2008年09月

2008年09月30日

米金融安定化法案が下院で否決されたことで、NY株が約778ポイントと過去最大の下げで株式時価総額は法案規模の7000億ドルの2倍以上にあたる1兆7000億ドルが一日で吹き飛んだとのこと。
コモディティーもNY原油が10ドル暴落し、シカゴ穀物では3品ともリミットダウンに張り付いて引けた。

フレート(海上運賃指数)は週明けも続落し2年ぶりの安値を更新してきている。パナマックスの用船料がハンディサイズの用船料を下回るようになったがケープサイズに比べると割高感が残っているとのこと。

円高及びナイトも続落したことを嫌気され東京とうもろこしは寄りから売り物が殺到し全限拡大ストップ安で寄り、終日全限リミットダウンに張り付いて引けた。海外系ファンドの利食い買いが先限に見られたようだが、店内でぶつかり場にはほとんど出なかった。出来高は一日合計でわずか3722枚とバイカイもほとんど付かず。
連続拡大ストップ安となり三日で4000円幅の下げとなってきているが、買い方の手仕舞い売りがストップ安抽選のため未消化のままとなった。

なお米金融安定化法案について下院指導部は10月2日に議会を再召集する方針を示しているようだ。明日は米国の第三四半期末でファンドの動向も注目される。

個人的には明日以降の入電やナイト・ドル円・内部要因・他銘柄の動きを見ながらにはなるが、手仕舞い売りが強要されるような形になるようだと、ある程度は手仕舞い買いも考えられるか。


(17:08)

2008年09月29日

週末のシカゴコーン入電は15セント安し、フレート(海上運賃指数)も続急落し2年ぶりの安値を更新してきている。
本日ナイトも続落したことを嫌気され東京とうもろこしは寄りから大幅安となり先限は拡大ストップ安で寄った。

場中海外系の利食い買いが先3本中心に纏まって入ったことで一般の投げも引っ込み気味だったが、後場はナイトが下げ幅を広げてきたことや他商品の下落や日本株安も嫌気され全限リミットダウンに張り付いて引けた。
リミットダウンに張り付いてくると全限一代安値を大きく切ってきていることでさすがに一般の手仕舞い売りが強要されてきており、売りがあっちこっちから出てきていたがストップ安抽選のため未消化のままとなった。
個人的にはまだ内外とも下値残しという見方に変わりがないので、本日も値のついていた前場で多少売り乗せた。

フレートではパナマックスの用船料が3万ドルの節目を割り込んできていて週末の指数も2年ぶりの安値を更新してきている。ケープサイズの下げ足も週末にかけて止まらず、安値更新が続いている。中国の港頭に鉄鉱石の在庫が輸入量の約2ヶ月分に積みあがっているとの報告も弱材料視されているとのこと。明日もBPI指数は安い可能性が大きいか。

シカゴやドル円・原油等外部環境の動きや、国内の内部要因の変化を見ながら対応したい。

(17:08)

2008年09月26日

シカゴコーン入電は原油急反発にもかかわらず小幅反落となり、ナイトも軟調なこと、フレート(海上運賃指数)が続急落したことを嫌気され東京とうもろこしは寄りから大幅安となった。

強気ポジッションの某商社系の投げが先週の安値である程度見られたが、この間の戻り局面では人間心理の常で投げの手が止まっていたが、やはりこの値位置になってくるとパラパラと投げが始まってきたようだ。大幅安寄り後も戻りきれず一般の手仕舞い売りや強気商社系の投げの手が目立ち、それに対し別口商社系の買いや外商系の利食い買いも散見されたが売り圧力が強く引けでは全限リミットダウンに張り付いて引けた。全限リミットダウンに張り付いたことで特に先2本は投げが未消化のまま週を越すこととなった。

前日ロンドン海上運賃指数が20ヶ月ぶりの安値をつけたが、本日も地合いの軟化が続いている。海運市場での荷動きは低調な状態が続きパナマックスも各航路での運賃低下が続いていて、当面はこうした状況が続くと見られている。とうもろこしはフレート急落による現物価格の下落を受けて、期近から価格を下げやすくなってきている。先限はシカゴコーンの動きやドル円等外部環境の動きの影響を受けやすいが、戻り売り有利な状況は続きやすいと思える。

シカゴコーンもこの間戻したがそろそろ下げてきてもおかしくないと見ているので、個人的には本日も多少売り乗せた。外部環境の動きを見て対応したい。

(17:03)

