2009年07月

2009年07月27日

シカゴコーンは6月後半からの天候推移がほぼ理想的な生育環境を生み出し、天候予想も生育に良好なため、またテクニカル悪化や、米国内の畜産を軸とした消費動向も不振が続き6月上旬の450セントを天井に7/22には12月限で314.75セントを付け(引けは319.25セント)たが7/22引け後米農務省が作付の遅れた7州にたいし作付面積の再調査を実施すると発表し翌7/23日に作付面積減少が囃され急反発339.50セントをつけ338.75セントナイトでは一時340セントを覗く。市場では引き下げ幅を50万エーカー程度(レンジ50〜150万エーカーとの見方が多い)と見ているが、仮に面積が引き下げられても高単収が面積減少分による減反分を充分相殺するとの見方に週末には急反落した。NYダウやNY原油の急上昇に下支えられながらも、日々大豊作が見通されるようになってきているシカゴコーンは下押し圧力がかかりやすくなっている。他銘柄が修正安してくるようだと3.00ドル割れを目指しやすい。


東京とうもろこしは7/13日に先限で18000円をつけた後反発、シカゴは7/22日年初来安値を更新したが、東京とうもろこしは他銘柄急上昇にも支えられ値頃買いを呼び込み下値は切らず、逆に下げ渋ったことで、23/24日とナイト・シガゴ本セッション急反発に急反発し上値を追った。本日は週末のシカゴ急反落を受けたがエネルギーや貴金属など他銘柄急伸を眺めた売りにくさに一般の押し目買いや買戻しに下げ幅は限定的だった。それに対し、海外系の売りが先限中心に纏まって入ってぶつかっていた。今週他銘柄高につられ買われているうちが目先の売り場提供と見ている。


(17:02)

2009年07月23日

シカゴコーンはイールドの大幅アップ見通しに大豊作への期待感が市場で日々膨らんできており、本日もファンド売りに続落した。

しかしながら引け後農業統計サービス局が8月度の需給報告(8月12日発表)に向けて実作付面積改定のための追加調査を行うと発表したことで、本日ナイトが急反発一時12.50セント高をつけ東京タイムは9〜9.50セント高で推移した。

6/30の実作付面積報告では前年比1.05百万エーカーの8700万エーカーと史上2番目の作付面積だったが、この調査の行われた6月1〜2週以降に雨がちな天候が続き、作付放棄の発生した可能性もあるため今回の調査で再確認するとのこと。
コーンでは作付が遅れていたイリノイ/インディアナ/ケンタッキー/ミズーリ/ノースダコタ/オハイオ/ペンシルバニアの7州が対象。
農家が自分の作付面積を多く報告するわけはないので、かなり減少するとの憶測を呼んだようだ。市場では50万エーカーほどの減少につながるかとの見方が多いようだ。
減少面積が50万や100万エーカー程度では、今の天候が続くようだと高単収で史上最高のイールドを囃す売りを被るのも遠くないように思える。

東京とうもろこしはナイト高と後場にかけての円安傾向推移に、高寄り後も一般の値頃買いや買戻しが先限中心に多く集まり換算値の約倍の上昇に繋がっていた。他銘柄がほぼ全面高なのも支援していた。それに対し海外系や外商系の売りがぶつかっていた。下値抵抗の雰囲気になると一般の両建てはずしや値頃買いが誘われているが、高値買いぶら下がりも非常に多く見受けられ相場は戻り売りで見ている。

(17:21)

2009年07月22日

天候や天候予報がほぼ理想的になっていることでコーンはイールドの大幅アップ見通しに大豊作への期待感が市場で広まってきていることを囃しファンドが売り攻勢をかけ急反落。あっさり期近9月限は7ヶ月ぶりの安値水準(311.50セント)・12月限は約定安値の(320.50セント・引けは322.00セント)更新となった。

材料は天候だけでなく午後から開催された上院小委員会で、シカゴ小麦が現物と大きく乖離した値で(現物に対しシカゴ小麦定期が大幅割高になっている)推移している最大の理由は過剰な投機がもたらしているとの報告書が提出されており、今後政府が小麦のみならず、市況商品全般への取引規制を強めるのではとの見方が弱材料視された。尚この公聴会で、CFTC、全米穀物飼料協会、大手製粉業者、ゴールドマン・サックスから聴き取りが行われるとのこと。本日のナイトで小麦の続落幅が大きいのは上記を嫌気していると思える。

ヘッジファンドはニューエッジ社の推定だと本日6000枚売り越し、オップション込みで約24700枚の売りこしになってきたと推定されており、ポジション的にはまだまだ売り余地があり、NY原油・NYダウなど外部環境の動きを見ながらも売り攻勢をかけてくると見られる。速ければ明日にも期近の3.00ドルを試しにくるか。

東京とうもろこしは商社系の売りに当限の下げ幅がおおきく、先限は一般の売り買いが交錯したが、前日比-460円18440円での引けとなった。明日の入電待ち。

(16:08)

