2006年04月08日

クラカメ集め

 ブロニカS2を買ってフィルムを通しているが、このメカの大層さ大仰さに驚く。これだけごつくなるのもわかる。これまでは、比較的コンパクトで使い勝手のよいカメラを狙って手に入れていたが、こういう堅牢さを追求していく価値観も、また美しい。

 ところで、この半年の間に、動いているものだけでも、Pentax MX, LX, Konica IIIA, SIII, Olympus 35RD, Ricoh 500GXを手に入れた。動かないジャンクなら、さらに4〜5台ある有様だ。
 大して写真は撮っていないが、どれも個性的で面白い機械だと思う。しかし、強く思うのは、これらをこれからもずっと使い続けられる保証はないということである。実際、半年前に入手したIIIAのシャッターが早速粘ってきた。台数が増えれば出番も少ないから仕方がないが。それに、SIIIのように露出計が不安なものも幾つかある。もちろん、露出はマニュアルですればいいし、多少の不具合なら手を入れれば動く機械式なわけではある。とはいえ、結構な道楽になってしまいそうで、将来はともかくそこまで時間やお金を十分に割く自信は今のところない。カメラではないが機械の開発に関わったことのある人間でもあるのだが…。

 潰えていく機械を集め、眺めつつ、酒を飲むということでも良いのかなと、自分を納得させている。その一方で、新しいデジカメを物色中だ。

2006年04月05日

ブローニー。ブロニカ。

 ああ。
 Zenza Bronica S2買っちまいました…。
 これがまた理屈ぬきでメカメカしていていいんだな。

 良いのが撮れたら載っけます。

2006年03月07日

モノクロフィルム現像(その4)

 今日はブローニー判のモノクロ現像。リコーフレックスのジャンク品を使って、とにかく写してみたフィルムNeopan 400 Prestoである。

 裏紙を少しずつめくっていくと、フィルムが見えてくる。そうか。巻き始め側は裏紙に接着されていないのか。これをダークバッグに入れて、リールに巻き込んでいった。ネットで調べたところでは、巻き込みは途中で斜めってくるため、意外に難しいらしい。そこで、とりあえずはリールの中心にあるフィルム止めを使わず、押し込んで巻いていった。

 巻き込みは完了したのだが、フィルムが余る。余った部分が巻いた部分に影響を与えると拙いので、はさみで切り取って、タンクに納める。

 後の処理は当然ながら35mmと変わらない。

 今日は前回より寒い。時間を長めにすべきだったか…。


 出来は散々なものだった。
 まず、水が冷たくて時間が足りないのか、全体的に暗め(ネガでは明るめ)だ。これはちょっと考えるべきだな。
 そして、カメラの問題か、フォーカスが甘すぎる。上下のレンズの距離が一致していないんだろう。また、露出がめちゃくちゃだった。

 でも、ブローニーの面積の大きさは面白くなりそうな予感がする。
 ジャンクじゃない安いカメラを買ってみたい気がしてきた。

2006年02月19日

モノクロフィルム現像(その3)

 思っていた印象と違うのが撮れてしまっているが、初心者の愉しみとしてはこんなものだろうな。

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むらが出たりもしている。今度はもっと急いで現像液を入れよう…。

snowdanchi

モノクロフィルム現像(その2)

 いよいよ開始。

 まずは、LPLの両溝リールにフィルムを巻く。撮りためたものが数本あるが、駒数の少ないNeopan 400 PRESTO(135-24)2本にします。手袋を買い忘れたので、石鹸でよく手を洗い、よく乾かしてから作業開始。
 暗箱の中での作業は、1本目は比較的すんなり巻けた。2本目はフィルムピッカーが使えなかったもの。栓抜きを使って中身を取り出してから巻き始めるが、途中でフィルムが折れているのに気付く。原因は不明だが、これがピッカーの使えなかった理由かもしれない。
 いずれにしてもどうにか巻き込んでタンクに納めた。