2008年09月25日

シカゴコーン入電は小幅続伸となったが、ナイトが軟調なこと、フレート(海上運賃指数)が急落し20ヶ月ぶりの安値をつけたことを嫌気され東京とうもろこしは寄りから大幅安となった。寄りから某商社系の売りが先3本に目立ち、別口商社系の期近売りにも圧迫された。場中買戻しも見られたが、引けにかけて先3本中心に値を削って引けた。

年初来安値を更新してきているフレートは傭船者側が様子見に転じ地合いが急速に悪化してきているが、来週中国が国慶節休暇に入るので傭船者側の引き合いが回復することはすぐには期待できず更に下げやすくなっているとのこと。

ここ4日間ほど値を戻しているシカゴコーンだがこの後反落してくるようだと東京とうもろこしの下げ足が速まることが考えられる。個人的にはこの間何回か打診売りしたが利が乗ってきたので多少売り乗せた。外部環境の動きを見て対応したい。

(16:29)

2008年09月24日

とうもろこしは休みの間の海外高で換算値は200〜300円高前後だったが、某商社系の3月限から流した売りが警戒されたことや、先限は月曜日に続きファンド系の売りが見られ上値を抑えられた。2節以降値を削ったが本日の安場は商社系のゲンオチも見られた。とうもろこしは換算値以上に買い上げられるようだと売りたかったが反落したので手を引っ込めさせられた。

東京タイムの4時半頃から貴金属・エネルギーがドル円で円安気味に振れたことや、ナイトやスポットが確り推移していることでかなり上値を伸ばしている。
NY株が続落した割には、東京の株が下げ渋ったことでの明日のNY株の動きや・貴金属・エネルギー・シカゴ穀物等コモディティーの動きを見て対応したい。

NY金・NY原油・シカゴ穀物は昨日までの戻りでは総取り組みの減少が続いていて、コモディティー市場から資金の引き揚げが続いていることを示している。


(17:25)

2008年09月22日

場当り的な対応では金融市場の混乱を増すだけで、これ以上放置できないとして、米国政府が株式の空売りを禁止・多額の公的資金(税金)を投入して不良債権を買い取る対策を打ち出したことが好感されNY株式や原油が買い戻され、シカゴ穀物3品も反発となった。本日ナイトは其の流れを引き継ぎ概ね確り推移している。

米国政府の金融証券対策の即効性に期待して、商品もインフレを先取りする動きに戻るとの見方も語られているが、金融証券市場での最悪の事態は避けられたとしても、米国景気の最大の牽引車は個人消費であり、米国の消費者が物事を楽観的にとらえ今まで以上に高水準の消費動向を続けない限り(イソップ物語のキリギリスではあるまいに)景気拡大は難しいのではないだろうか。

この間の原油・穀物等の戻りは買い戻しが中心でNYの取り組みが減少していることを見ると、戻りは限定的のように感じられる。

東京市場では週末入電高やナイト堅調を受け全面高となっている。
東京とうもろこしも一般の買いや・買戻し中心に続伸した。それに対し先限中心のファンド系の売りや期近中心の某商社系の手仕舞い売りが目立った。個人的には先限を軽く売った。相場は今のところ戻り売りで見ているが、休み明けの動きをみて対応したい。


(16:28)

2008年09月19日

本日NYの場中で急騰したNY金や原油が高値から急反落したことや、これからのハーベストプレッシャーを意識した売りにファンド系のテクニカル売りを巻き込みシカゴ穀物3品は急反落した。コーンは昨日9000枚買いこしたと推定されるファンド系が13000枚売りこしたと推定され、一時リミットダウンを交え26.75セント安の入電。
後一ヶ月もすると大量の現物が出回る時期になることから急いで現物を手当てする向きは少なくなることが予想されること・ファンド系の資金引き揚げの流れが続くと予想されることから、外部環境の動きに影響されながらも8月12日に付けた12月限の504.50セントは意外とあっさり切ってくることもありえるか。

NY原油・NY金の昨日の取り組みは減少しており、昨日の急反騰は資金流入ではなく買い戻し中心だったことを示している。本日の動きでの取り組み変化については明日の報告を見ないと分からないが。

東京とうもろこしは入電急落を受けたがドルが切り返したこと・ナイト小幅堅調・他商品が軒並み急反発したことに支援され、引けにかけて大幅に反発して引けた。先限は昨日の安値から約1600円戻りとなった。手口は一般の買いや買戻し・ファンド系の先限中心の買いや買戻しに対し、商社系・外商系の手仕舞い売りや売りが出会っていた。個人的には先日手仕舞しているので後場の戻りは打診売りした。来週の動きを見て対応したい。



