2005年05月19日
『まぼろし』(2001年・仏)
『まぼろし』(2001年・仏)
僕は「言葉」というものを深く信頼しています。誤解を恐れずに言えば愛してさえいます。
それでもこの世の中には言葉で表現しきれないものがたくさんあると思っています。
それは言葉の無力さを意味するのではなくむしろ言葉のもつ力と正直さを認めての事です。
この映画は素晴らしい作品だと思います。
もちろん(もちろん!)何が素晴らしいかは言葉では説明できません。
「何が素晴らしいかを言葉で説明しなくてもいい」ということをみんながちゃんと知っていれば
こういう作品はきちんと評価されるだろうと思います(ひどく逆説的ですが)。
劇中にヴァージニア・ウルフの『波』という作品の一節が登場します。
これが実に素晴らしくて心に響きました。
今日のお昼休みに本屋さんへ行ったのですが残念ながら『波』は置いてませんでした。
それでも彼女の短編集が手に入ったのでこれからじっくり読んでみたいと思います。
僕は「言葉」というものを深く信頼しています。誤解を恐れずに言えば愛してさえいます。
それでもこの世の中には言葉で表現しきれないものがたくさんあると思っています。
それは言葉の無力さを意味するのではなくむしろ言葉のもつ力と正直さを認めての事です。
この映画は素晴らしい作品だと思います。
もちろん(もちろん!)何が素晴らしいかは言葉では説明できません。
「何が素晴らしいかを言葉で説明しなくてもいい」ということをみんながちゃんと知っていれば
こういう作品はきちんと評価されるだろうと思います(ひどく逆説的ですが)。
劇中にヴァージニア・ウルフの『波』という作品の一節が登場します。
これが実に素晴らしくて心に響きました。
今日のお昼休みに本屋さんへ行ったのですが残念ながら『波』は置いてませんでした。
それでも彼女の短編集が手に入ったのでこれからじっくり読んでみたいと思います。