 今日の水温は18℃くらい。これなら、温度管理しなくても大丈夫か。1回目だから、あまり厳密に制御せず、現像自体を愉しみたいと思う。

 フジドールEの1:1希釈液を使って、10分くらいの現像処理。酢酸で停止後、1回水でゆすいで、フジフィックスで10分間の定着処理。
 予備水洗、水洗促進剤浸漬、本水洗、水切り剤浸漬と順調に進む。しかし、ステンレスのタンクは蓋が開けにくい。プラハンは必携だな。

 風呂場に渡しておいた物干しにフィルムを吊るす。露出があっているものやあっていないものいろいろだ。やる前にいろいろ考えていたが、うまく行ったんじゃないだろうか。もちろん、初めてで、比較する材料がないが。

ブロー二ー(120)初体験

Ricohflex Model VIのジャンク品にNeopan 400 PRESTOを通してみた。

うっかりして整備中にテイクレンズの後玉に傷をつけてしまったので、大丈夫かなと思いながら。

この遮光紙のついたフィルムは初めて。うまくロードできるか不安ながらも、テープで貼るなりしながらなんとか問題なく撮り終える。

一晩寝たら、こいつも現像してみよう。

2006年02月18日

モノクロフィルム現像(その1)

初めてフィルム/印画紙を現像したのは、小学校高学年のころだったか。東京の下町の小さな小学校のクラブ活動。月曜日の6時間目だっただろうか。

現像だけではない。方眼の引かれた厚紙を使って、ピンホールカメラも作った。今思い起こしても、楽しい時間だった。男の子のはまりやすい愉しみの一つだと思うのだが、部員はそれほど多くなかった。

そんなことを思い出しつつ、 缶入りフィルムから巻いた何本かをいよいよ処理する必要に迫られ、意を決して試薬一式を買ってきた。人生2回目の現像にもかかわらず、現像剤だけでも4種類揃える周到さである。

お風呂を沸かしながら、一つずつ試薬を溶かしていく。
普段、仕事で化学実験をするってのに、なんだかわくわくしている。とはいえ、手慣れたもので、加える水の量は多分許容範囲の適当さ加減である。

今晩は、試薬を作るところで止めておこう。
今日の買物はヨドバシで2,500円ほど。このくらいでわくわくできるんだから、わたしも中年とはいえ若いものだ。。。

2006年02月16日

続:Konica auto S2

ダイソー100円フィルムを通してみた。

どうも遅いシャッターが調子悪い。これはどうにかなりそうなのだが、巻き上げもおかしそう。EL(Easy Loading)機構が付いているが、16枚を過ぎたころから、手応えがおかしい。

どうでもいいフイルムなので、開けてみたら、パーフォレーションが砕けてがたがたになっている。

このカメラの巻き上げスプールって、やたらと太い。わたしの思い込みかもしれないが、巻かれたフィルムのせいで16枚を越えたくらいから、スプロケットの歯からフィルムがやや浮き気味になっているように思う。フィルム圧板の調子も悪いのかも知れないが、それで空回りしながらスプロケットを見事に削ってくれるようだ。
これって直るんだろうか。
最近忙しいのでちょっと放っておくことにする。

2006年02月07日

Konica auto S2

Konica auto S2も、絞りが動かないということでオークションで安価で落札してしまった。かんたんに動くんじゃないかと思った。これで、KonicaはIIIA, SIII, auto S2と3台手に入れた。なんとなくシリーズで欲しかった。(とはいえ後の2つはジャンク品だけど。)

かんたんに直せるかと思いきや、動かすのはそれほど単純じゃなかった。前玉までは外せても、それでは絞り羽まで届かない。カニ目レンチを持っていないので、怖くて何でも開けてしまえというわけにもいかない。(これも買うんだろうか…。)

ネットで探しても、初心者には分からない情報が多くて難しい。どうにかこのサイトを見つけて、ばらすことが出来た。
Konica auto S2原因は絞り羽の固着。綿棒にアルコールをつけて、何度も拭い取ったら、どうにか動くようになった。

