2014/08/27 

 今日は、昨日までと打って変わって、ギラギラの夏が戻ってきました☀

なのですが、とうとう我慢できなくて、本屋さんに行ってしまいました!
(悪いことをしているわけではないのだけれども・・・)
 
 出版と同時に購入された方のレポを読んでいて、『そうか~!』と先入観マックスで出かけたのですが、案外、好みは人それぞれだなぁ~。と思いつつ帰りました。

 去年も、本を増やさない!と心に誓っていたのに、増やしてしまい、その上、結局、編まなかった本がたくさん・・・
今年の目標は、買った本の中から少なくとも一つは編む!つもりで心して選びます。

 編みたい秋冬物のイメージはできているのですが、糸とデザインがマッチするかな?と頭の中でぐるぐる。
 まずは、新しい糸に行かないで、在庫の糸で編めそうなものをチョイスしたいと思っています。

 まずは、絶対欲しい!と思ったのが、ヨーロッパの手あみ。

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 カウチン風のジャケットをブリティッシュエロイカで!
この頃、アウトドアの多い娘に、外でおしゃれに着られるに違いない!?

 ちょっとトラッド風なのもいいね~。

 この号は、これを編みます。  

(画像お借りしています。)





 次に欲しいのが、毛糸だま2014秋号。


 風工房さんのフェアアイルのデザインは、今まで持っている本と路線が同じだったので、巻頭特集のみで買うことはないかな?と思ったのですが、ちらりと読んだ内容で、ノックオン。
 デザインやイメージについて、大御所としてではなく、等身大の女性として語られているようで、じっくり読んでみたいと思いました。

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 そして、編んでみたいのはこちら。
AVRIL の糸で、アランのニットジャケット。

 上記のエロイカ系のイギリスの硬めの糸か、はたまたエクストラファインのやわらか~いメリノ系の糸か。
  
 並太っぽいので、編むのは在庫糸で、編みたいと思います。

 またいつか、糸を触れる機会があれば、このデザイン、色で、着分買っちゃうかも!?

 (画像お借りしています。)

 あとは、トレンチコートの上に羽織れるようなざっくり大きめのポンチョ。

ラグランタイプだと、リュック派の人がリュックを背負えないので、高い位置から手を出せるようにうまくできないかなぁ。と考え中。


 こちらも見てきましたよ~!
新商品の『アメリー』というメリノ糸にアクリルが30%ブレンドされた糸がほとんどでした。
6~7号なので、並太なのですが、アクリルでふくらませているので、軽いのだそう。

 並太中心なので、ちょっと厚地かな?とも。
このところ、並太糸で編んだ部屋着が不人気で、暖房をかけた部屋では、暑すぎる。
 それでも外で着るには寒いのだけれど、上にコートを羽織れるほど薄くはなし・・・
で、 昨冬着ているものを見ていても、バルキーなものか、薄いニット(←ユニ○ロです(T_T) がほとんどでした。

 悪くはないのだけれど、うちでは、使えないかな~という感じ。

 そうそう、風工房さんデザインで、ソノモノシリーズの合太でトップダウンで編む、薄地のラグランセーターがありましたよ!
 並太ばかりの中で、Jpn4号のメリヤス地にラグラン部分に模様が入っただけの、シンプルだけれど、凡庸性のある形!

 このデザインなら、今、ニッターさんたちに人気の海外糸(マラブリゴさんや、トッシュさんやら・・・)を、とじはぎなしのトップダウンで輪針を使って編むのにぴったりだなぁ~♡

  英文パターンに苦手意識のある方におすすめ!
早い話、トップダウンでとじはぎを少なく編む場合、このラグランの形がベースです!

 おしゃれやら、着心地追求部分である、ひき返し、W&T、等々をはぎ落としていけば、こうなるので、まずは、海外糸を日本のこちらの編み図で編んでみるのもいいかも。

 初心者むけに作り目から完成まで、丁寧に写真入りの解説もありました。
次の、『おでかけ5』にも丁寧な編み方が出ていたので、まっすぐ編みのウェアから、今年は、増減目のある簡単ウェアを挑戦したいと思われている方、向けに作られているようです。 
 『おうち』と同じコンテンツのようですが、こちらは”アメリー”以外の、既存のハマナカ糸がたくさん使われていました。
 どちらか一冊を買うなら、私ならこちらかな。

 アランとレースの模様を縦ラインにあしらった赤いプルや、総アランなんて、やっぱ、好きだわ~♡
でも、こちらも、並太以上の太目の糸が多かったです。

 このシリーズは、初心者向けに舵を切ってしまったようで、今年は、見送る可能性大でした。
(ハマナカのシリーズは、糸としては買いやすい値段設定。なので、初めてウェアを編もう!という若い世代にターゲットを絞ってしまっているのかもと、思いました。←今までも、そうだったのかもしれない・・・それでも、これまでは、デザイナーさんの個性の出るデザインが多かったように思ったので、編みやすさとデザイン性の両立がせめぎあって面白い感じがあったのですが・・・)

