招いて、大きく変わりつつあります。中学校はこれまでのコースを統合してグローバル＆サイエンスの１コースとなりました。高等学校では国立・私立の難関大のみならず海外大進学も視野に入れたハイグレードコース、問題解決を通じて幅広い視野を身につけるPBLインターナショナルコース、武蔵野大学全学部への内部推薦のあるレギュラーコースの３コースになります。英語教育には特に力を入れており、TOEFLiBT（海外大学でも最も信頼されている英語資格テスト）でハイスコアを取る日本一のプログラムを生徒たちとともに作ってゆくと校長先生も熱く語っていました。当面の目標スコアは中学入学生は８０点、高校入学生は６０点とのこと。５月の学校説明会においても年々多くの人を集め、新しい時代の教育への期待感が高まっているようです。

昨年度受験者が倍増した中学入試においては、従来の適性検査型に加えて２０年度からは算数/英語の１教科、帰国生入試が増えて、さらに多様な力を評価する入試となります。また英検３級以上の生徒には加点制度もあります。付属校への安心感から人気が戻りつつある高校入試の詳細については、教室長までお声かけ下さい。

来月２０日には、中学受験者を対象とした適性検査型入試説明会、中学高校合同イベントのインターナショナル説明会が開かれます。武蔵野大学中学校・高等学校HPによりお申し込みください。

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私学の独自性を発揮する明法中・高等学校

　
自転車を飛ばして明法中・高等学校の説明会に行ってきました。空堀川に沿って久米川まで、さらに八坂を経由して４０分ほどの道のりです。明治学院東村山高、東村山西高にもほど近い立地です。

中学校は、やり抜く力を身につける進学GRITコース、世界を舞台に社会で活躍を目指す国際理解コース、科学的思考と問題解決力を磨くサイエンスGEコースの３コースからなります。中１・２生には週末課題が与えられ週明けテストがあります。中３生には朝テストが実施されています。「少人数教育」とオーケストラ教育、理科教育など「本物にふれる教育」を実施しています。本年度中学校は３０名の入学者がありました。

高校では高１生では特別進学コース、総合進学コース。高２・３生では国公立難関私大コース、私大合格コースと志望大学に合わせたコース制が採られています。また「英検準1級の取得」、「ターム留学」、「２１世紀型スキルの習得」の３つの柱としたグローバル・スタディーズ・プログラムも用意されています。高校生全員にChromebookが導入され、eポートフォリオを活用しています。これからの大学入試において「主体的な学び」の評価基準となるeポートフォリオにも対応しています。なお今年春から共学１期生が入学し、男子１９３名、女子８２名の２７４名になりました。

部活動もなかなか盛んで、今年はソフトテニス部がインターハイ出場決定しました。上位8組が出場するインターハイに3チームが出場するというのだから素晴らしいですね。部員数の多いクラブを挙げると、サッカー54名、硬式野球52名ソフトテニス43名。女子の多い部は軽音楽、バレーボール、水泳といったところだそうです。

これまで都立高校で改革を推進してきた新校長の元で、さらに私学の独自路線を突き進む明法中・高等学校。くわしい入学試験情報に関しては、教室長までお声かけ下さい。

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未来の社会で活躍できる人間力を 西武台新座中学・西武台高校

　５月２２日午前中に清瀬けやきホールのセミナーハウスで行われた埼玉県新座の西武台新座中学と西武台高校の塾対象学校説明会に行ってきました
　
　一時期は教室でも併願校として必ず名前があがった学校で、サッカー部で活躍していた生徒もいました。サッカーと野球のイメージが強い学校ですが、きのうのお話しでとてもおもしろかったのが中学の高味直毅先生が作った英語部（ディべート部）と授業のお話でした。西武台の英語は大学受験だけを目的とせず、発音・発声に力を入れ、英語で考える力を身に付けさせようとしています。特に中学から入った生徒は６年間みっちりと勉強していきますから高校卒業時には相当力をつけているようです。そして英語部は２０１８年のディべート甲子園関東大会で、開成，創価に続いてなんと３位！４位　聖光学院　５位　広尾学園　６位　渋谷幕張　と聞いてレベルの高い学校ばかりの中で勝ち抜いたことに驚きました。調べてみたら中学生の議題は飲食店における店内全面禁煙の義務化について、賛成、反対それぞれの意見を戦わせていくものだったようです。今年の大会の様子を見てみたいと思いました！

　またベネッセのclassiを取り入れ、中１から高３までの成績カルテやポートフォリオを全教員が共有したり、普段の定期テスト以外にも長期休暇の後には大テストという振り返りテストがあり、先取り型の授業と復習するための大テストでスパイラルに学んで定着させようとしています。中学はまだ非常に小規模で高校は大規模という学校ですが、生徒との距離感が近い若い先生とベテランの先生が力を合わせて、変化する社会に対応できる子どもたちを育てようとしていることを感じました。　
　
　今年はオープンスクールや説明会が予約制になりました。気になる生徒はぜひ足を運んでみてください　早速５月２５日の土曜日の午前９時３０分―１２時までの中学の説明会で英語の体験授業があり、６月１６日はアクティブラーニング、７月６日は理科実験教室が行われます、
高校のオープンスクールは７月７日、１５日、８月２４日、２５日。説明会は９月１５日、２２日、１０月１３日、２７日など。詳しい成績基準は教室でお話しします。

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進学重視型単位制高校 国分寺高校

GWも過ぎて学校説明会の季節となりました。まずは東京都立国分寺高校に足を運んできました。大学進学に必要な科目を選択して決められた単位数を習得して卒業する進学重視型単位制高校です。毎年９月に行われる、合唱祭・文化祭・中夜祭・体育祭からなる木もれ陽祭でもよく知られています。アクセスは最寄り駅が国立、駅からはバス１０分もしくは徒歩２０分になります。交通アクセスは正直あまり良くないですが、清瀬あたりからだと高校まで自転車利用の生徒もいるようです。

説明会ではまず入学者選抜結果についての説明がありました。昨年度は推薦に基づく選抜が３．３３倍。小論文は２題、ひとつはカント哲学入門から、もうひとつはグラフの読み取りを必要とする科学分野から出題されました。集団討論は日本の人口問題が出題されました。推薦では６４名の合格者のうち７割が女子だそうです。学力検査に基づく選抜は１．６５倍。合格者２５７名のうち男子５１％とこちらは男女比が逆転して、全体のバランスをとっているようです。なお学力検査は国語・数学・英語が自校作成問題となっています。

続いて国語・数学・英語の先生より、問題の出題の意図、多くの受験生たちが間違えた問題の解説、また合否を分けたポイントについての説明がありました。国語は、受検者平均点が高かったですが、記述問題のテーマが「グローバリゼーション」と近年よく取り上げられているテーマでしたので、例年に比べて書きやすかったようです。記述問題はやはり配点が大きいので全体の得点に大きく響きます。数学においても、記述問題はこれからの数学へとつながる設問でもあるので時間を使ってじっくり考えて欲しいとのことでした。英語は今回問題の解き進め方にどうやら合否の分かれ目があったようです。大問３がレベルの高い英文だったので時間を取られてしまうので、大問３を飛ばして大問４を先に解き進めた方が点数を取ることができたのではと。大問４は文章量は多いものの速読力があれば対応できる問題でした。問題全体を眺めて、冷静な判断が必要だったかもしれません。

今回、実際の問題用紙、解答をいただいてきました。国分寺高校に興味ある生徒は教室長まで声をかけてください。実際に解いて過去問演習してゆくのはまだまだ先ですが、問題を一通り見ておきましょう。

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