2009年07月21日

NYダウ6連騰やNY原油4連騰を受けてシカゴコーンは先週飼料需要の減退懸念と良好な天候予報に約定安値を更新後、週末・本日入電とファンドのテクニカルでのショートカバーが入り戻したが幅は2日間で8セント強と(その前の2日間で約20セントの下げ幅)限定的な調整高に止まった。ナイトは他銘柄の上げが止まると東京タイムの後場にかけて1.75〜2.00セント安に軟調推移している。

受粉期を迎えて天候予報が一番の材料だが、先週から週明けにかけて急騰した、NYダウやNY原油が今週どのように動くかの影響も大きい。

イリノイ大学の専門家は今のほぼ理想的な天候や・高水準の作況評価が続くようだと、コーンでイールド(単収)161.9BU(農務省予測153.4BU)大豆ではイールド(単収)44.7BU(農務省予測42.6BU)に達する可能性があるとの見方を示している。他銘柄が反落した場合はシカゴ穀物の下げ幅も大きいと思える。

東京とうもろこしはシカゴ反発や他銘柄の全面高を受けて先限中心に確り引けた。一般は売り買い交錯していたが概ね様子見静観も多く超薄商いの一日となった。外電やドル円の動向待ち。


(16:37)

2009年07月17日

シカゴ穀物(大豆・コーン)は昨日に続き外部市場との連動性が失われ、引けにかけてファンドのテクニカル売りを被って続急落した。天候や天候予報がほぼ理想的になっていることで、イールドの大幅アップ見通しが市場で広まってきている。豊作見通しを織込んだとはまだ言いがたく、来週は外部市場の動きにも影響されながら(他市場の急上昇が一過性で反落してくるようだと思わぬ安値をつけてきてもおかしくない)コーン12月限で300セントの大台を試しに行く雰囲気となってきている。

東京とうもろこし前場は当限を除き400〜500円売られていたが海外系の利食い買いに下げ渋ったこともあり、引けにかけては先限中心に一般の値頃買いや両建て外しの買いが集まり値を戻し前日比-200円18600円での引けとなった。下げの日柄が足りず、戻り売り継続と見ている。シカゴだけではなく為替の後押しも予感させ来週も下値探りの展開が予想される。

(16:37)

2009年07月16日

NYダウは景気回復に対する失望感に先週まで下落が続き8100ドル台に売られていたが、今週は発表されている第二四半期の決算報告がいいものから発表されているかのように次々と大幅業績回復を示した(ゴールドマン・サックス、インテル等)ことで、急上昇し3日間で8600ドル台に切り返した。これを受けて消費減少懸念で売られていた、エネルギー・貴金属も本日は大幅上昇となった。

しかしながら連動した動きの多かったシカゴ穀物(大豆・コーン)は外部市場の急騰を横目に久しぶりに異なった動きとなり、引けにかけて売られ急反落となった。材料的には大手食肉企業タイソンフーズ社の養豚事業縮小のニュースが需要減退と判断され弱材料となり、またコーン12月限で350セントが上値抵抗となってファンドのテクニカル売りを被って急落した。天候や天候予報がほぼ理想的になっていることで、他市場の急上昇が一過性で反落してくるようだと思わぬ安値をつけてきてもおかしくないか。

東京とうもろこし前場は他商品の大幅上昇や円安に前日と同値圏で確りと推移していたが、他銘柄が後場にかけて値を削ると引けにかけて結局売られ先限では前日比-320 18800円に反落して引けた。二日戻りの後売られてきたが、明日は他銘柄の動きの影響も大きいか。天井?を打ってからの下げの日柄が足りず、戻り売り継続と見ている。


(16:35)

2009年07月14日

NYダウは著名金融アナリスト・ホイットニー氏のゴールドマン・サックス買い推奨(明日の四半期決算が予想以上に良好と指摘・バンカメの株が割安との見方も示した)を受けこの間8100ドル台に売られていたことで買戻しが入りやすかったこともあり、金融株中心に急伸5営業日ぶりに8300ドル台を回復して引けた。NYダウ急伸にNY原油やシカゴ穀物も買い戻しが入り銘柄によって幅は異なるが朝方の安値からは応分の戻しとなって入電。ナイトもその味を引き継ぎ概ね確り推移している。

シカゴコーンについてはこの間12月限で売られたときに320セント台後半が維持され戻している。他銘柄の動きによってはファンドのテクニカルでのショートカバーもありえるが、受粉期を迎えて今のほぼ理想的な天候や天候予報が続くようだと、ショートカバーが入っても戻り売りをかぶりやすく、7/1と7/6につけた350セント台の窓を埋めるのはなかなか骨のように思える。

国内市況は昨日と打って変わって全面高となり、東京とうもろこしも行って来いの切り返しとなった。高寄り後の味のよさに一般の後場にかけての買いや買戻しが目立ったが、それに対し先限中心に売り方大手ファンドの売りがぶつかっていた。高値からの下げの日柄が足りず、戻り売りと見ている。


