2009年07月11日

USDA報告は大豆・コーンともイールドを前回予想に据え置き、ひとまず数字合わせという印象だった。
コーンでは08〜09年度の期末在庫が(6/30発表された現実の四半期在庫が多かったこともあり)一ヶ月前の予想より1億7000万BU増えた予想に改定されていた。エタノールの消費予想を1億BU引き下げたことの影響が大きく、消費拡大が続くと予想している(08〜09年度は一ヶ月前の予想より-1億BU36億5000万BUだったが、 09〜10年度41億BUに消費拡大予想のまま据え置きとされている)エタノールの消費の先行きに現状が伸び悩む中、疑問を投げかけるものとなっている。

昨年同期より大きく作柄状況が良好な今年の現況を踏まえると、昨年のイールドが153.9BUで今年の今回のイールド予想が153.4BUに据え置かれたままなのは、良好な天候が続くようだといずれ大幅なイールド改善に繋がることを予感させるものとなっている。
来週はNY原油・NYダウ・ドルの動向と天候予報を取引材料に動こう。

コーンの値動きにとって影響の大きいNY原油は昨年12月〜今年2月の30ドル〜50ドル推移からファンド買いに5・6月と勢いよく買い進まれ6/30 73.38ドルを付けた。しかしながら実勢悪を無視して買い進んだ咎めがでて、先週はファンドの手仕舞い売りが本格化し週末には約2ヶ月ぶりに60ドルを割り込んできている。 
ファンドの高値買いがまだ大量に残されていることから、NYダウ等の動きをにらみながらも下値リスクは高いようだ。とりあえず50ドルから割れまで行ってもおかしくないか。

東京とうもろこしはシカゴ・ドル円・フレート動向の写真相場といえるが、現状の内部要因は一般中心の高値買いぶら下がりが非常に多く残ったままで、何かにつけて下げやすくなっている。「ここからのシカゴコーン下値はしれており、いくら下がるの?」と売りにくい人気の裏目がでて、国内はドル円やフレートとかシカゴコーンの動き以外のことにもタイミングによっては圧迫され下値は以外と深いように見ている。
高値をつけてからの下げの日柄が足りず、戻り売りという見方に変わりはない。


(11:34)