露出計は問題なし。電池を入れたら動く。ややオーバー気味のような気がするが…。

これで安心して眠れる。フィルムを一本通してみて、雰囲気がSIIIと変わらないなら、誰かにプレゼントしてもいいかも。


ところで、自分はどうも写真を撮るのが面白いというより、カメラをいじくるのが好きみたいだ。

そして、なんだか一気呵成で、なにかに取り掛かると首尾よく片付けようという気持ちのほうが勝ってしまう。確かに愉しんでもいるのだろうが、変に落ち着かない気分にもなる。

これまでに、安いものばかりとはいえ、あっという間に10台近く手に入れた。そろそろ気が済んで欲しいものだ。ほかにしなきゃなんないこともあるというのに。
ぼちぼちモノクロフィルム現像を始める。これで静かに撮影の方に関心が移るだろうかなあ…。

trichrom at 00:51|この記事のURLComments(0)Camera 

2006年01月29日

Konica SIII

コニカミノルタがカメラ事業から撤退するというニュースは、銀塩をいまさら始めた人間には衝撃的だった。そのうえ、ニコンも一部機種を除いて撤退。これはAPS云々いっている場合じゃなさそうだ。
たしかに、フジフイルムは銀塩を続けるというありがたいコメントを出しているから、急に何かが起こることはないのかも知れない。

ともかくも、楽しむだけ楽しむしかなさそうだ。

先日、なんとなくKonica SIIIという古めの距離計つきカメラをYahooオークションで落札した。
程無くして届いたカメラは、外観はともかく機能にほとんど問題がなかったが、セレンの露出計が安定しないようだった。とはいえ、露出計のカバーをときどき手で押し込めば、針が動き出す。フイルムを1本通してみた感じでは、露出もおかしくないし、写っている絵もなかなかのものだ。

今日は、その露出計を安定に動作するようにしたいと思い、軍艦部を開けてみることにした。

すでに、軍艦部を開けて距離計のあたりは掃除しているので、問題ない。巻きあげレバーを固定しているネジは例によってゴム板で回して外し、巻戻しレバーのしたにあるネジを外せば軍艦部は外せる。

セレン露出計はフィルム感度/シャッター速度/絞りと連動していて、その情報はカメラ本体から赤黒2本の電線で伝えられている。まず、その半田を外した。
露出計は3本のネジで本体につながっている。そのうち1本はフィルムカウンターの固定を兼ねている。ななめった感じにしながら、どうにか露出計を基台ごと取り外す。

これは絞りなどの値を抵抗値として伝えている単体の露出計なんだろう。露出計屋のセコニックの銘がある。これで作業が楽になった。

セレンの窓は3つのネジで固定されている。これを外すと、基台と窓部の間に青い色をしたセレンの板と、銅製の板バネが見える。siii_se
メータの値は光量に反応しているが、コードを半田づけした部分を触ると反応が変わる。接触不良かと思ったが、どうもそうではないらしい。コードに断線があるようだ。

早速、そのコードの半田をとり、新しいコードにとりつけなおした。すると安定してメーターが振れている。
本体に組み付け直しても、光を感じなくなることはないようだ。

ただし、シャッター速度などを変えると、驚いたようにメータが反応することがある。どうもダイヤルの摺動部があやしい。

ゴム板でレンズを回転させて外し、見えて来る3つのネジを外すと、シャッターダイヤルに行きあたる。これも、3つのネジで固定されているので、位置を忘れないようにして外してみる。siii_lens

ダイヤルの内側には金属の板が張り付けられていて、そこが曇っている。これが原因なのだろう。今は接点復活剤などは持ち合わせていないので、とりあえずアルコールで表面を拭った。
絞りのダイヤルもやや不調だが、今日はここまでにして、組戻すことにした。

戻した結果は、かなりの改善だった。浮気してジャンクのAuto S2なども買ったが、こいつをしばらく使ってみようと思う。

どうでもいいけどローマ数字のIIIって、全角を使う人が多いけど、Iが三つだってことはあんまり知られていないのか?