(16:31)

2009年07月11日

USDA報告は大豆・コーンともイールドを前回予想に据え置き、ひとまず数字合わせという印象だった。
コーンでは08〜09年度の期末在庫が(6/30発表された現実の四半期在庫が多かったこともあり)一ヶ月前の予想より1億7000万BU増えた予想に改定されていた。エタノールの消費予想を1億BU引き下げたことの影響が大きく、消費拡大が続くと予想している(08〜09年度は一ヶ月前の予想より-1億BU36億5000万BUだったが、 09〜10年度41億BUに消費拡大予想のまま据え置きとされている)エタノールの消費の先行きに現状が伸び悩む中、疑問を投げかけるものとなっている。

昨年同期より大きく作柄状況が良好な今年の現況を踏まえると、昨年のイールドが153.9BUで今年の今回のイールド予想が153.4BUに据え置かれたままなのは、良好な天候が続くようだといずれ大幅なイールド改善に繋がることを予感させるものとなっている。
来週はNY原油・NYダウ・ドルの動向と天候予報を取引材料に動こう。

コーンの値動きにとって影響の大きいNY原油は昨年12月〜今年2月の30ドル〜50ドル推移からファンド買いに5・6月と勢いよく買い進まれ6/30 73.38ドルを付けた。しかしながら実勢悪を無視して買い進んだ咎めがでて、先週はファンドの手仕舞い売りが本格化し週末には約2ヶ月ぶりに60ドルを割り込んできている。 
ファンドの高値買いがまだ大量に残されていることから、NYダウ等の動きをにらみながらも下値リスクは高いようだ。とりあえず50ドルから割れまで行ってもおかしくないか。

東京とうもろこしはシカゴ・ドル円・フレート動向の写真相場といえるが、現状の内部要因は一般中心の高値買いぶら下がりが非常に多く残ったままで、何かにつけて下げやすくなっている。「ここからのシカゴコーン下値はしれており、いくら下がるの?」と売りにくい人気の裏目がでて、国内はドル円やフレートとかシカゴコーンの動き以外のことにもタイミングによっては圧迫され下値は以外と深いように見ている。
高値をつけてからの下げの日柄が足りず、戻り売りという見方に変わりはない。


(11:34)

2009年07月10日

昨日「USDA前にショートカバーが入るようだと」と載せたとおり、NY原油・シカゴ大豆等色々な銘柄に買い戻しが入りシカゴコーンもショートカバーに5〜6セント戻して入電した。ナイトはその流れを引き継ぎ4セント前後確りにて推移していた。


東京とうもろこしは外電反発とナイト高を受けた一般の値頃買いや買戻しに300円強高寄りし、値を削ったものの先限は18900円(19000円で寄り引けは前日比+220円)と2手戻りとなった。頭が海外系の買戻しに引けにかけて確りしたことも、全体を支えたようだ。上記一般中心の買いに対し、先限中心に纏まったファンド系の売りなおしが見られた。7/1日入電の作付面積予想前までタップリ売っていた同筋が今月の発表後の急落局面では利食いが見られていたが、本日の小戻しで纏まった売りなおし。ひとまずは明日発表後のシカゴ相場の反応待ちで、その後はすぐに関心が移り天候予報やNY原油・NY株・ドルの動きに影響された動きとなろう。天候は今のところ受粉に適した予報となっており、下げ圧力がかかりやすい。この時間帯は東京とうもろこし終了時より円高にやや振れて来ており、NY原油ナイトも60ドルを割って軟調推移している。個人的には本日の寄りから何度か売ったが、下げの日柄が足りず戻り売りという見方に変わりはない。



(17:02)

2009年07月09日

NY原油が大幅続落し、シカゴコーンも戻りきれず受け渡し0の7月限を除き9月限で 325.25セント新穀ディック(12月限)で334.25セントと小幅年初来安値を更新して入電。
農家売りが止まり値頃抵抗の働きやすい値位置になっていることから、連続安での売り過剰感にいつショートカバーが入ってもおかしくないテクニカル指標となっている。

しかしながら生育にほぼ理想的な天候となっていて天候予報も少なくとも10日間は良好となっているだけに、受粉がうまくいき豊作という見通しが連想されるようになってきている。豊作という見通しが語られるようになってきたときにはたして3ドルが下値抵抗になっていけるかどうかが今後の相場見通しで大きく意見の異なるところだろう。明日は週末のUSDA前にショートカバーが入るようだとできればもっと戻りがほしいが、売り提供となるのではないかと見ている。

東京とうもろこしは円高入電だったが海外で91.80をつけたが東京の11時過ぎには93円の半ばに戻したことやナイトが1〜1.5セントほど確り推移に様子見となり引け値はほぼ前日と変わらなかった。高値をつけてからの下げの日柄が足りず、戻り売りという見方に変わりはない。


(17:08)