 あっっ!ありましたよ、ありました!
確か、カウチンヤーンをかぎ針で編んでいるのが!
 これは、本当に珍しい!
超バルキーヤーンをかぎ針で編もうなんて!
 面白そう!っと思ったので、こちらは買ってもいいかなと思ったりしました。
(編むのか!?と自問自答すると・・・自信ないかも。)


  大人気のmichiyoさん本!
ですが、今回は見送ります~。

 小物は面白いなぁ。と思ったのですが、ウェアは、編まないな。と。
形が独特で、サイズをきちきちに考えないでいいところは魅力。
 なのですが、昨冬、袖、脇のアバウトなものを編んで、着てみたのですが、前をがっちり止めておかないと、ずれ落ちてしまいます(ーー;)

 私は、いかり肩で、ショルダーかばんに手を添えなくてもOKなくらい服も肩で着てしまうほうなんですが、マーガレットの形や、肩と袖のラインがアバウトなものは、悲しいほどうまく着こなせませんでした(T_T)

 糸も良いものを使っているので、ぜひとも今年も袖を通したい!とは思うのですが、体に合ったニットを編めないわけではないので、今年は、ざっくりしたものでも、体に程よく沿って、ストレスなく着られるものをと思っています。
 やっぱりワークショップですもんね。
単発で、出かける大勢の生徒さん皆さんに着られるものを!と考えられているところがすばらしい!

 
 そして、これは超辛口で・・・

 ご自身もバレエを習われている遠藤ひろみさん!
一つ一つのウェアは、あぁ、確かにこういうの、単色の大人のレオタードに使うといいなぁ~。

(何を隠そう、子供の頃バレリーナにあこがれて、大人のバレエ教室にこっそり通ったことのある私でございます。あの頃もかなり怪しかったけれど、今は、レオタードなんて、考えただけでも・・・)

 なので、超辛口に言わせてもらいますが、これは、編集さんが悪い!

 『バレリーナにあこがれて』るんですよ!
この辺、わかっておられますか?

 リラックスウェアと、解説にあるのでますます謎?なのですが、バレエって、究極の舞台芸術。
言わば、人間の肉体の美の殿堂であるわけですよ。

 なので、普通は、リラックスとは対極にあるわけで、当然、この題名からは、きりっとしたきれいどころが、練習着であっても、少しでも美しくきれいに・・・を目指すと想像するわけですよ。

 おばさんもしかり。
なのだから、当然、若いモデルさんにもそれなりの美しさ、きれいさを求めたい。

 何も、ロシアの超絶美人なバレリーナをつれて来い!なんて、言ってるわけではないのですよ。
あこがれ、とは程遠い、半分死んだような目・・・

 最近のモデルさんの流行は無表情なんでしょうか?
(前も、こんなことで欲しい本を買わなかったような・・・)

 そして、背景も、色々な要素がごちゃごちゃしすぎで、ウェアが引き立つどころか、ポイントがぼやけまくり。

 究極を言えば、鏡以外何もない、シンプルな練習場に、単色のレオタードを着て、髪をきりっとあげたりりしい表情のモデルさんが、この小物を身にまとって、一人でバーレッスンしている。
もしくは、自分の番を待っている。
 それで、もう充分、絵になるんじゃないでしょうか???

 編み物の本って、イメージ先行の部分が大きいので、実際にバレエで使わなくても、そんな感じ。をイメージするだけで、テンションあがるのになぁ。と残念に思いました。

 作品の一つ一つはいいなぁ。と思うのに、本の作りで、手に取るけれど、購入に至らない・・・
ずいぶん、残念なこと、と思いました。
(うるさ型のおあばさんの個人的な意見です。
きつく言い過ぎて、ごめんなさいね。)

あやまるのは、とても苦手です。
でも、こんな風に感じる人間もいるというのを、わかって欲しくて・・・
(と、個人のブログで叫んでも、読んでもらえないよね。)

 辛口で終わると、気持ちが萎えるので、(なら、書かねばよいのだがーーー(-_-;)
もひとつ、編み図はないけれど、買いたい本を。

 アンマリーさんのニットは、細かい針で地道に編むものが多くて、眺めるだけ・・・だったのですが、今回のは、切り口が違って面白そうでした。

 そして、編みたいニットは、アンマリーさんの着ていらっしゃる、総スター柄の編みこみニット!
このタイプ、何年か前の毛糸だまの特集でも何度か取り上げられたことがあるのですが、編みこみ自体、編み上げる自信がなくて、見ているだけ。
 フェアアイルを習いに行って、少し自信を持ったので、ちょっと昔の号を引っ張りだしてこようかな。と。

 シンプルな2色で、それもツートーンカラー。
あぁ、おしゃれ♡
自分に編みたい。

 編み図はないけれど、雰囲気が好きです。
これも、持っていたい。