(17:14)

2008年09月18日

リーマンの経営破綻に始まり、次いで経営不安の強まった大手保険会社AIGにはFRBによる最大850億ドル(約9兆円)の融資(NY連銀による)が行われたことで金融・証券市場は一時的には落ち着きを取り戻すかに思いきや、市場の判断は(上位3位)大手証券メリルリンチがバンカメに買収される形での救済を受けたことで、残り上位2行ゴールドマンサックスやJPモルガンに対しても経営内容に対する不安が広まり、本日NY株は金融株中心に暴落となった。シカゴ穀物市場は株急落で一時売られたが、NY原油やNY金の急反騰に小麦・コーン中心にショートカバーを巻き込み急反発入電となった。

AIGインデックスファンドの建ち玉は米国の急落した16日の引け値をベースに投資銀行2社との間で大口相対取引が行われたとのこと。(先物市場でのAIGインデックスファンドの建ち玉を先物市場に影響を与えることなく解消させるため市場外での相対取引をCMEグループが認めたとのこと)前日AIGの投売りを想定して先回りして売ったヘッジファンド中心に本日は買い戻しが集中したとの見方をされている。本日のNY原油やNY金の急騰も先回りして売ったファンド系中心のショートカバーを巻き込んだ買いと見られる。

東京とうもろこしはドル円・ナイトの乱高下や他商品の動きに振り回される形で買い方の投げや売り方商社系・外商系の買い戻しなどが出会い乱高下した。


(17:17)

2008年09月17日

リーマンは会社更生法の申請に追い込まれ、大手保険会社AIGにも経営不安が広まり、本日のシカゴ穀物市場はAIGインデックスファンドがコモディティー運用の内18%が穀物へのウェイトターゲットになっていることから破綻の場合は影響が計り知れないとの不安感にAIGインデックスファンド自体が手仕舞いを行ったかどうかは定かでないが、普通のヘッジファンドやスモールトレーダーの狼狽売りにコーンはほぼストップ安・大豆・小麦も急落となった。
東京の始まりにはFRBによる最大850億ドル(約9兆円)の融資(NY連銀による)を承認・AIG株79.9%を政府が取得する権利を確保。融資機関は24ヶ月・というニュースが飛び込んだ。

これを受け東京金は急反発・とうもろこしはほぼ変わらずに寄る。
とうもろこしについては大豆同様戻りの鈍さや、ナイトが後場の立会い時にプラスサイドからマイナスサイドに振れたこと・為替が値を削ったことなどが嫌気され一般の投げを呼び込み急落して引けた。一部強気商社系の投げ以外は一般の売りに対し、外商系・商社系・強気ファンッド系の買いが出会っていた。個人的にはAIGの支援が決まったことや連日下げてきていたフレートが下げ止まって来たこと・又玉整理も応分には出ていることから本日売りを手仕舞いとした。東京が引けてからのドル円は105円台の前半にドルが緩み・ナイトはコーンで8セント・大豆11セント前後確りで推移している。手仕舞いしたことから戻ってほしいのが本音だが中期ではインデックスファンドの手仕舞い傾向は変わらないと見ているので今のところ戻り売りで考えている。明日の入電が待たれる。


(17:36)

2008年09月16日

米国金曜日はUSDA報告が事前予想よりも少なかったことや、ハリケーン上陸による中西部産地への大雨予想などファンダメンタル強材料を囃しファンド買いにコーンはリミットアップに買われた。ところが週末には米国大手証券会社の経営破綻に見舞われた。一社は会社更生法の申請に追い込まれ、一社はバンカメによる買収となったが、大手保険会社AIGにも経営不安が広まるなどし本日入電はNY株急落、商品市場ではNY原油が100ドルを割り込み急落となった。

東京市場ではこれを受けて全面安となり、エネルギー・ゴム・プラチナ・とうもろこし・大豆等軒並みストップ安となった。
とうもろこしは他商品安・円高・フレート安に大幅安寄り後ナイトが下げ幅を広げたことも嫌気され後場は全限リミット安となり引けた。国内が換算値以上に下げたことで外商系の買い戻しやアービと思えるファンド系の買いも見られた。

しかしこういう相場は下値警戒で売りにくいことがかえって悪目を出しにくくしていて、往々にしてドル安が予想以上に進んだり・シカゴ相場が下げたりしやすいように思える。とうもろこしに限らず戻り売り有利の動きが続くと思える。

(17:58)